JPH03153537A - 石英ガラスインゴットの製造法 - Google Patents
石英ガラスインゴットの製造法Info
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- JPH03153537A JPH03153537A JP28998689A JP28998689A JPH03153537A JP H03153537 A JPH03153537 A JP H03153537A JP 28998689 A JP28998689 A JP 28998689A JP 28998689 A JP28998689 A JP 28998689A JP H03153537 A JPH03153537 A JP H03153537A
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- furnace
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- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 24
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
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Landscapes
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は石英ガラスインゴットの製造法に関し、特に長
尺な石英ガラスインゴットの製造に有効な方法に関わる
。
尺な石英ガラスインゴットの製造に有効な方法に関わる
。
[従来の技術と課題]
従来、長尺な石英ガラスインゴットは、水晶粉を供給す
る供給器から酸水素炎でバーナより霧状に溶融された水
晶粉を吹付け、溶融堆積し、堆積部を定速で降下するこ
とにより製造していた。
る供給器から酸水素炎でバーナより霧状に溶融された水
晶粉を吹付け、溶融堆積し、堆積部を定速で降下するこ
とにより製造していた。
しかし、従来技術によれば、堆積部を定速で降下するが
、水晶粉供給器が定量化に欠ける。また、目視でインゴ
ット用素材の頭部位置を観察しており、更にガス量を浮
遊式フローメータにより調節を行っている事により、定
量、定数的でない。こうしたことから、得られたインゴ
ット形状が不安定になり、歩留り低下の原因となってい
る。
、水晶粉供給器が定量化に欠ける。また、目視でインゴ
ット用素材の頭部位置を観察しており、更にガス量を浮
遊式フローメータにより調節を行っている事により、定
量、定数的でない。こうしたことから、得られたインゴ
ット形状が不安定になり、歩留り低下の原因となってい
る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、水晶粉供給
部、インゴット用素材の位置検出及びガス量の定量、数
値化を図り、それを自動でフィードバックする事により
、堆積速度を一定に保持でき、従来と比べて安定した形
状としえる石英ガラスインゴットの製造法を提供するこ
とを目的とする。
部、インゴット用素材の位置検出及びガス量の定量、数
値化を図り、それを自動でフィードバックする事により
、堆積速度を一定に保持でき、従来と比べて安定した形
状としえる石英ガラスインゴットの製造法を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、棒状の石英インゴット用素材を炉に対して昇
降させる昇降駆動装置と、前記炉内に燃料ガス、支熱ガ
スをガスバーナを介して供給するガス制御器と、前記炉
内に水晶粉を供給する水晶粉供給器と、前記インゴット
用素材の上端位置の検出を行ない、その信号を前記昇降
駆動装置及びガス制御器にフィードバックする検出機構
とを具備する事を特徴とする石英ガラスインゴットの製
造法である。
降させる昇降駆動装置と、前記炉内に燃料ガス、支熱ガ
スをガスバーナを介して供給するガス制御器と、前記炉
内に水晶粉を供給する水晶粉供給器と、前記インゴット
用素材の上端位置の検出を行ない、その信号を前記昇降
駆動装置及びガス制御器にフィードバックする検出機構
とを具備する事を特徴とする石英ガラスインゴットの製
造法である。
[作用]
本発明においては、石英インゴット用素材の上端位置を
検知する例えばカメラなどを炉付近に設け、更にこのカ
メラによる検知信号を昇降駆動装置やガス制御器に自動
的にフィードバックできるようにして酸水素バーナから
のガス量を適宜設定するようにしたため、外径変動が極
めて小さい長尺石英インゴットを得ることができる 〔実施例] 以下、本発明の一実施例について説明する。
検知する例えばカメラなどを炉付近に設け、更にこのカ
メラによる検知信号を昇降駆動装置やガス制御器に自動
的にフィードバックできるようにして酸水素バーナから
のガス量を適宜設定するようにしたため、外径変動が極
めて小さい長尺石英インゴットを得ることができる 〔実施例] 以下、本発明の一実施例について説明する。
まず、本実施例に用いられるインゴット製造装置につい
て第1図を参照して説明する。
て第1図を参照して説明する。
図中の1は、下側に開口部1aを有する炉である。この
炉1の上部には酸水素バーナ2が設けられており、また
炉側部には窓3が設けられている。
炉1の上部には酸水素バーナ2が設けられており、また
炉側部には窓3が設けられている。
前記炉1の下方には、主軸5を介して石英インゴット用
素材4を昇降させる昇降駆動装W6が配置されている。
素材4を昇降させる昇降駆動装W6が配置されている。
前記酸水素バーナ2の上方には、このバーナ2に連結さ
れた水晶粉定量供給器7が配置されている。前記酸水素
バーナ2.水晶粉定量供給器7及びこれら両者を連結す
るパイプ8にはガス制御器9が連結され、このガス制御
器9から燃料ガス(H2ガス)や支熱ガス(0゜ガス)
が供給されるようになっている。
れた水晶粉定量供給器7が配置されている。前記酸水素
バーナ2.水晶粉定量供給器7及びこれら両者を連結す
るパイプ8にはガス制御器9が連結され、このガス制御
器9から燃料ガス(H2ガス)や支熱ガス(0゜ガス)
が供給されるようになっている。
前記ガス制御器9には制御盤10が接続され、この制御
盤10は前記昇降駆動装置6に接続されている。前記炉
1の窓3の近くには石英インゴット用素材4の上端位置
の検出を行う検出機構としてのカメラ11が配置され、
このカメラ11は前記昇降駆動装置6にモニター12を
介して接続されている。
盤10は前記昇降駆動装置6に接続されている。前記炉
1の窓3の近くには石英インゴット用素材4の上端位置
の検出を行う検出機構としてのカメラ11が配置され、
このカメラ11は前記昇降駆動装置6にモニター12を
介して接続されている。
従って、前記カメラ11により前記石英インゴット用素
材4の上端位置の検出が行なわれると、その検出信号が
前記昇降駆動装置6やガス制御器9に自動的にフィード
バックするよう1;なっている。
材4の上端位置の検出が行なわれると、その検出信号が
前記昇降駆動装置6やガス制御器9に自動的にフィード
バックするよう1;なっている。
こうした構成のインゴット装置を用いて石英インゴット
を次のようにして製造する。即ち、まず石英インゴット
用素材4を昇降駆動装置6により炉1内に上昇させる。
を次のようにして製造する。即ち、まず石英インゴット
用素材4を昇降駆動装置6により炉1内に上昇させる。
ここで、酸水素バーナ2からH2ガスをlO,0〜14
.0m ’ / Hr (平均12.0m ’/Hr)
、また02ガスを5.0〜7.0 m3/llr (平
均6.0 m ’ / 1lr) 、各々±0.1%以
内で燃焼し熱源とした。また、前記炉1内の素材4の上
端位置はカメラ11により検出し、例えば上端位置が0
.321変動するごとに酸水素バーナ2からのガス量を
自動的に0.03〜0.05m ’ / Hr変化させ
るとともに、昇降駆動装置6により上端位置を一定に保
持した。
.0m ’ / Hr (平均12.0m ’/Hr)
、また02ガスを5.0〜7.0 m3/llr (平
均6.0 m ’ / 1lr) 、各々±0.1%以
内で燃焼し熱源とした。また、前記炉1内の素材4の上
端位置はカメラ11により検出し、例えば上端位置が0
.321変動するごとに酸水素バーナ2からのガス量を
自動的に0.03〜0.05m ’ / Hr変化させ
るとともに、昇降駆動装置6により上端位置を一定に保
持した。
このように上記実施例によれば、石英インゴット用素材
4の上端位置を検知するカメラ11などを炉1の窓3付
近に設け、更にこのカメラ11による検知信号を昇降駆
動装ft6やガス制御器9に自動的にフィードバックで
きるようにして酸水素バーナ2からのガス量を適宜設定
するようにしたため、外径変動が極めて小さい長尺石英
インゴットを得ることができる。
4の上端位置を検知するカメラ11などを炉1の窓3付
近に設け、更にこのカメラ11による検知信号を昇降駆
動装ft6やガス制御器9に自動的にフィードバックで
きるようにして酸水素バーナ2からのガス量を適宜設定
するようにしたため、外径変動が極めて小さい長尺石英
インゴットを得ることができる。
事実、本発明法により原料供給量20Kg/Hrでバー
ナー焦点距離220m5で行った場合、第2図に示す如
く外形φ110sv〜φ120+gsで長さが1500
1の長尺石英インゴットを安定的に製造することができ
た。これに対し、従来法では、外径φ110膳震〜−1
50m5.と非常に変動が激しかった。これにより、本
発明法が従来法と比べて優れていることが明らかである
。
ナー焦点距離220m5で行った場合、第2図に示す如
く外形φ110sv〜φ120+gsで長さが1500
1の長尺石英インゴットを安定的に製造することができ
た。これに対し、従来法では、外径φ110膳震〜−1
50m5.と非常に変動が激しかった。これにより、本
発明法が従来法と比べて優れていることが明らかである
。
また、上記のように形状が安定していることから、その
後の加工においても研削ロスが非常に少なく、低コスト
、高品質化が実現でき、高精度なガラスロッドを安定的
に供給できる。
後の加工においても研削ロスが非常に少なく、低コスト
、高品質化が実現でき、高精度なガラスロッドを安定的
に供給できる。
[発明の効果]
以上詳述した如く本発明によれば、水晶粉供給部、イン
ゴット用素材の位置検出及びガス量の定量、数値化を図
り、それを自動でフィードバックする事により、堆積速
度を一定に保持でき、従来と比べて安定した形状の石英
ガラスインゴットを歩留り良く製造する方法を提供でき
る。
ゴット用素材の位置検出及びガス量の定量、数値化を図
り、それを自動でフィードバックする事により、堆積速
度を一定に保持でき、従来と比べて安定した形状の石英
ガラスインゴットを歩留り良く製造する方法を提供でき
る。
第1図は本発明に用いられるインゴット製造装置の説明
図、第2図は従来法及び本発明法によるインゴット径と
時間との関係を示す特性図である。
図、第2図は従来法及び本発明法によるインゴット径と
時間との関係を示す特性図である。
Claims (1)
- 棒状の石英インゴット用素材を炉に対して昇降させる昇
降駆動装置と、前記炉内に燃料ガス、支熱ガスをガスバ
ーナを介して供給するガス制御器と、前記炉内に水晶粉
を供給する水晶粉供給器と、前記インゴット用素材の上
端位置の検出を行ない、その信号を前記昇降駆動装置及
びガス制御器にフィードバックする検出機構とを具備す
る事を特徴とする石英ガラスインゴットの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28998689A JPH03153537A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 石英ガラスインゴットの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28998689A JPH03153537A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 石英ガラスインゴットの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03153537A true JPH03153537A (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=17750299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28998689A Pending JPH03153537A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 石英ガラスインゴットの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03153537A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001342026A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-11 | Tosoh Quartz Corp | 石英ガラスの製造方法及び製造装置 |
US9290404B2 (en) | 2005-06-10 | 2016-03-22 | Momentive Performance Materials Inc. | Free-formed quartz glass ingots and method for making same |
CN113698071A (zh) * | 2021-08-09 | 2021-11-26 | 郑州旭飞光电科技有限公司 | 用于玻璃窑炉的投料系统和投料方法 |
-
1989
- 1989-11-09 JP JP28998689A patent/JPH03153537A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001342026A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-11 | Tosoh Quartz Corp | 石英ガラスの製造方法及び製造装置 |
US9290404B2 (en) | 2005-06-10 | 2016-03-22 | Momentive Performance Materials Inc. | Free-formed quartz glass ingots and method for making same |
CN113698071A (zh) * | 2021-08-09 | 2021-11-26 | 郑州旭飞光电科技有限公司 | 用于玻璃窑炉的投料系统和投料方法 |
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