JPH03149099A

JPH03149099A - 衣類乾燥機

Info

Publication number: JPH03149099A
Application number: JP1289626A
Authority: JP
Inventors: Emi Shimoichi; 下市　恵美
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1989-11-06
Filing date: 1989-11-06
Publication date: 1991-06-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、主に洗濯の終了した衣類を乾燥さ仕る衣類
乾燥機に関する。

（ロ）従来の技術従来、この種の衣類乾燥機においては、被乾燥物を収容
する容器にヒータによって加熱した温風を供給し、ヒー
タに供給する空気温度と容器から排出される温風温度と
９差が所定値に達すると乾　燥運転を停止するようにし
ている。

（ハ）発明が解決しようとする課題従来の衣類乾燥機において、前述の様に乾燥用空気の温
度を２ケ所で測定、温度差で乾燥終了を判断するように
しているが、温度センサーや熱交換器のバラツキで乾燥
度合が変化するため、一般に過乾燥”ぎみになるように
制御される。

又、通常の乾燥コースの他にアイロンコースを設けてい
るものにあっては、たとえば、Ｙシャツなどのように水
分が多少残る程度の乾燥にしたい場合でも乾燥の化上が
りにバラツキが生じるという問題点があった。

この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
使用者にとって好みの乾燥仕上がりを得ることかできる
衣類乾燥機を提供するもである。

（ニ）課題を解決するための手段この発明は、給気口および排気口を有し披乾燥物を収容
する容器と、容器外部に設けられ排気口を給気口とを接
続する循環路と、循環路内の給気口側に設けられたヒー
タと、循環路内の排気口側ニ設けられヒータによって加
熱された空気を循環させるファンと、排気口から排出さ
れる空気温度を検出する第１検出器と、ヒータに供給さ
れる空気温度を検出する第２検出器と、第１および第２
検出器の各検出温度の差を算出する演算手段と、ファン
およびヒータを駆動して乾燥運転を行い、前記温度差が
設定値に達すると乾燥運転を停止する制御手段と、前記
設定値を増減する微調整手段と、前記増減分を表示する
表示手段を備えた衣類乾燥機である。

（ホ）作用微調整手段によって設定値を増減すると、その増減分が
表示手段に表示され、それに対応して乾燥度が変化する
ので、使用者は好みに合わせた乾燥結果を得ることがで
きる。

（へ）実施例以下、図面に示す実施例に基づいて、この発明を詳述す
る。これによってこの発明が限定されるものではなない
。

第１図はこの発明の７実施例を示す衣類乾燥機の構成説
明図である。衣類乾燥機は洗濯物を入れて回転するドラ
ム１と、乾燥用空気を加熱するためにヒータ６及びドラ
ムｌ内で発生した水分を除去するための両翼フ１ン３を
備え、モータ２の回転がプーリ２ａ、３ａおよびＶベル
ト２ｂを介して伝達されてファン３が回転する。ドラム
ｌは側面に乾燥用空気を循環させるために排気口９と給
気口ｌＯの２箇所の開口部を有し、その間を送風ダクト
８が連結することにより循環系が構成されている。又、
乾燥終了を検知するため、排気口９の近くと送風ダクト
８の中でヒータ６の手前にそれぞれサーミスタ４．７が
取り付けられている。

衣類の乾燥は以下の様にして行われる。すなわち、ドラ
ムｌ内に投入された脱水後の洗濯物５はドラムｌの回転
によりタンブリングされる。この時ヒータ６により加熱
された空気が供給されると、洗濯物５は加熱され、含有
水分が蒸発する。この多湿空気は排気口９からドラム外
へ排出され両翼フシン３で冷却、除湿され、送風ダクト
８を通って再びヒータ６で加熱され、給気口ｌＯからド
ラムＩ内へ吹き込まれる。以上のサイクルをくり返すこ
とで乾燥が行われる。したがって、排気口９付近の循環
空気の温度を２は高くヒータ６の手前の温度１１は低く
検出される。

第４図に示すように、乾燥中の水分の蒸発が多く両翼フ
１ン３で−の熱交換は潜熱が主体となるため、温度を１
．ｔ２ｊ；ｔはぼ一定で推移する。

一方、乾燥終了に近付くにつれて、ドラム内の空気の相
対湿度は低下して（るため、排気口９の温度を２が上昇
する。サーミスタ４．７によりｔｌ、ｔ２を検出し、温
度差（ｔ２−ｔｌ）を演算してこの差が所定の温度値に
達したかどうかで乾燥終了を判断し、達していなれば運
転を停止する。

第２図は第１図に示す実施例の制御１１ｆｆｉのプロブ
ク図である。ＭＣは制御回路であり、ＣＰＵ、ＲＯＭ、
ＲＡＭおよびＩｌｏボートからなるマイクロコンピュー
タを内蔵する。また、ＣＰは操作パネルである。制御回
路ＭＣは、操作パネルＣＰおよびサーミスタ４．７から
の出力を受けて、ヒークロおよびモータ２を駆動するよ
うになっている。

第３図は操作パネルＣＰの詳細図であり、！Ｏｌはスタ
ート／一時停止キー、１０２はコース選択キー、！０３
はヒータ強弱設定キー、１０４は乾燥度増加＋−，１０
５は乾燥度減少キー、１０６は乾燥度の増減を表示する
表示器である。

このような構成における動作を第５図に示すフローチャ
ートを用いて説明する。スタートキー１０１を押すと（
ステップ２０１）、モータ２が起動しくステップ２０２
）、ドラム１１両翼フフン３が回転する。ドラムｌの回
転を確認して（ステップ２０３）、ヒータ６がＯＮＬ乾
燥を開始する（ステップ２０４）。この時、一定のサン
プリングタイムでサーミスタ７．４のデータを読み込み
、差入を演算する。この差Ａを初期設定値の八Ｔと比較
し、八Ｔより小さければ、乾燥を継続する（ステップ２
０５，２０６）。乾燥が進み八Ｔ≧Ａとなった時点でヒ
ータをＯＦＦする（ステップ２０６．２０７）。その後
、内蔵のタイマーで時間を測定し、ヒータ６のＯＦＦよ
り５分経過した時点でヒータ２をＯＦＦＬ、終了表示を
行う（ステップ２０８，２０９）。

一方、乾燥度を調整する場合は、スタートキーを押した
後、任意の時点で操作パネルＣＰ上の増加キー１０４、
減少キー１−０５のいずれかを押す（ステップ２０５．
）。増加キー１０４又は減少キー１０５を１回押すと、
初期設定されている△Ｔ値に１が加算されるか（ステッ
プ２１Ｏ）、もしくは減算され（ステップ２１２）、新
たなΔＴとして記憶設定される。以降は、通常運転の場
合と同様に差Ａと新たに設定された△Ｔを比較し運転を
制御する。又、前記キー操作をした時、操作パネルＣＰ
上の表示器１０６は表示位置を上下させ設定値の変更を
示す（ステップ２１１，２１３）。

乾燥度は増加キー１０４を１回押すと１℃上がり、２回
押すと２℃上がるという様に調整される。

なお、この新たに与えられた設定値ΔＴは運転終了時に
リセットしても良いしメモリーに残すことも可能である
。

−（ト）発明の効果この発明によれば、使用者が微調整手段を操作すること
により乾燥の仕上がり具合を任意にきめ細かく設定でき
る為、季節や布の種類により仕上がり具合を選択するこ
とができる。また、条季において、過剰乾燥による静電
気の発生を防止し、不快感をなくす事ができる。−又ア
イロンコースでも過剰乾燥になることなく希望の状態に
仕上げる事ができ、乾燥時間や電力を節減することも可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す衣類乾燥器の構成説
明図、第２図は第１図に示す実施例の制御部のブロック
図、第３図は第１図に示す実施例の操作パネルを示す上
面図、第４図は乾燥中における時間対温度特性図、箪５
図は第１図に示す実施例の動作を示すフローチャートで
ある。 ■・・・・−・ドラム、２・・・・−モータ、３・・・
−・・両翼ファン、４・−・・・・サーミスタ、５−・
−・洗濯物、６・−・−・−ヒータ、７・・・・・・サ
ーミスタ、β・・−・・・送風ダクト、９・−−−−・
排気口、１０・−・・−・給気口、１０４・・・・・・
乾燥度増加キー、１０５・・・・・−乾燥度減少キー、１０６・・−・・表示器。７」サーミスタ　Ｈｌ　　笛　３閾笛　４面第　５　図

Claims

【特許請求の範囲】

１、給気口および排気口を有し被乾燥物を収容する容器
と、容器外部に設けられ排気口を給気口とを接続する循
環路と、循環路内の給気口側に設けられたヒータと、循
環路内の排気口側に設けられヒータによって加熱された
空気を循環させるファンと、排気口から排出される空気
温度を検出する第１検出器と、ヒータに供給される空気
温度を検出する第２検出器と、第１および第２検出器の
各検出温度の差を算出する演算手段と、ファンおよびヒ
ータを駆動して乾燥運転を行い、前記温度差が設定値に
達すると乾燥運転を停止する制御手段と、前記設定値を
増減する微調整手段と、前記増減分を表示する表示手段
を備えた衣類乾燥機。