JPH031482Y2 - - Google Patents

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JPH031482Y2
JPH031482Y2 JP19093585U JP19093585U JPH031482Y2 JP H031482 Y2 JPH031482 Y2 JP H031482Y2 JP 19093585 U JP19093585 U JP 19093585U JP 19093585 U JP19093585 U JP 19093585U JP H031482 Y2 JPH031482 Y2 JP H031482Y2
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JP
Japan
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pallet
hanger
coated
electrodeposition coating
opening
Prior art date
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JP19093585U
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JPS6297178U (ja
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  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、小物部品等の被塗装物を収容するパ
レツトを保持して電着塗装用ハンガーに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、小物部品等の被塗装物を収容するパレツ
トを保持して電着塗装する際には、第2図および
第3図に示すようなハンガーが利用されている。
第2図および第3図において、50はコンベア
(図示せず)に吊下されるハンガーであつて、こ
のハンガー50は逆T字形形状に形成された二つ
の支持本体51a,51bが間隔を有して吊下さ
れている。そして、二つの支持部材51a,51
bの立設部材52a,52bは連結部材53によ
つて連結されており、横設部材54a,54b,
54c,54dは二つの保持部材55a,55b
によつて連結されている。また、二つの保持部材
55a,55bの支持部材51a,51b側には
それぞれ開閉アーム56a,56b,56c,5
6dが揺動自在に設けられている。
また四つの開閉アーム56a,56b,56
c,56dの下部には互いに対向する側に屈曲す
る保持片57が形成されており、直方体形状に形
成されたパレツト58が保持されるようになつて
いる。そして、このパレツト58にはメツシユ状
に形成されており、その内部に小物部品等の被塗
装物Wが収容されるようになつている。また、、
パレツト58の上部が開放されており、二つの螺
番59によつてメツシユ状の蓋部材60が開閉可
能に設けられている。
そして、小物部品等の被塗装物Wを電着塗装す
る際には、蓋部材60を開放した状態でパレツト
58内に所定数の被塗装物Wを収容し、蓋部材6
0を閉鎖する。次に開閉アーム56a,56b,
56c,56dを開放せてパレツト58を保持す
る。この状態で、電着塗料中に浸漬してパレツト
58を揺動させつつ、通電して被塗装Wに電着塗
装皮膜を形成するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のようなハンガー50にお
いては、ハンガー50の揺動時において被塗装物
Wが落下しないように蓋部材60を有するパレツ
ト58を保持して電着塗装しているため、電着塗
装用皮膜の焼付・硬化後においてパレツト58に
折出した電着塗装皮膜も同時に焼付・硬化し、蓋
部材60がパレツト58に貼着されて開閉作業が
困難となることはもとより、電着塗装皮膜の焼
付・硬化後における被塗装物Wの取り出しおよび
被塗装物の電着塗装時にいちいち蓋部材60を開
閉しなければならない不具合がある。
従つて、この考案は、上記の不具合を解消する
ためになされたもので、ハンガーの支持本体にパ
レツトの開放部を覆うカバーを設けることによつ
て、パレツトに設ける蓋部材およびその開閉作業
を皆無とすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この考案に係る電着塗装用ハンガー
においては、コンベアに吊下されている支持本体
に、上部が開放するパレツトを保持する開閉アー
ムを揺動自在に設けてなる電着塗装用ハンガーで
あつて、このハンガーの支持本体に、前記開閉ア
ームに支持されたパレツトの開放部を覆うメツシ
ユ状のカバーを設けたものである。
〔作 用〕
かかる、電着塗装用ハンガーにおいて、、被塗
装物を電着塗装する際には、、上方の開放部から
被塗装物の所定数をパレツト内に収容し、ハンガ
ーの開閉アームによつてパレツトを保持する。そ
の際、ハンガーの支持本体にはカバーが設けられ
ているので、パレツトの開放部がカバーによつて
閉鎖される。
この状態で、、電着塗料中に浸漬してパレツト
を揺動させつつ、通電して被塗装物に電着塗装皮
膜を形成する。その際被塗装物はカバーによつて
落下が防止される。そして、被塗装物への電着塗
装皮膜が形成されたところで、パレツトを電着塗
料中から搬出すると共に、ハンガーから外して乾
燥炉に搬入し、電着塗装皮膜を焼付・硬化させ
る。
これによつて、パレツトには蓋部材が取り付け
てないので、電着塗装皮膜の形成された被塗装物
をすみやかに取り出すことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案に係る電着塗装用ハンガーの斜
視図を示すものである。
第1図において、1は電着塗装に用いられるハ
ンガーであつて、このハンガー1は逆T字形形状
に形成された二つの支持本体2a,2bが間隔を
有してコンベア3に吊下されており、コンベア3
の駆動によつて移動できるようになつている。そ
して、二つの支持本体2a,2bの立接部材3
a,3bは棒状に形成された連結部材4によつて
連結されており、横設部材5a,5b,5c,5
dは棒状に形成された二つの保持部材6a,6b
によつて連結されている。
また、二つの保持部材6a,6bの支持本体2
a,2b側には〓形に形成された開閉アーム7
a,7b,7c,7dがそれぞれ二個づつ設けら
れており、それぞれは共同して揺動するようにな
つている。
そして、それぞれの開閉アーム7a,7b,7
c,7dの下部が互いに対向する側に向けて設け
られており、上方が開放するパレツト8の保持片
9となつている。さらに、そのそれぞれの開閉ア
ーム7a,7b,7c,7dの上部には互いに反
対方向に設けており、開閉片10となつている。
また、二つの支持部材2a,2bの横設部材5
a,5b,5c,5dの下面には保持部材6a,
6bの近傍に棒状の支持片11がそれぞれ設けら
れており、その先端にはメツシユ状のカバー12
が固着されている。そして、開閉アーム7a,7
b,7c,7dにパレツト8がが保持された際
に、パレツト8の上方開放部が覆われるようにな
つている。
上記のように構成されたハンガー1において、
小物部品等の被塗装物(図示せず)を電着塗装す
る際には、パレツト8をハンガー1から取り外し
た状態で上方の開放部から被塗装物の所定数を収
容する。次にハンガー1の開閉アーム7a,7
b,7c,7dを開放させ、その下方のパレツト
8をセツトすると共に、開閉アーム7a,7b,
7c,7dを閉鎖して保持片9によつて保持す
る。
その際、ハンガー1の支持本体2a,2bには
メツシユ状のカバー12が設けられているので、
パレツト8の開放部がカバー12によつて覆われ
る。
この状態で、コンベア3を駆動させて被塗装物
の収容されたパレツト8を電着塗装(図示せず)
中に浸漬すると共に、パレツト8を揺動させつつ
通電して被塗装物の表面に電着塗装皮膜を形成す
る。その際、パレツト8の揺動によつて被塗装物
は大きく移動するが、カバー12によつて落下が
防止される。
そして、所定時間の間パレツト8の揺動と通電
が継続して行なわれ、被塗装物への電着塗装皮膜
が形成されたところで、パレツト8の揺動および
通電を停止すると共に、電着塗料中からパレツト
8を搬出する。その後、ハンガー1からパレツト
8を取り外して乾燥炉に搬入し、電着塗装皮膜を
焼付・硬化させる。
これによつて、ハンガー8には蓋部材が取り付
けていないので、電着塗装皮膜の形成された被塗
装物をすみやかに取り出すことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る電着塗装用
ハンガーにおいては、ハンガーの支持本体にパレ
ツトの開放部を覆うカバーを設けたから、パレツ
トへの蓋部材の取り付けて皆無とすることができ
る効果がある。
また、本考案に係る電着塗装用ハンガーにおい
ては、パレツトへの蓋部材の取り付けを皆無とす
ることができることによつて、蓋部材の開閉作業
が皆無とすることができる効果がある。
また、本考案に係る電着塗装用ハンガーにおい
ては、蓋部材の開閉作業を皆無とすることができ
ることによつて、パレツトへの被塗装物の取り入
れ、取り出しをすみやかに行なうことができ、電
着塗装作業を短縮することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電着塗装用ハンガーの斜
視図である。第2図は従来の電着塗装用ハンガー
の正面図である。第3図は従来の電着塗装用ハン
ガーの側面図である。第4図は従来の電着塗装用
ハンガーに用いられるパレツトの斜視図である。 1…ハンガー、2a,2b…支持本体、3a,
3b…立設部材、4…連結部材、5a,5b,5
c,5d…横設部材、6a,6b…保持部材、7
a,7b,7c,7d…開閉アーム、8…パレツ
ト、9…保持片、10…開閉片、11…支持片、
12…カバー、H…コンベア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベアに吊下されている支持本体に、上部が
    開放するパレツトを保持する開閉アームを揺動自
    在に設けてなる電着塗装用ハンガーであつて、こ
    のハンガーの支持本体に、前記開閉アームに支持
    されたパレツトの開放部を覆うメツシユ状のカバ
    ーを設けたことを特徴とする電着塗装用ハンガ
    ー。
JP19093585U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH031482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19093585U JPH031482Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP19093585U JPH031482Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JPS6297178U JPS6297178U (ja) 1987-06-20
JPH031482Y2 true JPH031482Y2 (ja) 1991-01-17

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JP19093585U Expired JPH031482Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JPH0657879B2 (ja) * 1987-10-31 1994-08-03 日大工業株式会社 バスケット式電着塗装装置
JP5712041B2 (ja) * 2011-04-22 2015-05-07 トヨタホーム株式会社 電着塗装用装置

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JPS6297178U (ja) 1987-06-20

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