JPH0314490Y2 - - Google Patents

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JPH0314490Y2
JPH0314490Y2 JP7751685U JP7751685U JPH0314490Y2 JP H0314490 Y2 JPH0314490 Y2 JP H0314490Y2 JP 7751685 U JP7751685 U JP 7751685U JP 7751685 U JP7751685 U JP 7751685U JP H0314490 Y2 JPH0314490 Y2 JP H0314490Y2
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JP
Japan
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sliding
ornaments
piece
sliding contact
decoration
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JP7751685U
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JPS61192018U (ja
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  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、トタンぶき屋根のような、金属屋
根の降り棟の先端に設置される棟飾り体の改良に
関するものである。
(従来の技術) 一般に金属屋根の棟飾り体は、種々異なる屋根
の角度に合せてその都度設計、製作しなければな
らない。この煩を避け、量産を可能とするため
に、棟への取付部の角度を自在に調整できるよう
にしたものが提案されている(例えば実公昭53−
28266、実開昭56−86221)。
実公昭53−28266に記載のものは、下方が開放
した箱状の中央飾り体の下部中央に、左右の2つ
の飾り体の一端部を貫通軸にて枢着せしめ、左右
飾り体の上部を中央飾り体の内側に摺動自在に嵌
合させたものである。また実開昭56−86221に記
載のものは、下方が開放した箱状の中央飾り体の
下部両側に、左右2つの飾り体を夫々その中央部
で各1本の貫通軸にて枢着し、左右各飾り体の上
部を中央飾り体の内側に摺動自在に嵌合させたも
のである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の棟飾り体は、いずれも左右の飾り体
が中央飾り体に対して夫々個別に回動するため、
棟に取付ける際に中央飾り体に対して左右飾り体
が対称に配置されているかどうかを確認しなけれ
ばならない。この作業は、例えば1人が棟飾り体
を支え、他の1人が棟飾り体を正面からすこし離
れて観察しながら先の1人に指示を与えつつ行う
というような、めんどうな作業となる。また、上
記従来のものは、いずれも左右飾り体を枢着する
ための貫通軸の両端が中央飾り体の前後面へ突出
して体裁が悪い。
本考案は、従来の棟飾り体の上記のような問題
点を解決し、貫通軸を省略して体裁がよく、また
常に中央飾り体に対して左右の飾り体が対称に回
動するようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、上記従来の問題点を解決す
るため、中央飾り体1から一体に延出する屈曲片
3,3を左右飾り体4,5に屈曲自在に結合し
て、左右飾り体4,5の相互角度を調節自在に
し、左右飾り体4,5の少くとも一方には、他方
に向つて延出する摺動片10a,16aを設け、
他方には摺動片10a,16aに上下の2点で常
時摺接する摺接部12a,b,15a,bを設
け、摺動片10a,b,15a,bにより左右飾
り体4,5の回動を相互に規制して両者が常に同
時に、互いに対称に動くようにした。
(作用) 左右飾り体4,5は中央飾り体1の屈曲片3,
3を自在に屈曲させながら回動させ、両者間の角
度を自在に変更することができる。左右飾り体
4,5の一方を回動させると、摺動片10a,1
6aと摺接部12a,b,15a,bとが互いに
押し合いながら摺接して他方の飾り体5,4を同
時に同角度だけ回動させる。従つて左右飾り体
4,5は常時中央飾り体1に対して対称に位置す
る。屋根Rへの取付に際しては、棟に載せて屋根
Rの勾配に合せて左右飾り体4,5を回動させれ
ばよい。これで自動的に左右飾り体4,5は棟に
対称に配置される。
(実施例) 金属板で形成された中央飾り体1は、変形箱状
で、下方が開放している。中央飾り体1の側板2
の両側下端は延出して屈曲片3,3を成してい
る。この屈曲片3,3により、中央飾り体1と左
右飾り体4,5とが相対回動自在に結合されてい
る。
左右飾り体4,5は、夫々箱型の台座6,7
と、それの上部に固着された略扇型箱状の飾り部
8,9とから成る。
左飾り体4の台座6は、それの前面板10が右
側へ延出して成る摺動片10aを有する。摺動片
10aは、底縁10bと弧状の摺動縁10cとを
有する。また、台座6の後面板11は右側へ延出
し、その内側には、後面板11との間に後記右飾
り体5の摺動片16aを挿通させるための空間を
形成する断面コ字状の摺接金具12が固着されて
いる。台座6の上面板13の左端寄りには、中央
飾り体1の左側の屈曲片3を挿通させるためのス
リツト13aが形成されている。
右飾り体5の台座7の前面板14は左側へ延出
し、その内側には、前面板14との間に左飾り体
4の摺動片10aを挿通させるための空間を形成
する断面コ字状の摺接金具15が固着されてい
る。また、右飾り体3の台座7は、後面板16が
左側へ延出して成る摺動片16aを有する。この
摺動片16aは、底縁16bと、弧状の摺動縁1
6cを有する。台座7の上面板17の右端寄りに
は、中央飾り体1の右側の屈曲片3を挿通させる
ためのスリツト17aが形成されている。
中央飾り体1の両屈曲片3は、図示の実施例に
おいて、切込みを入れられ、複数に分割されてい
る。左右の屈曲片3,3は、夫々左右飾り体4,
5のスリツト13a,17aに挿入され、第4図
の如く、各分割片を左右いずれに屈曲させて抜止
めされると共に、中央の分割片3aには夫々割ピ
ン18が装着され、これで、より確実に抜止めさ
れている。屈曲片3は、左右飾り体4,5の回動
に従つて自在に屈曲すればいいから、左右飾り体
4,5への結合手段は図示のものに限定されるも
のではなく、例えば折曲させて上面板13,17
の内側へ溶着してもよいし、それの上面へ溶着し
てもよい。その他種々の手段が考えられる。
しかして、左飾り体4の摺動片10aは右飾り
体5の摺接金具15の内側へ、また右飾り体5の
摺動片16aは左飾り体4の摺接金具12の内側
へ夫々挿入され、左右飾り体4,5の回動に従
い、それらの底縁10b,16bと弧状の摺動縁
10c,16cを夫々摺接金具12,15の上下
の摺接部12a,12b,15a,15bに摺接
させ、左右飾り体4,5を同時に同角度ずつ回動
させるようになつている。
19は飾りキヤツプで、左右飾り体4,5の前
面板10,14の重なり部をかくすために、前面
板14の左方端部の前面に固着されている。
次にこの実施例の作用を説明する。この棟飾り
体を屋根Rに取付ける場合には、これを棟に載
せ、その屋根の勾配に適合させるように左右飾り
体4,5を適当に回動させて相互角度を定めてく
ぎ止めすればよい。左右飾り4,5の回動に際し
ては、屈曲片3が屈曲する。左右飾り体4,5を
回動させれば、これに伴い摺動片10aの底縁1
0bと摺接金具15の摺接部15b、摺動縁10
cと摺接部15aおよび、摺接片16aの底縁1
6bと摺接金具12の摺接部12b、摺動部16
cと摺接部12aが夫々接触位置を移動させなが
ら回動する。従つて、左右飾り体4,5は、常時
摺動片10a,16aと摺接部12a,12b,
15a,15bにより相互に位置を規制され、従
つて左右飾り体4,5は中央飾り体1の中心に対
して常時対称になる。
なお、本考案は、図示の実施例に限定されるも
のではなく、例えば摺動片10a,16a、摺接
部12a,12b,15a,15bは、左右飾り
体4,5の相互位置を常時規制するように接触す
るものであればよいから、その構造や配置は種々
変更可能である。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、摺動片10
a,16aと摺接部12a,12b,15a,1
5bとが夫々左右飾り体4,5の回動に伴い常時
摺接することにより左右飾り体4,5が常に同時
に、同等度だけ回動するから、常時中央飾り体1
の中心に対して対称状態を維持することができ
る。従つて、屋根への取付時には単に棟へ載せる
だけで、特段の調整をしなくても左右対称が得ら
れるから、取付作業が極めて簡単に短時間で行
え、また誤つて左右非対称に取付けてしまうおそ
れもない、また左右飾り体4,5は中央飾り体1
から一体に延出した屈曲片3,3によつて中央飾
り体1に対して回動自在に結合されているから、
貫通軸や蝶番の如き他の部品を要さず、組立てが
簡単であるし、製造コストを下げることができ
る。また、貫通軸のように飾り体の表面へ突出し
ないから、体裁がよい等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは棟飾り体の最大勾配状態の斜視図、
Bは同最小勾配状態の斜視図、第2図は分解斜視
図、第3図は縦断正面図、第4図は左飾り体の一
部の底面図、第5図は左右飾り体の分解斜視図、
第6図A,Bは夫々摺動片と摺接部との組合せを
示す一部の拡大断面図である。 1……中央飾り体、3……屈曲片、4……左飾
り体、5……右飾り体、10a,16a……摺動
片、12a,b,15a,b……摺接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央飾り体の下部両側から一体に延出する屈曲
    片を左右飾り体に屈曲自在に結合して左右飾り体
    の相互角度を調節自在にし、左右飾り体の少くと
    も一方には、他方に向つて延出する摺動片を設
    け、他方には、上記摺動片に上下の2点で常時摺
    接する摺接部を設け、左右飾り体が常時対称に、
    同時に回動するようにしたことを特徴とする屋根
    の棟飾り体。
JP7751685U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0314490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7751685U JPH0314490Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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JP7751685U JPH0314490Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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Publication Number Publication Date
JPS61192018U JPS61192018U (ja) 1986-11-29
JPH0314490Y2 true JPH0314490Y2 (ja) 1991-03-29

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