JPH03145148A - ボンディングツール - Google Patents
ボンディングツールInfo
- Publication number
- JPH03145148A JPH03145148A JP28170489A JP28170489A JPH03145148A JP H03145148 A JPH03145148 A JP H03145148A JP 28170489 A JP28170489 A JP 28170489A JP 28170489 A JP28170489 A JP 28170489A JP H03145148 A JPH03145148 A JP H03145148A
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- JP
- Japan
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- shank
- bonding
- heat
- tool
- bonding tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
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Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的」
(産業上の利用分野)
本発明は、テープキャリアに半導体チップを熱圧着によ
り接合する際に用いるボンディングツールに関する。
り接合する際に用いるボンディングツールに関する。
(従来の技術)
近年、電子機器の小形化に伴い半導体チップの実装にあ
たり、絶縁テープ上に導体パターンを形成したテープキ
ャリアのリードと半導体チップの突起状の電極(バンブ
〉を接続するTAB(Tape Automated
Bonding)方式が多く用いられている。
たり、絶縁テープ上に導体パターンを形成したテープキ
ャリアのリードと半導体チップの突起状の電極(バンブ
〉を接続するTAB(Tape Automated
Bonding)方式が多く用いられている。
TAB方式においては、テープキャリア上のリードと半
導体チップのバンブを位置合せした後、゛加熱したボン
ディングツールにより圧力を加えて、複数のリードと複
数のバンブとを一括して熱圧着する。
導体チップのバンブを位置合せした後、゛加熱したボン
ディングツールにより圧力を加えて、複数のリードと複
数のバンブとを一括して熱圧着する。
従来の加熱圧着するためのボンディングツールは、第3
図に示すように、シャンク2と呼ばれる支持体と、シャ
ンク2の圧着面側に熱圧着するための伝熱材3を有する
。またシャンク2には、熱を供給するためのヒータが挿
入されるヒータ用ホール4が設けられている。シャンク
2に使われる材料にはモリブデンやインコネルなどの熱
膨張率の小さな金属が選ばれる。また伝熱材3には厳密
な平坦度が要求され、かつ繰り返しのボンディング衝撃
にも耐えなければならないため、硬質で熱伝導性に優れ
たダイアモンドが一般に使用される。
図に示すように、シャンク2と呼ばれる支持体と、シャ
ンク2の圧着面側に熱圧着するための伝熱材3を有する
。またシャンク2には、熱を供給するためのヒータが挿
入されるヒータ用ホール4が設けられている。シャンク
2に使われる材料にはモリブデンやインコネルなどの熱
膨張率の小さな金属が選ばれる。また伝熱材3には厳密
な平坦度が要求され、かつ繰り返しのボンディング衝撃
にも耐えなければならないため、硬質で熱伝導性に優れ
たダイアモンドが一般に使用される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上述の構成のボンディングツールでは、熱
がシャンク2の表面から逃げてしまうため、ボンディン
グツール自体の温度を温度調整装置により調整しても伝
熱材3の温度が設定値に対して安定しない。さらに繰り
返しボンディングによって圧着後に伝熱材3の表面温度
の低下が起こるが、温度が設定値に回復するまでの温度
の立ち上がり時間が長い。
がシャンク2の表面から逃げてしまうため、ボンディン
グツール自体の温度を温度調整装置により調整しても伝
熱材3の温度が設定値に対して安定しない。さらに繰り
返しボンディングによって圧着後に伝熱材3の表面温度
の低下が起こるが、温度が設定値に回復するまでの温度
の立ち上がり時間が長い。
この結果、テープキャリアのリードと半導体チップのバ
ンブとの接合状態が大きく変化して接合不良を起こした
り、温度の立ち上がり時間が長く生産性が低下するとい
う問題があった。
ンブとの接合状態が大きく変化して接合不良を起こした
り、温度の立ち上がり時間が長く生産性が低下するとい
う問題があった。
この発明は、ボンディングツールから半導体チップへ供
給される熱量を安定させ、温度の立ち上がり時間が速く
、リードとバンブの接続を極めて安定にでき、確実な接
続を生産性良く行うことができるボンディングツールを
提供することを目的とする。
給される熱量を安定させ、温度の立ち上がり時間が速く
、リードとバンブの接続を極めて安定にでき、確実な接
続を生産性良く行うことができるボンディングツールを
提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、加熱圧着するためのボンディングツールにお
いて、シャンク表面をシャンクの熱伝導率よりも熱伝導
率が低い物質で覆ったことを特徴とするボンディングツ
ールである。
いて、シャンク表面をシャンクの熱伝導率よりも熱伝導
率が低い物質で覆ったことを特徴とするボンディングツ
ールである。
(作 用)
シャンク表面をシャンクの熱伝導率よりも熱伝導率が低
い物質で覆うことにより、シャンクに与えられた熱がシ
ャンク表面から熱が逃げ難くなり、熱がシャンクに閉じ
込められ、熱の流出する場所がボンディングツールの伝
熱材に限定される。
い物質で覆うことにより、シャンクに与えられた熱がシ
ャンク表面から熱が逃げ難くなり、熱がシャンクに閉じ
込められ、熱の流出する場所がボンディングツールの伝
熱材に限定される。
これにより、伝熱材の温度が極めて安定になり、テープ
キャリアと半導体チップのバンブの接続を安定にして、
かつ繰り返しボンディングによって圧着後に温度の低下
した伝熱材の表面温度の回復時間を短縮でき、生産性が
高く、確実なボンディングが可能となる。
キャリアと半導体チップのバンブの接続を安定にして、
かつ繰り返しボンディングによって圧着後に温度の低下
した伝熱材の表面温度の回復時間を短縮でき、生産性が
高く、確実なボンディングが可能となる。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例のボンディングツールの断面
図を示す。
図を示す。
ボンディングツール1のシャンク2はモリブデンで形成
されており、圧着面側にはダイヤモンドで構成された伝
熱材3が設けられている。またシャンク2の圧着面側近
傍にはシャンク2を加熱するためのヒータを取付けるヒ
ータ用ホール4が設けられている。そして、シャンク2
の伝熱材3の形成面及びヒータ用ホール4の内面を除い
た表面には、S I O2からなる絶縁物の被膜5が形
成されている。
されており、圧着面側にはダイヤモンドで構成された伝
熱材3が設けられている。またシャンク2の圧着面側近
傍にはシャンク2を加熱するためのヒータを取付けるヒ
ータ用ホール4が設けられている。そして、シャンク2
の伝熱材3の形成面及びヒータ用ホール4の内面を除い
た表面には、S I O2からなる絶縁物の被膜5が形
成されている。
被膜5を形成する際には、伝熱材3の表面及びヒータ用
ホール4の内面にレジストを保護膜として形成し、表面
に被膜5が形成されないようにしておき、例えばCVD
、(ChemicalVapor Dipositi
on)法により、5102を堆積させる。CVD法は、
気相成長であるため曲面を持つものに対しても−様な膜
を形成できるので、シャンク2はどのような形をしてい
ても良い。
ホール4の内面にレジストを保護膜として形成し、表面
に被膜5が形成されないようにしておき、例えばCVD
、(ChemicalVapor Dipositi
on)法により、5102を堆積させる。CVD法は、
気相成長であるため曲面を持つものに対しても−様な膜
を形成できるので、シャンク2はどのような形をしてい
ても良い。
被膜5はなるべく厚い方が良く、本実施例では約20μ
mの膜厚とした。なお、被膜5としては5102に限ら
ず、AINなどを用いても良く、シャンク2を構成する
物質の熱伝導率よりも熱伝導率の小さなものを選べば良
い。
mの膜厚とした。なお、被膜5としては5102に限ら
ず、AINなどを用いても良く、シャンク2を構成する
物質の熱伝導率よりも熱伝導率の小さなものを選べば良
い。
第2図は他の実施例の断面図を示し、被膜5の上にもう
一層、これと異なる熱伝導率を持つ被膜6を形成したも
のである。被膜6の熱伝導率は被l1I5の熱伝導率よ
り小さい方が好ましい。この実施例では被膜6としてA
INを用い、約20μmの膜厚に形成した。
一層、これと異なる熱伝導率を持つ被膜6を形成したも
のである。被膜6の熱伝導率は被l1I5の熱伝導率よ
り小さい方が好ましい。この実施例では被膜6としてA
INを用い、約20μmの膜厚に形成した。
なお、本発明ではシャンク2はモリブデンに限らず、イ
ンコネル、ステンレス合金など、その他の金属を用いる
ことができる。
ンコネル、ステンレス合金など、その他の金属を用いる
ことができる。
なお、上記した各物質の熱伝導率は、モリブデンは0.
32cal/cm−see ・’C、インコネルは0.
15cal/cl−8ec・℃、ステンレス合金は0.
14caf/cm”see”C1S i O2は0.0
14cal/cm −5ee ・’C1AINは0.0
042cal/cm−see * ”Cである。
32cal/cm−see ・’C、インコネルは0.
15cal/cl−8ec・℃、ステンレス合金は0.
14caf/cm”see”C1S i O2は0.0
14cal/cm −5ee ・’C1AINは0.0
042cal/cm−see * ”Cである。
[発明の効果]
本発明のボンディングツールによれば、伝熱材の温度を
一定に、またボンディングにより低下した伝熱材の表面
温度の立ち上がり時間を速くできるので、テープキャリ
アのリードと半導体チップのバンブの接合を極めて安定
にして接続不良をなくシ、かつ生産性を向上させること
ができる。
一定に、またボンディングにより低下した伝熱材の表面
温度の立ち上がり時間を速くできるので、テープキャリ
アのリードと半導体チップのバンブの接合を極めて安定
にして接続不良をなくシ、かつ生産性を向上させること
ができる。
第1図は本発明の一実施例のボンディングツールの断面
図、第2図は他の実施例のボンディングツールの断面図
、第3図は従来例のボンディングツールの断面図である
。 1・・・ボンディングツール 2・・・シャンク 3・・・伝熱材 4・・・ヒータ用ホール 5・・・被膜 6・・・被膜
図、第2図は他の実施例のボンディングツールの断面図
、第3図は従来例のボンディングツールの断面図である
。 1・・・ボンディングツール 2・・・シャンク 3・・・伝熱材 4・・・ヒータ用ホール 5・・・被膜 6・・・被膜
Claims (1)
- 加熱圧着するためのボンディングツールにおいて、シ
ャンクの表面をシャンクの熱伝導率よりも熱伝導率が低
い物質で覆ったことを特徴とするボンディングツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28170489A JPH03145148A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ボンディングツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28170489A JPH03145148A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ボンディングツール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03145148A true JPH03145148A (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=17642818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28170489A Pending JPH03145148A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ボンディングツール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03145148A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5308429A (en) * | 1992-09-29 | 1994-05-03 | Digital Equipment Corporation | System for bonding a heatsink to a semiconductor chip package |
US5653376A (en) * | 1994-03-31 | 1997-08-05 | Sumitomo Electric Industries, Inc. | High strength bonding tool and a process for the production of the same |
KR20210138279A (ko) * | 2020-05-12 | 2021-11-19 | 한국야금 주식회사 | 다이아몬드 피복 본딩 공구 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28170489A patent/JPH03145148A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5308429A (en) * | 1992-09-29 | 1994-05-03 | Digital Equipment Corporation | System for bonding a heatsink to a semiconductor chip package |
US5653376A (en) * | 1994-03-31 | 1997-08-05 | Sumitomo Electric Industries, Inc. | High strength bonding tool and a process for the production of the same |
KR20210138279A (ko) * | 2020-05-12 | 2021-11-19 | 한국야금 주식회사 | 다이아몬드 피복 본딩 공구 |
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