JPH03146697A - めっき用補助陽極 - Google Patents
めっき用補助陽極Info
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- JPH03146697A JPH03146697A JP28456489A JP28456489A JPH03146697A JP H03146697 A JPH03146697 A JP H03146697A JP 28456489 A JP28456489 A JP 28456489A JP 28456489 A JP28456489 A JP 28456489A JP H03146697 A JPH03146697 A JP H03146697A
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Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は複雑な形状の被めっき物にめっき層を形成する
ために用いられる補助陽極の構造に関するものである。
ために用いられる補助陽極の構造に関するものである。
[従来の技術]
例えば被めっき物表面に対し、電気めっきによりクロム
めっき層を形成する場合には、陽極と被めっき物とをク
ロムめっき浴中に浸漬し、そのクロムめっき浴外部から
陽極及び被めっき物に電圧を印加するが、この被めっき
物が溝等の凹部を有する複雑な形状をなしている場合に
は、その凹部にめっき金属が十分に析出しないことがあ
る。
めっき層を形成する場合には、陽極と被めっき物とをク
ロムめっき浴中に浸漬し、そのクロムめっき浴外部から
陽極及び被めっき物に電圧を印加するが、この被めっき
物が溝等の凹部を有する複雑な形状をなしている場合に
は、その凹部にめっき金属が十分に析出しないことがあ
る。
そこで、従来はクロムめっき浴内に浸漬された被めっき
物の凹部近傍に補助陽極を配置する方法が採られている
。補助陽極はチタンからなる棒状基材と、同基材を被覆
する白金めっき層とからなり、この補助陽極に電圧を印
加することにより、めっき金属が析出しにくい凹部内面
にクロムめっき層を形成することができる。
物の凹部近傍に補助陽極を配置する方法が採られている
。補助陽極はチタンからなる棒状基材と、同基材を被覆
する白金めっき層とからなり、この補助陽極に電圧を印
加することにより、めっき金属が析出しにくい凹部内面
にクロムめっき層を形成することができる。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、前記従来の補助陽極においては、長期間にわ
たる使用により白金めっき層が次第に脱落する傾向が見
られ、この脱落に起因して補助陽極としての機能が低下
してしまうという問題がある。実際に前記補助陽極を用
いて電気めっきを行ってみたところ、−日当たり8時間
使用して、補助陽極の寿命は約3ケ月であった。
たる使用により白金めっき層が次第に脱落する傾向が見
られ、この脱落に起因して補助陽極としての機能が低下
してしまうという問題がある。実際に前記補助陽極を用
いて電気めっきを行ってみたところ、−日当たり8時間
使用して、補助陽極の寿命は約3ケ月であった。
また、補助陽極を用いた場合には、被めっき物の凹部に
おいて白金めっき層と対向する部位にクロムめっき層が
形成されることになるが、前記従来の補助陽極では棒状
基材の外周面全面に被覆された白金めっき層が全て露出
しているため、被めっき物の凹部の広い部分にクロムめ
っき層が形成されてしまい、選択的に、すなわち所望の
部分にのみクロムめっき層を形成することができないと
いう問題もあった。
おいて白金めっき層と対向する部位にクロムめっき層が
形成されることになるが、前記従来の補助陽極では棒状
基材の外周面全面に被覆された白金めっき層が全て露出
しているため、被めっき物の凹部の広い部分にクロムめ
っき層が形成されてしまい、選択的に、すなわち所望の
部分にのみクロムめっき層を形成することができないと
いう問題もあった。
本発明は前述したような事情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は被めっき物表面に析出されるめっき層
の析出効率を低下させない範囲で、めっき浴に接触する
白金めっき層部分を少なくすることにより、長寿命化を
図ることができるばかりでなく、被めっき物表面の所望
の部分にのみ選択的にめっき層を形成することが可能な
めっき用補助陽極を提供することにある。
って、その目的は被めっき物表面に析出されるめっき層
の析出効率を低下させない範囲で、めっき浴に接触する
白金めっき層部分を少なくすることにより、長寿命化を
図ることができるばかりでなく、被めっき物表面の所望
の部分にのみ選択的にめっき層を形成することが可能な
めっき用補助陽極を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
そこで、前記目的を達成するために本発明は、チタンか
らなる棒状基材と、その基材を被覆する白金めっき層と
からなり、被めっき物とともにめっき浴に浸漬されて、
同被めっき物の凹部にめっき層を形成するめっき用補助
陽極において、前記白金めっき層の一部には、これがめ
つき浴に接触するのを防止するための保護部材を、その
白金めっき層からの除去可能に設けためっき用補助陽極
をその要旨とするものである。
らなる棒状基材と、その基材を被覆する白金めっき層と
からなり、被めっき物とともにめっき浴に浸漬されて、
同被めっき物の凹部にめっき層を形成するめっき用補助
陽極において、前記白金めっき層の一部には、これがめ
つき浴に接触するのを防止するための保護部材を、その
白金めっき層からの除去可能に設けためっき用補助陽極
をその要旨とするものである。
[作用]
長期間にわたり、補助陽極を被めっき物とともにめっき
浴に浸漬して、その被めっき物の凹部にめっき層を形成
した場合、同補助陽極においてめっき浴に接触する白金
めっき層部分が次第に脱落する。本発明では白金めっき
層の一部が保護部材により被覆されているので、まず保
護部材が設けられていない部分の白金めっき層が脱落す
る。
浴に浸漬して、その被めっき物の凹部にめっき層を形成
した場合、同補助陽極においてめっき浴に接触する白金
めっき層部分が次第に脱落する。本発明では白金めっき
層の一部が保護部材により被覆されているので、まず保
護部材が設けられていない部分の白金めっき層が脱落す
る。
保護部材が設けられていない部分の白金めっき層が脱落
したら、その補助陽極から保護部材を除去する。このよ
うにすると、補助陽極を構成する基材上に、保護部材に
より被覆されていた白金層が新たに露出するので、再び
めっき浴に浸漬して補助陽極として使用することが可能
となる。
したら、その補助陽極から保護部材を除去する。このよ
うにすると、補助陽極を構成する基材上に、保護部材に
より被覆されていた白金層が新たに露出するので、再び
めっき浴に浸漬して補助陽極として使用することが可能
となる。
ところで、補助陽極の白金めっき層において、所望の被
めっき面と対向する部分以外の面を保護部材で被覆すれ
ば、この保護部材と対向する被めっき物表面にはめっき
層が形成されない。
めっき面と対向する部分以外の面を保護部材で被覆すれ
ば、この保護部材と対向する被めっき物表面にはめっき
層が形成されない。
[第一実施例]
以下、本発明を具体化した第一実施例を第1〜3図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図に示すように、本実施例で用いられる被めっき物
1は、合成樹脂により前後(図の左右)に細長い形状に
形成され、右側面において開口して長平方向へ延びる凹
部2を有している。凹部2の内面に対し、二点鎖線で示
すクロムめっき層3を形成する際には補助陽極4が用い
られる。
1は、合成樹脂により前後(図の左右)に細長い形状に
形成され、右側面において開口して長平方向へ延びる凹
部2を有している。凹部2の内面に対し、二点鎖線で示
すクロムめっき層3を形成する際には補助陽極4が用い
られる。
第1.2図に示すように補助陽極4の本体部5は、チタ
ンにより前後方向へ延びるように形成された棒状基材6
と、その外周面の全面に被覆された膜厚数十μmの白金
めっき層7とからなり、この本体部5は全体として直径
的3 mmの太さに形成されている。白金めっき層7の
外周面には所定間隔毎に複数の保護部材8が配設されて
いる。本実施例では各保護部材8の長さAが、隣接する
一対の保護部材8端面間の間隔Bとほぼ同一となるよう
に設定されている。従って、本体部5において保護部材
8により被覆された白金めっき層部分(以下、被覆部と
いう)7aの面積と、同保護部材8により被覆されてお
らず、露出している白金めっき層部分(以下、露出部と
いう)7bの面積とは同一になる。
ンにより前後方向へ延びるように形成された棒状基材6
と、その外周面の全面に被覆された膜厚数十μmの白金
めっき層7とからなり、この本体部5は全体として直径
的3 mmの太さに形成されている。白金めっき層7の
外周面には所定間隔毎に複数の保護部材8が配設されて
いる。本実施例では各保護部材8の長さAが、隣接する
一対の保護部材8端面間の間隔Bとほぼ同一となるよう
に設定されている。従って、本体部5において保護部材
8により被覆された白金めっき層部分(以下、被覆部と
いう)7aの面積と、同保護部材8により被覆されてお
らず、露出している白金めっき層部分(以下、露出部と
いう)7bの面積とは同一になる。
前記保護部材8は合成樹脂により0.5〜3 mmの厚
みに形成されている。この合成樹脂は、■絶縁性が良好
であり、■被めっき物1の電気めっき時に、表面にクロ
ムめっきが析出しに<<、■前記基材6表面に対しコー
ティングしやすく、■クロムめっき浴に溶解しに<<、
■白金めっき層7から除去しやすい等の性質を備えてい
ることが望ましく、この合成樹脂としてはポリ塩化ビニ
ル樹脂、エポキシ樹脂、あるいはこれら両者を混合した
合成樹脂等が挙げられる。本実施例では、前記保護部材
8を形成するために、まず白金めっき層7の全面にポリ
塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材料をコーティングし、そ
の合成樹脂材料の固化後、不要部分を削り取った。
みに形成されている。この合成樹脂は、■絶縁性が良好
であり、■被めっき物1の電気めっき時に、表面にクロ
ムめっきが析出しに<<、■前記基材6表面に対しコー
ティングしやすく、■クロムめっき浴に溶解しに<<、
■白金めっき層7から除去しやすい等の性質を備えてい
ることが望ましく、この合成樹脂としてはポリ塩化ビニ
ル樹脂、エポキシ樹脂、あるいはこれら両者を混合した
合成樹脂等が挙げられる。本実施例では、前記保護部材
8を形成するために、まず白金めっき層7の全面にポリ
塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材料をコーティングし、そ
の合成樹脂材料の固化後、不要部分を削り取った。
前記のように構成された本実施例の補助陽極4を用いて
電気めっきを行う場合には、陽極及び被めっき物lをク
ロムめっき浴中に浸漬し、補助陽極4を被めっき物1の
凹部2内に配置する。そして、これらの補助陽極4、陽
極及び被めっき物lに所定の電圧を印加すると、被めっ
き物lの表面及び同被めっき物lの凹部2にクロムめっ
き層3が形成される。
電気めっきを行う場合には、陽極及び被めっき物lをク
ロムめっき浴中に浸漬し、補助陽極4を被めっき物1の
凹部2内に配置する。そして、これらの補助陽極4、陽
極及び被めっき物lに所定の電圧を印加すると、被めっ
き物lの表面及び同被めっき物lの凹部2にクロムめっ
き層3が形成される。
このとき、電気めっきに関与する補助陽極4の白金めっ
き層7部分は、クロムめっき浴に直接接触する部分であ
る露出部7bであり、その面積は全ての白金めっき層7
が露出した従来のものに比べて半分となる。ところが、
この従来技術における白金めっき層の全部が電気めっき
に関与しているわけではないことに加え、本実施例では
、保護部材8の長さAと、隣接する一対の保護部材8端
面間の間隔(すなわち、白金めっき層7の露出部7bの
長さ)Bとを同一に設定し、しかも保護部材8及び露出
部7bの両者を交互に配置したので、従来と同程度に凹
部2上にクロムめっき層3を形成することができる。
き層7部分は、クロムめっき浴に直接接触する部分であ
る露出部7bであり、その面積は全ての白金めっき層7
が露出した従来のものに比べて半分となる。ところが、
この従来技術における白金めっき層の全部が電気めっき
に関与しているわけではないことに加え、本実施例では
、保護部材8の長さAと、隣接する一対の保護部材8端
面間の間隔(すなわち、白金めっき層7の露出部7bの
長さ)Bとを同一に設定し、しかも保護部材8及び露出
部7bの両者を交互に配置したので、従来と同程度に凹
部2上にクロムめっき層3を形成することができる。
前記したような電気めっきを多数回繰り返すと、クロム
めっき浴に接触した白金めっき層7の露出部7bが次第
に脱落し、被めっき物lの凹部2に対する白金めっき層
7の析出効率が低下する。−方、白金めっき層7上に設
けられた保護部材8は、クロムめっき浴中へ溶解したり
脱落したりすることはないので、この保護部材8により
被覆された白金めっき層7の被覆部7aはクロムめっき
浴から確実に保護される。
めっき浴に接触した白金めっき層7の露出部7bが次第
に脱落し、被めっき物lの凹部2に対する白金めっき層
7の析出効率が低下する。−方、白金めっき層7上に設
けられた保護部材8は、クロムめっき浴中へ溶解したり
脱落したりすることはないので、この保護部材8により
被覆された白金めっき層7の被覆部7aはクロムめっき
浴から確実に保護される。
そこで、前述したように補助陽極4における白金めっき
層7の露出部7bが脱落したら、第3図に示すように補
助陽極4から保護部材8を除去する。このようにすると
、補助陽極4の基材6上には、前記保護部材8によって
被覆されていた白金めっき層7の被覆部7aが新たに露
出するので、再び、前述した電気めっきと同様にして補
助陽極4として使用することが可能となる。
層7の露出部7bが脱落したら、第3図に示すように補
助陽極4から保護部材8を除去する。このようにすると
、補助陽極4の基材6上には、前記保護部材8によって
被覆されていた白金めっき層7の被覆部7aが新たに露
出するので、再び、前述した電気めっきと同様にして補
助陽極4として使用することが可能となる。
このように、本実施例では電気めっきでの析出効率を低
下させずに、補助陽極4の寿命を長くでき、実際には保
護部材8を設けない従来技術に比較して寿命を2倍の約
6ケ月にのばすことができた。
下させずに、補助陽極4の寿命を長くでき、実際には保
護部材8を設けない従来技術に比較して寿命を2倍の約
6ケ月にのばすことができた。
なお、本実施例では基材6がチタンにより形成されてい
るので、前記のようにたとえ白金めっき層7の露出部7
bが脱落しても、チタンがクロムめっき浴に溶解して電
気めっきに悪影響を及ぼすおそれがない。
るので、前記のようにたとえ白金めっき層7の露出部7
bが脱落しても、チタンがクロムめっき浴に溶解して電
気めっきに悪影響を及ぼすおそれがない。
ところで、一般に合成樹脂からなる被めっき物1にめっ
きを行う場合には、そのめっきに先立ち被めっき物1表
面にエツチングを施すことがある。
きを行う場合には、そのめっきに先立ち被めっき物1表
面にエツチングを施すことがある。
そして、このエツチング作業が原因となって補助陽極4
の白金めっき層7が脱落することがある。
の白金めっき層7が脱落することがある。
また、被めっき物1をめっき浴に浸漬する際にはハンガ
ーで被めっき物lを吊下するが、このハンガーの吊下部
分にもめっきが析出するため、析出しためっきを剥がす
必要がある。そして、この剥離作業が原因となって補助
陽極4の白金めっき層7が脱落することがある。
ーで被めっき物lを吊下するが、このハンガーの吊下部
分にもめっきが析出するため、析出しためっきを剥がす
必要がある。そして、この剥離作業が原因となって補助
陽極4の白金めっき層7が脱落することがある。
しかしながら、本実施例では白金めっき層7の外周面を
所定間隔ごとに複数の保護部材8−で被覆したので、前
述したようなめっき浴以外の工程で白金めっき層7が脱
落するという不具合をも、これらの保護部材8によって
防止できる。
所定間隔ごとに複数の保護部材8−で被覆したので、前
述したようなめっき浴以外の工程で白金めっき層7が脱
落するという不具合をも、これらの保護部材8によって
防止できる。
[第二実施例コ
次に、本発明の第二実施例を第4〜6図に従って説明す
る。
る。
本実施例では、補助陽極4の白金めっき層7上に設けら
れた保護部材8の形状が前記第一実施例と異なっている
。すなわち、本実施例では本体部5外周面の全面にわた
ってポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材料がコーティン
グ及び固化され、その後、第4図に示すように、白金め
っき層7の外周面の一部が帯状に露出する露出部7bと
なるように、前記合成樹脂材料の一部が長手方向へ切欠
かれている。
れた保護部材8の形状が前記第一実施例と異なっている
。すなわち、本実施例では本体部5外周面の全面にわた
ってポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材料がコーティン
グ及び固化され、その後、第4図に示すように、白金め
っき層7の外周面の一部が帯状に露出する露出部7bと
なるように、前記合成樹脂材料の一部が長手方向へ切欠
かれている。
従って、本実施例によれば前記第一実施例と同様の作用
及び効果を奏する外、例えば第6図に示すように、被め
っき物1における凹部2の内底面2aのみにクロムめっ
き層3を形成したい場合には、補助陽極4の白金めっき
層7の露出部7bを前記内底面2aと対向させて電気め
っきを行う。
及び効果を奏する外、例えば第6図に示すように、被め
っき物1における凹部2の内底面2aのみにクロムめっ
き層3を形成したい場合には、補助陽極4の白金めっき
層7の露出部7bを前記内底面2aと対向させて電気め
っきを行う。
すると、凹部2の内底面2aのみにクロムめっき層3が
形成されることになる。
形成されることになる。
白金めっき層7の露出部7bがクロムめっき浴中へ脱落
したら、第5図に示すように、保護部材8の一部をさら
に帯状に削り取って再び使用することができる。
したら、第5図に示すように、保護部材8の一部をさら
に帯状に削り取って再び使用することができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えばめっき浴としてクロム以外に、はうふつ化
銅、酸性亜鉛、酸性金、硫酸銅ニッケルワット浴等から
なるものを用いたり、白金めっき層7における保護部材
8による被覆部7aの割合をかえたりする等、発明の趣
旨から逸脱しない範囲で任意に変更して具体化してもよ
い。
なく、例えばめっき浴としてクロム以外に、はうふつ化
銅、酸性亜鉛、酸性金、硫酸銅ニッケルワット浴等から
なるものを用いたり、白金めっき層7における保護部材
8による被覆部7aの割合をかえたりする等、発明の趣
旨から逸脱しない範囲で任意に変更して具体化してもよ
い。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、被めっき物表面に
析出されるめっき層の析出効率を低下させない範囲で、
めっき浴に接触する白金めっき層部分を少なくすること
により、補助陽極の長寿命化を図ることができるばかり
でなく、被めっき物表面の所望の部分にのみ選択的にめ
っき層を形成することができるという優れた効果を発揮
する。
析出されるめっき層の析出効率を低下させない範囲で、
めっき浴に接触する白金めっき層部分を少なくすること
により、補助陽極の長寿命化を図ることができるばかり
でなく、被めっき物表面の所望の部分にのみ選択的にめ
っき層を形成することができるという優れた効果を発揮
する。
第1〜3図は本発明を具体化した第一実施例を示し、第
1図は被めっき物の凹部内に補助陽極を配置した状態を
示す部分斜視図、第2図は補助陽極の要部拡大斜視図、
第3図は補助陽極から保護部材を除去した状態を示す部
分拡大斜視図であり、第4〜6図は本発明の第二実施例
を示し、第4図は補助陽極の要部拡大斜視図、第5図は
補助陽極から保護部材の一部を除去した状態を示す部分
拡大斜視図、第6図は被めっき物の凹部に補助陽極を配
置した状態を示す断面図である。 ■・・・被めっき物、2・・・凹部、3・・・クロムめ
っき層、6・・・基材、7・・・白金めっき層、8・・
・保護部材。
1図は被めっき物の凹部内に補助陽極を配置した状態を
示す部分斜視図、第2図は補助陽極の要部拡大斜視図、
第3図は補助陽極から保護部材を除去した状態を示す部
分拡大斜視図であり、第4〜6図は本発明の第二実施例
を示し、第4図は補助陽極の要部拡大斜視図、第5図は
補助陽極から保護部材の一部を除去した状態を示す部分
拡大斜視図、第6図は被めっき物の凹部に補助陽極を配
置した状態を示す断面図である。 ■・・・被めっき物、2・・・凹部、3・・・クロムめ
っき層、6・・・基材、7・・・白金めっき層、8・・
・保護部材。
Claims (1)
- 1、チタンからなる棒状基材(6)と、その基材(6)
を被覆する白金めっき層(7)とからなり、被めっき物
(1)とともにめっき浴に浸漬されて、同被めっき物(
1)の凹部(2)にめっき層(3)を形成するめっき用
補助陽極において、前記白金めっき層(7)の一部には
、これがめっき浴に接触するのを防止するための保護部
材(8)を、その白金めっき層(7)からの除去可能に
設けたことを特徴とするめっき用補助陽極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28456489A JPH03146697A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | めっき用補助陽極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28456489A JPH03146697A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | めっき用補助陽極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03146697A true JPH03146697A (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=17680095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28456489A Pending JPH03146697A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | めっき用補助陽極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03146697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104099658A (zh) * | 2014-08-04 | 2014-10-15 | 葛婕 | 一种用于酸性锌镍合金电镀的辅助阳极 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28456489A patent/JPH03146697A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104099658A (zh) * | 2014-08-04 | 2014-10-15 | 葛婕 | 一种用于酸性锌镍合金电镀的辅助阳极 |
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