JPH03147670A

JPH03147670A - 自動原稿供給装置の制御方法

Info

Publication number: JPH03147670A
Application number: JP28395589A
Authority: JP
Inventors: Hiroki Okada; 浩樹岡田
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1989-10-31
Filing date: 1989-10-31
Publication date: 1991-06-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、複写機等に付属するる自動原稿供給装置に
おいて、原稿の排出時に原稿の積層状況を良好とする制
御方法に関するちのである。

従来の技術高速により原稿の搬送を行なう自動原稿供給装置におい
ては、原稿を高速のま＼排出すると原稿の積層状況が良
好となら々いため、原稿を排出する直前に搬送を一時停
止してから再度搬送を開始し、これにより減速した状態
として原稿の排出を行なうようになっている。

発明が解決しようとする課題しかし、原稿の搬送速度をより高速とし、複写機等の稼
働効率を向上させる場合には。

搬送を一時停止するのみでは、原稿の排出速度が十分に
低速とならず、排出原稿の積層状況を良好にしにくいと
いう問題がある。

したがって、この発明は、このようｆｌ従来の制御方法
のもつ問題を解決し、高速に原稿の搬送を行ないながら
、排出原稿の積層状況を良好とすることのできる自動原
稿供給装置の制御方法を提供することを目的とするもの
である。

課題を解決するための手段この発明は、前記の目的を達成するため、上述の自動原
稿供給装置において、排紙センサにより排出する原稿を
検出したとき、原稿の搬送を一時停止し、ついで原稿の
搬送速度を低速とし、この低速により原稿の排出を行な
うことを特徴とするちのである。

作　　　用前記の方法においては、排出原稿が低速により搬送され
るため、積層状況が良好となる。

実施例以下、実施例を示す図によってこの発明の詳細な説明す
る。

第１図は、自動原稿供給装置（以下、ＡＤＦ　）の１例
の要部側面図であり、複写機の本体１上に載置されたＡ
ＤＦ　２には、原稿台３が設けである。この原稿台３の
上へ原稿４を積層し、その先端を開口部５へ挿入すると
、これが原稿センサ６により検出され、呼出ローラ７と
対向する呼出ころ８が点線位置へ降下し、これにより最
下位の原稿４を挾持すると共に、呼出ローラ７が矢印方
向へ回転するため、原稿４の搬送が開始され、分離ロー
ラ９ａにより１枚のみが分離される。この原稿４は駆動
プルアウトローラ９ｂおよび従動プルアウトローラ１０
により挾持されてブラケット１１上を通過し、ストッパ
板１２上を経てコンタクトガラス１３上に至り、ベルト
駆動ローラ１４．ベルト固定ローラ１５およびベルト従
動ローラ１６により張架された搬送ベルト１７によって
矢印方向へ搬送されたうえ、原稿４の先端がレジストセ
ンサ１８により検出される。そしてこれより一定距離だ
け更に矢印方向へ搬送されてから、今度は反対方向へ搬
送され、原稿４の後端がストッパ板１２の基準端１９へ
当接して停止し、この状態において複写の露光が行なわ
れる。

たダし、基準端１９への当接は、片面突当モードの場合
であり、片面非突当モードの場合では、レジストセンサ
１８により原稿４の後端を検出してから一定距離の搬送
を行ない、この位置において原稿４の停止を行なう。

露光が終了すると、原稿４は、再度搬送ベルト１７によ
り矢印方向へ搬送され、排紙ガイド２０を介して主プル
アウトローラ２１および副プルアウトローラ２２に挾持
され、反転ガイド２３に沿って送り出され、実線位置の
偏向爪２４により方向が定められたうえ、排紙ローラ２
５および排紙ころ２６により挾持されて更に搬送され、
排出口２７からカバー２８上へ排出される。

なお、両面複写の際には、偏向爪２４が点線位置となっ
ており、これにより原稿４が下方へ向かい、このとき搬
送ベルト１７が矢印と反対方向へ回転するため、原稿４
は搬送ベルト１７により矢印と反対方向へ搬送されて停
止し、裏面側の露光が行なわれる。

主プルアウトローラ２１と対向して排紙センサ２９が設
けてあり、これにより排出する原稿４の後端を検出した
とき、原［４の搬送を一時停止し、これについで搬送速
度を低速としたうえ、原稿４の排出を行なうようになっ
ている。

第２図は前記ＡＤＦ　２の制御回路のブロック図であり
、ＣＰＵを含む制御部３１に対し、コネクタ３２を介し
て本体１が接続され、本体１側との連携がなされている
。一方、ＡＤＦ　２の原稿センサ６、レジストセンサ１
８．排紙センサ２９、ならびに、回転系の回転に応じた
パルスを発生するタイミングパルスセンサ３３．原稿４
のサイズを検出するサイズ幅センサ３４．　ＡＤＦ２の
リフトアップを検出するリフトアップスイッチ３５等の
各出力が与えられており、これらの各出力に応じて制御
部３１中のＣＰＵが制御上の判断を行ない、駆動回路を
含む搬送モータ３６．排紙モータ３７．呼出ソレノイド
３８゜供給ソレノイド４９９反転ソレノイド４０９表示
部４１等へ制御信号を送出している。

なお、ＣＰＵは、厚薄切換スイッチ４２の出力に応じ、
原稿４の厚さによって制御の切換を行なっており、搬送
モータ３６は、第１図の呼出ローラ７、分離ローラ９ａ
、駆動プルアウトローラ９ｂ、ベルト駆動ローラ１４等
を駆動している一方、排紙モータ３７は、同図の主プル
アウトローラ２１．徘紙ローラ２５等を駆動する。

また、呼出ソレノイド３８は、呼出ころ８を点線位置へ
降下させ、供給ソレノイド４９は、搬送モータ３６の回
転を分離ローラ９ａへ伝達し、反転ソレノイド４０は、
偏向爪２４を点線位置へ回動させる。

第３図（Ａ）〜（Ｃ）は、制御部３１が実行する制御状
況のフローチャートであり、「初期設定」１０１を行な
ってから、「原稿セット可表示ＯＮ、センサ類チエツク
」１０２により、各センサ出力のチエツクおよび表示部
４１に対する表示制御を行ない、原稿４の挿入に応じて
「原稿センサ６・・・ＯＮＪ　ＩＩＩがＹＥＳとなれば
、「供給スタートＯＮＪ　１１２をＹＥＳと判断し、　
「呼出ソレノイド３８・・・ＯＮ、供給ソレノイド４９
・・・０ＮＪ１１３を行なってから、「搬送モータ３６
・・・０ＮＪ１１４を行ない、原稿４の搬送を開始する
。

原稿４が搬送され、レジストセンサ１８へ達し「レジス
トセンサ１８・・・ＯＮＪ　１１５がＹＥＳとなれば、
「呼出ソレノイド３８・・・ＯＦＦ、供給ソレノイド４
９・・・ＯＦＦ、　タイマースタート、モータ３６のパ
ルスカウント開始」１１６を行ない、これによりスター
トしたタイマーの「タイムオーバ？Ｊ１２＋がＹＥＳと
なるのにしたがい、サブルーチンによるｒｓＢ２６０・
サイズチエツク、送り量パルス設定Ｊ　１２２の処理を
行なってから。

サイズチエツクフラグｒｓＩ２ＥＦ＝　Ｉ　Ｊ　１２３
のＹＥＳ、および、エラーフラグｒＥＲＲＦ＝　Ｉ　Ｊ
　１２４のＹＥＳを前提とし、サイズに応するパルスカ
ウント値が、「パルスカウント設定値Ｊ　１３１のＹＥ
Ｓとなってから、「モータ３６・・・ＯＦＦ、本体スタ
ート信号セット」１３２を行ない、「排紙スタートＯＮ
Ｊ　１３３をＹＥＳと判断する。

一方、ステップ１２４がＹＥＳであればエラーの発生で
あり、「モータ３６・・・ＯＦＦ、原稿ジャムセット」
１４１を行なってから、「リフトＵＰ？Ｊ１４２のＹＥ
Ｓに応じ、「原稿ジャムリセット、ＥＲＲＦ　４−０．
５ＩＺＥＦ←０Ｊ１４３により原稿ジャム発生の表示お
よび各フラグをリセットし、ステップ１０２以降を反復
する。

したがって、ステップ１２４がＮｏであり、正常な場合
には、ステップ＋３１のＹＥＳに応するステップ１３２
の「モータ３６・・・０ＦＦＪにより原稿４の搬送を停
止するため、原稿４がコンタクトガラス１３上の所定位
置にセットされ、ステップ＋３２の「本体スタート信号
セット」にしたがって露光が行なわれると、ステップ１
３３のＹＥＳにより原稿４の排出搬送を開始する。

第３図（Ｃ）において、ステップ１３３につぐ「排紙モ
ータ３７・・・ＯＮ、　タイマースタート」】５１によ
り排紙モータ３７が起動し、排出される原稿４が排紙セ
ンサ２９へ到達して「排紙センサＯＮＪ　１５２がＹＥ
Ｓとなり、ステップ１５１によりスタートしたタイマー
の「タイムオーバ」１５３がＹＥＳとなってから、原稿
４の後端が排紙センサ２９を通過すると「排紙センサ０
ＦＦＪ　１５４がＹＥＳとなる。これによって排出する
原稿４の検出がなされ、「排紙モータ３７・・・ＯＦＦ
　、排紙タイマースタート」１５５により原稿４の搬送
を一時停止のうえ、「排紙タイマー・タイムオーバ」１
５６がＹＥＳなれば、「排紙モータ３７・・・ＯＮ、減
速指令ＯＮ、モータＯＦＦ、タイマースタート」１６１
により、排紙モータ３７を再度起動すると共に速度指令
ＳＣを低速とし、低速により原稿４の排出を行ない、「
モータＯＦＦ。

タイマー、タイムオーバ」１６２のＹＥＳに応じ、「排
紙モータ３７　ＯＦＦ、減速指令０ＦＦＪ　１６３ニよ
り排出の搬送を停止した後、ステップ１０２以降を反復
する。

したがって、原稿４の排出が低速により行なわれ、ＡＤ
Ｆ　２のカバー２８上へ良好に積層することができる。

第４図は、排紙モータ３７の制御回路図であり、排紙モ
ータ駆動用ＩＣ５１は、コンデンサＣおよび抵抗器Ｒ１
，Ｒ２の時定数に応じた周期の信号を発生するちのとな
っており、この出力を差動増幅器Ａ１．　Ａ２．　　ト
ランジスタＱ。

および、抵抗器Ｒ３〜Ｒ５による増幅回路により所定の
電力へ増幅し、排紙モータ３７を駆動している。

したがって、モータ３７の回転数Ｎは、次式により与えられるようになっている。

Ｎ＝ｋＸＣＸＲＸＰｋ・・・係数Ｒ・・・Ｒ１とＲ２との合成抵抗値Ｐ・・・モータ３７の極数たゾし、抵抗器Ｒ２には、フォトカプラＰＣの受光トラ
ンジスタが並列に接続されており、常時は制御部３１か
らの速度指令ＳＣが高速として与えられ、ドライバＤＲ
および抵抗器Ｒ６を介してフォトカプラＰＣの発光ダイ
オードが発光紙、受光トランジスタをオンとしているた
め、モータ３７が高速により回転するちのとなっている
。これに対して第１図において排紙センサ２９により排
出する原稿４の光端を検出すると、速度指令ＳＣが低速
となるため、フォトカプラＰＣの発光ダイオードが減光
して受光トランジスタがオフとなり、モータ３７が低速
により回転し、この状態において原稿４の排出が行なわ
れる。

また、制御部３】からは、起動／停止指令０Ｎ１０ＦＦ
が与えられており、これを抵抗器Ｒ７〜Ｒ９および差動
増幅器Ａ３の回路を介して差動増幅器Ａ２の入力へ与え
、これによりモータ３７の回転、停止を制御している。

なお、ダイオードＤ、、Ｄ２は、保護用のショックアプ
ゾーバである。

発明の効果この発明は以上のとおりであって、排出する原稿を排紙
センサにより検出したとき、原稿の搬送を一時停止した
うえ、搬送速度を低速として原稿の排出を行なうものと
したことにより、排出以前の搬送を高速とし複写機等の
稼働効率を向上させても、排出原稿の積層状況が良好と
なり、各種用途のＡＤＦにおいて顕著な効果が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動原稿供給装置の要部側面図、第２図は同上
の制御回路のブロック図、第３図は同上の制御状況のフ
ローチャート、第４図は同上における排紙モータの制御
回路図である。２・・・自動原稿供給装置２１・・・主プルアウトローラ２５・・・排紙ローラ２７・・・排出口３１・・・制御部３７・・・排紙モータＣ・・・コンデンサＡ、−Ａ３・・・差動増幅器ＤＲ・・・ドライバ４・・・原　稿２２・・・副プルアウトローラ２６・・・排紙ころ２９・・・排紙センサ３６・・・搬送モータ５１・・・排紙モータ制御用ｆｃＲ，−Ｒ９・・・抵抗器ＰＣ・・・フォトカプラＭ・・・モータ。

Claims

【特許請求の範囲】

１、高速により原稿の搬送を行なう自動原稿供給装置に
おいて、排紙センサにより排出する原稿を検出したとき
、原稿の搬送を一時停止し、ついで原稿の搬送速度を低
速とし、該低速により原稿の排出を行なう事を特徴とす
る自動原稿供給装置の制御方法。