JPH03148223A - 血小板凝集抑制剤 - Google Patents

血小板凝集抑制剤

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JPH03148223A
JPH03148223A JP1286632A JP28663289A JPH03148223A JP H03148223 A JPH03148223 A JP H03148223A JP 1286632 A JP1286632 A JP 1286632A JP 28663289 A JP28663289 A JP 28663289A JP H03148223 A JPH03148223 A JP H03148223A
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JP
Japan
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group
lower alkyl
alkyl group
compound
general formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP1286632A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nishi
西 孝夫
Makoto Komatsu
真 小松
Yasuo Koga
康雄 古賀
Yoshio Shu
朱 吉男
Katsumi Tamura
克巳 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP1286632A priority Critical patent/JPH03148223A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特定のカルボスチリル誘導体及びその塩から
選ばれる少なくとも一種の化合物を有効成分として含有
することを特徴とする血小板凝集抑制剤に関する。
発明の開示 本発明血小板凝集抑制剤の有効成分とするカルボスチリ
ル誘導体(以下これを「本発明化合物」という)は、文
献未記載の新規化合物であって、下記一般式(1)で表
わされる。
〔式中Aは低級アルキレン基を示す。R1は置換基とし
て低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、低級ア
ルカノイルオキシ低級アルキル基、アミノ低級アルキル
基、低級アルキルアミノ低級アルキル基及びヒドロキシ
低級アルキル基からなる群より選ばれた基を有すること
のあるシクロアルキル低級アルキル基、シクロアルキル
基、テトラヒドロピラニル低級アルキル基、低級アルキ
レンジオキシ基置換低級アルキル基、フェニル環上に置
換基として低級アルキル基及び水酸基からなる群より選
ばれた基を1〜3個有するフェニル低級アルキル基又は
置換基として低級アルキル基を有するピペリジニル低級
アルキル基を示す。R2は複素環上に置換基としてヒド
ロキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級ア
ルキル基、水酸基、低級アルキル基、アミノ低級アルキ
ル基、低級アルキルアミノ低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、低級アルコキシ低級アルコキシ基、低級アルコ
キシ低級アルキル基、チオ基及び低級アルキルアミド基
からなる群より選ばれた基を1〜3個有することのある
5員もしくは6員の飽和もしくは不飽和の複素環低級ア
ルキル基、テトラヒドロピラニルチオ低級アルキル基、
ピリジルチオ低級アルキル基、低級アルキレンジオキシ
基置換低級アルキル基、又は置換基としてアミノ基、水
酸基、低級アルキルチオ基、低級アルカノイルオキシ基
、テトラヒドロピラニルオキシ基、ハロゲン原子、低級
アルカノイル基、メルカプト基、低級アルコキシカルボ
ニル基、カルボキシ基、低級アルコキシ基、アミド基及
び低級アルキルアミド基からなる群より選ばれた基を1
〜2個有することのある低級アルキル基を示す。
ここで低級アルキル基に置換するアミノ基には、低級ア
ルカノイル基、フェニル環上に置換基として低級アルコ
キシ基を有することのあるフェニル低級アルキル基、低
級アルケニル基、ヒドロキシ低級アルキル基又は低級ア
ルキル基が更に置換していてもよい。但しR2が水酸基
を1〜2個有することのある低級アルキル基、低級アル
カノイルオキシ基を1個有する低級アルキル基、又は低
級アルコキシ基を1個有する低級アルキル基を示す場合
には、R1はシクロアルキル低級アルキル基、シクロア
ルキル基、テトラヒドロピラニル低級アルキル基であっ
てはならない。カルボスチリル骨格の3位及び4位の炭
素間結合は一重結合又は二重結合を示す。〕上記一般式
(1)で表わされるカルボスチリル誘導体は、優れた血
小板凝集抑制作用、ホスホジェステラーゼ阻害作用、心
収縮力増強作用(陽性変力作用)、抗潰瘍作用、消炎作
用、脳血流増加作用、血小板塊解離作用、スロンボキサ
ンA2拮抗作用等を有している。本発明の化合物の特徴
は、上記作用の持続時間が長い上に、低毒性であり(殊
に心血管肥厚、心筋障害等の心臓に対する毒性は弱い)
、心拍数増加作用、血圧降下作用等の循環作用も非常に
弱いものである。また本発明の化合物は、腸管での吸収
がよく血中へ移行し易いという利点をも有している。従
って本発明の化合物は、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞等の
血栓症の予防及び治療剤、脳循環改善剤、消炎剤、抗喘
息剤、強心剤及びホスホジェステラーゼ阻害剤として最
適に使用され得る。
本明細書において、R1、R2及びAで示される各基は
、具体的には次の通りである。
低級アルキレン基としては、例えばメチレン、エチレン
、メチルメチレン、トリメチレン、2−メチルトリメチ
レン、2,2−ジメチルトリメチレン、テトラメチレン
、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、2−エチルトリメ
チレン、1−メチルトリメチレン基等の炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキレン基を挙げることができる。
低級アルコキシカルボニル基としては、例えばメトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニ
ル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、
ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル
基等のアルコキシ部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルコキシ基であるアルコキシカルボニル基を挙げる
ことができる。
低級アルカノイルオキシ低級アルキル基としては、例え
ばアセチルオキシメチル、2−アセチルオキシエチル、
3−アセチルオキシプロピル、4−アセチルオキシブチ
ル、5−アセチルオキシペンチル、6−アセチルオキシ
へキシル、1−メチル−2−アセチルオキシエチル、2
−アセチルオキシプロピル、1,1−ジメチル−2−ア
セチルオキシエチル、2−プロピオニルオキシエチル、
3−プロピオニルオキシプロビル、4−プロピオニルオ
キシブチル、5−プロピオニルオキシペンチル、6−プ
ロピオニルオキシヘキシル、2−プロピオニルオキシプ
ロビル、2−ブチリルオキシエチル、3−ブチリルオキ
シプロピル、4−ブチリルオキシブチル、2−ブチリル
オキシプロピル、2−イソブチリルオキシエチル、4−
イソブチリルオキシブチル、2−ペンタノイルオキシエ
チル、5−ペンタノイルオキシペンチル%2−tert
−ブチルカルボニルオキシエチル、2−ヘキサノイルオ
キシエチル、6−ヘキサノイルオキシエチル基等のアル
カノイル部分が炭素数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカ
ノイル基であり、アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基であるアルカノイルオキシアルキ
ル基を挙げることができる。
アミン低級アルキル基としては、IIFIえばアミノメ
チル、1−アミノエチル、2−アミノエチル、3−アミ
ノプロピル、4−アミノブチル、5−アミノペンチル、
6−アミノヘキシル、1,1−ジメチル−2−アミノエ
チル、2−メチル−3−アミノプロピル等のアミノ基を
置換基として有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキル基を挙げることができる。
低級アルキルアミノ低級アルキル基としては、例えばメ
チルアミノメチル、エチルアミノメチル、プロピルアミ
ノメチル、イソプロピルアミノメチル、ブチルアミノメ
チル、tert−ブチルアミノメチル、ペンチルアミノ
メチル、ヘキシルアミノメチル、ジメチルアミノメチル
、ジエチルアミノメチル、ジプロピルアミノメチル、ジ
ブチルアミノメチル、ジエチルアミノエチル、ジエチル
アミノエチル、N−メチル−N−エチルアミノメチル、
N−メチル−N−ブチルアミノメチル、N−エチル−N
−プロピルアミノメチル、N−メチル−N−ヘキシルア
ミノメチル、2−メチルアミノエチル、1−エチルアミ
ノエチル、3−プロピルアミノプロピル、4−ブチルア
ミノブチル、1゜1−ジメチル−2−ペンチルアミノエ
チル、5−へキシルアミノペンチル、6−シメチルアミ
ノヘキシル、2−ジエチルアミノエチル、1−(N−メ
チル−N−へキシルアミノ)エチル、3−ジブチルアミ
ノブチル、4−ジブチルアミノブチル、2−(N−メチ
ル−N−ペンチルアミノ)エチル基等の炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキル基が1〜2個置換したアミノ
基を置換基として有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルキル基を挙げることができる。
ヒドロキシ低級アルキル基としては、例えばヒドロキシ
メチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル
、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、1
,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル、5−ヒドロキ
シペンチル、6−ヒドロキシヘキシル、2−メチル−3
−ヒドロキシプロピル基等のアルキル部分が炭素数1〜
6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるヒドロキシアル
キル基を挙げることができる。
シクロアルキル基としては、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチ
ル、シクロオクチル、シクロノナニル、シクロデカニル
等の炭素数3〜8のシクロアルキル基を挙げることがで
きる。
テトラヒドロピラニル低級アルキル基としては、(2−
テトラヒドロピラニル)メチル、(3−テトラヒドロピ
ラニル)メチル、(4−テトラヒドロピラニル)メチル
、2−(2−テトラヒドロピラニル)エチル、2− (
3−テトラヒドロピラニル)エチル、2− (4−テト
ラヒドロピラニル)エチル、1−(2−テトラヒドロピ
ラニル)エチル、1−(3−テトラヒドロピラニル)エ
チル、1−(4−テトラヒドロピラニル)エチル、3−
(2−テトラヒドロピラニル)プロピル、3−(3−テ
トラヒドロピラニル)プロピル、3−(4−テトラヒド
ロピラニル)プロピル、4−(2−テトラヒドロピラニ
ル)ブチル、4− (3−テトラヒドロピラニル)ブチ
ル、4−(4−テトラヒドロピラニル)ブチル、1,1
−ジメチル−2−(2−テトラヒドロピラニル)エチル
、1゜1−ジメチル−2−(3−テトラヒドロピラニル
)エチル、1,1−ジメチル−2−(4−テトラヒドロ
ピラニル)エチル、5− (2−テトラヒドロピラニル
)ペンチル、5− (3−テトラヒドロピラニル)ペン
チル、5−(4−テトラヒドロピラニル)ペンチル、6
−(2−テトラヒドロピラニル)ヘキシル、6−(3−
テトラヒドロピラニル)ヘキシル、6−(4−テトラヒ
ドロピラニル)ヘキシル、2−メチル−3−(2−テト
ラヒドロピラニル)プロピル、2−メチル−3−(3−
テトラヒドロピラニル)プロピル、2−メチル−3−(
4−テトラヒドロピラニル)プロピル等のアルキル部分
が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるテ
トラヒドロピラニルアルキル基を挙げることができる。
低級アルギレンジオキシ基としては、例えばメチレンジ
オキシ、エチレンジオキシ、トリメチレンジオキシ、テ
トラメチレンジオキシ基等の炭素数1〜4の直鎖又は分
枝鎖状アルキレンジオキシ基を挙げることができる。
低級アルキレンジオキシ基置換低級アルキル基としては
、例えば2.3−ジメチルメチレンジオキシ−1−プロ
ピル、2,4−メチレンジオキシ−1−ブチル、1,3
−ジメチルメチレンジオキシ−2−プロピル、1,1−
エチレンジオキシメチル、1,2−メチレンジオキシ−
1−エチル、4.5−トリメチレンジオキシ−1−ペン
チル、2.3−エチレンジオキシ−1−ヘキシル基等の
アルキレンジオキシ部分が炭素数1〜3の直鎖又は分枝
鎖状アルキレンジオキシ基であり、アルキル部分が炭素
数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるアルキレ
ンジオキシ基置換アルキル基を挙げることができる。
低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペン
チル、ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルキル基を挙げることができる。
フェニル環上に置換基として低級アルキル基及び水酸基
からなる群より選ばれた基を1〜3個有するフェニル低
級アルキル基としては、例えば2(3−メチルフェニル
)エチル、1−(4−メチルフェニル)エチル、2−メ
チルベンジル、3−(2−エチルフェニル)プロピル、
4− (3−エチルフェニル)ブチル、1.l−ジメチ
ル−2=(4−エチルフェニル)エチル、5−(4−イ
ソプロピルフェニル)ペンチル、6−(4−へキシルフ
ェニル)ヘキシル、3.4−ジメチルベンジル、3.4
.5−トリメチルベンジル、2,5−ジメチルベンジル
、2−ヒドロキシベンジル、2−(3−ヒドロキシフェ
ニル)エチル、3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピ
ル、4− (3−ヒドロキシフェニル)ブチル、5− 
(4−ヒドロキシフェニル)ペンチル、6− (4−ヒ
ドロキシフェニル)ヘキシル、3,5−ジーtert−
ブチルー4−ヒドロキシベンジル、2,4−ジヒドロキ
シベンジル、2,4.6−ドリヒドロキシベンジル、2
.6−シメチルー4−ヒドロキシベンジル基等のアルキ
ル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基で
あって、フェニル環上に炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルキル基及び水酸基からなる群より選ばれた基を1
〜3個有するフェニルアルキル基を挙げることができる
置換基として低級アルキル基を有するピペリジニル低級
アルキル基としては、例えば(1−メチル−3−ピペリ
ジニル)メチル、2− (1−エチル−4−ピペリジニ
ル)エチル、1− (1−プロピル−2−ピペリジニル
)エチル、3−(1−イソプロピル−3−ピペリジニル
)プロピル、4−(1−イソプロピル−4−ピペリジニ
ル)ブチル、5−(1−ブチル−3−ピペリジニル)ペ
ンチル、6−(1−ペンチルー2−ピペリジニル)ヘキ
シル、1,1−ジメチル−2−(1−へキシル−2−ピ
ペリジニル)エチル、2−メチル−3−(1−メチル−
3−ピペリジニル)プロピル、2−(2,6−シメチル
ー1−ピペリジニル)エチル、3−(4−メチル−1−
ピペリジニル)プロピル、(2,4,6−)ジメチル−
1−ピペリジニル)メチル、1−(2−エチル−1−ピ
ペリジニル)エチル、4− (4−tert−ブチル−
1−ピペリジニル)ブチル、5− (3−ペンチル−1
−ピペリジニル)ペンチル、6− (4−へキシル−1
−ピペリジニル)ヘキシル基等の置換基として炭素数1
〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1〜3個有し、ア
ルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基であるピペリジニルアルキル基を挙げることができる
低級アルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ
、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、tert−
ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ基等の炭素
数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基を挙げること
ができる。
低級アルコキシ低級アルコキシ基としては、例えばメト
キシメトキシ、3−メトキシプロポキン、4−エトキシ
ブトキシ、6−プロポキシヘキシルオキシ、5−イソプ
ロポキシペンチルオキシ、1゜1−ジメチル−2−ブト
キシエトキシ、2−メチル−tert−ブトキシプロポ
キシ、2−ペンチルオキシエトキシ、ヘキシルオキシメ
トキシ基等のアルコキシ部分が炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状アルコキシ基であるアルコキシアルコキシ基を
挙げることができる。
低級アルコキシ低級アルキル基としては、例えばメトキ
シメチル、ヘキシルオキシメチル、2−ペンチルオキシ
エチル、3−メトキシプロピル、4−エトキシブチル、
5−イソプロポキシペンチル、6−プロポキシヘキシル
、1,1−ジメチル−2−ブトキシエチル、2−メチル
−tert−ブト・キシプロピル基等のアルコキシ部分
が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基であり
、アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
キル基であるアルコキシアルキル基を挙げることができ
る。
低級アルキルアミド基としては、例えばメチルアミド、
エチルアミド、プロピルアミド、イソプロピルアミド、
ブチルアミド、tert−ブチルアミド、ペンチルアミ
ド、ヘキシルアミド、N−エチル−N−ヘキシルアミド
、N−メチル−N−エチルアミド、N−メチル−N−プ
ロピルアミド、N−メチル−N−ブチルアミド基等の炭
素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1〜2個有
するアミド基を挙げることができる。
テトラヒドロピラニルチオ低級アルキル基としては、(
2−テトラヒドロピラニルチオ)メチル、(3−テトラ
ヒドロピラニルチオ)メチル、(4−テトラヒドロピラ
ニルチオ)メチル、2−(2−テトラヒドロピラニルチ
オ)エチル、2−(3−テトラヒドロピラニルチオ)エ
チル、2−(4−テトラヒドロピラニルチオ)エチル、
1−(2−テトラヒドロピラニルチオ)エチル、1−(
3−テトラヒドロビラニルチオ)エチル、1−(4−テ
トラヒドロピラニルチオ)エチル、3−(2−テトラヒ
ドロビラニルチオ)プロピル、3−(3−テトラヒドロ
ピラニルチオ)プロピル、3−(4−テトラヒドロピラ
ニルチオ)プロピル、4−(2−テトラヒドロピラニル
チオ)ブチル、4−(3−テトラヒドロピラニルチオ)
ブチル、4−(4−テトラヒドロピラニルチオ)ブチル
、1.1−ジメチル−2−(2−テトラヒドロピラニル
チオ)エチル、1,1−ジメチル−2−(3−テトラヒ
ドロビラニルチオ)エチル、1.1−ジメチル−2−(
4−テトラヒドロピラニルチオ)エチル、5− (2−
テトラヒドロピラニルチオ)ペンチル、5−(3−テト
ラヒドロピラニルチオ)ペンチル、5−(4−テトラヒ
ドロピラニルチオ)ペンチル、6−(2−テトラヒドロ
ピラニルチオ)へキシル、6−(3−テト・ラヒドロビ
ラニルチオ)ヘキシル、6−(4−テトラヒドロピラニ
ルチオ)ヘキシル、2−メチル−3−(2−テトラヒド
ロピラニルチオ)プロピル、2−メチル−3−(3−テ
トラヒドロピラニルチオ)プロピル、2−メチル−3−
ζ4−テトラヒドロピラニルチオ)プロピル等のアルキ
ル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基で
あるテトラヒドロピラニルチオアルキル基を挙げること
ができる。
ピリジルチオ低級アルキル基としては、例えば(2−ピ
リジルチオ)メチル、(3−ピリジルチオ)メチル、(
4−ピリジルチオ)メチル、2−(2−ピリジルチオ)
エチル、2−(3−ピリジルチオ)エチル、2−(4−
ピリジルチオ)エチル、1−(2−ピリジルチオ)エチ
ル、1−(3−ピリジルチオ)エチル、1−(4−ピリ
ジルチオ)エチル、3−(2−ピリジルチオ)プロピル
、3−(3−ピリジルチオ)プロピル、3−(4−ピリ
ジルチオ)プロピル、4−(2−ピリジルチオ)ブチル
、4−(3−ピリジルチオ)ブチル、4−(4−ピリジ
ルチオ)ブチル、1,1−ジメチル−2−(2−ピリジ
ルチオ)エチル、1,1ジメチル−2−’(3−ピリジ
ルチオ)エチル、1.1−ジメチル−2−(4−ピリジ
ルチオ)エチル、5−(2−ピリジルチオ)ペンチル、
5−(3−ピリジルチオ)ペンチル、5−(4−ピリジ
ルチオ)ペンチル、6−(2−ピリジルチオ)ヘキシル
、6−(3−ピリジルチオ)ヘキシル、6−(4−ピリ
ジルチオ)ヘキシル、2−メチル−3−(2−ピリジル
チオ)プロピル、2−メチル−3−(3−ピリジルチオ
)プロピル、2−メチル−3−(4−ピリジルチオ)プ
ロピル等のアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルキル基であるピリジルチオアルキル基を挙げる
ことができる。
低級アルキルチオ基としては、例えばメチルチオ、エチ
ルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ
、tert−ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ
基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキルチオ基
を挙げることができる。
低級アルカノイルオキシ基としては、例えばアセチルオ
キシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチ
リルオキシ、ペンタノイルオキシ、tert−ブチルカ
ルボニルオキシ、ヘキサノイルオキシ基等の炭素数2〜
6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイルオキシ基を挙げるこ
とができる。
ハロゲン原子としては、例えば弗素原子、塩素原子、臭
素原子及び沃素原子が挙げられる。
低級アルカノイル基としては、例えばホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノ
イル、tert−ブチルカルボニル、ヘキサノイル基等
の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基を挙
げることができる。
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基を有する
ことのあるフェニル低級アルキル基としては、例えばベ
ンジル、2−フェニルエチル、1−フェニルエチル、3
−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、1,1−ジ
メチル−2−フェニルエチル、5−フェニルペンチル、
6−フェニルヘキシル、2−メチル−3−フェニルプロ
ピル、2−(3−メトキシフェニル)エチル、1−(4
−メトキシフェニル)エチル、2−メトキシベンジル、
3− (2−エトキシフェニル)プロピル、4−(3−
エトキシフェニル)ブチル、1,1−ジメチル−2−(
4−エトキシフェニル)エチル、5−(4−イソプロポ
キシフェニル)ペンチル、6−(4−へキシルオキシフ
ェニル)ヘキシル、3.4−ジメト・キシベンジル、3
.4.5−トリメトキシベンジル、2,5−ジメトキシ
ベンジル基等のアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状アルキル基であって、フェニル環上に炭素数1
〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基を1〜3個有する
ことのあるフェニルアルキル基を挙げることができる。
低級アルケニル基としては、例えばビニル、アリル、2
−ブテニル、3−ブテニル、1−メチルアリル、2−ペ
ンテニル、2−へキセニル基等の炭素数2〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルケニル基を挙げることができる。
置換基として低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ
基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、アミノ低
級アルキル基、低級アルキルアミノ低級アルキル基及び
ヒドロキシ低級アルキル基からなる群より選ばれた基を
有することのあるシクロアルキル低級アルキル基として
は、4−シクロへキシルブチル、シクロプロピルメチル
、2−シクロペンチルエチル、シクロヘキシルメチル、
2−シクロペンチルプロピル、3−シクロへキシルプロ
ピル、シクロペンチルメチル、2−シクロヘキシルエチ
ル、2−シクロヘキシルプロピル、2−シクロへブチル
エチル、3−シクロブチルプロピル、1,1−ジメチル
−2−シクロヘキシルエチル、1−メチル−2−シクロ
ペンチルエチル、2−シクロオクチルエチル、5−シク
ロヘキシルペンチル、6−シクロへキシルヘキシル、4
−(3−メトキシカルボニルシクロヘキシル)ブチル、
(4−エトキシカルボニルシクロヘキシル)メチル、(
2−プロポキシカルボニルシクロプロビル)メチル、2
−(2−イソプロポキシカルボニルシクロペンチル)エ
チル、2−(3−ブトキシカルボニルシクロペンチル)
プロピル、3−(2−ペンチルオキシカルボニルシクロ
へキシル)プロピル、2−(4−へキシルオキシカルボ
ニルシクロへブチル)エチル、3− (2−メトキシカ
ルボニルシクロブチル)プロピル、1,1−ジメチル−
2−(3−エトキシカルボニルシクロヘキシル)エチル
、1−メチル−2−(3−プロポキシカルボニルシクロ
ペンチル)エチル、2−(3−イソプロポキシカルボニ
ルシクロオクチル)エチル、5−(4−エトキシカルボ
ニルシクロヘキシル)ペンチル、6−(3−エトキシカ
ルボニルシクロヘキシル)ヘキシル、4−(4−カルボ
キシシクロヘキシル)ブチル、(2−カルボキシシクロ
ペンチル)メチル、2− (2−カルボキシシクロペン
チル)エチル、(4−カルボキシシクロヘキシル)メチ
ル、3−(2−カルボキシシクロヘキシル)プロピル、
2−(3−カルボキシシクロヘキシル)エチル、2−(
4−カルボキシシクロヘキシル)エチル、2−(4−カ
ルボキシシクロへブチル)エチル、3−(2−カルボキ
シシクロブチル)プロピル、1,1−ジメチル−2−(
4−カルボキシンクロヘキシル)エチル、1−メチル−
2−(3−カルボキシシクロブチル)エチル、2−(3
−カルボキシシクロオクチル)エチル、5−(4−カル
ボキシシクロヘキシル)ペンチル、6−(2−カルボキ
シシクロヘキシル)ヘキシル、(4−アセチルオキシシ
クロへキシル)メチル、4−[3−(2−プロピオニル
オキシエチル)シクロヘキシルコブチル、2− (3−
(3−ブチリルオキシプロピル)シクロペンチル〕エチ
ル、3− [3−(4−イソブチリルオキシブチル)シ
クロブチル〕プロピル、2− (4−(5−ペンタノイ
ルオキシペンチル)シクロオクチルエチル、2− (3
−(6−ヘキサツイルオキシヘキシル)シクロオクチル
〕エチル、(4−ジメチルアミノメチルシクロヘキシル
)メチル、4−(4−アミノメチルシクロヘキシル)ブ
チル、(2−メチルアミノメチルシクロプロピル)メチ
ル、5− (3−(3−プロピルアミノプロピル)シク
ロペンチルエチルチル、6− (4−(4−ブチルアミ
ノブチル)シクロペンチル〕へキシル、3− (4−(
1,1−ジメチル−2−ペンチルアミノエチル)シクロ
ブチルプロピル、〔3(5−へキシルアミノペンチル)
シクロペンチルコメチル、2− [4−(6−シメチル
アミノヘキシル)シクロオクチルエチル、2− (3−
(2−ジエチルアミノエチル)シクロブチルプロピル、
1,1−ジメチル−2−(4−(1−(Nメチル−N−
へキシルアミノ)エチルコシクロヘキシル)エチル、1
−メチル−2−(4−(3−ジヘキシルアミノプロビル
)シクロペンチル〕エチル、2− (3−(4−ジブチ
ルアミノブチル)シクロオクチル〕エチル、2− (3
−(2−(Nメチル−N−ペンチルアミノ)エチルコシ
クロヘプチル)エチル、3− (2−(1−エチルアミ
ノエチル)シクロブチル〕プロピル、(4−ヒドロキシ
メチルシクロヘキシル)メチル、4− (3−(2−ヒ
ドロキシエチル)シクロヘキシル〕ブチル、I:2−(
1−ヒドロキシエチル)シクロプロピルコメチル、2−
 (3−(3−ヒドロキシアルキル)シクロペンチル〕
エチル、3− [4−(4−ヒドロキシブチル)シクロ
ペンチル〕プロピル、3− [2−(1,1−ジメチル
−2−ヒドロキシエチル)シクロブチル〕プロピル、2
−[3−(5−ヒドロキシペンチル)シクロヘプチル]
エチル、2− (3−(6−ヒドロキシ・ヘキシル)シ
クロオクチル〕エチル、6− [4−(2−メチル−3
−ヒドロキシプロピル)シクロヘキシル〕ヘキシル、5
−(2−ヒドロキシメチルシクロペンチル)ペンチル基
等の置換基としてアルコキシ部分が炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルコキシ基であるアルコキシカルボニル
基、カルボキシ基、アルカノイル部分が炭素数2〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基であり且つアルキル部
分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基である
アルカノイルオキシアルキル基、アミノ基を置換基とし
て有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基、
炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1〜2個
有するアミノ基を置換基として有する炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルキル基、及びアルキル部分が炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるヒドロキシ
アルキル基からなる群より選ばれた基を有することのあ
るシクロアルキル部分が炭素数3〜8のシクロアルキル
基であり且つアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分
枝鎖状アルキル基であるシクロアルキルアルキル基を挙
げることができる。
低級アルカノイル基、フェニル環上に置換基として低級
アルコキシ基を有することのあるフェニル低級アルキル
基、低級アルケニル基、ヒドロキン低級アルキル基又は
低級アルキル基が置換していてもよいアミノ基としては
、アミノ、ホルミルアミノ、アセチルアミノ、プロピオ
ニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ、ペ
ンタノイルアミノ、tert−ブチルカルボニルアミノ
、ヘキサノイルアミノ、(2−(3,4−ジメトキシフ
ェニル)エチルコアミノ、ベンジルアミノ、N−エチル
−N−ベンジルアミノ、N−エチル−N(2−(3,4
−ジメトキシフェニル)エチルコアミノ、(1−フェニ
ルエチル)アミノ、〔3−(2−エトキシフェニル)プ
ロピルコアミノ、(4−フェニルブチル)アミノ、[5
−(4−イソプロポキシフェニル)ペンチルコアミノ、
〔6−(4−へキシルオキシフェニル)ヘキシルコアミ
ノ、(3,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ、N
−メチル−N−ベンジルアミノ、N−プロピル−N−(
2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチルコアミノ、
N−ブチル−N−(2−フェニルエチル)アミノ、N−
ペンチル−N−(3−フェニルプロビル)アミノ、N−
へキシル−N−(5−フェニルペンチル)アミノ、アリ
ルアミノ、N−エチル−N−アリルアミノ、N−(2−
ブテニル)アミノ、N−メチル−N−(3−ブテニル)
アミノ、N−(1−メチルアリル)アミノ、N−(2−
ペンテニル)−N−プロピルアミノ、N−ブチル−N−
(2−へキセニル)アミノ、ヒドロキシメチルアミノ、
N−(2−ヒドロキシエチル)−N−エチルアミノ、(
1−ヒドロキシエチル)アミノ、N−メチル−N−(3
−ヒドロキシプロピル)アミノ、N−プロピル−N−(
4−ヒドロキシブチル)アミノ、(1,1−ジメチル−
2−ヒドロキシエチル)アミノ、N−ブチル−N−(5
−ヒドロキシペンチル)アミノ、(6−ヒドロキシヘキ
シル)アミノ、N−ペンチル−N−(2−メチル−3−
ヒドロキシプロピル)アミン、N−へキシル−N−(2
−ヒドロキシエチル)アミノ、メチルアミノ、エチルア
ミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルア
ミノ、tert−ブチルアミノ、ペンチルアミノ、ヘキ
シルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジブロ
ビルアミノ、ジブチルアミノ、ジブチルアミノ、ジブチ
ルアミノ、N−メチル−N−エチルアミノ、N−エチル
−N−プロピルアミノ、N−メチル−N−ブチルアミノ
、N−メチル−N−へキシルアミノ基等の炭素数1〜6
の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基、フェニル環上に炭
素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基を1〜3個
有することがあり、アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルキル基であるフェニルアルキル基、炭
素数2〜6の直鎖又は分枝鎖アルケニル基、アルキル部
分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基である
ヒドロキシアルキル基又は炭素数1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルキル基が1〜2個置換していてもよいアミノ基
を挙げることができる。
複素環上に置換基としてヒドロキシ低級アルキル基、低
級アルカノイルオキシ低級アルキル基、水酸基、低級ア
ルキル基、アミノ低級アルキル基、低級アルキルアミノ
低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシ低
級アルコキシ基、低級アルコキシ低級アルキル基、チオ
基及び低級アルキルアミド基からなる群より選ばれた基
を1〜3個有することのある5員もしくは6員の飽和も
しくは不飽和の複素環低級アルキル基としては、(1−
ピロリジニル)メチル、2− (1−ピロリジニル)エ
チル、1−(1−ピロリジニル)エチル、3−(2−ピ
ロリジニル)プロピル、4−(3−ピロリジニル)ブチ
ル、1,1−ジメチル−2−(1−ピロリジニル)エチ
ル、5− (2−ピロリジニル)ペンチル、6−(3−
ピロリジニル)ヘキシル、2−メチル−3−(1−ピロ
リジニル)プロピル、2− (2−ヒドロキシメチル−
1−ピロリジニル)エチル、2−(2−アセチルτキシ
メチルー1−ピロリジニル)エチル、2−(3−ヒドロ
キシ−1−ピロリジニル)エチル、モルホリノメチル、
2−モルホリノ、エチル、1−モルホリノエチル、3−
モルホリノプロピル、4−モルホリノブチル、1,1−
ジメチル−2−モルホリノエチル、5−モルホリノペン
チル、6−モルホリノヘキシル、2−メチル−3−モル
ホリノプロピル、(1−ピペリジニル)メチル、2−(
1−ピペリジニル)エチル、1−(2−ピペリジニル)
エチル、3−(3−ピペリジニル)プロピル、4−(1
−ピペリジニル)ブチル、1,1−ジメチル−2−(2
−ピペリジニル)エチル、5−(3−ピペリジニル)ペ
ンチル、6−(4−ピペリジニル)ヘキシル、2−メチ
ル−3−(1−ピペリジニル)プロピル、2−(4−ヒ
ドロキシ−1−ピペリジニル)エチル、2− (2,6
−シメチルー1−ピペリジニル)エチル、2−(2−シ
メチルアミノメチル−1−ピロリジニル)エチル、2−
(4−メトキシ−1−ピペリジニル)エチル、2−(2
−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシ−1−ピロリジニ
ル)エチル、2− (1−エチル−4−ヒドロキシ−2
−ピロリジニル)エチル、2−(2−メトキシメチル−
1−ピロリジニル)エチル、2−(4−メトキシメトキ
シ−1−ピペリジニル)エチル、(1−チオモルホリノ
)メチル、2−(2−チオモルホリノ)エチル、1−(
3−チオモルホリノ)エチル、3−(1−チオモルホリ
ノ)プロピル、4−(2−チオモルホリノ)ブチル、1
,1−ジメチル−2−(1−チオモルホリノ)エチル、
5−(2−チオモルホリノ)ペンチル、6−(3−チオ
モルホリノ)ヘキシル、2−メチル−3−(2−チオモ
ルホリノ)プロピル、(1−イミダゾリル)メチル、2
−(1−イミダゾリル)エチル、1−(1−イミダゾリ
ル)エチル、3− (1−イミダゾリル)プロピル、4
−(1−イミダゾリル)ブチル、1,1−ジメチル−2
−(1−イミダゾリル)エチル、5−(1−イミダゾリ
ル)ペンチル、6− (1−イミダゾリル)ヘキシル、
2−メチル−3−(1−イミダゾリル)プロピル、(1
,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル、2− (
1,2,4−トリアゾール−1−イル)エチル、1−(
1゜2.4−1リアゾール−1−イル)エチル、3−(
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル、4−
 (1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブチル、1
,1−ジメチル−2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)エチル、5− (1,2゜4−トリアゾール−
1−イル)ペンチル、6−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)ヘキシル、2−メチル−3−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)プロピル、(1,6−シメ
チルー2−チオモルホリノ)メチル、(2−フリル)メ
チル、2−(2−フリル)エチル、1−(2−フリル)
エチル、3−(3−フリル)プロピル、4−(2−フリ
ル)ブチル、1,1−ジメチル−2−(3−フリル)エ
チル、5−(2−フリル)ペンチル、6−(3−フリル
)へキシル、2−メチル−′、3−(2−フリル)プロ
ピル、2−(2−ジエチルアミド−1−ピロリジニル)
エチル、(1−メチル−3−ピペリジニル)メチル、(
1−メチル−2−ピペリジニル)メチル、(1−ピペラ
ジニル)メチル、2−(1−ピペラジニル)エチル、1
−(1−ピペラジニル)エチル、3−(1−ピペラジニ
ル)プロピル、4− (1−ピペラジニル)ブチル、1
,1−ジメチル−2−(1−ピペラジニル)エチル、5
−(1−ピペラジニル)ペンチル、6−(1−ピペラジ
ニル)ヘキシル、2−メチル−3−(1−ピペラジニル
)プロピル、2− (4−(2−ヒドロキシエチル)−
1−ピペラジニル〕エチル、2−(4−メチル−1−ピ
ペラジニル)エチル、2−(4二(2−アセチルオキシ
エチル)−1−ピペラジニル〕エチル、(1゜2.3.
4−テトラゾール−1−イル)メチル、2− (1,2
,3,4−テトラゾール−1−イル)エチル、1− (
1,2,3,4−テトラゾール−1−イル)エチル、3
− (1,2,3,4−テトラゾール−1−イル)プロ
ピル、4− (1,2゜3.4−テトラゾール−1−イ
ル)ブチル、5−(1,2,3,4−テトラゾール−1
−イル)ペンチル、6− (1,2,3,4−テトラゾ
ール−1−イル)ヘキシル、(2−ピリジル)メチル、
2−(2−ピリジル)エチル、1−(2−ピリジル)エ
チル、3− (2−ピリジル)プロピル、4−(2−ピ
リジル)ブチル、1.1−ジメチル−2−(2−ピリジ
ル)エチル、5−(2−ピリジル)ペンチル、6− (
2−ピリジル)ヘキシル、2−メチル−3−(2−ピリ
ジル)プロピル、(3−ピリジル)メチル、2−(3−
ピリジル)エチル、1−(3−ピリジル)エチル、3−
(3−ピリジル)プロピル、4−(3−ピリジル)ブチ
ル、1,1−ジメチル−2−(3−ピリジル)エチル、
5−(3−ピリジル)ペンチル、6−(3−ピリジル)
ヘキシル、2−メチル−3−(3−ピリジル)プロピル
、(4−ピリジル)メチル、2−(4−ピリジル)エチ
ル、1−(4−ピリジル)エチル、3− (4−ピリジ
ル)プロピル、4−(4−ピリジル)ブチル、1,1−
ジメチル−2−(4−ピリジル)エチル、5−(4−ピ
リジル)ペンチル、6−(4−ピリジル)ヘキシル、2
−メチル−3−(4−ピリジル)プロピル、(3−ピラ
ジル)メチル、2−(4−ピリタジル)エチル、1−(
2−ピリミジル)エチル、3−(2−ピラジル)プロピ
ル、4−(3−ピリダジル)ブチル、5− (4−ピリ
ミジル)ペンチル、6−(3−ピラジル)ヘキシル、2
−メチル−3−(2−ピリミジル)プロピル、(2−テ
トラヒドロピラニル)メチル、2− (2−テトラヒド
ロピラニル)エチル、1−(2−テトラヒドロピラニル
)エチル、3−(2−テトラヒドロピラニル)プロピル
、4−(2−テトラヒドロピラニル)ブチル、1.1−
ジメチル−2−(2−テトラヒドロピラニル)エチル、
5−(2−テトラヒドロピラニル)ペンチル、6− (
2−テトラヒドロピラニル)ヘキシル、2−メチル−3
−(2−テトラヒドロピラニル)プロピル、(3−テト
ラヒドロピラニル)メチル、2−(3−テトラヒドロピ
ラニル)エチル、1−(3−テトラヒドロピラニル)エ
チル、3− (3−テトラヒドロピラニル)プロピル、
4−(3−テトラヒドロピラニル)ブチル、1,1−ジ
メチル−2−(3−テトラヒドロピラニル)エチル、5
− (3−テトラヒドロピラニル)ペンチル、6−(3
−テトラヒドロピラニル)ヘキシル、2−メチル−3−
(3−テトラヒドロピラニル)プロピル、(4−テトラ
ヒドロピラニル)メチル、2−(4−テトラヒドロピラ
ニル)エチル、1−(4−テトラヒドロピラニル)エチ
ル、3−(4−テトラヒドロピラニル)プロピル、4−
(4−テトラヒドロピラニル)ブチル、1,1−ジメチ
ル−2−(4−テトラヒドロピラニル)エチル、5−(
4−テトラヒドロピラニル)ペンチル、6− (4−テ
トラヒドロピラニル)ヘキシル、2−メチル−3−(4
−テトラヒドロピラニル)プロピル、(ピロール−1−
イル)メチル、2−(ピロール−2−イル)エチル、1
−(ピロール−3−イル)エチル、3−(ピロール−1
−イル)プロピル、1,1−ジメチル−2−(ピロール
−1−イル)エチル、6−(ピロール−1−イル)ヘキ
シル、(2−チエニル)メチル、2−(3−チエニル)
エチル、1−(2−チエニル)エチル、4−(2−チエ
ニル)ブチル、5−(3−チエニル)ペンチル、2−メ
チル−3−(2−チエニル)プロピル、(2−(2−ヒ
ドロキシエチル)−1−ピロリジニルコメチル、3− 
(3−(1−ヒドロキシエチル)モルホリノ〕プロピル
、4− [4−(3−ヒドロキシプロピル)=1−ピペ
リジニルコブチル、5− (3−(4−ヒドロキシエチ
ル)−2−チオモルホリノ〕ペンチル、6− [2−(
5−ヒドロキシペンチル)−1−イミダゾリル〕ヘキシ
ル、l、1−ジメチル−2−[2−(6−ヒドロキシヘ
キシル)−1゜2.4−トリアゾール−1−イル〕エチ
ル、2−メチル−3−(3−ヒドロキシメチル−2−フ
リル)プロピル、1−(4−ヒドロキシメチル−l−ピ
ペラジニル)エチル、(4−ヒドロキシメチル−2−ピ
リジル)メチル、(3−ヒドロキシ−1−ピロリジニル
)メチル、3− (3−ヒドロキシモルホリノ)プロピ
ル、4−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)ブチル
、5−(3−ヒドロキシ−2−チオモルホリノ)ペンチ
ル、 6− (4−ヒドロキシ−1−イミダゾリル)ヘ
キシル、1゜1−ジメチル−2−(3−ヒドロキシ−2
−チエニル)エチル、2−メチル−3−(4−ヒドロキ
シ−2−ピリミジル)プロピル、4−(5−ヒドロキシ
−3−ピリミジル)ブチル、(2−ヒドロキシ−3−ピ
ラジル)メチル、3− (3−(2−ブロピオニルオギ
シエチル)−1−ピロリジニル]プロピル、4− (3
−(3−ブチリルオキシプロピル)モルホリノコブチル
、5− (4−(4−ペンタノイルオキシブチル)−1
−ピペリジニル〕ペンチル、6− (3−(5−ヘキサ
ノイルオキシペンチル)−1−ピペラジニル〕ヘキシル
、(4−アセチルオキシメチル−2−ピリジル)メチル
、2−(3−プロピオニルオキシメチル−2−フリル)
エチル、1−(2−アセチルオキシメチルピロール−1
−イル)エチル、3−(4−アセチルオキシメチル−1
−イミダゾリル)プロピル、(2,4,6−)ジメチル
−1−ピペリジニル)メチル、2−(3−エチル−1−
ピロリジニル)エチル、1−(3−プロピル−1−ピペ
ラジニル)エチル、3−(3−メチルモルホリノ)プロ
ピル、4−(5−ブチル−2−チオモルホリノ)ブチル
、5−(5−メチル−2−イミダゾリル)ペンチル、6
−(3−ペンチル−1,2,4−トリアゾール1・−イ
ル)ヘキシル、(3−メチル−2−テトラヒドロピラニ
ル)メチル、2−(4−へキシル−3−ピリジル)エチ
ル、2−(2−アミノメチル−1−ピロリジニル)エチ
ル、(3−(2−アミノエチル)−4−ピリダジル〕メ
チル、1−(4−(3−ジエチルアミノプロビル)−2
−ピリミジル〕エチル、3− (3−[4−(N−メチ
ル−N−プロピルアミノ)ブチル〕−2−ピラジル)プ
ロピル、4− C3−(5−ジブチルアミノペンチル)
−2−フリルコブチル、5− (3−[:6−(N−エ
チル−N−ペンチルアミノ)へキンル〕−2−チエニル
)ペンチル、6−(3−ジムキシルアミノメチル−1−
ピペラジニル)ヘキシル、(4−メチルアミノ−1−イ
ミダゾリル)メチル、2−(3−エチルアミノ−1,2
,4−トリアゾール−1−イル)エチル、(4−エトキ
シ−1−ピペリジニル)メチル、3−(4−プロポキシ
−2−ピリジル)プロピル、4−(3−ブトキシ−4−
ピリミジル)ブチル、5−(4−ペンチルオキシ−2−
ピリミジル)ペンチル、6−(2−へキシルオキシ−3
−ビラジル)ヘキシル、(3−メトキシ−2−チエニル
)メチル、2−(2−メトキシピロール−1−イル)エ
チル、1−(3−メトキシ−2−フリル)エチル、3−
(2−メトキシ−1−イミダゾリル)プロピル、4−(
3−メトキシ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)
ブチル、(4−(2−エトキシエトキシ)−1−ピペリ
ジニルコメチル、3− (3−プロポキシプロポキシ−
1−ピロリジニル)プロピル、4−(4−ブトキシブト
キシ−2−ピリジル)ブチル、5− (3−(5−ペン
チルオキシペンチルオキシ)−2−フリル〕ペンチル、
6−(2−(6−へキシルオキシへキシルオキシ)−1
−イミダゾリル〕ヘキシル、(3−メトキシメトキシ−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル、(3−
メトキシメトキシ−2−テトラヒドロピラニル)メチル
、[2−(2−二トキシエチル)−1−ピロリジニルコ
メチル、3−[4−(3−プロポキシプロピル)−1−
ピペリジニル〕プロピル、4− (4−(4−ブトキシ
ブチル)−1−ピペラジニルコブチル、5− (4−(
5−ペンチルオキシペンチル)−2−チオモルホリノ〕
ペンチル、6−[1−(6−へキシルオキシヘキシル)
−3−モルホリノ〕ヘキシル、(2−メトキシメチル−
1−イミダゾリル)メチル、(3−エトキシメチル−1
,2,4−テトラゾリル)メチル、(4−メトキシメチ
ル−2−テトラヒドロピラニル)メチル、2−(4−プ
ロポキシメチル−3−ピリジル)エチル、3−(3−ブ
トキシメチル−2−フリル)プロピル、(3−ジメチル
アミド−1−ピロリジニル)メチル、3−(3−メチル
アミド−1−ピペリジニル)プロピル、4−(2−エチ
ルアミドモルホリノ)ブチル、5−(3−プロピルアミ
ド−1−ピペラジニル)ペンチル、6−(3−ブチルア
ミド−2−チオモルホリノ)ヘキシル、(3−ペンチル
アミド−2−ピリジル)メチル、2−(4−へキシルア
ミド−1−イミダゾリル)エチル、1−(3−ジブチル
アミド−1,2,4−テトラゾール−1−イル)エチル
、(3−(N−メチル−N−エチルアミド)−2−フリ
ルコメチル、(4−ヒドロキシ−2゜6−シメチルー1
−ピペリジニル)メチル、1゜3−オキサチオラン−4
−イルメチル、1.3−オキサチオラン−2−チオン−
4−イルメチル、2− (1,3−オキサチオラン−2
−チオン−4−イル)エチル、3−(1,3−オキサチ
オラン−2−チオン−4−イル)プロピル基等の複素環
上に置換基としてアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基であるヒドロキシアルキル基、ア
ルカノイル部分が炭素数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
カノイル基であり且つアルキル部分が炭素数1〜6の直
鎖又は分技鎖状アルキル基であるアルカノイルオキシア
ルキル基、水酸基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキル基、アミノ基を置換基として有する炭素数1〜6
の直鎖又は分枝鎖状アルキル基、炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基を1−2個有するアミノ基を置換
基として有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキ
ル基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基、
アルコキシ部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
コキシ基であるアルコキシアルコキシ基、アルコキシ部
分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基であ
り且つアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルキル基であるアルコキシアルキル基、チオ基及びア
ルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基であるアルキルアミド基からなる群より選ばれた基を
1〜3個有することがあり、アルキル部分が炭素数1〜
6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基である5員もしくは6
員の飽和もしくは不飽和の複素環アルキル基を挙げるこ
とができる。
置換基としてアミノ基(このアミノ基には、低級アルカ
ノイル基、フェニル環上に置換基として低級アルコキシ
基を有することのあるフェニル低級アルキル基、低級ア
ルケニル基、ヒドロキシ低級アルキル基又は低級アルキ
ル基が更に置換していてもよい)、水酸基、低級アルキ
ルチオ基、低級アルカノイルオキシ基、テトラヒドロピ
ラニルオキシ基、ハロゲン原子、低級アルカノイル基、
メルカプト基、低級アルコキシカルボニル基、カルボキ
ン基、低級アルコキシ基、アミド基及び低級アルキルア
ミド基からなる群より選ばれた基を1〜2個有すること
のある低級アルキル基としては、前記低級アルキル基、
ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低
級アルキル基及び低級アルコキシ低級アルキル基に加え
て、アミノメチル、2−ホルミルアミノエチル、1−ア
セチルアミノエチル、3−プロピオニルアミノプロピル
、4−ブチリルアミノブチル、1.1−ジメチル−2−
ペンタノイルアミノエチル、5−ヘキサノイルアミノペ
ンチル、6−(2−(3,4−ジメトキシフェニル)エ
チルコアミノヘキシル、2−メチル−3−ベンジルアミ
ノプロビル、(N−エチルーN−ベンジルアミノ)メチ
ル、2−(N−エチル−N−(2−(3,4−ジメトキ
シフェニル)エチルコアミノ)エチル、3− (1−フ
ェニルエチル)アミノプロピル、4−(3−(2−エト
キシフェニル)プロピル)アミノブチル、1,1−ジメ
チル−2−(4−フェニルブチル)アミノエチル、5−
(5−(4−インプロポキシフェニル)ペンチルコアミ
ノペンチル、6−[6−(4−ヘキシルオキシフェニル
)ヘキシルコアミノヘキシル、(3,4,5−)リメト
キシベンジル)アミノメチル、2−(N−メチル−N−
ベンジルアミノ)エチル、1−(N−プロピル−N−3
−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチルコアミ
ノプロピル、4−(N−メチル−N−へキシルアミノ)
ブチル、1,1−ジメチル−2−〔N−ブチル−N−(
2−フェニルエチル)アミノコエチル、5−〔N−ペン
チル−N−(3−フェニルプロピル)アミノコペンチル
、6−〔N−へキシル−N−(5−フェニルペンチル)
アミノコヘキシル、2−メチル−3−アリルアミノプロ
ピル、(N−エチル−N−アリルアミノ)メチル、2−
 CN−(2−ブテニル)アミノコエチル、1−〔N−
メチル−N−(3−ブテニル)アミノコエチル、3− 
(N−(1−メチルアリル)アミノコプロピル、4− 
[N−(2−ペンテニル)−N−プロピルアミノコブチ
ル、1,1−ジメチル−2−〔N−ブチル−N−(2−
へキセニルアミノ〕エチル、5−(ヒドロキシメチルア
ミノ)ペンチル、6−(N−(2−ヒドロキシエチル)
−N−エチルアミノコヘキシル、2−メチル−3−〔(
1−ヒドロキシエチル)アミノコプロピル、〔N−メチ
ル−N−(3−ヒドロキシプロピル)アミノコメチル、
2−〔N・−プロピル−N−(4=ヒドロキシブチル)
アミノコエチル、1−〔(1,1−ジメチル−2−ヒド
ロキシエチル)アミノコエチル、3−〔N−ブチル−N
−(5−ヒドロキシペンチル)アミノコプロピル、4−
〔(6−ヒドロキシヘキシル)アミノコブチル、1゜1
−ジメチル−2−〔N−ペンチル−N−(2−メチル−
3−ヒドロキシプロピル)アミノコエチル、5−〔N−
へキシル−N−(2−ヒドロキシエチル)アミノコペン
チル、6−メチルアミノヘキシル、エチルアミノメチル
、2−プロピルアミノエチル、1−イソプロピルアミノ
エチル、3−ブチルアミノプロピル、4−ペンチルアミ
ノブチル、1.1−ジメチル−2−へキシルアミノエチ
ル、5−ジメチルアミノペンチル、6−ジブチルアミノ
メチル、2−メチル−3−ジプロピルアミノプロピル、
ジブチルアミノメチル、2−ジブチルアミノメチル、1
−ジブチルアミノメチル、3−(N−メチル−N−エチ
ルアミノ)プロピル、4−(N−エチル−N−プロピル
アミノ)ブチル、5−(N−メチル−N−ブチルアミノ
)ペンチル、メチルチオメチル、2−エチルチオエチル
、1−プロピルチオエチル、3−ブチルチオプロピル、
4−ペンチルチオブチル、5−へキシルチオペンチル、
6−イツブロビルチオヘキシル、(2−テトうヒドロピ
ラニルオキシ)メチル、(3−テトラヒドロピラニルオ
キシ)メチル、(4−テトラヒドロピラニルオキシ)メ
チル、2−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)エチル
、2−(3−テトラヒドロピラニルオキシ)エチル、2
−(4−テトラヒドロピラニルオキシ)エチル、1−(
2−テトラヒドロピラニルオキシ)エチル、1−(3−
テトラヒドロピラニルオキシ)エチル、1−(4−テト
ラヒドロピラニルオキシ)エチル、3−(2−テトラヒ
ドロピラニルオキシ)プロピル、3−(3−テトラヒド
ロピラニルオキシ)プロピル、3−(4−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)プロピル、4−(2−テトラヒドロピ
ラニルオキシ)ブチル、4〜(3−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)ブチル、4−(4−テトラヒドロピラニルオ
キシ)ブチル、5−(2−テトラヒドロピラニルオキシ
)ペンチル、5−(3−テトラヒドロピラニルオキシ)
ペンチル、5−(4−テトラヒドロピラニルオキシ)ペ
ンチル、6−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ヘキ
シル、6−(3−テトラヒドロピラニルオキシ)ヘキシ
ル、6−(4−テトラヒドロピラニルオキシ)ヘキシル
、フルオロメチル、2−クロロエチル、1−ブロモエチ
ル、3−ヨードプロピル、3,3−ジクロロプロピル、
3,4−ジブロモブチル、5−クロロペンチル、3−ブ
ロモヘキシル、ホルミルメチル、アセチルメチル、2−
プロピオニルエチル、3−ブチリルプロピル、4−イソ
ブチリルブチル、1゜1−ジメチル−2−ペンタノイル
エチル、5−tert−ブチルカルボニルペンチル、6
−ヘキサノイルヘキシル、メルカプトメチル、2−メル
カプトエチル、1−メルカプトエチル、3−メルカプト
プロピル、4−メルカプトブチル、5−メルカプトペン
チル、6−メルカプトヘキシル、メトキシカルボニルメ
チル、2−エトキシカルボニルエチル、1−プロポキシ
カルボニルエチル、3−tert−ブトキシカルボニル
プロピル、4−ペンチルオキシカルボニルブチル、5−
ヘキシルオキシカルボニルペンチル、カルボキシメチル
、2−カルボキシエチル、1−力ルボキシエチル、3−
カルボキシプロピル、4−カルボキシブチル、5−カル
ボキシベンチル、6−カルボキシヘキシル、アミドメチ
ル、メチルアミドメチル、2−エチルアミドエチル、1
−プロピルアミドエチル、3ブチルアミドプロピル、4
−(N−エチル−Nヘキシルアミド)ブチル、1,1−
ジメチル−2−(N−メチル−N−エチルアミド)エチ
ル、5− (N−メチル−N−プロピルアミド)ペンチ
ル、6−(N−メチル−N−ブチルアミド)ヘキシル、
2−メチル−3−ペンチルアミドプロピル、ヘキシルア
ミドメチル、2−ジエチルアミノエチル、1−ヒドロキ
シ−3−ジエチルアミノ−2−プロピル、3−ジエチル
アミノプロピル、4−ジエチルアミノブチル、ジエチル
アミドメチル、2−ジエチルアミノイソプロピル、1−
ジエチルアミドエチル、2−ヒドロキシ−1−ジエチル
アミド−1−エチル、4−メチルチオ−1−ジエチルア
ミノ−2−ブチル、3−メチルチオ−1−ジエチルアミ
ド−1−プロピル、2−アセチルアミノエチル、2− 
(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−エチルアミノコ
エチル、2−(N−アリル−N−エチルアミノ)エチル
、3−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシプロピル、3−
エチルアミノ−2−ヒドロキシプロピル、3−アミノ−
2−ヒドロキシプロピル、2−(N−エチル−N−ベン
ジルアミノ)エチル、2−ジエチルアミノ−3−ヒドロ
キシプロピル、2,3−ジアセチルオキシプロピル、3
−メトキシ−2−ヒドロキシプロピル、2゜3−ジメト
キシプロピル、2−ヒドロキシ−1−メトキシカルボニ
ル−1−エチル、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
、2−ヒドロキシプロピル、エトキシカルボニルメチル
、3−メルカプト−2−ヒドロキシプロピル、3−エチ
ルチオ−2−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシ−4
−メチルチオ−2−ブチル、1−アセチルオキシ−4−
メチルチオ−2−ブチル、1−メトキシカルボニル−3
−メチルチオ−1−プロピル基等の置換基としてアミノ
基(このアミノ基には、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルカノイル基、フェニル環上に置換基として炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基を1〜3個有す
ることがあり且つアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基であるフェニルアルキル基、炭素
数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルケニル基、アルキル部
分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基である
ヒドロキシアルキル基又は炭素数1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルキル基が更に置換していてもよい)、水酸基、
炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキルチオ基、炭素
数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイルオキシ基、テ
トラヒドロピラニルオキシ基、ハロゲン原子、炭素数1
〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基、メルカプト基
、アルコキシ部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルコキシ基であるアルコキシカルボニル基、カルボキシ
基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキン基、ア
ミド基及び炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基
を1〜2個有するアミド基からなる群より選ばれた基を
1〜2個有することのある炭素数上〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルギル基を挙げることができる。
上記一般式(1)で表わされるカルボスチリル誘導体は
、種々の方法により製造され得るが、その−例を示せば
下記反応式で示される方法に従い容易に製造される。
〈反応式−1〉 (2) (1) 〔式中ASR1、R2並びにカルボスチリル骨格の3位
及び4位の炭素間結合は前記に同じ。〕反応式−1で示
される方法は、一般式(2)で表わされるカルボキシア
ルコキシカルボスチリル誘導体と一般式(3)で表わさ
れるアミンとを通常のアミド結合生成反応にて反応させ
る方法である。本発明では一般式(2)の化合物に代え
てそのカルボキシル基が活性化された化合物を用いても
よい。
アミド結合生成反応としては、公知のアミド結合生成反
応の条件を容易に適用することができる。
例えば (イ)混合酸無水物法、即ちカルボン酸(2)にアルキ
ルハロカルボン酸を反応させて混合酸無水物とし、これ
にアミン(3)を反応させる方法、(ロ)活性エステル
法、即ちカルボン酸(2)をp−ニトロフェニルエステ
ル、N−ヒドロキシコハク酸イミドエステル、1−ヒド
ロキシベンゾトリアシーノーエステル等の活性エステル
とし、これにアミン(3)を反応させる方法、 (ハ)カルボジイミド法、即ちカルボン酸(2)にアミ
ン(3)をジシクロへキシルカルボジイミド、カルボニ
ルジイミダゾール等の脱水素剤の存在下に脱水縮合させ
る方法、 (ニ)その池の方法としてカルボン酸(2)を無水酢酸
等の脱水剤によりカルボン酸無水物とし、これにアミン
(3)を反応させる方法、カルボン酸(2)と低級アル
コールとのエステルにアミン(3)をを反応させる方法
、カルボン酸(2)の酸ハロゲン化物即ちカルボン酸ハ
ライドにアミン(3)を反応させる方法 等を挙げることができる。これらのうちで混合酸無水物
法が好ましい。
混合酸無水物法において使用されるアルキルハロカルボ
ン酸としては、クロロ蟻酸メチル、ブロモ蟻酸メチル、
クロロ蟻酸エチル、ブロモ蟻酸エチル、クロロ蟻酸イソ
ブチル等が挙げられる。l見合酸無水物は通常のショツ
テン−バウマン反応により得られ、これを通常単離する
ことなくアミン(3)と反応させることにより、一般式
(1)の本発明化合物が製造される。ショツテン−バウ
マン反応は、塩基性化合物の存在下で行なわれる。
用いられる塩基性化合物としては、ショツテンバウマン
反応に慣用の化合物が用いられ、例えばトリエチルアミ
ン、トリメチルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン、
N−メチルモルホリン、1゜5−ジアザビシクロ(4,
3,0)ノネン−5(DBN) 、1.8−ジアザビシ
クロ(5,4゜0〕ウンデセン−7(DBU) 、1.
4−ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン(DABC
O)等の有機塩基、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。該反応
は、通常−20〜100℃程度、好ましくは○〜50℃
程度において行なわれ、反応時間は5分〜10時間程度
である。得られた混合酸無水物とアミン(3)との反応
は、通常−20〜150℃程度、好ましくは10〜50
℃程度において行なわれ、反応時間は5分〜10時間程
度である。ン昆合酸無水物法は、一般に溶媒中で行なわ
れる。用いられる溶媒は、ン昆合酸無水物法に慣用の溶
媒がいずれも使用可能であり、具体的にはジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化
水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジメ
トキシエタン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸メチル
等のエステル類、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の
非プロトン性溶媒等を挙げることができる。該法におけ
るカルボン酸(2)とアルキルハロカルボン酸とアミン
(3)の使用割合は通常当モルづつ使用されるが、カル
ボン酸(2)に対してアルキルハロカルボン酸及びアミ
ン(3)をそれぞれ等モル−1,5倍モル程度使用する
のがよい。
上記反応式−1において、カルボン酸(2)は公知の化
合物であるか又は新規の化合物である。
アミン(3)は例えば後記反応式−8〜19に示す方法
に従い製造される。
〈反応式−2〉 (4) (1) 〔式中A、R’ 、R2並びにカルボスチリル骨格の3
位及び4位の炭素間結合は前記に同じ。Xはハロゲン原
子を示す。〕 反応式−2によれば、一般式(4)で表わされるヒドロ
キシカルボスチリル誘導体に一般式(5)で表わされる
ハロアルカンアミド誘導体を脱ハロゲン化水素反応の条
件下に反応させると、本発明化合物(1)が製造される
この脱ハロゲン化水素反応は、塩基性化合物を脱ハロゲ
ン化水素剤として用いて行なわれる。塩基性化合物とし
ては、従来公知のものを広く使用でき、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水素化
ナトリウム、炭酸銀等の無機塩基、ナトリウムメチラー
ト、ナトリウムエチラート等のアルコラード、ジイソプ
ロピルエチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、N
、N−ジメチルアニリン、DBN、DBU。
DABCO等の有磯塩基を挙げることができる。
該反応は、無溶媒でも或は溶媒の存在下でも行なわれる
。ここで溶媒としては反応に悪影響を与えない不活性な
ものがすべて用いられ、例えばメタノール、エタノール
、イソプロパツール、ブタノール、エチレングリコール
等のアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
ジエチルエーテル、モノグライム、ジグライム等のエー
テル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル
類、アセトニトリル、N、N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。また該反応
は沃化ナトリウム、沃化カリウム等の金属沃化物の存在
下で行なわれるのが有利である。上記方法における一般
式(4)の化合物に対する一般式(5)の化合物の使用
量は、特に限定されず広い範囲の中から適宜に選択され
るが、反応を無溶媒下にて行なう場合には前者に対して
後者を大過剰量、溶媒中で行なう場合には通常前者に対
して後者を等モル−5倍モル量程度、好ましくは等モル
−2倍モル量程度とするのがよい。また、その反応温度
も特に限定されるものではないが、通常室温〜200 
’C程度、好ましくは室温〜160℃程度で行なわれる
。反応時間は、通常1〜30時間程度である。
本発明の一般式(1)の化合物のうち、カルボスチリル
の3位及び4位の炭素間結合が二重結合である化合物は
、下記反応式−3に示す如くラクタムーラクチム型の互
変異性体C(la)及び(lb)]を採り得る。
く反応式−3〉 (1a) (1b) 〔式中A、R1及びR2は前記に同じ。〕よた本発明の
化合物は、下記反応式−4に示すようにカルボスチリル
骨格の3位及び4位の炭素間結合が一重結合を示す一般
式(1c)の化合物及び前記一般式(1a)の化合物は
還元反応及び脱水素反応により相互に変換可能である。
く反応式−4〉 H還元反応   H (IC) (1a) 〔式中A、R1及びR2は前記に同じ。〕一般式(1a
)の化合物の還元には、通常の接触還元条件が適用され
る。用いられる触媒としては、例えばパラジウム、パラ
ジウム−炭素、プラチナ、ラネーニッケル等の金属等を
挙げることができ、斯かる金属を通常の触媒量で用いる
のがよい。また用いられる溶媒としては、f!f11え
ばメタノール、エタノール、イソプロパツール、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、ヘキサン、シクロヘキサン
、酢酸エチル等を挙げることができる。該還元反応は、
常圧及び加圧下のいずれでも行なうことができるが、通
常常圧〜20 kg/cm 2程度、好ましくは常圧〜
10 kg/cm 2程度にて行なうのがよい。また反
応温度としては、通常0〜150’C程度、好ましくは
室温〜100°C程度とするのがよい。
また一般式(1c)の化合物の脱水素反応は、適当な溶
媒中酸化剤を使用して行なわれる。用いられる酸化剤と
しては、例えば2,3−ジクロロ−5,6−ジシアツベ
ンゾキノン、クロラニル(2,3,5,6−チトラクロ
ロベンゾキノン)等のベンゾキノン類、N−ブロモコハ
ク酸イミド、N−クロロコハク酸イミド、臭素等のハロ
ゲン化剤、二酸化セレン、パラジウム−炭素、パラジウ
ム黒、酸化パラジウム、ラネーニッケル等の水素化触媒
等を挙げることができる。ハロゲン化剤の使用量は、特
に限定されず広い範囲内から適宜選択すればよいが、通
常一般式(1c)の化合物に対して通常等モル〜5倍モ
ル量程度、好ましくは等モル−2倍モル量程度とするの
がよい。また水素化触媒を用いる場合には通常の触媒量
とするのがよい。溶媒としては、例えばジオキサン、テ
トラヒドロフラン、メトキシエタノール、ジメトキシメ
タン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、
クメン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロ
ロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等Cハロゲン化炭
化水素類、ブタノール、アミルアルコール、ヘキサノー
ル等のアルコール類、酢酸等の極性プロトン溶媒、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチ
ルリン酸トリアミド等の極性非プロトン溶媒等を挙げる
ことかできる。該反応は、通當室温〜300°C程度、
好よしくは室温〜200 ’C程度にて行なわれ、一般
に1〜40時間程度で完結する。
〈反応式−5〉 (1d) HH (1e)            (1f)〔式中A並
びにカルボスチリル骨格の3位及び4位の炭素間結合は
前記に同じ。R3は低級アルギレンジオキシ基置換低級
アルキル基以外の前記R1を示す。R4は低級アルキレ
ンジオキシ基置換低級アルキル基を示す。R5は水酸基
を2個有する低級アルキル基を示す。R6は低級アルカ
ノイルオキシ基を1〜2個有する低級アルキル基を示す
。R7は低級アルキレン基を示す。R8及びR9は低級
アルキル基を示す。〕上記一般式(1d)の化合物は、
加水分解により一般式(1e)の化合物に誘導され得る
。該加水分解反応には、通常の加水分解反応条件をいず
れも適用できる。該加水分解反応は、通常塩基性化合物
、鉱酸、有機酸等の存在下に、適当な溶媒中で行なわれ
る。塩基性化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化バリウム、炭酸カリウム等を、
鉱酸としては、IFIIえば硫酸、塩酸、硝酸等を、ま
た有哉酸としては、例えば酢酸、p−トルエンスルホン
酸等の芳香族スルホン酸、三塩化硼素等等のルイス酸を
それぞれ挙げることができる。溶媒としては、例えば水
、メタノ−7°i1、エタノール、イソプロパツール等
のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケ
トン類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレング
リコールジメチルエーテル等のエーテル類、酢酸等の溶
媒又はそれらの混合溶媒等を挙げることができる。該反
応は、通常室温〜200°C程度、好ましくは室温〜1
50°C付近にて進行し、一般に0.5〜18時間程時
間路了する。
一般式(1e)の化合物を一般式(1f)の化合物に導
く反応は、低級アルカノイル化剤の存在下で行なわれる
。低級アルカノイル化剤としては、例えば蟻酸、酢酸、
プロピオン酸等の低級アルカン酸、無水酢酸等の低級ア
ルカン酸無水物、アセチルクロライド、プロピオニルブ
ロマイド等の低級アルカン酸ハライド等を使用できる。
低級アルカノイル化剤として酸無水物又は酸ハライドを
使用する場合には、反応系内に塩基性化合物を存在させ
てもよい。斯かる塩基性化合物としては、例えば金属ナ
トリウム、金属カリウム等のアルカリ金属及びこれらア
ルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩やトリエチル
アミン、ピリジン、ピペリジン等の有機塩基等を挙げる
ことができる。上記反応は、無溶媒下及び溶媒中のいず
れでも進行するが、通常は適当な溶媒を用いて行なうの
がよい。溶媒としては、例えばアセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、ジオキサン、ジエチルエーテル等
のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、酢酸、無水酢酸、水、
ピリジン等を挙げることができる。これら低級アルカノ
イル化剤の使用量は、一般式(1e)の化合物に対して
少なくとも等モル量程度、一般には等モル−大過剰量と
するのがよい。反応温度は、通常0〜150℃程度、好
よしくは0〜100℃程度とされ、一般に5分〜15時
間程度で反応は完了する。
よた、低級アルカノイル化剤として低級アルカン酸を使
用する場合、更に反応系内に脱酸剤として硫酸、塩酸等
の鉱酸類やI)−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸等のスルホン酸類を添加してお
くのがよく、この場合反応温度は特に50〜120’C
程度とするのがよい。
一般式(1e)の化合物と一般式(6)の化合物との反
応は、適当な溶媒中酸の存在下に行なわれる。ここで使
用される溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類、
ンメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プ
ロトン性極性溶媒等を挙げることができる。
よた酸としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、過
塩酸等の無磯酸、酢酸、プロピオン酸、p−トルエンス
ルホン酸等の有機酸等を挙げることができる。−数式(
6)の化合物の使用量は、数式(1e)の化合物に対し
て通常少なくとも等モル量程度、好ましくは2〜5倍モ
ル量程度とするのがよい。該反応は、通常室温〜200
℃程度、好ましくは50〜100°C程度にて行なわれ
、−般に30分〜12時間程度で終了する。
また上記−数式(3)の化合物の内、R2が水酸基を2
個有する低級アルキル基である化合物は、これを前記−
数式(1e)の化合物と一般式(6)の化合物との反応
と同様に処理して、対応するR2が低級アルキレンジオ
キシ基置換低級アルキル基である一般式(3)の化合物
に誘導することができる。
更にR2が低級アルキレンジオキシ基置換低級アルキル
基である一般式(3)の化合物は、これを前記−数式(
1d)の化合物を一般式(1e)の化合物に導く反応と
同様に処理して、対応するR2が水酸基を2個有する低
級アルキル基である一般式(3)の化合物に誘導するこ
とができる。
く反応式−6〉 (1g) (1f) 〔式中A、R’ 、R2、X並びにカルボスチリル骨格
の3位及び4位の炭素間結合は前記に同じ。
Bは低級アルキル基を示す。nは0又は1を示す。RI
Oは置換基としてフェニル環上に低級アルコキシ基を有
することのあるフェニル低級アルキル基、低級アルケニ
ル基、ヒドロキシ低級アルキル基、アミノ基、低級アル
キルアミノ基としてヒドロキシ低級アルキル基、低級ア
ルカノイルオキシ低級アルキル基、水偵基、低級アルキ
ル基、アミノ低級アルキル基、低級アルキルアミノ低級
アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシ低級ア
ルコキシ基、低級アルコキシ低級アルキル基、チオ基及
び低級アルキルアミド基からなる群より選ばれた基を1
〜3個有することがあり、窒素原子を少なくとも1個有
する5員もし・くは6員の飽和ちしくは不飽和示す場合
、nは0であるものとする。〕一般式(1g)の化合物
と一般式(7)の化合物との反応は、前記−数式(4)
の化合物と一般式(5)の化合物との反応と同様の反応
条件下にて行なわれる。
く反応式−7 〉 (11) (1j) (1k) 〔式中A、R’  B、X並びにカルボスチリル骨格の
3位及び4位の炭素間結合は前記に同じ。
R1+ は低級アルコキシ基を示す。Mはアルカリ金属
原子を示す。〕 反応式−7において、Mで表わされるアルカリ金属原子
としては、ナトリウム原子、カリウム原子等を例示でき
る。
一般式(11)の化合物と一般式(8)の化合物との反
応は、適当な溶媒中にて行なわれる。ここで使用される
溶媒としては、前記反応式−3における一般式(4)の
化合物と一般式(5)の化合物との反応で用いられる溶
媒をいずれも使用することができる。−数式(8)の化
合物の使用量は、−数式(11)の化合物に対して通常
少なくとも等モル量程度、好ましくは等モル−1,5倍
モル量程度とするのがよい。該反応は通常0〜150’
C程度、好ましくは0〜100℃付近にて行なわれ、該
反応は一般に1−10時間程度で完結する。
一般式(1j)の化合物を一般式(1k)の化合物に導
く反応は、無溶媒下又は適当な溶媒中、酸もしくは塩基
の存在下に行なわれる。ここで使用される溶媒としては
、例えば水、メタノール、エタノール等のアルコール類
、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極
性溶媒又はこれらの混合溶媒等を挙げることができる。
また酸としては、例えば塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸
、酢酸、プロピオン酸、p−トルエンスルホン酸等の有
機酸等を、また塩基と17では、モルホリン、エチレン
ジアミン等の有機塩基等をそれぞれ挙げることができる
。該反応は、通常室温〜200°C程度、好よしくは室
温〜150°C付近にて進行し、一般に0.5〜18時
間程時間路了する。
上記−数式(1)の化合物、−数式(3)の化合物及び
−数式(11)の化合物の内、R2が水酸基を少なくと
も1個有する低級アルキル基である化合物は、これを酸
化することにより、対応するR2が低級アルカノイル基
を少なくとも1個有する低級アルキル基である一般式(
1)の化合物、−数式(3)の化合物、−数式(11)
の化合物に誘導することができる。
該酸化反応は、適当な溶媒中、酸化剤の存在下に行なわ
れる。使用される溶媒としては、反応に悪影響を与えな
いものであれば従来公知のものをいずれも使用可能であ
り、例えば水、蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸等の有機
酸、メタノール、エタノール、イソプロパツール等のア
ルコール類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロ
ホルム等のハロゲン化炭化水素類、アセトン、メチルエ
チルヶ)・ン等のケトン類等を挙げることができる。
酸化剤としては、通常水酸基をカルボニル基に酸化し得
る従来公知の酸化剤をいずれも使用でき、例えばクロム
酸、クロム酸ナトリウム、クロム酸カリウム等のクロム
酸塩、過マンガン酸、過マンガン酸ナトリウム、過マン
ガン酸カリウム等の過マンガン酸塩、メタ過ヨウ素酸ナ
トリウム等のヨウ素酸塩、二酸化セレン等のセレン化合
物等を挙げることができる。酸化剤は、処理すべき原料
化合物に対して通常少なくとも等モル量程度、好ましく
は等モル−1,5倍モル量程度使用するのがよい。該反
応は、通常−70〜40℃程度、好ましくは一70’C
〜室温付近にて行なわれ、一般に5分〜3時間程度で終
了する。
上記−数式(1)の化合物、−数式(3)の化合物及び
−数式(9)の化合物の内、R1がヒドロキシ低級アル
キル基を有するシクロアルキル低級アルキル基である化
合物は、これを低級アルカノイル化することにより、対
応するR1が低級アルカノイルオキシ低級アルキル基を
有するシクロアルキル低級アルキル基である一般式(1
)の化合物、−数式(3)の化合物、−数式(9)の化
合物に誘導することができる。この低級アルカノイル化
は、前記−数式(1e)の化合物を一般式(1f)の化
合物に導く反応と同様の反応条件下に行なうことができ
る。
上記−数式(1)の化合物、−数式(3)の化合物及び
−数式(11)の化合物の内、R2がヒドロキシ低級ア
ルキル基を少なくとも1個有する5員もしくは6員の飽
和もしくは不飽和複素環低級アルキル基である化合物又
はR2が水酸基を少なくとも1@有する低級アルキル基
である化合物は、これらを低級アルカノイル化すること
により、対応するR2が低級アルカノイルオキシ低級ア
ルキル基を少なくとも1個有する5員もしくは6員の飽
和もしくは不飽和複素環低級アルキル基である一般式(
1)の化合物、−数式(3)の化合物、−数式(11)
の化合物又はR2が低級アルカノイルオキシ基を少な(
とも1個有する低級アルキル基である一般式(1)の化
合物、−数式(3)の化合物、−数式(11)の化合物
に誘導することができる。この低級アルカノイル化は、
前記−数式(1e)の化合物を一般式(1f)の化合物
に導く反応と同様の反応条件下に行なうことができる。
上記−数式(1)の化合物、−数式(3)の化合物及び
−数式(11)の化合物の内、R2がテトラヒドロピラ
ニルオキシ基を少なくとも1個有する低級アルキル基で
ある化合物又はR2が低級アルコキシ低級アルキル基を
少なくとも1個有する5員もしくは6員の飽和もしくは
不飽和複素環低級アルキル基である化合物は、これらを
加水分解することにより、対応するR2が水酸基を少な
くとも1個有する低級アルキル基である一般式(1)の
化合物、−数式(3)の化合物、−数式(11)の化合
物又はR2が水酸基を少なくとも1個有する5員らしく
は6員の飽和もしくは不飽和複素環低級アルキル基であ
る一般式(1)の化合物、−数式(3)の化合物、−数
式(11)の化合物に誘導することができる。この加水
分解は、前記化合物(1d)の化合物を化合物(1e)
に導く反応と同様の反応条件下に行なわれる。
上記−数式(1)の゛化合物、−数式(3)の化合物、
−数式(9)の化合物及び−数式(11)の化合物の内
、R1が低級アルコキシカルボニル基又はカルボキシ基
を有するシクロアルキル低級アルキル基である化合物又
はR2が低級アルコキシカルボニル基を少なくとも1個
有する低級アルキル基である化合物は、これらを還元す
ることにより、対応するR1がヒドロキシ低級アルキル
基を有するシクロアルキル低級アルキル基である一般式
(1)の化合物、−数式(3)の化合物、数式(9)の
化合物、−数式(11)の化合物又はR2が水酸基を少
なくとも1個有する低級アルキル基である一般式(1)
の化合物、一般式(3)の化合物、一般式(9)の化合
物、一般式(11)の化合物に誘導することができる。
該還元反応は、通常水素化還元剤を用いて行なわれる。
水素化還元剤としては、例えば水素化硼素ナトリウム、
水素化アルミニウムリチウム、ジボラン等が挙げられ、
その使用量は処理すべき原料化合物に対して通常等キル
〜大過剰量、好ましくは等モル−25倍モル程度の範囲
とするのがよい。この還元反応は、通常適当な溶媒、例
えば水、メタノール、エタノール、イソプロパツール等
の低級アルコール類、テトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル、ジグライム等のエーテル類等を用い、約−60
〜150℃程度、好ましくは一30〜100°C程度に
て、10分〜5時間程度で行なわれる。尚、還元剤とし
て水素化アルミニウムリチウムやジボランを用いる場合
には、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジグラ
イム等の無水の溶媒を用いるのがよい。
出発原料としての一般式(3)の化合物は、新規化合物
を包含しており、飼えば下記反応式で示される方?去に
従い容易に製造され得る。
く反応式−8〉 (3) 〈反応式−9〉 〔上23反応式において、R’ 、R2及びXは0i記
に同じ。〕 一般式(9)の化合物と一般式(10)の化合物との反
応及び一般式(11)の化合物と一般式(12)の化合
物との反応は、それぞれ前記一般式(4)の化合物と一
般式(5)の化合物との反応と同様の反応条件下に行な
うことができる。
く反応式−10〉 X−C0B’ −X’ (9) 12−H R1−NHCO−B’ −R12 (16) R1−NHCH2−B’ −R12 (3a) 〔式中R1及びXは前記に同じ。XI は)10ゲン原
子を示す。B′は低級アルキレン基を示す。
似し基−Co−B’  −又は基−CH2−B’の炭素
数は6を越えないものとする。RI2は基−NRI 3
 R14又は低級アルカノイルオキシ基を示す。ここで
RI3及びR”は、同−又は異なって、水素原子、フェ
ニル環上に置換基として低級アルコキシ基を有すること
のあるフェニル低級アルキル基、低級アルケニル基、ヒ
ドロキシ低級アルキル基又は低級アルキル基を示す。ま
たこのRI3とRI4とは、これらが結合する窒素原子
と共に互いに結合して5員もしくは6員の飽和もしくは
不飽和の複素環を形成してもよい。該複素環上には、置
換基としてヒドロキシ低級アルキル基、低級アルカノイ
ルオキシ低級アルキル基、水酸基、低級アルキル基、ア
ミノ基、低級アルキルアミノ基、低級アルコキシ基、低
級アルコキシ低級アルコキシ基、低級アルコキシ低級ア
ルキル基、チオ基及び低級アルキルアミド基からなる群
より選ばれた基を1〜3個有していてもよい。〕 一般式(9)の化合物と一般式(13)の化合物との反
応は、前記一般式(4)の化合物と一般式(5)の化合
物との反応と同様の反応条件下にて行なうことができる
また一般式(14)の化合物と一般式(15)の化合物
との反応も、前記一般式(4)の化合物と一般式(5)
の化合物との反応と同様の反応条件下にて行なうことが
できる。
一般式(16)の化合物を一般式(3a)の化合物に導
く反応は、適当な溶媒中、水素化還元剤の存在下に行な
われる。使用される還元剤としては、例えば水素化硼素
ナトリウム、水素化アルミニウムリチウム、ジボラン等
を挙げることができる。還元剤の使用量は、出発原料に
対して少なくとも等モル量程度、好ましくは等モル−3
倍モル量程度とするのがよい。水素化アルミニウムリチ
ウムを還元剤として使用する場合には、好よしくは出発
原料に対して等重量程度使用するのがよい。
使用される溶媒としては、例えば水、メタノール、エタ
ノール、イソプロパツール等の低級アルコル類、テトラ
ヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエー
テル類等を挙げることができる。該反応は、通常−60
〜150°C程度、好ましくは一30〜100°C付近
にて行なわれ、一般に10分〜15時間程度で終了する
。尚、水素化アルミニウムリチウム又はジボランを還元
剤として使用する場合には、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジグライム等の無水の溶媒を使用するの
がよい。
〈反応式−1 〉 R15−(B’ )  −CH=N−R2(1つ) R15(B ’ ) n  CH2N HR2(3b) 〔式中R2n及びB′は前記に向じ。(I+シ基−B’
−CH2−の炭素数は6を越えないちのとする。R15
は、置換基として低級アルコキシカルボニル基、カルボ
キシ基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、アミ
ノ低級アルキル基、低級アルキルアミノ低級アルキル苓
及びヒドロキシ低級アルキル基からなる群から選ばれた
基を存することのあるシクロアルキル県、テトラヒドロ
ピラニル基、低級アルキレンジオキシ基、フェニル環上
に置換基として低級アルキル基及び水酸基からなる群よ
り選ばれた基を1〜3個有するフェニル基又は置換基と
して低級アルキル基を有するピペリジニル基を示す。
但しnが0である場合、RI5は低級アルキレンジオキ
シ基であってはならない。〕 一般式(17)の化・合物と一般式(18)の化合物と
の反応は、無溶媒又は適当な溶媒中、脱水剤の不存在下
又は存在下に行なわれる。ここで使用される溶媒として
は、例えばメタノール、エタノール、イソプロパツール
等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極
性溶媒等が挙げられる。脱水剤としては、例えばモレキ
ュラーシーブ等の通常の溶媒の脱水に用いられる乾燥剤
、塩酸、硫酸、三弗化硼素等の鉱酸、1)−トルエンス
ルホン酸等の有機酸等を挙げることができる。該反応は
、通常室温〜200°C程度、好ましくは室温〜150
°C程度にて行なわれ、般に1〜48時間程時間路了す
る。一般式(18)の化合物の使用量は、特に限定され
ないが、通常一般式(17)の化合物に対して少なくと
も等モル量程度、好ましくは等モル−15倍モル量程度
とするのがよい。また脱水剤の使用量は、乾燥剤の場合
には通常大過剰量、酸を用いる場合には触媒量とするの
がよい。斯くして得られた一般式(1つ)の化合物は、
単離されることなく、次の還元反応に供される。
一般式(1つ)の化合物の還元反応には、種々の方法が
適用できるが、例えば水素化還元剤を用いる還元法が好
適に利用される。用いられる水素化還元剤としては、使
用される還元剤としては、例えば水素化アルミニウムリ
チウム、水素化硼素ナトリウム、ジボラン等を挙げるこ
とができる。
還元剤の使用量は、一般式(19)の化合物に対して少
なくとも等モル量程度、好よしくは等モル−10倍モル
量程度とするのがよい。この還元反応は、通常適当な溶
媒、FfIえば水、メタノール、エタノール、イソプロ
パツール等の低級アルコール類、テトラヒドロフラン、
ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル類等を用い
、通常−60〜50°C程度、好ましくは−30’C〜
室温程度にて、10分〜5時間程度で行なわれる。尚、
還元剤として水素化アルミニウムリチウムやジボランを
使用する場合には、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジグライム等の無水の溶媒を使用するのがよい。
一般式(1つ)の化合物の還元は、適当な溶媒中触媒の
存在下、接触水素添加することによってち行なうことが
できる。使用される溶媒としては、例えば水、酢酸、メ
タノール、エタノール、イソプロパツール等のアルコー
ル類、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素類、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エチ
レングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、酢酸
エチル、酢酸メチル等のエステル類、ジメチルホルムア
ミド等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。また使
用される触媒としては、例えばパラジウム、パラジウム
−黒、パラジウム−炭素、白金、酸化白金、亜クロム酸
銅、ラネーニッケル等を挙げることができる。触媒の使
用量は、一般式(19)の化合物に対して、一般に0.
02〜1倍量程度とするのがよい。該反応の反応温度は
通常−20丁150℃付近、好ましくは0〜100°C
付近、水素圧は通常1〜10気圧程度とするのがよく、
該反応は一般に0.5〜10時間程度で完結する。
〈反応式−12 〉 (20) R16−(B’ )  −CH=N−R1□(22) R16−(B’ )  −CH2−NHRI(3C) 〔式中R”n及びB′は前記に同じ。RI6は、複素環
」二に置換基としてヒドロキシ低級アルキル縞、低級ア
ルカノイルオキシ低級アルキルJλ、水酸基、低級アル
キル基、アミノ低級アルキル基、低級アルキルアミノ低
級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシ低級
アルコキシ基、低級アルコキシ低級アルキル基、チオ基
及び低級アルキルアミドJ仄からなる群より選ばれた基
を1〜3個Hすることのある5員もしくは6員環の飽和
もしくは不飽和の複素環基、テトラヒドロピラニルチオ
基、ピリジルチオ基、低級アルキレンジオキシ基、アミ
ノ基(このアミノ基には、低級アルカノイル基、フェニ
ル環上に置換基として低級アルコキシ基を有することの
あるフェニル低級アルキル基、低級アルケニル基、ヒド
ロキシ低級アルキル基又は低級アルキル基が置換してい
てもよい)、水酸基、低級アルキルチオ基、低級アルカ
ノイルオキシ基、テトラヒドロピラニルオキシ基、ハロ
ゲン原子、低級アルカノイル基、メルカプト基、低級ア
ルコキシカルボニル基、カルボキシ基、低級アルコキシ
基、アミド基又は低級アルキルアミド基を示す。但しn
がOである場合、RI6は複素環上に置換基としてヒド
ロキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級ア
ルキル基、水酸基、低級アルキル基、アミノ低級アルキ
ル基、低級アルキルアミノ低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、低級アルコキシ低級アルコキシ基、低級アルコ
キシ低級アルキル基、チオ基及び低級アルキルアミド基
からなる群より選ばれた基を1〜3個有することのある
5員もしくは6員環の飽和もしくは不飽和の複素環基で
なければならない。〕 一般式(20)の化合物と一般式(21)の化合物との
反応は、前記一般式(17)の化合物と一般式(18)
の化合物との反応と同様の反応条件下に行なうことがで
きる。
また一般式(22)の化合物を一般式(3c)の化合物
に導く反応は、前記一般式(1つ)の化合物を一般式(
3b)の化合物に導く反応と同様の反応条件下に行なう
ことができる。
く反応式−13 〉 (21) (23) H (3d) 〔式中R1 B’   n及びXは前記に同じ。イ■しH 基−CH2CHCH2−(B’ )  −の炭素数は6
を越えないものとする。RI7は水素原子、アミノ基(
このアミノ1&には、低級アルカノイル基、フェニル環
上に置換基として低級アルコキシ基を有することのある
フェニル低級アルキル基、低級アルケニル基、ヒドロキ
シ低級アルキル基又は低級アルキル県がIN換していて
もよい)、水酸基、低級アルキルチオ基、低級アルカノ
イルオキシ基、テトラヒドロピラニルオキシ基、ハロゲ
ン原子、低級アルカノイル基、メルカプト基、低級アル
コキシカルボニル基、カルボキシ基、低級アルコキシ基
、アミド基又は低級アルキルアミド基を示す。〕 一般式(21)の化合物と一般式(23)の化合物との
反応は、無溶媒又は適当な溶媒中、塩基性化合物の存在
下又は不存在下に行なわれる。溶媒としては、例えばジ
オキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、メ
タノール、エタノール、イソプロパツール等の低級アル
コール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミド、N−メチルピロリ
ドン等の非プロトン性極性溶媒等を単独で又は混合して
使用できる。塩基性化合物としては、例えば炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、ナトリウムアミド等の無機塩基性化合物、トリ
エチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、キノリ
ン等の有機塩基性化合物等を使用できる。一般式(23
)の化合物の使用量は、一般式(21)の化合物に対し
て通常少なくとも等モル量程度、好ましくは等モル−5
倍モル量程度とするのがよい。
該反応は、通常室温〜200°C程度、好ましくは室温
〜120°C程度にて行なわれ、一般に1〜24時間程
度で終了する。
く反応式−14 〉 (26) RlG−(B′) (28) 0NHR RL6−<B′>  −CH2NHRI(3C) 〔式中R1、R16B’及びnは前記に同じ。
イuし基−(B’ )  −CH2−の炭素数は6を越
えないものとする。R18は水素原子又は低級アルキル
基を示す。〕 一般式(24)の化合物とヒドラジン(25)との反応
は、前記一般式(2)の化合物と一般式(3)の化合物
との反応と同様の反応条件下に行なうことができる。例
えば一般式(24)の化合物と低級アルコールとのエス
テルにヒドラジン(25)を反応させる方法を採用する
場合、この反応は無后媒下又は適当な溶媒中で行なわれ
る。
使用される溶媒としては、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパツール等のアルコール類、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン等のエーテル
類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン
性極性溶媒等を挙げることができる。ヒドラジン(25
)の使用量は、一般式(24)の化合物に対して通常少
なくとも等モル量程度、好ましくは1.5〜5倍モル量
程度とするのがよい。該反応は、通常0〜150’C程
度、好ましくは室温〜60℃程度にて行なわれ、一般に
5分〜5時間程度で終了する。
一般式(26)の酸ヒドラジドを一般式(27)の亜硝
酸類と反応させて酸アジドとした後、これに一般式(2
1)のアミンを反応させて一般式(28)の酸アミドを
得る反応には、一般にアジド法として知られている反応
条件を広く適用できる。ここで一般式(27)の亜硝酸
類としては、例えば亜硝酸、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸
カリウム等の亜硝酸塩、亜硝酸エチル、亜硝酸イソアミ
ル等の亜硝酸アルキル等を挙げることができる。
該アジド法によるアミド生成反応は、通常溶媒中で行な
われる。用いられる溶媒としては、水、酢酸、プロピオ
ン酸等の有機酸、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジ
エチルエーテル等のエーテル類、ジメチルホルムアミド
、N−メチルビペリジノン等の非プロトン性極性溶媒等
を例示できる。
一般式(26)の化合物に対する一般式(27)の亜硝
酸類及び一般式(21)のアミンの使用量は、それぞれ
少なくとも等モル程度、通常は大過剰量とされる。該反
応は、通常−50〜150°C程度、好ましくは一20
〜100°C程度で行なわれ、一般に1時間〜5日間程
度で完結する。尚、該反応において生成する中間体であ
る酸アジドは、単離してもよいが、通常単離されずに次
の反応に供される。
一般式(28)の化合物を還元して一般式(3c)の化
合物を得る反応は、前記化合物(16)を化合物(3a
)に導く反応と同様の反応条件下に行なうことができる
〈反応式 (30) %式%) (31) (3) 〔式中R2、R15、R+ 8 13’及びnは前記に
同じ。但し基−(B’)    CH2−の炭素数は6
を越えないものとする。〕 一般式(2つ)の化合物とヒドラジン(25)との反応
は、前記一般式(24)の化合物とヒドラジン(25)
との反応と同様の反応条件下に行通うことができる。
一般式(30)の化合物から一般式(31)の化合物を
得る反応は、前記一般式(26)の化合物を一般式(2
8)の化合物に導く反応と同様の反応条件下に行なうこ
とができる。
また一般式(31)の化合物から一般式(3b)の化合
物を得る反応は、前記化合物(28)を化合物(3c)
に導く反応と同様の反応条件下に行なうことができる。
く反応式−16〉 (24) (21) R16−(B’ )  −CH2 (3c) HRI 〔式中R’ 、R” 、B’及びnは前記に同じ。
但し基−(B′)n−CH2−の炭素数は6を越えない
ものとする。〕 一般式(24)の化合物と一般式(21)の化合物との
反応は、前記一般式(2)の化合物と一般式(3)の化
合物との反応と同様の反応条件下に行なうことができる
一般式(28)の化合物を還元して一般式(3c)υノ
化合物に導く反応は、前記反応式−14において既に述
べた通りである。
〈反応式−17 〉 5 R−(B’)  −CONHR2 (31) y社 ノし 反 応 R”’−(B’)  −CH2NHR2(3b) 〔式中R2、R15; B’及びnは前記に同じ。
イuし基−(B’ )  −CH2−の炭素数は6を越
えないものとする。〕 一般式(2つ)の化合物と一般式(18)の化合物との
反応は、前記一般式(2)の化合物と一般式(3)の化
合物との反応と同様の反応条件下に行なうことができる
一般式(31)の化合物を還元して一般式(3b)の化
合物に導く反応は、前記反応式−15において既に述べ
た通りである。
く反応式−18〉 (9) (32)        (3e) 〔式中R1は前記に同じ。R+9は低級アルカノイル基
、R20は低級アルキル基を示す。〕一般式(9)の化
合物を一般式(32)の化合物に導く反応′は、前記一
般式(1e)の化合物を一般式(1f)の化合物に導く
反応と161様の反応条件下に行なうことができる。
一般式(32)の化合物を還元して一般式(3e)の化
合物に導く反応は、前記一般式(16)の化合物を一般
式(3a)の化合物に導く反応と同様の反応条件下に行
なうことができる。
く反応式−19 〉 (34) 〔式中R1は前記に同じ。R21及びR22はそれぞれ
水素原子又は低級アルキル基を示す。〕一般式(9)の
化合物と一般式(33)の化合物との反応は、無溶媒又
は適当な溶媒中還元剤の行在下に行なわれる。ここで使
用される溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノ
ール、イソプロパツール等のアルコール類、蟻酸、酢酸
等の低級アルカン酸、ジオキサン、テトラヒドロフラン
、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等を例
示できる。還元剤としては、蟻酸、蟻酸ナトリウム等の
蟻酸アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩、゛水素化硼
素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナトリウム、水素化ア
ルミニウムリチウム等の水素化還元剤、パラジウム黒、
パラジウム炭素、酸化白金、白金黒、ラネーニッケル等
の接触還元剤等を例示できる。還元剤として蟻酸を使用
する場合、反応温度は通常室温〜200 ’C程度、好
ましくは50〜150℃付近が適当であり、該反応は一
般に0. 5〜10時間程度で終了する。
蟻酸の使用量は、一般式(9)の化合物に対して0.1
〜20重量%重量上程るのがよい。また−般式(33)
の化合物は、一般式(9)の化合物に対して通常少なく
とも等モル量程度、好ましくは等モル−大過剰量使用す
るのがよい。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物、一
般式(9)の化合物及び一般式(11)の化合物の内、
R1がアミノ低級アルキル基を有するシクロアルキ、ル
低級アルキル基である化合物、R2がアミノ低級アルキ
ル基を少なくとも1個有する5員もしくは6員の飽和も
しくは不飽和の複素環低級アルキル基である化合物又は
R2がアミノ基を少なくとも1個有する低級アルキル基
である化合物は、これを前記反応式−19に示す反応と
同様の反応条件下に、又は一般式 (ここでR23は低級アルキル基、Xは前記に同じ) で表わされる化合物と、前記一般式(4)の化合物と一
般式(5)の化合物との反応と同様の反応条件下に、処
理することにより、対応するR1が低級アルキルアミノ
低級アルキル基を有するシクロアルキル低級アルキル基
である一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物、
一般式(9)の化合物又は一般式(11)の化合物、R
2が低級アルキル置換アミノ低級アルキル基を少なくと
も1個有する5員もしくは6員の飽和もしくは不飽和の
複素環低級アルキル基である一般式(1)の化合物、一
般式(3)の化合物、一般式(9)の化合物又は一般式
(11)の化合物又はR2が低級アルキル基置換低級ア
ルキル基である一般式(1)の化合物、一般式(3)の
化合物、一般式(9)の化合物又は一般式(11)の化
合物にそれぞれ誘導することができる。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物及び
一般式(11)の化合物の内、R2が窒素原子を有する
5員もしくは6員の飽和もしくは不飽和の複素環低級ア
ルキル基である化合物は、これを前記反応式−19に示
す反応と同様の反応条件下に、又は一般式 (ここでR23及びXは前記に同じ) て表わされる化合物と、前記一般式(4)の化合物と一
般式(5)の化合物との反応と同様の反応条件下に、処
理することにより、対応するR2が窒素原子上に低級ア
ルキル基を有する5員もしくは6員の飽和もしくは不飽
和の複素環低級アルキル基である一般式(1)の化合物
、一般式(3)の化合物又は一般式(11)の化合物に
それぞれ誘導することができる。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物及び
一般式(11)の化合物の内、R2が低級アルキルアミ
ド基を少なくとも1個を有する5員もしくは6員の飽和
もしくは不飽和の複素環低級アルキル基である化合物、
R2がアミド基もしくは低級アルキルアミド基を少なく
とも1個有する低級アルキル基である化合物又はR2が
低級アルカノイルアミノ基を少なくとも1個有する低級
アルキル基である化合物は、これを前記一般式(16)
の化合物を一般式(3a)の化合物に導く反応と同様の
反応条件下に、処理することにより、対応するR2が低
級アルキルアミノメチル基を少なくとも1個を有する5
員もしくは6員の飽和もしくは不飽和の複素環低級アル
キル基である一般式(1)の化合物、一般式(3)の化
合物又は一般式(11)の化合物、R2がアミノ基もし
くは低級アルキルアミノ基を少なくとも1個有する低級
アルキル基である一般式(1)の化合物、一般式(3)
の化合物又は一般式(11)の化合物、又はR2が低級
アルキルアミノ基を少なくとも1個有する低級アルキル
基である一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物
又は一般式(11)の化合物にそれぞれ誘導することが
できる。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物及び
一般式(11)の化合物の内、R2がカルボキシ基を少
なくとも1個有する低級アルキル基である化合物は、こ
れを前記一般式(2)の化合物と一般式(3)の化合物
との反応と同様の反応条件下に処理することにより、対
応するR2がアミド基もしくは低級アルキルアミド基を
少なくとも1個有する低級アルキル基である一般式(1
)の化合物、一般式(3)の化合物又は一般式(11)
の化合物にそれぞれ誘導することができる。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物及び
一般式(11)の化合物の内、R2が水酸基を少なくと
も1個有する5員もしくは6員の飽和もしくは不飽和の
複素環低級アルキル基である化合物は、これを一般式 (ここでR24は低級アルコキシ低級アルキル基、Xは
前記に同じ) で表わされる化合物と、前記一般式(4)の化合物と一
般式(5)の化合物との反応と同様の反応条件下に、処
理することにより、対応するR2が低級アルコキシ低級
アルコキシ基を少なくとも1個有する5員もしくは6員
の飽和もしくは不飽和の複素環低級アルキル基である一
般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物又は一般式
(11)の化合物にそれぞれ誘導することができる。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物及び
一般式(11)の化合物の内、R2がカルボキシ基もし
くは低級アルコキシカルボニル基を少なくとも1個有す
る低級アルキル基である化合物は、これにヒドラジン(
25)を、前記一般式(24)の化合物とヒドラジン(
25)との反応と同様の反応条件下に反応させ、続いて
得られる化合物に一般式(27)の化合物及びそれに続
く低級アルキル基を有することのあるアミンを、前記一
般式(26)の化合物と一般式(27)の化合物との反
応及びそれに続く一般式(21)のアミンとの反応と同
様の反応条件下に、処理することにより、対応するR2
がアミド基もしくは低級アルキルアミド基を少なくとも
1個有する低級アルキル基である一般式(1)の化合物
、一般式(3)の化合物又は一般式(11)の化合物に
それぞれ誘導することができる。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物及び
一般式(11)の化合物の内、R2がヒドロキシ低級ア
ルキル基もしくは水酸基を少なくとも1個を有する5員
もしくは6員の飽和もしくは不飽和の複素環低級アルキ
ル基又はR2が水酸基を少なくとも1個有する低級アル
キル基である化合物は、これらに一般式 (ここでR23及びXは前記に同じ) で表わされる化合物を、前記一般式(4)の化合物と一
般式(5)の化合物との反応と同様の反応条件下に反応
させることにより、対応するR2が低級アルコキシ低級
アルキル基もしくは低級アルコキシ基を少なくとも1個
有する5員もしくは6員の飽和もしくは不飽和の複素環
低級アルキル基である一般式(1)の化合物、一般式(
3)の化合物又は一般式(11)の化合物又はR2が低
級アルコキシ基を少なくとも1個有する低級アルキル基
である一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物又
は一般式(11)の化合物にそれぞれ誘導することがで
きる。
上記一般式(1)の化合物、一般式(3)の化合物及び
一般式(11)の化合物の内、R2がアミノ基を少なく
とも1個有する低級アルキル基である化合物は、前記一
般式(1e)の化合物を一般式(1f)の化合物に導く
反応と同様の反応条件下に低級アルカノイル化すること
により、対応するR2が低級アルカノイルアミノ基を少
なくとも1個有する低級アルキル基である一般式(1)
の化合物、一般式(3)の化合物又は一般式(11)の
化合物にそれぞれ誘導することができる。
上記で用いられる一般式(11)の化合物は、例えば下
記反応式に示す古注によっても製造され得る。
〈反応式−20〉 XB’ −CONH2 (35) (37) (10b) (10a) じ。〕 一般式(35)の化合物と一般式(36)の化合物との
反応は、前記−数式(4)の化合物と一般式(5)の化
合物との反応と同様の反応条件下に行なうことができる
一般式(35)の化合物と一般式(38)の化合物との
反応も、前記−数式(4)の化合物と一般式(5)の化
合物との反応と同様の反応条件下に行なうことができる
一般式(41)の化合物の還元反応は、前記−数式(1
6)の化合物を一般式(3a)の化合物に導く反応と同
様の反応条件下に行なうことができる。
上記で用いられる一般式(20)の化合物は、例えば下
記反応式に示す方法に従って製造され得る。
く反応式−21〉 (3つ) (41) (20a) 〔式中R25はピリジルチオ糸又はテトラヒドロピラニ
ルチオ基を示す。R26及びR27はそれぞれ低級アル
キル基を示す。B′及びXは前記に同じ。〕 一般式(39)の化合物と一般式(40)の化合物との
反応は、前記−数式(4)の化合物と一般式(5)の化
合物との反応と同様の反応条件下に行なうことができる
一般式(41)の化合物を一般式(20a)の化合物に
導く反応は、前記−数式(1d)の化合物と一般式(1
e)の化合物に導く反応と同様の反応条件下に行なうこ
とができる。
−数式(1)で表わされる化合物のうち酸性基を有する
化合物は、薬理的に許容し得る塩基性化合物と塩を形成
し得る。斯かる塩基性化合物として具体的には水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素カリウム等を例示できる。
よた−数式(1)で表わされる化合物のうち塩基性基を
有する化合物は、薬理的に許容し得る酸と塩を形成し得
る。斯かる酸として具体的には硫酸、リン酸、硝酸、塩
酸、臭化水素酸等の無機酸、蓚酸、マレイン酸、フマー
ル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸等の有機
酸を挙げることができる。
斯くして得られる本発明の化合物は、通常用いられる分
離手段により容易に単離、精製される。
斯かる分離手段としては、例えば沈澱法、抽出法、再結
晶法、カラムクロマトグラフィー、プレパラティブ薄層
クロマトグラフィー等を挙げることができる。
本発明の化合物は、そのままで或は慣用の製剤担体と共
に動物及び人に投与することができる。
投与単位形態と充ては、特に限定がなく、必要に応じて
適宜選択して使用される。斯かる投与単位形態としては
、例えば錠剤、顆粒剤、経口用溶液等の経口剤、注射剤
等の非経口剤等を挙げることができる。投与されるべき
有効成分の量としては、特に限定がなく広い範囲から適
宜選択されるが、所期の効果を発揮するためには1日当
り体重1kg当り0.06〜IOB程度とするのがよい
。また投与単位形態中に有効成分を1〜100mg程度
含有せしめるのがよい。
本発明において錠剤、カプセル剤、経口用溶液等の経口
剤は、常法に従って製造される。即ち、錠剤は、本発明
の化合物をゼラチン、澱粉、乳糖、ステアリン酸マグネ
シウム、滑石、アラビアゴム等の製剤学的賦形剤と混合
し、賦形される。カプセル剤は、本発明の化合物を不活
性の製剤充填剤もしくは希釈剤と混合し、硬質ゼラチン
カプセル、軟質カプセル等に充填される。シロップ剤も
しくはエリキシア剤は、本発明の化合物を蔗糖等の甘味
剤、メチルパラベン、プロピルパラベン等の防腐剤、着
色剤、調味剤等と混合して製造される。
即ち、非経口投与用薬剤は、本発明の化合物を滅菌した
液状担体に溶解して製造される。好ましい担体は、水又
は塩水である。所望の透明度、安定性及び非経口使用の
適応性を有する液剤は、約1〜500mgの有効成分を
、水及び有機溶剤に溶解し且つ分子量が200〜500
0であるポリエチレングリコールに溶解して製造される
。斯かる液剤にはナトリウムカルボキシメチルセルロー
ズ、メチルセルローズ、ビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール等の潤滑剤が含有されているのが好ましい。
更には上記液剤中にベンジルアルコール、フェノール、
チメロサール等の殺菌剤及び防カビ剤、更に必要に応じ
蔗糖、塩化ナトリウム等の等張剤、局所麻酔剤、安定剤
、緩衝剤等が含まれていてもよい。更に安定性を高める
ために非経口投与用薬剤は、充填後冷凍され、この分野
で公知の凍結乾燥技術により水を除去することができる
而して使用直前に凍結乾燥粉末を再調製することができ
る。
以下、本発明を更に詳しく説明するため、本発明化合物
の製造のための原料化合物の製造例を参考例として挙げ
、次いで本発明化合物の製造例を実施例として挙げ、更
に本発明化合物につき行なわれた薬理試験例及び本発明
化合物を利用した製剤例を挙げる。
参考例 1 シクロヘキシルメチルアミン5.6.6gをジエチルエ
ーテル2001[1f2に溶かし、これにトリエチルア
ミン5.06gを加え、水冷下、クロロアセチルクロリ
ド5.65gの150戒ジエチルエーテル溶液を滴下し
、1時間室温にて攪拌した後、5%塩酸酸性にてジエチ
ルエーテル抽出し、水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)、
溶媒留去の後、n−ヘキサンより再結晶して、N−シク
ロヘキシルメチル−N−(α−クロロアセチル)アミン
6.7gを得る。
性 状:無色針状晶 融点:85〜86℃ 参考例 2 N−シクロヘキシルメチル−N−(α−クロロアセチル
)アミン4.00gをエタノール80+nQに溶かし、
これにピロリジン1.50gを加え、更に炭酸カリウム
4.37gを加え、2時間加熱還流後、溶媒を留去し、
得られた粗油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=50 : 1)にて精
製して、N−シクロヘキシルメチル−N−[α−(1−
ピロリジニル)アセチル]アミン4.78gを得る。
性 状:無色油状 ’H−NMR(CDCL3 )δppm :0、86−
2. 00 (15H,m)2.56−2.76 (4
H,m) 3.03−3.22 (2H,t、J=7Hz)3.1
5 (2H,s) 参考例 3 水素化アルミニウムリチウム2.40gを無水テトラヒ
ドロフラン100或に懸濁させ、これにN−シクロヘキ
シルメチル−N−[α−(1−ピロリジニル)アセチル
]アミン4.78gの50纜無水テトラヒドロフラン溶
液を滴下後、3時間加熱還流し、10%水酸化カリウム
水溶液8mQ及び水8wQを加え、10分間加熱還流後
、水酸化アルミニウムを消去し、滑液を乾燥(硫酸マグ
ネシウム)し、溶媒を留去した後、薄層クロマトグラフ
ィーにて精製して、N−シクロヘキシルアミノメチル−
N−[2−(1−ピロリジニル)エチルコアミン0.7
0gを得る。
性 状:無色油状 ’H−NMR(CDCQ3 )δ: 0.80−2.29 (16H,m) 2.44 (2H,d、J=7Hz) 2、49−2. 56 (4H,m) 2.59 (2H,t、J=6Hz) 2.71  (2H,t、  J=6Hz)参考例 4
〜6 参考F111と同様にして、適当な出発原料を用いて、
後記第1表に示す各化合物を得る。
参考例 7〜31 参考例2と同様にして、適当な出発原料を用いて、後記
第2表に示す各化合物を得る。
参考例32〜56 参考例3と同様にして、適当な出発原料を用いて、後記
第1表に示す各化合物を得る。
参考例57 シクロヘキシルメチルアミン1.13g及び1゜2−イ
ソプロピリデンジオキシ−3−クロロプロパンジオール
1.51gをジメチルホルムアミド15姫に溶解させ、
この溶液に炭酸カリウム1.66g及びヨウ化ナトリウ
ム3.00gを加え、4時間加熱還流する。ジメチルホ
ルムアミドを減圧留去後、得られた残渣をジエチルエー
テルで抽出し、水洗、乾燥、溶媒留去して得られた粗油
状物を減圧蒸留して、N−シクロヘキシルメチル−N−
(2,3−イソプロピリデンジオキシプロピル)アミン
1.25gを得る。
性 状:無色油状 沸点:120’C10,3mmHg 参考例58〜64 参考例57と同様にして、適当な出発原料を用いて、後
記第4表に示す各化合物を得る。
参考例65 エタノール100鴫にシクロオクチルアルデヒド7、O
gと3−アミノメチルピリジン5.4gとを加え、約5
0℃にて4時間反応させた。冷後、外部水冷し、20℃
以下にて水素化ホウ素ナトリウム2.0gを添加し、室
温にて1時間反応させた。反応液を2N塩酸で酸性とし
濃縮乾固した。
残渣に炭酸カリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、ク
ロロホルムで抽出し、水洗後、硫酸ナト−リウムで乾燥
した。溶媒を留去後、残渣を減圧蒸留して、N−(シク
ロヘキシルメチル) −N−(3−ピリジルメチル)ア
ミン6.4gを得る。
性 状:無色油状 沸点:1.32〜140”C10,2mmHg参考例6
6 N、 N−ジエチルアミノエチレンジアミン5.81g
及びシクロオクチルアルデヒド7.01gをエタノール
50mQに溶かし、室温にて8時間攪拌後、これに10
%パラジウムカーボン(Pd−C)0.5gを加え、5
0℃下、5kg/cm2にて2時間水素添加し、触媒を
消去した後、エタノールを減圧留去し、得られた粗油状
物を減圧蒸留して、N−(2−ジエチルアミノエチル)
−N−(シクロオクチルメチル)アミン6.5gを得る
性 状:無色油状 沸点:113℃/2mmHg 参考例67〜106 参考例65及び66と同様にして、適当な出発原料を用
いて、後記第5表に示す各化合物を得る。
参考例107 エピクロルヒドリン6.7g及びシクロヘキシルメチル
アミン10.2gをメタノール50m12に溶かし、室
温にて8時間攪拌後、メタノールを減圧留去し、得られ
た粗油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール=8 : 1)にて精製して、
N−(シクロヘキシルメチル)−N−(3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピル)アミン862gを得る。
性 状:無色油状 ’HNMR(CD CQ 3 )δppm :0.75
−1.CL9 (2H,m) 1.09−1.37 (3H,m) 1.47 (IH,m) 1、61−1. 92 (5H,m) 2.48  (2H,m) 2、 68  (IH,dd、  J=12Hz。
8Hz) 2− 80  (IH,dd、  J=12Hz。
4Hz) 3、 16  (2H,s) 3、 55  (2H,d、  J=6Hz)参考例1
08〜112 参考例107と同様にして、適当な出発原料を用いて、
後記第6表に示す各化合物を得る。
参考例113 1−ベンジルオキシカルボニル−2β−メトキシカルボ
ニル−4α−メトキシメトキシピロリジン6.35gを
メタノール120峨に溶かし、水冷下、100%ヒドラ
ジン1.89gを滴下し、室温にて一夜攪拌する。溶媒
を減圧留去し、得られた残渣をシリカゲルショートカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=8
 : 1)にて精製して、(1−ベンジオキシカルボニ
ル−4α−メトキシメトキシ−2β−ピロリジニル)ヒ
ドラジド6.35gを得る。
性 状:無色油状 ’H−NMR(CDC93)δppm :2、 12−
2. 52 (2H,m)3、31 (3H,s) 3、 54−4. 14 (4H,m)4.29−4.
45 (2H,m) 4.63 (2H,s) 4.99−5.28 (2H,m) 7、35 (5H,s) 、8.03 (IH,s)参
考例114 (1−ベンジルオキシカルボニル−4α−メトキシメト
キシ−2β−ピロリジニル)ヒドラジド6.80gをジ
メチルホルムアミド(DMF)300舖に溶かし、これ
に5N塩酸のDMF 10蛇溶液を加えた後、−20℃
となし、亜硝酸イソアミル2.46gを加えて5分後、
溶液にトリエチルアミンを加え、pH8となし、シクロ
ヘキシルメチルアミン2.38gを加え、4°Cにて4
8時間放置する。DMFを減圧留去後、得られた残ン査
をジエチルエーテルに溶かし、水洗、乾燥(硫酸マグネ
シウム)、溶媒留去の後、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=
20 : 1)にて精製して、1−ベンジルオキシカル
ボニル−2β−シクロヘキシルメチルアミド−4α−メ
トキシメトキシピロリジン6.60gを得る。
性 状:無色油状 H−NFvIR(CDCQ3 )δppm :0、 7
1 1.80 (IIH,m)2、 00−2.62 
(2H,m) 2、88−3. 18 (2H,m) 3、 33 (3H,s) 3、48−3. 72 (2H,m) 4.25−4.45  (2H,m) 4.63  (2H,s) 、5.16  (2H,s
)6.76  (LH,s) 、7.34  (5H,
s)参考例115 1−ベンジルオキシカルボニル−2β−シクロヘキシル
メチルアミド−4α−メトキシメトキシピロリジン4.
15gをエタノール100mQに溶かし、これに10%
Pd−Cを加え、室温下、3kg/ cm2にて3時間
水素添加後、触媒を情夫し、滑液を減圧留去し、薄層ク
ロマトグラフィーにて精製して、2β−シクロヘキシル
メチルアミド−4α−メトキシメトキシピロリジン2.
78gを得る。
性 状:無色油状 H−NMR(CDCQ3)δppm :0、84−1.
 90 (11H,m)2.04 (LH,m) 、2
.60(IH,m)2、95−3.28 (3H,m) 3.37  (IH,m) 、3.38  (IH,s
)4.30−4. 52  (2H,m)4.65  
(2]’(、dd、J=12Hz。
7Hz) 8.23  (IH,s) 参考例116 参考列3と同様にして、適当な出発原料を用いて、l−
エチル−2β−シクロヘキシルメチルアミノメチル−4
α−メトキシメトキシピロリジンを得る。
性 状:無色油状 ’H−NMR(CDC123)δppm :0.84−
1.94 (12H,m) 1、94−3.05 (IOH,m) 3、40 (3H,s) 3.30−3.53 (IH,m) 4.38 (LH,m) 4.68 (2H,m) 参考σす117 2β−シクロヘキシルメチルアミド−4α−メトキシメ
トキシピロリジン1.50gをエタノール20脱に溶か
し、これにヨウ化エチル0.43gを加え、炭酸カリウ
ム1.76gを加え、2時間加熱還流後、溶媒を留去し
、得られた反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム:メタノール=20 : 1)に
て精製して、1−エチル−2β−シクロヘキシルメチル
アミド−4α−メトキシメトキシピロリジン0.43g
を得る。
性 状:無色油状 ’H−NMR(CDCQ3)δppm :0.84−1
.94 (12H,m) 1.94−3.05 (IOH,m) 3、40 (3H,s) 3、30−3. 53 (LH,m) 4.38 (IH,m) 、4.68 (2H,m)参
考例118 1−エチル−2β−シクロへキシルメチルアミノメチル
−4α−メトキシメトキシピロリジン1.30gを6N
塩酸に溶かし、室温にて1時間攪拌後、10%水酸化カ
リウム水溶液を加えてアルカリ性となし、塩化メチレン
で抽出し、水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)、溶媒留去
の後、薄層カラムクロマトグラフィーにて精製して、1
−エチル−2β−シクロヘキシルメチルアミノメチル−
4α−ヒドロキシピロリジン0.75gを得る。
性 状:無色油状 H−NMR(CDCQ3)δppm :1.07 (3
H,t、J=7Hz) 0、76−2. 10 (14H,m)2.20 (L
H,dd、J=10Hz。
5Hz) 2.31 (LH,dd、J−10Hz。
7Hz) 2.42  (2H,d、  J=8Hz)2.53 
 (IH,dd、  J=13Hz。
8Hz) 2、 72  (IH,dd、  J=13Hz。
5Hz) 2、 78−2. 97  (2H,m)3、 37−
3. 55  (IH,m)4、 39  (LH,m
) 参考例119 5β−メトキシカルボニル−3β−メチルチオモルホリ
ン1.60g、ホルマリン溶液2.22g及び蟻酸45
mQを混合し、40分間加熱還流する。溶媒を留去して
得られた残渣を水に溶かし、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液にて中和し、酢酸エチルにて抽出し、硫酸マグネシ
ウムにて乾燥後、溶媒を留去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタ
ノール=40:1)にて精製して、3,4β−ジメチル
−5β−メトキシカルボニルチオモルホリン1.73g
を得る。
性 状:淡褐色油状 ’ H−N M R(CD CQ 3 )δI)I)[
[l :1.24 (3H,d、J=6Hz) 2、24 (3H,s) 2、 27−2゜68 (3H,m) 2.74 (LH,dd、J=13Hz。
11Hz) 2.98 (IH,dd、J−13Hz。
11Hz) 3.36 (IH,dd、J=11Hz。
2Hz) 3、76 (3H,s) 参考ド11120 参考例113と同様にして、ヒドラジン・1水和物13
.33戚及び3,4β−ジメチル−5β−メトキシカル
ボニルチオモルホリン1.73gを用いて、(3,4β
−ジメチル−5β−チオモルホリニル)ヒドラジド0.
91gを得る。
性 状:無色固体 融点=118〜119℃ 参考例121 参考例114と同様にして、(3,4β−ジメチル−5
β−チオモルホリニル)ヒドラジド0.91g、亜硝酸
イソアミル0.64mQ及びシクロオクチルメチルアミ
ン1.02gを用いて、3.4β−ジメチル′−5β−
シクロオクチルメチルアミドチオモルホリン0.95g
を得る。
性 状:淡紫色針状晶 融点= 72℃ 参考例122 参考例3と同様の条件下、適当な出発原料を用いて、3
,4β−ジメチル−5β−シクロオクチルメチルアミノ
メチルチオモルホリンを得る。
性 状:無色固体 ’H−NMR(CDCQ 3 )6pp+n :1、 
16  (3H,d、  J=6Hz)1.22−1.
82  (16H,m)1、 94−2. 10  (
2H,m)2、 13  (3H,s) 2.44  (2H,dd、  J=7Hz、4Hz)
2、 54−2. 84  (4H,m)3、 15 
 (IH,m) 参考「す123 ニペコティック酸(nil)8eOtiCaeid) 
20 gに蟻酸70−と35%ホルマリン溶液70脱と
を加えて、8時間攪拌下に還流する。反応液を濃縮し、
残渣にクロロホルムを加えて濃縮する(2度)。
残渣を2N塩酸で酸性として濃縮する。残渣にジクロロ
メタンを加えて結晶化させて、1−メチルニペコティッ
ク酸・塩酸塩20.2gを得る。
性 状:白色粉末状 ’H−NMR(CDCQ= )δppm :1、 30
−2. 00  (4H,m)2.45−2. 91 
 (4H,m)2、Zl  (3H,S) 3、 05−3. 36  (2H,rn)9、 01
  (IH,s) 参考例124 クロロホルム801Tl12に1−メチルニペコティッ
ク酸・塩酸塩3.59gとトリエチルアミン6.26+
nQとを加え、外部水冷攪拌下にイソブチルクロロホル
メート3.Ogを添加し、30分間攪拌後、これにシク
ロオクチルメチルアミン3.1gを添加し、2時間室温
で反応させた。反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液及び
水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジク
ロロメタン:メタノール=10:1)で精製して、1−
メチル−3−シクロオクチルメチルアミノカルボニルピ
ペリジン3.3gを得る。
性 状:無色固体 ’H−NMR(CDCQa )δppm :1、 14
−2.00 (19H,m)2.00−2.84 (5
H,m) 2、28 (3H,s) 3.09 (2H,t、J=6Hz) 8、00 (IH,s) 参考例125 蒸留したテトラヒドロフラン50或に、1−メチル−3
−シクロオクチルメチルアミノカルボニルピペリジン3
.2gと水素化アルミニウムリチウム1.5gとを加え
、窒素気流下、還流を10時間行なった。冷後、反応液
にメタノール及び2N水酸化ナトリウムを加えて攪拌し
、不溶物を消去した。母液を濃縮し、残渣を減圧下にガ
ラスチューブオーブンで蒸留して、N−(1−メチル−
3−ピペリジニルメチル)−N−シクロオクチルメチル
アミン2.6gを得る。
性 状:無色油状 沸点:150℃10.2mn+Hg 参考例126 参考例123と同様にして、適当な出発原料を用いて、
下記化合物を得る。
(1)1−メチル−2−カルボキシピペリジン性 状:
無色粉末状 融点:177〜178℃ (2)トランス−p−ジメチルアミノメチルシクロヘキ
サンカルボン酸 性 状:無色鱗片状 融点:236〜238℃ 参考例127 参考例124と同様にして、適当な出発原料を用いて、
下記化合物を得る。
(L)1−メチルニ2−シクロヘキシルメチルアミドピ
ペリジン 性 状:無色油状 ’H−NMR(CDCRa )  δppm  :0.
83−1.87  (17H,m)1.95−2. 1
2  (2H,m)2、 20  (3H,s) 2.46  (IH,dd、  J=11Hz。
3Hz) 2.90  (IH,m) 、3.10  (2H,m
)(2)1−メチル−3−(2−テトラヒドロピラニル
オキシエチルアミド)ピペリジン 性 状:淡黄色油状 ’H−NMR(CDCQ3)δppm :1.40−1
.97 (11H,m) 2.27 (3H,s) 2.40−2.78 (6H,m) 3.25 (IH,m) 3.34−3.61 (4H,m) 3、74−3.93 (2H,m) 4.60 (LH,s) (3)’N−(4α−ジメチルアミノメチル−1β−シ
クロヘキシルカルボニル)−N−エトキシカルボニルメ
チルアミン 性 状:褐色油状 ’H−NMR(CDCQ3)δppm :0、83−2
.06 (12H,m) 1.28 (3H,t、J=7Hz) 2、 17 (IH,m) 2.42 (2H,d、J−7Hz) 2、47 (6H,s) 4.00 (2H,d、J=5Hz) 4.20 (2H,q、J=7Hz) 6、37 (IH,s) 参考σす128 参考例125と同様にして、適当な出発原料を用いて、
下記化合物を得る。
(1)N−シクロヘキシルメチル−N−(1−メチル−
2−ピペリジニルメチル)アミン 性 状:無色油状 ’HNMR(CD CQ 3 )δppm :0、80
−2. 17 (20H,m)2、 26 (3H,s
) 2.41 (2H,dd、J=7Hz、3Hz)2.6
6 (2H,d、J=6Hz) 2.83 (IH,m) (2)N−(1−メチル−3−ピペリジニルメチル)−
N−(2−テトラヒドロピラニルオキシエチル)アミン 性 状:無色油状 沸点=180℃10.2mmHg (3)N−エチル−N−(4α−ヒドロキシメチル−1
β−シクロヘキシルメチル)アミン性 状:無色針状 融点:85〜86°C (ジエチルエーテルより再結晶) 雫考例129 参考例113と同様にして、適当な出発原料を用いて、
(2−ヒドロキシ−1−ジエチルアミノエチル)ヒドラ
ジドを得る。
性 状:無色油状 ’H−NMR(CDC03)δppm :1.06 (
6H,t、J=7Hz) 2、45−2. 74 (4H,m) 3.37−4.48 (IH,m) 3、79 (IH,dd、  J =11Hz。
4Hz) 3.98 (IH,dd、J=11Hz。
8Hz) 3.50−4.10 (3H,m) 8、 38 (LH,s) 参考列130 参考例114と同様にして、適当な出発原料を用いて、
N−シクロオクチルメチル−N−(2−ヒドロキシ−1
−ジエチルアミノエチルカルボニル)アミンを得る。
性 状:無色油状 H−N M R(CD CQ 3 )δppm :1.
07 (6H,t、J=7Hz) 1、 17−1. 91 (15H,m)2、41−2
.73 (4H,m) 2、 91−3.40 (3H,m) 3.64−4.04 (2H,m) 7、 59 (IH,s) 参考例131 参考例3と同様にして、適当な出発原料を用いて、N−
シクロオクチルメチル−N−(3−ヒドロキシ−2−ジ
エチルアミノプロピル)アミンを得る。
性 状:無色油状 H−NMR(CDCQ3 )δpp[Il:1.05 
(6H,t、J=7Hz) 1、 15−1. 78 (16H,m)2、 24−
3. 03  (9H,m)3. 53−3.76  
(2H,m)参考例132 4α−ヒドロキシメチル−1β−シクロヘキシルメチル
アミン5.7g、無水酢酸8.3畝及びピリジン100
mf2の溶液を室温にて30分間攪拌する。反応終了後
、ピリジンを減圧留去し、5%塩酸にて酸性とし、クロ
ロホルムで抽出を行ない、水洗し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を留去し、得られた結晶をジエチルエーテ
ルより再結晶して、N−(4α−アセチルオキシメチル
−1β−シクロヘキシルメチル)−N−アセチルアミン
7.0gを得る。
性 状:無色針状 融点:82〜83℃ 参考例133 参考例1と同様にして、適当な出発原料を用いて、N−
ジエチル−N−(α−クロロアセチル)アミンを得る。
性 状:淡黄色油状 H−NMR(CDCI23 )δppm :1.15 
(3H,t、J=7’Hz)1.24 (3H,t、J
=7Hz) 3、 30−3.49 (4H,m) 4.06 (2H,s) 参考例134 参考例2と同様にして、適当な出発原料を用いて、N−
シクロオクチルメチル−N−ジエチルアミドメチルアミ
ンを得る。
性 状:淡黄色油状 ’ H−N M R(CD CQ 3 )δppm :
1.12 (3H,t、J=7Hz) 1.18 (3H,t、J=7Hz) 1.23−1.85 (15H,m) 2、 00 (IH,b) 2.42 (2H,d、J=7Hz) 3.26  (2H,q、  J−7Hz)3、 35
−3.44  (:4H,m)参考例135 1−クロロ−2,4−メチレンジオキシブタン7.7g
及びシクロヘキシルメチルアミン6.4gをジメチルホ
ルムアミド(DMF)80rllQに溶かし、炭酸カリ
ウム9.4g及びヨウ化ナトリウム17.0gを加え、
3時間加熱還流した後、DMFを減圧留去し、得られた
残渣をジエチルエーテルで抽出し、水洗し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、溶媒を留去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノ
ール=20 : 1)にて精製し、ガラスチューブオー
ブンによって蒸留して、N−(2,4−メチレンジオキ
シ−1−ブチル)−N−シクロヘキシルメチルアミン4
.5gを得る。
性 状:無色油状 沸点:180℃10.5+nmHg 参考列136〜139 参考例135と同様にして、適当な出発原料を用いて、
後記第7表に示す各化合物を得る。
下記第1表〜第7表に、上記参考例4〜56.58〜6
4.67〜106.108〜112及び136〜139
で得た各化合物を示す。
また、上記6表に記載の化合物の’H−NMR(CDC
03)δppmデーターをまとめて第8表に示す。
ぷ 1 第 つ 表 IG 第 4 表 弔 5 衣 未 6 表 部 7 表 部 表 実施例 1 6−(4−カルボキシブトキシ)カルボスチリル2.O
Ogをクロロホルム60rrvQに懸濁させ、これにD
BUl、40gを加え、室温にて30分間攪拌後、クロ
ロギ酸イソブチル1.05gを水冷下に加え、室温にて
N−(シクロヘキシルメチル)−N−[2−(1−ピロ
リジニル)エチル]アミン1.61gを滴下し、室温に
て3時間攪拌し、次に0.5N水酸化ナトリウム水溶液
を加えて10分間攪拌後、クロロホルムで抽出し、水洗
、乾燥(硫酸マグネシウム)、溶媒留去の後、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム;メタノール=20 : 1) iこで精製し、ジ
エチルエーテルより再結晶して、6−[4−IN−シク
ロヘキシルメチル−N−[2−(1−ピロリジニル)エ
チルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル1
.00gを得る。
性 状:無色粉末状 融点:105〜106℃ 実施σ112〜121 実施例1と同様にして、適当な出発原料を用いて、下記
第9表に示す各化合物を得る。
第9表には、各化合物の性状(結晶形、再結晶溶媒)及
び融点(°C)を併記する。
第 9 表 上記第9表に示す化合物の内のある種のものについて求
めた’H=NMR(CD CQ 3 、δppm )デ
ーターは、以下の通りである。
実施例24 1、 00−2. 01 (23H,m)2.20 (
2H,t、J=10Hz)2.33−2.57 (4H
,m) 2.67−2.90 (2H,m) 3.07−3.28 (2H,m) 3.36 (3)(、s) 3.28−3.52 (2H,m) 3.57 (LH,m) 、4.02 (2H,s)4
.67 (2H,s) 6.73 (LH,d、J=9Hz) 6.98 (LH,d、J=2Hz) 7.15 (IH,dd、J=9及び2Hz)7.38
 (LH,d、J=9Hz) 7.74 (LH,d、J =9Hz)実施り1141 1.00−2.00  (27H,m)2、 11  
(3H,5)− 2,20−2,70(4H,m) 2.92−3.60  (6H,m) 4.03  (2H,m) 5.55−5.65  (IH,m) 6.73  (IH,d、J=9Hz)6.98 (I
H,d、J=3Hz) 7.15 (IH,dd、J=3及び8Hz)7.39
  (IH,d、J−8Hz)7.76 (IH,d、
J=9Hz) 12、 58  (IH,b) 実施列52 0.79−2.22 (27H,m) 2.22−2.68 (4H,m) 2.68−2.88 (LH,m) 3.05−3.65 (8H,m) 4.02  (2H,s) 6.73  (IH,d、J=9Hz)6.98  (
IH,d、J=2Hz)7.16  (LH,d、J=
9Hz)7.37 (IH,dd、J=2及び9Hz)
7.77  (IH,d、J=9Hz)12、 18 
 (IH,s) 実施例54 0.8Q−2,10(15H,m) 2.40 (2H,s) 3.05−3.30 (4H,m) 3.45−3.65 (2H,m) 4.04 (2H,s) 6.72 (IH,d、J=9Hz) 6.98 (IH,d、J=2.5Hz)7、 14 
(LH,dd、  J=2. 5及び9Hz)7.27
−7.41 (3H,m) 7.75 (LH,d、J=9Hz) 8.42  (2H,d、  J =6Hz)12、 
60  (LH,b) 実施トリ66 0.76−1.40 (5H,m) 1.48−1.92 (IOH,m) 2.06 (3H,s) 2.30−2.70 (14H,m) 3.16 (2H,dd、J=7及び10Hz)3−4
3 (2H,m) 、4.02 (2H,s)4.18
 (2H,t、J=7Hz) 6.71 (IH,d、J=9.5Hz)6.98 (
LH,d、J=2.5Hz)7、 14 (IH,dd
、  J=2. 5及び9Hz)7.36 (LH,d
、J=9Hz) 7.74 (LH,d、J=9.5Hz)実施例72 0.75−2.18 (9H,m) 2.24 (3H,s) 2、 30−2. 90  (6H,m)3、 10−
3.40  (2H,m)3.40−3. 60  (
2H,m)3、 70−3. 90  (2H,m)3
、 90−4. 10  (2H,m)6、 6’9 
 (LH,d、  J=9. 5Hz)6、 97  
(LH,s) 7.02−7. 20  (IH,m)7゜3<)  
7.36  (IH,m)7、 73  (IH,d、
  J=9. 5Hz)11.69  (IH,b) 実施例73 0.75−2.22 (9H,m) 2.05 (3H,s) 2、 24−2. 60 (5H,m)2.60−2.
80 (IH,m) 2.80−3.06 (LH,m) 3.06−3.40 (2H,m) 3.40−3.80  (4H,m) 4、 02  (2H,s) 4.01−4.30  (2H,m) 6.72  (LH,d、J=9.5Hz)6、 98
  (IH,s) 7、 13  (LH,d、  J=9Hz)7.39
  (IH,d、  J=9Hz)7.75  (IH
,d、J=9.5Hz)実施例74 0.80−2.10 (15H,m) 2.24 (3H,s) 2.33−2.57 (2H,m) 2.57−2.80 (2H,m) 3.10−3.95 (IOH,m) 4.01 (2H,s) 、4.56 (IH,s)6
.71 (LH,s、J=9.5Hz)6.98 (L
H,d、J=2.6Hz)7、 14 (IH,dd、
  J=2.6及び9Hz)7、 33  (IH,d
、  J=9Hz)7. 24  (LH,d、  J
=9. 5Hz)実施例114 1.72−2.20 (15H,m) 2.20−2.53 (2H,m) 2.53−3.83 (8H,m) 3.94 (2H,s) 6.64 (LH,d、J=10Hz)6.90 (L
H,d、J=2Hz) 7、06 (IH,dd、  J=2及び9Hz)7.
32 (LH,d、J=9Hz) 7.67 (LH,d、J−10Hz)12.66 (
IH,s) 実施例115 0.82−1.95 (16H,m) 2.44 (2H,s) 、3.20 C2H,m)3
、 51 (IH,dd、  J=8及び14Hz)3
、67 (LH,da、  J=13及び4Hz)3.
90−4、21  (4H,m) 4.85  (LH,m) 6.72  <LH,d、  J=10Hz)6.99
  (IH,d、  J=2Hz)7、 14 (LH
,dd、  J=9及び2Hz)7.37  (2H,
d、  J=9Hz)7.75  (IH,d、  J
=10Hz)12、 31  (LH,s) 実施例122 6− (4−[N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)
−N−シクロヘキシルメチルアミノカルボニル]ブトキ
シ)カルボスチリル4,3gをピリジン100mQに溶
解させ、無水酢酸4.3gを加え、50℃にて8時間加
熱攪拌する。ピリジン及びクロロホルムを減圧留去後、
得られた残渣を5%塩酸にて酸性とし、クロロホルムに
て抽出する。
水洗、硫酸マグネシウム乾燥、溶媒留去の後、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(4出1夜
;クロロホルム:メタノール=50:l)にて精製して
、6−14− [N−(2,3−ジアセチルオキシプロ
ピル)−N−シクロヘキシルメチルアミノカルボニル]
ブトキシ)カルボスチリル2.Ogを得る。
性 状:無色粉末状 融点:98〜100℃ 上記実施例122と同様にして、適当な出発原料を用い
て1.実施例3.42.66.69.73.76.78
.80.82.85.87.89.91.96及び10
3の各化合物を得る。
実施列123 6− (4−[N−(2,3−イソプロピリデンジオキ
シプロピル) −N−(4−トランス−ヒドロキシメチ
ル−1−シクロヘキシルメチル)アミノカルボニルコブ
トキシ)カルボスチリル0.21gをメタノール4−に
溶解させ、5%塩酸4購を加え、室温にて2時間攪拌後
、反応液にクロロホルム401T112を加え、水冷下
に炭酸水素ナトリウム水溶液にてアルカリ性とする。ク
ロロホルムにて抽出し、硫酸マグネシウムにて乾燥後、
溶媒を留去する。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出液;クロロホルム:メタノール=
8 : 1)にて精製して、6−(4−[N−(2,3
−ジヒドロキシプロピル)−N−(4−トランス−ヒド
ロキシメチル−1−シクロヘキシルメチル)アミノカル
ボニル]ブトキシ)カルボスチリル0.15gを得る。
性 状:無色粉末状 融点:156〜159℃ 実施例124 6− +4− [N−(3−クロロ−2−ヒドロキシプ
ロピル)−N−シクロオクチルメチルアミノカルボニル
]ブトキシ)カルボスチリル1.19g及びジエチルア
ミン10戚を無水エタノール10峨に溶解させ、炭酸カ
リウム0.7gを加え、2時間加熱還流後、クロロホル
ムにて抽出し、水洗し、硫酸マグネシウムにて乾燥後、
溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出液;クロロホルム:メタノール=8
:1)にて精製し、ジエチルエーテルより再結晶して、
6− (4−[N−(3−ジエチルアミノ−2−ヒドロ
キシプロピル)−N−シクロオクチルメチルアミノカル
ボニル]ブトキシ)カルボスチリル0.4gを得る。
性 状:無色粉末状 融点:61〜63°C 上記実施σII 124と同様にして、適当な出発原料
を用いて、実施例1〜21.23〜30.32〜36.
38.40.43〜49.52.56〜63.66〜6
8.71.73.76.78.80.82.85.87
.89.91及び96の各化合物を得る。
実施例125 6−(4−[N −C3−クロロ−2−ヒドロキシプロ
ピル)−N−シクロヘキシルメチルアミノカルボニル]
ブトキシ)カルボスチリル2.25gをエタノール20
醜に溶解させ、ジチオ炭酸○−エチルカリウム0.88
gを加え、室温にて2時間攪拌後、エタノールを減圧留
去し、クロロホルムにて抽出し、水洗し、硫酸マグネシ
ウムにて乾燥後、溶媒を留去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;クロロホルム
ごメタノール=20 : 1)にて精製し、次いでクロ
ロホルム:ジエチルエーテル=1=3混液より再結晶し
て、6− (4−[N−(1,3−オキサチオラン−2
−チオン−4−イルメチル)N−シクロへキシルメチル
アミノカルボニルコブトギシ)カルボスチリル1.0g
を得る。
性 状:黄色粒状 融 点:84℃以上(分解) 実施例126 6− (4−[N−(1,3−オキサチオラン−2−チ
オン−4−イルメチル)−N−シクロヘキシルメチルア
ミノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル0,2gを
、エチレンジ′アミン6脱に溶解させ、室温にて8時間
攪拌後、5%塩酸酸性として、クロロホルムにて抽出し
、水洗し、硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去し
、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液;クロロホルム:メタノール=8:1)にて精
製し、ジエチルエーテルより再結晶して、6−+4− 
[N−(3−メルカプト−2−ヒドロキシプロピル)−
N−シクロヘキシルメチルアミノカルボニル]ブトキシ
)カルボスチリル0. 05gを得る。
性 状・無色粉末状 融 点:105°C以上(分解) 実施例127 6−  +4− [N−C4−メトキシメトキシ−1−
ピペリジニル)エチル−N−シクロオクチルメチルアミ
ノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル12.10g
を、メタノール30m12に溶解させ、これに5%塩酸
240mQを加え、室温にて8時間攪拌後、水冷下に1
0%水酸化カリウム水溶液を加えてアルカリ性となし、
塩化メチレンにて抽出し、水洗し、硫酸マグネシウムに
て乾燥後、溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出液;クロロホルム:メタ
ノール=8 : 1)にて精製し、エタノールより再結
晶して、6− +4− [N−(4−ヒドロキシ−1−
ピペリジニル)エチル−N−シクロオクチルメチルアミ
ノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル6.50gを
得る。
性 状:無色粉末状 融点=108〜110℃ 上記実施例127と同様にして、適当な出発原料を用い
て、実施ViI 8.21.22.67及び68の各化
合物を得る。
実施例1128 エタノール80−に6−  (4−[N−(3−メチル
チオ−1−メトキシカルボニルプロピル)N−シクロへ
キシルメチルアミノカルボニル]ブトキシ)カルボスチ
リル1.6gを溶解させ、これに水素化ホウ素ナトリウ
ム3.2gを加えて、50〜60℃にて2時間攪拌する
。反応液を希塩酸にて中和し、濃縮する。残渣をクロロ
ホルム−メタノール(10二1)混成にて抽出し、これ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;クロ
ロホルム:メタノール=20:1)にて精製し、得られ
た残渣をジクロロメタン−酢酸エチル−ジエチルエーテ
ルより再結晶して、6−+4−[N−(3−メチルチオ
−1−ヒドロキシメチルプロピル)−N−シクロへキシ
ルメチルアミノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル
0.78gを得る。
性 状:無色プリズム状 融点:106.5〜108℃ 上記実施例128と同様にして、適当な出発原料を用い
て、実施σl113.23.25.27〜30.32〜
36.38.40.44〜48.58〜61.71.7
2.75.95.97.100.102.104及び1
20の各化合物を得る。
実施例129 ジメチルホルムアミド50YIQに、6−ヒトロキシカ
ルボスチリル1.73g、に2 CO31,8g及びK
Io、5gを加えて60〜70℃にて攪拌下、これにN
−[2−(1−ピロリジニル)エチル)−、N−(5−
クロロペンタノイル)−シクロへキシルメチルアミン4
.2gを徐々に滴下する。滴下後、同温度で4時間攪拌
し、溶媒を留去する。残渣をクロロホルム200wQに
溶解させ、希塩酸、1%水酸化ナトリウム水溶液及び水
で順次洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥する。乾燥剤
を情夫後、母液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出液;クロロホルムメタノール=2
0 : 1)にて精製し、ジエチルエーテルより再結晶
して、6− C4−(N−[2−(1−ピロリジニル)
エチル]−N−ンクロへキシルメチルアミノカルボニル
)ブトキシ〕カルボスチリル0.5gを得る。
性 状:無色粉末状 融点:105〜106°C 上記実施例129と同様にして、適当な出発原料を用い
て、実施1す2〜121の各化合物を得る。
実施タリ130 6−  +4− [N−(2−ヒドロキシプロピル)N
−シクロヘキシルメチルアミノカルボニル]ブトキシ)
カルボスチリル0.2gを酢酸3鴫に溶解させ、これに
クロム酸0−07gの0.3ml水溶液を室温下に滴下
し、1時間攪拌後、イソプロピルアルコール0.3鯨を
加え、酢酸を減圧留去する。得られた残渣を重ソウにて
アルカリ性とし、クロロホルムにて抽出し、水洗後、硫
酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を留去後、得られる残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ク
ロロホルム:メタノール=20 : 1)にて精製し、
ジエチルエーテルより再結晶して、6−[4−(N−ア
セチルメチル−N−シクロへキシルメチルアミノカルボ
ニル)ブトキシ]カルボスチリル0.07gを得る。
性 状:無色粉末状 融点:86〜88℃ 参考例140 参考例1と同様にして、適当な出発原料を用いて、下記
化合物を得る。
(1)N−シクロへブチルカルボニル−N−[2−(4
−メトキシメトキシ−1−ピペリジニル)エチル]アミ
ン 性 状:淡黄色油状 ’ H−N M R(CD CQ 3 )δppm :
1.35−2.08 (16H,m) 2、 15−2. 35 (IH,m)2、 35−2
. 50 (2H,m)2、 50−2. 65 (2
H,t、  J=5.8Hz) 2、75−2.90 (2H,m) 3、25−3.45 (5H,m) 3、 61−3.75 (IH,m) 4.68 (2H,s) 6.45 (IH,br) (2)N−シクロヘプチルカルボニル−N−(2−メト
キシメトキシ−1−ジエチルアミドエチル)アミン 性 状:淡黄色油状 ’H−NMR(CDCt)3)δppII:1.13 
(3H,t、J=7.1Hz)1、 23  (3H,
t、  J=7. 1Hz)1、 32−1. 95 
 (12H,m)2、 20−2. 35  (IH,
m)3、 15−3.73  (9H,m)4、 58
  (2H,s) 5、05−5. 15  (IH,m)(3)N−シク
ロへブチル−N−(α−クロロアセチル)アミン 性 状:淡褐色粉末状 ’H−NMR(CDCQ 3 )δppm :1.42
−2.08 (13H,m) 4.03 (2H,5) (4)N−シクロヘプチル−N−[2−(2β−ヒドロ
キシメチル−1−ピロリジニル)アセチル]アミン 性 状:淡黄色油状 ’H−NMR(CDCQ3)δppm :1、 30−
2.20 (16H,m)2.30−2.48 (LH
,m) 2.67−2.78 (IH,m) 3.05−3.18  (2H,m) 3.45−3.65  (2H,m) 3.38−4.10 (2H,m) 参考例141 参考例3と同様にして、適当な出発原料を用0て、下記
化合物を得る。
(1)N−シクロヘプチルメチル−N−[2−(4−メ
トキシメトキシ−1−ピペリジニル)エチル]アミン 性 状:淡黄色曲状 ’H−NMR(CDC123)δppIIl:1.00
−1.30(LH,m) 1.33−1.96 (16H,m) 2−08−2− 25 (2H,m) 2.38−2.51 (4H,m) 2.66 (2H,t、J=6.0Hz)2.70−2
.85  (2H,m) 3、 37  (3H,s) 3、 51−3.67  (IH,m)4、 68  
(2H,5) (2)N−シクロヘプチルメチル−N−(2−メトキシ
メトキシ−1−ジエチルアミノメチルエチル)アミン 性 状:無色油状 ’H−NMR(CDC123)δppm :0.99 
(6H,t、J=7.1Hz)1、 10−2.20 
(13H,m)2、30−2.80 (9H,m) 3、36 (3H,s) 3.50 (2H,d、J=5.0Hz)4.63 (
2H,5) (3)N−シクロヘプチル−N−[2−(2β−ヒドロ
キシメチル−1−ピロリジニル)エチルコアミン 性 状:淡黄色油状 ’H−NMR(CDCQ 3 )δppm :1.30
−2.08 (16H,m) 2、20−2.40 (LH,m) 2、40−2.90 (5H,m) 2.90−3.23 (2H,m) 3、30−3.67 (2H,m) (4)N−シクロヘプチル−N−[2−(2β−テトラ
ヒドロピラニルオキシメチル−1−ピロリジニル)エチ
ル]アミン 性 状:淡黄色油状 H−NMR(CDCQa )δppm :1.20−2
.00 (22H,m) 2、20−2.35 (1,H,m) 2、48−2.60 (IH,m) 2、60−2−90 (4H,m) 2、93−3.25 (2H,m) 3.25−4.00 (4H,m) 4、 50−4.65  (IH,m)実施例131 前記実施例1.124.127及び129と同様にして
、適当な出発原料を用いて、6−[4−(N−シクロヘ
プチルメチル−N−(2−ヒドロキシ−1−ジエチルア
ミノメチルエチルアミノカルボニル)ブトキシ]カルボ
スチリルを得る。
性 状:白色固体状 ’H−NMR(CDCi23)δppm :1.06 
(6H,t、J=7.3Hz)1、 28−1. 95
 (17H,m)2、 20−2.80 (6H,m) 2.85−3.25 (2H,m) 3.28−3.52 (2H,m) 3、 60−3.85 (IH,m) 3.85−4.13 (3H,m) 4.18−4.37 (LH,m) 6.72 (IH,d、J=9.4Hz)6.90−7
. 50  (3H,m)7.75  (IH,d、 
 J=9.4Hz)実施例132 前記実施例1.127及び129と同様にして、適当な
出発原料を用いて、下記化合物を得る。
(1)6− [4−(N−シクロヘプチルメチル−N−
[2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)エチルコ
アミノカルボニル)ブトキシ]カルボスチリル・1/4
水和物 性 状:白色粉末状 融点:109.5〜110.5°C 再結晶溶媒ニジエチルエーテル (2)6− [4−(N−シクロオクチルメチル−N−
[2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)エチルコ
アミノカルボニル)ブトキシ]−3,4−ジヒドロカル
ボスチリル・1/4水和物 性 状:白色粉末状 融点:81.O〜81.5°C 再結晶溶媒ニジエチルエーテル 実施例133 前記実施例1.127及び129と同様にして、適当な
出発原料を用いて、6− [4−[N−シクロヘプチル
−N−[2−(2β−ヒドロキシメチル−1−ピロリジ
ニル)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ]カルボス
チリルを得る。
性 状:淡黄色粉末状 ’H−NMR(CDCQ3 )δppm :1、 30
−1.98 (21H,m)2、25−3.83 (1
3H,m) 4.02 (2H,br) 6.71 (IH,d、J=9.5Hz)6、92−7
.48 (3H,m) 7.75 (LH,d、J=9.5Hz)実施例134 前記実施例1及び129と同様にして、適当な出発原料
を用いて、6− [4−(N−シクロヘプチルメチル−
N−[2−(4−メトキシメトキシ−1−ピペリジニル
)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ]−3,4−ジ
ヒドロカルボスチリルを得る。
性 状:無色油状 ’H−NMR(CDCQ3 )δppm :1.02−
1.98 (21H,m) 2.15 2.30 (2H,m) 2.30−2.55 (4H,m) 2.70−2.90 (2H,m) 3.08−3.25 (2H,m) 3.30−3.68 (6H,m) 4.02 (2H,b r) 4.67 (2H,s) 6.72 (LH,d、J=9.5Hz)6.95−7
.43 (3H,m) 7.50 (IH,d、J=9.75Hz)実施例13
5 6− [4−(N−シクロオクチルメチル−N−[2−
(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)エチルコアミノ
カルボニル)ブトキシコ力ルポスチリル4.0gを、エ
タノール100購に溶解させ、これに10%Pd−C2
,Ogを加え、4 kg/Cm2.70°Cで5時間水
素添加した。反応後、清適し、滑液を減圧留去し、残渣
をジエチルエーテル中、0℃で攪拌することにより結晶
化させた。
得られた結晶をジエチルエーテルより再結晶して、6−
 [4−(N−シクロオクチルメチル−N−[2−(4
−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)エチルコアミノカル
ボニル)ブトキシ]−3,4−ジヒドロカルボスチリル
3.48gを得る。
性 状:白色粉末状 融点:81.0〜81.5℃ 薬理試験例 I 試験化合物の血小板凝集抑制作用は、ボーン(Born
)らの方法[J、Physiol、、London、 
162゜67 (1962))により、血小板凝集計[
PIatelet Aggregation Trac
er、二光バイオサイエンス株式会社製]を用いて測定
した。
ウサギより採血した血液に、該血液9容に対して3.8
%クエン酸ナトリウムを1容となる割合で混合し、この
試料を1100rpa+、10分間遠心分離して多血小
板血漿[platelet rich plas[II
a(PRP)]を得た。残りの試料を更に3000rp
m 、15分間遠心分離して乏血小板血漿[plate
let poor plasma (P P P) ]
を得た0上記で得られたPRP中の血小板数を、コール
タ−カウンター(Coulter Counter、 
Coulterelectronics inc、)を
用いて測定し、該PRPの血小板数が400000個/
μQとなるようにこれをPPPで希釈してPRP液を調
製した。
試験化合物を予め定めた濃度で含有する溶液2μQと、
上記で調製したPRP液200μQとを凝集測定用セル
に入れ、37°Cで1分間加温し、次にこのセルにアデ
ノシン・ジホスフェート(ADP、シグマ社製)或いは
コラーゲンの懸濁液(Collagen Reagen
t Horm、 Hormon−Chemie社製)の
いずれか20μQを加えて血小板の凝集を誘発させ、そ
の透過度の変化を測定し、血小板凝集曲線を作成した。
なお、上記ADP及びコラーゲンの濃度はそれぞれ最終
濃度が7.5μM及び20Hg/mQとなるように調製
した。
血小板の最大凝集率[Maximum Aggrega
ttonRate (MAR) ]を、下式により血小
板凝集曲線から算出した。
MAR= (b−a)/ (c−a)xlooここでa
は同様の試験により求めたPRPの透過度を、bは上記
試験における試験化合物及び凝集誘発剤を含有するPR
P液の最大変化時の透過度を、よたCは同様の試験によ
り求めたPPPの透過度をそれぞれ示す。
また、上記において試験化合物を加えない対照について
も同様にしてMARを算出し、この値を基準として、上
記試験における種々の濃度での各試験化合物の血小板凝
集の抑制率(%)を、下式により算出した。
抑制率= 試験化合物を加えたPRPのMAR (1−)XIO○ 試験化合物を加えないPRPのMAR 試験化合物の種々の濃度での血小板凝集抑制率(%)を
求め、また之等の値より各試験化合物の50%血小板凝
集抑制濃度(IC5o)を求めた。
下記各化合物(試験化合物1〜47)を試験化合物とし
て用いて得られた上記IC5o値を第10表に示す。
く試験化合物〉 1・・・6− [4−(N−シクロヘキシルメチル−N
−[2−(2β−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル
)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリ
ル 2・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−N
−[2−(2β−アセチルオキシメチル−1−ピロリジ
ニル)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボス
チリル 3・・・6− (4−(N−シクロオクチルメチル−N
−[2−(2β−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル
)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリ
ル 4・・・6− (4−(N−シクロオクチルメチル−N
−[2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピペリジニル)
エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル 5・・・6−(4−[N−シクロオクチルメチル−N−
(2−ピロリジニルエチル)アミノカルボニル]ブトキ
シ)カルボスチリル 6・・・6− (4−(N−シクロオクチルメチル−N
−[2−(3−ヒドロキシ−1−ピロリジニル)エチル
コアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル・蓚酸
塩 7・・・6− +4− [N−シクロオクチルメチル−
N−(2−モルホリノエチル)アミノカルボニ/l、]
ブトキシ)カルボスチリル8・・・6− (4−(N−
シクロオクチルメチル−N−[2−(4−ヒドロキシ−
1−ピペリジニル)エチルコアミノカルボニル)ブトキ
シ〕カルボスチリル 9・・・6− [4−(N−シクロオクチルメチル−N
−[2−(2,6−シメチルー1−ピペリジニル)エチ
ルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル 10・・・6− (4−tN−シクロオクチルメチル−
N−[2−(2β−ジメチルアミノメチル−1−ピロリ
ジニル)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボ
スチリル・2フマール酸塩 11・・・6−C4−(N−シクロヘキシル−N−[2
−(4−メトキシ−1−ピペリジニル)エチルコアミノ
カルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル 12・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−[2−(1−イミダゾリル)エチルコアミノカルボ
ニル)ブトキシ〕カルボスチリル 13・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−[2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)エ
チルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル 14・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−[2−(1−エチル−4α−ヒドロキシー2−ピロ
リジニル)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カル
ボスチリル 15・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−[2−(2β−メトキシメチル−1−ピロリジニル
)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリ
ル 16・・・6− (4−[N−シクロオクチルメチル−
N−(2−ジエチルアミノエチル)アミノカルボニル]
ブトキシ)カルボスチリル17・・・6− (4−[N
−シクロオクチルメチル−N−(3−ジエチルアミノプ
ロビル)アミノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル
・蓚酸塩 18・・・6−<4− [N−シクロオクチルメチル−
N−(4−ジエチルアミノブチル)アミノカルボニル]
ブトキシ)カルボスチリル・蓚酸塩 1つ・・・6−[4−(N−シクロオクチルメチル−N
−ジエチルアミドメチル)アミノカルボニル]ブトキシ
)カルボスチリル 20・・・6− +4− [N−シクロオクチルメチル
−N−(2−ジエチルアミノエチル)アミノカルボニル
]ブトキシ) 3,4−ジヒドロカルボスチリル・蓚酸
塩 21・・・6− (4−[N−シクロオクチルメチル−
N−(3−ジエチルアミノ−2(S)−プロピル)アミ
ノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル 22・・・6−  +4− [N−シクロオクチルメチ
ル−N−(1−ヒドロキシ−3−ジエチルアミノ−2(
R)−プロピル)アミノカルボニル]ブトキシ)カルボ
スチリル 23・・・6−(4−[N−シクロオクチルメチル−N
−(4−メチルチオ−1−ジエチルアミノ−2(R)−
ブチル)アミノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル 24・・・6− (4−[N−シクロオクチルメチル−
N−(2−アセチルアミノエチル)アミノカルボニル]
ブトキシ)カルボスチリル25・・・6−[4−(N−
シクロオクチルメチル−N−(2−[N−エチル−N−
(2−ヒドロキシエチル)アミノコエチル)アミノカル
ボニル〕ブトキシ〕カルボスチリル 26・・・6− (4−(N−シクロオクチルメチル−
N−[2−(N−エチル−N−アリルアミノ)エチルコ
アミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル 27・・・6−(4−[N−シクロオクチルメチル−N
−(3,4(β)−ジメチル−5(β)−チオモルホリ
ノメチル)アミノカルポニルコブトキシ)カルボスチリ
ル 28・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−[2−(2β−ジエチルアミド−1−ピロリジニル
)エチルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリ
ル 2つ・・・6− (4−[N−シクロオクチルメチル−
N−(1−メチル−3−ピペリジニルメチル)アミノカ
ルボニルコブトキシ)カルボスチリル 30・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−[2−(4−ピリジルチオ)エチルコアミノカルボ
ニル1ブトキシ]カルボスチリル 31・・・6− (4−(N−シクロオクチルメチル−
N−[(3−ピリジル)メチルコアミノカルボニル)ブ
トキシ〕カルボスチリル 32・・・6− [4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−(2−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペ
ラジニルコニチル)アミノカルボニル〕ブトキシ〕カル
ボスチリル 33・・・6− C4−(N−シクロオクチルメチル−
N−[2−(N−エチル−N−[2−(3゜4−ジメト
キシフェニル)エチルコアミノ)エチルコアミノカルボ
ニル)ブトキシ〕カルボスチリル・蓚酸塩 34・・・6− +4− [N−シクロヘプチル−N−
(2,3−ジアセチルオキシプロピル)アミノカルボニ
ル]ブトキシ)カルボスチリル 35・・・6− (4−[N−シクロヘプチル−N−(
2,,3−イソプロピリデンジオキシプロピル)アミノ
カルボニル]ブトキシ)カルボスチリル 36・・・6−  [4−[N−(2−テトラヒドロピ
ラニルメチル)−N−(2,3−ジアセチルオキシプロ
ピル)アミ、ノカルボニル〕ブトキシ)カルボスチリル 37・・・6− (4−[N−シクロヘキシルメチル−
N−(2,4−ジアセチルオキシブチル)アミノカルボ
ニル]ブトキシ)カルボスチリル 38・・・6− (4−[N−(4α−アセチルオキシ
メチル−1β−シクロヘキシルメチル−N−(2,3−
ジアセチルオキシプロピル)アミノカルボニル]ブトキ
シ)カルボスチリル 3つ・・・6− (4−[N−(4α−ヒドロキシメチ
ル−1β−シクロヘキシルメチル−N−(2,3−イソ
プロピリデンジオキシプロピル)アミノカルボニル]ブ
トキシ)カルボスチリル 40・・・6− (4−[N−シクロヘキシルメチル−
N−(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)アミノ
カルボニル]ブトキシ)カルボスチリル 41・・・6− (4−[N−シクロヘキシルメチル−
N−(2−ヒドロキシ−1−メトキシカルボニルエチル
)アミノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル 42・・・6− (4−[N−エチル−N−(4α−ア
セチルオキシメチル−1β−シクロヘキシルメチル)ア
ミノカルボニルコブトキシ)カルボスチリル 43・・・6− [4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−アセチルメチルアミノカルボニル)ブトキシ]カル
ボスチリル 44・・・6−、!4−[N−シクロヘキシルメチル−
N−(2−メルカプトエチル))アミノカルボニル]ブ
トキシ)カルボスチリル 45・・・6− (4−(N−シクロヘキシルメチル−
N−[2−(2−テトラヒドロピラニルチオ)エチルコ
アミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル 46・・・6− (4−[N−シクロヘキシルメチル−
N−(4−メチルチオ−1−ヒドロキシニ2−ブチル)
アミノカルボニルコブトキシ)カルボスチリル 7・・・6− (4−[N−シクロヘキシルメチル−N
−(4−メチルチオ−1−アセチルオキシ−2−ブチル
)アミノカルボニル]ブトキシ)カルボスチリル 第   10  表 部 10 表 (続き) 第 0 4g (続き) 弔 0 表 (続き) 薬理試験例 ■ 試験化合物の血小板凝集抑制作用は、ボーン(Born
)らの方法(J、Physlol、、London、 
162 。
67 (1962)]により、血小板凝集計[Plat
elet Aggregatfon Tracer、二
光バイオサイエンス株式会社製]を用いて測定した。
ヒトより採血した血液に、該血液9容に対して3.8%
クエン酸ナトリウムを1容となる割合で混合し、この試
料を1l100rp、10分間遠心分離して多血小板血
漿[platelet rich plasma(PR
P)]を得た。残りの試料を更に3000rpm 、 
15分間遠心分離して乏血小板血漿[platelet
 poor plasma (P P P ) 3を得
た。
上記で得られたPRP中の血小板数を、コールタ−カウ
ンター(Coulter Counter、 Coul
terelectronics inc、)を用いて測
定し、該PRPの血小板数が300000個/μQとな
るようにこれをPPPで希釈してPRP液を調製した。
試験化合物を予め定めた濃度で含有する溶液1μQと、
上記で調製したPRP液200μQとを凝集測定用セル
に入れ、37°Cで1分間加温し、次にこのセルにアデ
ノシン◆ジホスフェート(ADP、シグマ社製)或いは
コラーゲンの懸濁液(Collagen Reagen
t Horm、 Hormcn−Chemie社製)を
加えて血小板の凝集を誘発させ、その透過度の変化を測
定し、血小板凝集曲線を作成した。なお、上記ADP及
びコラーゲンの濃度はそれぞれ最終濃度が6μM及び2
μg/w+9となるように調製した。
血小板の最大凝集率[Maximum Aggrega
tionRate (MAR) ]を、下式により血小
板凝集曲線から算出した。
MAR= (b−a)/ (c−a)X100ここでa
は同様の試験により求めたPRPの透過度を、bは上記
試験における試験化合物及び凝集誘発剤を含有するPR
P液の最大変化時の透過度を、またCは同様の試験によ
り求めたPPPの透過度をそれぞれ示す。
また、上記において試験化合物を加えない対照について
も同様にしてMARを算出し、この値を基準として、上
記試験における種々の濃度での各試験化合物の血小板凝
集の抑制率(%)を、下式により算出した。
抑制率= 試験化合物を加えないPRPのMAR 下記各化合物(試験化合物48〜51)を試験化合物と
して用いて得られた結果を下記第11表に示す。
〈試験化合物〉 48・・・6− [4−(N−シクロへブチルメチル−
N−(2−ヒドロキシ−1−ジエチルアミノメチルエチ
ルアミノカルボニル)ブトキシ]カルボスチリル 49・・・6− [4−(N−シクロヘプチルメチル−
N−[2−(4−ヒドロキシ−1〜ピペリジニル)エチ
ルコアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル 50・・・6−[4−(N−シクロオクチルメチル−N
−[2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)エチル
コアミノカルボニル)ブトキシ)3.4−ジヒドロカル
ボスチリル・1/4水和物 51・・・6− [4−(N−シクロヘプチル−N−[
2−(2β−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)エ
チルコアミノカルボニル)ブトキシ]カルボスチリル 第   11   表 粥 表 (続き) 薬理試験 ■ 心拍数の増加及び血圧の降下作用を、雑犬(体重10〜
20 kg)を用いて以下の通り測定した。
即ち、犬をベントパルビタールナトリウムの静脈内投与
により麻酔後、背位に固定し、人工呼吸下に試験を行な
った。血圧は大腿動脈に挿入したカニユーレを介して血
圧トランスデユーサ−(P 23 X L 、 Gou
ld Statham In5trt+ments I
nc、)を用いて測定した。また心拍数は上記血圧の脈
波によりタコメーターを介して測定した。之等の信号は
熱ペン式レコーダー(Recti−Horiz 8に、
日本電気三栄)上に記録した。
前記薬理試験例■に記載の各試験化合物を供試化合物と
し、之等をN、N’ −ジメチルホルムアミドと生理食
塩水との混合液に溶解して、上記試験大の大腿静脈に挿
入したカニユーレより、それぞれ30μg/kgとなる
量で投与し、該試験化合物の投与後の心拍数を上記に従
い測定し、その最大変化値を求めた。
得られた結果を下記第12表に示す。
第   12   表 弔 2 表 (続き) 錠剤の調製 それぞれ5II1gの6− (4−(N−シクロヘキシ
ルメチル−N−[2−(1−ピロリジニル)エチルコア
ミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリルを含有する
経口投与のための錠剤1000錠を次の処方により調製
する。
配     合             量(g)6
− (4−(N−シクロヘキシル メチル−N−[2−(1−ピロリ ジニル)エチル]アミノカルボニ   5ル)ブトキシ
〕カルボスチリル 乳  糖(日本薬局方晶)50 コーンスターチ(日本薬局方晶)25 結晶セルロース(日本薬局方晶)25 メチルセルロース(日本薬局方晶)1.5ステアリン酸
マグネシウム 即ち、6− [4−(N−シクロヘキシルメチル−N−
[2−(1−ピロリジニル)エチルコアミノカルボニル
)ブトキシ〕カルボスチリル、乳糖、コーンスターチ及
び結晶セルロースを充分混合し、混合物をメチルセルロ
ースの5%水溶液で顆粒化し、200メツシユの篩に通
して注意深く乾燥する。乾燥した顆粒を200メツシユ
の篩に通してステアリン酸マグネシウムと混合して錠剤
にプレス成形する。
カプセル剤の調製 それぞれ10mgの6− (4−+N−シクロヘキシル
メチルーN−[2−(1−ピロリジニル)エチルコアミ
ノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリルを含有する経
口使用のための1000個の2片硬質ゼラチンカプセル
を次の処方により調製する。
配     合             量(g)6
− C4−[N−シクロヘキシル メチル−N−[2−(1−ピロリ ジニル)エチル]アミノカルボニ  10ル)ブトキシ
〕カルボスチリル 乳  糖(日本薬局方晶)80 澱  粉(日本薬局方晶)30 滑  石(日本薬局方晶)       5ステアリン
酸マグネシウム (日本薬局方晶)           1即ち、上記
各成分を細かく粉末にし、均一な混合物になるように充
分攪拌した後、所望の寸法を有する経口投与用のゼラチ
ンカプセルに充填する。
注射剤の調製 非経口投与に適する殺菌した水溶液を次の処方により調
製する。
配     合 6− [4−(N−シクロヘキシル メチル−N−[2−(1−ピロリ ジニル)エチル]アミノカルボニ ル)ブトキシ〕カルボスチリル ポリエチレングリコール (日本薬局方晶)(分子量: 4000)塩化ナトリウ
ム(日本薬局方晶) ポリオキシエチレンソルビタンモ ノオレエート(日本薬局方晶) メタ重亜硫酸ナトリウム メチル−パラベン(日本薬局方晶) プロピル−パラベン(日本薬局方晶) 注射用蒸留水 量(g) 0、3 0.9 0、4 0.1 0、18 0、02 100脱 即ち、上記パラベン類、メタ重亜硫酸ナトリウム及び塩
化ナトリウムを攪拌しながら80℃で上記の約半量の蒸
留水に溶解させ、得られた溶液を40°Cまで冷却し、
これに6−(4−(N−シクロヘキシルメチル−N−[
2−(1−ピロリジニル)エチル]アミノカルボニル)
ブトキシ〕カルボスチリル、次いでポリエチレングリコ
ール及びポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート
を溶解させ、次に得られた溶液に注射用蒸留水を加えて
最終の容量に調製し、適当なフィルターペーパーを用い
て滅菌濾過して、注射剤を調製する。
(以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Aは低級アルキレン基を示す。R^1は置換基と
    して低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、低級
    アルカノイルオキシ低級アルキル基、アミノ低級アルキ
    ル基、低級アルキルアミノ低級アルキル基及びヒドロキ
    シ低級アルキル基からなる群より選ばれた基を有するこ
    とのあるシクロアルキル低級アルキル基、シクロアルキ
    ル基、テトラヒドロピラニル低級アルキル基、低級アル
    キレンジオキシ基置換低級アルキル基、フェニル環上に
    置換基として低級アルキル基及び水酸基からなる群より
    選ばれた基を1〜3個有するフェニル低級アルキル基又
    は置換基として低級アルキル基を有するピペリジニル低
    級アルキル基を示す。R^2は複素環上に置換基として
    ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低
    級アルキル基、水酸基、低級アルキル基、アミノ低級ア
    ルキル基、低級アルキルアミノ低級アルキル基、低級ア
    ルコキシ基、低級アルコキシ低級アルコキシ基、低級ア
    ルコキシ低級アルキル基、チオ基及び低級アルキルアミ
    ド基からなる群より選ばれた基を1〜3個有することの
    ある5員もしくは6員の飽和もしくは不飽和の複素環低
    級アルキル基、テトラヒドロピラニルチオ低級アルキル
    基、ピリジルチオ低級アルキル基、低級アルキレンジオ
    キシ基置換低級アルキル基、又は置換基としてアミノ基
    、水酸基、低級アルキルチオ基、低級アルカノイルオキ
    シ基、テトラヒドロピラニルオキシ基、ハロゲン原子、
    低級アルカノイル基、メルカプト基、低級アルコキシカ
    ルボニル基、カルボキシ基、低級アルコキシ基、アミド
    基及び低級アルキルアミド基からなる群より選ばれた基
    を1〜2個有することのある低級アルキル基を示す。こ
    こで低級アルキル基に置換するアミノ基には、低級アル
    カノイル基、フェニル環上に置換基として低級アルコキ
    シ基を有することのあるフェニル低級アルキル基、低級
    アルケニル基、ヒドロキシ低級アルキル基又は低級アル
    キル基が更に置換していてもよい。但しR^2が水酸基
    を1〜2個有することのある低級アルキル基、低級アル
    カノイルオキシ基を1個有する低級アルキル基、又は低
    級アルコキシ基を1個有する低級アルキル基を示す場合
    には、R^1はシクロアルキル低級アルキル基、シクロ
    アルキル基、テトラヒドロピラニル低級アルキル基であ
    ってはならない。カルボスチリル骨格の3位及び4位の
    炭素間結合は一重結合又は二重結合を示す。〕 で表わされるカルボスチリル誘導体及びその塩から選ば
    れる少なくとも一種を有効成分として含有することを特
    徴とする血小板凝集抑制剤。
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