JPH03149100A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭などにおいて使用される衣類乾燥機に
関するものである。

従来の技術 従来、この種の衣類乾燥機は第４図に示すような構成で
あった。第４図に示すように、ハウジング１１の上部か
ら回転ドラム駆動ユニットＡが取付けられている。この
回転ドラム駆動ユニットＡの下部には底板１２があり、
この底板１２の後方にモータ１３を設けている。このモ
ータ１３とハウジング１１の右側面側に設けた熱交換フ
ァン１４およびこの熱交換ファン１４の左に設けた回転
ドラム１５との間にそれぞれベルト１６．１７を張設し
て、モータ１３の駆動により熱交換ファン１４および回
転ドラム１５を回転させる。また、ハウジング１１の左
側面側にヒータ１８を配設し、熱交換ファン１４とヒー
タ１８を継ぐ連通管１ｇがハウジングＩＩの正面側に設
けられ、この連通管１９の下部には排水［ｊ２０が設け
られ、排水口２０の直下に注水口２１を有するタンク２
２が設けられている。なおこのタンク２２はハウジング
１１の前方から着脱自在である。そして、熱交換ファン
１４の回転により、ヒータ１８を通って加熱された熱風
が回転ドラム１５内に導入され、これによって回転ドラ
ム１５内で回転撹拌された衣類が加熱乾燥され、水分は
タンク２２内へ流出する。回転ドラム１５の曲面上の一
部には開口部があり、スライド式の開閉自在であるほぼ
円弧状の内蓋２３が配設され、回転ドラム１５内へ衣類
を出し入れする投入口を形成している。また、磁気近接
スイッチ２４は、ドラム駆動ユニットＡの回転ドラム１
５近傍の非回転部分に取付けられており、磁石２５が取
付けられた回転ドラム１５が１回転する毎に一度磁気近
接スイッチ２４を動作させる。この磁石２５と磁気近接
スイッチ２４とにより回転状態検知部を構成している。

この衣類乾燥機はハウジングｌｌの上部から衣類を出し
入れするものであるため、運転停止時には内蓋２３が上
部に来るようにする必要があり、このとき磁気近接スイ
ッチ２５の正面に磁石２５がくるように磁石２５の位置
を設定しである。運転停止時には磁石２５が磁気近接ス
イッチ２４の正面にくるようにモータ１３を制御する。

発明が解決しようとする課題 このような上記従来の構成では、内蓋２３が開いている
ことを検知できないため、もし使用者が回転ドラム１５
内に衣類を投入し内蓋２３を閉め忘れて運転した場合に
は、衣類が回転ドラム１５の開口部より脱落し、モータ
１３や連通管１９などに接触し、衣類や部品が損傷して
危険な状態になるという問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するもので、内蓋
が完全に閉まっていない状態では運転しようとしても回
転ドラムは回転せず、回転ドラムの開口部から衣類が脱
落して危険な状態になることを未然に防ぐことができる
衣類乾燥機を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の衣類乾燥機は、衣類
を撹拌するほぼ円筒形の曲面の一部に投入口を有する回
転ドラムと、この回−転ドラムを回転駆動するモータと
、前記回転ドラムの投入口部に開閉自在に配設された内
蓋と、前記回転ドラムの回転状態を検知する回転状態検
知部と、前記回転ドラムの投入口の近傍位置に設けられ
、前記内蓋が開放されているとき、非回転部分の所定位
置に設けられた被係合部に係合して前記回転ドラムの回
転を禁止するとともに、前記内蓋が閉止されたときに、
それに連動して前記被係合部との係合を解除する係止手
段とを備え、前記モータを駆動したときに前記回転ドラ
ムの回転を前記回転状態検知部が検知しないときは運転
を停止するように構成したものである。

作用 上記構成により、内蓋が完全に閉まっていないときには
たとえモータに通電して回転ドラムが回転しようとして
も係止手段が非回転部の被係合部に係合して回転させな
いため、回転ドラムの開口部からの衣類の脱落が防止さ
れ、しかも、その運転を中止するためきわめて安全性が
高い。また、内蓋が完全に閉まっているときには、内蓋
の閉止に連動して係合手段による非回転部の被係合部と
の係合が解除され、回転ドラムは回転可能となる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。なお、この実施例に係わる衣類乾燥機の基本構
成は第４図の従来の衣類乾燥機の構成と同等であり、重
複を避けるために同一の作用、効果を奏する構成部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。第１図および
第２図は本発明の一実施例を示す衣類乾燥機の一部斜視
図であり、第１図に内蓋が完全に閉まっているときの内
蓋周辺の構成を示し、また、第２図に内蓋が完全に閉ま
、っていないときの内蓋周辺の構成を示して　　いる。

第１図および第２図に示すように、回転ドラムＩｓの投
入口２６の近傍位置に、両端を穴２７．２８で軸支し、
回転ドラム１５の回転軸と平行に配設された棒２９はそ
の長手方向に動くことができる。この棒２９は、ばね３
０によってレバー３１を介して復帰バネ３９に打ち勝っ
て矢印ａの方向に付勢されている。すなわち、レバー３
１は回転ドラム１５内の支点３２を中心として揺動し、
棒２９のビン３３を介して棒２９の長手方向の動きに連
動している。内蓋２３はほぼ円弧状をしており、回転ド
ラム１５の曲面状をスライドして開閉自在となっている
。内蓋２３の外面には把手３４があり、把手３４の他端
には爪３５がある。

内蓋２３を完全に閉めるとこの爪３５が回転ドラム１５
に設けた受は口３６に係合し、内蓋２３が固定される。

内蓋２３を開けるときは把手３４を押せば爪３５が上が
り受は口３６への係合が解除される。内蓋２３を開ける
と棒２ｇの一端部３Ｔが回転ドラムＩＳより突出して、
非回転部の所定位置に設けた被係合部である係合穴３８
に入る。したがって、第２図に示すように、棒２９の一
端部３７が係合穴３８に入った状態でモータ１３を駆動
させても回転ドラム１５は回転しない。一方、回転ドラ
ム１５に取付けられた磁石２５は、回転ドラム１５が１
回転する毎に一度磁気近接スイッチ２４の前を通過する
が、第２図のような状態では、モータ１３を駆動させて
も磁気近接スイッチ２４と磁石２５とは同じ位置状態が
続く。第３図において、回転状態検知部４１は所定時間
をの間連続して磁気近接スイッチ２４の状態が同じであ
ればマイクロコンピュータ４２を介して電流制御手段４
２により運転を停止する。たとえば、回転ドラム１５が
１秒間に約１回転するのであれば、所定時間をは約１０
秒程度とすれば充分である。内蓋２３を閉めると第１図
に示すように、レバー３１が内蓋２３に当接して、支点
３２を中心としてレバー３１を揺動させ、レバー３１と
連動する棒２９をばね３０の付勢力に逆らって動かせ、
さらに、復帰バネ３ｇにより係合穴３８から棒２ｇの一
端部を離脱させる方向に力が働いて非回転部に設けた係
合穴３８による係合が解除され、回転ドラム１５が回転
可能となる。

以上のような構成により内蓋２３が完全に閉まっていな
いと回転ドラム１５は回転できないため、投入口２６か
らの衣類の脱落を未然に防止できる。また、内蓋２３を
開けて投入０２６から衣類を出し入れする際には、棒２
９の一端部３７が係合穴３８に入っているため、回転ド
ラム１５の位置が固定されて使い勝手に優れている。

さらに、棒２９の一端部３１が非回転部に設けた係合穴
３８に係合しているときに回転力が加わった場合、内蓋
２３が閉まってレバー３１を回動させ棒２９に回転ドラ
ムｌｓ内にもどす方向に力が加わっても棒　−２９の一
端部３７は係合穴３８とドラムの回転力により保持され
て離脱しないことがある。この場合前述のように運転は
停止する。したがって、再び運転しようとすれば内蓋２
３は閉じているが棒２９の一端部３７は係合穴３１１に
引掛かったままとなると、運転はできない。そこで再び
運転を開始するとき、すなわち、モータ１３に通電され
たとき、逆回転起動をすれば棒２９は穴３８から復帰ば
ね２８の力で離脱し、その後正方向回転にうつれば起動
が可能となる。

さらに、第１図のように内蓋２３が閉まっている状態で
はレバー３Ｉが内蓋２３に当接しており、ばね３０の付
勢力によって内蓋２３も開く方向に付勢されているため
、内蓋２３を開く動作として把手３４を押し爪３５を解
除したときに、内蓋２３が開く方向に自動的に動くので
これも使い勝手に優れている。

なお、本実施例では磁気スイッチと磁石とにより回転状
態検知部を構成したが、光学的に回転ド与ムの回転状態
を検知してもよく、要は回転ドラムが回転しているか否
かを検知できるものであればよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、内蓋が完全に閉まってい
ないときには回転ドラムが回転せず、しかも運転を停止
するため、投入口部からの衣類の脱落による危険を防止
できるとともに、使い勝手にも優れているという効果を
得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による衣類乾燥機の内蓋が完
全に閉まっている状態での内蓋周辺の構成を示す斜視図
、第２図は同衣類乾燥機の内蓋が開いている状態での内
蓋周辺の構成を示す斜視図、第３図は同衣類乾燥機のブ
ロック図、第４図は衣類を上部から出し入れする従来の
衣類乾燥機の斜視図である。 １３・・・モータ、１５・・・回転ドラム、２３・・・
内蓋、２４・・−磁気近接スイッチ、２５・・・磁石、
２　ロー・・投入口、２９・・・棒、３Ｆ−・ばね、３
１・・・レバー、３２・・・支点、コト・・ピン、３７
・・・一端部、３８−・・係合穴、３９・・・復帰ばね
、４１・・・回転状態検知部、４２−・マイクロコンピ
ュータ、４３・・−電流制御手段。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 ｓｔｒｚ　　　、／。 、１つ 第３図 凸　　　　　　　！ ＠４図 ｆ−，−急石

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、衣類を撹拌するほぼ円筒形の曲面の一部に投入口を
   有する回転ドラムと、この回転ドラムを回転駆動するモ
   ータと、前記回転ドラムの投入口部に開閉自在に配設さ
   れた内蓋と、前記回転ドラムの回転状態を検知する回転
   状態検知部と、前記回転ドラムの投入口の近傍位置に設
   けられ、前記内蓋が開放されているとき、非回転部分の
   所定位置に設けられた被係合部に係合して前記回転ドラ
   ムの回転を禁止するとともに、前記内蓋が閉止されたと
   きに、それに連動して前記被係合部との係合を解除する
   係止手段とを備え、前記モータを駆動したときに前記回
   転ドラムの回転を前記回転状態検知部が検知しないとき
   は運転を停止するように構成した衣類乾燥機。