JPS6129070Y2 - - Google Patents

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JPS6129070Y2
JPS6129070Y2 JP16886984U JP16886984U JPS6129070Y2 JP S6129070 Y2 JPS6129070 Y2 JP S6129070Y2 JP 16886984 U JP16886984 U JP 16886984U JP 16886984 U JP16886984 U JP 16886984U JP S6129070 Y2 JPS6129070 Y2 JP S6129070Y2
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tlb
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error
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JP16886984U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パーシヤル・パージTLB機能をも
つデータ処理装置、特に動的アドレス変換機能を
そなえてページ・フオールト発生時にTLB上の
対応エントリを指定して無効化するようにされた
所のマルチプロセツサ構成のデータ処理装置にお
いて、TLB上のエントリを指定するパーシヤ
ル・パージ・アドレス・レジスタの内容にエラー
が生じたとき、TLB上の全エントリを無効化し
て誤まつた形でパーシヤル・パージが行なわれる
ことを防止するようにしたデータ処理装置に関す
るものである。
動的アドレス変換機能をそなえたデータ処理装
置においては、周知の如くページ・フオールトが
発生すると実記憶上のページ・テーブル・エント
リを無効化するようにされる。このときTLB上
に上記フオールトを生じたページが登録されてい
ることがあるから、あわせてTLB上のエントリ
を無効化するようにされる。該TLB上のエント
リを無効化する方式として次の2つの方式が存在
する。その1つはTLB上の全エントリを無効化
する方式であり、他の1つは上記無効化するペー
ジを指定して当該ページに対応したエントリのみ
を選定して無効化する方式である。
該後者の方式は、TLB上の個々のエントリを
選定して無効化できるので好ましいものである
が、しかし無効化されるべきエントリを指示する
アドレス情報にエラーが生じたとすると、本来無
効化されるべきエントリがTLB上に残りかつ場
合によつては無効化されるべきでないエントリが
無効化されることとなる。
本考案は、特にマルチプロセツサ構成をもつデ
ータ処理装置において上記の点を解決することを
目的としており、上記無効化されるべきエントリ
を指示するアドレス情報にエラーが生じたとき、
TLB上の全エントリを無効化するようパージ処
理のためのモードを変更するようにし、自系のプ
ロセツサにおけるエラーと他系のプロセツサにお
けるエラーとを区別して効率よく処理することを
目的としている。そしてそのため、本考案のパー
シヤル・パージTLB機能をもつデータ処理装置
は、TLB機能をもつ複数のプロセツサを有し、
かつ動的アドレス変換機能をそなえ、ページ・フ
オールト発生時に実記憶上のページ・テーブル・
エントリを無効化すると共にTLB上に登録され
ている対応エントリを指定して当該エントリを無
効化するようにされたパーシヤル・パージTLB
機能をもつデータ処理装置において、上記TLB
上の対応エントリを指定するパーシヤル・パー
ジ・アドレスがセツトされるパーシヤル・パー
ジ・アドレス・レジスタと、該パーシヤル・パー
ジ・アドレス・レジスタの内容にエラーが存在す
るか否かをチエツクするエラー・チエツク回路と
を少なくともそなえ、該エラー・チエツク回路を
エラーを検出しないとき上記TLB上の各エント
リを索引して当該パージ対象として指定されたエ
ントリを選定して無効化するよう構成すると共
に、上記エラー・チエツク回路がエラーを検出し
たとき上記TLB上の全エントリを無効化するよ
う構成し、更に、1つのプロセツサがパーシヤ
ル・パージTLB処理を実行する際に上記パーシ
ヤル・パージ・アドレスを自系プロセツサの上記
パーシヤル・パージ・アドレス・レジスタにセツ
トすると共に他プロセツサの上記パーシヤル・パ
ージ・アドレス・レジスタにセツトするよう構成
されてなり、上記自系のプロセツサ側において上
記エラー・チエツク回路がエラーを検出したとき
上記自系および他系のプロセツサに存在する
TLBの全エントリが無効化され、かつ上記他系
のプロセツサ側において上記エラー・チエツク回
路がエラーを検出したとき当該他系のプロセツサ
に存在するTLBのみの全エントリが無効化され
るよう構成されることを特徴としている。以下図
面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案が適用されるデータ処理装置の
一実施例、第2図は本考案の一実施例構成、第3
図は本考案による一実施例処理を説明するフロー
チヤートを示す。
第1図において、1は主記憶装置、2A,2B
は夫々メモリ・アクセス制御部、3A,3Bは
夫々プロセツサ、4A,4Bは夫々TLB、5
A,5Bは夫々チヤネル・プロセツサを表わして
いる。
各プロセツサ3A,3Bは、過去の処理におい
て対応づけを行なつた結果の論理ページ・アドレ
スと実ページ・アドレスとの対応をTLB4A,
4B上に保持しており、気憶装置アクセスに当つ
て上記TLB4A,4Bの内容を利用して実ペー
ジ・アドレスを決定するようにする。このとき所
望の上記対応がTLB4A,4B上に存在しない
場合、ページ・テーブル(図示せず)の内容を用
いて当該論理ページ・アドレスに対応する実ペー
ジ・アドレスを決定して実ページ・アドレスを得
る。そしてその結果をTLB4A,4B上に登録
しておくようにさせる。しかし、上記ページ・テ
ーブルによる処理においても実ページ・アドレス
を決定できない場合、即ち実記憶上でページ・フ
オールトが生じている場合、外部記憶から所望の
ページを実記憶上に転送し、実記憶上の或るペー
ジを外部記憶に排出することが行なわれる。
このとき、該排出されたページに対応する論理
ページ・アドレスと実ページ・アドレスとの対応
が、いずれかのTLB4Aまたは4B上に登録さ
れていることがある。このために、当該対応を
TLB4Aおよび4B上から無効にすることが必
要となる。換言すると、本考案の場合、無効にす
べきページに対応するTLB上のエントリを指定
して無効にする処理が行なわれる。即ち、今プロ
セツサ3Aの処理に関連して上記ページ・フオー
ルトが生じたとすると、プロセツサ3Aはパーシ
ヤル・パージTLB命令を発する。これによつ
て、自系のTLB4A内に当該エントリが存在す
るか否かを調べられ存在すればそのエントリは無
効化され、また他系のプロセツサ3B側にも上記
パーシヤル・パージTLB命令による処理を通知
して他系のTLB4B上に存在しているかも知れ
ない上記当該エントリを無効化するようにさせ
る。しかし、本願明細書冒頭に述べた如く、無効
化されるべきページを指定するアドレス情報にエ
ラーが生じてしまうと、上記パーシヤル・パージ
TLBの機能の利点が一転して不利なものとなつ
てしまう。
第2図は本考案の一実施例を示す。図中の符号
4Aは第1図に対応し、6はTLBアドレス・カ
ウンタ、7はプラス1回路、8はTLB書込みレ
ジスタ、9はTLB読出しレジスタ、10はパー
シヤル・パージ・アドレス・レジスタであつて無
効化すべきエントリの実アドレスがセツトされる
もの、11は実アドレス比較回路、12はエラ
ー・チエツク回路であつてパーシヤル・パージ・
アドレス・レジスタ10の内容についてのエラー
の有無を検出するもの、13はオア回路を表わし
ている。そしてTLB上の各エントリは、論理ペ
ージ・アドレスの1部と実ページ・アドレスとバ
リツド表示フラグVとを少なくともそなえてい
る。
通常の処理においてプロセツサ3AがTLB4
Aを索引する場合のTLBアクセス構成は第2図
においては省略されてあり、TLB4A上のエン
トリを無効化する処理のための構成のみが第2図
に示されている。
上述の如くページ・フオールトが生じたとする
と、無効化されるべきエントリがもつている実ペ
ージ・アドレスがパーシヤル・パージ・アドレ
ス・レジスタ10にセツトされる。このとき、レ
ジスタ10の内容にエラーが存在するか否かがエ
ラー・チエツク回路12によつてチエツクされ、
エラーが存在しない場合にパーシヤル・パージ処
理に入る。即ち当該実ページ・アドレスをもつて
いるエントリ(TLB上のエントリ)のみを選択
的に無効化する処理に入る。
即ち、レジスタ10に実ページ・アドレスがセ
ツトされると共に、アドレス・カウンタ6による
TLB4Aに対するアクセスが開始され、TLB4
A上のエントリを1つ1つ順次読出してゆくよう
にされる。1つのエントリがレジスタ9上に読出
されたとき、当該エントリに記述されている実ペ
ージ・アドレスとレジスタ10の内容とが比較回
路によつて比較される。もしも不一致であれば、
レジスタ9の内容はそのまま書込みレジスタ8に
転記された上でTLB4A上に書込まれる。しか
し一致した場合、レジスタ9の内容をレジスタ8
に転記する際に、比較回路11からの一致出力に
もとづいて当該エントリのバリツド表示フラグV
を無効状態表示に変更する。換言すると、当該エ
ントリを無効化してTLB4A上に書込むように
する。言うまでもなく、該無効化されたエントリ
は、以後の処理においてTLB4A上から抹消さ
れる対象となる。
パーシヤル・パージ処理は上述の如く実行され
て、無効化されるべきエントリがTLB4A上に
存在すれば当該エントリが無効化するようにされ
る。しかし、パーシヤル・パージ・アドレス・レ
ジスタ10にセツトされた実ページ・アドレスに
エラーが存在した場合、本考案においてはパーシ
ヤル・パージ処理に代えてTLB4A上の全エン
トリを無効化する処理が実行されるようにされ
る。即ち、TLBアドレス・カウンタ6の内容に
もとづいて、上述の如く、TLB4A上の各エン
トリがすべて順次読出されては書込まれるが、エ
ラー・チエツク回路12がエラーを検出している
ときには、レジスタ8に転記されるすべてのエン
トリに対して、バリツド表示フラグVを無効状態
表示に変更するようにされる。そして、あわせ
て、レジスタ10の内容をロギングしておくよう
にされる。
このために、パーシヤル・パージ・アドレス・
レジスタ10の内容にエラーが生じたことによつ
て、本来無効化されるべきエントリがTLB4A
上に残存する危険性がなくなる。
第3図は、複数のプロセツサ間で上記処理を行
なう本考案の一実施例態様を説明するフローチヤ
ートを示す。
今プロセツサ3A側でパーシヤル・パージ
TLB命令(PPTLB命令)を発したとする。装置
がマルチプロセツサ構成であつた場合には、プロ
セツサ3Aは、自系のパーシヤル・パージ・アド
レス・レジスタ(PAR)10に上述の如く実ペ
ージ・アドレスをセツトすると共に、他系即ちプ
ロセツサ3B側のパーシヤル・パージ・アドレ
ス・レジスタ(PAR)10にそのデータ即ち実
ページ・アドレスを転送する。
このとき、プロセツサ3A側のレジスタ10の
内容にエラーが存在した場合としなかつた場合と
の処理は、第2図に関連して説明した場合と実質
上同じであるが、エラーが存在した場合には、エ
ラーを検出したプロセツサ3A内のTLB4Aの
全エントリは無効化され、他系即ちプロセツサ3
B側においても必然的にエラーを生じているであ
ろうからプロセツサ3B側においてもTLB上の
全エントリが無効化される。
一方他系のプロセツサ3B側においてパーシヤ
ル・パージ・アドレス・レジスタ(PAR)10
の内容にエラーがあつた場合、即ちプロセツサ3
Aから転送されてきた実ページ・アドレスにエラ
ーがあつた場合、プロセツサ3B内のTLB4B
のみの全エントリが無効化される。
以上説明した如く、本考案によれば、マルチプ
ロセツサ構成の装置における通常の処理において
パーシヤル・パージTLB機能の利点を享受で
き、パーシヤル・パージ・アドレス・レジスタ1
0の内容にエラーが生じたときにTLB上の全エ
ントリを無効化する処理に切替えるようにしてい
る。このため、誤まつた形でTLB上に非所望な
エントリが残ることがない。またマルチプロセツ
サ構成の装置における上記処理を効率よく行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されるデータ処理装置の
一実施例、第2図は本考案の一実施例構成、第3
図は本考案による一実施例処理を説明するフロー
チヤートを示す。 図中、1は主記憶装置、2はメモリ・アクセス
制御部、3はプロセツサ、4はTLB、5はチヤ
ネル・プロセツサ、6はTLBアドレス・カウン
タ、7はプラス1回路、8は書込みレジスタ、9
は読出しレジスタ、10はパーシヤル・パージ・
アドレス・レジスタ、11は比較回路、12はエ
ラー・チエツク回路を表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. TLB機能をもつ複数のプロセツサを有し、か
    つ動的アドレス変換機能をそなえ、ページ・フオ
    ールト発生時に実記憶上のページ・テーブル・エ
    ントリを無効化すると共にTLB上に登録されて
    いる対応エントリを指定して当該エントリを無効
    化するようにされたパーシヤル・パージTLB機
    能をもつデータ処理装置において、上記TLB上
    の対応エントリを指定するパーシヤル・パージ・
    アドレスがセツトされるパーシヤル・パージ・ア
    ドレス・レジスタと、該パーシヤル・パージ・ア
    ドレス・レジスタの内容にエラーが存在するか否
    かをチエツクするエラー・チエツク回路とを少な
    くともそなえ、該エラー・チエツク回路がエラー
    を検出しないとき上記TLB上の各エントリを索
    引して当該パージ対象として指定されたエントリ
    を選定して無効化するよう構成すると共に、上記
    エラー・チエツク回路がエラーを検出したとき上
    記TLB上の全エントリを無効化するよう構成
    し、更に、1つのプロセツサがパーシヤル・パー
    ジTLB処理を実行する際に上記パーシヤル・パ
    ージ・アドレスを自系プロセツサの上記パーシヤ
    ル・パージ・アドレス・レジスタにセツトすると
    共に他プロセツサの上記パーシヤル・パージ・ア
    ドレス・レジスタにセツトするよう構成されてな
    り、上記自系のプロセツサ側において上記エラ
    ー・チエツク回路がエラーを検出したとき上記自
    系および他系のプロセツサに存在するTLBの全
    エントリが無効化され、かつ上記他系のプロセツ
    サ側において上記エラー・チエツク回路がエラー
    を検出したとき当該他系のプロセツサに存在する
    TLBのみの全エントリが無効化されるよう構成
    されることを特徴とするパーシヤル・パージ
    TLB機能をもつデータ処理装置。
JP16886984U 1984-11-07 1984-11-07 パ−シヤル・パ−ジtlb機能をもつデ−タ処理装置 Granted JPS60104950U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16886984U JPS60104950U (ja) 1984-11-07 1984-11-07 パ−シヤル・パ−ジtlb機能をもつデ−タ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16886984U JPS60104950U (ja) 1984-11-07 1984-11-07 パ−シヤル・パ−ジtlb機能をもつデ−タ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104950U JPS60104950U (ja) 1985-07-17
JPS6129070Y2 true JPS6129070Y2 (ja) 1986-08-28

Family

ID=30726630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16886984U Granted JPS60104950U (ja) 1984-11-07 1984-11-07 パ−シヤル・パ−ジtlb機能をもつデ−タ処理装置

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JP (1) JPS60104950U (ja)

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JPS60104950U (ja) 1985-07-17

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