JPH03157261A - 鉄道車両の車体 - Google Patents

鉄道車両の車体

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JPH03157261A
JPH03157261A JP2208094A JP20809490A JPH03157261A JP H03157261 A JPH03157261 A JP H03157261A JP 2208094 A JP2208094 A JP 2208094A JP 20809490 A JP20809490 A JP 20809490A JP H03157261 A JPH03157261 A JP H03157261A
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JP
Japan
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vehicle body
joined
outer panels
panels
railway vehicle
Prior art date
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Application number
JP2208094A
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English (en)
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Keiji Omura
大村 慶次
Sumio Okuno
澄生 奥野
Michifumi Takechi
通文 武市
Kentaro Masai
正井 健太郎
Seiichi Okamoto
岡本 誠一
Masatake Nakamura
中村 正武
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
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    • B61D17/04Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄道車両の車体に係り、特に外表面を塗装す
るものに好適な鉄道車両の車体に関するものである。
〔従来の技術〕
外板として高耐候性鋼板を用いた従来の鉄道車両の車体
は、例えば「車両技術 173号」1986年2月発行
 第20頁に記載された構造となっている。前記外板と
しては、側外板、妻外板および屋根外板があり、これら
の表面は塗装されている。これらの外板は、例えば「旅
客車工学概論」1986年7月発行 (株)レールウェ
イ・システム・リサーチ 第150頁ないし第152頁
に記載されているように、骨組に接合されている。
なお、前記骨組は複数の骨部材を組合せて接合すること
により構成されている。前記各外板は、板を必要な形状
に切断したものをそれぞれの端部を突き合わせて連続溶
接により接合して構成される。
該各外板は、スポット溶接によって前記骨組に接合され
る。
一般的に、鉄道車両の車体でば複数の外板のうち側構を
構成する側外板が該車体に作用する垂直荷重を支えるた
めの重要な強度部材である。したがって、特に側外板は
複数の板を溶接によって接合する場合に各板を連続溶接
によって接合していた。
ところで、前記各外板は複数の板を連続溶接で接合して
構成しているため、前記溶接入熱によって該外板表面に
歪が生じやすい、各外板に生じた歪は、該外板を骨組に
接合した後除去している。
前記歪の除去は外板を部分的に加熱し、その後水をかけ
て冷却することにより行なわれる。このようにして歪を
除去した各外板の表面に、パテを付けて小さな歪を隠す
。その後、前記各外板の表面に塗装を行なうことにより
、車体が完成する。
一方、外板としてステンレス鋼を用いた車体は、例えば
実公昭63−8535号に記載された構造となっている
。前記車体は、複数の骨部材を組合せて接合した骨組に
、ステンレス鋼によって構成された複数の外板をスポッ
ト溶接によって接合することにより構成されている。一
般的に、ステンレス鋼製外板はその表面に塗装をする場
合には、該表面に特殊な処理をする必要がある。したが
って、ステンレス鋼製外板によって構成される車体は、
その表面を塗装しないものがほとんどである。
[@明が解決しようとする課題] 外板を高耐候性鋼板によって構成した前記鉄道車両の車
体では、該外板の表面を塗装する必要がある。また、車
体表面の見栄えを向上させるためには、前記外板の歪を
除去しなければならない。
前述のように外板の歪を除去する場合には、該外板自体
を狭い範囲について加熱し急冷する必要がある。したが
って、前記外板の歪除去作業は多大な労力と時間を必要
としていた。また、前記外板表面にパテを付ける作業に
ついても、多大な労力と時間を必要としていた。
一方、前記ステンレス鋼製外板を用いた車体であっても
、外板の表面には歪が発生する。そこで、ステンレス鋼
製外板によって構成される車体では、外板自体が波形断
面のものを用いている。前記波形の外板にあっては、該
外板の端部における骨組への接合構造が複雑であった。
このため波形断面を有したステンレス製外板によって構
成された車体の製作には多大な労力と時間が必要であっ
た。
本発明の第1の目的は、ステンレス鋼を除く鉄系材料製
の外板によって製作され、かつ、前記外板の表面を塗装
する鉄道車両の車体において、車体の製作に必要な労力
および時間が従来の車体に比べて少なくてすむ鉄道車両
の車体を提供することにある。
また1本発明の第2の目的は、車体の外表面を見掛は上
平面に構成して見栄えの向上を図ることができる鉄道車
両の車体を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、外板の表面に設けられ
る塗膜の割れなどの不具合を防止できる鉄道車両の車体
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記第1の目的は、少なくとも前記車体の側構を構成す
る複数の外板をステンレス鋼を除く鉄系材料によって構
成し、前記複数の外板を互いに隣接して配置するととも
にその全周をスポット溶接によって前記車体の側構を構
成する骨部材の外表面に接合し、前記各外板の表面に塗
膜を形成することにより、達成される。
次に、前記第2の目的は、隣接して配置される外板をそ
れぞれの各端部を突き合わせて骨部材に接合する、或い
は、隣接して配置される一方の外板の端部に段差部を設
は該段差部に他の外板の端部を重ねあわせて接合するこ
とにより、達成される。
さらに、上記第3の目的は、隣接配置される外板の間に
形成される凹部にパテを充填し表面を塗装する、或いは
、隣接配置される外板の重ね合わされる端部の表面を被
覆材によって覆うことにより、達成される。
〔作  用〕
前記複数の外板は互いに隣接して配置されるとともにそ
の全周をスポット溶接によって前記車体の側構を構成す
る骨部材の外表面に接合されるため、外板を突合せ溶接
によって接合する従来の車体に比べて外板表面の溶接入
熱による歪を低減できる。したがって、歪除去作業を軽
減することにより車体の製作に必要な労力および時間を
低減できる。
隣接して配置される外板をそれぞれの各端部を突き合わ
せて骨部材に接合することによって各外板の表面は面一
となるため、車体表面の見栄えを向上させることができ
る。また、隣接して配置される一方の外板の端部に段差
部を設は該段差部に他の外板の端部を重ねあわせて接合
することによって各外板の表面は面一となるため、車体
表面の見栄えを向上させることができる。
隣接配置される外板の間に形成される凹部にパテを充填
し表面を塗装することによって被塗装面を平滑化するこ
とができるため、塗膜の割れ等の不具合を防止すること
ができる。また、隣接配置される外板の重ね合わされる
端illの表面を被覆材によって覆うことによって外板
からのtiへの影響を防止できる。或いは、車体表面に
割れが現われることを防止できる。
〔実施例] 本発明の第1実施例を第1図ないし4図によって説明す
る。同図において、車体Iは二つの側構2、二つの妻構
3.屋根構4および台枠(図示省略)によって構成され
ている。前記各側構2.妻構3および屋根構4は複数の
骨部材を組合せて接合した骨組に外板を接合して構成さ
れている。前記側構2.妻構3および屋根構4の構造を
、側構2を代表例として詳細に説明する。側構2を構成
する骨組は主に車体の長手方向に伸ばして配置される共
相112軒桁12.腰帯13.長上台14と車体の垂直
方向に伸ばして配置される複数の側柱15から構成され
ている。また、各骨部材はガセット(図示省略)により
接合される。前記共相11、軒桁12および長土台14
は車体1の長手方向に該車体1の全長に渡って引き通し
て配置されている。また、前記腰帯13は車体1に設置
されている複数の測量入口16の間に引き通して配置さ
れている。これらの骨部材は車体の外表面に近い部分に
外板接合面を有している。前記軒桁12および腰帯13
は断面形状がハツト型をなしている。前記共相11およ
び長上台14は断面がZ型をなしている。腰板20は前
記腰帯13と長上台14との間に設置されている。腰板
2oの下端部は前記長上台14の外板接合面に接合され
ている。腰板20の上端部は前記腰帯13の外板接合面
に接合されている。腰板20の車体長手方向の端部およ
び中間部分は側柱15に接合されている。
吹寄せ21は前記腰帯13と軒桁12との間に設置され
ている。吹寄せ21の下端部は前記腰帯13に接合され
ている。吹寄せ21の上端部は前記軒桁12に接合され
ている。吹寄せ21の車体長方向の端部および中間部は
側柱15に接合されている。また、前記吹寄せ21には
窓を形成するための窓開口部22が形成されている。前
記腰板20および吹寄せ21の車体長手方向の長さは複
数の測用入口16の間隔あるいは測用入口16から車端
部までの距離にほぼ一致している。腰板20゜吹寄せ2
1.幕板24等の外板は例えば高耐候性圧延鋼材によっ
て構成されている。なお、前記外板の材質としては、ス
テンレス鋼を除く鉄系材料を用いる。共析112軒桁1
2.腰帯13.長土台14等の骨部材は例えば高耐候性
圧延鋼材によって構成されている。なお、前記骨部材の
材質としては、ステンレス鋼を除く鉄系材料を用いる。
ところで、以下の説明においてはステンレス鋼を除く鉄
系材料を単に鉄系材料という。
前記腰板20および吹寄せ21の腰帯13への接合部分
の構造を第4図により詳細に説明する。
前記腰帯13はその上端$13aおよび下端?1s13
bにそれぞれフランジ9513c、13dが形成されて
いる。該フランジ部13c、L3dにつづいて、外板で
あるところの腰板20および吹寄せ21が接合される外
板接合面13e、13fが形成されている。前記フラン
ジfilN3c、L3dは前記外板接合面13e、13
fに対して直角に配置されている。前記外板接合面13
eには吹寄せ21の窓開口部22の縁に相当する部分が
接合される。また、外板接合面13fには腰板20の上
端部20aおよび吹寄せ21の下端部21aが接合され
ている。
ところで、前記腰板20および吹寄せ21はその全体が
平坦に構成されている。腰板20はその上端部20aを
腰帯13にスポット溶接によって接合される。また、腰
板20の下端部は長上台14にスポット溶接によって接
合され、かつ、腰板20の車体長手方向両端部はそれぞ
れ側柱15にスポット溶接によって接合されている。す
なわち、前記腰板20はその全周をスポット溶接によっ
て骨組に接合されている。吹寄せ21はその下端部21
af!−腰帯13にスポット溶接によって接合されてい
る。また、吹寄せ21の上端部21bは軒桁12にスポ
ット溶接によって接合され、がっ、吹寄せ21の車体長
手方向両端部はそれぞれ側柱15にスポット溶接によっ
て接合されている。すなわち、前記吹寄せ21はその全
周をスポット溶接によって骨組に接合されている。なお
、吹寄せ21の窓開口部22を取り囲む部分については
それぞれ腰帯139軒桁12および側柱15にスポット
溶接によって接合される。したがって、前記腰板2oお
よび吹寄せ21はその全周を骨組に直接接合しているた
め、車体1全体に作用する垂直方向の荷重を腰板20お
よび吹寄せ21の面内の荷重(剪断荷重1曲げ荷重)と
して支えることができる。なお、第4図中の符号19は
スポット溶接部を示している。
前記腰板20の上端部20aおよび吹寄せ21の下端部
21aは互いの間に隙間を設けて腰帯13に接合されて
いる。前記隙間の幅はパテ23が容易に充填できる寸法
となっている。前記隙間にはパテ23が充填される。前
記パテ23の外表面は前記腰板20および吹寄せ21の
外表面に連続した平面をなしている。前記腰板20.吹
寄せ21およびパテ23の表面には塗装することにより
塗膜25が形成される。
なお、前記パテ23の材質としては、ポリエステル系樹
脂が一般的に多く用いられている。また、前記塗膜25
を形成する塗料の材質としては、フタル酸系樹脂あるい
はアクリル系樹脂が一般的に多く用いられている。
ところで、幕板24はその下端部が軒桁12の外板接合
面に接合されている。幕板24はその上端部が共析11
の外板接合面に接合されている。
また、幕板24はその車体の長手方向端部がすみ柱(図
示省略)の外板接合面に接合されている。
幕板24の車体長手方向中間部分は複数の側柱15に接
合されていa。前記幕板24の軒桁12゜共析11.す
み柱および側柱15への接合は全てスポット溶接によっ
て行なわれる。
前記側構2は以下のようにして製作される。まず、共析
111軒桁12.腰帯13.長上台14゜側柱15およ
びすみ柱をそれぞれを組合せて接合して骨組が製作され
る。なお、前記各骨部材の接合はガセットを介して行わ
れる。前記骨組の外表面に腰板20.吹寄せ21および
幕板24を接合する。
一方、妻構3および屋根構4も、前記側構2と同様に骨
組を製作した後、外板を接合することによって製作され
る。また、台枠は骨組を製作した後、上面にキーストン
プレートを接合して製作される。
このようにして製作された二つの側構2.二つの妻構3
.屋根構4および台枠を組み合わせて接合することによ
り車体lは製作される。次に、前記車体1の外表面の仕
上げ作業を行う。まず、前記隣接した外板例えば腰板2
0と吹寄せ21との隙間にパテ23を付ける。該パテ2
3はその表面が腰板20および吹寄せ21の表面に連続
した面を形成することができる厚さとなっている。また
、隣接した吹寄せ21と幕板24との間にも隙間が設け
られており、この隙間にもパテが設置される。
さらに、必要に応じて前記腰板20.吹寄せ21および
幕板24の外表面に生じている歪をパテを付けることに
よって隠す。なお、前記腰板20゜吹寄せ21および幕
板24の外表面の歪は外板を連続溶接で互いに接合して
構成される従来の車体に比べて非常に小さい。したがっ
て、前記腰板20、吹寄せ21および幕板24の外表面
に生じている歪を隠すために用いられるパテの量は従来
の車体に比べて少ない。このようにして車体1の表面仕
上げが完了した時点で、該車体1の表面を塗装する。
前記車体1は腰板20.吹寄せ21および幕板24等の
外板をそれぞれ骨組にスポット溶接によって接合する構
造となっている。このため、溶接入熱により前記各外板
に発生する歪を従来の車体に比べて少なくすることがで
きる。したがって、前記車体1の構造によれば、外板の
加熱、冷却による歪除去作業を行わなくてよいため、車
体の製作に必要な労力および時間を従来の車体に比べて
低減することができる。もし、前記車体1の製作時にお
いて、該車体1に対して前記歪除去作業を行なったとし
ても、その作業量は従来の車体に比べて少ない。このよ
うに、前記車体1の構造によれば、その製作に必要な労
力および時間を低減できるため、該車体1を安価に製作
できる。腰板20、吹寄せ21および幕板24等の隣接
した各外板の間に形成される隙間はパテ23を容易に充
填できる幅となっている。したがって、前記隙間へのパ
テ23の充填作業が容易である。また、前記隙間へパテ
23を十分に充填することができるため、塗膜25の割
れなどの不具合が発生することがない、前記車体1は腰
板20.吹寄せ21および幕板24等の外板の表面が平
滑であるため、外表面に塵埃が付着しにくい、したがっ
て、車体lの表面特に側構2および妻構3の表面の汚損
を防止できる。前記各外板および骨組は高耐候性圧延鋼
材によって構成されているため、車体1の材料費をステ
ンレス製車体に比べて安くすることができる。
前記腰板20.吹寄せ21および幕板24等の隣接した
外板の間には隙間が設けられている。各外板の間に隙間
が設けられていることにより、各外板の製作精度が悪く
ても該各外板の設置位置を調整することができる。した
がって、各外板の骨組への接合作業が容易に行える。
ところで、前記腰板20.吹寄せ21および幕板24等
の外板は全てその周囲を骨組に直接接合されているため
、車体1の垂直荷重を支える強度部、材となる。したが
って、前記各外板によって車体lの強度向上が図れる。
このことにより1.共相11、軒桁12.腰帯13.長
土台14および側柱15等の骨部材の厚さを薄くするこ
とができる。
すなわち、車体1の軽量化を図るために有効である。
第1実施例の説明では、腰板および吹き寄せの腰帯への
接合部分の構造を例にして説明した。前記隣接した外板
と骨組との接合部分の構造は吹寄せと幕板、幕板と屋根
外板、隣接した屋根外板および隣接した妻外板の各接合
部分にも適用できる。
本発明の第2実施例を第5図により詳細に説明する。第
5図において前記第1実施例と同一符号は同一部材を示
すものである。第5図に示した構造は隣接した外板の接
合部を示しており、前記第4図と同様に腰板と吹寄せの
腰帯への接合部の例である。腰板30の上端部30aに
は車体の内側方向へ突出するように背切って段差部が形
成されている。吹寄せ31の下端部31aには車体の内
側方向へ突出するように背切って段差部が形成されてい
る。前記腰板30の上端部30aおよび吹寄せ31の下
端部31aが接合される腰帯32の外板接合面には車体
の室内側へ凹んだ凹部32aが形成されている。前記凹
部32 aは腰帯32の車体長手方向に連続して形成さ
れている。凹部32aの幅は前記上端部30aおよび下
端部31aの段差部分の幅に一致している。また、前記
凹部32aの幅方向の断面形状は前記上端部30aおよ
び下端$31aの段差部分の断面形状に一致している。
前記上端部30aおよび下端部31aの端面ば隙間がな
いように突合わされている。しかし、腰板30と吹寄せ
31との端面の突合せを容易にするために前記隙間を広
げてもよい。前記腰板30および吹寄せ31は上端部3
0aおよび下端部J l aの段差部を腰帯32の凹部
32aに重ね合わせた状態で腰帯32に接合される。前
記上端部30aおよび下端部31aの段差部によって形
成される凹みには被覆材33が設置される。前記被覆材
33の外表面は腰板30および吹寄せ31の外表面に連
続した平面を形成する。前記腰板30、吹寄せ31およ
び被覆材33の外表面には塗装することにより塗gX2
5が形成される。第5図中の符号19は外板と骨部材の
スポット溶接による接合部を示している。
ところで、前記腰帯32は他の骨部材と組合せて接合す
ることにより骨組を構成する。また、前記骨組を構成す
る他の骨部材のうち隣接する外板部材が接合される外板
接合面を有した骨部材例えば軒桁或いは側柱等について
も前記腰帯32と同様に凹部が形成されている。前記凹
部が形成された骨部材に接合される外板についてはその
端部に段差部が形成されている。
前記第2実施例の構成によれば、前記第1の実施例の同
様な効果が達成できる。また、第2実施例によれば腰板
30および吹寄せ31の突合せ部分の外表面を被覆材3
3によって被覆するため、前記突合せ部分の凹凸が塗膜
25の外表面に現われることがない。したがって、前記
腰板30および吹寄せ31の突合せ部分すなわち隣接し
た外板の接合部分の外表面を平滑にできる。第2実施例
によれば腰板3oおよび吹寄せ31等の段差部が設けら
れている各外板はその面外曲げ剛性が全体が平坦な外板
よりも高い。すなオつち、腰板3oおよび吹寄せ31は
それぞれの段差部が腰帯32の凹81132 aに重ね
合わせて接合されているためである。このように腰板3
oおよび吹寄せ31に段差部を形成し、かつ、腰帯32
に凹部32aを形成することにより、車体の垂直荷重に
対する強度を向上させることができる。
本発明の第3実施例を第6図によって説明する。
第6図において前記第2実施例と同一符号は同一部材を
示すものである。第6図は腰板、吹寄せおよび腰帯の接
合部分の断面を拡大して示している。
第3実施例は前記第2実施例とほぼ同様な構造である。
しかし、第3実施例は腰帯32に接合した腰板30およ
び吹寄せ31の表面に塗膜25aを直接形成している点
で第2実施例とは異なる。腰板3oおよび吹寄せ31の
段差部分に対応した塗1125aの外表面には凹みがで
きる。この凹みには被覆材33aが設置される。前記被
覆材33aの外表面は腰板3oおよび吹寄せ31の段差
部分以外に形成される塗膜25aの外表面に連続した平
面となっている。第6図中の符号19は腰板30および
吹寄せ31と腰帯32とのスポット溶接による接合部を
示している。
第3実施例の構造によれば、前記第2実施例と同様な効
果が達成できる。また、第3実施例の構造によれば、塗
膜25aの外表面を被覆材33aによって覆っている。
したがって、腰板30と吹寄せ31との突合せ部分の影
響によって塗膜25、aが割れても、車体の外表面にひ
び割れが生じることはない。また、前記被覆材;33a
と塗膜25aの色を変えることにより、該被覆材33a
を車体の側表面に形成される装飾用の線とすることがで
きる。この場合前記被覆材33a?:、塗膜との接触面
に粘着剤を塗布した合成樹脂製のテープによって構成す
れば、車体への設置作業が容易である。
本発明の第4実施例を第7図によって説明する。
第7図において前記第1実施例と同一符号は同一部材を
示すものである。第4実施例の構造は腰板20の上端部
20aと吹寄せ21の下端部21aを隙間なく突合わせ
た構造となっている。前記腰板20および吹寄せ21は
腰帯13にスポット溶接によって接合されている。符号
19は腰板20および吹寄せ21と腰帯13とのスポッ
ト溶接による接合部を示している。前記上端部20aお
よび下端部21aの外表面には被覆材33bが設置され
ている。該被覆材33b、腰板20および吹寄せ21の
外表面には塗膜が形成されている。
第4実施例の構成によれば、腰板20と吹寄せ21との
突合せ部分の外表面を被覆材33bによって覆うことに
より、塗膜25の表面にひび割れが生じることがない。
前記被覆材33bを塗膜との接触面に粘着剤を塗布した
合成樹脂製のテープによって構成すれば腰板20および
吹寄せ21の表面への該被覆材33bの設置が容易とな
る。したがって、腰板と吹寄せとの隙間にパテを充填す
る前記第1実施例よりも第4実施例は作業が容易である
。なお、前記被覆材33bの外表面は腰板2oおよび吹
寄せ21の外表面より突出している。
しかし、被覆材33b、腰板20および吹寄せ21の各
外表面を塗膜25で覆うため、車体の外表面の見栄えを
低下させることはない。
ところで、前記第4実施例においては被覆材33bの外
表面を塗膜25によって覆っている。しかし、腰板の上
端部および吹寄せの下端部の外表面に塗膜を形成した後
に被覆材を設置してもよい。
このような構造の場合には、前記第3実施例と同様な効
果を達成することができる。
本発明の第5実施例を第8図によって説明する。
第8図において前記第1実施例と同一符号は同一部材を
示すものである。第5実施例の構造は腰板40の上端部
40aと吹寄せ41の下端部41aを重ね合せて接合し
た構造となっている。前記腰板40の上端部40aには
車体の内側方向へ突出するように背切って段差部が形成
されている。前記腰板40における段差部の外表面と該
段差部以外の外表面とのずれ寸法は前記吹寄せ41の厚
さ寸法と一致している。前記腰板40と吹寄せ41とは
上端部40aの段差部に下端部41aを重ね合せて接合
する。したがって、前記腰板40の外表面と吹寄せ41
の外表面とは段差のない平坦な位置関係にある。なお、
腰板40と吹寄せ41を接合した場合、吹寄せ41の下
端面に凹みが発生する。この凹みにはパテ23が充填さ
れる。前記腰板40と吹寄せ41との重ね合せ分部に対
応する腰板35の外板接合面には凹部35aが形成され
ている。該凹部35aの深さは外板すなわち吹寄せ41
の厚さに一致した寸法となっている。また、凹部35a
の幅は腰板40の段差部が嵌合可能な寸法となっている
。したがって、腰板40および吹寄せ41を腰帯35に
接合した状態で、腰板4oおよび吹寄せ41の外表面は
平坦な面となる。前記腰板40および吹寄せ41の外表
面には塗膜25が形成される。該塗膜25の表面は連続
した平面となる。前記腰板40と吹寄せ41.腰板40
と腰帯35.吹寄せ41と腰帯35はそれぞれスポット
溶接によって接合され、符号19は前記スポット溶接に
よる接合部を示している。
第5実施例の構成によれば、前記第1実施例と同様な効
果が達成できる。また、第5実施例の構成によれば、腰
板40と吹寄せ41とが直接接合されている。したがっ
て、腰板40と吹寄せ41との間で面内の荷重を円滑に
伝達できるため、これらの接合部分の強度および剛性を
向上させることができる。腰板40の上端部40a、吹
寄せ41の下端部41aおよび腰帯35の外板接合面は
、それらを全て重ね合せた状態でスポット溶接により接
合される。したがって、第2実施例よりもスポット溶接
による接合1)1119を少なくすることができる。こ
のことは車体の製作に必要な労力および時間を低減する
上で有効である。
ところで、第5実施例の説明では、腰板および吹き寄せ
の腰帯への接合部分の構造を例にして説明した。前記隣
接した外板と骨組との接合部分の構造は吹寄せと幕板、
幕板と屋根外板、隣接した屋根外板および隣接した妻外
板の各接合部分にも適用できる。
本発明の第6実施例を第9図によって説明する。
第9図において前記第5実施例と同一符号は同一部材を
示すものである。第6実施例は前記第5実施例と腰板お
よび吹寄せの構造は同一である。第6実施例の腰帯36
は第5実施例の腰帯35と構造が異なっている。腰帯3
6は前記各実施例の腰板と同様二つの外板接合面36a
、36bを有している。前記外板接合面36aには腰板
40の上端部40aと吹寄せ41の下端部41aとを重
ね合せて接合される。前記外板接合面36bには吹寄せ
41が接合される。前記外板接合面36aは外板接合面
36bよりも車体の内側へずれた位置に形成されている
。前記外板接合面36aと外板接合面36bとのずれは
前記腰板4oの厚さに一致した・士法となっている。前
記腰帯36は通常平坦な板を折り曲げることによって製
作される。市況外板接合面36aと外板接合面36bと
のずれは腰板36を製作する際に折り曲げ位置をずらす
だけで簡単に構成することができる。前記腰板40と吹
寄せ41.腰板40と腰帯35.吹寄せ41と腰帯35
はそれぞれスポット溶接によって接合され、符号19は
前記スポット溶接による接合部を示している。
第6実施例によれば、前記第5実施例と同様な効果が達
成できる。また、第6実施例の構成によれば、第5実施
例に比べて腰帯36の外板接合面に凹部を形成する必要
がないため、腰帯36の製作が容易となる。さらに、腰
帯36の外板接合面に凹部がないため、該腰帯36と腰
板40および吹寄せ41との位置合せが容易となる。こ
のことにより、車体の製作に必要な労力および時間を第
5実施例よりも低減できる。また、第6実施例の構造に
よれば、スポット溶接による接合部19を第5実施例よ
りも少なくできる。
ところで、第6実施例の説明では、腰板および吹き寄せ
の腰帯への接合部分の構造を例にして説明した。前記隣
接した外板と骨組との接合部分の構造は吹寄せと幕板、
幕板と屋根外板、隣接した屋根外板および隣接した妻外
板の各接合部分にも適用できる。
本発明の第7実施例を第10図によって説明する。第1
0図において前記第1実施例と同一符号は同一部材を示
すものである。第7実施例の吹寄せ51はその下端部5
1aに車体の外側方向へ突出するように背切って段差部
を形成している。腰板50の上端部50aに前記下端部
51aの段差部を重ね合せて腰板50と吹寄せ51は接
合される。前記上端部50aと下端部51aとの重ね合
せ部は腰帯37の外板接合面に接合されている。
すなわち、前記腰帯37.腰板50および吹寄せ51は
互いに重なり合った部分でスポット溶接によって接合さ
れている。前記腰帯37.腰板5゜および吹寄せ51の
接合部分の外表面すなわち吹寄せ51の段差分部の外表
面は被覆材33cによって覆われている。該被覆材33
cはその表面がなだらかな面をなすように設置される。
前記被覆材33c、腰板50および吹寄せ51の各外表
面には塗膜25が設置されている。前記腰板50と吹寄
せ51.腰板50と腰帯37.吹寄せ51と腰帯37は
それぞれスポット溶接によって接合され、符号19は前
記スポット溶接による接合部を示している。
第7実施例の構造によれば、腰板50と吹寄せ51とが
直接接合されている。したがって、腰板50と吹寄せ5
1との間で面内の荷重を円滑に伝達できるため、これら
の接合部分の強度および剛性を向上させることができる
。腰板50の上端部50a、吹寄せ51の下端部51a
および腰帯37の外板接合面は、それらを全て重ね合せ
た状態でスポット溶接により接合される。したがって、
第1実施例よりもスポット溶接による接合部19を少な
くすることができる。このことは車体の製作に必要な労
力および時間を低減する上で有効である。ところで、第
7実施例の構造によれば、車体外表面の吹寄せ51の段
差部に相肖する位置が車体の外側へ突出する。しかし、
被覆材33c。
腰板50および吹寄せ51の各外表面を塗膜25で覆う
ため、Jj!一体の外表面の見栄えを低下させることは
ない。
ところで、第7実施例の説明では、腰板および吹き寄せ
の腰帯への接合部分の構造を例にして説明した。前記隣
接した外板と骨組との接合部分の構造は吹寄せと幕板2
.IB板と屋根外板、隣接した屋根外板および隣接した
妻外板の各接合部分にも適用できる。
本発明の第8実施例を第11図によって説明する。第1
1図において前記第7実施例と同一符号は同一部材を示
すものである。第8実施例は、腰板50および吹寄せ5
1の腰帯37への取付は構造が前記第7実施例と同様で
ある。すなわち、腰板50の上端部50aは吹寄せ51
の下端部51aの段差部に重ね合せて接合されている。
また、前記上端部50aと下端部51aとの接合部は腰
帯37の外板接合面37aに接合されている。このよう
に、腰板50の上端部50a、吹寄せ51の下端部51
aおよび腰帯37はスポット溶接によって接合されてお
り、その接合部は符号19によって示されている。前記
腰板50および吹寄せ51の外表面には直接塗膜25が
形成されている。
前記塗膜25の外表面であって前記吹寄せ51の下端部
51aに形成された段差部に対応した部分は被覆材33
dによって覆われている。該被覆材33dの幅は前記吹
寄せ51の段差部を完全に覆うことができる幅となって
いる。また、被覆材33dの厚さは吹寄せ51の段差部
を完全に覆い。
かつ、該被覆材33dの外表面から前記段差部が確認で
きないような厚さとなっている。
第8実施例の構造によれば、前記第7実施例とほば同様
な効果が達成できる。また、前記被覆材33dの色を塗
膜25の色と変えることにより、該被覆材33dを車体
の側表面に形成される装飾用の線とすることができる。
被覆材33dの色が塗膜25と異なることにより、吹寄
せ51の段差部が車体の外表面において目立たなくなる
。このことは車体表面の見栄えを向上させる上で有効で
ある。ところで、前記被覆材33dを塗膜との接触面に
粘着剤を塗布した合成樹脂製のテープによって構成すれ
ば、車体への設置作業が容易である。
ところで、第8実施例の説明では、腰板および吹き寄せ
の腰帯への接合部分の構造を例にして説明した。前記隣
接した外板と骨組との接合部分の構造は吹寄せと幕板、
幕板と屋根外板、隣接した屋根外板および隣接した妻外
板の各接合部分にも適用できる。
本発明の第9実施例を第12図によるで説明する。第1
2図において前記第5実施例と同一符号は同一部材を示
すものである。第9実施例の構造において腰板40と吹
寄せ41およびこれらの接合構造は前記第5実施例と同
一である。前記腰板40および吹寄せ41は外板接合面
の位置が異なる腰帯38および腰帯39に接合されてい
る。前記腰帯38および腰帯39の断面形状はZ型とな
っでいる。また、腰板40と吹寄せ41とは腰板40の
上端部40aに形成された段差部に吹寄せ41の下端4
1aを重ね合せることによって接合されている。前記腰
帯38の外板接合面38aと腰帯39の外板接合面39
aとではその位置がずれている。すなわち、外板接合面
38aが外板接合面39aよりも車体の内側の位置に設
置されており、これらのずれ寸法は腰板40の厚さに一
致している。腰帯38の外板接合面38aには前記上端
部40aの車体内側の面が接合される6ps帯39の外
板接合面39aには吹寄せ41の下端部41a以外の部
分が接合される。前記腰帯38と腰帯39.腰帯38と
腰板40.@44!739と吹寄せ41の各接合部分は
全てスポット溶接によって接合され、符号19によって
示されている。なお、前記吹寄せ41の下端部41aの
端面と腰板40とによって形成される凹みにはパテ23
が充填される。したがって、前記腰板40.パテ23お
よび吹寄せ41の外表面は平坦に形成される。腰板40
、パテ23および吹寄せ41の外表面には塗膜25が設
置される。
第9実施例の構造によれば、前記第5実施例と同様な効
果が達成できる。第9実施例の構造においては腰帯38
,39をずらして配置し骨組を形成している。したがっ
て、平板に背切りによって凹部を形成する必要がなく、
前記第5実施例よりも腰帯38,39の製作が容易であ
る。前記腰帯38と腰帯39とはそれぞれの外板接合面
の反対側に位置するフランジを重ね合せて接合している
このように腰帯38と腰帯39と各フランジを重ねあわ
せて接合することにより、それぞれの外板接合面38 
a、  39 aを簡単なも(7造にでずらすことがで
きる。ただし、前記腰帯:38と腰帯39との接合構造
は隣接した外板同志の重ね合せた接合部分と外板が単独
で骨組に接合される接合部分が接近している場合に限ら
れる。
ところで、第9実施例の説明では、腰板および吹き寄せ
の腰帯への接合部分の構造を例にして説明した。前記隣
接した外板と骨組との接合部分の構造は吹寄せと幕板、
幕板と屋根外板、隣接した屋根外板および隣接した妻外
板の各接合部分にも適用できる。
[発明の効果] 本発明によれば、ステンレス鋼を除く鉄系材料製の外板
によって製作され、かつ、前記外板の表面を塗装する鉄
道車両の車体において、従来の車体に比べて製作に必要
な労力および時間を低減することができる。。
また、本発明によれば、車体の外表面を見掛は上平面に
構成することができ、見栄えの向上を図ることができる
さらに、本発明によれば、外板の表面に設けられる塗膜
の割れなどの不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1実施例の鉄道車両の車体を示
した斜視図、第2図は第1図に示した車体の塗装前の状
態における一部分を拡大した側面図、第3図は第2図の
3−3部を拡大した断面図、第4図は第2図の4−4部
を拡大した断面図、第5図は本発明による第2実施例の
複数の外板と骨組の断面図、第6図は本発明による第3
実施例の複数の外板と骨組の断面図、第7図は本発明に
よる第4実施例の複数の外板と骨組の断面図、第8図は
本発明による第5実施例の複数の外板と骨組の断面図、
第9図は本発明による第6実施例の複数の外板と骨組の
断面図、第1o図は本発明による第7実施例の複数の外
板と骨組の断面図、第11図は本発明による第8実施例
の複数の外板と骨組の断面図、第12図は本発明による
第9実施例の複数の外板と骨組の断面図である。 2・・・・側構、16・・・・測用入口、2o・・・・
腰板、21・・・・吹寄せ、22・・・・窓開口部、2
4・・・・幕板、 42図 第3 閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車体は二つの妻構、二つの側構、屋根構および台枠
    とから構成され、前記側構、妻構および屋根構は複数の
    骨部材を組合せて接合した骨組に複数の外板を接合して
    構成される鉄道車両の車体において、少なくとも前記車
    体の側構を構成する複数の外板は鉄系材料によって構成
    されおり、前記複数の外板は互いに隣接して配置され、
    前記各外板はその全周をスポット溶接によって前記車体
    の側構を構成する骨部材の外表面に接合され、前記各外
    板の表面に塗膜を形成したことを特徴とする鉄道車両の
    車体。 2、車体は二つの妻構、二つの側構、屋根構および台枠
    とから構成され、前記側構、妻構および屋根構は複数の
    骨部材を組合せて接合した骨組に複数の外板を接合して
    構成される鉄道車両の車体において、少なくとも前記車
    体の側構を構成する複数の外板は鉄系材料によって構成
    されおり、前記複数の外板は互いに隣接して配置され、
    前記各外板はその全周をスポット溶接によって少なくと
    も前記車体の側構を構成する骨部材の外表面に接合され
    、前記複数の外板のうちで隣接した外板の隣合う端部は
    前記骨部材の外表面にそれぞれ独立して接合され、前記
    各外板の表面に塗膜を形成したことを特徴とする鉄道車
    両の車体。 3、クレーム2において、前記隣接した外板は各外板の
    隣合う端部の間にパテを充填する隙間を設けて配置され
    、前記隙間には表面が前記各外板の表面に連続した平面
    をなすようにパテが充填され、前記各外板とパテの表面
    に塗膜を形成したしたことを特徴とする鉄道車両の車体
    。 4、クレーム2において、前記隣接した外板は各外板の
    隣合う端部を突き合わせて配置され、突き合わされた前
    記各外板の端部の外表面を被覆材で覆ったことを特徴と
    する鉄道車両の車体。 5、クレーム2において、前記隣接した外板は各外板の
    隣合う端部に車体の内側へ突出した段差部を有し、前記
    骨部材はその外表面の前記段差部に対応した位置に凹部
    を有しており、各外板はその段差部を骨部材の凹部に配
    置して骨部材に接合され、前記各外板の段差部を被覆材
    で覆い、該被覆材の表面は各外板の段差部以外の部分の
    表面に連続した平面をなしていることを特徴とする鉄道
    車両の車体。 6、クレーム5において、前記骨部材の凹部は該骨部材
    の外板接合面を背切ることによって形成されることを特
    徴とする鉄道車両の車体。 7、車体は二つの妻構、二つの側構、屋根構および台枠
    とから構成され、前記側構、妻構および屋根構は複数の
    骨部材を組合せて接合した骨組に複数の外板を接合して
    構成される鉄道車両の車体において、少なくとも前記車
    体の側構を構成する複数の外板は鉄系材料によって構成
    されおり、前記複数の外板は互いに隣接して配置され、
    前記隣接した外板の隣合う端部のうちの一方の端部には
    段差部が形成され、前記各外板はその全周をスポット溶
    接によって前記車体の側構を構成する骨部材の外表面に
    接合され、前記段差部を有した外板は該段差部を他の外
    板の端部に重ねあわせてスポット溶接によって前記骨部
    材に接合され、前記各外板の表面に塗膜を形成したこと
    を特徴とする鉄道車両の車体。 8、クレーム7において、前記一方の外板の段差部は車
    体の外側方向へ突出しており、前記外板の段差部全体を
    覆うように被覆材が外板表面に設置されていることを特
    徴とする鉄道車両の車体。 9、クレーム7において、前記一方の外板の段差部は車
    体の内側方向へ突出しており、前記骨部材はその外表面
    の前記段差部に対応した位置に凹部を有し、該骨部材の
    凹部の位置で前記一方の外板の段差部に他方の外板の端
    部を重ね合わせて接合したことを特徴とする鉄道車両の
    車体。 10、クレーム9において、前記骨部材の凹部の深さを
    外板の板厚に一致した寸法としたことを特徴とする鉄道
    車両の車体。 11、クレーム9において、前記骨部材の凹部は該骨部
    材の外板接合面を背切ることによって形成されることを
    特徴とする鉄道車両の車体。 12、車体は二つの妻構、二つの側構、屋根構および台
    枠とから構成され、前記側構、妻構および屋根構は複数
    の骨部材を組合せて接合した骨組に複数の外板を接合し
    て構成される鉄道車両の車体において、少なくとも前記
    車体の側構を構成する複数の外板は鉄系材料によって構
    成されおり、前記複数の外板は互いに隣接して配置され
    、前記各外板はその全周をスポット溶接によって前記車
    体の側構を構成する骨部材の外表面に接合され、前記隣
    接した外板は隣合う端部を重ね合わせて骨部材に接合さ
    れ、前記外板の重ね部分が接合される骨部材の外板接合
    面は他の骨部材の外板接合面より車体の内側方向へずれ
    ており、前記各外板の表面に塗膜を形成したことを特徴
    とする鉄道車両の車体。 13、クレーム12において、前記複数の外板の重ね部
    分が接合される骨部材は、前記外板の重なっていない部
    分が接合される骨部材よりも、車体の内側方向へずらし
    て配置されていることを特徴とする鉄道車両の車体。 14、クレーム13において、前記外板の重ね合わせた
    部分が接合される骨部材と他の骨部材とのずれ寸法は前
    記外板の厚さに一致していることを特徴とする鉄道車両
    の車体。 15、車体は二つの妻構、二つの側構、屋根構および台
    枠とから構成され、前記側構、妻構および屋根構は複数
    の骨部材を組合せて接合した骨組に複数の外板を接合し
    て構成される鉄道車両の車体において、前記車体の側構
    および妻構を構成する複数の外板は鉄系材料によって構
    成されおり、前記複数の外板は互いに隣接して配置され
    、前記各外板はその全周をスポット溶接によって前記車
    体の側構および妻構を構成する骨部材の外表面に接合さ
    れ、前記各外板の表面に塗膜を形成したことを特徴とす
    る鉄道車両の車体。 16、車体は二つの妻構、二つの側構、屋根構および台
    枠とから構成され、前記側構、妻構および屋根構は複数
    の骨部材を組合せて接合した骨組に複数の外板を接合し
    て構成される鉄道車両の車体において、前記車体の側構
    、妻構および屋根構を構成する複数の外板は鉄系材料に
    よって構成されおり、前記複数の外板は互いに隣接して
    配置され、前記各外板はその全周をスポット溶接によっ
    て前記車体の側構、妻構および屋根構を構成する骨部材
    の外表面に接合され、前記各外板の表面に塗膜を形成し
    たことを特徴とする鉄道車両の車体。
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