JPH03152762A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は記録再生装置、特に記録媒体に対して情報の
記録または再生を行う記録再生装置に関するものである
。

（従来の技術〕 従来、記録再生装置はコンピュータの外部記憶装置等と
して用いられ、この種の装置にはフレキシブルな磁気デ
ィスク、いわゆるフロッピーディスクに対して情報の磁
気記録または再生を行うフロッピーディスクドライブ装
Ｍ（以下ＦＤＤという）がある。

図面第７図は上記ＦＤＤの従来例を示す斜視図であり、
このＦＤＤにおいて磁気ヘッドを支持し移送するヘッド
キャリッジ部の従来例の構成を示したものである。

図面第７図において、１は磁気ヘッドを移送するキャリ
ッジであり、キャリッジ１はガイド軸（図示せず）で案
内されており、さらに駆動手段（図示せず）の駆動によ
り矢印へ方向（第７図）すなわちキャリッジ１の長手方
向で磁気ディスク１２の半径方向に沿って往復移動され
る。また、該キャリッジｌの先端部には磁気ディスク１
２の下面に記録再生を行、う磁気ヘッド２がヘッド支持
部材としての支持板９を介して支持されている。

方、キャリッジ１の上部には磁気ヘッド６の支持部材と
してヘッド支持アーム（以下アームという）３が設けら
れている。アーム３の後端にはステンレス等から成る板
バネ４が植設されている。この板バネ４の先端部にはア
ーム固定部３ａが設けられており、キャリッジ！の突部
１ａにネジ５によって固定されている。

又、アーム３の先端部には開口部３ｂが形成されており
、この開口部３ｂ中には磁気ディスク１２の上面に記録
再生を行う磁気ヘッド６が弾性的な支持板７を介して支
持されており、キャリッジ１側の磁気ヘッド２と対向し
て配置されている。また、磁気ヘッド２，６はそれぞわ
フレキシブルプリント板（図示せず）にてＦＤＤの記録
再生回路に接続されている。

方、アーム固定部３ａには突設されたばね掛け３ｃに押
圧用バネ８が配設されており、この抑圧用バネ８により
アーム３が第７図において下方の磁気ディスク１２に接
近する方向へ押圧され付勢されている。

以上のような構成により、磁気ディスク１２が回転駆動
（図示せず）により回転され、両磁気ヘッドに磁気ディ
スク１２が摺動して記録および再生が行われる。

（発明が解決しようとする課則〕 以上のように、従来例においては、記録ないし再生を行
う場合、板バネ４の変形やアーム３に対する磁気ヘッド
６の取付誤差及びキャリッジ１の突部１ａの傾き等釘よ
り、押圧用バネ８でアーム３は下方に押圧されているも
のの、図面第８図に示すように、上側の磁気ヘッド６が
傾斜してしまう。このため、その媒体慴動面が下側の磁
気ヘッド２と非平行となる。この状態でＦＤＤを駆動し
ても特に上側の磁気ヘッド６が磁気ディスク１２に良好
に慴接せず、両者間にスペーシング（媒体と磁気ヘッド
との間隙）が発生し、スペーシングロスにより、記録再
生特性に劣化を引き起こすという１１Ｆ１題点があった
。

この発明は、上記のような従来例の問題点を解消するた
めになされたもので、磁気ヘッド支持部材であるアーム
をキャリッジに固定するとき、簡単な構成である傾斜変
化手段によりアームに固定されている磁気ヘッドの傾き
を調整して、良好な慴接状態が得られ、記録再生特性を
向上することを目的とする。

〔２！題を解決するための手段〕 このため、この発明においては、記録再生ヘッドと、該
記録再生ヘッドを支持するヘッド支持部材と、記録媒体
と、を有し、かつ前記ヘッド支持部材を前記記録媒体に
押圧し、前記記録再生ヘッドを前記記録媒体に相対的に
慴動させて情報の記録再生を行う記録再生装置であって
、前記記録媒体に対する前記ヘッド支持部材の傾斜を連
続的に変化させる傾斜変化手段を設けて成る記録再生装
置により、前記目的を達成しようとするものである。

〔作用〕

この発明における記録再生装置は、ヘッド支持部材を記
録媒体に押圧し、記録再生ヘッドを記録媒体に相対的に
摺動させ、情報の記録再生を行うとき、傾斜変化手段に
より、記録媒体に対するヘッド支持部材の傾斜を連続的
に変化させる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図面第１図はこの発明の一実施例である記録再生装置の
概要側面図、第２図は第１図を８．方向より見た状態を
示す図、第３図は第２図のアーム固定部を傾斜させた状
態を示す図、第４図は長突部を下側に設けた状態を示す
図、第５図は第６図のリングを用いて傾斜をとる状態を
示す図、第６図は第５図のリングを示す斜視図である。

以上の図面において、前記従来例における同一または相
当構成要素は同一符号で表わし、重複説明は省略する。

また図面第１図において、Ａは記録再生ヘッドであり、
磁気ヘッド２．６で構成されている。Ｂはヘッド支持部
材であり、アーム３およびキャリッジ１で構成され、記
録再生ヘッドＡを支持する手段である。Ｃは記録媒体で
あり、磁気ディスク１２で構成されている。Ｄは傾斜変
化手段てあリ、長突部３ｂもしくはリング２０（第５図
）より構成され、記録媒体Ｃに対するヘッド支持部材Ｂ
の傾斜を連続的に変化させる手段である。また、アーム
固定部３ａには長突部３ｂが設けられており、キャリッ
ジ１の突部１ａに接している。

第２図は第１図のＢ方向より見た図であり、アーム３は
ネジ５によってキャリッジｌの突部１ａに固定される。

次にこの実施例の動作を第２図および第３図を用いて説
明する。

１図面第２図において１図面第３図に示すように、ネジ
５で固定時各ネジの締め具合を、３１節してアーム３の
アーム固定部３ａの角度を連続的に変化させることがで
きる。この角度の連続変化釘よリアーム３に固定されて
いる磁気ヘッド６の角度すなわち傾きを変化させる。ま
た、磁気ディスク１２を回転させ、磁気ヘッド２．６の
それぞれの１３号を記録再生装置の記録再生回路（図示
せず）を通して見ながら、良好な慴接状態に調整する。

この結果第８図に示すようなスペーシングロスが発生せ
ず記録再生特性の向上をはかることができる。

なお、以上説明した実施例では、第２図に示したように
、長突部３ｂはアーム固定部３ａに設けられているが、
第４図に示すように、キャリッジ１の突部１ａに長突部
１ｂとして設けてもよい。

また、この実施例の別の形態を第５図に例示して説明す
る。

図面第５図において、２０はリングであり、第６図のリ
ング斜視図に示すように片側の面（この場合は上面）が
傾斜している。リング２０は第５図に示すように、キャ
リッジｌ（第１図）の突部１ａとアーム固定部３８間に
回転自在に緩嵌されている。このように構成することで
、リング２０の位置を回転させて変えることによりアー
ム固定部３ａの角度を連続的に変化させることができる
。

以上の艮突部１ｂを設ける場合も、リング２０を緩嵌す
る場合も共に、前記実施例と間柱の作用、効果な奥する
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、磁気ヘッド支
持部材であるアームをキャリッジに固定するとき、簡単
な構成である傾斜変化手段でアームに固定されている磁
気ヘッドの傾きを調整して、良好な摺接状態が得られ、
記録再生特性を向上するというすぐれた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である記録再生装置の概要
側面図、第２図は第１図を８１方向より見た状態を示す
図、第３図は第２図のアーム固定部を傾斜させた状態を
示す図、第４図は長突部を下側に設けた状態を示す図、
第５図は第６図のリングを用いて傾斜をとる状態を示す
図、第６図は第５図のリングを示す図、第７図はＦＤＤ
の従来例を示す斜視図、第８図は従来例のＦＤＤの磁気
ヘッドの非平行状態を示す図である。 Ａ　−−−−−−記録再生ヘッド Ｂ−ｍ−ヘッド支持部材 Ｃ−−−−−−記録媒体 Ｄ・・・・・・傾斜変化手段 ！・・・・・・キャリッジ １　ａ　＝　”−突部 １　ｂ、　３　ｂ−−−−−−艮突部 ２　、６−−−−−−磁気ヘッド ３・・・軸・アーム ４−−−−−−板バネ ５−−−−−−ネジ ８−−−−−−押圧用バネ ２０−−−−−リング

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録再生ヘッドと、該記録再生ヘッドを支持するヘッド
   支持部材と、記録媒体と、を有し、かつ前記ヘッド支持
   部材を前記記録媒体に押圧し、前記記録再生ヘッドを前
   記記録媒体に相対的に摺動させて情報の記録再生を行う
   記録再生装置であって、前記記録媒体に対する前記ヘッ
   ド支持部材の傾斜を連続的に変化させる傾斜変化手段を
   設けて成ることを特徴とする記録再生装置。