JPH03147758A - 穀粉加工食品の成型方法 - Google Patents

穀粉加工食品の成型方法

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JPH03147758A
JPH03147758A JP1285506A JP28550689A JPH03147758A JP H03147758 A JPH03147758 A JP H03147758A JP 1285506 A JP1285506 A JP 1285506A JP 28550689 A JP28550689 A JP 28550689A JP H03147758 A JPH03147758 A JP H03147758A
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dough
drying
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cuts
cut
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JP1285506A
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Kazumitsu Taga
多賀 和光
Morio Taniguchi
谷口 守男
Kenichi Mogi
健一 茂木
Mikio Takahashi
幹夫 高橋
Yasuhiko Fujiwara
康彦 藤原
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House Foods Corp
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House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パスタ、膨化スナックのペレット等の、穀粉
を原料とするドウに押出し処理および/または圧延処理
を施した後板状に成型し、次いで乾燥する食品の成型方
法に関する。
(従来の技術) 従来、パスタ、膨化スナックのペレットは、押出し処理
を施して小片に成型され、あるいは押出し処理および/
または圧延処理を施して帯状または板状の生地を得た後
該生地を所定の型で打ち抜くなどして小片に成型され、
次いで乾燥処理が施されていた。しかしながら、上記し
た従来の方法によると、小片に成型した後乾燥処理が施
されるため、各小片毎に端部に変形が生じた。
また、板状に成型した生地に乾燥処理を施すと、必ず収
縮が生じる。この場合、収縮が大きいものと小さいもの
とでは、一定の大きさの乾燥物を得る際に、収縮が大き
いものの方が歩留りが悪い、製品管理が容易でないとい
う点で不利である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、パスタ、膨化スナックのペレット等の、ドウ
に押出し処理および/または圧延処理を施して板状に成
型した後乾燥する食品の製造工程において、乾燥時の変
形および収縮を極力小さくすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、板状の型の成型食品を所定の量得るに際
し、小片に成型または切断した後乾燥処理を施すのでは
なく、乾燥処理を施した後各小片に分離することによっ
て、前記課題を達成できるとの知見を得た。上記知見を
基に完成された本発明の要旨は、常法により得られたド
ウに押出し処理および/または圧延処理を施して帯状生
地を得た後、該帯状生地の片面または両面に小片に分離
することが可能な切れ込みを付与しながら該帯状生地を
一定寸法に切断して、小片に分離することが可能な切れ
込みが付与された板状生地とし、次いで該板状生地を膨
化させることなく乾燥処理を施した後前記切れ込みに沿
って該板状生地を分離することである。
以下に本発明の詳細な説明する。
まず、本発明では小麦粉、米粉等の原材料に加水処理、
混ねつ処理等を施してドウを得た後、該ドウに押出し処
理および/または圧延処理を施して帯状生地を得る。上
記押出し処理は、エクストルーダーを使用する等の常法
を採用すればよい。なお、このときドウ中の空気を除去
しながら押出し処理をすると、透明度がよくなり。
強度、弾性を増し、表面がきれいになるため好ましい。
この方法は、パスタの製造において特に好適である。ま
た、上記圧延処理は、ドウを圧延式ロールに通す等の常
法を採用すればよい。
押出し処理および/または圧延処理を施して得た帯状生
地は、次に該帯状生地の片面または両面に小片に分離す
ることが可能な切れ込みを付与しながら該帯状生地を一
定寸法に切断して、小片に分離することが可能な切れ込
みが付与された板状生地を得る。
小片に分離することが可能な切れ込みは、所望の最終形
状を付与する。したがって、円形の小片を得ることを目
的とする場合は、帯状生地に円形の切れ込みを付与し、
方形の小片を得ることを目的とする場合は、帯状生地に
方形の切れ込みを付与する。上記した方形の切れ込みを
付与する場合は、帯状生地の長手方向と平行および直角
な切れ込みを付与して網の目状の切れ込みにすると、切
損が生じないという点で好ましい。
帯状生地に切れ込みを付与しながら板状生地に切断する
方法としては、切れ込みを付与する刃(以下、切れ込み
刃とする)および切断刃を有するロールに帯状生地を通
す方法、切れ込み刃および切断刃を有するプレスで帯状
生地を押圧する方法等を例示することができるが、切れ
込み刃および切断刃を有するロールに帯状生地を通す方
法を採用すると、製造効率が良いとち1う点で好ましい
。なお、帯状生地に切れ込みを付与する場合、片面に切
れ込みを付与する方法、両面に切れ込みを付与する方法
のいずれを採用してもよい。
上記切れ込みは、帯状生地の厚みに対して30〜90%
の深さに付与することが好ましく、さらに好ましくは4
0〜80%の深さに付与する。また、該切れ込み刃の刃
先の角度は30〜90°にすることが好ましく、これに
よって帯状生地の表面に付与された切れ込みが鋭角にな
るため、乾燥処理後切れ込みに沿って分離する際に分離
が容易になるという利点がある。
次に、切断された板状生地に膨化させることなく乾燥処
理を施す。油揚げ乾燥等の膨化乾燥処理を施すと、切れ
込みに沿って該板状生地を分離する工程において、きれ
いに分割することができなくなり、結果的に本発明の目
的を達成することができなくなる。乾燥処理としては、
熱風乾燥処理、または熱風乾燥にマイクロ波乾燥または
遠赤外線乾燥を組み合わせた乾燥処理等を例示すること
ができる。なお、上記した乾燥処理において、乾燥時に
湿度を調節することにより、表面が先に乾燥して表面に
ひび割れが生じることがないという点で好ましい。
乾燥処理を施した板状生地は、次に切れ込みに沿って分
離する。板状生地の分離方法としては、切れ込みの部分
を押圧する方法、ハンマー等の器具を使用して衝撃を付
与する方法、落下させたときの衝撃を利用する方法、切
れ込みに沿って屈曲する方法、強い冷風を断続的に吹き
つけることにより衝撃を付与する方法等を例示すること
ができる。
以下に実施例および第1〜2図に基き本発明をさらに具
体的に説明する。また、比較例および第3〜4図に基き
本発明と他の方法との差異を明確にする。第■図は、乾
燥後分離した小片の状態を示している。第2図は、乾燥
後分離した小片を水平なテーブルの上に寝かせて静置し
た状態を示している。第3図は、切断後乾燥した小片の
状態を示している。第4図は、切断後乾燥した小片を水
平なテーブルの上に寝かせて静置した状態を示している
(実施例) 実施例 デュラムセモリナ粉10Kgに水2.5Kgを加え15
分間混ねつしてドウを得た後、600InIIIHgの
条件下でエクストルーダーにより幅150皿、厚さ3M
の連続したシート状に押出し、更にこれをロールで幅1
50mm、厚さ1皿の帯状生地に圧延する。
次に、これを帯状生地の長手方向と平行に該帯状生地に
切れ込みを付与するため、1対のロルのうちの片方に縦
すじ刃(刃先の角度600)を有するロールに通し、5
0M毎に2本の切れ込み(深さ0.5mm)を片面に付
与した。
続いて、これに前記切れ込みと直角に交わる切れ込みを
付与するため、1対のロールのうちの片方に横すじ刃(
刃先の角度600)および該横すじ刃に平行な切断刃を
有するロールに帯状生地を通して、80閣毎に2本の切
れ込み(深さ0.5mm)を片面に付与し、240閣毎
に帯状生地を切断して縦240 rm X横150mm
X厚さ1閣の板状生地(縦80閣×横50M×厚さ1圓
の小片が9枚とれるように縦横それぞれ2本ずつ切れ込
みが付与されている)を得た。
次に、該板状生地を50℃、80%RH(relati
ve  humidity:相対湿度を表す単位)、風
速1.0m/秒の熱風で20時間乾燥した。その後、板
状生地の切れ込みの部分を端部が丸い鉄板で押圧すると
いう方法により、第1図に示す各小片に分離した。第1
図から明らかなように、上記方法により得た小片は乾燥
後の変形が小さく、この小片90枚を第2図の状態に静
置し最も高い部分までの高さを測ったところ、その平均
は約4町であった。また、この小片の縦、横の長さの平
均を求めたところ、縦が約70mm(収縮率87.5%
)、横が約47 mm (収縮率94%)であった。
比較例 実施例における工程の順序、すなわち、切れ込みが付与
された板状生地を得る工程→乾燥工程→該切れ込みの部
分を押圧して各小片に分離する工程を、帯状生地を各小
片に切断する工程→乾燥工程という順序とすること以外
は実施例と同様の方法に従った。以下に、帯状生地を各
小片に切断する際の詳細な方法を示す。
帯状生地の長手方向と平行な切断刃を有するロールに帯
状生地を通し、50mm毎に切断して3本の帯状生地を
得た後、該帯状生地の長平方向と直角な切断刃を有する
ロールに通し80mm毎に切断して縦80閣×横5 Q
 rm X厚さ1rIIH1の小片を得る。
上記方法により得た小片は第3図に示す状態となった。
第3図から明らかなように、上記方法により得た小片は
乾燥後の変形が大きく、この小片90枚を第4図の状態
に静置し最も高い部分までの高さを測ったところ、その
平均は約8 mmであった。また、この小片の縦、横の
長さの平均を求めたところ、縦が約69mm(収縮率8
6.25%)、横が約46mm(収縮率92%)であっ
た。
すなわち、上記した実施例および比較例より、本発明に
従うことによって、穀粉を原料とする板状の食品を乾燥
した場合、乾燥後の変形が小さいことが認められた。
(発明の効果) 本発明によると、切れ込みが付与された板状生地を得た
後に乾燥処理を施し、次いで前記切れ込みに沿って各小
片に分離するため、乾燥後の各小片生地の変形を最小限
に抑えることができる。その結果、該小片生地を使った
加工食品、例えば、パスタ等の外観、使用適性、充填適
性を改善することができる。膨化スナックのペレットの
場合は、ペレットの状態での変形が小さいため、後の膨
化乾燥時における変形をさらに小さくすることができる
また、切断された各小片を乾燥させる場合は、速く乾燥
するため、一定の乾燥条件に限定しないと変形が大きく
なるが、本発明によると、小片が繋がった状態の板状生
地を乾燥させるので、乾燥が遅いため、乾燥条件をある
程度自由にコントロールしても乾燥物に影響しない。
さらに、乾燥時の収縮を小さくすることができるため、
一定の大きさの乾燥物を得る際に歩留りが良く、製品管
理が容易である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 常法により得られたドウに押出し処理および/または圧
    延処理を施して帯状生地を得た後、該帯状生地の片面ま
    たは両面に小片に分離することが可能な切れ込みを付与
    しながら該帯状生地を一定寸法に切断して、小片に分離
    することが可能な切れ込みが付与された板状生地とし、
    次いで該板状生地を膨化させることなく乾燥処理を施し
    た後前記切れ込みに沿って該板状生地を分離することを
    特徴とする穀粉加工食品の成型方法。
JP1285506A 1989-10-31 1989-10-31 穀粉加工食品の成型方法 Expired - Fee Related JP2648214B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000069A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Nisshin Foods Kk 半生麺類の製造方法

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