JPH0314746Y2 - - Google Patents

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JPH0314746Y2
JPH0314746Y2 JP1983181412U JP18141283U JPH0314746Y2 JP H0314746 Y2 JPH0314746 Y2 JP H0314746Y2 JP 1983181412 U JP1983181412 U JP 1983181412U JP 18141283 U JP18141283 U JP 18141283U JP H0314746 Y2 JPH0314746 Y2 JP H0314746Y2
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JP
Japan
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plunger
adhesive
switch
chamber
seal member
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JP1983181412U
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JPS6088423U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリミツトスイツチのシール装置に関
するものである。
従来この種のシール装置として第1図に示すよ
うに一端に頭部11を、また他端に鍔部14をそ
れぞれ設けた金属性のプランジヤー16をゴム製
のシール部材15に対してその弾力に抗して嵌め
込むものがあるが、これはプランジヤー16の押
圧時にヘツド内部の圧力に耐えられずシール不良
が発生するおそれがある。
この欠点を解消するために第2図ないし第3図
に示すようにプランジヤー16の外周に断面が矩
形状の凹凸部17,18を設けるとともにこの凹
凸部に接着剤19を塗布した状態でシール部材1
5すなわち液状のゴム部材を加硫成形するものが
あるが、プランジヤー16に接着剤19を塗布す
る際、プランジヤー16そのものが小さいため
に、このプランジヤーを接着剤中に浸し、その後
これを乾燥させた状態でプランジヤー16の凹凸
部17,18以外の部分とくにシール部材15か
ら露出する部分に付着した接着剤をタンブラー工
程において剥離する必要がある。それは第4図に
示すように上側金型21によつてプランジヤー1
6の頭部11を、またその下端14を下側金型2
2によつてそれぞれ支持し、かつ両金型21,2
2を加熱した状態で空間23内に注入口24を通
してゴム材を注入するが、このときプランジヤー
16の両金型21,22と接する部分に付着した
接着剤が溶融し、これが金型21,22に付着
し、とくにこれらの金型と接着剤との結合が強力
なためにそれらの金型21,22を著るしく劣化
させるおそれがあるからである。
また断面形状が矩形のものにあつてはシール部
材の加硫成形時に第4図に示すようにその凹部1
8においてゴム材が渦流を生じる。このためその
凹部18に付着した接着剤はゴム材の渦流によつ
てプランジヤー16から剥離され、その結果第3
図に示すように接着剤はプランジヤー16の凹部
18と凸部17間の隅部にのみに付着し、その付
着寸法l1はl1=a1+b1で比較的短かく、したがつ
て付着面積が小さく、しかもむらがあるため、プ
ランジヤー16とシール部材15との結合が確実
でない欠点があつた。
この考案はこのような従来の欠点を解消し、接
着剤とシール部材との接着強度を増すとともにシ
ール部材とプランジヤーとの密着性を向上させ、
良好なシール特性を得ることを目的とするもので
ある。
そこでこの考案はその目的を達成するためにプ
ランジヤーのシール部材内に埋設される部分の外
周面に鋸歯状の凹凸部を設けたものである。
以下図によつてこの考案の一実施例について説
明する。
すなわち第5図においてハウジング1内にはス
イツチ収容室2が形成され、この収容室に内蔵ス
イツチ3が収容されている。またハウジング1の
一端にはプランジヤー室4がその軸心に沿つて設
けられ、このプランジヤー室には案内筒5が嵌合
され、さらにこの案内筒には外部プランジヤー6
が摺動自在に貫挿され、このプランジヤーはこれ
とハウジング1間に設けたスプリング7により常
時外方に押圧されている。外部プランジヤー6の
内側には押圧杆8の一端が挿入され、案内プレー
ト9を摺動自在に貫通した状態でワツシヤー10
により抜止めされている。そしてこの押圧杆の他
端はプランジヤー室4とスイツチ収容室2との間
に形成された連通孔12内に延びている。この連
通孔内にはプランジヤー16が位置し、このプラ
ンジヤーの一端は押圧杆8の他端と衝合し、かつ
その他端は内蔵スイツチ3のプランジヤー13と
衝合している。スイツチ収容室2内にはこの収容
室とプランジヤー室4との間のシールを司るシー
ル部材15が収容され、このシール部材はゴム材
により構成され、かつ金属製のプランジヤー16
と一体に成形されている。そしてこのプランジヤ
ーは第6図に示すようにシール部材15と接する
部分にはその断面形状が鋸歯状の凸部17および
凹部18が形成され、したがつてシール部材15
の加硫成形にあたつてその凹凸部17,18に接
着剤19を塗布した状態ではその接着剤は凹凸部
17,18にほぼ平均にむらなく付着し、その長
さl2はl2=a2+b2となる。この状態でシール部材
を加硫成形するが、ゴム材の注入時にこのゴム材
は第8図に示すようにプランジヤー16の鋸歯状
の凹凸部17,18に沿つて上昇するので渦流は
生じない。したがつてゴム材は接着剤19を剥離
することなくこの接着剤を介してプランジヤー1
6と堅固に結合する。
ここで第3図および第6図における接着剤の付
着寸法を比較すると、l1<l2で第6図に示すプラ
ンジヤーの方が第3図に示すそれに比し接着剤1
9の付着寸法が長いことが理解される。
この考案は上述のようにプランジヤー16のシ
ール部材15内に埋設される部分の外周面に鋸歯
状の凹凸部17,18を設けているので、接着剤
19はプランジヤー16の凹凸部17,18にそ
の全周にわたつて付着し、しかもシール部材15
の加硫時にその凹凸部17,18において渦流を
生ずることがなく、したがつて接着剤19をプラ
ンジヤー16から剥離することがなく、いきおい
シール部材15とプランジヤー16とが完全に結
合し、シール性が極端に向上する利点がある。
なお凹凸部17,18はプランジヤー16の軸
心上において左右対称に設ける必要はなく、たと
えば雄ねじ状に左右非対称に形成しても同様の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来のシール部材とプラ
ンジヤーとの関係を示す縦断面図、第4図はプラ
ンジヤーと金型との関係を示す正断面図、第5図
はこの考案におけるリミツトスイツチのシール装
置を示す正断面図、第6図および第7図はシール
部材とプランジヤーとの関係を示す正断面図であ
る。 1……ハウジング、2……スイツチ収容室、3
……内蔵スイツチ、4……プランジヤー室、5…
…案内筒、6……外部プランジヤー、7……スプ
リング、8……押圧杆、9……案内プレート、1
0……ワツシヤー、12……連通孔、13……プ
ランジヤー、15……シール部材、16…プラン
ジヤー、17……凸部、18……凹部、19……
接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング1のスイツチ収容室2とプランジヤ
    ー室4との間のシールを司るシール部材15に、
    その軸方向に貫通する金属製のプランジヤー16
    を埋設し、このプランジヤーの外周に接着剤19
    を塗布した状態で加硫成形するものにおいて、上
    記プランジヤー16の上記シール部材15内に埋
    設される部分の外周面に鋸歯状の凹凸部17,1
    8を設けたリミツトスイツチのシール装置。
JP18141283U 1983-11-24 1983-11-24 リミツトスイツチのシ−ル装置 Granted JPS6088423U (ja)

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JP18141283U JPS6088423U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 リミツトスイツチのシ−ル装置

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JPS6088423U JPS6088423U (ja) 1985-06-18
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JP3849972B2 (ja) * 2001-04-27 2006-11-22 信越ポリマー株式会社 押釦スイッチ用カバー部材及びその製造方法

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JPS56100828U (ja) * 1979-12-29 1981-08-08

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