JPH03151632A - 半導体ウェーハの熱処理炉 - Google Patents

半導体ウェーハの熱処理炉

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JPH03151632A
JPH03151632A JP29208189A JP29208189A JPH03151632A JP H03151632 A JPH03151632 A JP H03151632A JP 29208189 A JP29208189 A JP 29208189A JP 29208189 A JP29208189 A JP 29208189A JP H03151632 A JPH03151632 A JP H03151632A
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furnace core
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森島 和宏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体ウェーハの熱処理炉に関し、特に、炉
芯管本体の開口端部に対し炉蓋本体が擦合接触される拡
張段部を形成してなる半導体ウェーハの熱処理炉に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、この種の半導体ウェーハの熱処理炉としては、た
とえば縦型熱処理炉が提案されていたが、特に、有害ガ
ス(たとえば水素ガス)を用いて半導体ウェーハの熱処
理を実行する場合、炉芯管本体の開口端部を支持するた
めの炉芯管本体支持部の下面に対して炉蓋本体を直接に
当接せしめることにより炉芯管本体の開口端部を閉鎖し
、がつ炉芯管本体支持部の下面に対しOリングを介して
炉蓋本体を保持するための炉蓋保持部材の上面な当接せ
しめることにより炉芯管本体の開口端部と炉蓋保持部材
との間をシールしてなるものが提案されていた。
[解決すべき問題点] しかしながら、従来の半導体ウェーハの熱処理炉では、
0リングが炉芯管本体から与えられる熱によって劣化す
ることを防止するための水冷回路を内蔵できるよう、炉
芯管本体支持部および炉蓋保持部材をステンレス鋼で作
成していたので、(il炉芯管本体の内部空間に対して
ステンレス鋼が露出してしまう欠点があり、ひいては(
iil熱処理ガスあるいは洗浄ガス(たとえば塩化水素
ガス)によってステンレス鋼が腐食され炉芯管本体の内
部空間に対して鉄、クロムあるいはニッケルなどの金属
粒子が侵入してしまう欠点があり、結果的に(iiil
炉芯管本体の内部空間で熱処理されるに際し半導体ウェ
ーハがこれらの金属粒子によって汚染されてしまう欠点
があった。
そこで、本発明は、これらの欠点を除去すべく、石英あ
るいは炭化珪素によって作成された炉蓋本体を炉芯管本
体の開口端部に対して直接に擦合接触することにより炉
芯管本体の開口端部を閉鎖して炉芯管本体の内部空間に
対しステンレス鋼が露出することを回避してなる半導体
ウェーハの熱処理炉を提供せんとするものである。
(2)発明の構成 E問題点の解決手段] 本発明により提供される問題点の解決手段は、[(1)
加熱部材によって包囲されかつ熱処理ガスが供給される
炉芯管本体の内部空間に対し半導体ウェーハをウェーハ
熱処理用治具に支持して収容しかつ炉芯管本体の開口端
部を炉蓋によって閉鎖することにより熱処理してなる半
導体ウェーハの熱処理炉において、炉芯管本体の開口端
部に対し炉蓋本体が擦合接触される拡張段部を形成して
なることを特徴とする半導体ウェーハの熱処理炉。
(2)炉芯管本体を支持するための炉芯管本体支持部材
に対し炉蓋本体を保持するための炉蓋保持部材を当接せ
しめて炉蓋本体の周囲に密閉空間を形成してなるこ とを特徴とする第(1)項記載の半導体ウニ〜ハの熱処
理炉。」 である。
[作用] 本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉は、[問題点
の解決手段]において明示したごとく、加熱部材によっ
て包囲されかつ熱処理ガスが供給される炉芯管本体の内
部空間に対し半導体ウェーハをウェーハ熱処理用治具に
支持して収容しかつ炉芯管本体の開口端部を炉蓋によっ
て閉鎖することにより熱処理してなる半導体ウェーハの
熱処理炉であって、特に、炉芯管本体の開口端部に対し
炉蓋本体が擦合接触される拡張段部を形成してなるので
、 (it炉芯管本体の内部空間に対してステンレス鋼が露
出してしまうことを防 止する作用 をなし、ひいては (i、il熱処理ガスあるいは洗浄ガス(たとえば塩化
水素ガス)によってステン レス鋼が腐食され炉芯管本体の内部 空間に対して鉄、クロムあるいは ニッケルなどの金属粒子が侵入して しまうことを防止する作用 をなし、結果的に (iii)炉芯管本体の内部空間で熱処理されるに際し
半導体ウェーハがこれらの 金属粒子によって汚染されてしまう ことを防止する作用 をなす。
また、本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉は、[
問題点の解決手段]において明示したごと(、加熱部材
によって台間されかつ熱処理ガスが供給される炉芯管本
体の内部空間に対し半導体ウェーハをウェーハ熱処理用
治具に支持して収容しかつ炉芯管本体の開口端部を炉蓋
によって閉鎖することにより熱処理してなる半導体ウェ
ーハの熱処理炉であって、特に、炉芯管本体の開口端部
に対し炉蓋本体が擦合接触される拡張段部を形成し、か
つ炉芯管本体を支持するための炉芯管本体支持部材に対
し炉蓋本体を保持するための炉蓋保持部材を当接せしめ
て炉蓋本体の周囲に密閉空間を形成してなるので、上記
fi)〜fiiilの作用に加え、 fiv)炉芯管本体の開口端部から有害ガスが漏出する
ことを阻止する作用 をなし、ひいては fVl爆発事故などを回避する作用 をなす。
[実施例] 次に、本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉につい
て、その好ましい実施例を挙げ、添付図面を参照しつつ
、具体的に説明する。しかしながら、以下に説明する実
施例は、本発明の理解を容易化ないし促進化するために
記載されるものであって、本発明を限定するために記載
されるものではない。換言すれば、以下に説明される実
施例において開示される各部材は、本発明の精神ならび
に技術的範囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置
換を含むものである。
」孟付区皿Ω説用上 第1図は、本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉の
一実施例を示す断面図であって、特に、縦型熱処理炉用
に対して例示されており、炉蓋本体71が炉芯管本体2
1の開口端部21Bに形成された拡張段部21bに対し
てシールを達成するために擦合接触された状態を示して
いる。
ユ夾施血五徂戒1 まず、第1図を参照しつつ、本発明にかかる半導体ウェ
ーハの熱処理炉の一実施例について、その構成を詳細に
説明する。第1図には、以下の説明を簡潔とするために
、本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉として縦型
熱処理炉が例示されているが、本発明をこれに限定する
意図はない。
lOは、本発明にかかる半導体ウェーハの縦型熱処理炉
であって、半導体ウェーハを熱処理するための炉芯管装
置輩と、炉芯管装置並の周囲に適宜の間隔を介して所望
に応じ配設されており炉芯管装置並において均熱領域を
確保容易とするための均熱管共と、均熱管ηの周囲に配
設されており外部の電源から与えられた電力で発熱され
て均熱管30を介し炉芯管装置20を加熱するための加
熱部材40と、加熱部材40の周囲に配設されており加
熱部材料によって発生された熱が外部環境へ逃げるのを
防止するための断熱管亜丈、炉芯管装置赳ないし断熱管
並を保持するためにステンレス鋼などの適宜の材料で形
成されたハウジング並と、炉芯管装置20の開口を閉鎖
してその内部空間21Aを外部環境から隔離するための
と炉蓋装置部を備えている。
炉芯管装置並は、石英などの適宜の高温使用可能な高純
度材料で形成されており内部空間21Aに形成された均
熱領域で半導体ウェーハを熱処理するための炉芯管本体
21と、断熱管並の外部から炉芯管本体21の外周面ま
で延長されたのちその外周面にそって頂部まで延長され
頂部において内部空間21Aに対して開口されており適
宜の熱処理ガス(たとえば水素ガス)、掃気ガス(たと
えば窒素ガス)あるいは洗浄ガス(たとえば塩素ガス)
を供給ガスとして供給するためのガス供給管22と、炉
芯管本体21の開口端部21Bの近傍に開口されかつ断
熱管四の外部へ延長されており使用済の熱処理ガス、掃
気ガスあるいは洗浄ガスを排出ガスとして炉芯管本体2
1の内部空間21Aから外部へ向けて排除するためのガ
ス排出管23とを包有している。ガス供給管22および
ガス排出管23のうち炉芯管本体21の近傍に位置する
部分は、それぞれ、なるべく多く石英などの高温使用可
能な材料で形成されていることが、好ましい。
均熱管柱は、たとえば炭化珪素などの適宜の高温使用可
能な材料によって作成されており、炉芯管装置並の均熱
領域を確保ないし拡張すべく炉芯管装置興の全長を包囲
するよう配設されている。
加熱部材料は、均熱管共の外方に配設されており、炉芯
管装置翻の内部空間21Aにおいてその軸方向にそって
均熱領域を形成し確保するために適宜に配設されている
断熱管並は、グラスファイバなどの適宜の断熱材料によ
って形成されており、炉芯管装置20.均熱管30およ
び加熱部材40を全体として包囲している。
ハウジング60は、均熱管ηおよび断熱管堕の下端部を
上面で支持するための支持部材本体61と、支持部材本
体61の下面に対して取付けられており中央開口部62
Aの段部上面によって炉芯管本体21の開口端部21B
の下端面を支持するための炉芯管本体支持部材62と、
中央開口部62Aの段部上面に対して形成された配設溝
内に収容されており炉芯管本体21の開口端部21Bの
下端面との間のシールを確保するためのOリング63と
、炉芯管本体支持部材62の中央開口部62Aに対して
開口されており炉芯管本体21の開口端部21Bから有
害ガスが漏出することを阻止するために加圧された不活
性ガス(たとえば窒素ガス)を炉蓋本体71の周囲に形
成された密閉空間に供給するためのガス供給管64と、
炉芯管本体支持部材62の中央開口部62Aに対して開
口されており炉芯管本体21の開口端部21Bからの漏
出ガスを外部へ排出するためのガス排出管65とを備え
ている。炉芯管本体支持部材62は、通常、0リング6
3ならびに後述の0リング74Aを水冷するための水冷
回路(図示せず)を内蔵しており、その水冷回路による
Oリング63.74Aの水冷効率を確保するためにステ
ンレス鋼などで形成されている。
炉蓋装置70は、炉芯管本体21の開口端部21Bに形
成された拡張段部21bに対してシールを確保するため
に擦合接触される石英もしくは炭化珪素などの高温使用
可能な高純度材料によって形成された炉蓋本体71と、
炉蓋本体71を保持するためのステンレス鋼などの適宜
の材料で形成された炉蓋保持部材72と、炉蓋保持部材
72を弾性部材73を介して保持しており炉芯管本体支
持部材62の下面に対して上面が当接可能な中間炉蓋保
持部材74と、中間炉蓋保持部材74を弾性部材75を
介して保持するための基部炉蓋保持部材76と、基部炉
蓋保持部材76の下面を支持しており炉蓋本体71を炉
芯管本体21の開口端部21Bに形成された拡張段部2
1bに向けて接近し離間せしめるための炉蓋移動部材7
7と、炉蓋移動部材77の一端部に対して配設されてお
り炉蓋移動部材77を昇降移動せしめるための駆1 動シャフト78と、駆動シャフト78と同様に炉蓋i多
動部材77の一端部に対して配設されており炉蓋移動部
材77の昇降移動を安定化せしめるための案内シャフト
79とを備えている。中間保持部材74の上面の周縁部
には、゛炉蓋本体71の周囲に密閉空間を形成し炉芯管
本体21の開口端部21Bから漏出した有害ガスが炉芯
管本体21の外部へ拡散することを防止するよう、炉芯
管本体支持部材62の下面との間のシールを確保するた
めのOリング74Aを収容するために配設溝が形成され
ている。中間保持部材74は、通常、Oリング74Aを
水冷するための水冷回路(図示せず)を内蔵しており、
その水冷回路によるOリング74Aの水冷効率を確保す
るためにステンレス鋼などで形成されている。
ユ衷胤豊□□□作■1 更に、本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉の一実
施例について、第1図に例示した縦型熱処理炉を参照し
つつ、その作用を詳細に説明する。
更λ動作 2 炉芯管本体21の内部空間21Aにおける半導体ウェー
ハの熱処理に関する一連の作業を開始するにあたり、ま
ず、ガス供給管22によって矢印Aで示すごとく不活性
ガス(たとえば窒素ガス)を炉芯管本体21の内部空間
21Aに対し、て供給する。これにより、炉芯管本体2
1の内部空間21Aに残留していたガス(たとえば塩化
水素ガス;残留ガスという)がガス排出管23を介して
炉芯管本体21の外部へ排出される。
不活性ガスによる残留ガスの掃気が十分に進行した時期
を見計らって、炉蓋移動部材77が、駆動シャフト78
および案内シャフト79によって矢印Y方向に向は移動
せしめられる。炉蓋移動部材77が所定の位置まで降下
せしめられると、炉蓋本体71の上面には、熱処理すべ
き半導体ウェー八を保持したウェーハ熱処理用治具(図
示せず)が適宜の作業具によって載置される。
そののち、炉蓋移動部材77が、駆動シャフト78およ
び案内シャフト79によって矢印X方向に向は移動せし
められる。
炉蓋移動部材77が矢印X方向に向けて移動されると、
ウェーハ熱処理用治具が炉芯管本体21の内部空間21
Aに挿入され、そののち炉蓋本体71が炉芯管本体21
の開口端部21Bに形成された拡張段部21bに対して
当接されて擦合接触され、次いで中間保持部材74が弾
性部材73に抗しつつ炉芯管本体支持部材62の下面に
Oリング74Aを介して当接され、更に基部保持部材7
6が弾性部材75を介して中間保持部材74を押圧せし
める。
以上により、ウェーハ熱処理用治具に保持された熱処理
すべき半導体ウェーハが、炉芯管本体21の内部空間2
1Aに対して挿入される。
悠処理勲昨 炉芯管本体21の内部空間21Aには、熱処理すべき半
導体ウェーハが挿入されたのちも、半導体ウェーハの短
大動作に伴なって侵入した酸素ガスを掃気するために、
ガス供給管22を介して不活性ガス(たとえば窒素ガス
)が供給され続ける。炉芯管本体21の内部空間21A
では、窒素ガスが矢印B方向に向けて移動されたのち、
矢印C方向で示すごとくガス排出管23に向けて移動さ
れており、酸素ガスが炉芯管本体21の内部空間21A
の外部へ排出される。
酸素ガスが十分に掃気された時期を見計らって、ガス供
給管22により熱処理ガス(たとえば水素ガス)が炉芯
管本体21の内部空間21Aに対して供給される。熱処
理ガスは、炉芯管本体の内部空間21Aで矢印B方向に
移動されたのち、矢印Cで示すごとくガス排出管23を
介して排出されるが、このとき、ウェーハ熱処理用治具
に保持された半導体ウェーハに接触してその熱処理に供
される。
また、炉蓋本体71の周囲に中間保持部材74によって
形成された密閉空間には、ガス供給管64を介して加圧
された不活性ガス(たとえば窒素ガス)が矢印Eで示す
ごとく供給されているので、炉芯管本体21の内部空間
21Aよりも高圧とでき、炉芯管本体21の開口端部2
1Bの拡張段部21bと炉蓋本体71との擦合接触面か
ら熱処理ガスが漏出することを阻止できる。仮に、熱処
理ガスが、炉芯 5 6 管本体21の開口端部21Bの拡張段部211)と炉蓋
本体71との擦合接触面から漏出したとしても、その密
閉空間によって確実に捕捉されたのち、直ちに、ガス排
出管65によって矢印Fで示すごとく外部へ排出できる
。それ故、本発明によれば、熱処理ガスの漏出に伴なう
爆発事故などを回避できる。
粧坦勤詐 半導体ウェーハの熱処理動作が終了すると、ガス供給管
22を介して不活性ガス(たとえば窒素ガス)が、残留
した熱処理ガスを掃気するために、炉芯管本体21の内
部空間21Aに対して矢印Aで示すごとく供給される。
炉芯管本体21の内部空間21Aでは、不活性ガスが矢
印Bで示すごとく移動されたのち、矢印Cで示すごとく
ガス排出管23に向けて移動されており、熱処理ガスが
炉芯管本体21の内部空間21Aの外部へ排出される。
不活性ガスによる熱処理ガスの掃気が十分に進行した時
期を見計らって、炉蓋移動部材77が、駆動シャフト7
8および案内シャフト79によって矢印Y方向に移動せ
しめられる。炉蓋移動部材77が所定の位置まで降下せ
しめられると、熱処理済の半導体ウェー八を保持するウ
ェーハ熱処理用治具が、適宜の作業具により炉蓋本体7
1から除去される。
更に、半導体ウェーハの熱処理動作を続行する場合は、
熱処理すべき半導体ウェーハを保持する別のウェーハ熱
処理用治具を上述と同様に炉蓋本体71に載置したのち
短大動作を実行する。また、半導体ウェーハの熱処理動
作を続行しない場合は、炉芯管本体21の内部空間21
Aを保護するために、炉蓋移動部材77が、駆動シャフ
ト78および案内シャフト79によって矢印X方向に移
動せしめられ、炉蓋本体71および中間保持部材74を
それぞれ炉芯管本体21の開口端部21Bに形成された
拡張段部21bおよび炉芯管本体支持部材62の下面に
対して当接せしめる。
」変形例上 なお、上述においては、炉蓋本体71の周囲に形成され
た密閉空間に対し、熱処理動作の期間中、ガス供給管6
4を介して加圧された不活性ガスを供給しているが、本
発明は、これに限定されるものではない。すなわち、炉
蓋本体71の周囲に形成された密閉空間には、炉蓋本体
71が炉芯管本体21の開口端部21Bに形成された拡
張段部21bに当接された直後および離間される直前に
のみ、ガス供給管64を介して矢印Eで示すごとく不活
性ガスを供給し、短大動作に伴なって侵入した酸素ガス
あるいは熱処理動作もしくは洗浄動作に伴なって漏出し
た熱処理ガスもしくは洗浄ガスを排除することとしても
よい。
(3)発明の効果 上述より明らかなごとく、本発明にかかる半導体ウェー
ハの熱処理炉は、C問題点の解決手段]において明示し
たごとく、加熱部材によって包囲されかつ熱処理ガスが
供給される炉芯管本体の内部空間に対し半導体ウェーハ
をウェーハ熱処理用治具に支持して収容しかつ炉芯管本
体の開口端部を炉蓋によって閉鎖することにより熱処理
してなる半導体ウェーハの熱処理炉であって、特に、炉
芯管本体の開口端部に対し炉蓋本体が擦合接触される拡
張段部を形成してなるので、 (il炉芯管本体の内部空間に対してステンレス鋼が露
出してしまうことを防 止できる効果 を有し、ひいては 1iil熱処理ガスあるいは洗浄ガス(たとえば塩化水
素ガス)によってステン レス鋼が腐食され炉芯管本体の内部 空間に対して鉄、クロムあるいは ニッケルなどの金属粒子が侵入して しまうことを防止できる効果 を有し、結果的に (iiil炉芯管本体の内部空間で熱処理されるに際し
半導体ウェーハがこれらの 金属粒子によって汚染されてしまう ことを防止できる効果 を有する。
また、本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉は、C
問題点の解決手段〕において明示したご 9 0 とく、加熱部材によって包囲されかつ熱処理ガスが供給
される炉芯管本体の内部空間に対し半導体ウェーハをウ
ェーハ熱処理用治具に支持して収容しかつ炉芯管本体の
開口端部を炉蓋によって閉鎖することにより熱処理して
なる半導体ウェーハの熱処理炉であって、特に、炉芯管
本体の開口端部に対し炉蓋本体が擦合接触される拡張段
部を形成し、かつ炉芯管本体を支持するための炉芯管本
体支持部材に対し炉蓋本体を保持するための炉蓋保持部
材な当接せしめて炉蓋本体の周囲に密閉空間を形成して
なるので、上記(i)〜(iiilの効果に加え、 (ivl炉芯管本体の開口端部から有害ガスが漏出する
ことを阻止できる効果 を有し、ひいては (V)爆発事故などを回避できる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる半導体ウェーハの熱処理炉の
一実施例を示す断面図である。 10・・・・・・・・・・・・・・・・・・縦型熱処理
炉20・・・・・・・・・・・・・・・・・・炉芯管装
置21・・・・・・・・・・・・・・・・炉芯管本体2
1A・・・・・・・・・・・・内部空間21B・・・・
・・・・・・・・開口端部21b・・・・・・・・・・
・・拡張段部22・・・・・・・・・・・・・・・・ガ
ス供給管23・・・・・・・・・・・・・・・・ガス排
出管30・・・・・・・・・・・・・・・・・・均熱管
40・・・・・・・・・・・・・・・・・・加熱部材5
0・・・・・・・・・・・・・・・・・・断熱管60・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング61・
・・・・・・・・・・・・・・・支持部材本体62・・
・・・・・・・・・・・・・・炉芯管本体支持部材62
A・・・・・・・・・・・・中央開口部63・・・・・
・・・・・・・・・・・0リング64・・・・・・・・
・・・・・・・・ガス供給管65・・・・・・・・・・
・・・・・・ガス排出管70・・・・・・・・・・・・
・・・・炉蓋71・・ ・・・・・・・・・・・・炉蓋
本体72   ・・・ ・・・・炉蓋保持部材73・・
・・・ ・・・・・ ・弾性部材74・・・・・・・・
・・・・・中間炉蓋保持部材74A・ ・・・   0
リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱部材によって包囲されかつ熱処理ガスが供給
    される炉芯管本体の内部空間に対し半導体ウェーハをウ
    ェーハ熱処理用治具に支持して収容しかつ炉芯管本体の
    開口端部を炉蓋によって閉鎖することにより熱処理して
    なる半導体ウェーハの熱処理炉において、炉芯管本体の
    開口端部に対し炉蓋本体が擦合接触される拡張段部を形
    成してなることを特徴とする半導体ウェーハの熱処理炉
  2. (2)炉芯管本体を支持するための炉芯管本体支持部材
    に対し炉蓋本体を保持するための炉蓋保持部材を当接せ
    しめて炉蓋本体の周囲に密閉空間を形成してなることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の半導体ウェ
    ーハの熱処理炉。
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