JPH03157247A - 圧電振動子の給電装置 - Google Patents

圧電振動子の給電装置

Info

Publication number
JPH03157247A
JPH03157247A JP1295614A JP29561489A JPH03157247A JP H03157247 A JPH03157247 A JP H03157247A JP 1295614 A JP1295614 A JP 1295614A JP 29561489 A JP29561489 A JP 29561489A JP H03157247 A JPH03157247 A JP H03157247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
circuit
piezoelectric vibrator
support member
heating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1295614A
Other languages
English (en)
Inventor
Taneichi Kawai
河合 種市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP1295614A priority Critical patent/JPH03157247A/ja
Priority to DE4029262A priority patent/DE4029262A1/de
Priority to US07/582,369 priority patent/US5166825A/en
Publication of JPH03157247A publication Critical patent/JPH03157247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電圧振動子に電力を供給するための給電装置
に関するもので、特に圧電振動子が発生する振動に耐え
得る給電装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の車輌用ミラーの従来例には、実開昭61−30
552号公報等に記載の技術を挙げることができる。
第9図は上記公報に掲載された車輌の外部に配設された
自動車用ミラーのクリーニング装置の断面図である。
図において、車輌の外部に配設されたバックミラーは、
ガラス製のミラー91を取付けたバックミラー本体92
をステー93で支持したもので、前記バックミラー本体
92とステー93の間に、例えば、セラミックス製の超
音波振動子94を設けたものである。この超音波振動子
94には、車輌内から操作できるように車室内に操作ス
イッチ95が接続されている。そして、前記超音波振動
子94と操作スイッチ95との間には、駆動回路96及
び電源97が直列接続されている。
前記駆動回路96は発振器によって発生された信号を増
幅器で増幅し、それを超音波振動子94に送り、超音波
振動子94を適当に振動させるものである。
このように構成された従来の超音波振動子を用いた車輌
用ミラーは、次のように動作することができる。
バックミラーのミラー面に水滴等が付着した場合、車室
内の操作スイッチ95を操作して、超音波振動子94を
振動させる。この超音波振動子94の振動は、バックミ
ラー本体92の全体を振動させることによって、ミラー
面に付着した水滴等を除去することができる。
〔発明か解決しようとする課題] ところが、超音波振動子94でミラー91の面に付着し
ている水滴等を除去するには、超音波振動子94に超音
波振動周波数の電力を供給する必要がある。しかし、超
音波振動子94自体が振動しており、電力を供給するリ
ード線にストレスが加わり、その耐久性が問題であった
。また、超音波振動子94にリード線をロウ付けすると
、ロウ付けされた部分にストレスが加わり、次第に亀裂
が入り、ロウ付は部の寿命が短くなる。
そこで、本発明の課題は、超音波振動エネルギーが加わ
っても、特定の箇所にストレスが蓄積されず超音波振動
子に電力を供給できる超音波振動子の給電装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 前述した技術的課題を達成するために講じた技術的手段
は、電圧振動子の両端面に形成された電極に電力を供給
するための給電装置において、電極の一方に接続される
第一の導電部分と、該第一の導電部分に電気的に接続さ
れた第一の回路部と、前記電極の他方に接続される第二
の導電部分と、前記第二の導電部分に電気的に接続され
た第二の回路部と、前記第二の回路部と前記第二の回路
部を一体に保持する絶縁フィルムと、前記第二の回路部
の一部に形成され、第一および第二の導電部分が両電極
に接続された時に湾曲部を形成する弾性部分とを設けた
ことである。
(作用) 前述した技術的手段によれば、圧電振動子の両端面に第
一および第二の導電部を接続した時、第二の回路部の弾
性部分が湾曲し、湾曲部を形成する。
形成された湾曲部は圧電振動子が振動した際に第一およ
び第二の電極部の間に加えられる振動を吸収し、第一お
よび第二の回路部に発生するストレスを軽減する。この
結果、第一および第二の回路部に断線や接触不良等が発
生しにくくなり、所期の技術的課題が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例の超音波振動子の給電装置の
展開図で、第2図は本発明の一実施例の超音波振動子の
給電装置として使用の平面図、また、第3図は第2図の
切断線Z−Zによる断面図である。
図において、フレキシブル基板7は公知の柔軟性のある
絶縁フィルムからなるもので、例えば、ポリエステルフ
ィルムまたはポリイミドフィルム等が使用される。この
フレキシブル基板7には、超音波振動子2を構成する圧
電素子230両端に配設された電極21及び電極22に
、電気的及び機械的に接合する2個の導電部分61及び
導電部分62を形成した電極形成部71及び電極形成部
72を有している。また、前記電極形成部71及び電極
形成部72は、両者を一体に連続形成し、前記圧電振動
子2の端面に2個の導電部分61.62を接合するとき
、湾曲した状態で接続する弾性部74を有しており、前
記電極形成部71及び電極形成部72及び弾性部74の
配置によって略l!鏡状を呈している。第一の回路部6
3aと第二の回路部63bが前記導電部分61.62に
電気的に接続されている。第1の回路部63aと第2の
回路部63bは絶縁フィルムによって一体化される。第
1の回路部63aと第2の回路部63bは回路形成部7
3を形成している。回路形成部73は接続端部64まで
引回される。前記回路形成部73は前記電極形成部71
から連続しており、また、前記電極形成部71から弾性
部74を介して電極形成部72が連続して、それらは一
体に形成されている。即ち、本実施例のフレキシブル基
板7は、弾性部74によって電極形成部71及び電極形
成部72を接続し、前記電極形成部71から回路形成部
73を引き出した形状に形成されている。
前記フレキシブル基板7の電極形成部71及び電極形成
部72には、圧電振動子2の電極21及び電極22の面
積に略等しい面積で電極接合面61a及び電極接合面6
2aを露出状態とし、その周囲を絶縁皮膜で覆って導電
体からなる導電部分61及び導電部分62が形成されて
いる。また、前記導電部分61から接続端部64の接続
孔65まで、回路形成部73に回路部63が絶縁皮膜で
覆われた導電体で形成されている。そして、前記導電部
分62から接続端部64の接続孔65まで、弾性部74
及び電極成形部71の周囲及び回路形成部73に回路部
63が絶縁皮膜で覆われた導電体で形成されている。こ
れらの導電部分61及び導電部分62及び回路部63は
、前記フレキシブル基板7の上面に印刷またはスパッタ
リングまたは蒸着等の技術によって回路パターン6を形
成したものである。
このように、フレキシブル基板7に回路パターン6を形
成したものは、第3図に示すように、導電部分61及び
導電部分62を対向させるように弾性部74を略U字状
に湾曲させ、圧電振動子2の両端に配設された電極21
及び電極22に、導電部分61または導電部分62を電
気的及び機械的に全面を一体に接合し、電極形成部71
及び電極形成部72を圧電振動子2の両端にくるよう一
体化する。したがって、圧電振動子2の外表面には、絶
縁フィルム側が露出する。また、接続端部64の接続孔
65には、リード線またはコネクタを接続する。本実施
例では第6図に示すように、接続孔65にホルダー1の
コネクタ部16及びコネクタ部17からなるコネクタを
接続している。
次に、上記のように構成した本発明の一実施例の圧電振
動子2の給電装置を自動車用サイドミラーに使用した事
例を説明する。
第4図は自動車用サイドミラーを構成するミラー及び支
持部材及び面加熱手段を示す第5図の切断綿X−Xによ
る横断図面、第5図は自動車用サイドミラーを構成する
ミラー及び支持部材及び面加熱手段の構成体を示す裏面
図である。また、第6図は自動車用サイドミラーを構成
するミラー及び支持部材及び面加熱手段をホルダに収容
した状態を示す裏面図で、第7図は自動車用サイドミラ
ーを構成するミラー及び支持部材及び面加熱手段をホル
ダに収容して組立てた状態を示す第6回の切断線Y−Y
による継断面図である。そして、第8図は自動車用サイ
ドミラーに使用する面加熱手段の裏面図である。
第6図及び第7図に示すように、本実施例の自動車用サ
イドミラーのホルダー1は合成樹脂材料によって射出成
形され、そのホルダー1には光線が入射及び反射する側
の開口部12と、この開口部12を1m1nする額縁状
の保持部13とが形成されている。ホルダー1の内部に
は、表面が所定曲率の凸状の面を有するミラー4が収容
されている。
このホルダー1は車体に取付けられる図示しないステー
等を具備するサイドミラー本体に装着される。
前記ミラー4は、公知のように、ホルダー1の開口部1
2から露出するガラス板からなる表側透明体と、その裏
面に金属蒸着等により反射膜等を形成してなる反射層か
ら構成されている。
前記ミラー4の裏側には、第4図及び第5図に示すよう
に、前記ミラー4とほぼ同じ大きさで近似した線膨張率
を有する金属板、例えば、フェライト系ステンレスまた
はマルテンサイト系ステンレス材料等の板状材料からな
る支持部材5が、ミラー4との間に所定の間隔6をおい
て並設されている。
前記支持部材5は概略的に前記ミラー4の裏面の曲率と
路間等の曲率で形成した中心部付近の本体部50と、前
記本体部50の周囲に位置し、前記ミラー4の裏側に面
接触する接合部51とを具備している。
更に詳しくは、前記本体部50の側部に形成した圧電振
動子2を接着する平面からなる振動子接合部52と、前
記接合する圧電振動子2の周囲には、圧電振動子2の接
合位置を規制する規制手段となる規制突起53と、フレ
キシブルプリントケーブル31を挿通する導体挿入部5
4とを具備している。
前記中心部付近の本体部50は、その曲率を前記ミラー
4の裏面の曲率と路間等の曲率で形成し、ミラー4と支
持部材5の本体部50との間隔6をほぼ均一とし、その
空間を狭い均一幅としている。
また、前記ミラー4の裏側に面接触する接合部51は、
ミラー4の裏側に接着剤で接合されたとき、接合材の厚
みをミラー4の全周に亘って均一化して密に接合し、更
に、ミラー4に接合による歪が生じないようにしている
更に、振動子接合部52に接合する圧電振動子2の周囲
に形成した圧電振動子2の接合位置を規制する規制突起
53は、振動子接合部52にフレキシブル基板7の電極
形成部71及び電極形成部72で覆われ、圧電振動子2
の電極21及び電極22に電極接合面61aまたは電極
接合面62aを接合してなる本実施例の超音波振動子の
給電装置の電極形成部72側を接着する際に、所定の定
位置に接着するもの容易にするもので、支持部材5の形
成時に振動子接合部52の平面またはその周囲に、凸部
を形成したものである。そして、前記振動子接合部52
も同様に、圧電振動子2を接合する面を平面とし、接着
剤の厚みを薄く、かつ、均一化し、超音波振動の伝達を
効率良くしている。
また、導体挿入部54は面加熱手段3に電力を供給する
フレキシブルプリントケーブル31を挿通させ、前記フ
レキシブルプリントケーブル31の支持部材5と面加熱
手段3との間を弛ませた状態でシーリング剤で封止する
ものであり、面加熱手段3とフレキシブルプリントケー
ブル31との接続部が支持部材5に接触し難いように、
支持部材5をミラー4側に位置する面に凹部を形成し、
接続部を収容している。
そして、前記ミラー4の裏側に面接触する接合部51は
、第5図に示すように、ミラー4の裏面に接着剤で接合
されたとき、接着剤の食出しがミラー4の表面に飛出さ
ないように、前記ミラー4の外周4aより支持部材5の
外周5aを、前記ミラー4の外周4aより1〜2 (m
m)程度内側に設定している。また、前記ミラー4の外
周4aには、支持部材5の外周5aまで突出した6個の
位置決め突起5bが形成されていて、前記ミラー4の裏
側に面接触させて、接着剤が塗布された接合部51を接
着する際に、前記ミラー4の外周4aに支持部材5の位
置決め突起5bの外縁を合致させることによって、前記
ミラー4と支持部材5との位置合せとして使用される。
なお、前記位置決め突起5bはホルダーlの弾性片11
によって押圧力を受け、ホルダー1の開口部12を囲繞
する保持部13との間でミラー4及び支持部材5を挾持
し、結果的に、ミラー4及び支持部材5をホルダー1に
取付けている。
支持部材5は接合部51によってミラー4の全周囲に接
合され、更に、導体挿入部54は面加熱手段3に電力を
供給するフレキシブルプリントケーブル31をシーリン
グ剤で封止しているから、支持部材5とミラー4で形成
される面加熱手段3が収容される空間は密封された空間
となる。本実施例においては、支持部材5の本体部5o
に小孔55を穿設し、そこに水蒸気を通過させるが水滴
を通過させない繊維部材56(例えば、ボアテックス)
を接着剤を用いて接合して形成した呼吸手段を配設して
いる。したがって、支持部材5とミラー4で形成される
空間に水滴を侵入しても、その空間の水滴が霧化された
とき、その水分を前記空間から排出することができる。
前記面加熱手段3は、第8図に示すように、絶縁性のフ
レキシブル基板30に対して、抵抗を構成する抵抗パタ
ーン32を印刷、蒸着、スパッタリング等を行なって発
熱部を形成し、更に、その抵抗パターン32の上面に全
音と同様に絶縁性のフレキシブル基板30を接合し、抵
抗パターン32をサンドイッチ状とし、前記抵抗パター
ン32を電力を供給するフレキシブルプリントケーブル
31を接続したものである。本実施例で使用された前記
抵抗パターン32はP T C(Positive T
emperature Coeffctent The
rtnistor)ヒータと呼称され、所定のキュリー
点温度に到達するまで抵抗値の増大を示す正温度特性を
有するものである。
したがって、電圧を加えて自己発熱させたPTCヒータ
は、温度が下がると電流が増加し、はぼ−定の温度で安
定し、常に、回路パターン32の温度を、強いては、前
述したように、ミラー4と支持部材5の本体部50との
間隔6をほぼ均一とし、その空間を狭い均一幅としてい
るから、ミラー4と支持部材5とで囲まれた空間を一定
温度状態とする。
また、本実施例の面加熱手段3は、絶縁性のフレキシブ
ル基板30に対して、抵抗パターン32を印刷、蒸着、
スパッタリング等を行なって発熱部を形成したものであ
るから可撓性に富み、支持部材5に加えられた超音波振
動を減衰させることがない。また、加えられた超音波振
動によって、面加熱手段3の一部のみが疲労するもので
はなく、全体でその超音波振動に対応するものであるか
ら、その寿命を長くすることができる。
この面加熱手段3はミラー4から所定の距M離れた支持
部材5の本体部51に接合される。本実施例の面加熱手
段3と支持部材5の本体部51との接合は、接着剤によ
って接合しているが、本発明を実施する場合の接合は、
鋲止め等の公知の固着手段の使用が可能である。この面
加熱手段3と支持不在5の本体部51との接合は、組立
てた状態で、面加熱手段3がミラー4の裏面に面接触す
るように、面加熱手段3を湾曲させた状態に配設される
。因に、本実施例では、面加熱手段3の反ミラー側に位
置するフレキシブル基板30の4隅に接着剤を塗布して
接着することによって、面加熱手段3がミラー4の裏面
に3次元的に湾曲して、ミラー4に面接触し、熱エネル
ギーを効率良くミラー4に導いている。特に、面加熱手
段3のミラー4側に位置するフレキシブル基板30は、
互いに振動しながらミラー4側に面接触するために、耐
摩耗性に富み、摩捺係数の低い材料が選択される。
次に、このように構成された各構成部品の組立てについ
て説明する。
まず、支持部材5の本体部50の内側に面加熱手段3を
湾曲させた状態で接合する。また、支持部材5の本体部
50の外側の規制突起53を用いて、l[jJ]子接合
接合部52レキシブル基板7の電極形成部71及び電極
形成部72で覆われた圧電振動子2の電極形成部72側
を接合する。そして、ミラー4の裏面側に支持部材5の
接合部51を接合する。この状態で、ミラー4と支持部
材5をホルダー1に挿着し、ホルダー1にミラー4及び
7支持部材5等の接着剤を硬化させ一体化する。
このとき、フレキシブル基板7の回路形成部73は、電
極形成部71と接続端部64のほぼ中間位置で、ホルダ
ー1の掛止片15によって保持され、接続端部64の接
続孔65はホルダー1のコネクタ部16に固着され、そ
のコネクタ部16でリード線81に接続されている。同
時に、面加熱手段3はフレキシブルプリントケーブル3
1を介して、ホルダー1のコネクタ部17に固着され、
そのコネクタ部17でリード線82に接続されている。
次に、上記のように構成された一実施例の自動車用サイ
ドミラーは、次のように使用することができる。
まず、リード線81、コネクタ部16を介して導電部分
61及び導電部分62から圧電振動子2に電力を供給す
ると、圧電振動子2を構成する圧電素子23の圧電効果
のうちの横効果によって長さ方向に収縮または伸長する
振動が発生する。この場合、第4図に示すように、支持
部材5の周縁はミラー4の周縁に固着されているので、
支持部材5に発生した振動は接着剤を介してミラー4の
周縁からその全体に伝播する。したがって、圧電振動子
2に供給する周波数を適当な値に選択すれば、支持部材
5が共振し、その全体に均一で振幅が大きな定在波が発
生し、その定在波によってミラー4が高速度で運動する
。このとき、ミラー4の表面に付着した水滴、霜または
塵埃等の付着物はミラー4から高い運動エネルギーを与
えられ、重力で滴下したり、霧化されたりしてミラー4
から除去される。
このときの超音波振動によって、圧電振動子2の両側に
接合した導電部分61及び導電部分62並びにそれを覆
う電極形成部71及び電極形成部72には、相対振動が
生ずる。圧電振動子2の両電極21及び電極22間に生
ずる相対的な超音波振動は、略U字状に湾曲させた弾性
部74及びそこに形成された回路部63に加わる。しか
し、略U字状に湾曲させた弾性部74及び回路部63は
可撓性に富み、弾性部74及び回路部63の弾性強度が
不連続になっていないから、その全体が一様に変形する
ことによって超音波振動による変位に対応でき、特定の
箇所にストレスが蓄積され、回路部63が疲労のために
断線することがない。
また、特定の箇所における超音波振動による発熱も低減
できる。
また、フレキシブル基板7の回路形成部73はホルダー
1の掛止片15によって保持され、また、接続端部64
の接続孔65はホルダー1のコネクタ部16に固着され
ているから、支持部材5に取付けた圧電振動子2の回路
形成部73と、ホルダー1の掛止片15及びコネクタ部
16との間に相対的な超音波振動が加わる。この場合、
フレキシブル基板7の回路形成部73及び回路部63は
、回路形成部73及び回路部63は可撓性に冨み、回路
形成部73及び回路部630弾性強度が不連続になって
いないから、その全体が一様に変形することによって超
音波振動による変位に対応でき、特定の箇所にストレス
が蓄積され、前者同様に、回路部63が疲労のために弾
性することがない。
そして、リード線82、コネクタ部17、フレキシブル
プリントケーブル31を介して電力が供給されると、面
加熱手段3の抵抗パターン32が加熱され、面加熱手段
3は直接熱伝導によって、または放射または対流等によ
ってミラー4に熱を伝える。したがって、本実施例のよ
うな面加熱手段3がミラー4に接触している構造の場合
には、通常、ミラー4には、その中央部から温度が上昇
し、ミラー4の表面に付着した水滴、霜、塵埃、霜等の
付着物はミラー4から高い熱エネルギーを与えられ、重
力で滴下したり、気化されたりしてミラー4から除去さ
れる。
このように、本実施例の自動車用サイドミラーは、圧電
振動子2の両端の電極21.22に接合する前記圧電動
子2の略両端面の形状に形成した2個の導電部分61.
62と、前記導電部分61.62に電気的に接続されて
いて、前記導電部分61.62から所定の距離剤れた位
置の接続端部64まで引回して形成した回路部63とを
具備する回路パターン6と、前記圧電振動子2の端面に
接合する導電部分61.62の形状以上の大きさに形成
した2子の電極形成部71.72と、前記2個の電極成
形部71.72の間を一体に連続形成し、前記圧電振動
子2の端面に2個の導電部分61.62を接合するとき
、両者を湾曲した状態で接続する弾性部74と、前記回
路部63を形成する回路形成部73とを形成したフレキ
シブル基板7とを具備するものである。
したがって、本実施例の自動車用サイドミラーにおいて
は、圧電振動子2の両側に接合した導電部分61及び導
電部分62並びにそれを覆う電極形成部71及び電極形
成部72に、圧電振動子2の圧電素子23が発生する歪
により、相対振動が生ずる。この圧電振動子2の両電極
21及び電極22間に生ずる相対的な超音波振動は、略
U字状に湾曲させた弾性部74及びそこに形成された回
路部63に加わる。しかし、略U字状にゆとりを持って
湾曲させた弾性部74及び回路部63は可撓性に冨み、
弾性部74及び回路63の弾性強度が不連続になってい
ないから、弾性部74及び回路部63の両者が一様に変
形することによって超音波振動による変位に対応するこ
とができ、特定の箇所にストレスが蓄積され、疲労のた
めに回路部63が断線に至るまでの時間を長くすること
ができ、結果的には、通常の使用では断線することがな
い。
同様に、フレキシブル基板7の回路形成部73はホルダ
ー1の掛止片15によって保持され、また、接続端部6
4の接続孔65はホルダー1のコネクタ部16に固着さ
れているから、ここにも、支持部材5に取付けた圧電振
動子2の回路形成部73と、ホルダー1の掛止片15及
びコネクタ部16との間に相対的な超音波振動が加わる
。この場合、フレキシブル基板7の回路形成部73及び
回路部63は、回路形成部73及び回路部63は可撓性
に富み、ゆとりを持った長さで配設されており、しかも
、回路形成部73及び回路部63の弾性強度が不連続に
なっていないから、その全体が一様に変形することによ
って超音波振動による変位に対応でき、特定の箇所にス
トレスが蓄積され、前者同様に、回路部63が疲労のた
めに断線することがない。
また、圧電振動子2の両端にある電極21及び電極22
と、導電部分61の電極接合面61aまたは導電部分6
2の電極接合面62aのほぼ全面を機械的に接合し、一
体化したものであるから、ロウ付けのように、その一部
にストレスが蓄積されないから、その寿命を長くするこ
とができる。
故に、圧電振動子2の給電に際して、その給電装置に超
音波振動エネルギーが加わっても、特定の箇所にストレ
スが蓄積されず圧電振動子2に電力を供給できることに
なる。
特に、本実施例では、本実施例の超音波振動子の給電装
置を自動車用バックミラーに使用すると、圧電振動子2
に電力を供給するフレキシブル基板7及び回路パターン
6の配設が、ホルダー1の何れにあっても圧電振動子2
の安定して長時間電力を供給することができる。また、
前記回路パターン6に断線が生じ難いから、密閉構造と
することができる。
更に、前記面加熱手段3と接続されたフレキシブルプリ
ントケーブル31は、前記支持部材5を貫通しても、前
記支持部材5との間を堅固に封止でき、しかも、前記面
加熱手段3と前記支持部材5との間に相対的な振動が加
わっても、フレキシブルプリントケーブル31でそれを
吸収でき、特定の部分が疲労して断線に陥る可能性が低
く、長寿命となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、湾曲部は圧電振動子が振動した際に第
一および第二の導電部の間に加えられる振動を吸収し、
第一および第二の回路部に発生するストレスを軽減する
。この結果、第一および第二の回路部に断線や接触不良
等が派生しにくくなり、所期の技術的課題が達成される
また、第一および第二の回路部に節制する振動が弱くな
るので、第一および第二の回路部の発熱を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の超音波振動子の給電装置の
展開図、第2図は本発明の一実施例の超音波振動子の給
電装置として使用の平面図、第3図は第2図の切断線Z
−Zによる断面図、第4図は本発明の一実施例の超音波
振動子の給電装置を自動車用サイドミラーに使用した場
合のミラー及び支持部材及び面加熱手段を示す横断面図
、第5図は同じく自動車用サイドミラーを構成するミラ
ー及び支持部材及び面加熱手段の構成体を示す裏面図、
第6図は同じく自動車用サイドミラーを構成するミラー
及び支持部材及び面加熱手段をホルダに収容した状態を
示す裏面図、第7図は同じく自動車用サイドミラーを構
成するミラー及び支持部材及び面加熱手段をホルダに収
容して組立てた状態を示す縦断面図、第8図は同じく自
動車用サイドミラーを構成する面加熱手段の裏面図、第
9図は従来の自動車用サイドミラーの断面図である。 図において、 2:電圧振動子。 6:回転パターン。 7:フレキシブル基板。 21.22:電極。 61.62:導電部分。 63:回路部。 64:接続端部。 69:シールドパターン。 71.72:電極形成部。 73:回路形成部。 74:弾性部。 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧電振動子の両端面に形成された電極に電力を供給する
    ための給電装置において、 前記電極の一方に接続される第一の導電部分と、該第一
    の導電部分に電気的に接続された第一の回路部と、 前記電極の他方に接続される第二の導電部分と、前記第
    二の導電部分に電気的に接続された第二の回路部と、 前記第一の回路部と前記第二の回路部を一体に保持する
    絶縁フィルムと、 前記第二の回路部の一部に形成され、第一および第二の
    導電部分が両電極に接続された時に湾曲部形成する弾性
    部分と、 を備える圧電振動子の給電装置。
JP1295614A 1989-09-16 1989-11-14 圧電振動子の給電装置 Pending JPH03157247A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1295614A JPH03157247A (ja) 1989-11-14 1989-11-14 圧電振動子の給電装置
DE4029262A DE4029262A1 (de) 1989-09-16 1990-09-14 Stromzufuehrvorrichtung fuer einen ultraschall-vibrator und fahrzeugspiegel
US07/582,369 US5166825A (en) 1989-09-16 1990-09-14 Power supply device for ultrasonic vibrator and vehicle mirror

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1295614A JPH03157247A (ja) 1989-11-14 1989-11-14 圧電振動子の給電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03157247A true JPH03157247A (ja) 1991-07-05

Family

ID=17822909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1295614A Pending JPH03157247A (ja) 1989-09-16 1989-11-14 圧電振動子の給電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03157247A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5136425A (en) Self-cleaning plate-shaped device including a vibrator with oscillations parallel to the plane of the plate
JPH0241949A (ja) 自動車用ミラーのクリーニング装置
US5166825A (en) Power supply device for ultrasonic vibrator and vehicle mirror
US5475530A (en) Outside mirror for a vehicle
US5013888A (en) Self-cleaning plate shaped device
JP3846152B2 (ja) 圧電振動片のマウント構造とマウント方法
JPH03157247A (ja) 圧電振動子の給電装置
JP2764747B2 (ja) 超音波振動子の給電装置
JPH0342348A (ja) 車両用ミラー
JPH07321378A (ja) 熱電素子およびその製造方法
JPH07163163A (ja) 超音波振動子
JPH03114962A (ja) 車輌用ミラー
US20210360134A1 (en) Vibration device
JPH0390452A (ja) 車輌用ミラー
JPH03118247A (ja) 車輌用ミラー
JPH03114938A (ja) 車輌用ミラー
JPH0390454A (ja) 車輌用ミラー
JPH03112752A (ja) 車輌用ミラー
JPH0241950A (ja) 自動車用ミラーのクリーニング装置
JPH0390453A (ja) 車輌用ミラー
JPH10303678A (ja) 圧電部品及びその製造方法
KR0175212B1 (ko) 자동차용 사이드 미러 물기 제거 장치
JP4347955B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JP2765019B2 (ja) 水滴除去装置
JP2774991B2 (ja) 自動車用ミラーのクリーニング装置