JPH11346662A - 米菓の製造方法及びその装置 - Google Patents

米菓の製造方法及びその装置

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JPH11346662A
JPH11346662A JP10181654A JP18165498A JPH11346662A JP H11346662 A JPH11346662 A JP H11346662A JP 10181654 A JP10181654 A JP 10181654A JP 18165498 A JP18165498 A JP 18165498A JP H11346662 A JPH11346662 A JP H11346662A
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dough
rice
rolls
sheet
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 米等の澱粉質原料に大豆やナッツ類等の食品
粒を混合したドウをロール間に供給した際に食品粒がロ
ール表面でスリップせずに生地内に全て均一に混入さ
れ、又、ロールの表面よりのドウの剥離性が良好で、圧
延能率または、品質安定性にすぐれた米菓の製造方法及
び装置の提供。 【解決手段】ロールの表面3に軸方向に対し一定角度を
設けた多数の溝4を刻設し凹凸状に形成した一対のロー
ルにより、供給される米菓原料たるドウを圧延し、表裏
で格子状に交叉する凹凸条を有するシートを形成し、次
に該シートを常法により型抜き、乾燥し、焼成して凹凸
条が格子状の外観を呈するように成形した煎餅等の米菓
の製造方法及びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表裏両面で格子状に交
叉する凹凸条を有する煎餅等の米菓の製造法及びその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、米菓類においては一対の平滑なロ
ールに順次供給される米菓原料たるドウを圧延して平滑
なシート状に形成したドウシートを作り、それらを丸、
角等の型にて型抜きを行っており、従って常法による乾
燥焼成を行って得られたせんべい類の表面は平滑であ
り、意識的に穴、凹凸模様を付随させることは、粳米、
糯米その他各種澱粉のα化ドウの特有の粘弾性、あるい
は乾燥、焼成時の水分不均一等の理由から困難と考えら
れ、これらの研究は米菓分野においては比較的少なかっ
た。
【0003】特開昭52ー61267号公報には、表面
加工を施した一対のロール間にドウを通過させることに
より、圧延成型し、表面加工を有するドウシートを得る
ことを特徴とする米菓の製造方法が開示されており、特
開昭52ー61267号の第1図には表面加工を施した
一対の圧延ロールを示す斜視図が開示されている。
【0004】また特開平9ー163934号公報には、
食品粒入り米菓の製造方法における延し工程において、
豆類を混合した米菓素材生地を表面に凹凸を有するロー
ル間で所定の厚みに圧延することを特徴とする食品粒入
り米菓の製造方法及びその装置が開示されている。
【0005】特開昭55ー108250号公報には、米
菓用餅生地を網目模様を刻設してなるロールで圧延し
て、網状をしたシート状に形成した孔あき網目模様生地
を設けて、他の一対の平滑ロールで圧延してなる平滑シ
ート状の餅生地を任意の形状に成形した基盤餅生地と
を、重ね合わせて一体に積層した後、所望の形状に成型
し乾燥、焼成することを特徴とする米菓の製造方法が開
示されている。
【0006】特開平10ー42789号公報では、練り
出した煎餅生地塊を圧延ロールの軸方向に平行な多数の
凹凸状を備えたロールと、圧延ロールの外周方向に平行
な多数の凹凸状を備えたロールで圧延して、表裏で交叉
する凹凸状を備えたシート体とし、シート生地を型抜き
して煎餅生地を製出し、前記煎餅生地を乾燥させ焼成し
て煎餅本体とを形成したことを特徴とする煎餅の製造方
法が開示れている。
【0007】また特開昭61ー111657号公報に
は、棒状に成形した餅生地に対して波形の縦カッターを
降下させると共に、更に別の波形の横カッターを接近さ
せて水平方向に移動させることにより餅生地を切断し、
格子状の米菓を製造する方法が開示されている。
【0008】特開平1ー291750号公報には、固定
された餅を薄く切って乾燥させた後焼成したあられであ
って、その表面に波板状の凹凸が形成され、且つその凸
部には焼き色がつけられ、凹部は浅焼の状態であること
を特徴とするあられが開示されている。
【0009】また、特願平9ー273970号公報に
は、糯米菓の粘着性の高い、穀類を蒸煮した後、乾燥し
水分を25〜35%としたものを、網目を刻印したロー
ルと平滑ロールを組み合わせたロールを使用して厚さ1
mm以下の網目状のシート状ドウ生地を得る製造方法が
開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来、ロール表面が平
滑表面である延し機では、粳米、糯米その他の各種澱粉
の原料に大豆やナッツ類等の食品粒を混合したドウをロ
ール間に供給しても、食品粒の性質によりロール表面で
スリップしてロール間隙に入らずに、投入口に集まり、
食品粒が生地内に全て均一に混入された板状の生地を製
造することは不可能であった。
【0011】ロールによるドウの圧延ができない要因は
いくつかあると考えられるが1つは食品自体が多量の油
分を含んでいる場合、その油分によってドウとロール間
でスリップを起こすことが考えられる。
【0012】また食品粒自体が豆類のように大きく、硬
質の場合でもロール間隔が小さい場合、ロール間を通過
できず、長時間ロール上で滞留してしまうのである。
【0013】さらに、ドウに豆、ナッツ類などの添加物
を加え、圧延する場合、ロールの溝に、食品粒がはさま
り、圧延状態を悪化させる場合があり、従来、この現象
を解決するために溝の幅を太くする、溝の深さを浅くす
るなどの調整を講じていたが、このような調整を行うと
鮮明な模様がつけられないという問題があった。
【0014】さらに、従来技術たる特開昭52ー612
67号、特開平10ー42789号においては、圧延ロ
ールの軸方向に平行な多数の凹凸条を備えたロールと、
圧延ロールの外周方向に平行な多数の凹凸条を備えたロ
ールとを使用して、表裏で交叉する凹凸条を備えた米菓
の製造方法が提案されているが、この製法では一対のロ
ールの圧接面によって圧延されるドウは、ロールにより
両面方向から互いに対向する垂直方向からの強力な圧力
を受けて圧接されるため、ドウは一対のロールの表面に
圧着されて貼り付くように密接着されながら回転し、か
つ、ドウの粘着性とにより、ドウがロールの表面にベッ
トリとくっついて巻き付くために、凹凸条に形成したロ
ールの表面をテフロン加工などの表面加工をしても、延
しでのドウの剥離性が悪く、また、圧延後のドウの伸縮
によって、シートに刻印された表の溝の間隔と裏の溝の
間隔に差異が生じまた、圧延のスピードの変化によって
も溝の間隔に差異が生じ、その結果、圧延能率または、
品質安定性に欠けるという課題が残っていた。
【0015】また特開平9ー163934号公報の技術
は、豆類、穀物類等の米菓素材中に入れた食品粒を混合
した米菓素材生地を凹凸を有するロール間を通じて所定
厚みに圧延するものであるから、この方法は添加物によ
る影響によりロール表面のスリップの問題を解決しただ
けでのものであり、生地表面に模様をつけることはでき
なかった。
【0016】また、特願平9ー273970号は、もち
米等の粘着性の高い、穀類を蒸煮した後、乾燥し水分が
25〜35%としたものを、網目を刻印したロールと平
滑ロールとを使い圧延する方法であるが、この方法は蒸
煮後、すぐ圧延を行うと、ドウの粘性が高く、圧延が困
難になることを考慮して、蒸煮後、乾燥工程をとってか
ら圧延を行わねばならず、時間的なロスや、取扱が困難
であった。
【0017】また、特開昭55ー108250号は、網
目模様を刻設してなるロールで圧延するものであるが、
この方法においては米菓の表面に形成される形状模様
が、本発明の模様と相違しており、またロール形状も相
違し、孔あき網目模様生地を形成し、これを別個に形成
した平滑シート状生地に重ね合わせて積層するものであ
るから、焼成時積層した生地が剥離することがあり、取
扱が難しく、生産効率も著しく低いという問題があっ
た。
【0018】特開昭61ー111657号、特開平1ー
29175号は、もち米菓の切断工程によって格子状米
菓を作り出す製造方法であり、これらの方法は、もち米
菓にあっては、粳米菓に比較して工程が多く、製品にな
るまで日数が掛かり、取扱が困難であり、本発明の粳米
菓の製造工程を利用した製法とは異なるものであるか
ら、これらの技術によりロールからのドウの剥離性と圧
延効率とを高め、本発明の目的とするような表裏両面で
格子状に交叉する凹凸条を有する米菓を製造することは
できないという問題があった。
【0019】本発明は以上の従来技術が抱えている問題
を解決するために、ロールの表面にロールの軸方向に対
して角度をつけて、多数の溝を刻み込んで凹凸状に形成
してなる一対のロールを用いて、米、澱粉等からなる原
料を蒸煮して、混捏を行った米菓原料たるドウをこの相
対向するロールで圧延することにより、表裏両面で格子
状に交叉する凹凸条を形成したシートができ、これを常
法により形抜き、乾燥し、焼成し、表裏両面で格子状に
交叉する凹凸条を有する煎餅等の、特異な外観形状を呈
し、極めて興趣に富む米菓の製造方法及びその装置を提
供するものであり、かつ、米菓製造における圧延能率と
品質安定性の向上を目的としたものである。
【0020】
【発明が解決するための手段】本発明に係る米菓の製造
方法及びその装置は、常法通りの粳米菓の製造工程にお
いて、その圧延工程における平滑なロールの表面に、ロ
ールの軸方向に対して一定角度をつけて多数の溝を刻み
込んで凹凸状に形成した一対のロールを使用すること
で、表裏で格子状に交叉した凹凸条を設けてなる、視覚
的に興趣のある米菓を作り出すことができるものであ
る。
【0021】本発明に係る米菓の製造方法によるとき
は、従来技術における単に凹凸条を設けたロールにおい
ては解決できなかった、ドウの圧延に伴うドウとロール
との剥離性が向上し、圧延生地の品質が安定し、圧延の
効率が高くなり、さらに、ロールに刻設した多数の溝の
間隔が一定であれば、表裏での模様形状が同一の格子状
生地の米菓ができる。
【0022】本発明の米菓の製造方法及びその装置は、
ロールの表面に軸方向に対し一定角度を設けた多数の溝
を刻設し凹凸状に形成した一対のロールにより、供給さ
れる米菓原料たるドウを圧延し、表裏で格子状に交叉す
る凹凸条を有するシートを形成し、次に該シートを常法
により型抜き、乾燥し、焼成して凹凸条が格子状の外観
を呈するように成形した煎餅等の米菓とするものであ
る。
【0023】さらに本発明の米菓の製造方法において
は、ロールの表面に刻設した多数の溝がロールの軸方向
に対して45〜60度の角度を有するものである。
【0024】また、本発明の米菓の製造方法において
は、ロールの表面に刻設した多数の溝における凹部の幅
員が2〜5mm、凸部の幅員が1〜4mm、凹部の深さ
が1〜3mmのものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明における米菓の製造方
法について具体的に説明する。本発明の米菓の製造方法
において用いる米菓原料は、通常の米菓を製造するよう
に、米を洗米、浸漬し製粉を行った米粉を蒸練機などの
蒸し設備で蒸練を行う。またこの時に澱粉、その他の穀
類を単独あるいは複数種類混合しても良い。蒸練を行っ
た後、必要ならば、温水などでドウの冷却を行い、その
後混練を行う。この様にして常法により米菓原料として
用いることができるドウを得るものである。
【0026】本発明で用いる表面に多数の溝を刻設し凹
凸状に形成したロールは、平滑ロールを2本を用い、こ
のロールは通常、米菓製造において一般的に用いられる
ロールで良く、大小や材質は問わないが、ロール同士を
接するように圧延する場合には、ロールは丈夫な材質を
選定する必要があり、また、本発明においては、ロール
の直径が約200mmの平滑ロールを2本使用した。
【0027】ロール表面にロールの回転軸方向に対し
て、一定の角度をつけて溝を削るものであるが、削る機
械については特に限定する必要はなく、マシーニングセ
ンターのコンピューター制御付き回転保持具の機械に所
望のエンドミルやフライス等の刃物工具を付けて切削し
てもよく、また一般的に歯車の製作時のギアボブ状のも
のを用いて切削しても良いけれども、本発明のロールを
作成するには、軸方向に対して一定角度を維持したま
ま、溝を切削するものであるから相当高度な切削技術を
伴う。
【0028】ロールの表面に溝を切削するに際しては、
ロールの軸方向に対する溝の角度は一定角度に固定した
まま螺旋状に溝を切削する。すなわち、溝はネジのよう
に全て1本の溝によりロールの外周部に刻設されている
のではない。けだしネジのように1本の溝でロールの全
ての外周面を切削する場合には、ロール軸方向に対して
45〜60度の角度を保って溝を作成することは不可能
であり、従って、複数本の溝が一定角度で螺旋状に切削
されている状態になる。
【0029】ロールの表面に刻設する溝の切削は、図1
および図2に示すように、一対のロールの2本とも図1
のように同角度、同方向に溝を削る必要があり、そうで
ないと、格子状の外観形状を呈した米菓をつくることが
できない。
【0030】溝の角度はロールの軸方向に対して45〜
60度程度がよく、角度が45度以下だと、ドウの剥離
性及び圧延能率が悪化し、品質安定性に欠ける。
【0031】また、溝の角度が大きすぎると、圧延能率
は上がるが視覚的に興趣のある表裏で交叉した格子状を
呈した煎餅たる米菓を作ることができない。
【0032】溝の幅は、ドウの性質、発明者の狙いとす
る格子状の様態を損なわない範囲であれば特にこだわら
ないが、好ましくは凹部の幅員は2〜5mm、凸部の幅
員は1〜4mm、深さは1〜3mm程度であれば一般米
菓のドウに使用でき、模様も鮮明になり、またドウの剥
離性を良好にするためには図2及び図5に示すように溝
の凸部から凹部にかけた面に傾斜をつけるのもよい。
【0033】このように溝の凹部の幅員を底部方向を小
さく上部方向へ次第に大きくして凹部の両側面を斜状に
傾斜して形成しておけば、圧延時にドウが溝の凹部か
ら、よりスムースに剥離することができ、その分ロール
の回転スピードを高く維持できて、ドウの圧延効率が向
上できるという効果がある。
【0034】また、溝は、あまりにも溝の幅を狭くした
り、深く削りすぎると圧延能率を悪化させる要因とな
る。またドウ生地とロールの剥離性を良好にするため
に、ロール表面をテフロンなどの樹脂を使って剥離性を
良好にすることも可能である。
【0035】本発明のような食品生地圧延用ロールを製
造する場合、圧延するドウの性質、凹凸条による模様形
状の態様、食品粒の使用不使用、シート厚などを十分考
慮してロールを設計することが必要である。
【0036】このように作成された食品生地圧延用ロー
ルで、常法で作成されたドウを圧延する。圧延したドウ
生地の厚さは、任意の厚さでよく、ロールの凸部と凸部
とが外接するようにして圧延を行えば、貫通した網目タ
イプの米菓ができ、また、外接しないように圧延した場
合は、表裏ともに凹凸条の入った格子模様のシートを作
成することができる。
【0037】また形抜きを行う型も様々な形状で良く、
本発明の効果を損なわない範囲内であれば、種々の態様
が可能である。
【0038】この格子状に凹凸条が表裏で交叉してドウ
シートから型抜きされた生地を乾燥をする。乾燥方法は
通常、米菓製造に用いられている乾燥機を用い、場合に
よっては多段階乾燥工程をとり、その間に調質工程をと
ることも可能である。
【0039】この凹凸条により格子状の外観形状を呈し
た米菓生地は、通常米菓生地に比べ表面積が大きいため
に、乾燥能率が良く、乾燥時間が短くて済み、最終的に
水分を13〜14%まで乾燥をとって、ネカセとよばれ
る調質工程をとり、焼成を行う。
【0040】焼成装置も通常米菓製造で使用されている
ものが、そのまま利用できるものであり、場合によって
はフライなどの他の処理によって製品としても構わな
い。
【0041】焼成された米菓生地は、生地の表面積が大
きいため、火の通りがよく、歯ざわりの良い、視覚的に
興趣のある格子状の外観形状を呈した米菓が出来上が
る。
【0042】本発明の米菓の製造方法における装置の生
地圧延用のロールは、米菓だけの分野にとどまらず、ス
ナック、焼き菓子、その他の分野の圧延用ロールとして
利用でき、種々の形状、形態を持ったさまざまな菓子を
作り出すことができるところの優れた食品生地圧延用の
ロールとして利用できる。
【0043】また従来技術たる特開平9ー163934
号に提案されているような横溝を刻印したロールと、縦
溝を刻印したロールとを、相対向させたロールで圧延す
るものと比較してドウの圧延効率が10〜20%向上す
る。
【0044】これはロールの圧延スピードから算出した
ものであり、ドウの性状、トラブルの発生などにより多
少変化するが、本発明の米菓製造方法における装置の圧
延用のロールは、トラブルの発生も少なく、安定した圧
延状態を保つことができる。
【0045】
【作用】本発明は、一対のロールの表面にロールの軸方
向に対し一定角度の多数の凹凸状に溝を刻設してなるも
のであるため、ロールの回転によりシート状に圧延され
るドウが、ロール間で圧延されながらも、同時にロール
に刻設した溝の角度により、ドウシートに方向性を持た
せて、ドウシートが、ロールの回転と共に溝に沿いなが
ら溝の回転方向と同一方向へ押し流されるように作用
し、かつ、一定角度によりロールの表面に刻設された多
数の溝が、ロールの回転に伴いロール間からドウを削り
取りながらロールの外方へ押し出すような力が働くもの
である。
【0046】このために従来技術のようなロールによる
圧延によってドウが、ロールの表面にベッタリとくっつ
いたり巻き付く現象が発生せず、ドウがロールの表面か
らスムースに剥離し、ドウの圧延によってもロールの回
転数を低下させることがないので、従来のロールと比較
してドウの圧延能率を10〜20%程度向上させること
が可能となる。
【0047】ロールの表面にロールの軸方向に対し一定
角度に刻設した多数の溝が、ロールの回転に伴いロール
間からドウを削り取りながら押し出すような力が作用す
るため、ドウに混入された豆類その他の穀類の食品粒が
凹凸状の溝に凹部に挾まっても、ドウの圧延に伴い溝の
凹部から食品粒が押し出されて除去されるため、圧延時
のトラブルも減少し、安定した品質で、しかも製造され
た米菓は、表裏で凹凸条が交叉して格子状に成形された
外観を呈する米菓を得ることができる。
【0048】本発明によって作られる、表裏両面で凹凸
条が交叉し格子状に成形された煎餅等の米菓は、特異な
状態に凹凸条が表裏で交叉した格子状を呈した表面形状
を有しているため同程度の平滑なドウシートと比較し、
表面積が大きくなる結果、乾燥効率もよく、また焼成時
における熱効率が優れている為、膨化率も増大し、火の
通りの良い、歯触りの良い米菓を得ることができる。
【0049】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、これらは本
発明をなんら限定するものではない。
【0050】(実施例1)平滑なロール1を2本使用
し、マシーニングセンターのコンピューター制御付き回
転保持具の機械に所望のエンドミルを装着してロール1
の表面3に凹凸状の多数の溝4を切削する。
【0051】溝4はロール1の軸2方向に対して45度
の角度を維持したまま、溝4を切削し、かつ、溝4の凸
部5の幅員5aを3mm、凹部6の幅員6aを2mm、
深さ6bが2mmになるように一本一本溝4を切削し、
多重螺旋溝をもつロール1を作る。このロール1の表面
を研磨した後、ロール1の表面をテフロン加工を施して
ロールを完成する。
【0052】別に、米を洗米し、浸漬を行い、製粉し、
米粉を作り、水分30%の米粉を蒸練機に入れ、蒸圧
0.3kg/cm2で7分間蒸練を行い、蒸練機からド
ウ8を取り出す。
【0053】ドウ水分は48.5%であり、これをW練
り機で、混捏を行って混捏後、上記の表面に多数の溝4
を刻設してなる一対のロール1を使い、ドウ8の生地団
子を圧延する。
【0054】圧延したドウシート9の表裏両面で交叉し
た凹凸条13が格子状に設けられてなり、このドウシー
ト9を直径60mmの円形の切抜型11で切り抜き一枚
当り水分含みで10.5gである円形の米菓生地を得
た。
【0055】円形の米菓生地を、素枠に生地を並べ、差
し網乾燥機に入れ、70℃の温度設定で2時間乾燥を行
い、水分18.5%まで乾燥させ、乾燥後ネカセとよば
れる調質工程を取り、その後同じく差し網乾燥機で水分
を13,5%にする。
【0056】乾燥時間は約1.5時間で、調質工程を
2.3時間とりガス運行釜によって焼成を行ったとこ
ろ、出来上がった焼成生地は、図3に示すような視覚的
に興趣のある格子状の外観形状を呈した米菓12ができ
あがった。
【0057】(実施例2)平滑なロール1を2本使用
し、マシーニングセンターのコンピューター制御付き回
転保持具の機械に所望のフライス刃物を装着してロール
の表面に凹凸状の多数の溝4を切削する。
【0058】溝4はロール1の軸2方向に対して60度
の角度を維持したまま、溝4を切削し、かつ、溝4の凸
部5の幅員5aを3mm、凹部6の幅員6aを2mm、
深さ6bが2mmになるように一本一本溝4を切削し、
多重螺旋溝をもつロール1を作る。このロール1の表面
を研磨した後、ロール1の表面をテフロン加工を施して
ロールを完成する。
【0059】別に、米を洗米し、浸漬を行い、製粉し、
米粉を作り、水分30%の米粉を蒸練機に入れ、蒸圧
0.3kg/cm2で7分間蒸練を行い、蒸練機からド
ウ8を取り出す。
【0060】ドウ水分は48.5%であり、これをW練
り機で、混捏を行いこの混捏の段階でフライをされた破
砕グリンピースをドウの重量に対して7重量%添加し
た。このドウ8を、上記の表面に多数の溝4を刻設して
なる一対のロール1を使い圧延したところ、グリーンピ
ースの油分が混在しているにもかかわらず、ドウ8がス
リップもせずに安定した生地厚で圧延され、グリーンピ
ースも均一に混ぜられたシートが作成された。
【0061】圧延したドウシート9の表裏両面で交叉し
た凹凸条13が格子状に設けられてなり、このドウシー
ト9を直径60mmの円形の切抜型11で切り抜き一枚
当り水分含みで9.5gである円形の米菓生地を得た。
【0062】円形の米菓生地を、素枠に生地を並べ、差
し網乾燥機に入れ、70℃の温度設定で2時間乾燥を行
い、水分18.5%まで乾燥させ、乾燥後ネカセとよば
れる1日調質工程を取り、その後同じく差し網乾燥機で
水分を13,5%にする。
【0063】乾燥時間は約1.0時間で、調質工程を
2.3時間とり、焼き窯によって焼成を行ったところ、
出来上がった焼成生地は、視覚的に興趣のある格子状の
米菓ができあり、グリーンピースの香りと食味が楽しめ
る米菓を得ることができた。
【0064】比較例として一対の平滑ロールで同上のフ
ライグリーンピースを添加したドウを圧延しようと試み
たが、ロール間でドウがスリップして圧延することが不
可能であった。
【0065】(実施例3)平滑なロール1を2本使用
し、マシーニングセンターのコンピューター制御付き回
転保持具の機械に所望のエンドミルを装着してロール1
の表面に凹凸状に多数の溝4を切削する。
【0066】溝4はロール1の軸2方向に対して45度
の角度を維持したまま、溝4を切削し、かつ、溝4の凸
部5の幅員5aを3mm、凹部6の幅員6aを2mm、
深さ6bが2mmになるように一本一本溝4を切削し、
多重螺旋溝をもつロール1を作る。このロール1の表面
3を研磨した後、ロール1の表面3をテフロン加工を施
してロールを完成する。
【0067】別に、米を洗米し、浸漬を行い、製粉し、
米粉を作り、水分30%の米粉を蒸練機に入れ、蒸圧
0.3kg/cm2で7分間蒸練を行い、蒸練機からド
ウ8を取り出す。
【0068】ドウ水分は48.5%であり、これをW練
り機で、混捏を行いこの混捏の段階で乾燥大豆をドウ8
の重量に対して10重量%添加した。このドウ8を、上
記の表面3に多数の溝4を刻設してなる一対のロール1
を使い圧延した。
【0069】圧延したドウシート9の表裏両面で交叉し
た凹凸条13が格子状に設けられてなり、このドウシー
ト9を直径60mmの円形の切抜型11で切り抜き一枚
当り水分含みで10.0gである円形の米菓生地を得
た。
【0070】円形の米菓生地を、素枠に生地を並べ、差
し網乾燥機に入れ、70℃の温度設定で2時間乾燥を行
い、水分18.5%まで乾燥させ、乾燥後ネカセとよば
れる1日調質工程を取り、その後同じく差し網乾燥機で
水分を13,5%にする。
【0071】乾燥時間は約2.0時間で、調質工程を
2.3時間とり、焼き窯よって焼成を行ったところ、出
来上がった焼成生地は、視覚的に興趣のある格子状の米
菓12ができあがり、大豆の香ばしい香りと食味が併せ
もった米菓を、得ることができた。
【0072】比較例としてロールの表面にロールと同軸
方向、あるいはロールの外周方向に凹凸条の条溝を刻設
した一対のロールで同上の乾燥大豆を添加したドウを圧
延しようと試みたが、ロール間でドウの乾燥大豆が挾ま
るトラブルが生じ、圧延効率も低く品質も安定しなかっ
た。これに対し実施例3によるときはこの比較例に比
べ、圧延効率が20%増加しまた品質的なトラブルもな
く、良好な圧延米菓生地を作ることが可能であった。
【0073】(実施例4)平滑なロール1を2本使用
し、マシーニングセンターのコンピューター制御付き回
転保持具の機械に所望のエンドミルを装着してロール1
の表面3に凹凸状の多数の溝4を切削する。
【0074】溝4はロール1の軸2方向に対して45度
の角度を維持したまま、溝4を切削し、かつ、溝4の凸
部5の幅員5aを3mm、凹部6の幅員6aを2mm、
深さ6bが2mmになるように一本一本溝4を切削し、
多重螺旋溝をもつロール1を作る。このロール1の表面
3を研磨した後、ロール1の表面3をテフロン加工を施
してロールを完成する。
【0075】別に、コーングリッツを温水で浸漬後、水
切り、調質し、蒸練機に投入し、蒸圧0.3kg/cm
2で10分間蒸練を行い、蒸練機からドウ8を取り出し
たら、ドウ水分は43%であった。これをW練り機で、
軽く混捏を行った後、このドウを、本発明の上記の表面
に多数の溝4を刻設し凹凸状に形成して一対のロール1
を用いてロール1の溝4の凸部5と凸部5とが外接する
ように接触しせしめて、ドウシート9が網目状になるよ
うに圧延を行った。
【0076】この圧延したドウシート9を直径60mm
の円形の切抜型11で切り抜き、この円形の米菓生地
を、素枠に生地を並べ、差し網乾燥機に入れ、70℃の
温度設定で1.5時間乾燥を行い、乾燥後ネカセとよば
れる1日調質工程を取り、その後同じく差し網乾燥機で
水分を11,0%にする。
【0077】この生地を予備加熱した後、フライを行っ
たところ、出来上がった米菓は視覚的に興趣のある網目
状のスナックができあがり、コーンの風味が良好な米菓
を得ることができた。
【0078】
【発明の効果】本発明は上記のように構成してなるもの
であるから、米菓の製造において米菓原料たるドウを1
対のロールでシート状に圧延する際に、ドウがロールの
表面にベットリとくっついたり巻き付くことなく、ロー
ルの表面にロールの軸方向に対して一定角度に刻設して
なる多数の溝に沿って押し流され、かつ、押し出される
ようにスムースにロールの表面から剥離しながら圧延さ
れ、更にドウ中に大豆その他の食品粒が混入されていて
も、ロール間に滞留することなくスムースに圧延される
ものであるから、米菓生地の圧延効率と品質安定性が著
しく向上し、しかも、成形された米菓も、表裏で交叉し
た凹凸条により格子状の特異な外観形状を呈するためこ
の種米菓に対する一般需要者の興趣を惹起せしめ、米菓
に対する需要意欲を増進せしめるという効果がある。
【0079】本発明の請求項1記載の米菓製造方法は、
平滑なロールの表面にロールの軸方向に対して一定角度
で多数の溝が刻設さ凹凸状に形成した一対のロールによ
り、米、澱粉等からなる原料を蒸煮、混捏を行ったドウ
を圧延することによってトラブルもなく、安定した表裏
で交叉する凹凸条を設けたシートができ、これを型抜
き、乾燥し焼成することによって格子状に成形された煎
餅等の米菓の製造方法を提供できるという効果がある。
【0080】本発明の請求項2の米菓製造方法は、平滑
なロールの表面にロールの軸方向に対して45〜60度
の角度をつけて多数の溝が刻み込まれた凹凸状に形成し
た1対のロールを用いてなるものであるから、煎餅等の
表裏両面には凹凸条が必ず交叉して格子状の外観を呈し
た米菓が成形できるという効果がある。
【0081】本発明の請求項3記載の米菓製造方法は、
凹部が2〜5mm、凸部が1〜4mm、深さ1〜3mm
で多数の溝が刻み込まれた請求項1乃至2の凹凸状に形
成した1対のロールを用いてなるものであるから、煎餅
等の表裏両面に鮮明な形状を有する凹凸条が成形できる
という効果がある。
【0082】本発明の請求項4の装置は、米菓原料たる
ドウを圧延する一対のロールを設けてなる米菓の製造装
置におれけるロールの表面に軸方向に対し一定角度で多
数の溝を刻設し凹凸状に形成してなるものであるから、
従来の米菓の製造装置に一般的に用いられる平滑なロー
ルをそのまま利用して、ロールの表面に一定角度により
多数の溝を刻設することで、煎餅等の表裏両面に凹凸条
を交叉して格子状に成形するロールを有する装置を提供
できるという効果がある。
【0083】本発明の請求項5の装置は、ロールの表面
に刻設した溝が、ロールの表面にロールの軸方向に対し
て、45〜60度の角度をつけて多数を刻設してなるも
のであるから、この装置においては一対のロールの表面
に刻設した溝が、互いに交叉方向に設けられるため、ロ
ールで圧延したドウのシート状の表裏両面に互いに格子
状に交叉した凹凸条が確実に成形でき、ロールにより圧
延されるドウがロールの表面の溝により確実に噛み込む
ように挾まれて圧延され、かつ、ロールの溝に沿って圧
延されたドウシートが押し出されるように排出されるの
で、ドウがロールの表面にくっつくことなくスムースに
剥離され圧延されるという効果がある。
【0084】本発明の請求項6の装置は、ロールの表面
に刻設した溝の凹部が2〜5mm、凸部が1〜4mm、
深さ1〜3mmで多数の溝が刻み込まれて凹凸状に形成
した1対のロールを用いてなるものであるから、この装
置により圧延なされるドウの圧延ドウシートには、表裏
両面に鮮明にくっきりと形状された凹凸条を成形できる
とともに、溝の凹部が2〜5mmと食品粒が容易に挿入
される幅を有するものであるから、大豆やナッツ類等の
食品粒を混入してなるドウを用いても、食品粒はロール
の表面の溝が噛み込みかつ溝に挿入されてロール間に滞
留することなく容易に圧延できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1対のロールの平面図
【図2】図1の1対のロールの斜視図
【図3】本発明により製造した米菓の斜視図
【図4】本発明の米菓の製造方法に用いる装置の一部省
略の説明図
【図5】ロールの表面に刻設した溝の拡大側面図
【図6】従来の1対のロールの平面図
【図7】図6の1対のロールの斜視図
【図8】従来の1対のロールの斜視図である。
【符号の説明】
1 ロール 2 回転軸 3 ロールの表面 4 溝 5 凸部 5a 凸部の幅員 6 凹部 6a 凹部の幅員 6b 凹部の深さ 7 ホッパー 8 ドウ 9 ドウシート 10 米菓の製造装置 11 切抜型 12 米菓 13 凹凸条 14 ベルトコンベアー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールの表面に軸方向に対し一定角度で
    多数の溝を刻設し凹凸状に形成した一対のロールによ
    り、米菓原料たるドウを圧延し、表裏で格子状に交叉し
    た凹凸条を設けたシートを形成し、次いで該シートを常
    法により型抜き、乾燥し、焼成することを特徴とする米
    菓の製造方法。
  2. 【請求項2】 ロールの表面に刻設した溝がロールの軸
    方向に対して45〜60度の角度を有する請求項1の米
    菓の製造方法。
  3. 【請求項3】 ロールの表面に刻設した溝の凹部の幅員
    が2〜5mm、凸部の幅員が1〜4mm、凹部の深さが
    1〜3mmである請求項1又は2の米菓の製造方法。
  4. 【請求項4】 米菓原料たるドウを圧延する一対のロー
    ルを設けてなる米菓の製造装置において、一対のロール
    が、ロールの表面に軸方向に対し一定角度で多数の溝を
    刻設し凹凸状に形成してなることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 ロールの表面に刻設した溝が、ロールの
    軸方向に対して45〜60度の角度を有する請求項4の
    装置。
  6. 【請求項6】 ロールの表面に刻設した溝の凹部の幅員
    が2〜5mm、凸部の幅員が1〜4mm、凹部の深さが
    1〜3mmである請求項4又は5の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010063444A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Kenichi Suzuki あられの製造方法
CN105533101A (zh) * 2015-12-19 2016-05-04 莫泽庸 一种米果及其制作方法

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