JPH0314873Y2 - - Google Patents

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JPH0314873Y2
JPH0314873Y2 JP460885U JP460885U JPH0314873Y2 JP H0314873 Y2 JPH0314873 Y2 JP H0314873Y2 JP 460885 U JP460885 U JP 460885U JP 460885 U JP460885 U JP 460885U JP H0314873 Y2 JPH0314873 Y2 JP H0314873Y2
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JP
Japan
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signal
color subcarrier
secam
modulated color
degrees
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はSECAM方式の映像信号判別回路に係
り、SECAM方式の映像信号の互いに周波数の異
なる第1又は第2の非変調色副搬送波信号を検出
して2H周期の信号を生成しSECAM方式の映像
信号であることを判別するSECAM方式の映像信
号判別回路に関する。
従来の技術 ヨーロツパにおけるテレビジヨン放送は、
PAL方式、SECAM方式と異なるカラー方式が混
在している。従つて、受信地域によつてはPAL
方式のテレビジヨン放送及びSECAM方式のテレ
ビジヨン放送を受信することが可能であり、両方
式のテレビジヨン放送を受信するテレビジヨン受
信機が従来よりある。このようなテレビジヨン受
信機では受信電波がSECAM方式であるか否
(PAL方式)かを常時判別し、その判別結果に応
じて各方式に対応した映像信号処理を行なう。
第2図は従来のSECAM方式の映像信号判別回
路の回路構成図を示す。同図中、端子1に入来す
るPAL又はSECAM方式の映像信号はアンプ2で
増幅された後、バーストゲート3に供給され、こ
こで端子4に入来するゲートパルスによりバース
トゲートが開閉成することにより映像信号中の非
変調色副搬送波信号が取り出される。非変調色副
搬送波信号はアンプ5で増幅されてセラミツクフ
イルタ6に供給される。
ここでPAL方式の色副搬送波周波数の中心は
4.43MHzであり、SECAM方式では色副搬送波周
波数の中心が1H毎に4.41MHz,4.25MHzと交互に
切換えられる。
上記のセラミツクフイルタ6は周波数4.25MHz
を中心とする帯域の信号を通過させるものであ
り、かつ周波数4.41MHzの信号を周波数4.25MHz
の信号に対して−40dB程度に減衰するものであ
る。セラミツクフイルタ6を通過した信号はアン
プで増幅された後、検波器8でエンベロープ検波
され、更にH/2共振器(Hは水平走査周波数
15.625kHz)9に供給されて判別用信号とされ端
子10より出力される。
ここで、端子1にSECAM方式の映像信号(以
下「SECAM信号」という)が入来した場合セラ
ミツクフイルタ6、検波器8、H/2共振器9
夫々の出力信号波形は第3図A,B,Cに示す如
くなる。端子10より出力される第3図Cに示す
2H周期の信号が後続回路で矩形波とされ、この
矩形波の積分値が所定値以上であるときSECAM
信号と判別される。端子1に入来する信号が
PAL方式の映像信号(以下「PAL信号」という)
である場合、端子10の出力信号波形は第3図D
に示す如くなり、矩形波が生成されず、その積分
値が所定値を越えないためPAL信号と判別され
る。
考案が解決しようとする問題点 第2図示の回路において、セラミツクフイルタ
6の出力信号のうち第3図Aに示す周波数4.41M
Hzの信号が波高値は周波数4.25MHzのそれに対し
て−40dBとなるはずである。しかし周波数
4.41MHzの信号は2H周期であるため、この信号
は4.4±2・n・H〔MHz〕(ただしnは正の整数)
のペクトラムを有し、この中には4.25MHzの周波
数成分を含んでいる。従つて、周波数4.41MHz,
4.25MHz夫々の信号の波高値は、実際には10dB
程度の差となり、第3図Cに示す信号の波高値が
充分に大きくならず、判別を誤る可能性があると
いう問題点があつた。
そこで、本考案は、移相手段と帰還手段とを設
けることにより、上記の問題点を解決した
SECAM信号判別回路を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案において、移相手段はSECAM信号の第
1、第2の非変調色副搬送波信号の相互の位相を
異ならしめる。また、帰還手段は第1及び第2の
非変調色副搬送波信号の存在期間に移相手段の出
力信号をその入力側に帰還する。
作 用 本考案においては、移相手段はSECAM信号の
第1、第2の非変調色副搬送波信号の相互の位相
を90度以上270以下異ならしめる。帰還手段は第
1及び第2の非変調色副搬送波信号の存在期間に
移相手段の出力信号を入力側に帰還して第1(又
は第2)の非変調色副搬送波信号の正帰還及び第
2(又第1)の非変調色副搬送波信号の負帰還を
行なう。
実施例 第1図は本考案回路の一実施例の回路構成図を
示す。同図中、第2図と同一部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。第1図において、バ
ーストゲートより取り出される映像信号の非変調
色副搬送波信号は加算アンプ11に供給される。
加算アンプ11はこの非変調色副搬送波信号と後
述するスイツチ15よりの信号とを加算、増幅
し、得られた信号をセラミツクフイルタ12に供
給する。
移相手段であるセラミツクフイルタ12は、第
4図の一点鎖線Iに示す如く周波数4.25MHzの信
号に対する位相遅れが略0度で、周波数4.41MHz
の信号の位相遅れが略180度となる位相特性を有
している。また、このセラミツクフイルタ12は
図中実線に示す如く周波数4.41MHzの信号を周波
数4.25MHzの信号に対して−10dB程度に減衰さ
せる振幅特性を有している。このセラミツクフイ
ルタ12の出力信号はアンプ13で増幅された後
二分岐され、一方は検波器8に供給され、他方は
アンプ14に供給される。
アンプ14は供給される信号を増幅して帰還手
段であるスイツチ15に供給する。スイツチ15
には端子4よりのゲートパルスが供給されてお
り、スイツチ15はゲートパルスの入来時つまり
非変調色副搬送波信号の存在期間にのみ閉成す
る。スイツチ15の閉成時に取り出される信号は
加算アンプ11に供給される。つまり、スイツチ
15の閉成時にはアンプ14、スイツチ15によ
る帰還ループが形成される。加算アンプ11、セ
ラミツクフイルタ12、アンプ13,14全体に
よる閉ループのゲインは1以上とされる。
ここで、端子1にSECAM信号が入来した場合
について説明する。SECAM信号のうちの周波数
4.41MHzの第2の非変調色副搬送波信号はセラミ
ツクフイルタ12で位相が略180度遅らされて帰
還されるため負帰還となり、減衰される。また周
波数4.25MHzの第1の非変調色副搬送波信号はセ
ラミツクフイルタ12での位相遅れが略0度であ
るため正帰還となり、発振する。この発振はスイ
ツチ15が開成されると停止する。これによつて
検波器8に供給される信号波形は第3図Eに示す
如くなる。これによつて〓H/2共振器9からは、
第3図Eに示す如き波形の2H周期の信号が取り
出される。この第3図Eに示す信号の波高値は後
続回路で矩形波を生成するに充分大である。この
ためPAL/SECAMの判別を誤ることがない。
また、端子1にPAL信号が入来した場合、そ
の非変調色副搬送波信号の周波数は4.43MHzであ
り、セラミツクフイルタ12により略180度位相
が遅れるため、減衰する。このため、H/2共振
器9より出力される信号は第2図Dに示す信号よ
り更に波高値の小なるものとなり、後続回路にお
いて矩形波は生成されない。
なお、セラミツクフイルタ12での周波数
4.41MHzの信号の位相遅れは90度以上かつ270度
以下であれば良く、180度に限定されるものでは
ない。また、セラミツクフイルタ12での4.41M
Hzの信号の位相遅れを0度、4.25MHzの信号の位
相遅れを180度とし、加算アンプ11の代りに差
動アンプを用いても良く、上記実施例に限定され
ない。
考案の効果 上述の如く、本考案になるSECAM方式の映像
信号判別回路は、移相手段と帰還手段とを設けて
なるため、SECAM方式の映像信号より検出され
る第1の非変調色副搬送波信号と第2の非変調色
副搬送波信号とのレベル差が大となり、これより
生成される2H周期の信号の波高値が大となつて、
SECAM信号であることの判別の誤りを防止でき
る等の特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路の一実施例の回路構成図、
第2図は従来回路の一例の回路構成図、第3図は
第1図及び第2図に示す回路各部の信号波形図、
第4図は第1図のセラミツクフイルタの特性の一
実施例を示す図である。 2,5,7,13,14……アンプ、3……バ
ーストゲート、6,12……セラミツクフイル
タ、8……検波器、9……H/2共振器、11…
…加算アンプ、15……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周波数の異なる第1、第2の非変調色副搬送波
    信号が1H(Hは水平走査期間)毎に交互に切換わ
    るSECAM方式の映像信号より該第1又は第2の
    非変調色副搬送波信号を検出して2H周期の信号
    を生成しSECAM方式の映像信号であることを判
    別するSECAM方式の映像信号判別回路におい
    て、該第1の非変調色副搬送波信号と該第2の非
    変調色副搬送波信号夫々の位相を90度以上270度
    以下異ならしめる移相手段と、該移相手段の出力
    信号を該第1及び第2の存在期間のみ該移相手段
    の入力側に帰還して該第1(又は第2)の非変調
    色副搬送波信号の正帰還及び該第2(又は第1)
    の非変調色副搬送波信号の負帰還を行なう帰還手
    段とを具備してなるSECAM方式の映像信号判別
    回路。
JP460885U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPH0314873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP460885U JPH0314873Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JP460885U JPH0314873Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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Publication Number Publication Date
JPS61121084U JPS61121084U (ja) 1986-07-30
JPH0314873Y2 true JPH0314873Y2 (ja) 1991-04-02

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