JPH03154707A - 管切断装置 - Google Patents

管切断装置

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Publication number
JPH03154707A
JPH03154707A JP29250489A JP29250489A JPH03154707A JP H03154707 A JPH03154707 A JP H03154707A JP 29250489 A JP29250489 A JP 29250489A JP 29250489 A JP29250489 A JP 29250489A JP H03154707 A JPH03154707 A JP H03154707A
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JP
Japan
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cutting
steel pipe
nozzle
axis
pipe
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Application number
JP29250489A
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English (en)
Inventor
Hamao Yamashiro
浜夫 山城
Tomoyuki Hashimoto
橋本 友之
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Iseki Poly Tech Inc
Original Assignee
Iseki Poly Tech Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q9/00Arrangements for supporting or guiding portable metal-working machines or apparatus
    • B23Q9/0014Portable machines provided with or cooperating with guide means supported directly by the workpiece during action
    • B23Q9/0021Portable machines provided with or cooperating with guide means supported directly by the workpiece during action the tool being guided in a circular path

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は土木工事等に用いられる鋼管抗酸いは鋼管矢板
等の管を切断するための管切断装置に関するものである
〈従来の技術〉 土木工事に於いて、地中に複数の鋼管を打ち込み、この
鋼管を所定位置で切断して打ち込まれた部分を杭として
用いることが行われている。
また河川等に橋梁を架設する際の橋脚工事に於いて、建
設すべき橋脚の周囲に鋼管矢板を打ち込み、この鋼管矢
板によって包囲された部分を排水して工事を実施し、橋
脚が完成すると鋼管矢板を所定位置で切断して撤去する
ことが行われている。
従来より、上記鋼管抗酸いは鋼管矢板の切断に際し、デ
ィスクカッター或いはダイヤモンドカッター等を用い、
該カッターにより鋼管の内部から機械的に切断するのが
一般である。
前記鋼管抗酸いは鋼管矢板が水中に設置されており且つ
切断位置が水面下レベルである場合、切断の進行に伴っ
て鋼管内に水が侵入するため、前記機械的切断では切断
性能の低下等の問題が発生している。また機械的切断で
はカッターが磨耗したり、或いは切断作業中に破損する
虞がある。前記の如くカッターの摩耗や破を員が生じた
場合、切断作業を中断して該カッターを交換することが
必要となり、操作が煩雑となり、且つ時間ロスが大きく
なる虞がある。
一方、超高圧の水ジェツトを噴射して被加工物を切断、
穿孔、掘削する技術があり、該水ジェツトにガーネット
や珪砂等の研磨材を混入させた所謂アブレーシブジェッ
トが開発されている。このアブレーシブジェットを用い
た場合、鋼板や鉄筋コンクリート等を切断することが可
能であり、またアブレーシブジェットを噴射するノズル
と被加工物との距離を所定範囲の値に保持することによ
って水中であっても切断性能が変化することがない。
最近に至り、鋼管抗酸いは鋼管矢板をアブレーシブジェ
ットを用いて切断する切断装置が開発されている。
前記切断装置は第6図に示すように鋼管へ〇開口端上に
設けたプレート81と、該プレー)81を貫通し且つ鋼
管Aの軸線方向に設けたジヨイントパイプ82と、ジヨ
イントパイプ82の先端に設けたノズル83と、ジヨイ
ントパイプ82の内部に設けた高圧チューブ84.研階
材ホース85と、プレート81上に設けたジヨイントパ
イプ82を回転させるための駆動モーター86とによっ
て構成されている。
前記切断装置にあっては、駆動モーター86が鋼管Aの
開口端にあるため水没する戊が無(、また高圧チューブ
84を介して超高圧水を供給すると共に研磨材ホース8
5を介して研磨材を供給し、駆動モーター86によって
ジヨイントパイプ82を回転させることでノズル83を
旋回させて鋼管Aを切断することが出来る。
〈発明が解決しようとした課題〉 上記の如く構成した従来の切断装置に於いて、駆動モー
ター86が鋼管Aの開口端に設けられており、該モータ
ー86の駆動力はジヨイントパイプ82を介してノズル
83に伝達される。このため、ジヨイントパイプ82を
鋼管Aの切断長さに応じた寸法で形成することが必要と
なる。即ち、鋼管Aの切断長さに応じて複数種の長さを
持ったパイプを用意することが必要となる。また複数の
ジヨイントパイプ82を接続することで切断装置を構成
するため、切断装置全体の重量が大きくなり、これに伴
い駆動モーター86の駆動力を大きくする必要がある等
の問題がある。
本発明の目的は、重量が小さく且つ取扱いの容易な管切
断装置を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係る管切断装置は、
管の内部に配設され咳管を所定位置で切断するための管
切断装置であって、前記管を切断するための切断手段と
、前記管の所定位置に於いて装置本体の軸心を管の軸心
と略一致させて固定するための固定手段と、装置本体の
軸心を中心として回転可能に構成され前記切断手段を保
持するための保持手段と、前記保持手段を回転させるた
めの駆動手段とを有して構成されるものである。
また前記管切断装置に於いて、切断手段が超高圧水又は
高圧水と研磨材との混合流体を噴射するためのノズルで
あり、保持手段に前記ノズルを回動可能に保持するため
の回動部材を設けて構成することが好ましい。
〈作用〉 上記手段によれば、管切断装置(以下r切断装置!!1
という)の装置本体を予め設定された鋼管抗酸いは鋼管
矢板(以下r鋼管1という)の切断位置に応じた位置ま
で移動させ、固定手段によって該装置本体の軸心を鋼管
の軸心と略一致させて固定する。そして駆動手段によっ
て切断手段を保持した保持手段を装置本体の軸心を中心
として回転させると共に、切断手段を動作させることテ
鋼管を切断することが出来る。
また切断手段として超高圧水(1000kgf/c−以
上の圧力を持った水をいう、以下同じ)又は高圧水と研
磨材との混合流体を噴射させるノズルを用い、該ノズル
を回動部材を設けた保持手段によって保持した場合には
、ノズルから噴射する水ジェツト又はアブレーシブジェ
ットによって鋼管を切断することが出来、且つ保持手段
の回転に伴いノズルが回動することで、該ノズルと接続
された高圧チューブの捌きを円滑に行うことが出来る。
〈実施例〉 以下上記手段を適用した切断装置の一実施例について図
を用いて説明する。
第1図は本発明に係る切断装置の断面説明図、第2図は
第1図の■−■矢視図、第3図はホルダーの説明図、第
4図はブロック説明図、第5図は鋼管を切断する際の説
明図である。
本発明に係る切断装置Bは、鋼管杭(JISA−552
5)鋼管矢板(J l5A−5530)等の鋼管Aの内
部に挿入され、所定位置に於いて前記鋼管Aを輪切り状
に切断するものである。
第1図及び第2図に於いて、切断装置Bはフレームlと
、固定手段となる複数のクランプ装置2と、切断手段と
なるノズル3、ノズル3を保持する保持手段となるホル
ダー4と、該ホルダー4をフレーム1の軸心5を中心と
して回転させる駆動手段となる駆動装置6とにより構成
されている。
前記フレームlは円筒状に形成されており、内部には後
述する高圧チェープ3a、油圧ホース10a等が配設さ
れ、また外周所定位置に前記各装置が配設されている。
フレームlの下端(第1図に於ける下側)laの内面は
曲面状に形成されており、また上端(第1図に於ける上
側)lbにはフランジ7が固着されている。
前記フランジ7には中心に前記高圧チューブ3a、油圧
ホース10a等を通過させるための通孔7aが形成され
ており、また複数のフックボルト7bが取り付けられて
いる。
前記フレームlは機械構造用鋼管等を用い、外周を旋削
することで形成することが可能である。
クランプ装置2は切断装置Bを鋼管A内の所定位置で固
定するためのものである0本実施例では、フレームlの
上端lb側にリンク機構を用いた3組のクランプ装置2
を略等角度間隔で設けている。
前記クランプ装置2は、2本のバー2a、2bと、当接
板2Cと、シリンダー2dとによって構成されている。
前記バー2a、2bは、一端がフレームlの外周に固着
したブラケッ)2eにピン2fを介して取り付けられる
ことでフレーム1に対し回動可能に構成されている。ま
たバー2a、2bの先端にピン2rを介して当接板2C
を取り付けることで、フレーム1.バー2a、2b、 
当接板2cとで平行四辺形のリンクを構成している。
シリンダー2dは端部がフレームlに回動可能に取り付
けられており、ロッドが当接板2Cに取り付けられてい
る。
当接板2Cにはパッド2gが固着されている。
このパッド2gは鋼管Aの内面と直接接触して切断装置
Bを所定位置に保持するものであり、弾力性を有し且つ
摩擦係数の大きな材料、例えばゴム等によって形成され
ている。前記パッド2gには鋼管Aとの接触面に鋸刃状
の凹凸を形成することが好ましい。
上記の如く構成したクランプ装置2にあっては、シリン
ダー2dに圧油を供給しロッドを突出させることでバー
2a、2bを起立させると共に、当接Fi2cを拡開し
てパッド2gを鋼管への内面に当接させると共に所定の
圧力で押圧することによってフレームl、即ち、切断装
置Bを鋼管Aに固定することが可能である。
また各クランプ装M、2を構成するシリンダー2dに同
量の圧油を供給することによって、各シリンダー2dの
ロッドを等しい速度で突出させることでフレームlの軸
心5を鋼管Aの軸心と略一致させることが可能である。
従って、切断装置Bの軸心5を鋼管Aの軸心と略一致さ
せることが可能である。
然し複数のシリンダー2dに同量の圧油を供給すること
が困難であることから、3&11のクランプ装置2の内
2組のクランプ装置2の寸法、即ち、パッド2gと軸心
5との距離を予め鋼管Aの内半径と等しい寸法で設定し
ておき、切断装置Bが鋼管Aの切断位置に達した時に、
1組のクランプ装置2のシリンダー2dに圧油を供給す
ることで、切断装置Bの軸心5を鋼管Aの軸心と略一致
させると共に、切断装置Bを鋼管Aに固定するよう横成
することが可能である。
更に、2&Ilのクランプ装置2をシリンダー2dより
も小さいストロークを持ったシリンダーによって構成し
、該シリンダーのストロークエンドに於いてパッド2g
と軸心5との距離が鋼管へ〇内半径と等しい寸法となる
ように、シリンダーのフレームlに対する取り付は高さ
を調整しても良い。
この場合、クランプ装置2のシリンダー2d及び該シリ
ンダー2dよりもストロークの小さいシリンダーに同時
に圧油を供給すると、ストロークの小さいシリンダーが
先にストロークエンドに達する。従って、ストロークの
小さいシリンダーを取り付けた2組のクランプ装置2の
寸法が速やかに鋼管Aの内半径と等しくなるため、切断
装置Bの軸心5を鋼管Aの軸心と略一致させると共に、
切断装置Bを鋼管Aに固定するよう構成することが可能
である。
ノズル3は超高圧の水ジェット或いはアブレーシブジェ
ットを噴射して鋼管Aを切断するものである。本実施例
では、350kgr/c−の圧力を持った高圧水に研磨
材として珪砂を混合した所謂アブレーシブジェットによ
って鋼管Aを切断するように構成している。
前記ノズル3はφ1,6〜φ2.8の口径を有する数[
!類のノズルから切断すべき鋼管Aの板厚に応じて選択
して用いている。またノズル3には高圧チューブ3aが
取り付けられており、該チューブ3aによって高圧水を
発生するための高圧ポンプ3b1及び高圧水に研摩材を
混入させるための研磨材供給装置3cと接続されている
前記ノズル3はホルダー4によって鋼管Aの内面に対し
略直角方向に保持されている。
ホルダー4は、駆動装置6を構成する回転スリーブ6c
に取り付けた追従装置Bのプラケット8bに固着されて
いる。・またホルダー4はノズル3を保持し、且つ駆動
装置6によって軸心5を中心として回転される。このと
き、ノズル3からアブレーシブジェットを噴射すること
で鋼管Aを切断することが可能である。
ホルダー4によってノズル3を保持して軸心5を中心と
して回転させた場合、この回転によって高圧チューブ3
aには捩じれが生ずる。高圧チューブ3aに発生する涙
じれを防止するために、従来の切断装置ではノズルと高
圧チューブとをスイベルジヨイントを介して接続してい
る。然し、前記スイベルジヨイントは高価であり、また
流体が高圧であり且つ研磨材との混合流体であることか
ら寿命が短い等の問題がある。
このため、本実施例では第3図に示すように構成したホ
ルダー4を用いている。
即ち、ケーシング4aの内部に軸受4bが嵌合されてい
る。前記軸受4bに内径をノズル3の外径と略等しい寸
法で形成したスリーブ4cが回転可能に嵌合されている
。ケーシング4aの両端には夫々キャップ4dが取り付
けられており、該キャップ4d側であってスリーブ4c
との摺動面には○リング等のシール部材4eが装着され
ている。
これにより、ケーシング4aの内部に密封空間を形成し
、該密封空間にグリス等の潤滑油を封入することで、軸
受4bに対する潤滑を行うと共に密封空間に水が侵入す
ることを防止している。
上記の如く構成したホルダー4によってノズル3を保持
するには、ノズル3をスリーブ4cに嵌合し、該スリー
ブ4cに設けたホローセットポル)4fによってノズル
3を締結することで保持することが可能である。
上記の如く構成したホルダー4に於いて、ノズル3はホ
ルダー4に保持された状態で自由に回転することが可能
である。従って、軸心5を中心としたホルダー4の回転
に伴いノズル3が回転することで、高圧チューブ3aに
涙じれが発生する虞がない。
駆動装置6は次のように構成されている。即ち、フレー
ム1の下端la側に固定スリーブ6aが固着されており
、該スリーブ6aに取り付けた軸受6b+、6bzによ
って回転スリーブ6cが回転可能に支承されている。前
記回転スリーブ6cの上端には内歯車6dが固着されて
おり、該内歯車6dにモーター6eに取り付けた歯車6
fが噛合している。前記モーター6eはフレーム1に固
着したベース6gに取り付けられている。
回転スリーブ6Cの上下方向の端部には、該スリーブ6
Cと固定スリーブ6aとの間の空隙を閉鎖するためのキ
ャップ6hが固着されている。キャップ6hの内周面で
あって、固定スリーブ6aとの摺動面にはオイルシール
或いは0リング等のシール部材6血が取り付けられてお
り、このシール部材61によって固定スリーブ6aと回
転スリーブ6cとの間に密封空間を形成している。そし
て前記密封空間にグリス等の潤滑油を封入することで、
軸受6b+、  6b*に対する潤滑を行うと共に、該
空間に水が侵入することを防止している。
固定スリーブ6aの下端側には、該位置に設けた軸受6
biに対応してネジ6jが形成されている。
そしてネジ6jに菊座金、菊ナツト6kを螺合すること
で、軸受6btに作用するスラスト方向の荷重を菊ナツ
ト6kを介して固定スリーブ6aに伝達し、フレームl
によって支持し得るように構成している。
前記モーター6eとしては電動モーター、エアモーター
、油圧モーター等のモーターを用いることが可能である
が、本実施例では油圧モーターを用いている。
前記回転スリーブ6cの下端側に追従装置8が設けられ
ており、軸心5を中心として追従装置8と対称位置に支
持装置9が設けられている。
前記追従装置1FBは、ホルダー4に保持されたノズル
3と鋼管Aの内面との距離を一定に維持する機能を有す
るものである。このため、追従装置8は鋼管Aの内面と
接触して回転するローラ8aと、ローラ8aを回転可能
に支持すると共にホルダー4を固着したブラケッ1−8
bと、ローラ8aを鋼管Aの内面に当接させる方向に付
勢するためのバネ8cと、これ等の各部材88〜8cを
出没させるためのシリンダー8dとによって構成されて
いる。
前記シリンダー8dは回転スリーブ6cの外周に直立し
た状態で固着されている。従って、追従装置8はローラ
8aをシリンダー8d及びバネ8Cの軸方向、即ち、切
断装置Bの半径方向に移動し得るように構成されている
上記構成に於いて、シリンダー8dに圧油を供給してブ
ラケット8b及びバネ8Cを鋼管Aの内面方向に突出さ
せると、ローラ8aが切断装置Bの半径方向に移動し、
鋼管Aの内面と当接して停止する。このとき、ホルダー
4によって保持されたノズル3と鋼管Aの内面との距離
が予め設定された値となる。
ノズル3からアブレーシブジェットを噴射したとき、こ
の噴流によりホルダー4に作用する反力は20kg 〜
30kgである。従って、バネ8cは20kg〜30k
g以上の強度を持って設計されている。そして回転スリ
ーブ6Cとローラ8aとの間にバネ8Cを介在させるこ
とによって、ローラ8aを常に鋼管Aの内面方向に押圧
すると共に、ローラ8aと回転スリーブ6Cとの距離の
変動を吸収することが可能である。
上記の如く構成した追従装置8によって、鋼管への内面
とノズル3との距離を一定に維持することが可能となる
支持装置9は回転スリーブ6cの外周であって追従装置
8の対称位置に設けられ、追従装置8を介して回転スリ
ーブ6cに作用するアブレーシブジェットの反力、或い
はローラ8aと回転スリーブ6cとの距離の変動に応じ
て発生する力を鋼管Aに分散させる機能を有するもので
ある。即ち、本実施例の切断装置Bはフレーム1の上端
に設けた固定装置2によって鋼管Aに固定されるため、
フレーム1は片持梁状となり、且つ片持梁の先端に作用
する力によって曲げモーメントが作用する。
このため、力の作用線上である追従装置t8と対称位置
に支持装置9を設けることによって、追従装置8に作用
する力を支持袋W9を介して鋼管Aに伝達し、これによ
り、フレーム1に曲げモーメントが作用することのない
よう構成するものである。
支持装置9は、鋼管Aの内面と接触して回転するローラ
9aと、ローラ9aを出没させるためのシリンダー9b
とによって構成されている。前記シリンダー9bは回転
スリーブ6cの外周に固着されており、従って、支持装
置9はローラ9aを切断装置Bの半径方向に移動し得る
ように構成されている。
上記の如く構成した支持袋W9に於いて、ローラ9aの
先端とフレームlの軸心5との距離は、鋼管Aの内半径
と等しい寸法に設定することが好ましい0例えば、ロー
ラ9aの先端と軸心5との距離が鋼管Aの内半径と等し
い寸法で設定されていない場合には、支持装置9によっ
てフレームlに曲げモーメントを作用させたり、或いは
追従装置8に作用する力を支持し得ない虞がある。
ローラ9aと軸心5との距離を鋼管Aの内半径と等しい
寸法に設定するには、シリンダー9bと回転スリーブ6
Cとの間に所定の厚さを持って形成したライナーを介在
させたり、或いはシリンダー9b内にカラーを設け、該
シリンダー9bのストロークを調整することによって設
定することが可能である。
本実施例に於いて、シリンダー2d、8d、9b及びモ
ーター6eは油圧によって駆動されている。このため、
前記各シリンダー2d、8d、9b及びモーター6eに
は夫々第4図に示す油圧ホース10aが接続され、該油
圧ホース10aを介して油圧発生装置lOと接続されて
いる。
第4図は上記の如く構成した切断装置Bに研摩材を混合
した高圧水を供給するための説明図である。
図に於いて、ポンプ11によって高圧ポンプ3bに供給
された低圧水は、該ポンプ3bにより所定の圧力に昇圧
される。また研磨材供給装置3Cに対しコンプレッサー
12から圧力エアが供給され、該研磨材供給装置3cか
ら予め流量を設定された珪砂等の研磨材が高圧水中に混
入し、この混合流体をノズル3から噴射することによっ
て鋼管Aを切断することが可能となる。油圧ユニシト1
0.ポンプ11.高圧ポンプ3b、研磨材供給装置3c
コンプレッサー12は操作盤13に設けた制?11部に
よって制御される。
次に上記の如く構成した切断装置Bによって鋼管Aを切
断する場合の操作を第5図により説明する。
先ず、切断装置Bを架台14に取り付けた例えばチェン
ブロック等の昇降装置15に取り付ける。即ち、切断装
置Bのフランジ7に取り付けたフックボルト7bにワイ
ヤ16を取り付け、このワイヤ16を昇降装置15のフ
ック15aに掛ける。そして架台14を鋼管Aの上端開
口部に載置すると共に、該架台14に固着した油圧シリ
ンダー14aによって鋼管Aに固定する。
次いで昇降装置15を操作して切断装置Bを鋼管A内の
所定位置に下降させ、切断装置Bのノズル3の位置が鋼
管Aの切断位置と一致したとき、昇降装置15の操作を
停止する。そしてクランプ装置2のシリンダー2dに圧
油を供給して当接板2Cを鋼管Aの内面と当接させるこ
とで、切断装置Bの軸心5を鋼管Aの軸心と略−敗させ
ると共に、該装置Bを鋼管Aに固定する。
次に、追従装置8.支持装置9のシリンダー8d、9b
に圧油を供給し、ローラ8a、9aを夫々鋼管Aの内面
に当接させる。
上記各操作を行うことで鋼管Aに対する切断準備が完了
する。
次に、操作盤13からの信号によって高圧ポンプ3cと
研磨材供給装置3bとを動作させ、高圧チューブ3aを
介して高圧水と研摩材との混合流体をノズル3に供給す
ると共に、該ノズル3からアブレーシブジェットを噴射
する。そして前記状態を所定時間(±数秒間)維持する
ことで鋼管Aを穿孔し切断の開始点を形成する。前記時
間が経過した後、モーター6eに圧油を供給して該モー
ター6eを回転させ、ホルダー4を軸心5を中心とし、
且つ鋼管Aの板厚に応じた速度で回転させる。
上記の如くノズル3からアブレーシブジエ”/トを噴射
しつつホルダー4を回転させることで、鋼管Aを切断す
ることが可能となる。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明に係る切断装置によ
れば、切断装置を小さく構成することが出来る。
また鋼管の開口端から切断位置までの距離が変化した場
合、本発明に係る切断装置が従来技術の如くジョンイト
パイプによって開口端と切断位置との距離を調整するも
のではないため、切断装置全体の位置を変化させること
で切断位置の変化に対し容易に対応することが出来、且
つ装置全体の重量が変化しないため、ホルダーを駆動す
る駆動力を変更する必要がない。
また切断手段として超高圧水又は高圧水と研磨材との混
合流体を噴射するノズルを用い、該ノズルを回動部材を
設けた保持手段によって保持した場合には、ノズルから
噴射する水ジェツト又はアブレーシブジェットによって
鋼管を切断することが出来、且つ保持手段の回転に伴い
ノズルが回動することで、該ノズルと接続された高圧チ
ューブの捌きを円滑に行うことが出来る等の特徴を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る管切断装置の断面説明図、第2図
は第1図の■−■矢視図、第3図はホルダーの説明図、
第4図はブロック説明図、第5図は鋼管を切断する際の
説明図、第6図は従来技術の説明図である。 Aは鋼管、1はフレーム、2はクランプ装置、2a、2
bはバー、2cは当接板、2dはシリンダー、2eはブ
ラケット、2fはピン、2gはパッド、3はノズル、3
aは高圧チューブ、3bは高圧ポンプ、3cは研磨材供
給装置、4はホルダ、5は軸心、6は駆動装置、6aは
固定スリーブ、6b+、6btは軸受、6cは回転スリ
ーブ、6dは内歯車、6eはモーター、6fは歯車、6
gはベース、6hはキャップ、6Iはシール部材、6j
はネジ、6には菊ナツト、7はフランジ、7aは通孔、
7bはフックボルト、8は追従装置、8aはローラ、8
bはブラケット、8cはバネ、8dはシリンダー、9は
支持装置、9aはローラ、9bはシリンダー、10は油
圧発生装置、10aは油圧ホース、11はポンプ、12
はコンプレッサー、13は操作盤、14は架台、15は
昇降装置、16はワイヤである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管の内部に配設され該管を所定位置で切断するた
    めの管切断装置であって、前記管を切断するための切断
    手段と、前記管の所定位置に於いて装置本体の軸心を管
    の軸心と略一致させて固定するための固定手段と、装置
    本体の軸心を中心として回転可能に構成され前記切断手
    段を保持するための保持手段と、前記保持手段を回転さ
    せるための駆動手段とを有して構成したことを特徴とし
    た管切断装置。
  2. (2)切断手段が超高圧水又は高圧水と研磨材との混合
    流体を噴射するためのノズルであり、保持手段に前記ノ
    ズルを回動可能に保持するための回動部材を設けて構成
    したことを特徴とした請求項(1)記載の管切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107322077A (zh) * 2017-06-07 2017-11-07 燕山大学 一种钢管在线切断与坡口装置
CN108057924A (zh) * 2017-12-14 2018-05-22 潍坊江钢机械有限公司 手压预调节切管机

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