JP2006237287A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反応炉の蓋体の部分における熱変形を考慮した位置決め用のピン穴の形状を備えた半導体製造装置を提供する。
【解決手段】 反応炉10の第2の蓋体6が熱変形しても、第2の蓋体6に固着されたピン7a,7bと第1の蓋体5に形成された位置決め用のピン穴11a,11bの壁面とが接触することなく、かつ第1の蓋体5の回転方向と中心の位置決めが可能な位置決め形状となるように、第1の蓋体5及び第2の蓋体6が構成されている。つまり、第1の蓋体5の位置決め用のピン穴11a,11bの形状を扇型にすることにより、熱変形によって第2の蓋体6に固着されたピン7a,7bが外側に変形してもピン穴11a,11bの壁面とピン7a,7bが接触しないように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、縦型の反応室内で半導体基板の処理を行う基板処理装置に関し、特に、反応室を開閉するための蓋体の位置決め機構を備えた縦型の基板処理装置に関するものである。
縦型の反応室を有する基板処理装置としては、例えば、縦型炉を具備した熱処理装置などが知られている(例えば、特許文献1参照)。この熱処理装置は、反応管、均熱管、及びヒータが同心状に設けられ、反応管内部で基板に熱処理が施されるように構成された装置であって、反応管と均熱管との間に第1空間が形成され、かつ均熱管とヒータとの間に第2空間が形成されていて、第1空間に冷却ガスを供給して均熱管の上端より排出すると共に、ヒータの外周囲から第2空間に冷却ガスを供給してヒータの上端より排出するように構成されている。これによって、熱容量の小さい反応管が冷却ガスによって直接冷却されるので、基板に対する冷却効果が大きく、かつ反応管と共に均熱管を同時に直接冷却するので、大きな降温速度が得られる。さらに、均熱管を外部から補充的に冷却するので、冷却の形態を任意に選択することができる。例えば、反応管の上部を部分的に冷却して降温時における熱分布を均一にすることなどができる。
図3は、一般的な縦型の反応炉の概略的な構成図である。図3に示すように、反応炉10は、垂直に設けられたヒータ1の内部に石英からなる反応管2が設けられている。また、反応管2の内部には基板(ウェハ)を保持するボート3と、ボート3を支持するボート支持体4とが設けられている。さらに、ボート支持体4の下部には第1の蓋体5と第2の蓋体6とが設けられている。第1の蓋体5には石英などの材料が使用され、第2の蓋体6にはSUS(ステンレス)などの材料が使用されている。また、第1の蓋体5と第2の蓋体6は、例えば、2本の位置決め用のピン7a,7bによって第1の蓋体5及び第2の蓋体6の中心と回転方向の位置決めが行われている。
特開2002−164298号公報
しかしながら、図3に示すような一般的な縦型の反応炉においては、反応管2の内部の基板は1200℃程度の高温プロセスで処理が行われているため、1200℃程度のプロセスでは、蓋体の位置の温度は300℃〜1000℃程度となり、このような温度領域では殆んど熱変形しない石英製の第1の蓋体5に比べて、SUS製の第2の蓋体6はかなり大きく熱変形する。したがって、この程度の高温になると、第1の蓋体5の位置決めを行うための位置決め用のピン穴(図示せず)と第2の蓋体6に固定された位置決め用のピン7a(または、ピン7b)とが接触して、第1の蓋体5を破損させてしまうなどの不具合が生じる場合がある。
また、前述の特許文献1に開示されているような熱処理装置においても、大きな降温速度で各部分に温度勾配が生じる過程において、蓋体の位置決めを行うピンとピン溝の壁面との間に熱膨張係数の違いによって生じる応力が作用して、ピンや蓋体を破損させてしまうおそれがある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、反応炉の蓋体の部分における熱変形を考慮した位置決め用のピン穴の形状を備えた基板処理装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明における基板処理装置は、基板保持具に保持された基板を処理する処理室(反応管)と、その処理室の内部を加熱する加熱手段(ヒータ)と、基板保持具の底部に設けられ、その底面に複数の位置決め溝(ピン穴)が形成された第1の蓋体と、第1の蓋体よりも熱膨張率の大きい材質で形成され、第1の蓋体の底面と対向配置される第2の蓋体と、第2の蓋体に対して第1の蓋体を位置決めするために、第1の蓋体における複数の位置決め溝のそれぞれと相対する位置に設けられた複数の位置決め手段(ピン)とを備え、複数の位置決め溝は、第2の蓋体の熱変形によって複数の位置決め手段のそれぞれが対応する位置決め溝の壁面に所定値以上の応力を加えないように、前記第1の蓋体における底部の中心部から周縁方向に向けて漸次広がるように形成される構成を採っている。
例えば、複数の位置決め溝の形状は、第2の蓋体の熱変形によって複数の位置決め手段のそれぞれが対応する位置決め溝の壁面に接触しないように、第1の蓋体における底部の中心部から周縁方向に向けて漸次広がるように扇型に形成してもよい。
また、基板保持具の底部は、ボートの底部のみならず、石英キャップや断熱板ホルダの底部も含まれるので、石英キャップや断熱板ホルダの底部に設けられた第1の蓋体の底部に複数の位置決め溝を形成する場合も、それらの位置決め溝を中心部から周縁方向に向けて漸次広がるように形成すればよい。なお、位置決め溝は、第1の蓋体の底部に形成された溝に限定されることはなく、第1の蓋体に開けた貫通穴であってもよい。また、第1の蓋体とは、例えば完全に第2の蓋体を蓋するように形成されていなくてもよく、第2の蓋体を蓋する一部となるように形成されていればよい。また、第2の蓋体とは、例えば完全に処理室を蓋するように形成されていなくともよく、(後述するキャップ受けのように)処理室を蓋する一部となるように形成されていればよい。
本発明の基板処理装置によれば、SUS製の第2の蓋体6が熱で変形しても、第2の蓋体6に固着されたピン7a,7bと第1の蓋体5に形成されたピン穴11a,11bの壁面との間に所定値以上の応力が発生しないため、第1の蓋体5が破損するおそれはなくなる。また、第2の蓋体6に固着されたピン7a,7bと第1の蓋体5に形成されたピン穴11a,11bとによって、第1の蓋体5の回転方向と中心の位置決めは従来通り可能である。なお、仮に、第2の蓋体6に固着されたピン7a,7bと第1の蓋体5に形成されたピン穴11a,11bとが接触しても、熱変形の際に生じる応力は石英などで構成される第1の蓋体5に伝わり、ピン7a,7bや第1の蓋体5に破損や欠損が生じないようになっている。
さらに、第2の蓋体6の中心に位置決めピンをもう1本追加し、第1の蓋体5の対応する位置に位置決めピン用のピン穴を追加すれば位置決め効果はさらに向上する。すなわち、第2の蓋体6の中心部は比較的熱変形が起こりにくく、熱変形が起こってもねじれ変形が起こりにくいので、第2の蓋体6の中心に位置決めピンを設ければ、熱変形によってそのピンに応力が加わることは殆んどないので、効果的に第1の蓋体5の位置決めを行うことができる。
《発明の概要》
本発明の基板処理装置は、反応炉の第2の蓋体が熱変形しても、第2の蓋体に固着されたピンと第1の蓋体に形成された位置決め用のピン穴の壁面とが接触することなく、かつ第1の蓋体の回転方向と中心の位置決めが可能な位置決め形状となるように、第1の蓋体及び第2の蓋体が構成されている。さらに具体的に説明すると、第1の蓋体の位置決め用のピン穴の形状を扇型にすることによって、熱変形によって第2の蓋体に固着されたピンが外側に変形してもピン穴の壁面とピンが接触しないように構成されている。すなわち、ピン穴を扇型にすることによって、例えば、第2の蓋体が膨張するように変形を起こした場合でも、ピンがピン穴の壁面に接触することを防ぐことができる。
《実施の形態》
以下、図面を参照して本発明における基板処理装置の実施の形態について詳細に説明するが、まず、本発明に適用される基板処理装置の全体構成について、縦型酸化拡散処理炉を例に挙げて説明する。
図1は、本発明に適用される縦型酸化拡散処理炉の構成図である。この縦型酸化拡散処理炉は均熱管のある拡散処理炉であり、300〜1200℃未満での熱処理として使用される拡散処理炉である。図1において、均熱管206は、例えばSIC等の耐熱性材料からなり、上端が閉塞され、かつ下端に開口を有する円筒状の形態である。例えば石英(SiO2)等の耐熱性材料からなる反応容器(以下、反応管203)は、下端に開口を有する円筒状の形態を有し、均熱管206内に同心円状に配置されている。反応管203の下部には例えば石英からなるガス供給管232と排気管231が連結されていて、ガス供給管232と連結する導入口234は反応管203下部から反応管203の側部に添って例えば細管状に立ち上がり、天井部で反応管203内部に至る。
排気管231は反応管203の排気口235に接続される。ガスはガス供給管232から反応管203の天井部を介して内部に流れ、反応管203の下部に接続された排気管231から排気されるようになっている。また、反応管203の導入口234には、ガス供給管232によって処理用のガスが反応管203内に供給されるようになっている。このガス供給管232は、ガス流量制御部302が制御するマスフローコントローラ(MFC)241、または水分発生器(図示せず)に連結されている。MFC241はガス流量制御部302に接続されていて供給するガスまたは水蒸気(H2O)の流量を所定の量に制御する。
反応管203の排気口235には、圧力調節器(例えばAPC242)に連結されたガスの排気管231が接続されており、反応管203内を流れるガスを排出し、反応管203内をAPC242により圧力を制御することにより、所定の圧力にするように圧力検出手段(以下圧力センサ245)によって検出し、圧力制御部303によって所定の制御を行う。
反応管203の下端開口部には、例えば石英からなる円盤状の保持体(以下ベース257)が、Oリング220を介して気密シール可能に着脱自在にあり、ベース257は円盤状の蓋体(以下シールキャップ219)の上に取付けられている。また、シールキャップ219には、回転手段(以下回転軸254)が連結されており、回転軸254が第2の蓋体としてのキャップ受け290を介して、保持体(以下石英キャップ218)及び基板保持手段(以下ボート217)、ボート217上に保持されている基板(以下ウェハ200)を回転させる。また、シールキャップ219は昇降手段(以下ボートエレベータ115)に連結されていて、ボート217を昇降させる。回転軸254、及びボートエレベータ115を所定のスピードにするように、駆動制御部304により制御を行う。
均熱管206の外周には加熱手段(以下ヒータ207)が同心円状に配置されている。ヒータ207は、反応管203内の温度を所定の処理温度にするよう温度検出手段(輻射温度計263)により温度を検出し、温度制御部301によって制御を行う。また、温度検出手段263としては、輻射温度計と保護カバーが用いられている。これにより、均熱管からの赤外線のみを検出することが可能になる。なお、ロッドの材質は、高耐熱で透明な材質であればよい。好ましくは鉱石サファイアを用いるとよいが、1050℃以下で使用する場合は石英ガラスでもよい。また、保護カバーの材質は、高耐熱で不透明な材質であればよい。好ましくはアルミナ材を用いるとよいが、1050℃以下で使用する場合は不透明石英ガラスを用いてもよい。
次に、図1に示す縦型酸化拡散処理炉による酸化、拡散処理の方法の一例を説明する。まず、ボートエレベータ115によってボート217を下降させる。そして、ボート217に複数枚のウェハ200を保持する。続いて、ヒータ207によって加熱しながら反応管203内の温度を所定の処理温度にする。ガスの供給管232に接続されたMFC241により予め反応管203内を不活性ガスで充填しておき、ボートエレベータ115によってボート217を上昇させて反応管203内に移し、反応管203の内部温度を所定の処理温度に維持する。例えば予め反応管203の内部温度と輻射温度計263の検出する相関関係を求めておき、偏差を補正するようにして制御してもよい。
反応管203内を所定の圧力に保った後、回転軸254がキャップ受け290を介してボート217及びボート217上に保持されているウェハ200を回転させる。同時に、ガスの供給管232から処理用のガスを供給するか、または水分発生器から水蒸気を供給する。供給されたガスは反応管203を下降してウェハ200に対して均等に供給される。酸化・拡散処理中の反応管203内は排気管231を介して排気され、所定の圧力になるようにAPC242により圧力が制御され、所定時間に亘って酸化・拡散処理を行う。
このようにして酸化・拡散処理が終了すると、次のウェハ200の酸化・拡散処理に移るために、反応管203内のガスを不活性ガスに置換すると共に圧力を常圧にする。その後、ボートエレベータ115によりボート217を下降させて、ボート217及び処理済のウェハ200を反応管203から取り出す。反応管203から取り出されたボート217上の処理済のウェハ200は、未処理のウェハ200と交換され、再び前述と同様にして反応管203内に上昇され、酸化・拡散処理が行われる。
次に、本発明の特徴である基板処理装置における反応炉の蓋体が熱で変形しても、蓋体の位置決め用のピンとピン穴との間に所定値以上の応力が発生しないような機構について説明する。図2は、本発明に適用される基板処理装置及び蓋体の部分を示す構成図であり、(a)は反応炉の側面の断面図、(b)は蓋体の断面図、(c)は第1の蓋体の平面図である。
図2(a)に示す反応炉は、図3で示した従来の反応炉の構成と同じであるのでその説明は省略する。したがって、図2(b)、(c)に示す蓋体における位置決め用のピン(位置決め手段)7a,7b及びピン穴(位置決め溝)11a,11bの形状について詳細に説明する。
図2(c)に示すように、第1の蓋体5に設けるピン穴11a,11bの形状を中心部から周縁方向に広がる扇形にして、ピン7a,7bの外側にピン逃げ12a,12bを形成する。つまり、第1の蓋体5における位置決め用のピン穴11a,11bの形状は、第2の蓋体の熱変形によってピン7a,7bのそれぞれが対応するピン穴11a,11bの壁面に所定値以上の応力を加えないように(或いは接触しないように)、第1の蓋体5における底部の中心部から周縁方向に向けて漸次広がるように略扇形に形成する。
なお、ピン7a,7bの外周とピン穴11a,11bのクリアランス13a,13bは従来と変えない。これによって、2つのピン7a,7bとピン穴11a,11bの内側によって第1の蓋体5の中心及び回転方向の位置決めが可能であり、また、第2の蓋体6が熱変形してピン7a,7bが外側に変形しても、ピン7a,7bと第1の蓋体5に設けたピン穴11a,11bとは接触することはない。第2の蓋体6は熱変形であるために、第2の蓋体6が膨張して変形する分だけピン穴11a,11bの外側にピン逃げ12a,12bを設ければよい。
さらに、第2の蓋体6は熱変形が弾性変形の範囲であるので、熱処理後に第2の蓋体6の温度が下がれば変形前の状態に戻るため、変形前の状態に戻った後はピン穴11a,11bの内側にて位置決めをすることができる。なお、このような蓋体の位置決め機構は、縦型の基板処理装置以外に枚葉装置その他の基板処理装置にも適用することができる。また、図2に示すボート3は第1の蓋体5に貫通していてもよい。
また、基板保持具であるボート支持体4の底部は、ボート3の底部のみならず、図示しない石英キャップや断熱板ホルダの底部も含まれるので、それらの石英キャップや断熱板ホルダの底部に設けられた第1の蓋体の底部に複数の位置決め溝としてピン穴を形成する場合も、それらの位置決め溝(ピン穴)を中心部から周縁方向に向けて漸次広がるように形成すればよい。なお、位置決め溝(ピン穴)は、第1の蓋体5の底部に形成された溝に限定されることはなく、第1の蓋体5に空けた貫通穴であってもよい。
また、図2に示すようなボート3や第1の蓋体5及び第2の蓋体6(シールキャップ)に加えて、図1に示すように円盤状の蓋体(シールキャップ)219とは別のキャップ受け290に載せるタイプの反応炉(拡散処理炉)を備えた基板処理装置であっても、キャップ受け290にピン、石英キャップ218の底部で第1の蓋体を形成し、ピン穴を設けることにより、本発明を適用することができる。
さらに、図2に示すようなボート3や第1の蓋体5及び第2の蓋体6(シールキャップ)に加えて、例えば、同一出願人による特開2003−100730号公報の基板処理装置のように、キャップを設けずにロングボート形状として、直接、蓋体や受け台に載せるタイプの基板処理装置でも本発明を適用することができる。
なお、上記の実施の形態ではピン及びピン穴は2本としたが、3本以上設けてもよい。ピン及びピン穴を3本以上設ける場合も、前述の実施の形態と同様に熱膨張する方向を扇の広い側にするようにピン穴を設ければよい。
例えば、前述の実施の形態に加えて、第2の蓋体6の中心に位置決めピンをもう1本追加し、第1の蓋体5の対応する位置に位置決めピン用のピン穴を追加すれば、なお効果的である。すなわち、第2の蓋体6の中心部は比較的熱変形が起こりにくく、かつ、熱変形が起こってもねじれ変形が起こりにくいので、第2の蓋体6の中心部に位置決めピンを設ければ、熱変形によってそのピンに応力が加わることは殆んどない。
本発明に適用される縦型酸化拡散処理炉の構成図である。 本発明に適用される基板処理装置及び蓋体の部分を示す構成図であり、(a)は反応炉の側面の断面図、(b)は蓋体の断面図、(c)は第1の蓋体の平面図である。 一般的な縦型の反応炉の概略的な構成図である。
符号の説明
1 ヒータ(加熱手段)
2 反応管(処理室)
3 ボート
4 ボート支持体
5 第1の蓋体
6 第2の蓋体
7a,7b ピン(位置決め手段)
10 反応炉
11a,11b ピン穴(位置決め溝)
12a,12b ピン逃げ
13a,13b クリアランス

Claims (1)

  1. 基板保持具に保持された基板を処理する処理室と、
    前記処理室の内部を加熱する加熱手段と、
    前記基板保持具の底部に設けられ、その底面に複数の位置決め溝が形成された第1の蓋体と、
    前記第1の蓋体よりも熱膨張率の大きい材質で形成され、前記第1の蓋体の底面と対向配置された第2の蓋体と、
    前記第2の蓋体に対して前記第1の蓋体を位置決めするために、前記第1の蓋体における前記複数の位置決め溝のそれぞれと相対する位置に設けられた複数の位置決め手段とを備え、
    前記複数の位置決め溝は、前記第2の蓋体の熱変形によって前記複数の位置決め手段のそれぞれが対応する位置決め溝の壁面に所定値以上の応力を加えないように、前記第1の蓋体における底部の中心部から周縁方向に向けて漸次広がるように形成されている
    ことを特徴とする基板処理装置。
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