JPH0314740B2 - - Google Patents

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JPH0314740B2
JPH0314740B2 JP19824487A JP19824487A JPH0314740B2 JP H0314740 B2 JPH0314740 B2 JP H0314740B2 JP 19824487 A JP19824487 A JP 19824487A JP 19824487 A JP19824487 A JP 19824487A JP H0314740 B2 JPH0314740 B2 JP H0314740B2
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rail
cassette
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rails
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JP19824487A
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Takaaki Shigenaga
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KITOO KK
NITSUSHIN BOSEKI KK
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KITOO KK
NITSUSHIN BOSEKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多数の糸巻コイル品(チーズ)を
支持しているカセツト群からなるカセツト列車を
空折搬送する装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、屈折搬送装置としては、実開昭61−
181003号公報により公表されているように、前後
方向に間隔をおいて配置された多数の縦行レール
ユニツトからなる2列の縦行レール列を左右方向
に間隔をおいて架設し、左右の縦行レール列の間
に、縦行レールユニツト分断空間に対向する位置
において左右方向に延長する横行レールを配置
し、前後の縦行レールユニツトの端部と横行レー
ルの端部との間において、回動接続レールを設
け、スタツカクレーンの枠体の両側に、走行用駆
動装置を備えている懸垂型トロリを、縦軸により
回動自在に取付け、その懸垂型トロリを縦行レー
ルユニツトと回動接続レールと横行レールとに沿
つて屈折走行させることができるようにした屈折
搬送装置が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記従来の屈折搬送装置の場合は、
多数のスタツカクレーンを屈折搬送する場合、各
スタツカクレーンにおける枠体の両側にそれぞれ
走行用の駆動装置を設ける必要があり、そのため
走行用駆動装置の使用数が著しく多くなつてコス
ト高になると共に、各走行用駆動装置の制御回路
が複雑になるという問題がある。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決できる糸巻
コイル品群支持カセツト列車の屈折搬送装置を提
供することを目的とするものであつて、この発明
の要旨とするところは、前進走行用レール1の端
部に連らなる実カセツト群待機ラインに、多数の
固定レール2とレール回動用駆動装置3により連
動機構を介して中央縦軸4を中心として回動され
る多数の回動レール5とが交互に並べて配置さ
れ、後退走行用レール6の端部に連らなると共に
前記実カセツト群待機ラインと平行になつている
カセツト群糸繰出しラインに、多数の固定レール
7とレール回動用駆動装置8により連動機構を介
して中央縦軸9を中心として回動される多数の回
動レール10とが交互に並べて配置され、前記中
央縦軸4の間隔および中央縦軸9の間隔は同一間
隔に設定され、対応する各中央縦軸4,9の中心
線を通る垂直面上に固定中継レール11が配置さ
れ、多数の糸巻コイル品12を着脱自在に支持し
ているカセツト13の上部の前部および後部に、
レールに沿つて走行する走行車輪14が前記各中
央縦軸4,9の前後方向間隔と同一間隔で取付け
られ、多数のカセツト13が継手15を介して連
結されて、カセツト列車が構成され、そのカセツ
ト列車の端部に、前記前進走行用レール1および
後退走行用レール6に沿つて走行する搬送車16
が着脱自在に連結されるように構成されているこ
とを特徴とする糸巻コイル品群支持カセツト列車
の屈折搬送装置にある。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第18図はこの発明の一実施例に
係る糸巻コイル品群支持カセツト列車の屈折搬送
装置を示すものであつて、前進走行用レール1の
端部に連らなる直線上の実カセツト群待機ライン
に、一定長さの多数の固定レール2と一定長さの
多数の回動レール5とが交互に並べて配置され、
各固定レール2は建築物の天井に架設された支持
梁17の下部に固定され、かつ各回動レール5の
長手方向の中央部は中央縦軸4の下部に固定さ
れ、その中央縦軸4は支持梁17に固定された軸
受箱18内の軸受により回動自在に支承され、さ
らに中央縦軸4の中間部には支持梁17内におい
て従動歯車19が固定されている。
各従動歯車19の側部に対向するように配置さ
れた回動操作部材20の中間部は、支持梁17の
側部に固定されたブラケツト21に対し縦軸22
により枢着され、かつ回動操作部材20の一端部
には前記従動歯車19に噛み合う扇形駆動歯車2
3が設けられ、さらに隣り合う回動操作部材20
の他端部は長さ調節自在な連結ロツド24および
ピン37を介して連結され、前記支持梁17に固
定されたブラケツト25に、流体圧シリンダから
なるレール回動用駆動装置3の一端部がピンによ
り連結され、そのレール回動用駆動装置3の他端
部と端部の回動操作部材20の他端部とは、長さ
調節自在な連結部材26およびピン37を介して
連結され、前記レール回動用駆動装置3により各
回動レール5が同時に90°回動される。
後退走行用レール6の端部に連らなると共に前
記実カセツト群待機ラインと平行になつている直
線状のカセツト群糸繰出しラインに、一定長さの
多数の固定レール7と一定長さの多数の回動レー
ル10とが交互に並べて配置され、各固定レール
7は建築物の天井に架設された支持梁27の下部
に固定され、かつ各回動レール10の長手方向の
中央部は中央縦軸9の下部に固定され、その中央
縦軸9は支持梁部27に固定された軸受箱28内
の軸受により回動自在に支承され、さらに中央縦
軸9の中間部には支持梁27内において従動歯車
29が固定されている。
各従動歯車29の側部に対向するように配置さ
れた回動操作部材30の中間部は、支持梁27の
側部に固定されたブラケツト31に対し縦軸32
により枢着され、かつ回動操作部材30の一端部
には前記従動歯車29に噛み合う扇形駆動歯車3
3が設けられ、さらに隣り合う回動操作部材30
の他端部は長さ調節自在な連結ロツド34および
ピン37を介して連結され、前記支持梁27に固
定されたブラケツト35に、流体圧シリンダから
なるレール回動用駆動装置8の一端部がピンによ
り連結され、そのレール回動用駆動装置8の他端
部と端部の回動操作部材30の他端部とは、長さ
調節自在な連結部材36およびピン37を介して
連結され、前記レール回動用駆動装置8により各
回動レール10が同時に90°回動される。
左右方向に隣り合う中央縦軸4,9の中心線を
通る垂直面上に配置された水平な固定中継レール
11は、2本の支持杆38の下端部に対し溶接に
より固着され、かつ固定中継レール11の上方に
配置された支持部材39は支持梁17,27に対
し溶接により固着され、前記各支持杆38の上端
に連設された小径螺杆40は支持部材39に挿通
され、その小径螺杆40に螺合されたナツト41
により各支持杆38の上端部が支持部材39に固
定されている。
前記レール回動用駆動装置3の伸縮動作によ
り、連結部材26、連結ロツド24、回動操作部
材20、扇形駆動歯車23、従動歯車19および
中央縦軸4を介して回動レール5が、固定レール
2に直列に並ぶ位置または固定中継レール11に
直列に並ぶ位置に回動され、また、前記レール回
動用駆動装置8の伸縮動作により、連結部材3
6、連結ロツド34、回動操作部材30、扇形駆
動歯車33、従動歯車29、および中央縦軸9を
介して固定レール7に直列に並ぶ位置または固定
中継レール11に直列に並ぶ位置に回動される。
前後方向に間隔をおいて配置された多数の縦杆
42が上部横杆43および下部横杆44に溶接等
により固着され、かつ各縦行42に、水平な多数
の糸巻コイル品支持杆45が上下方向に間隔をお
いて固定されて、糸巻コイル品群支持用カセツト
13が構成され、前記上部横杆43に2つの軸受
箱46が前後方向に間隔をおいて固定され、さら
に前進走行用レール1および後退走行用レール6
の下部フランジに載置される左右一対の走行車輪
14を備えているトロリ48におけるトロリフレ
ーム49の下部に垂直軸50が固定され、その垂
直軸50は、前記軸受箱46内の軸受により回転
自在にかつ上下方向に移動しないように支承さ
れ、また前後の垂直軸50の中心間隔は、前後方
向に隣り合う中央縦軸4の中心間隔および前後方
向に隣り合う中央縦軸9の中心間隔と等しく設定
されている。
前記上部横杆43の後部に係合孔51をする固
定継手部材52が取付けられ、かつ上部横杆43
の前部には、下向きに突出する係合ピン53を有
する可動継手部材54の基端部が横軸55により
枢着され、さらに可動継手部材54の基端部には
後方に向かつて斜め上向きに突出する継手解放用
操作部材56が取付けられ、前進走行用レール1
および後退走行用レール6の適当位置に設けられ
た操作用流体圧シリンダ(図示を省略した)によ
り前記操作部材56を押し下げると、可動継手部
材54の先端の係合ピン53が上昇移動されて係
合孔51から離脱する。
前後方向に並ぶカセツト13は前記固定継手部
材52および可動継手部材52からなる継手15
を介して連結され、前進走行用レール1および後
退走行用レール6の下部フランジに載置される走
行用車輪57と電動機および減速機からなる走行
用駆動装置58とを備えている電動式搬送車16
の前部に、昇降用電動リリンダ59により昇降移
動される昇降部材60が取付けられると共に、先
端に上向きの係合ピン61を有する可動継手部材
62の基端部が横軸63により枢着され、その可
動継手部材62と昇降部材60の上端部とはピン
を介して連結され、前記昇降用電動シリンダ59
により昇降部材60を上昇移動すると、その昇降
部材60により可動継手部材62が上向きに回動
されて、係合ピン61が固定継手部材52の係合
孔51に嵌入され、また昇降用電動シリンダ59
により昇降部材60を下降移動すると、可動継手
部材62が自重により下向きに回動されて、係合
ピン61が係合孔51から離脱される。
前記上部横杆43の上部における前後の垂直軸
50の間の中央位置に、円錐状凹部64を有する
位置決め用受金具65が固定され、間隔をおいて
直列に並ぶ多数の固定レール2のうちの一つ置き
の固定レール2の長手方向中央部に、円形断面の
垂直ガイド管66が固定され、かつ円錐形下端部
を備えている円形断面の位置決め杆67は前記垂
直ガイド管66に昇降および回動自在に嵌挿さ
れ、さらに位置決め杆67の上端部昇降用流体圧
シリンダ68のピストンに連結されている。
間隔をおいて直列に並ぶ多数の固定レール7の
うち一つ置きの固定レール7の長手方向中央部
に、円形断面の垂直ガイド管69が固定され、か
つ円錐形下端部を備えている円形断面の位置決め
杆70は前記垂直ガイド管69に昇降および回動
自在に嵌挿され、前記位置決め杆70の上端部は
支持梁27に固定された昇降用流体圧シリンダ7
1のピストンに連結されている。また位置決め杆
67、70は前後方向に隣り合う中央縦軸4,9
の間の中央位置において互いに左右方向に対向す
るように配置され、かつ前後方向に隣り合う位置
決め杆67,70の間隔は、連結されたカセツト
13における位置決め用受金具65の円錐状凹部
64の間隔と等しく設定されている。
前記各垂直ガイド管66に対向する位置におい
て左右方向に延長するロツドレスシリンダ72の
両端部と、その下部においてこれと平行に延長す
るガイドロツド73とは、支持フレーム74に取
付けられたブラケツト75,76に固定され、か
つロツドレスシリンダ72およびガイドロツド7
3に嵌合された移動部材77の下部に支持アーム
78の上部が固定され、その支持アーム78の下
部には左右方向に延長するカセツト押圧部材79
の基端部が固定され、さらに前記前進走行用レー
ル1および後退走行用レール6は建築物の梁に対
し連結部材80を介して固定されている。また前
進走行用レール1および後退走行用レール6にお
ける固定レール2,7と反対側の端部には、搬送
車16および各カセツト13を後退走行用レール
6から前進走行用レール1に移設するためのトラ
バーサ設備(図示を省略した)が設けられ、また
前記カセツト群糸繰出しラインの側方には織機
(図示を省略した)が設置される。
前記トロリフレーム49の左右両側に、レール
の側面に対向するサイドローラ81が取付けら
れ、かつ前記実カセツト群待機ライン前端部にカ
セツト脱落防止用ストツパ82が設けられ、さら
に前記支持梁27における織機設置例の側部に固
定された支持部材83の下部にカセツト脱落防止
用ストツパ84が固定されている。
次に前記糸巻コイル品群支持カセツト列車の屈
折搬送装置の動作について説明する。
前進走行用レール1により吊下支持されている
カセツト13における各糸巻コイル品支持杆45
に巻糸コイル品(チーズ)12が嵌設され、かつ
多数のカセツト13が継手15を介して連結され
てカセツト列車が構成され、そのカセツト列車の
後端部に連結された搬送車16により、カセツト
列車が押圧されて前進走行用レール1から実カセ
ツト群待機ラインにおける固定レールおよび回動
レール5に沿つて走行し、全数のカセツト13に
おける走行車輪14が回動レール5の中央部に乗
つたとき、カセツト列車の前端部が光電スイツチ
等により検出されて、その検出信号により搬送車
16の駆動が停止されると共にカセツト列車の走
行が停止される。
次に各昇降用流体圧シリンダ68により位置決
め杆67が下降移動されて、その位置決め杆67
の円錐形下端部が位置決め用受金具65の円錐状
凹部64に嵌合されることにより、カセツト13
が所定の位置に係止されたのち、搬送車16がカ
セツト列車から分離されて後退進行する。
次にレール回動用駆動装置3,8の動作により
回動レール5,10が90°回動されて、第16図
に示すように、回動レール5,10が固定中継レ
ール11に対し直列に配置されたのち、昇降用流
体圧シリンダ68により位置決め杆67が上昇移
動されて位置決め用受金具65から離脱され、次
いで各ロツドレスシリンダ72の移動部材77に
よりカセツト押圧部材79を介して各カセツト1
3が押圧されて、各カセツト13の走行車輪14
が回動レール5から固定中継レール11を通つて
回動レール10の中央部に移動する。
次にレール回動用駆動装置3の動作により各回
動レール5が90°旋回されて、第17図に示す状
態になり、かつ各昇降用流体圧シリンダ71によ
り位置決め杆70が下降移動されて、その位置決
め杆70の円錐形下端部が位置決め用受金具65
の円錐状凹部64に嵌合されることにより、カセ
ツト13が所定の位置に係止され、次いでレール
回動用駆動装置8の動作により各回動レール10
が90°回動されて、第18図に示す状態になり、
この状態で各カセツト13の糸巻コイル品12か
ら織機に糸が供給されて、織物が織成される。ま
たこの間に、前述のようにして多数の糸巻コイル
品12を保持しているカセツト13の列が実カセ
ツト群待機ラインに搬入される。
カセツト群糸繰出しラインにおいて各カセツト
13における多数の糸巻コイル品12からの糸の
繰出しを終了して、各カセツト13が空カセツト
になつたとき、前記搬送車16を空カセツト列車
の後端部に連結して、その搬送車16により空カ
セツト列車を後退走行用レール6に沿つて後退走
行させ、次に各カセツト13における多数の糸巻
コイル品支持杆45に再び糸巻コイル品12をセ
ツトする。
この発明を実施する場合、前記各流体圧シリン
ダとしては、例えば空気圧シリンダを使用する。
また各回動レール5,10を90°回動させるため
の回動用駆動装置3,8および連動機構として
は、図示以外の任意構造のものを採用してもよ
い。
前記カセツト列車における各カセツト13を実
カセツト群待機ラインからカセツト群糸繰出しラ
インに向かつて移動させるカセツト横移動装置と
しては、ロツドレスシリンド72およびカセツト
押圧部材79を支持する移動部材77に代えて、
他の任意の移動手段を採用してもよい。また昇降
用流体圧シリンダ68,71により昇降移動され
る位置決め杆67,70および円錐状凹部64を
有する位置決め用受金具65からなる位置決め装
置を省略してもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、多数の糸巻コイル品12を
支持しかつ前後に走行車輪14を備えている多数
のカセツト13が継手を介して連結されて、カセ
ツト列車が構成され、走行用駆動装置を備えてい
る搬送車16により、前記カセツト列車が前進走
行用レール1から実カセツト群待機ライン上の交
互を並ぶ固定レール2および回動レール5の上を
走行移動されて、各カセツト13における前後の
走行車輪14が回動レール5の中央部に載置さ
れ、次いでレール回動用駆動装置3により連動機
構を介して各回動レール5が90°回動されると共
に、カセツト群糸繰出しラインにおける回動レー
ル10がレール回動用駆動装置8により運動機構
を介して90°回動されたのち、カセツト列車にお
ける各走行車輪14が回動レール5から固定中継
レール11を通つて各回動レール10の中央部に
移動され、続いてレール回動用駆動装置8により
連動機構を介して各回動レール10が90°回動さ
れるので、走行駆動装置を備えている1台の搬送
車16を使用して、多数のカセツト13からなる
カセツト列車を実カセツト群待機ラインに前進走
行させることができ、かつカセツト群糸繰出しラ
インにおいて各カセツトにおける糸巻コイル品1
2からの糸の繰出しを終了したのちは、前記1台
の搬送車16により、空のカセツト列車をカセツ
ト群糸繰出しラインから後退走行用レール6に沿
つて後退走行させることができ、そのため多数の
走行用駆動装置を使用することなく、多数のカセ
ツトからなるカセツト列車を前進走行および後退
走行させることができるので、カセツト搬送装置
の製造コストを安くすることができると共に、走
行用駆動装置の制御回路を簡単にすることがで
き、さらに実カセツト群待機ラインにおいて多数
の糸巻コイル品12を支持しているカセツト群を
待機させた状態で、カセツト群糸繰出ラインにお
いてカセツト群の各糸巻コイル品12から糸を繰
出することができるので、カセツト群における各
糸巻コイル品12からの糸の繰出しを終了したの
ちは、直ちに空のカセツト列車を後退移動させる
と共に、多数の糸巻コイル品12を支持して待機
しているカセツト列車を、実カセツト群待機ライ
ンから固定中継レール11を通つてカセツト群糸
繰出しラインに移動することができ、そのため織
機の稼働効率を向上させることができる等の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第18図はこの発明の実施例に係
る糸巻コイル支持カセツト列車の屈折搬送装置を
示すものであつて、第1図は屈折搬送装置の概略
平面図、第2図はその屈折搬送装置における固定
レールと回動レールとカセツト横移動装置との配
置を示す平面図、第3図は第1図の右側部分の拡
大平面図、第4図は第1図のA−A線断面図、第
5図は第1図のB−B線断面図、第6図は回動レ
ールの回動機構を示す縦断正面図、第7図はその
横断平面図、第8図は固定レールの支持状態を示
す縦断正面図、第9図は第5図のC−C線断面
図、第10図はレールにより吊下支持されたカセ
ツト列車および搬送車を示す側面図、第11図は
第10図の一部を拡大して示す側面図、第12図
はカセツトの吊下支持状態を示す一部切欠縦断正
面図、第13図はカセツトの吊下支持部を拡大し
て示す縦断正面図、第14図はセツト相互の連結
部を示す一部縦断側面図、第15図はカセツトの
位置の装置を示す縦断正面図である。第16図は
前記実施例の屈折搬送装置において、実カセツト
群待機ラインからカセツト群糸繰出しラインにカ
セツトを横移動させるときの状態を示す縦断正面
図、第17図はカセツトをカセツト群糸繰出しラ
インに移動させたのち実カセツト群待機ライン上
の回動レールを前後方向に延長する向きに配置し
た状態を示す縦断正面図、第18図はカセツト群
糸繰出しラインにおいてカセツトを支持している
回動レールを前後方向に延長する向きに配置し、
かつ位置決め装置によりカセツトを係止した状態
を示す側面図である。 図において、1は前進走行用レール、2は固定
レール、3はレール回動用駆動装置、4は中央縦
軸、5は回動レール、6は後退走行用レール、7
は固定レール、8はレール回動用駆動装置、9は
中央縦軸、10は回動レール、11は固定中継レ
ール、12は糸巻コイル品、13はカセツト、1
4は走行車輪、15は継手、16は搬送車、17
は支持梁、19は従動歯車、20は回動操作部
材、22は縦軸、23は扇形駆動歯車、24は連
結ロツド、26は連結部材、27は支持梁、29
は従動歯車、30は回動操作部材、32は縦軸、
33は扇形駆動歯車、34は連結ロツド、36は
連結部材、42は縦杆、45は糸巻コイル品支持
杆、50は垂直軸、51は係合孔、52は固定継
手部材、53は係合ピン、54は可動継手部材、
58は走行用駆動装置、59は昇降用電動シリン
ダ、61は係合ピン、62は可動継手部材、64
は円錐状凹部、65は位置決め用受金具、67は
位置決め杆、68は昇降用流体圧シリンダ、70
は位置決め杆、71は昇降用流体圧シリンダ、7
2はロツドレスシリンダ、73はガイドロツド、
77は移動部材、79はカセツト押圧部材であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前進走行用レール1の端部に連らなる実カセ
    ツト群待機ラインに、多数の固定レール2とレー
    ル回動用駆動装置3により連動機構を介して中央
    縦軸4を中心として回動される多数の回動レール
    5とが交互に並べて配置され、後退走行用レール
    6の端部に連らなると共に前記実カセツト群待機
    ラインと平行になつているカセツト群糸繰出しラ
    インに、多数の固定レール7とレール回動用駆動
    装置8により連動機構を介して中央縦軸9を中心
    として回動される多数の回動レール10とが交互
    に並べて配置され、前記中央縦軸4の間隔および
    中央縦軸9の間隔は同一間隔に設定され、対向す
    る各中央縦軸4,9の中心線を通る垂直面上に固
    定中継レール11が配置され、多数の糸巻コイル
    品12を着脱自在に支持しているカセツト13の
    上部の前部および後部に、レールに沿つて走行す
    る走行車輪14が前記各中央縦軸4,9の前後方
    向間隔と同一間隔で取付けられ、多数のカセツト
    13が継手15を介して連結されて、カセツト列
    車が構成され、そのカセツト列車の端部に、前記
    前進走行用レール1および後退走行用レール6に
    沿つて走行する搬送車16が着脱自在に連結され
    るように構成されていることを特徴とする糸巻コ
    イル品群支持カセツト列車の屈折搬送装置。
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