JPH03144749A - アドレス変換バッファ制御方式 - Google Patents

アドレス変換バッファ制御方式

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JPH03144749A
JPH03144749A JP1281742A JP28174289A JPH03144749A JP H03144749 A JPH03144749 A JP H03144749A JP 1281742 A JP1281742 A JP 1281742A JP 28174289 A JP28174289 A JP 28174289A JP H03144749 A JPH03144749 A JP H03144749A
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JP
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virtual
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Pending
Application number
JP1281742A
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English (en)
Inventor
Makoto Higano
誠 日向野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03144749A publication Critical patent/JPH03144749A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は仮想アドレスと物理アドレスとの対(アドレ
ス変換対)を各エントリに登録するためのアドレス変換
バッファを備えた仮想記憶制御方式の計算機システムに
係り、特に可変長仮想アドレスを適用するのに好適なア
ドレス変換バッファ制御方式に関する。
(従来の技術) 仮想記憶制御方式を適用する計算機システムでは、仮想
アドレスを物理アドレスに変換するアドレス変換の高速
化のために、仮想アドレス(仮想アドレスタグ)と物理
アドレス(物理ページアドレス)との対(アドレス変換
対)を各エントリに登録するためのアドレス変換バッフ
ァ(以下、TLBと称する)を備えている。このTLB
のエントリはユーザ命令によって生成された仮想アドレ
スの例えば所定フィールドによって指定される。
この指定されたTLBのエントリに登録されている仮想
アドレスと上記ユーザ命令によって生成された仮想アド
レス(物理アドレスへの変換対象となる仮想アドレス)
はヒツトチェック回路によって比較され、ヒツト/ミス
ヒツト検出(ヒツトチェック)が行われる。もしヒツト
していれば、そのエントリに登録されている物理アドレ
スは、ユーザ命令によって生成された仮想アドレスに対
応するもので有効であり、その物理アドレスを用いてキ
ャッシュメモリや主メモリがアクセスされる。
さて近年は、この種の計算機システムにおいて大きさの
異なる各種の仮想記憶空間をサポートするために、可変
長の仮想アドレスが適用できることが要求されている。
この場合、同一のTLB内に仮想記憶空間(仮想アドレ
ス空間)の異なる(仮想アドレス長の異なる)ffl数
種の仮想アドレスを持つアドレス変換対が登録されるこ
とになる。
しかし、仮想アドレス長が異なる場合、上記したヒツト
チェック回路では正しいヒツトチェックが期待できず、
したがってTLBを備えた従来の計算機システムでは、
仮想記憶空間の大きさが異なるユーザ命令を扱うことは
できなかった(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来の仮想記憶制御方式の計算機システ
ムにおけるTLB制御は、ユーザ命令で扱う仮想記憶空
間の大きさ((Ji.想アドレスの長さ)が固定である
ことを前提としており、仮想アドレス長が異なった場合
には正しいヒツトチェックが行えず、したがって可変長
仮想アドレスを扱うことができないという問題があった
この発明は上記事情に鑑みてなされたものでその目的は
、TLBを備えた仮想記憶制御方式の計算機システムに
おいて可変長の仮想アドレスが扱え、大きさの異なる複
数の仮想記憶空間がサポートできるTLB (アドレス
変換バッファ)制御方式を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、仮想記憶制御方式の計算機システムに設け
られたTLB (アドレス変換バッファ)の各エントリ
に登録されているアドレス変換対のうちの仮想アドレス
の有効長を識別するための有効長識別子を同エントリに
対応して記憶するための記憶手段と、物理アドレスへの
変換対象となる可変長の仮想アドレス並びに同アドレス
の有効長を識別するための有効長識別子を保持するため
のレジスタ手段と、このレジスタ手段に保持されている
仮想アドレス並びに有効長識別子、およびレジスタ手段
に保持されている仮想アドレスに対応するTLB内エフ
ェントリ録されている仮想アドレス並びにこのエントリ
に対応して上記記憶手段に記憶されている有効長識別子
をもとに、ヒツトチェックを行うヒツトチェック手段と
を設け、このヒツトチェック手段のチェック結果に応じ
てTLB内エフェントリ容の参照またはリプレースを行
うようにしたことを特徴とするものである。
また、この発明は、上記ヒツトチェック手段を、上記レ
ジスタ手段に保持されている有効長識別子とTLB内エ
フェントリの有効長識別子とを比較する第1の比較手段
と、上記レジスタ手段に保持されている仮想アドレスと
TLB内エジエントリの仮想アドレスとを、このエント
リからの有効長識別子によって決定されるフィールド部
分について比較する第2の比較手段と、上記第1および
第2の比較手段の比較結果に応じてヒツト/ミスヒツト
を検出する検出手段とを備えた構成としたことも特徴と
する。
(作用) 上記の構成によれば、TLBの各エントリに登録される
アドレス変換対のうちの仮想アドレスの有効長を識別す
るための有効長識別子が各エントリに対応して記憶手段
に記憶され、ヒツトチェック手段においては、物理アド
レスへの変換対象となる可変長板想アドレス(第1の仮
想アドレスと呼ぶ)並びにその有効長を識別するための
有効長識別子(第1の有効長識別子と呼ぶ)、および上
記変換対象仮想アドレスに対応するTLB内エジエント
リ取出される仮想アドレス(第2の仮想アドレスと呼ぶ
)並びにこのTLBエントリに対応して記憶手段に記憶
されている有効長識別子(第2の有効長識別子と呼ぶ)
をもとに、可変長板想アドレスの有効長を考慮したヒツ
トチェックが行われるので、仮想アドレス長が異なる場
合でも正しいヒツトチェックが可能となる。特に、上記
ヒツトチェック手段が上記第1並びに第2比較手段と検
出手段を備えた構成の場合には、第1の比較手段により
上記第1並びに第2の有効長識別子を比較し、第2の比
較手段により上記第1並びに第2の仮想アドレスのうち
、上記第2の有効長識別子によって決まるフィールド部
分を比較し、この第1および第2の比較手段の比較結果
により検出手段においてヒツト/ミスヒツトが検出され
るため、可変長板想アドレスの有効長を考慮した効率の
よいヒツトチェックが可能となる。
(実施例) 第1図はこの発明を適用する仮想記憶制御方式の計算機
システムの一実施例を示すブロック構成図である。同図
において、11は全体を制御する演算制御ユニット、1
2は演算制御ユニット11から出力される例えば40ビ
ツトまたは32ビツトの仮想アドレスを保持するための
40ビツトの仮想アドレスレジスタ、13は上記仮想ア
ドレスと共に演算制御ユニットitから出力され、同仮
想アドレスの有効長(同仮想アドレスが属する仮想記憶
空間)を識別するための例えば1ビツトの有効長識別子
(仮想記憶空間識別子)を保持するための1ビツトの有
効長識別子レジスタである。本実施例において、有効長
識別子は“1″で40ビツト仮想アドレス(40ビット
仮想記憶空間)を示し、“0′で32ビツト仮想アドレ
ス(32ビット仮想記憶空間)を示す。
I4は仮想アドレス(仮想アドレスタグ)と物理アドレ
ス(物理ページアドレス)との対(アドレス変換対)お
よび同アドレス変換対中の仮想アドレスタグ(に対応す
る仮想アドレス)の有効長を識別するための有効長識別
子等を各エントリに保持するためのTLB (アドレス
変換バッファ)、15はT L B 14に対するリー
ド/ライトを演算制御ユニット11が制御するための信
号線、1Bは仮想アドレスレジスタ12の所定フィール
ド、例えばビット8〜ビツト20までの13ビツトのフ
ィールドの内容を、TLB14のエントリを指定するた
めのアドレス(TLBアドレス)としてT L B 1
4に伝達するための信号線である。T L B 14の
各エントリは、仮想アドレスタグを保持するための26
ビツトの仮想アドレスフィールド17、仮想アドレスタ
グと対を成す物理アドレスを保持するための24ビツト
の物理アドレスフィールド1g、および有効長識別子を
保持するための1ビツトの有効長識別子フィールド19
を含む。なお、対応エントリ(内のアドレス変換対)が
有効か否かを示すバリッドビットなどは省略されている
。上記フィールド17は、仮想アドレスレジスタ12の
ビット8〜ビツト7の7ビツトを保持するのに供される
上位フィールド17aと、同じくビット8〜ビツト25
の18ビツトを保持するのに供される下位フィールド1
7bから成る。本実施例において、フィールド19の有
効長識別子が“loの場合には、同じエントリのフィー
ルド17の26ビツトが有効な仮想アドレスタグ(40
ビツト仮想アドレスに対応する仮想アドレスタグ)を示
し、′0“の場合には、同じエントリのフィールド17
の下位の18ビ・ソト(即ちフィールド17bの18ビ
・ント)が有効な仮想アドレスタグ(32ビツト仮想ア
ドレスに対応する仮想アドレスタグ)を示す。
20は仮想アドレスレジスタ12のビ・ノド8〜ビツト
20のフィールドの内容によって指定されるT L B
 14のエントリ(以下、T L B 14内指定エン
トリと称する)に目的物理アドレスが登録されているか
否かをチェック、即ちヒツト/ミス上・ソトをチェック
するためのヒツトチエ・ツク回路である。
ヒツトチェック回路20は、有効長識別子レジスタ13
の内容とT L B 14内指定エントリのフィールド
19の内容とを比較して一致を検出するための比較回路
(CMP)21、仮想アドレスレジスタ12のビット0
〜ビツト7の内容をT L B 14内指定エントリの
フィールド19の内容に応じてゲート(マスク)するた
めのアンドゲート(A)22、およびTLB14内指定
エントリのフィールドtyaの内容を同エントリのフィ
ールド19の内容に応じてゲート(マスク)するための
アンドゲート(A)23を有している。ヒツトチェック
回路20は更に、アンドゲート22の出力(8ビツト)
並びに仮想アドレスレジスタ12のビット8〜ビツト2
5の内容(18ビツト)が連結された情報(26ビツト
)とアンドゲート23の出力(8ビツト)並びにT L
 B 14内指定エントリのフィールド17bの内容(
18ビツト)が連結された情報(・26ビツト)とを比
較して一致を検出するための′比較回路(CMP)24
、および比較回路21.24の出力信号の論理積をとっ
てヒツト/ミスヒツト信号を出力するアンドゲート(A
)25を有している。
26は各種プログラム、データ等が格納される主メモリ
、27は主メモリ26に対するリード/ライトを演算制
御ユニット11が制御するための信号線である。28は
T L B 14内指定エントリのフィールド18の内
容(24ビツト)または演算制御ユニット11から与え
られる24ビツトの物理アドレス(物理ページアドレス
)と仮想アドレスレジスタ12の下位14ビツト(オフ
セット)とが連結された物理アドレス(38ビツト)を
保持するためのレジスタ(PAR)、29はレジスタ2
8の内容をアドレスとして主メモリ26に伝達するため
のアドレス線、30は演算制御ユニット11、主メモリ
26間のリード/ライトデータの転送に供されるメモリ
データ線である。
次に、第1図の構成の動作を、メモリアクセスを伴うユ
ーザ命令の実行を例に、第2図のフローチャートを参照
して説明する。
まず演算制御ユニット11は、レジスタ28にセットさ
れている物理アドレスの指定するアドレスのユーザ命令
を主メモリ26からメモリデータ線30を介して読込む
(ステップSl)。
次に演算制御ユニット11は、主メモリ26から読込ん
だユーザ命令がメモリアクセスを必要とする命令であれ
ば、同命令に従ってアクセスすべき仮想記憶空間内のア
ドレス(40ビツトまたは32ビツトの仮想アドレス)
を生成し、仮想アドレスレジスタ12にセットする(ス
テップS2)。
ここで、40ビツトの仮想アドレスの場合には、同アド
レスは仮想アドレスレジスタ12のビット0(MSB)
〜ビット39 (LSB)のフィールドにセットされる
。これに対して32ビツトの仮想アドレスの場合には、
同アドレスは仮想アドレスレジスタ12のビット8〜ビ
ツト39 (LSB)のフィールドにセットされる。な
お32ビツト仮想アドレスの場合にも、仮想アドレスレ
ジスタ12には40ビツトアドレスがセットされる。但
し上位8ビツトは無効データであり、下位の32ビツト
だけが有効である。また演算制御ユニット11は、上記
ステップS2において、仮想アドレスの有効長を識別す
るための1ビツトの有効長識別子を生成し、同識別子を
有効長識別子レジスタ13にセットする。この識別子は
、仮想アドレスが40ビツトであれば“1”  32ビ
ツト仮想アドレスであれば“O”となる。
仮想アドレスレジスタ12の保持内容のうち、ビット8
〜ビツト20の13ビツトはTLBアドレスとして信号
線16を介してT L B 14に供給される。これに
よりT L B 14はアクセスされ、上記TLBアド
レス(仮想アドレスレジスタ12のビット8〜ビツト2
0の13ビツト)で指定されるT L B 14内のエ
ントリ(TLB14内指定エントリの登録内容が読出さ
れる。このT L B 14内指定エントリの登録内容
のうち、フィールド19に登録されている有効長識別子
(登録有効長識別子)は比較回路21、アンドゲート2
2およびアンドゲート23の、それぞれ一方の人力に共
通に供給される。比較回路21.アンドゲート22およ
びアンドゲート23の他方の入力には、それぞれ有効長
識別子レジスタ13にセットされている有効長識別子、
仮想アドレスレジスタ12のビットO〜ビット7の8ビ
ツトおよびT L B 14内指定エントリの登録内容
のうちのフィールド17aの8ビツトがそれぞれ供給さ
れる。
比較回路21は有効長識別子レジスタ13からの有効長
識別子とT L B 14内指定エントリのフィールド
19からの有効長識別子とを比較し、再識別子が一致し
ていれば論理01″の信号を、一致していなければ論理
“0“の信号を出力する。またアンドゲート22は、仮
想アドレスレジスタ12のビットO〜ビット7の各ビッ
トについて、TLBL4内指定エントリのフィールド1
9からの1ビツト有効長識別子との論a!積をとり、同
識別子が“1″(40ビツト長指定)であれば仮想アド
レスレジスタ12のビット0〜ビツト7の8ビツトデー
タをそのまま出力し、“O”  (32ビツト指定)で
あれば仮想アドレスレジスタ12のビットO〜ビット7
のデータをマスクしてオール“○°の8ビツトデータを
出力する。同様にアンドゲート23は、T L B 1
4内指定エントリのフィールド17gの8ビツトの各ビ
ットについて、同じエントリのフィールド19からの1
ビツト有効長識別子との論理積をとり、同識別子が“1
”であれば上記フィールド17aからの8ビツトデータ
をそのまま出力し、“0”であれば上記フィールド17
aからの8ビツトデータをマスクしてオール“0″の8
ビツトデータを出力する。
アンドゲート22から出力される8ビツトデータは仮想
アドレスレジスタ12のビット8〜ビツト25からの1
8ビツトデータと連結されて比較回路24の一方の入力
に供給される。比較回路24の他方の人力には、アンド
ゲート23から出力される8ビツトデータがT L B
 14内指定エントリのフィールド17bからの18ビ
ツトデータと連結されて供給される。比較回路24は、
上記の両入力内容を比較し、一致していれば論理“1“
の信号を、一致していなければ論理“0“の信号を出力
する。明らかなように、比較回路24の出力信号は、T
 L B 14内指定エントリのフィールド29からの
有効長識別子が“1゛の場合には、仮想アドレスレジス
タ12のビットO〜ビット25の26ビツトデータとT
 L B 14内指定エントリのフィールド17の26
ビツトデータ(40ビツト仮想アドレスに対応する26
ビツト仮想アドレスタグ)との比較結果を示す。また、
T L B 14内指定エントリのフィールドI9から
の有効長識別子が“O”の場合には、比較回路24の出
力信号は、仮想アドレスレジスタ12のビット8〜ビツ
ト25の18ビツトデータとTLBlA内指定エントリ
のフィールド17bの18ビツトデータ(32ビツト仮
想アドレスに対応する18ビツト仮想アドレスタグ)と
の比較結果を示す。即ち本実施例によれば、T L B
 14内指定エントリのフィールド19からの有効長識
別子の示す有効長により決定される仮想アドレス部分が
選択的に比較される。
比較回路24の出力信号はアンドゲート25の一方の入
力に供給される。アンドゲート25の他方の人力には比
較回路21の出力信号が供給される。アンドゲート25
は、比較回路21.22からの出力信号が共に1”の場
合だけ、即ちT L B 14内指定エントリのフィー
ルド19からの有効長識別子が1″ならば、有効長識別
子レジスタ13からの有効長識別子も1“で、且つ仮想
アドレスレジスタ12のビット0〜ビツト25の26ビ
ツトデータ(40ビツト仮想アドレスの上位26ビツト
)とT L B 14内指定エントリのフィールド17
の26ビツトデータ(26ビツト仮想アドレスタグ)と
が等しい場合だけ、或はT L B 14内指定エント
リのフィールド19からの有効長識別子が“0″ならば
有効長識別子レジスタ13からのG助長識別子も0°で
、且つ仮想アドレスレジスタ12のビット8〜ビツト2
5の18ビツトデータ(32ビツト仮想アドレスの上位
18ビツト)とT L B 14内指定エントリのフィ
ールド17bの18ビツトデータ(18ビツト仮想アド
レスタグ)とが等しい場合だけ、ヒツトを示す論理″1
°のヒツト/ミスヒツト信号を出力する。明らかなよう
に、比較回路21の出力信号が“O“の場合、即ち有効
長識別子レジスタ13の有効長識別子とT L B 1
4内指定エントリのフィールド19からの有効長識別子
とが等しくない場合には、言替えれば仮想アドレスレジ
スタ12にセットされている仮想アドレスの有効長と、
T L B 14内指定エントリのフィールド18に登
録されている物理アドレスに対応する仮想アドレスの有
効長とが異なる場合には、アンドゲート25からは比較
回路24の比較結果に無関係にミスヒツトを示す論理“
0°のヒツト/ミスヒツト信号が出力される。
さて演算制御ユニット11は、上記ステップS2におい
て仮想アドレスレジスタ12に仮想アドレスをセットし
て、TLB14に対するアクセスを行わせると、ヒツト
チェック回路20内のアンドゲート25からのヒツト/
ミス信号の状態(即ちヒツトチェック回路20のヒツト
チェック結果)を取込み(ステップS3)、仮想アドレ
スレジスタ12にセットした仮想アドレスに対するヒツ
トの有無の判別を行う(ステップS4)。
演算制御ユニット11は上記ステップs4でヒツト無し
を判別した場合には、主メモリ2B内のアドレス変換テ
ーブルを用いた周知のアドレス変換処理を行ってステッ
プS2で生成した仮想アドレスを物理アドレス(物理ペ
ージアドレス)に変換した後、T L B 14内指定
エントリの登録内容を書替えるための以下に述べるリプ
レース処理(ステップS5)を行う。即ち演算制御ユニ
ット11は、ミスヒツトとなった仮想アドレスの上位2
6ビツト、即ちステップS2で仮想アドレスレジスタ1
2にセットしたものと同じ40ビツト仮想アドレス(有
効長識別子レジスタ13の有効長識別子が0°の場合に
は、下位の32ビツトだけが有効)の上位26ビツトを
、仮想アドレスタグとしてT L B 14のフィール
ド17に出力し、上記のアドレス変換処理で得た物理ア
ドレス(24ビツト)をT L B 14のフィールド
18に出力し、そしてステップS2で有効長識別子レジ
スタ13にセットしたものと同じ有効長識別子をT L
 B 14のフィールド19に出力する。そして演算制
御ユニット11は、T L B 14を信号線15を介
して書込み状態に設定する。これにより、仮想アドレス
レジスタ12のビット8〜ビツト20の内容で指定され
るT L B 14のエントリ(即ちT L B 14
内指定エントリ)のフィールド17aには演算tilJ
御ユニツユニットらの26ビツト仮想アドレスタグの上
位8ビツトが、同エントリのフィールド17bには同じ
仮想アドレスタグの下位18ビツトが、同エントリのフ
ィールド18には演算制御ユニット11からの物理アド
レス(物理ページアドレス)が、そして同エントリのフ
ィールドエ9には演算制御ユニット11からの有効長識
別子が、それぞれ登録される。演算制御ユニット11は
上記したようにT L B 14を書込み状態に設定し
てT L B 14内指定エントリの内容の書替えを行
うと、T L、B 14を読出し状態に戻す。これによ
り、T L B 14内指定エントリの内容が同T L
 B 14から読出される。
演算制御ユニットIIは上記のステップS5のリプレー
ス処理を実行すると、T L B 14内指定エントリ
から読出されているデータのうち、同エントリのフィー
ルド18から読出されている24ビツト物理アドレス(
物理ページアドレス)と仮想アドレスレジスタ12のビ
ット26〜ビツト3つの14ビツト(オフセット)とが
連結された38ビツト物理アドレスをレジスタ(PAR
)2gにセットして、同レジスタ28によってアドレス
線29を介して指定される主メモリ2Bのアドレスに対
するアクセスを行う(ステップ86)。この主メモリ2
Bに対するアクセスにおけるメモリデータの人出力は、
メモリデータ線30を介して行われる。
一方、上記ステップS4でヒツト有りを判別した場合に
は、演算制御ユニット11はそのままステップS6に進
み、T L B 14内指定エントリのフィールド19
から読出されている物理アドレス(即ちヒツトした仮想
アドレスと対を成してT L B 14内指定エントリ
に登録されている物理アドレス)および仮想アドレスレ
ジスタ12からの14ビツトオフセツトから成る38ビ
ツト物理アドレスを用いて主メモリ26をアクセスする
なお、前記実施例では、TLB14内の各エントリに登
録されている仮想アドレスの有効長を識別するための有
効長識別子を、同じエントリの所定フィールド(19)
に記憶する場合について説明したが、これに限るもので
はなく、例えば主メモリ26などのメモリの所定領域に
、TLB14内の各エントリに対応させて記憶するよう
にしてもよい。
また、前記実施例では、仮想アドレスのアドレス長が4
0ビツトおよび32ビツトの2種類である場合について
説明したが、3種類以上のアドレス長の仮想アドレス(
即ち3Pl類以上の仮想記憶空間)を適用する計算機シ
ステムにも応用することが可能である。但し、この場合
には有効長識別子が複数ビット構成となるので、T L
 B 14内指定エントリのフィールド(9からの有効
長識別子をデコードしてそのデコード結果により、ヒツ
トチェックにおいて比較対象としない仮想アドレス部分
をマスクすることが必要となる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、TLBの各エン
トリに登録されるアドレス変換対のうちの仮想アドレス
の有効長を識別するための有効長識別子が各エントリに
対応して記憶手段に記憶され、物理アドレスへの変換対
象となる可変長板想アドレス並びにその有効長を識別す
るための有効長識別子、および上記変換対象仮想アドレ
スに対応するTLB内エフェントリ取出される仮想アド
レス並びにこのTLBエントリに対応して記憶手段に記
憶されている有効長識別子をもとに、可変長板想アドレ
スの有効長を考慮したヒツトチェックが行われる構成と
したので、仮想アドレス長が異なる場合でも正しいヒツ
トチェックが可能となり、TLBを備えた仮想記憶制御
方式の計算機システムにおいて可変長の仮想アドレスが
扱え、大きさの異なる複数の仮想記憶空間がサポートで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用する仮想記憶制御方式の計算機
システムの一実施例を示すブロック構成図、第2図は第
1図の演算制御ユニット11のメモリアクセス時の制御
動作を説明するためのフローチャートである。 11・・・演算#J御ユニット、12・・・仮想アドレ
スレジスタ、13・・・有効長識別子レジスタ、14・
・・TLB、17・・・仮想アドレスフィールド、17
a・・・上位フィールド、17b・・・下位フィールド
、18・・・物理アドレスフィールド、19・・・有効
長識別子フィールド、20・・・ヒツトチェック回路、
21.24・・・比較回路(CMP) 、22.23.
25・・・アンドゲート(A)、2ト・・主メモリ、2
B・・・レジスタ(PAR) 。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)仮想アドレスと物理アドレスから成るアドレス変
    換対を各エントリに登録するためのアドレス変換バッフ
    ァを備えた仮想記憶制御方式の計算機システムおいて、 上記アドレス変換バッファの各エントリに登録されてい
    る上記仮想アドレスの有効長を識別するための有効長識
    別子を同エントリに対応して記憶するための記憶手段と
    、 物理アドレスへの変換対象となる可変長の仮想アドレス
    並びに同アドレスの有効長を識別するための有効長識別
    子を保持するためのレジスタ手段と、 このレジスタ手段に保持されている上記仮想アドレス並
    びに有効長識別子、および上記レジスタ手段に保持され
    ている仮想アドレスに対応する上記アドレス変換バッフ
    ァ内エントリに登録されている仮想アドレス並びにこの
    エントリに対応して上記記憶手段に記憶されている有効
    長識別子をもとに、このエントリに目的とする物理アド
    レスが保持されているヒット状態の有無をチェックする
    ヒットチェック手段と、 を具備し、上記ヒットチェック手段のチェック結果に応
    じて上記アドレス変換バッファ内エントリの内容の参照
    またはリプレースを行うようにしたことを特徴とするア
    ドレス変換バッファ制御方式。
  2. (2)上記ヒットチェック手段は、上記レジスタ手段に
    保持されている有効長識別子と上記アドレス変換バッフ
    ァ内エントリからの有効長識別子とを比較する第1の比
    較手段と、上記レジスタ手段に保持されている仮想アド
    レスと上記アドレス変換バッファ内エントリからの仮想
    アドレスとを、このエントリからの有効長識別子によっ
    て決定されるフィールド部分について比較する第2の比
    較手段と、上記第1および第2の比較手段の比較結果に
    応じて上記ヒット状態の有無を検出する検出手段とを備
    えていることを特徴とする第1請求項記載のアドレス変
    換バッファ制御方式。
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