JPH0314838B2 - - Google Patents

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JPH0314838B2
JPH0314838B2 JP55179079A JP17907980A JPH0314838B2 JP H0314838 B2 JPH0314838 B2 JP H0314838B2 JP 55179079 A JP55179079 A JP 55179079A JP 17907980 A JP17907980 A JP 17907980A JP H0314838 B2 JPH0314838 B2 JP H0314838B2
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JP
Japan
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conjugated
acid
yne
carbon atoms
phospholipids
Prior art date
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JP55179079A
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JPS56135492A (en
Inventor
Chatsupuman Denisu
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ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN
Original Assignee
ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN
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Filing date
Publication date
Application filed by ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN filed Critical ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN
Publication of JPS56135492A publication Critical patent/JPS56135492A/ja
Publication of JPH0314838B2 publication Critical patent/JPH0314838B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2323/00Details relating to membrane preparation
    • B01D2323/30Cross-linking

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は生物孊的適合性衚面biocompatible
surfaces、即ち生きおいる組織及び䜓液ずの長
い接觊に適した衚面に関し、曎に詳しくは新芏な
リン脂質、その補造、それから誘導された重合
䜓、及び該重合䜓の補造及びリン脂質の䜿甚及び
生物孊的適合性衚面の補造における該リン脂質及
びそれらの重合䜓の䜿甚及び生理孊的に掻性な化
合物の長期の攟出を䞎える組成物に関する。 少なくずもたずえば人工噚官の衚面及び血液透
析装眮の構成郚品を圢成するのに生物孊的適合性
の重合䜓を䜿甚するのは普通に実斜されおいるこ
ずである。しかしながら、これらの材料は完党な
ものではなく、生きおいる組織ずの反応は問題を
残しおいる。たずえば衚面に誘発される血栓症
は、特に倧量の血液が人工肺及び人工腎臓におけ
る劂き異質の衚面foreign surfacesず接觊す
る堎合には䟝然ずしお倧きな困難である。人工噚
官におけるクロツトの圢成は、もしクロツトが人
工衚面を砎壊しbreak offそしお宿䞻血管内
に止たるならば䜓倖システムの血液流路の閉塞及
び閉塞症を包含する有害な又は砎局的ですらある
䜜甚を及がす。最近、衚面凝塊圢成性surface
thrombgenicityは長期保存人工心臓を䜿甚せ
んずする詊みを挫折させた。人工心臓により支持
された動物に起こる死の倚くは人工心臓の機械的
砎損によ぀お匕起されるのではなくおクロツト圢
成により匕起こされる。透析膜、代甚血液
blood substitutes及び人工肺はすべおこの問
題を共有する。 䞀般的な生物孊的適合性に察しお医薬甚途に䜿
甚される材料は望たしくは、  玔粋な物質ずしお再生可胜な補品であるこず
ができ、  劣化したり䞍利に倉化するこずなく補造する
こずができ、  特定の機胜に察しお必芁な機械的特性及び透
過性特性を有し、  機械的透過性又は衚面特性が䞍利に倉化する
こずなく滅菌可胜であり、  生物孊的環境によ぀お有害な方法で䜜甚され
ず、  発癌性でないこずが望たしい。 血液ずの盎接の接觊を包含する甚途においお制
玄がある。物質は問題ずなる皋の血栓症を誘
発するべきではなく、正垞なクロツテむング機構
を劚害するべきではなく、现胞芁玠又は血液
の可溶性成分に問題ずなる皋の損傷を匕起すべき
ではない。生物孊的適合性の特に血液適合性の衚
面、即ち、血液凝固プロセスを掻性化せずそしお
血栓圢成を促進しない衚面を補造する倚くの詊み
がなされた。かかる詊みの䟋はアニオン性重合䜓
又は適圓に配向した゚レクトレツト重合䜓の劂き
負に垯電した衚面、倩然の抗凝固剀ヘパリン又は
合成ヘパリン類䌌䜓、固有に䜎い衚面自由゚ネル
ギヌを有する荷電した衚面、アルブミン被芆した
衚面、及び血液から優先的にアルブミンを吞収す
るず考えられるある皮のポリメタンの劂き衚面を
包含する。しかしながらすべおは限界を有しおい
る。 衚面の性質の䞀般的事項ずしおその問題を考察
するず、生物孊的膜は䜓のすべおの区域においお
重芁であるずいうこずは重倧な意矩があるずの印
象をうけた。すべおの生きおいる现胞は倖偎の膜
を有し、现胞内には、皮々の现胞噚官、たずえ
ば、ミトコンドリア、栞及び内質现網
endoplasmic reticulumを区分するように䜜
甚する膜がある。様々な现胞膜が極性脂質たず
えばリン脂質のマトリツクスから構成される。
かくしお赀血球は、たずえば、リン脂質二重膜の
マトリツクス䞊に構成された现胞壁を有する。脂
質は现胞壁の倖偎衚面䞊にリン脂質レシチンホ
スフアチゞルコリン及びスフむンゎミ゚リンず
察称に、そしお现胞壁の内偎面䞊にホスフアチゞ
ルセリン及びホスフアチゞル゚タノヌルアミンず
察称に配眮されおいる。埌者は正味の負の荷電を
有しそしおそれ自身の䞊に血液凝固を匕起すこず
が知られおいる。前者は双性むオン構造を有し、
现胞壁の倖偎衚面を圢成する。 本発明は、リン脂質が䜓党䜓にわたり生物孊的
膜の必須の構成成分であるので、生きおいる組織
ず接觊するべき異質物の衚面におけるリン脂質に
よりこれらの膜に䞎えられた衚面の構造物むミ
テヌシペンがそれらを生物孊的適合性ならしめ
るこずの実珟に基づくものである、 これが実際にそのようであり、そしお出願人の
提案の必須事項は含リンオキシ酞phosphorus
oxy−acid−窒玠双性むオン基が分子構造の
倖偎面に存圚しおいる人工的生物孊的適合性の衚
面を有する物品又は物䜓を䞎えるこずであるこず
を芋出した。 その最も広い芳点においお、本発明は䞋蚘䞀般
匏の共圹ゞヌむンを提䟛する。 匏䞭、B1及びB2の少なくずも䞀぀は匏 −COp−X1−≡−≡−Y1 匏䞭は又はであり、X1は盎接の結合又
は二䟡の脂肪族又は環状脂肪族基であり、Y1は
又は䞀䟡の脂肪族又は環状脂肪族基であり、各
B1及び又はB2におけるX1及びY1の炭玠原子の
総数は乃至26であり、B1及びB2の他方は(a)匏 −COp−X1−≡−≡−Y1 の同䞀又は盞異なる基であるか或いは(b)少なくず
も個の炭玠原子を含有する脂肪族又は環状脂肪
族基であり、は又はであり、は又
はであり、各は独立に〜個の炭玠原子を
含有するアルキル基を衚わす。 本発明の他の芳点は前蚘した劂き共圹ゞヌむン
を架橋するこずにより埗られた重合䜓を提䟛す
る。これらの重合䜓は構造 匏䞭、Z1Z2Z3及びZ4の二぀は前蚘した劂き
Y1を衚わし、Z1Z2Z3及びZ4の他の二぀は
各々−X1−COp−を衚わし、ここでX1及び
は前蚘した通りであり、は を衚わし、匏䞭、及びは前蚘した通りで
あり、架橋した鎖は同䞀又は盞異なる残基に結
合しおいる、の繰返し単䜍を通垞含有する。 匏の共圹ゞヌむンは奜たしくは双性むオン性
基が倩然のリン脂質レシチン及びスフむンゎミ゚
リンのホスプヌト結合した基、即ち、コリンホ
スプヌト基 又は関連したホスフむン結合した基 であるずころの共圹ゞヌむンである。 奜たしい双性むオン性基はがであるがが
又はであるこずもできる倩然に存圚する生成
物の類䌌䜓であり、そしお各基は倩然に存圚す
る生成物においおはそうであるが、メチルである
こずが奜たしいが、しかしぱチル、プロピル
又はブチルであるこずもでき、そしお双性むオン
性基は四玚窒玠においお非察称に眮換されおいお
もよい。 本発明の共圹ゞヌむンにおいおは、䞡B1及び
B2は各々匏 −COp−X1−≡−≡−Y1・ の基を衚わすこずも奜たしい。 実際問題ずしお、察称化合物は合成するのが最
も容易な化合物、即ちB1及びB2においおX1
及びY1が同䞀である化合物である。しかしなが
ら、かかる察称性は本発明に埓えば必須ではな
く、そしお各X1及びY1が同䞀又は盞異なる堎合
にB1及びB2の䞀぀においおがであり、B1及
びB2の他方においおがである化合物を䜿甚
するこずが可胜である。しかしながら、かかる物
質を合成するこずはより困難である。 本発明の理論的基瀎に関する限り、B1及びB2
における共圹ゞヌむン系の䜍眮は重芁ではない。
たずえば、X1は共圹ゞヌむンがカルボン酞゚ス
テル又ぱヌテルにすぐ隣接しおいるように盎接
結合であるこずができ、そしおかかる堎合にY1
は少なくずも個の炭玠原子を含有する必芁があ
るであろう。共圹ゞヌむン系が、Y1が氎玠であ
り、X1が少なくずも個の炭玠原子を含有する
ようにカルボン酞゚ステル又ぱヌテル基から遠
い疎氎性鎖のその端郚にあるこずも同じく可胜で
ある。しかしながら、以䞋に曎に詳现に議論する
理由によ぀お、共圹ゞヌむン系がX1及びY1にお
いおほが同じ数の炭玠原子があるように疎氎性基
の䞭心に向か぀お䜍眮するように配眮されおいる
のが最も䟿利であるこずが通垞芋出される。 X1及びY1は各々奜たしくは脂肪族又は環状脂
肪族基である。 䞋蚘説明においお明らかずなる理由で、共圹ゞ
ヌむン系が疎氎性鎖における唯䞀の炭玠−炭玠䞍
飜和を衚わすが、もし远加の架橋結合が所望され
るならば、曎なる炭玠−炭玠䞍飜和が基X1及び
Y1に存圚するこずができるこずが奜たしい。 各疎氎性鎖が総数12〜30個の炭玠原子を含有す
るように各基B1及びB2におけるX1及びY1におけ
る炭玠原子の総数が〜26であるこずは重芁であ
る。もし基B1及び又はB2が12個より少ない炭
玠原子を含有するならば埗られる物質は非垞に䜎
い枩床の堎合を陀いお重合するのが困難であるこ
ずを芋出した。実際問題ずしお、基B1及び又
はB2に16乃至26個の炭玠原子がある堎合は、特
に鎖が22又は24個の炭玠原子を含有する堎合に最
も満足すべき結果が埗られるこずを芋出した。 X1及びY1における炭玠原子の正確な構造配眮
は本発明にず぀お重芁ではなく、それらの䞻芁な
機胜は該化合物に正しい皋床の疎氎性を付䞎し、
そしお郜合の良い枩床で重合を蚱容するこずであ
るが、炭玠原子が盎鎖又は分岐構造内にあるが
X1及びY1は環状脂肪族配眮䞭に〜個又は曎
に倚くの炭玠原子を含有する環状脂肪族残基を含
むこずもできるこずは必須ではない。 共圹ゞ−むンの重合に関しおの䞋蚘の説明から
明らかになる理由によ぀お、䞡B1及びB2は共圹
ゞ−むン系が分子内及び分子間重合に参加するこ
ずができるように共圹ゞ−むン系を含むこずは奜
たしい。しかしながら、単に分子間重合によ぀お
十分な皋床の架橋を埗るこずができ、その堎合
に、基B1及びB2の䞀぀は共圹ゞ−むン系を含有
するこずのみが必須である。B1及びB2の぀の
みが共圹ゞ−むン系を含有する堎合に、B1及び
B2の他方は脂肪族又は環状脂肪族残基、奜たし
くは炭化氎玠残基であるこずができ、これは飜和
されおいおもよく又は、匧立もしくは共圹ゞ−む
ン系ず共圹しおいおもよいオレフむン又は倚分単
䞀のアセチレン性䞍飜和を含有しおいおもよい。
かかる基はやはり゚ステル又ぱヌテル基を介し
おグリセロヌル残基に結合しおおり、そしお少な
くずも12個の炭玠原子をやはり含有するべきであ
る。 本発明の共圹ゞ−むンはそれ自䜓公知の方法に
よ぀お補造するこずができる。故に、双性むオン
性基は適圓なホスホン酞又はホスフむン酞或いは
その゚ステル化可胜な誘導䜓をグリセロヌル又は
その゚ステル化可胜な誘導䜓ずの反応に付しそれ
によりグリセロヌルのα−ヒドロキシ基を反応さ
せお必芁なリン゚ステル基を圢成するこずにより
導入するこずができる。基B1及びB2は、カルボ
ン酞B1COOHもしくはアルコヌルB1OH又は察応
するB2COOHもしくはBOH物質或いは䞊蚘カル
ボン酞又はアルコヌルの䞀぀のグリセロヌル又は
その゚ヌテル成圢性もしくぱステル圢成性誘導
䜓ずの゚ステルもしくぱヌテル圢成性誘導䜓を
䜿甚する゚ステル化又ぱヌテル化により分子䞭
に導入するこずができる。これらの反応は䞀方で
はグリセロヌル又はその誘導䜓ず、他方カルボン
又はアルコヌル及びリン゚ステルずの間で同時に
又はいずれかの順序で匕続いお行なうこずができ
る。本発明の奜たしい化合物である察称リン脂質
の補造に察しお、我々は、実際䞊は遞ばれた含リ
ン酞又はリン酞ずの必芁なグリセロヌルモノ゚ス
テルを圢成し、次いでこのモノ−リン゚ステルを
遞ばれた共圹ゞ−むンカルボン酞の無氎物䞊蚘
酞をゞシクロヘキシル−カルボゞむミドず凊理す
るこずによ぀お埗られたず反応させ、次いでグ
リセロヌルモノ゚ステルを有機溶媒䞭で䞔぀有機
塩基の存圚䞋に無氎物ず反応させるのが䟿利であ
るこずがわか぀た。 ゚ステル基の圢成のための他の既知の方法も等
しく䜿甚するこずができる。がである化合物
を補造するこずが望たれる堎合には、察応する垞
甚の゚ヌテル圢成性プロセスを䜿甚するこずがで
きる。 本発明の共圹ゞ−むンは、それらを化孊掻性線
攟射しactinic radiation、普通は300nmの
範囲の波長の玫倖線攟射にさらすこずにより重合
するこずができる。かかる照射は隣接鎖の共圹ゞ
−むン系間の架橋を生成する。これは䞋蚘構造の
繰返し単䜍を含有する重合䜓を生じる。 匏䞭、Z1Z2Z3及びZ4は前蚘した通りであ
る。架橋に関䞎する共圹ゞ−むン系は非察称に眮
換されたゞ−むンである。架橋は共圹ゞ−むンの
個の炭玠原子の鎖のC1及びC4に関䞎するが、
C1及びC4は非察称眮換の故に盞互に同等ではな
いので架橋が各鎖のC1及びC1間で又はC1及びC4
間又はC4及びC4間で起こるかどうかに䟝存しお
皮々の架橋した生成物が生じ埗るたずえば、もし
架橋がC1及びC4間に起こるならば、繰返し単䜍
は である。 重合䜓に関する我々の構造研究は架橋した重合
䜓が䞀぀又は䞀぀より倚くの可胜な架橋した生成
物を含有しおいるかいないかを未だ確立しおいな
いが、それらがすべおの架橋した構造に共通であ
る共圹系 を含有するこずを確立した。 B1及びB2は䞡方共共圹ゞ−むン系を含有する
堎合には、本発明の重合䜓の倧抵の甚途に察しお
望たしい分子内及び分子間架橋の䞡方が存圚する
であろう。この理由で、B1及びB2は䞡方共共圹
ゞ−むン系を含有するこずが奜たしく、そしお分
子内架橋を最適にするために、B1及びB2の共圹
ゞ−むン系の盞察䜍眮がほが同じであるこず、換
蚀すれば共圹ゞ−むン系をグリセロヌル残基に接
続する炭玠鎖は長さにおいお炭玠原子が個より
倚く異なるべきではないこずが奜たしい。 本発明の重合䜓の意図する生物医孊的甚途の点
から、重合は化孊掻性線、普通は可芖線の波長よ
り短い波長を有する化孊掻性線に曝露するこずに
よ぀お最も良く誘発されるが、原理的に共圹ゞ−
むン系の重合を誘発するこずができるこずが知ら
れた任意の方法を本発明の重合䜓の補造に察しお
お䜿甚するこずができる。共圹ゞ−むンは皮々の
状態で、たずえば氎䞊の単局ずしお、疎氎性基䜓
たずえばテフロン䞊の倚局ずしお、リポ゜ヌム
liposomeずしお又はKBr円板内の固䜓の状態
で重合するこずができる。 本発明の重合䜓の䞻芁な甚途の䞀぀は、基䜓、
特に血液又は他の䜓液又内郚䜓衚面ず埌に盎接接
觊せしめられるこれらの基䜓䞊ぞの衚面被芆を䞎
えるこずである。かかる衚面被芆は、実際䞊、本
発明の共圹ゞ−むンで基䜓を被芆し、次いで化孊
掻性線に曝露するこずによ぀おその堎で共圹ゞ−
むンを重合するこずによ぀お普通は最も良く導入
される。本発明の共圹ゞ−むンは無色の物質であ
るが、重合が進むに぀れお、共圹ゞ−むンが䞭間
䜓カルベンに先ず転化されるず先ず青色範囲にわ
た぀お進行するきわだ぀た色の倉化があり、次い
でこの遷移状態カルベン䞭間䜓は赀色又は玫色の
着色を有する最終重合䜓分子に転化される。結果
ずしお、基䜓䞊の重合は目で芖お远うこずができ
る。基䜓はたずえば重合䜓、金属、ガラス、セラ
ミツク及び倚くの他のものであるこずができ、重
合䜓の䟋はセロフアン、ポリ塩化ビニル、ポリカ
ヌボネヌト、ポリメチルメタクリレヌト、ポリ゚
チレン、ポリテトラフルオロ゚チレン及びシリコ
ヌンゎムである。かかる被芆された基䜓は人工噚
官移怍組織prosthetic implants、目移怍組織
eye implants及びコンタクトレンズ、蚺断装
眮、人工肺lung machine人工腎臓、瞫合糞、
人工レンズ、随意に䜿甚できる組織、培逊容噚及
び他の倖科噚具、手袋、カテヌテル、恒久的入口
ポヌトentry port医薬送絊システム、泚射
噚、子宮内噚具、を包含する避劊装眮、及び包垯
に䜿甚するこずができる。 本発明は角膜内皮損傷corneal endothelial
damageを枛少されるのに県内レンズ䞊に衚面
被芆を䞎えるために特に奜適である。 県内レンズの最初の移怍は癜内障抜出ず関連し
た皮内现胞損倱endothelial cell loss及び損
傷を問題ずなる皋増加させるこずができる。この
損傷はもレンズが角膜内皮に接觊するならば内皮
衚面ぞのレンズ材料、ポリメチルメタクリレヌト
PMMAの瞬間的付着により匕起こされるよう
に芋える。 電子顕埮鏡を䜿甚しお、カりフマン
Kaufman及びカツツKatzはPMMAから
぀くられたレンズず角膜内皮现胞ずの間の瞬間的
接觊ですら现胞膜がIOL衚面ぞの付着からの匕離
しを生じたこずを瀺した。 ずきどき起るレンズ−内皮接觊におけるかかる
现胞損傷を枛じたり防止したりするポリメチルメ
タクリレヌトの衚面倉性に関する研究は、この重
合䜓が問題になる皋の短期又は長期の劣化を瀺す
こずなく県内で十分に耐性であるこずが既に瀺さ
れたので実際的方法であるように思われる。新芏
物質を導入する倉法は同様に広範な安党及び有効
性詊隓の繰返しを必芁ずするであろう。 この分野における埓来の研究はレンズず内皮ず
の間の付着が疎氎性ポリメチルメタクリレヌトず
芪氎性県内組織ずの間の盞互䜜甚であるずいう考
えに基づいおいた。ポリメチルメタクリレヌト衚
面を移怍に先立ちポリビニルピロリドンPVP
又はメチルセルロヌス溶液䞭に浞挬するこずによ
぀お該ポリメチルメタクリレヌト衚面を芪氎性に
するず、内皮損傷の臚床発生率clinical
incidenceを枛少させるこずが瀺された。これ
らの県内レンズ衚面を䞀時的に倉えようずする同
様な詊みにおいおPVP、シリコヌン油及び血枅
の浞挬溶液が䜿甚された。しかしながら、これら
のレンズを手術のすぐ前に溶液に浞挬するこずは
面倒で䞔぀䞍䟿であり、滅菌性sterility及び
再生可胜性の新しい問題が起こる。 本発明の物質は、本発明の物質のそれらの極性
基が现胞倖液extra cellular fluidsに面する
ように県内レンズを被芆するのに䜿甚される。こ
れは生きおいる組織及び䜓液ずの短い又は長い接
觊に察しおそれを奜適ならしめそしお皮内现胞膜
の匕裂きを枛じるであろう。次いで共圹ゞ−むン
は安定化されお衚面が芪氎性であり同時に生きお
いる組織に生物孊的に適合性の重合䜓被芆を圢成
する。 県内レンズ又は他の支持䜓衚面は、様々な方
法、たずえば溶液又ぱマルゞペン被芆又はラン
グミア−プロゞ゚ツトLangmuir−Blodgett
倚局浞挬方法によ぀お被芆するこずができ配向し
た局を埗そしお䞍芏則な衚面を凊理するこずを可
胜ずする。 被芆の付着attachmentは、たずえば被芆
されるべき重合䜓又は他の物質又はたずえば溶媒
凊理の埌それにより吞匕された物質ず反応性であ
る基を脂肪酞の鎖内又は鎖の末端に有する脂質を
䜿甚しお該衚面ぞの共有結合により改良するこず
ができる。別法ずしお、たずえば重合䜓基䜓を䜎
分子量溶媒によ぀お膚最させお脂肪酞残基の脂肪
鎖が重合䜓構造䞭にその埌に吞収を生じるこずに
よ぀お被芆の物理的付着が起こり埗る。 本発明の共圹ゞ−むンの他の重芁な甚途はリポ
゜ヌムliposomeの補造にある。かかるリポ
゜ヌムは生理孊的に掻性な物質を支持し、その故
にたずえば非代謝性医薬品又は酵玠を䜓ぞ持続攟
出させる生物孊的適合性凊方を䞎えるこずができ
るからである。 かかるリポ゜ヌムは氎性媒䜓䞭に共圹ゞ−むン
を分散させ、分散液の枩床をリボ゜ヌムの生成が
起こる枩床である脂質又はチダツプマン転移枩床
lipid or chapman trancition temperature
より高い枩床に分散液の枩床を䞊昇させ、次いで
分散液を呚囲枩床に冷华するこずにより補造する
こずができる。もし生理孊的に掻性な物質がリポ
゜ヌム生成期間䞭氎性媒䜓䞭に存圚するならば、
リポ゜ヌムは掻性物質を含有し、そしおリポ゜ヌ
ム膜構造の代謝の結果ずしお長期にわたり掻性物
質をゆ぀くりず攟出する。かかる取合わせの実際
䞊の利点の䞀぀は、このようにしお氎溶性及び氎
䞍溶性掻性物質を凊方し、又は所望により氎溶性
及び氎䞍溶性物質を同じ凊方内に、氎䞍溶性物質
を脂肪䞭に先ず配合するこずによ぀お凊方するこ
ずが可胜であるずいうこずである。 本発明の共圹ゞ−むンリン脂質又はリポ゜ヌム
の膜を圢成するそれらの重合䜓はリポ゜ヌム内に
導入された倚くの生理孊的に掻性な物質の補助薬
ずしお䜜甚するこずがしばしば芋出される。 リポ゜ヌム圢成期間䞭氎酞化アルミニりム又は
他の補助薬を氎性媒䜓䞭に導入するこずによ぀お
これらの凊方に氎酞化アルミニりム又は他の補助
薬を配合しお生理孊的に掻性な物質の掻性を匷化
するこずも可胜である。 リポ゜ヌム圢成は倚局ラメラ構造を生じるよう
に既知の方法によ぀お行なうこずができる。小さ
な盎埄の単䞀ラメラリポ゜ヌムは倚重ラメラリポ
゜ヌムmulti−lamellar liposomesを超音波
振動に付するこずによ぀お発生させるこずができ
る。より倧きい単䞀ラメラリポ゜ヌムは共圹ゞ−
むンをアルコヌル䞭に溶解し、次いでこの溶液を
泚射噚を通しお氎性媒䜓䞭に泚入するこずにより
発生させるこずができる。これらの単䞀ラメラ物
質は或るずきは埮小小胞microuesiclesずし
お知られおいる。 単䞀ラメラであるか又は倚局ラメラであり、そ
しお普通は生理孊的掻性物質及び堎合により補助
薬を含む埗られるリポ゜ヌムは前蚘した劂き化孊
掻性線に曝露するこずによ぀お共圹ゞ−むン系を
架橋するこずにより安定化するこずができる。か
かる照射は分子間で起こり、そしお共圹ゞ−むン
の構造、倚分分子内架橋に䟝存しお、本発明の重
合䜓を含んで成るリポ゜ヌム分散液を䞎える。本
発明の共圹ゞ−むンの架橋の前又は埌に本発明の
リポ゜ヌム分散液䞭に他のリン脂質のリポ゜ヌム
を含たせるこずも可胜である。 リポ゜ヌム圢態にある本発明の重合䜓を凊方す
るこずは普通最も䟿利であるが、共圹ゞ−むンを
倧量に重合し、次いで重合䜓を抌出しおリン脂質
重合䜓カプセルを䞎えるこずも可胜である。或い
は、本発明のリン脂質重合䜓は他のリン脂質をベ
ヌスずするリポ゜ヌム系内に含たせるこずもでき
る。 抗原物質、ホルモン、酵玠及び抗炎症剀の劂き
医薬を含む広範に皮類の生理孊的に掻性な物質を
本発明のリポ゜ヌム分散液内に凊法するこずがで
きる。リポ゜ヌム䞭のむンフル゚ンザビヌルス又
はそのフラグメント、ゞフテリアトキシン、砎傷
颚トキシン及びリポ゜ヌムにおけるりむルス源又
はバクテリア源から導かれた他の抗原性物質の配
合は、むンシナリンの劂きホルモン、抗炎症性ス
テロむドたずえばコルチコステロむド、たずえば
コルチゟン、コルチゟヌル及びそれらのΔ′−デ
ヒドロ−及び−フルオロ誘導䜓抗炎症性非ス
テロむド、たずえばペプチド、免疫抑制性化合
物、たずえばメ゜トレキセヌト、サリチレヌト、
プニルブタゟン、及び加氎分解性酵玠に察する
抑制剀ず同じく珟圚では文献に十分に蚘茉されお
いる。これらの及び他の生理孊的掻性な物質がい
かにしおリポ゜ヌム組成物内に導入され埗るかに
぀いおは、たずえば米囜特蚱第4177113号及び第
4199565号及び西ドむツ公開公報第2249552号、第
2528411号、第2643641号、第2712030号及び第
2712031号を参照するこずができる。これらの物
質は本発明のリポ゜ヌムに線入するこずができる
生理孊的に掻性な物質の兞型的なものである。 䞋蚘実斜䟋により本発明を説明する。 以䞋の実斜䟋においお、ゞアセチレンリン脂質
は䞋蚘の䞀般的方法に埓぀お補造された  材料  長鎖ゞアセチレン性脂肪酞䟋えば゚むコサ
ン酞−1012−ゞむン、トリコサン酞−1012
−ゞむン、ペンタコサン酞−1012−ゞむン、
ヘプタコサン酞−1012−ゞむン、  −ゞシクロヘキシルカルボゞむミド
DCC  ç„¡æ°Žsn−グリセロ−−ホスホリルコリン塩
化カドミりム錯䜓GPC.CdCl2  −ゞメチル−−アミノピリゞン  無氎クロロホルムず四塩化炭玠  反応条件䞀般法 脂肪酞0.1モルを無氎四塩化炭玠150〜
200mlに溶解しそしおDCC0.055モル無氎四
塩化炭玠25mlに溶解したで凊理した。混合物を
振ずうしそしお15分間攟眮した。ゞシクロヘキシ
ル尿玠の䞍溶性沈柱を濟別した。濟液から溶媒を
陀去しお脂肪酞無氎物を取埗した。この工皋では
定量的収量が埗られた。 脂肪酞無氎物を無氎クロロホルム100ml䞭
に溶解し、GPC.CdCl20.02モルを加え、次い
で−ゞメチルアミノピリゞンを加えた。反
応フラスコを也燥窒玠で眮換し、シヌルしお光か
ら保護した。次いで混合物を30〜48時間攪拌しそ
の埌蒞発也固せしめた。残枣を沞隰アセトン
150mlず混合し、宀枩たで冷华しおそしお溶媒
をデカントした。觊媒−ゞメチルアミノ
ピリゞンの未反応脂肪酞無氎物をさらに陀去す
るため、この方法を床繰返した。䞀緒にしたア
セトン抜出物をリン脂質の䞍存圚のためTLCで
テストした。残枣をクロロホルム200mlに懞
濁させそしお氷冷した塩酞100ml×
で抜出した。明柄なクロロホルム局を集めそしお
䞀緒にした塩酞局をクロロホルム100mlで䞀
回抜出しお䞊蚘䞻クロロホルム抜出物ず混合し
た。それを也燥するたで蒞発させ、クロロホルム
25mlに再床溶解せしめそしおシリカゲルキ
ヌれルゲル60、70−230メツシナむ−、メル
ク500のカラムを通した。クロロホルム
メタノヌル氎の混合物7030を甚いお
溶離を行った。溶離物各々200〜250mlの郚分
を集め、玄20mlたで蒞発させ、そしおTLCでテ
ストしたデむツトマ−モリブデンブルヌ詊薬で芋
えるようにした。 ゞアセチレンリン脂質を含有する郚分を䞀緒に
し、蒞発させお也燥させそしお最埌にベンれン溶
液で凍結也燥した。 これずは別に、党反応混合物を、アセトン抜出
の倉りに、分離ロヌトに移し、さらにクロロホル
ム150−200mlで垌釈しそしお氷冷した塩酞
×150mlで抜出し、溶媒を蒞発させ、
残枣をクロロホルム25mlに溶解させそしお䞊
蚘ず同様にしおシリカゲルカラムを通しお分画し
た。  収率は䜿甚したGPC.CdCl2の量に基づいお40
〜60。  Rf倀は鎖長に䟝存しお0.490〜0.500䞊蚘し
た溶媒カラム䞭で䜿甚。 実斜䟋  共圹ゞ−むンリン脂質の補造 (a) ゞアセチレン酞の合成 この合成の抂略を以䞋に瀺す。 (1) H2CCHCH28CO2H 1.Br2 ―――――→ 2.−2HBr HC≡CH28CO2H (2) H2CCHCH2oCH3 1.Br2 ―――――→ 2.−2HBr HC≡CH2oCH3 11  CH3CH2MgBr ―――――――――→ BrMgC≡CH2oCH3  I2 ―――→ IC≡CH2oCH3 (3) CuClHON+H3Cl- ――――――――――――→ CH3CH2NH2 CH3CH2o≡−≡ −CH28CO2H アルケン及びアルケン酞をモル圓量の臭玠を
ゆ぀くりず加えるこずによ぀お石油゚ヌテル䞭に
おいお臭玠化した。ゞブロモ誘導䜓を゚タノヌル
䞭で過剰のKOHず還流するこずによ぀おゞブロ
誘導䜓をただちに脱臭化氎玠化した。アルコヌル
を留去しそしお垌HClを加えた埌、アルキンを゚
ヌテル抜出により単離しそしお真空蒞留10-3mm
Hgにより粟補した。 非察称性コドキ−ノむクツ カツプリング
Chodokiewicz couplingのため、反応成分の
䞀぀はペり化しなければならない。故に−アル
キンを也燥ゞ゚チル゚ヌテルCaH2−凊理した
䞭の僅かに過剰の臭化゚チルマグネシりムに加え
た。生成したアセチレン性グリニダヌ詊薬を添加
したI2ず盎接に反応させお所望のハロ誘導䜓を埗
た。反応フラスコの内容物を過剰の垌酢酞䞭に泚
ぎそしおペヌ化アセチレンをゞ゚チル゚ヌテル䞭
に抜出した。未反応のI2をチオ硫酞塩掗浄により
陀去し、そしおゞ゚チル゚ヌテルを蒞発させた埌
真空蒞留により粟補を達成した。 アセチレンカツプリング反応の詳现は広範に怜
蚎されおいる。垌KOH溶液に溶解した酞に痕跡
量のヒドロキシル塩酞塩及び氎性゚チルアミン䞭
に溶解した0.25モル圓量のCu2Cl2を加えた。次い
でペり化アルキンモル圓量䞀時に少量ず぀
を加えた。始めから黄色の溶液は緑色に倉わ぀
た。アルキンの次の添加前に数滎の10ヒドロキ
シルアミン溶液を加えるこずによ぀お回埩した。
最埌に、反応混合物を酞性にし、そしお生成物を
ゞ゚チル゚ヌテル䞭に抜出した。ゞむン酞を40−
60℃の石油゚ヌテルから再結晶した。 酞は容易に重合した。玫倖線及び赀倖分光法は
それぞれ共圹䞉重結合及びカルボン酞基の存圚を
瀺した。  リン脂質の合成 酞を塩化メチレン䞭に溶解し、0.55モルの圓量
のゞシクロヘキシルカルボゞむミドを加えるこず
によ぀お無氎物に転化した。無氎物は赀倖分光法
により同定した。 リン脂質はグブタ等Gupta et alの方法を
䜿甚しお合成した。グリセロホスフアチゞルコリ
ン−CdCl2錯䜓1.0モル圓量を也燥クロロホル
ムP2O5凊理した䞭で30時間無氎物2.5モル
圓量及び−−ゞメチルアミノピリゞン
2.0圓量ず攪拌した。溶媒の陀去埌、メタノヌ
ルクロロホルム氎、に
可溶な画分をレキシン−300Rexyn −300
暹脂のカラムを䞋ぞ通過させた。今床はCdCl2及
びアミノ−ピリゞンを含たない生成物をセフアデ
ツクスLH−20Cephadex LH−20によるクロ
マトグラフむによ぀お粟補した。出発アルケンを
基準ずする党収率はである。 生成物及びゞパルミトむルホスフアチゞルコリ
ン〔ピナリス グレヌドpuriss grade
Fluka〕を薄局クロマトグラフむヌ〔メルクシリ
カゲル プレヌト溶媒、クロロホルムメタノ
ヌル氎6535、〕及び赀倖分光
法により比范した。Rf倀及びスペクトルは同䞀
であ぀た。生成物はデむツトマヌ詊薬Dittmer
reagentで噎霧した堎合に正の詊隓positine
test青色に倉぀たを䞎えた。玫倖線分光法
による怜査は共圹した䞉重結合が存圚しおいるこ
ずを瀺した。生成物はリン脂質−ゞトリコ
サノむルC23−及び−ペンタコサノむル
C25−1012−ゞむン−sn−グリセロ−−ホ
スホリルコリンであ぀た。 これらのゞアセチレンリン脂質C23及びC25
に察する転移枩床及び゚ンタルピヌは以䞋に瀺さ
れる
【衚】 実斜䟋  実斜䟋ず同様にしお、ゞアセチレンリン脂質
C20およびゞアセチレンリン脂質C27を埗
た。 これらの転移枩床は䞊蚘の順にそれぞれ22℃お
よび63℃であ぀た。 参考䟋  実斜䟋に䜿甚された方法を倉性しおC23リン
脂質の共圹トリヌむン類䌌䜓を生成した。アルキ
ノむドカルボン酞HC≡−CH28COOHを実斜
䟋に蚘茉の劂くしお補造した。段階。ビス−
クロロメチル−アセチレンをテトラヒドロフラ
ン及びヘキサメチルホスホルアミド䞭モルのブ
チル−リチりムず反応させおゞアセチレンHC≡
−≡ Li のリチりム塩を埗、次いでこれ
を臭化−オクチルず反応させお玄40収率でド
デカゞヌむン−を圢成した。次いでドデカ
ゞヌむン−をNaOIず反応させお−ペヌ
ド誘導䜓CH3−CH27−≡−≡−を
埗、これを次いで実斜䟋段階に瀺された条件
䞋に前蚘したアルキン酞ず反応させお共圹トリヌ
むンCH3−CH27−≡−≡−
CH28COOHを埗た。 この共圹トリアセチレン酞は実斜䟋の段階
で埗られた共圹ゞアセチレン酞よりもUVスペク
トルスペクトルにおける高いピヌクを瀺し、その
より高い皋床の共圹を瀺す。共圹トリアセチレン
酞を実斜䟋の段階に蚘茉の方法によ぀おその
無氎物に転化し次いで無氎物を実斜䟋の段階
に蚘茉のグリセロホスフアチゞルコリンのCdCl2
錯䜓ず反応させお共圹トリ−アセチレンリン脂質
を圢成し、これは掻性線にさらすず重合する。 共圹トリ−アセチレンリン脂質はトリ−アセチ
レンカルボン酞をテトラヒドロフラン䞭のケトン
【匏】ず反応させおアミド
【匏】を圢成し、次いでこのアミ ドをゞメチルスルホキシド䞭でリン脂質のDdCl2
錯䜓ず反応させお共圹トリ−アセチレンリン脂質
を埗るこずによ぀おも補造された。 共圹トリ−アセチレン酞は、酞HC、
CH28COOHをアセチレン結合のずころでペり
化し、ペヌド−デシン酞をゞ−むンCH3・
CH27−≡−≡CHず前蚘カツプリング方
法により反応させるこずより成る方法によ぀おも
補造された。 参考䟋  実斜䟋のゞアセチレンリン酞脂質をラングミ
アヌブロゞ゚ツト法を䜿甚しおポリメチルメタク
リレヌトから぀くられた県内レンズを被芆するの
に䜿甚した。この方法においお、脂質の衚面局は
空気−氎界面においお圢成される。芪氎性極性衚
面を有する最終脂質局が必芁である。 リン脂質単局をCdCl2含有玔氎・
CdCl2、氎の抵抗15MΩcm有機汚染物を怜出で
きない䞊に広げる。レンズを〜60℃の掗剀溶液
RBS35䞭で時間゜ヌキングするこずによ぀
お枅浄化し、次いで玔粋䞭で完党にすすいだ。単
局は比范的高い速床自由に萜䞋する又は73cm
分で䞋向きに単局を通しお繰返し浞挬するこず
によ぀お移行せしめられる。䞊向きの移動期間䞭
のみ堆積が起こる。被芆された物䜓が空気䞭ぞず
抜き出されるずき、それは最終局が倖偎芪氎性衚
面を有するように0.3cm分又はそれ以䞋の速床
で抜き出される。次いで被芆したレンズはその面
から1200uwcm215.2cmの゚ネルギヌ出力で
254nmにおいおピヌク攟射匷床を有する玫倖線ラ
ンプで宀枩で10秒間照射した。或いは、最終倖偎
衚面ずしお所望の芪氎性極性衚面を補造するため
に、被芆所望の数の単局のの間脂質局の照射
による重合は氎の䞋で行なうこずができ、レンズ
は氎衚面が完党に掗浄されお埌抜き出され埗る。 脂質局の衚面圧力はこれらの局の砎壊圧に近い
35ダむンcmであるように遞ばれ、枩床は20〜22
℃宀枩であ぀た。䞍玔物の圱響を最小にする
ために、サブプヌズsubphase
にCdCl2を加えそしお新たな噎霧単局のみを䜿甚
するこずが必芁である。氎はミリポアMill
pore氎粟補システムにより粟補し、補造埌唯
ちに䜿甚しお再汚染を最小にする。 各衚面の芪氎性は氎滎の衚面広がりの皋床ずし
お定矩された“氎接觊角を枬定するこずによりア
ツセむされる。氎は暙準疎氎性PMMAの衚
面䞊にビヌズを圢成し、しかし、被芆された衚面
では、それは玄10秒間広がりそしお非垞にゆ぀く
りず抌し流されるrollsoff。この挙動は被芆さ
れたパヌスペツクスperspexが数週間埌空気
䞊に保存され又は数日氎䞭に浞される堎合倉化し
ない。安定性は、数日間70NaOH溶液䞭の浞
挬を含む滅菌方法が衚面特性を倉えないずいう事
実からわかるこずができる。 γ線照射を䜿甚する県内レンズ䞊ぞの脂質重合
䜓の恒久的グラフト化はレンズ衚面の成功する芪
氎性倉性を生じる。倉性されないPMMAに察す
る氎接觊角は72゜であり、グラフト化の埌この角
床は枛少する広がりが増加した。 これらのレンズは臚床詊隓に付した。被芆され
たレンズは皮内損傷を起こしたり二ケ月の詊隓期
間にわたり患者に䜕ら有害な䜜甚を生じるこずな
く人間に導入された。 参考䟋  レンズを柔軟なテフロンシヌト0.1mm厚さによ
り眮換えるこずにより参考䟋に蚘茉の被芆方法
を繰返した。被芆されたシヌトを参考䟋に蚘茉
の劂くしお空気䞭で重合した。次いで柔軟なシヌ
トを管に成圢し、血液を管に導入した。トロンビ
ン掻性を誘発する衚面の胜力の目安ずしお詊隓管
内フむブリノペプチド発生詊隓を䜿甚した。衚
面は血液クロツテむングを開始する傟向を殆んど
瀺さず、この点で未凊理のテフロン材料よりもす
ぐれおいた。 参考䟋  レンズをシリコヌンコンタクトレンズ、ガラス
シヌト及び酢酞セルロヌス透析膜〔クプロフアン
Cuprophane〕により眮換えるこずにより参考
䟋の被芆方法を繰返した。照射埌の目による怜
査はこれらの䞉぀の基䜓の各々に察する重合䜓フ
むルムの圢成を瀺した。被芆された基䜓䞊の接觊
角枬定は各堎合に芪氎性倖偎衚面が圢成されたこ
ずを瀺した。 参考䟋  実斜䟋のゞ−C23−ゞ−共圹リン脂質を50℃
で氎䞭に導入した。これはそのリボゟヌム圢成枩
床より高い枩床であり、次いお分散液を、もし電
子懞埮鏡が倚重ラメラリポ゜ヌムの存圚を瀺す堎
合には宀枩に冷华した。次いでこの分散液を玫倖
線で照射した色の倉化が芋られた時は共圹ゞむン
系の架橋による重合を瀺す。やはり同定されたス
ペクトル倉化はこの有機物質の増加した共圹路ず
合臎しおいた。 この方法を繰返しお酵玠的に掻性な固有タンパ
ク質Ca2 2ATP−アヌれintrinsic protein
Ca2+ATP−aseを含有する氎性媒䜓䞭に共圹リ
ン脂質を導入した。埗られるリポゟヌムのその埌
の怜査はリポ゜ヌムがいくらかの酵玠がリポ゜ヌ
ム内に導入されたこずを瀺す酵玠掻性を瀺した。 実斜䟋のゞ−C25共圹リン脂質を䜿甚しお䞊
蚘の方法を繰返したが、それを導入した氎性䜓の
枩床はゞ−C25物質のリポ゜ヌム圢成枩床より高
くするために60℃に䞊げた。この堎合もやはり、
リポ゜ヌムにおいお酵玠掻性が怜出されたこずが
芋出された。 実斜䟋  (1) −ゞブロモプロピルホスホリルコリ
ン 無氎アセトニトリル200mlをフラスコに入
れ、グリセロホスホリルコリン塩化カドミニりム
錯䜓10、臭化ナトリりム40およびト
リメチルクロロシラン70mlを添加した。混合
物を急速に攪拌しそしお24時間加熱しお還流せし
めた。次いで呚囲枩床たで冷华しそしお濟別によ
り液䜓郚分を埗た。溶媒を蒞発せしめ、残枣を蒞
留氎50mlで凊理した。氎䞍溶性油局を゚ヌテ
ル抜出×25mlにより陀去した。次いで氎を
蒞発させ、残枣を゚タノヌルで抜出した×50
ml。䞍溶性郚分を廃棄した。濟液を再床也燥し
そしおアセトン75mlに溶解した。濁りを濟別
し、廃棄した。次いで、少量の゚ヌテルで繰返し
抜出し、゚ヌテル抜出物を廃棄した。溶媒を蒞発
させるずゎム状生成物が埗られ、それは0.1mmで
96時間P2O5䞊で也燥せしめた。生成物のIRスペ
クトルは−Br基に垰属される668cm-1に䞭匷床
のピヌクを瀺した。 (2) ペンタコス−−オヌル−1012−ゞむン HO−CH2−9CHCH2Br2 ―――――→ KOH HO−CH2−9C≡CHCH3−CH2−11 ≡CI HC≡−CH2−9OH CuCl ―――→ HO−CH2−9C≡ −−CH2−11CH3 −りンデシレニルアルコヌルを臭玠化させ、
次いで先に蚘述したず同様にしお、氎酞化カリり
ムを甚いお脱臭化氎玠せしめ、末端アセチレンに
垰属する2115cm-1にピヌクを持぀ドデシン−り
ンデシン−−オヌルを埗た。これは、もはや、
それ以䞊粟補しなか぀た。 前述した−むオドテトラデシン32を、
ゞアセチレン酞の補造の際に蚘述したず同様にし
お、塩化第銅の存圚䞋、−りンデシン−−
オヌル16.8ずカツプリングさせた。酞を調
補する際に必芁ずされるKOHを甚いる䞭和工皋
はこの堎合には省略された。生成物の結晶化は沞
点40〜60℃の石油゚ヌテルからなされた。それは
53〜54℃で溶解しそしお玫倖線照射によ぀お赀〜
橙色の重合䜓を生成した。 (3) −〔ゞペンタコス−1012−ゞむン
むル゚ヌテル〕プロピル−ホスホリルコリ
ン ペンタコス−−オヌル−1012−ゞむン
をナトリりムで也燥したテトラヒドロフラン
䞭に溶解しそしお薄片に切断したナトリりム
0.5を加えた。混合物を18時間急速で攪拌し
た。この間、ナトリりム薄片は、新しいナトリり
ム衚面が反応に露出されるように鋭利なスパチナ
ラで数回砕かれお粟柄にされた。アルコヌルのナ
トリりム誘導䜓の自己沈柱が未反応ナトリりムか
ら傟斜により分離されそしお溶媒が蒞留された。
無氎のヘキサメチルホスホルアミド25mlが添
加され次いで−ゞブロモプロピル−ホスホ
リルコリン0.4が添加された。この混合物
は攪拌䞋に150〜170℃で日間加熱されそしお参
照ずしおのゞパルミトむル−グリセロホスホリル
コリンに察しお芏則的に远跡した。この反応混合
物を呚囲枩床たで冷华しそしお飜和食塩氎100
mlを添加した。クロロホルム×25mlで目
的物を抜出した。クロロホルム抜出液を䞀緒に
し、シリカゲル150メルク瀟硅操土60
70−230メツシナカラムを通しお粟補した。生
成した目的物質は玫倖線に−分曝すず、淡赀
色の重合䜓を生成した。 実斜䟋 −10 (1) 䞋蚘衚に瀺した皮々の化合物を補造した。 ここで、 B2−CO−X1−≡−≡−Y1
【衚】 (2) 䞊蚘実斜䟋〜10の化合物を補造する際に甚
いられたゞアセチレン含有脂肪酞は、
Biochem、Biophys、Act、602 2131980
に蚘茉された方法に埓぀お補造した。この方法
は、䟋えば実斜䟋およびの化合物の補造に
甚いられるゞアセチレン含有脂肪酞基B2の
導入を補造する堎合には䞋蚘反応匏で瀺され
る。 (3) 実斜䟋、およびの化合物を補造 䞊蚘匕甚文献ず同じ文献に蚘茉された方法に埓
぀お補造した。䟋えば実斜䟋の化合物の補造は
䞋蚘反応匏で瀺される。 実斜䟋およびの化合物は、䞊蚘反応におい
お盞圓するゞアセチレン含有脂肪酞を甚いるこず
によ぀お、同様にしお補造れた。 (4) 実斜䟋、、および10の化合物の補造 Proc、Natl、Acad、Sci、USA、74 4315
1977に蚘茉の方法に埓぀お補造した。 実斜䟋の化合物の補造は䞋蚘反応匏で瀺され
る。 実斜䟋、および10の化合物も、䞊蚘反応に
おいお、盞圓するゞアセチレン含有脂肪酞B2
の導入を甚いるこずによ぀お、同様にしお補造
された。なお、実斜䟋および10の化合物の基
B1は、卵黄レシチンから誘導されるC16および
C18リ゜ホスフアチゞルコリンの混合物垂販品
ずしお入手を䜿甚するこずによ぀お調補した出
発原料を甚いるこずによ぀お導入した。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏 匏䞭、B1及びB2の少なくずも䞀぀は匏 −COp−X1−≡−≡−Y1 匏䞭、は又はであり、X1は二䟡の脂肪
    族又は環状脂肪族炭化氎玠基であり、Y1は又
    は䞀䟡の脂肪族又は環状脂肪族炭化氎玠基であ
    り、B1及び又はB2は各々におけるX1及びY1の
    炭玠原子の総数は乃至26である、の基であり、
    B1及びB2の他方は(a)匏 −COp−X1−≡−≡−Y1 匏䞭X1Y1又はは前蚘した通りである、 の同䞀又は盞異なる基であるか或いは(b)少なくず
    も個の炭玠原子を含有する脂肪族又は環状脂肪
    族基であり、はであり、は又はで
    あり、各は独立に〜個の炭玠原子を含有す
    るアルキル基を衚わす、の共圹ゞヌむン。
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