JPH03147771A - 健康又は嗜好飲料用のアロエエキスの抽出方法 - Google Patents

健康又は嗜好飲料用のアロエエキスの抽出方法

Info

Publication number
JPH03147771A
JPH03147771A JP1285619A JP28561989A JPH03147771A JP H03147771 A JPH03147771 A JP H03147771A JP 1285619 A JP1285619 A JP 1285619A JP 28561989 A JP28561989 A JP 28561989A JP H03147771 A JPH03147771 A JP H03147771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aloe
extract
water
leaves
health
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1285619A
Other languages
English (en)
Inventor
Harunobu Nakasone
仲宗根 玄信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKASONE KATSUHARU
Original Assignee
NAKASONE KATSUHARU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKASONE KATSUHARU filed Critical NAKASONE KATSUHARU
Priority to JP1285619A priority Critical patent/JPH03147771A/ja
Publication of JPH03147771A publication Critical patent/JPH03147771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は健康又は嗜好飲料等の原料として6アロエエ
キスの抽出方法に関する。
(従来の技術と解決すべき課題) 従来のアロエエキスの抽出方法としては家庭漢方薬的に
アロエの葉部に水を加えてミキサーにかけ、搾汁して抽
出して他の野菜汁、又は果汁等にその少量を加えて生ジ
ュースをつくり、これを利用する方法が広く用いられて
いる。
しかしこの方法で抽出したアロエエキスは激しい苦みと
香りを有しているのでそのまtでは飲用に不向きでアロ
エジュースの一般化の妨げとなっている。このような苦
みと香りを消去するために、エキスを熱処理(水中煮沸
処理)したところ、変色(無色)してアロエ特有の成分
に変化がみられた。
一方、アロエジュースは酸化その他によって変質を生じ
やすく、生のエキスを長時間ビン詰で保管したところ、
常温では30時間前後で褐色に変色し40時間経過の段
階で酸化が進んでいた.5〜lO゜Cの冷蔵保管の場合
でも60時間後に変色のきざしが見え、70〜75時間
で淡い褐色に変色し、酸化が始まっていた。したがって
従来の方法で抽出したアロエエキスは保存性がなく、嗜
好飲料の製造には適していなかった。
尚最近では種々のアロエエキスの抽出方法が開発されて
いるが、はとんどの方法は化学薬品を溶媒として用いる
抽出方法である。アロエの含有する有効成分は50種類
にも及ぶとされており、エキス抽出に使用する薬品がこ
れら多種多様の種類の成分にどのように作用するのかに
ついては知られていない部分が多いので、アロエエキス
の抽出に溶媒抽出を適用することには懸念がある。
したがって、アロエ特有の成分を大衆嗜好に適したもの
として提供するためには、安全でしかも有効な抽出方法
が必要であり、上記課題の解決手段として本発明者は健
康飲料、嗜好飲料等の原料として適したアロエ現役を得
るための安全で簡便なアロエエキスの抽出方法を研究開
発した。
(課題を解決するための手段) 前記の課題はアロエの葉部を水中において沸騰温度で加
熱し、アロエの成分を水中に抽出することからなるアロ
エエキスの抽出方法によって解決される。
(作用) 本発明においては、水中において沸騰温度で加熱された
アロエの葉部からアロエの成分が水中に抽出される。水
中で加熱抽出されたアロエ成分を含む水溶液(アロエ原
液)は、その理由は必ずしも明らかではないがアロエの
生ジュースを加熱した場合のような変色(無色化)を示
さない。一方アロエ生ジュースに固有な青臭い苦み等は
加熱抽出後には著しく減少されており、適宜な風味料等
の添加によって充分一般の嗜好に耐える各種飲料が得ら
れる。
アロエの成分は殆ど葉部に存在し、上部の新しい葉より
古い葉の方が有効成分をより多く含有するので採取は古
い葉を剥葉する。剥葉は一枚ごとに選別して良質の葉を
採取する。
葉部に付着する不純物を除去しながら洗浄する。
洗浄後、速やかに水切りし、2〜3分間で水切りを終え
る。水切り時間が長いとアロエマンナンその他の成分が
流出してしまう。水切後、葉部を長さ1〜2分0の細切
にして直ちに水中で加熱煮沸する。このようにアロエの
成分の流失を最小限にくい止めることが、アロエエキス
の抽出に有効である。アロエエキスの利用方法は健康飲
料として比較的高濃度のものを用いる場合と、ジュース
又は茶等の嗜好飲料として低濃度のものを用いる場合と
に大別される。
前者の高濃度エキスはたとえば1kgの原料アロエを2
.5lの!の水中で約25分間煮沸して水量を約1/2
にまで減少させることによって得られる。
後者の低温度エキスはたとえば1kgの原料アロエを8
〜10ffiの水中で約10〜15分間煮沸することに
よって得られる。
この方法で抽出したアロエエキスをそのまま容器に入れ
密封して5〜10°Cの冷蔵施設に保管したところ、4
0日経過後にも変質は認められなかった。
また常温(25°C)での保管では4週間程度で変色が
あったが、このアロエエキスを用いる飲料水の製造工程
を抽出後4週間以内に行えば製造に全く差し支えないこ
とが確認された。
実施例 以下本発明を実施例によって説明する。
実施例1(高濃度エキス) アロエの古い葉を選別採取し、水中で完全に洗浄して汚
れや不純物を除き、速やかに2〜3分程度で水切りして
から葉部を1〜2cmの長さに細断する。
水2.52に対し原料アロエ(細断したアロエ)Ikg
を加えて加熱煮沸を行う。煮沸は温度が90゛Cに達し
てから25分間程度継続する。水の量が当初の約半量の
1.2 f〜1.31程度に減少したころで加熱を終え
、アロエを取出して抽出液をただちに25〜30°Cに
冷却して濾過し、アロエの原液エキスとする。
このようにして抽出したアロエエキス(以下原液という
)は濃い黄緑色の液体でアロエ独特の苦みと香りを有す
る。しかしアロエの生ジュースにおける青臭い苦みは著
しく減少されており、後述するように適宜な風味料等を
添加することによって充分嗜好に供する飲料とすること
ができる。またアロエ成分が自然に近いかたちで抽出さ
れている点でも、健康飲料の製造に最も適当したアロエ
エキスが得られる。
実施例2 実施例1と同様にしてアロエの葉部を採取、洗浄および
細断の各工程によって処理する。アロエエキスの濃度が
低い本例では原料アロエ(細断したもの)Ikgに対し
BeNIQffiの水を加えて煮沸する。温度が90°
Cに達した後、約10〜15分間煮沸を継続してから、
アロエの葉部をすべて取出し、抽出したエキスを約25
°Cまで冷却してから濾過する。得られたエキスの量は
7〜81程度であり、黄緑色の液体である。濾過後のエ
キスは嗜好飲料や茶等の製造のために長期間冷蔵施設に
保管すしておくことができる。この方法で抽出したエキ
スは前記実施例1の方法で抽出したエキスより成分含有
量が少ないので嗜好飲料の製造に適する。
応用例 (1)健康飲料の製造方法 健康飲料の原料(アロエエキス)としては実施例1の方
法で抽出したエキスを使用する。このエキスはアロエ独
特の苦みと香りを有しており、そのままでは飲料として
嗜好に適合しないので、苦みと香りを抑え嗜好にマツチ
する飲料とするために下記の副原料を添加する。
寸味量: 蔗糖、ブドウ糖、果糖、ハチミツその他の配
合物(BX・・・12〜L3%)酸味量: 酸度・・・
クエン酸、酒石酸:フマル酸その他の配合物の水溶液(
酸度3〜5度)着香料二 一種又はそれ以上の工、セン
スの混合物 保存剤: 酸化防止およびビタミンC強化用のしアルコ
ルビン酸 その他::JA味料その他ビタミンB+ Bz等の栄養
強化物(随意成分) 以上の副原料を添加してホモゲナイザで均質化し、充填
機によって充填して密封処理する。缶詰の場合は脱気し
てから80°Cの熱で30分間熱処理し、冷却(常温2
5°C程度)後に冷蔵保管する。
(2)ジュース類の製造方法 ジュースの製造原料(エキス)としては前記実施例2の
方法で抽出したエキスをそのまま使用する。
本例の製造方法は基本的には前記(1)の健康飲料と同
様であるが、通常の嗜好用飲料として比較的大量に摂取
される飲料であるので、糖度(BX)は約10〜11%
に減少させである。
実施例1の方法で得られる高濃度エキスを希釈しても同
−成分のものは得られるが、本例の製法の方が製品の均
質化等の点でより好ましい。
前記の方法で得られた原液に副原料を添加してホモゲナ
イザで均質にし、充iX機、−詰機を通して密封処理す
る。密封処理後に80°Cの熱処理を30分間行ない製
品とする。製品は約25°Cの温度に下げてから、冷蔵
施設で保管する。常温で保管しても酸化腐敗することは
ないが冷蔵保管の方が好ましい。
(3)アロエ茶の製造方法 前記実施例2の方法で抽出したエキスを原料とする。こ
のエキスは黄緑色で、アロエ独特の香がかすかに残って
いて茶の香および色とは異なるので、茶の色と香を付加
するために日本茶、中国茶、麦茶等の適合な配合物から
高濃度の茶エキスを抽出してこれを原料エキスに配合し
、更に栄養強化と酸化防止のためにLアスコルビン酸等
の水溶液を適量添加する。
以上の方法で副原料を添加してこれをホモゲナイザで均
質化し、熱処理後常温に冷却してビン詰または缶詰とし
て製品にする。製品は常温、冷蔵何れの方法で保管して
も酸化腐敗しないが、冷蔵保管の方がよい。
(発明の効果) この発明によって製造されたアロエエキスはアロエ特有
の成分をそのま覧含有し、かつ長期に保存によっても変
質し難い。またこのアロエエキスから製造される各種飲
料は風味が良く、大衆の嗜好にマツチし、かつアロエの
優れた有効成分をそのま\提供することができる。
(ほか1名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アロエの葉部を水中において沸騰温度で加熱し、
    アロエの成分を水中に抽出することからなるアロエエキ
    スの抽出方法。
  2. (2)細断したアロエの葉部1kgを約2.5lの水中
    で全体の水分が約1/2になるまで加熱煮沸して健康飲
    料用のアロエ原液を得ることを特徴とする前記請求項1
    記載の方法。
  3. (3)細断したアロエの葉部1kgを約8〜10lの水
    中で10〜15分間加熱煮沸して茶、嗜好飲料等のアロ
    エ原液を得ることを特徴とする請求項1記載の方法。
JP1285619A 1989-11-01 1989-11-01 健康又は嗜好飲料用のアロエエキスの抽出方法 Pending JPH03147771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1285619A JPH03147771A (ja) 1989-11-01 1989-11-01 健康又は嗜好飲料用のアロエエキスの抽出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1285619A JPH03147771A (ja) 1989-11-01 1989-11-01 健康又は嗜好飲料用のアロエエキスの抽出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03147771A true JPH03147771A (ja) 1991-06-24

Family

ID=17693874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1285619A Pending JPH03147771A (ja) 1989-11-01 1989-11-01 健康又は嗜好飲料用のアロエエキスの抽出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03147771A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06292548A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Chubu Rowaiyaru Kk アロエ溶液、アロエ溶液の製造方法及びアロエ食品
JP2000287657A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Morinaga Milk Ind Co Ltd 未変性ラクトフェリン入り殺菌飲料及びその製造法
JP2006187300A (ja) * 2006-04-05 2006-07-20 Morinaga Milk Ind Co Ltd 未変性ラクトフェリン入り殺菌飲料及びその製造法
JP2007175065A (ja) * 2007-03-28 2007-07-12 Morinaga Milk Ind Co Ltd 未変性ラクトフェリン入り殺菌飲料及びその製造法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06292548A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Chubu Rowaiyaru Kk アロエ溶液、アロエ溶液の製造方法及びアロエ食品
JP2000287657A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Morinaga Milk Ind Co Ltd 未変性ラクトフェリン入り殺菌飲料及びその製造法
JP2006187300A (ja) * 2006-04-05 2006-07-20 Morinaga Milk Ind Co Ltd 未変性ラクトフェリン入り殺菌飲料及びその製造法
JP2007175065A (ja) * 2007-03-28 2007-07-12 Morinaga Milk Ind Co Ltd 未変性ラクトフェリン入り殺菌飲料及びその製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100886495B1 (ko) 분산성 및 침전안정성이 우수한 커큐민 함유 울금 음료 및 이의 제조방법
CN101803694A (zh) 一种杨梅果冻及其制作方法
JP2007167005A (ja) 茶抽出物の調製方法
JP4744661B2 (ja) 低アルコール飲料の製造方法
KR101081730B1 (ko) 기능성 오이 음료의 제조방법 및 기능성 오이 음료 조성물
KR20200082556A (ko) 배 및 생강 추출물을 포함하는 건강 대추차의 제조방법
CN102551144A (zh) 一种草莓汁及其制备方法
CN102370017B (zh) 一种青梅水果茶及其制备方法
KR101077818B1 (ko) 미나리액 추출방법 및 이를 이용한 음료
CN107518145A (zh) 一种健康蜜柚果脯及其制备方法
JP2003274911A (ja) グァバ茶、羅漢果のエキス入り健康茶およびその製造法
JPH03147771A (ja) 健康又は嗜好飲料用のアロエエキスの抽出方法
JP6924069B2 (ja) 柑橘果皮からの香気成分の回収
JP5162009B2 (ja) 梅酒様アルコール飲料製造方法
JPS6336745A (ja) 茶抽出液の処理方法
JP5587378B2 (ja) 梅酒様アルコール飲料およびその製造方法
KR20200062584A (ko) 오렌지와 유자를 이용한 과일청의 제조방법
JP2000228962A (ja) 野菜搾汁液の製造方法
CN106616169B (zh) 一种银耳原浆的制备方法及其制备的产品
CN101401632A (zh) 一种紫苏调味液及其制备方法
JP5999826B2 (ja) ユーデスモールを有効成分とする自律神経調節用組成物及び飲料
KR100436445B1 (ko) 식물군에서 건강보조식품으로 음용 가능한 조성물의 제조방법
Yadav et al. Development of value added products from pomelo fruit and their storage.
KR100678509B1 (ko) 건강 음료용 액상 홍차 조성물 및 그 제조방법
KR100378830B1 (ko) 숙취해소음료 제조방법