JPH03148988A - ホワイトバランス調整装置 - Google Patents

ホワイトバランス調整装置

Info

Publication number
JPH03148988A
JPH03148988A JP1286456A JP28645689A JPH03148988A JP H03148988 A JPH03148988 A JP H03148988A JP 1286456 A JP1286456 A JP 1286456A JP 28645689 A JP28645689 A JP 28645689A JP H03148988 A JPH03148988 A JP H03148988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
white balance
incident light
imaging system
image magnification
balance adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1286456A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Tanabe
英樹 田邊
Nobuo Hashimoto
信雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP1286456A priority Critical patent/JPH03148988A/ja
Publication of JPH03148988A publication Critical patent/JPH03148988A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の 本発明は、カラ一電子撮像装置のホワイトバランスを自
動的に調整する装置に関する。
災釆立抜販 カラービデオ(あるいはスチル)カメラ撮影時のホワイ
トバランスをより正確に調整するために、従来から多く
の方式が提案されている。例えば特開昭Go−3288
号、60−4391号、60−4392号等では、撮像
光学系の中に複数の色温度検出器を設け、それらからの
複数の出力と撮影レンズの焦点距離情報とを用いてホワ
イトバランスを調整する技術が開示されている。また、
米国特許No、 4.506.290には、ホワイトバ
ランス調整の応答速度を色温度検出回路の出力によって
変化させるという技術が開示されている。しかし、これ
らの装置ではいずれも色温度検出用のセンサを備える必
要があるため、ビデオカメラの小型化、低コスト化に対
して障害となる。そこで、COD (Charge C
oupled Device)等の撮像素子から出力さ
れる映像信号を利用してホワイトバランスを調整するT
 T L (Through The Lens)方式
が考えられた。
しかし、このTTL方式の場合、次のような不都合があ
る。例えば接写や長焦点レンズによる高倍率撮影時には
画面一杯に単色部分が広がることが多く、この場合、そ
の色によって偏った色調整が行われる、いわゆるカラー
フエイリャ(color failure)という現象
が生じる。そこで、このような不都合を避けるため、T
TL方式では、従来、そのようなレンズが取り付けられ
たときには自動ホワイトバランス調整を停止するという
措置がとられていた。
が     よ  と  る しかし、このような単純な措置では、更に次のような不
都合が生じる。第5図(a)にレンズの焦点距離fをパ
ラメータとして、撮影距離dと像倍率αの関係を示した
が、同じ焦点距離のレンズを用いても、像倍率αは当然
撮影距離dによって変化する。従来の方法では、比較的
短焦点のレンズ(f=fO)を用いた場合にはホワイト
バランスの追従調整が行われるが、この場合、近い距離
にある被写体を撮影するとき(第6図(b)のA点)に
は像倍率αが大きくなり、カラーフェイリャが生じてし
まう、逆に、長焦点レンズ(f = 4 f o)を用
いても、遠くのものを撮影する場合(B点)には像倍率
αが低くなり、正常なホワイトバランスの追従調整が可
能であるのにそれが行われない。
本発明はこのような問題を解決し、像倍率を考慮して、
より広い範囲でホワイトバランスの正確な自動調整を行
うことのできるTTL方式の調整装置を提供することを
目的とする。
 るための 上記目的を達成するため、本発明に係る電子撮像装置の
ホワイトバランス調整装置では、所定時間の間に撮像系
から出力される色信号を基に入射光の色温度を検出する
手段と、色温度検出手段の出力を基に撮像系から出力さ
れる映像信号のホワイトバランスを調整する手段と、撮
影距離及びレンズ焦点距離を基に像倍率を算出する手段
と、像倍率に応じて上記所定時間を変化させることによ
り、ホワイトバランス調整手段の入射光変化に対する応
答速度を可変とする手段とを備えることを特徴とする。
ここで、上記色温度検出手段を、撮像系から出力される
色信号を基に、単位時間毎に入射光の情報を得る手段と
、過去の所定個数の入射光情報を基に入射光の色温度を
検出する手段とから構成し、上記応答速度可変手段を上
記所定個数を変化させる手段とするとよい。
なお、像倍率算出手段に代えて、撮像系から出力される
映像信号の輝度分布を基に撮像画面中の主被写体の大き
さを検出する手段を用い、主被写体の大きさに応じて上
記所定時間を変化させるようにしてもよい、また、像倍
率と主被写体の大きさの双方に応じて所定時間を変化さ
せるようにしてもよい。
また、同じ課題を達成するために、ホワイトバランス調
整装置は、撮像系から出力される色信号を基に単位時間
毎に入射光の色温度を検出する手段と、色温度検出手段
より出力される過去の所定個数の出力を基に撮像系から
出力される映像信号のホワイトバランスを調整する手段
と、撮影距離及びレンズ焦点距離を基に像倍率を算出す
る手段と、像倍率に応じて上記所定個数を変化させるこ
とにより、ホワイトバランス調整手段の入射光変化に対
する応答速度を可変とする手段とを備えるものであって
もよい、ここでも、上記色温度検出手段を、撮像系から
出力される色信号を基に、単位時間毎に入射光の情報を
得る手段と、過去の所定個数の入射光情報を基に入射光
の色温度を検出する手段とから構成し、上記応答速度可
変手段を上記所定個数を変化させる手段とするとよい。
また、像倍率算出手段に代えて、撮像系から出力される
映像信号の輝度分布を基に撮像画面中の主被写体の大き
さを検出する手段を用い、主被写体の大きさに応じて上
記所定個数を変化させるようにしてもよい、さらに、像
倍率と主被写体の大きさの双方を考慮して所定個数を変
化させるようにしてもよい。
作−」L ホワイトバランス調整手段は、所定時間内の色信号デー
タに基いてホワイトバランスの調整を行うが、この所定
時間は像倍率によって可変とされる。従って、像倍率が
大きいときには、一般的に画面一杯に単色部分が広がる
ことが多いと考えられるため、所定時間を長くすること
によりホワイトバランスの調整速度を遅くして(応答性
を下げて)、カラーフエイリャを避けることができる。
一方、像倍率が小さいときには、画面内に広い範囲の視
野が入っていることが多いと考えられるため、所定時間
を短くすることによりホワイトバランス調整速度を速く
する(応答性を上げる)ことができる。
これにより、常に正確なホワイトバランスを得ることが
できるようになる。ホワイトバランスの調整速度の変化
は、上記のような色信号蓄積時間を変えることによる他
、ホワイトバランス調整の時間間隔を変えることによっ
ても行い得る。
更に、像倍率の他に、画面内における主被写体の大きさ
を考慮することによっても適切にホワイトバランス調整
速度を変化させることができる。
すなわち、主被写体が画面内で大きな部分を占めるとき
は、ホワイトバランス調整速度を遅くしてカラーフェイ
リャを避け、一方、主被写体が十分小さいと判断される
ときには、調整速度を速くして、画面の変化に十分追従
したホワイトバランス調整を行い得るようにすることが
できる。
ス」1例− 本発明の実施例の構成及び動作を第1図を参照しつつ説
明するe  CCD撮像素子1から出力される映像信号
は、前処理ブロック3で処理され、R(赤)、G(緑)
、B(青)の3原色信号として出力される。このうちR
及びB色信号は、ホワイトバランス制御アンプ(RWB
、 BWB) 4 、5でG色信号に対する相対利得を
変化され、これにより画面全体の映像信号の色温度補正
が行われる。3原色信号は、信号処理部6でガンマ、ニ
ー、ホワイトクリップの各補正が行われ、マトリクス回
路7で輝度信号Yと2つの色差信号R−Y、B−Yに組
み替えられる。
前処理ブロック3かも出力されたR、G、B色信号はま
た、各々クランプ回路9r、 9g、 9bで直流再生
され、画面分割パルス発生器8から出力されるゲートパ
ルスWBによりスイッチされるアナログスイツチ10r
、 Log、 10bで画面分割される。画面分割の例
を第7図及び第8図に示す。これにより、選択された領
域毎に、その領域の色信号がアナログスイツチ10r、
 10g、 10bを通過して各積分器11r、 l1
g、 llbに入力される。この積分器11r、 l1
g、 llbの3つの積分信号のうちの1つをマルチプ
レクサ13で選択し、A/D変換器14を通してCPU
15に入力する。マルチプレクサ13及びA/D変換器
14はCPU15からの選択信号ADSi及びA/D変
換クロック信号ADCLKに従って動作する。
CPU15は、これらR,G、B色信号と、位置検出イ
ンタフェイス18から入力したレンズのフォーカシング
成分19及びズーミング成分20の位置情報PSIG(
すなわち、フォーカシングレンズ位置及びバリエータレ
ンズ位置情報であり、被写体位置及びレンズの焦点距離
に関する。)とから、適正な色温度補正となるように、
制御出力(デジタル信号)D−BCTL、 D−RCT
Lを出力する。このデジタル信号D−BCTL、 D−
RCTLはD/A変換器16.17でアナログ信号A−
BCTL、 A−RCTLに変換され、各々、ホワイト
バランス制御アンプ(RWB、 BIB) 4 、5に
制御電圧として供給される。
画面分割パルス発生器8は、CCD駆動部2から供給さ
れる水平、垂直同期パルスI(D、 VD、 CLKか
ら、CPU15が出力する制御信号PCTLにより選択
される画面のタイミングにのみ、パルスWBをアナログ
スイツチ10r、 10g、 10bに供給する。
なお、12は画面内の複数の測距領域(画面分割パルス
発生器8で画面分割された領域に対応している)毎に被
写体距離を測定する(あるいは焦点検出を行う)測距部
であり、19,20.21は各々レンズのフォーカシン
グ成分、ズーミング成分及び絞りメカニズムである。こ
れらのレンズメカニズムは駆動部22により駆動される
。23は測距部12から入力した複数領域の距離情報F
ocus信号に基いて画面内における主被写体を検出し
、その主被写体に焦点を合わせるように上記レンズメカ
ニズムの駆動パラメータを演算する。また、ズームスイ
ッチ(望遠Tgす側24を及び広角WIDE側24wか
ら成る)が操作されたときには、それに応じた駆動信号
DRIVEをレンズ駆動部22に送る。
CPU15により行われるホワイトバランス調整処理を
第2図(a)、 (b)、 (c)、第3図及び第4図
のフローチャートにより説明する。まず最初に第2図(
a)のステップ#101で、CPU15はPCTL信号
を画面分割パルス発生器8に送り、画面をn個の領域に
分割して、CGDIから出力されるR、G、B信号の1
フィールド分の積分値を各領域毎にR(i)、G(i)
、B(i)(i=1.2,3....n)として入力す
る。次にステップ#102でこれら入力信号R(i)、
G(i)、B(i)から輝度信号成分Y(i)を算出し
、ステップ#103でフォーカシング成分の位置及びズ
ーミング成分の位置のレンズ情報PSIGを位置検出イ
ンタフェイス18から入力して像倍率αを算出する。
次のステップ#104では、この像倍率αを第1基準値
αl(第1基準値α、は、人の顔が画面いっばいに撮影
される像倍率である第2基準値α2(後述)よりも所定
値だけ小さい値である。また、後述する第3基準値α3
は、第2基準値α2よりも所定量だけ大きな値である。
)と比較し、像倍率αがその第1基準値α、以下と十分
小さいものであれば、ステップ#106で、基本的には
ホワイトバランス制御速度SPはS1に設定するが、輝
度分布の変化によってはS2にも変えるという処理を行
う。これについては、後に詳しく説明する。像倍率αが
第1基準値α、以上であれば、ステップ#107で、全
領域の輝度信号Y(i)(i=1.2,3....n)
の中の最小値Y、、8及び最小値Yminを選び出して
、その比Yssx/Ym+nをKとし、ステップ#10
8で、この比Kを所定の閾値Koと比較する。これは、
第7図(a)に示すように画面内で主被写体が小さい状
態では一般的に画面内の輝度の差(すなわち、比Y、、
、/Y、、、)が大きく、一方、同図(b)に示すよう
に画面合で主被写体が大きく写されている状態では一般
的に画面内の輝度差(比Y、、、/Y、i、)が小さく
なる傾向にあることから、この輝度差を利用して主被写
体の画面内の大きさを判断するものである。
K<KOであり、かつ、像倍率αが人物の顔を基準にし
た第2の基準値α2よりも大きい場合には、高倍率撮影
であって、しかも被写体が画面内で大きいことから、全
体的に色彩が均一である可能性が高いと判断されるため
、ホワイトバランスの制御速度を最も遅いS3モードに
設定する(ステップ#108、 #109. #110
)。これにより、カラーフエイリャが回避される。
比Kが閾値に0以下であり、かつ、像倍率αが第2基準
値α2以下である場合には、人の顔をアップで撮影する
場合に比べると低倍率であるが、画面内では主被写体が
大きな部分を占めており、全体的に画面内の色彩変化は
少ないと考えられるため、制御速度を中間の82モード
とする(ステップ#108゜−1109,#111)。
比Kが閾値K。以上であり、像倍率αが第2基準値α2
以下の場合は、主被写体の大きさが小さく、像倍率も人
の顔を基準としたときよりも小さいので、ステップ#1
06におけると同様、基本的にはホワイトバランス調整
速度は最も速いS1とするが、なお、部分布の度変化に
よってはS2ともするための処理を行う(ステツプ#1
08. #112.1113)、  この処理について
も後に詳しく述べる。
比Kが閾値に0以上であり、像倍率αが第2基準値α2
以上であって第3基準値α、以下の場合は、像倍率αは
かなり大きいが、主被写体は小さいものであると判断し
て、制御速度を中間の82モードとする(ステップ11
0B、 #112. ltl14.1116)。
最後に、K > Ko、かつ、α〉α3の場合は、主被
写体は画面内で小さいが、像倍率が非常に大きいことか
ら、カラーフェイリャを回避するために制御速度を遅く
してS3モードとする(ステップ#108、 #112
. #114. ltl15)。
以上の像倍率とホワイトバランス調整速度SPとの関係
をまとめると、第6図(a)及び(b)の通りとなる。
例えば、望遠方向にズーミングしてゆく場合(すなわち
、像倍率αが徐々に大きくなってゆく場合)、基本的に
は像倍率αが人の顔を基準とした倍率α2以下のときは
最も速い速度SP1に、α2〜α、では中間速度S2に
、そして、非常に倍率が大きくなりα、を超えると最も
遅<33となる。しかし、上記実施例では(輝度比K 
=Y、、、/Y、i、により)画面内の被写体の大きさ
も考慮しているため、第6図(a)に示すように、被写
体の大きさが所定値以上となった時点(K<KOとなっ
た時点)で、その時の像倍率α4がα2以下であっても
、調整速度SPはS2に落とされ、カラーフェイリャを
防止する。また、逆に広角側にズーミングする場合(α
が小さくなる方向)には、基本的にはαが人の顔基準値
α2以上のときは最も遅い速度S3に、α2〜α、では
中間値S2、そして、α、以下の小倍率では最も速いS
1となる。
しかし、画面内の被写体の大きさを考慮するため、第6
図(b)に示すように、被写体の大きさが所定値以下と
なった時点(K≧に、となった時点)で、その時の像倍
率α5がα2以上であっても、調整速度spはS2に上
げられ、画面に迅速に追従してホワイトバランスの調整
が正確に行われる。
こうして輝度情報K(すなわち、画面内における主被写
体の大きさの情報)と像倍率αから制御速度を決定した
後、第2図(b)に移り、ステップ#117で、オート
フォーカス・レンズ制御部23から入力した合焦エリア
情報I (AREA) (この情報Iは、測距部12で
検出された複数領域毎の被写体距離あるいは焦点検出結
果より得られる。)を基にして、各領域の色信号の積分
値R(i)、G(i)、B(i)に重み付けを行って金
色信号R(i)、 G(i)、 B(i) (i=1、
2.3. 、 、 、 、 n)を加え、全画面の色信
号成分RT、 GT、 BTを求める。これは、画面内
の主被写体の位置にかかわらずホワイトバランスの調整
を正確に行うためのものであるが、この処理については
後に詳しく述べる。ステップ#118では、制御速度3
1.82. S3の各モード別に、色信号成分RT、 
GT、 BTの各モードに応じた回数(31モードでは
m1回、32モードではm2回、33モードではm3回
但し、ml<m2<m3.  )の平均をとり、これら
を、SlのモードではRTl、、GT1、.BT2.、
S2のモードではRT2..GT2..BT2.、S3
のモードではRT3. 、 GT3.. BT3.、と
する。すなわち、速度の速いモードはど短い間隔で平均
が算出される。続くステップ#119から#123では
、現在の速度モードSl、 32. S3に応じて、ス
テップ#118で得られた各速度モードでの平均値をR
,,G□B、に代入する。このR,,G、、B、は、ホ
ワイトバランス調整回路RWB 4 、 BWB 5へ
出力する制御値を決定するために使用される。その後、
ステップ#124では、これら3つの値R,,G、、B
、からR、/G、及びB、/G、を算出し、ステップj
125(第2図(C))で、この2個の色比R,/G、
、B、/G、に基いて制御出力値RCTL、 BCTL
を決定する。ここでは、黒体光源、蛍光灯光源等の場合
について、あらかじめ色比R,/G、、B、/G、と謂
御出力値RCTL、 BCTLとの対応関係をCPUl
S上のメモリあるいはROM等の外付けのメモり(図示
せず)に格納しておき、制御出力値RCTL、 BCT
Lの導出はメモり内のルックアップテーブルの参照のみ
で迅速に行えるようになっている。
ステップ#125で決定した制御出力値RCTL、 B
CTLは、現在の制御速度のモードに応じた回数(Sl
モードではk1回、32モードではkz回、S3モード
ではに3回。但し、kl<k2<k3゜)の平均をとり
、これらを、S1のモードではRCTL1.. BCT
I、1、、S2のモードではBCTL2、.BCTL2
.133のモードではRCTL3.. BCTL3.、
とする(ステップ1126)、  すなわち、速い速度
はど短い間隔で平均値が算出される。そして、現在の速
度モードst、 82.83に応じて、ステップ#12
6で得られた各速度モードでの平均値をホワイトバラン
ス調整回路RWB 4 、 BWB 5へ出力するデジ
タル制御値D−RCTL、 D−BCTLとして(ステ
ップ#127〜#131)、出力する(ステップ#13
2)。この制御値D−RCTL、 D−BCTLは各々
D/A変換器16.17でアナログ信号A−RCTL、
 A−BCTLに変換されて両ホワイトバランス調整回
路RWB4゜B%fB5に与えられ、前処理ブロック3
かも信号処理部6へのR,B色信号に色温度補正が行わ
れる。CPU15における処理は、その後ステップ#1
01へ戻り、上記ホワイトバランス調整処理を繰り返す
R(i)、G(i)、B(i)のCPU15への入力は
各フィールド毎に行われる。従って、CPU15が機能
し始めて最初の数フィールドは、ステップ#118及び
#126で各成分の平均が得られないこともあるが、そ
の場合には、平均をとれるものだけで平均をとるか、あ
るいは、これらのステップをスキップするようにしても
よい。
次に、上記ステップ#106及び#113の、輝度分布
の変化を考慮した制御速度決定の手順を、第3図のフロ
ーチャートにより説明する。ステップ#201では、ス
テップ#102で算出した各画面領域での輝度信号成分
Y(i) (i=1、2.3. 、 、 、 、 n)
について2回分の平均をとり、Y(i)、とする。次に
、制御速度のモードが31に切り替わってから未だ制御
時定数で定まる時間をが経過していない場合には、制御
速度を81のままにして(ステップ1202.1205
)親ルーチン(第2図(a))へ戻る。現在速度S1で
ないか、ある1%は81モードに入ってからt以上の時
間が経過した場合には、各領域の輝度値の平均からの偏
差の和Σl Y(i)−Y(i)−l  (Σはi=1
.2.3. 、 、 、 、 nの和)を計算する(ス
テツプ#202. #203)。この値が所定の閾値Y
sを超えたときには、バンニング(照明器具又はカメラ
の光軸を左右に振ること)等により輝度分布が大きく変
化したものと判断して、光源の変化にも十分追従できる
ように、制御速度SPを応答の速いS1に設定する(ス
テツプ#204.1205)、上記和ΣIY(i)−Y
、Iが閾値Y、を超えない場合には、輝度変化が小さい
ので、色分布の魚な変化がないと判断して、速度を中間
の82モードとする(ステップ#204、 #206)
以上の処理をまとめると、本サブルーチンでは、画面内
の輝度分布の変化が大きいときにはホワイトバランスの
調整速度を速くして画面の変化に迅速に追従できるよう
にする一方、輝度分布の変化が小さいときには調整速度
を遅くし、異なる光源の光が混合されて画面内に入って
いる場合等の原因による色温度検出結果のばらつきを吸
収して、安定したホワイトバランス調整を行っている。
次に、第2図(b)のステップ#117で行われる、画
面白色信号の重み付は加算の演算方法を、第4図のフロ
ーチャートにより詳しく説明する。まず、ステップ#3
01で、オートフォーカス・レンズ制御部23から合焦
となっている領域の番号I(AREA)を入力し、ステ
ップ#302で、この番号I(AREA)の領域の輝度
成分Y(f)をYoとする。次に、I(AREA)の領
域を中心として、その周辺(合焦領域に連続する領域)
で となる輝度成分を有する領域を探し、該当する領域の各
色成分R,G、Bの平均ARI、AGI、ABI、輝度
成分Y(i)の平均AYI及び該当領域全体の面積SA
Iを算出する(ステップ#303)、  ここでβは、
輝度分布からみて同一の被写体領域と考えられる程度の
適当な値に定める。また、それに該当しない領域の各色
成分R,G、Bの平均AR2,AB2.AB2、輝度成
分Y(i)の平均AY2及び全体の面積SA2を算出す
る(ステップ1304)、  これらの値SAI、 S
A2. AYI、 AB2より、重み付は係数a、bを
次のように決める。両領域の輝度の比(AB2/AYI
)が所定の閾値に2以上であれば、aをSA2/(SA
1+SA2)、bをSAI/(SA1+SA2)として
、主被写体領域の面積に応じて重み付は係数a、bを定
める(ステツプ#305.1306)。これは、主被写
体領域の輝度レベルAYIが低く、逆光や窓際での撮影
時のように、主被写体と周囲とで光源の色温度が異なる
と判断されるためである。(AB2/AYI)≦に2で
あれば、a、b共に1/2とする(ステツプJt305
.1307)、  ステップ#308では、このように
して定めた重み付は係数a、bを用いて全画面の色成分
RT、 GT、 BTをRT= a −AR1+ b 
−AR2゜G7= a −AG1+ b −AG2゜8
7= a −AB1+ b −AB2により求める。
以上の処理をまとめると、まず、オートフォーカス・レ
ンズ制御部が主被写体の位置を捉えていることを利用し
、更にその主被写体位置情報とそれら周辺の輝度差を分
析することにより、主被写体部分と背景部分とを区別す
る。そして、それらの部分の輝度差により、逆光時や窓
際撮影時等、主被写体部分と背景部分とで光源の色温度
が異なる場合を検出し、そのような場合には、各々の部
分の面積に応じた色信号の重み付けを行う、これにより
、主被写体の色がより適切に再現されるようになるとと
もに、第8図(a)及び(b)に示すように、たとえ主
被写体が画面内のどの位置にあっても、常にそのような
適切なホワイトバランスの調整が可能となる。
本実施例ではステップ#104から#116(第2図(
a))で、輝度比K(主被写体の画面内の大きさ)と像
倍率αの大きさによりホワイトバランスの制御速度SP
を変化させている。ここでホワイトバランスの制御速度
とは、映像信号中の色信号を入力し、CPU15でホワ
イトバランスを調整した後、ホワイトバランス調整回路
RWB4.BWB5へ制御信号を出力する一連の制御の
応答性のことである。上記実施例では、この応答性の変
化を、■制御速度SPに応じて色信号の平均値をとる回
数を変える(ステップ#118〜124)、という方法
と、■制御速度SPに応じて、ホワイトバランス調整回
路RWB 4 、 BWB 5への実創御信号出力を算
出するための逐時制御信号の平均をとる回数を変える(
ステップ#126〜#132)、という方法の2種の方
法で行っている。
なお、上記実施例ではホワイトバランス調整の追随速度
を3段階(31,82,33)に設定したが、これはも
ちるん更に細かく変化させてもよいし、像倍率αに応じ
て連続的に変化させるようにしてもよい、この場合には
、さらに微妙なホワイトバランスの調整が可能となる。
また、ホワイトバランスの制御速度を変化させるのに、
上記実施例では上述の■、■の両方の方法を用いている
が、どちらか1つの方法だけを用いるようにしても問題
はない。さらに、上記実施例では主被写体の画面内の大
きさを判断するのに輝度比Kを用いているが、第4図に
おいて示したサブルーチンと同様に、オートフォーカス
レンズ制御部で得られた主被写体の位置情報とその周辺
の輝度情報とによりその大きさを判断するようにしても
よい。
また、第4図に示すサブルーチンにおいては、主被写体
位置情報をオートフォーカスレンズ制御部23かも得る
ようにしている(ステップlt301)が、主被写体位
置の確定に、複数領域で得られた輝度分布を利用するこ
とも可能である。すなわち、他の領域に比べて輝度差が
十分にある領域を主被写体位置とするのである。
11夏羞釆 以上説明した通り、本発明によれば、像倍率に応じてホ
ワイトバランスの調整速度を変化させるものであるため
、像倍率が大きい場合でも、従来のように完全に調整を
停止することがなく、カラーフエイリャを避けるために
調整速度は落としつつ、ホワイトバランス調整自体は続
行される。さらに、像倍率の他に、画面内の主被写体の
大きさも考慮することにより、より適切に調整速度を変
化させることができ、迅速正確なホワイトバランス調整
及び過敏な調整によるカラーフェイリャの防止という相
反する課題が高次元で解決される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるビデオカメラのホワイト
バランス調整装置の構成を示すブロック図、第2図(a
)、 (b)、 (c)はそのCPUで行われるホワイ
トバランス調整処理のフローチャート、第3図はその処
理中の輝度変化に応じて調整速度を変化させるサブルー
チンのフローチャート、第4図は主被写体領域の大きさ
に応じた重み付けを行って色信号を加算するサブルーチ
ンのフローチャート、第5図(a)はレンズの焦点距離
f、被写体距離d及び像倍率αの関係を示すグラフ、同
図(b)は同グラフにおいてホワイトバランスが行われ
る領域と行われない領域を示すグラフ、第6図(a)及
び(b)は本実施例における像倍率とホワイトバランス
調整速度の関係を示すグラフ、第7図(a)及び(b)
は画面内における主被写体の大きさ示す説明図、第8図
(a)及び(b)は画面内における主被写体の位置を示
す説明図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定時間の間に撮像系から出力される色信号を基
    に入射光の色温度を検出する手段と、色温度検出手段の
    出力を基に撮像系から出力される映像信号のホワイトバ
    ランスを調整する手段と、 撮影距離及びレンズ焦点距離を基に像倍率を算出する手
    段と、 像倍率に応じて上記所定時間を変化させることにより、
    ホワイトバランス調整手段の入射光変化に対する応答速
    度を可変とする手段と を備えることを特徴とする電子撮像装置のホワイトバラ
    ンス調整装置。
  2. (2)上記色温度検出手段は、撮像系から出力される色
    信号を基に、単位時間毎に入射光の情報を得る手段と、
    過去の所定個数の入射光情報を基に入射光の色温度を検
    出する手段とから構成され、上記応答速度可変手段は、
    上記所定個数を変化させる手段である請求項1記載のホ
    ワイトバランス調整装置。
  3. (3)所定時間の間に撮像系から出力される色信号を基
    に入射光の色温度を検出する手段と、色温度検出手段の
    出力を基に撮像系から出力される映像信号のホワイトバ
    ランスを調整する手段と、 撮像系から出力される映像信号の輝度分布を基に撮像画
    面中の主被写体の大きさを検出する手段と、 主被写体の大きさに応じて上記所定時間を変化させるこ
    とにより、ホワイトバランス調整手段の入射光変化に対
    する応答速度を可変とする手段とを備えることを特徴と
    する電子撮像装置のホワイトバランス調整装置。
  4. (4)上記色温度検出手段は、撮像系から出力される色
    信号を基に、単位時間毎に入射光の情報を得る手段と、
    過去の所定個数の入射光情報を基に入射光の色温度を検
    出する手段とから構成され、上記応答速度可変手段は、
    上記所定個数を変化させる手段である請求項3記載のホ
    ワイトバランス調整装置。
  5. (5)撮像系から出力される色信号を基に単位時間毎に
    入射光の色温度を検出する手段と、 色温度検出手段より出力される過去の所定個数の出力を
    基に撮像系から出力される映像信号のホワイトバランス
    を調整する手段と、 撮影距離及びレンズ焦点距離を基に像倍率を算出する手
    段と、 像倍率に応じて上記所定個数を変化させることにより、
    ホワイトバランス調整手段の入射光変化に対する応答速
    度を可変とする手段と を備えることを特徴とする電子撮像装置のホワイトバラ
    ンス調整装置。
  6. (6)撮像系から出力される色信号を基に単位時間毎に
    入射光の色温度を検出する手段と、 色温度検出手段より出力される過去の所定個数の出力を
    基に撮像系から出力される映像信号のホワイトバランス
    を調整する手段と、 撮像系から出力される映像信号の輝度分布を基に撮像画
    面中の主被写体の大きさを検出する手段と、 主被写体の大きさに応じて上記所定個数を変化させるこ
    とにより、ホワイトバランス調整手段の入射光変化に対
    する応答速度を可変とする手段とを備えることを特徴と
    する電子撮像装置のホワイトバランス調整装置。
  7. (7)所定時間の間に撮像系から出力される色信号を基
    に入射光の色温度を検出する手段と、色温度検出手段の
    出力を基に撮像系から出力される映像信号のホワイトバ
    ランスを調整する手段と、 撮影距離及びレンズ焦点距離を基に像倍率を算出する手
    段と、 撮像系から出力される映像信号の輝度分布を基に撮像画
    面中の主被写体の大きさを検出する手段と、 像倍率及び主被写体の大きさに応じて上記所定時間を変
    化させることにより、ホワイトバランス調整手段の入射
    光変化に対する応答速度を可変とする手段と を備えることを特徴とする電子撮像装置のホワイトバラ
    ンス調整装置。
  8. (8)撮像系から出力される色信号を基に単位時間毎に
    入射光の色温度を検出する手段と、 色温度検出手段より出力される過去の所定個数の出力を
    基に撮像系から出力される映像信号のホワイトバランス
    を調整する手段と、 撮影距離及びレンズ焦点距離を基に像倍率を算出する手
    段と、 撮像系から出力される映像信号の輝度分布を基に撮像画
    面中の主被写体の大きさを検出する手段と、 像倍率及び主被写体の大きさに応じて上記所定個数を変
    化させることにより、ホワイトバランス調整手段の入射
    光変化に対する応答速度を可変とする手段と を備えることを特徴とする電子撮像装置のホワイトバラ
    ンス調整装置。
JP1286456A 1989-11-02 1989-11-02 ホワイトバランス調整装置 Pending JPH03148988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1286456A JPH03148988A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 ホワイトバランス調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1286456A JPH03148988A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 ホワイトバランス調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03148988A true JPH03148988A (ja) 1991-06-25

Family

ID=17704625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1286456A Pending JPH03148988A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 ホワイトバランス調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03148988A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410887A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Sanyo Electric Co Ltd カラービデオカメラ
US5448292A (en) * 1991-09-04 1995-09-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. White balance control device employing zoom information for photographing an object without the occurrence of color failure
US5589879A (en) * 1993-03-26 1996-12-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Performing white balance correction on integrated divided areas of which average color is substantially white
JP2013219561A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410887A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Sanyo Electric Co Ltd カラービデオカメラ
US5448292A (en) * 1991-09-04 1995-09-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. White balance control device employing zoom information for photographing an object without the occurrence of color failure
US5565913A (en) * 1991-09-04 1996-10-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. White balance control device for use in both an outdoor and indoor mode
US5751349A (en) * 1991-09-04 1998-05-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. White balance control device and method using a variable region to reduce deterioration of reproduced color when a user manually selects a light source
US5589879A (en) * 1993-03-26 1996-12-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Performing white balance correction on integrated divided areas of which average color is substantially white
US6522353B1 (en) 1993-03-26 2003-02-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Automatic white balance control device, video camera with an automatic white balance control device and method for producing a video camera with an automatic white balance control device
JP2013219561A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6906744B1 (en) Electronic camera
GB2219461A (en) Exposure control device
KR960001855A (ko) 멀티 자동 초점 조절기능을 가지는 카메라 및 그 제어방법
US20020012063A1 (en) Apparatus for automatically detecting focus and camera equipped with automatic focus detecting apparatus
CN112714301B (zh) 双模态图像信号处理器和图像传感器
JPH03132611A (ja) カメラズームレンズ自動変倍装置
US20060197866A1 (en) Image taking apparatus
JPH03148988A (ja) ホワイトバランス調整装置
JP3949000B2 (ja) オートフォーカスカメラ
JPH08205021A (ja) 画像入力装置
JPH03148990A (ja) ホワイトバランス調整装置
JPH03148989A (ja) ホワイトバランス調整装置
JPH05122600A (ja) ビデオカメラ用露出制御装置
JPS6139009A (ja) カメラ
JPH06303486A (ja) 撮像装置およびビデオカメラ
JP2588696B2 (ja) 自動露出補正装置
JPH0574271B2 (ja)
JP2737919B2 (ja) 光量検出装置
JPS60144621A (ja) 測光装置
JP2692854B2 (ja) 自動露光制御装置
JPH03106269A (ja) ビデオカメラの映像信号処理装置
JP4027643B2 (ja) 撮像処理装置
JPH0510603B2 (ja)
JP2527956B2 (ja) 撮像装置
JPH02134986A (ja) 撮像装置