JPH0314275B2 - - Google Patents
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- JPH0314275B2 JPH0314275B2 JP59035699A JP3569984A JPH0314275B2 JP H0314275 B2 JPH0314275 B2 JP H0314275B2 JP 59035699 A JP59035699 A JP 59035699A JP 3569984 A JP3569984 A JP 3569984A JP H0314275 B2 JPH0314275 B2 JP H0314275B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
- H01L27/144—Devices controlled by radiation
- H01L27/146—Imager structures
- H01L27/148—Charge coupled imagers
- H01L27/14868—CCD or CID colour imagers
Landscapes
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、固体撮像素子及び該素子を用いたカ
メラ、特に、カラー撮像信号を得るのに好適な固
体撮像素子及び該素子を用いたカメラに関する。
メラ、特に、カラー撮像信号を得るのに好適な固
体撮像素子及び該素子を用いたカメラに関する。
(背景技術)
従来、固体撮像素子を1つ若しくは2つ用いて
3色以上の色信号によるカラー撮像信号を得る場
合にはストライプ状若しくはモザイク状のカラー
フイルタ等の色分離のための光学部材を介して撮
像素子の撮像部に光を受けることによつて、各色
に対応した電気情報を各画素に形成し、この各画
素の電気情報を共通の転送路を介して時系列的に
読み出す様に構成している。
3色以上の色信号によるカラー撮像信号を得る場
合にはストライプ状若しくはモザイク状のカラー
フイルタ等の色分離のための光学部材を介して撮
像素子の撮像部に光を受けることによつて、各色
に対応した電気情報を各画素に形成し、この各画
素の電気情報を共通の転送路を介して時系列的に
読み出す様に構成している。
例えば、第1図は、従来から知られている固体
撮像素子の一例を示すもので、フレームトランス
フアー型(FT)CCD(Charge Coupled Device)
について示すものである。
撮像素子の一例を示すもので、フレームトランス
フアー型(FT)CCD(Charge Coupled Device)
について示すものである。
図に於て、1は撮像部であつて複数の光電変換
用の画素セルの行及び列に沿つた配列により構成
されている。2は記憶部であつて撮像部1の各画
素セルの電荷情報を夫々記憶するための同じく行
及び列に沿つた記憶セルの配列を有している。3
は読み出し用の転送路としての水平シフトレジス
タであつて、記憶部2の情報を1水平ラインずつ
取り込み、そしてこのライン情報を水平方向に転
送することにより点順次の信号を時系列的に出力
する。
用の画素セルの行及び列に沿つた配列により構成
されている。2は記憶部であつて撮像部1の各画
素セルの電荷情報を夫々記憶するための同じく行
及び列に沿つた記憶セルの配列を有している。3
は読み出し用の転送路としての水平シフトレジス
タであつて、記憶部2の情報を1水平ラインずつ
取り込み、そしてこのライン情報を水平方向に転
送することにより点順次の信号を時系列的に出力
する。
従つて、例えば、第2図に示す様な色分離用の
ストライプ状のカラーフイルターを撮像部1の前
面に設け、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色フイ
ルタ部のピツチを前記撮像部1の各画素ピツチに
一致させれば、各列の画素は各色に対応した信号
を形成するので、水平シフトレジスタ3からは点
順次の時系列化された色信号が得られる。
ストライプ状のカラーフイルターを撮像部1の前
面に設け、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色フイ
ルタ部のピツチを前記撮像部1の各画素ピツチに
一致させれば、各列の画素は各色に対応した信号
を形成するので、水平シフトレジスタ3からは点
順次の時系列化された色信号が得られる。
この様にして得られた各色信号は第3図に示す
ような信号処理系により、例えば、NTSC信号に
変換される。
ような信号処理系により、例えば、NTSC信号に
変換される。
即ち、CCDのアンプ4から出力される点順次
撮像出力信号は先ず3個のサンプルホールド回路
5,6及び7から成る信号分離回路8において各
色信号がサンプルホールドされて、赤色信号ER、
緑色信号EG、及び青色信号EBに分離される。各
色信号ER、EG、EBは夫々可変利得アンプ9,
10及び11においてレベル調整されてホワイト
バランスがコントロールされる。そして、レベル
調整された各色信号はクランプ回路、γ補正回
路、アパーチヤー補正回路等を含むプロセス回路
12,13及び14において夫々処理された後、
マトリクス回路15において輝度信号と色差信号
に変換され、エンコーダー16によつて、例え
ば、NTSC信号に変換される。
撮像出力信号は先ず3個のサンプルホールド回路
5,6及び7から成る信号分離回路8において各
色信号がサンプルホールドされて、赤色信号ER、
緑色信号EG、及び青色信号EBに分離される。各
色信号ER、EG、EBは夫々可変利得アンプ9,
10及び11においてレベル調整されてホワイト
バランスがコントロールされる。そして、レベル
調整された各色信号はクランプ回路、γ補正回
路、アパーチヤー補正回路等を含むプロセス回路
12,13及び14において夫々処理された後、
マトリクス回路15において輝度信号と色差信号
に変換され、エンコーダー16によつて、例え
ば、NTSC信号に変換される。
この様な構成によると、先ず水平シフトレジス
タ3は3原色を順次交互に読み出すことになるの
で、3原色信号を夫々3.58MHzのキヤリアに乗せ
て読み出すためには3.58MHz×3=10.74MHzの
クロツクで駆動しなければならないことになる
が、しかし、クロツク周波数を高くすると転送効
率が低下するのと、消費電力が大になるため、水
平シフトレジスタの画素数、即ち、撮像部1の水
平方向の画素数を増大する場合の障害となつてい
た。
タ3は3原色を順次交互に読み出すことになるの
で、3原色信号を夫々3.58MHzのキヤリアに乗せ
て読み出すためには3.58MHz×3=10.74MHzの
クロツクで駆動しなければならないことになる
が、しかし、クロツク周波数を高くすると転送効
率が低下するのと、消費電力が大になるため、水
平シフトレジスタの画素数、即ち、撮像部1の水
平方向の画素数を増大する場合の障害となつてい
た。
この様な従来の不都合を解消するために、本件
出願人は、夫々入射放射線に応答して電気的情報
を形成する少なくとも1つの行に沿つた画素セル
の配列を有する撮像部と、夫々該撮像部の1つの
行の電気的情報の1/m(但し、mは3以上の整
数)を読み出すためのm個の読み出しチヤネルを
有する読み出し部と、上記撮像部の1つの行の電
気的情報をm個のグループにグループ分けして各
グループの情報を上記読み出し部における読み出
しチヤネルの夫々に入力するための入力部とを備
えた固体撮像素子について先に特願昭57−214411
号及び同57−216391号により提案した。
出願人は、夫々入射放射線に応答して電気的情報
を形成する少なくとも1つの行に沿つた画素セル
の配列を有する撮像部と、夫々該撮像部の1つの
行の電気的情報の1/m(但し、mは3以上の整
数)を読み出すためのm個の読み出しチヤネルを
有する読み出し部と、上記撮像部の1つの行の電
気的情報をm個のグループにグループ分けして各
グループの情報を上記読み出し部における読み出
しチヤネルの夫々に入力するための入力部とを備
えた固体撮像素子について先に特願昭57−214411
号及び同57−216391号により提案した。
(目的)
本発明は、上述した本件出願人に係る先の提案
の更なる改良に係るもので、上記1行分の電気的
情報の、上記読み出し部への取り込みに要する時
間を大幅に短縮出来、これにより予め定められた
時間内、例えば、テレビジヨンの1水平期間内に
上記1行分の情報を損失を生ずることなく確実に
読み出すことが出来る改良された上記固体撮像素
子及び該素子を用いたカメラを提供することを目
的とするものである。
の更なる改良に係るもので、上記1行分の電気的
情報の、上記読み出し部への取り込みに要する時
間を大幅に短縮出来、これにより予め定められた
時間内、例えば、テレビジヨンの1水平期間内に
上記1行分の情報を損失を生ずることなく確実に
読み出すことが出来る改良された上記固体撮像素
子及び該素子を用いたカメラを提供することを目
的とするものである。
本発明の他の目的並びに特徴とする処は以下に
続く添附の図面を参照した説明に関する記載から
明らかになるであろう。
続く添附の図面を参照した説明に関する記載から
明らかになるであろう。
(実施例による説明)
以下、上記の目的を達成するために本発明にお
いて講じた手段について例示説明する。
いて講じた手段について例示説明する。
先ず本発明の実施例の説明に先立ち、上述した
特願昭57−214411号においてその実施例として開
示されている固体撮像素子及びこれを用いた撮像
システムについて第4〜7図を参照して説明す
る。
特願昭57−214411号においてその実施例として開
示されている固体撮像素子及びこれを用いた撮像
システムについて第4〜7図を参照して説明す
る。
先ず、第4図を参照するに、同図中、第1〜3
図におけると同一符号を以つて示されるものは既
述と同様の構成乃至機能を有するものである。
図におけると同一符号を以つて示されるものは既
述と同様の構成乃至機能を有するものである。
第4図において、撮像部1の前面には第2図に
示す様な色分離のためのカラーストライプフイル
タが貼付けられる。31,32及び33は夫々水
平読み出し部としての水平シフトレジスタ、4
1,42及び43は夫々電荷−電圧変換アンプで
ある。
示す様な色分離のためのカラーストライプフイル
タが貼付けられる。31,32及び33は夫々水
平読み出し部としての水平シフトレジスタ、4
1,42及び43は夫々電荷−電圧変換アンプで
ある。
又、17は記憶部2と3つの水平シフトレジス
タ31〜33との間に設けられ、記憶部2の最終
の1水平ラインの中に含まれる3色の情報を3つ
の水平シフトレジスタ31〜33の夫々に振り分
けて入力させるための、いわば、電荷の並列−直
列変換を行う分離入力部である。
タ31〜33との間に設けられ、記憶部2の最終
の1水平ラインの中に含まれる3色の情報を3つ
の水平シフトレジスタ31〜33の夫々に振り分
けて入力させるための、いわば、電荷の並列−直
列変換を行う分離入力部である。
この様にここでは読み出し用の転送路としての
水平シフトレジスタを得ようとする色信号の種類
に応じて3本(31,32,33)設け、各色に
対応した電荷を夫々に専用の水平シフトレジスタ
31,32,33に振り分けて入力して、読み出
す様に構成している。
水平シフトレジスタを得ようとする色信号の種類
に応じて3本(31,32,33)設け、各色に
対応した電荷を夫々に専用の水平シフトレジスタ
31,32,33に振り分けて入力して、読み出
す様に構成している。
従つて、各色信号は各水平レジスタ31,3
2,33で実質的にサンプリングされ、アンプ4
1,42,43からは各色信号が夫々分離されて
出力される。
2,33で実質的にサンプリングされ、アンプ4
1,42,43からは各色信号が夫々分離されて
出力される。
尚、水平シフトレジスタ31の下側には、これ
に隣接した電荷クリアゲートCLを介して電荷ク
リアドレインCDが設けられており、ドレインCD
には電源レベルが接続されている。
に隣接した電荷クリアゲートCLを介して電荷ク
リアドレインCDが設けられており、ドレインCD
には電源レベルが接続されている。
次に第5図は第4図示の撮像素子の要部の電極
構成を示すものであつて、図では記憶部2の下端
以下、電荷クリアドレインCDまでの部分が示さ
れている。
構成を示すものであつて、図では記憶部2の下端
以下、電荷クリアドレインCDまでの部分が示さ
れている。
図中、斜線部はチヤネルストツプであり、31
E,32E及び33Eは夫々水平シフトレジスタ
31,32及び33の転送電極、17Eは分離入
力部17の転送電極、2Eは記憶部2の転送電極
である。
E,32E及び33Eは夫々水平シフトレジスタ
31,32及び33の転送電極、17Eは分離入
力部17の転送電極、2Eは記憶部2の転送電極
である。
尚、ここでは1相駆動で電荷を転送する様に構
成されているがこれは2相でも3相でも更には4
相でも差し支えない。
成されているがこれは2相でも3相でも更には4
相でも差し支えない。
図中、A,B,C,Dで示した部分の1組を以
つて単位セルが構成されており、A〜Dの各部分
の電位をP(A)〜P(D)と表わすものとすれば、P(A)
>P(B)となる様にイオン注入等により仮想電極
(Virtual Electrodes)が形成されており、電位
レベルが固定されている。又、各電送電極下の部
分C,Dの電位は常にP(C)>P(D)となる様に、矢
張り設定されており、各電極にロウレベルの電位
が印加された時にはP(A)>P(B)>P(C)>P(D)とな
り、ロウレベルの電位が加わつた時にはP(C)>P
(D)>P(A)>P(B)となる様に構成されている。因み
に、ポテンシヤルで表わせば、電位P(A)〜P(D)の
場合とは逆の関係となる。
つて単位セルが構成されており、A〜Dの各部分
の電位をP(A)〜P(D)と表わすものとすれば、P(A)
>P(B)となる様にイオン注入等により仮想電極
(Virtual Electrodes)が形成されており、電位
レベルが固定されている。又、各電送電極下の部
分C,Dの電位は常にP(C)>P(D)となる様に、矢
張り設定されており、各電極にロウレベルの電位
が印加された時にはP(A)>P(B)>P(C)>P(D)とな
り、ロウレベルの電位が加わつた時にはP(C)>P
(D)>P(A)>P(B)となる様に構成されている。因み
に、ポテンシヤルで表わせば、電位P(A)〜P(D)の
場合とは逆の関係となる。
尚、φ1,φ2及びφ3は電極31E,32E及び
33Eに印加されるクロツクパルス、φTは電極
17Eに印加されるクロツクパルス、φSは電極
2Eに印加されるクロツクパルス、φCLはクリ
アゲートCLの電極CEに印加されるクロツクパル
スである。
33Eに印加されるクロツクパルス、φTは電極
17Eに印加されるクロツクパルス、φSは電極
2Eに印加されるクロツクパルス、φCLはクリ
アゲートCLの電極CEに印加されるクロツクパル
スである。
第6図a及びbは夫々垂直転送のクロツクタイ
ミング及び水平転送のタイミングを示すものであ
る。
ミング及び水平転送のタイミングを示すものであ
る。
又、第7図は前述の撮像素子を用いたカラー撮
像システムの概略を示すもので、18は制御手段
としてのドライバーであつて、第6図a及びbに
示す如きクロツクパルスφI,φS,φT,φ1,φ2,
φ3,φCLを供給する。尚、φIは撮像部1の電極
に印加されるクロツクパルスである。19は基準
信号発生器である。その他、第3図におけると同
一符号のものは既述と同じものである。図からも
明らかな如く、本構成では各色情報を分離する為
のサンプルホールド回路が省略され簡単な構成と
なつている。
像システムの概略を示すもので、18は制御手段
としてのドライバーであつて、第6図a及びbに
示す如きクロツクパルスφI,φS,φT,φ1,φ2,
φ3,φCLを供給する。尚、φIは撮像部1の電極
に印加されるクロツクパルスである。19は基準
信号発生器である。その他、第3図におけると同
一符号のものは既述と同じものである。図からも
明らかな如く、本構成では各色情報を分離する為
のサンプルホールド回路が省略され簡単な構成と
なつている。
第5図に示した構成の動作について説明する
と、第6図aに示す如く、電荷の、撮像部1から
記憶部2への垂直転送の際は垂直同期信号V.
SYNCに同期して、期間t1〜t2の間にクロツクパ
ルスφI,φS,φT,φ3,φ2,φ1,φCLとして互
いに同期したほぼ同位相のクロツクパルス(但
し、図示の如く、クロツクパルスφSだけは他の
クロツクパルスに対して若干先行している。)を
少なくとも撮像部1の垂直画素数と同じ数だけ供
給することにより、記憶部2に残つていた電荷を
水平レジスタ33,32,31及びクリアゲート
CLを通じてクリアドレインCDに捨てると共に、
撮像部1の電荷を記憶部2に移送し、記憶する。
その後、時刻t3以降においてクロツクパルスφT,
φ3,φ2,φ1を図示のように供給することにより
記憶部2の最終行の1行分の情報を分離入力部1
7を通じて3本の水平シフトレジスタ31,3
2,33の夫々に3画素毎に振り分けて入力し、
更に、時刻t4以降に各水平レジスタ31,32,
33にクロツクパルスφ1,φ2,φ3を図示の如く
附与することにより各水平レジスタ31,32,
33に取り込まれた情報を順次読み出す。
と、第6図aに示す如く、電荷の、撮像部1から
記憶部2への垂直転送の際は垂直同期信号V.
SYNCに同期して、期間t1〜t2の間にクロツクパ
ルスφI,φS,φT,φ3,φ2,φ1,φCLとして互
いに同期したほぼ同位相のクロツクパルス(但
し、図示の如く、クロツクパルスφSだけは他の
クロツクパルスに対して若干先行している。)を
少なくとも撮像部1の垂直画素数と同じ数だけ供
給することにより、記憶部2に残つていた電荷を
水平レジスタ33,32,31及びクリアゲート
CLを通じてクリアドレインCDに捨てると共に、
撮像部1の電荷を記憶部2に移送し、記憶する。
その後、時刻t3以降においてクロツクパルスφT,
φ3,φ2,φ1を図示のように供給することにより
記憶部2の最終行の1行分の情報を分離入力部1
7を通じて3本の水平シフトレジスタ31,3
2,33の夫々に3画素毎に振り分けて入力し、
更に、時刻t4以降に各水平レジスタ31,32,
33にクロツクパルスφ1,φ2,φ3を図示の如く
附与することにより各水平レジスタ31,32,
33に取り込まれた情報を順次読み出す。
尚、記憶部2の次の行以降の情報に関しては、
時刻t3の直前にクロツクパルスφSを附与して読み
出すべき1行分の情報を記憶部2の最終行に移し
た後、上述と同様の動作を行わせる様にすれば良
い(第6図b)。
時刻t3の直前にクロツクパルスφSを附与して読み
出すべき1行分の情報を記憶部2の最終行に移し
た後、上述と同様の動作を行わせる様にすれば良
い(第6図b)。
ここで、特に時刻t3〜t4間の動作、即ち、記憶
部2の最終の1ラインの情報を分離入力部17を
通じて3本の水平シフトレジスタ31,32,3
3の夫々に適宜振り分けて入力する際の動作につ
いて第5図及び第6図a,bを参照し乍ら詳しく
説明する。尚、簡単の為、第5図中、,、及
びで示す記憶部2の3つの列における電荷情報
の移動についてのみ説明するが、もとより、同様
の動作が他の各組(3列1組)の各列においても
同時に惹起されているものであることは言う迄も
ない。
部2の最終の1ラインの情報を分離入力部17を
通じて3本の水平シフトレジスタ31,32,3
3の夫々に適宜振り分けて入力する際の動作につ
いて第5図及び第6図a,bを参照し乍ら詳しく
説明する。尚、簡単の為、第5図中、,、及
びで示す記憶部2の3つの列における電荷情報
の移動についてのみ説明するが、もとより、同様
の動作が他の各組(3列1組)の各列においても
同時に惹起されているものであることは言う迄も
ない。
先ず、時刻t3に於てクロツクパルスφTが水平
同期信号H.SYNCにほぼ同期してハイになると、
記憶部2の最終の1ライン中の116,117,
118で示す部分に蓄積されていた電荷が夫々分
離入力部17中の111,114,115で示す
部分に移動し、その後、このクロツクパルスφT
がロウになると、これら111,114,115
で示す部分に移つた電荷は更に夫々110,11
3,106で示す部分に移動する。そして、クロ
ツクパルスφTに若干遅れてクロツクパルスφ3,
φ2,φ1が順番に附与されると、分離入力部17
の106で示す部分に移つた電荷、即ち、当初、
記憶部2ので示す列の118で示す部分に蓄積
されていた電荷が水平レジスタ33の105及び
104で示す部分、水平レジスタ32の103及
び102で示す部分、及び水平レジスタ31の1
01で示す部分を通じて該水平レジスタ31の1
00で示す部分に移動し、ここで蓄積される。
同期信号H.SYNCにほぼ同期してハイになると、
記憶部2の最終の1ライン中の116,117,
118で示す部分に蓄積されていた電荷が夫々分
離入力部17中の111,114,115で示す
部分に移動し、その後、このクロツクパルスφT
がロウになると、これら111,114,115
で示す部分に移つた電荷は更に夫々110,11
3,106で示す部分に移動する。そして、クロ
ツクパルスφTに若干遅れてクロツクパルスφ3,
φ2,φ1が順番に附与されると、分離入力部17
の106で示す部分に移つた電荷、即ち、当初、
記憶部2ので示す列の118で示す部分に蓄積
されていた電荷が水平レジスタ33の105及び
104で示す部分、水平レジスタ32の103及
び102で示す部分、及び水平レジスタ31の1
01で示す部分を通じて該水平レジスタ31の1
00で示す部分に移動し、ここで蓄積される。
次に再びクロツクパルスφTが附与されると、
先に、分離入力部17の110,113で示す部
分に移つた電荷が夫々109,112で示す部分
を通じて108,106で示す部分に移動する。
そして、クロツクパルスφTに若干遅れてクロツ
クパルスφ3,φ2が順番に附与されると、分離入
力部17の106で示す部分に移つた電荷、即
ち、当初、記憶部2ので示す列の117で示す
部分に蓄積されていた電荷が105,104及び
103で示す部分を通じて水平レジスタ32の1
02で示す部分に移動し、ここで蓄積される。
先に、分離入力部17の110,113で示す部
分に移つた電荷が夫々109,112で示す部分
を通じて108,106で示す部分に移動する。
そして、クロツクパルスφTに若干遅れてクロツ
クパルスφ3,φ2が順番に附与されると、分離入
力部17の106で示す部分に移つた電荷、即
ち、当初、記憶部2ので示す列の117で示す
部分に蓄積されていた電荷が105,104及び
103で示す部分を通じて水平レジスタ32の1
02で示す部分に移動し、ここで蓄積される。
次に再々度、クロツクパルスφTが附与される
と、先に、分離入力部17の108で示す部分に
移つた電荷が107で示す部分を通じて106で
示す部分に移動する。そして、クロツクパルス
φTに若干遅れてクロツクパルスφ3が附与される
と、分離入力部17の106で示す部分に移つた
電荷、即ち、当初、記憶部2ので示す列の11
6で示す部分に蓄積されていた電荷が105で示
す部分を通じて水平レジスタ33の104で示す
部分に移動し、ここで蓄積される。
と、先に、分離入力部17の108で示す部分に
移つた電荷が107で示す部分を通じて106で
示す部分に移動する。そして、クロツクパルス
φTに若干遅れてクロツクパルスφ3が附与される
と、分離入力部17の106で示す部分に移つた
電荷、即ち、当初、記憶部2ので示す列の11
6で示す部分に蓄積されていた電荷が105で示
す部分を通じて水平レジスタ33の104で示す
部分に移動し、ここで蓄積される。
以上の様にして、記憶部2の最終の1ラインに
蓄積されていた電荷は分離入力部17を通じて列
,,の各グループ毎に専用の水平シフトレ
ジスタ31,32,33に夫々分配されて入力さ
れる。従つて例えばR,G,Bのストライプフイ
ルターを、列のグループがR、列のグループ
がG、列のグループがBに対応するよう貼付け
ると、水平レジスタ31にはR、水平レジスタ3
2にはG、水平レジスタ33にはBに対応した電
荷が蓄積される。
蓄積されていた電荷は分離入力部17を通じて列
,,の各グループ毎に専用の水平シフトレ
ジスタ31,32,33に夫々分配されて入力さ
れる。従つて例えばR,G,Bのストライプフイ
ルターを、列のグループがR、列のグループ
がG、列のグループがBに対応するよう貼付け
ると、水平レジスタ31にはR、水平レジスタ3
2にはG、水平レジスタ33にはBに対応した電
荷が蓄積される。
その後、時刻t4以降に各水平レジスタ31,3
2,33に入力された電荷が夫々読み出されてい
く(第6図bのOUT1,OUT2,OUT3)。
2,33に入力された電荷が夫々読み出されてい
く(第6図bのOUT1,OUT2,OUT3)。
そして、水平レジスタ31〜33を通じて記憶
部2の1水平ライン分の電荷の読み出しが終了す
ると、第6図bに示す様に、記憶部2に対してク
ロツクパルスφSが附与されて、各水平ラインの
蓄積電荷が1ライン水平ライン分、垂直方向に移
動することにより最終の1ラインの新たな電荷が
取り込まれ、しかる後、上述の時刻t3〜t4間の動
作が行われることによりこの新たな1ライン分の
蓄積電荷が水平レジスタ31〜33に分配入力さ
れる。
部2の1水平ライン分の電荷の読み出しが終了す
ると、第6図bに示す様に、記憶部2に対してク
ロツクパルスφSが附与されて、各水平ラインの
蓄積電荷が1ライン水平ライン分、垂直方向に移
動することにより最終の1ラインの新たな電荷が
取り込まれ、しかる後、上述の時刻t3〜t4間の動
作が行われることによりこの新たな1ライン分の
蓄積電荷が水平レジスタ31〜33に分配入力さ
れる。
以上の様な動作を繰り返し行うことにより記憶
部2の全てのラインの蓄積電荷が各色毎に分離さ
れて読み出される様になる。
部2の全てのラインの蓄積電荷が各色毎に分離さ
れて読み出される様になる。
尚、水平レジスタ31〜33に於ける入力電荷
の水平転送に際し、各レジスタ31,32,33
間での電荷の混合を防止するために電荷の水平転
送モードにおいて各レジスタ31,32,33を
夫々他に対してアイソレートする様な制御ゲート
等の手段を附加するを可とするものであるが、或
いは、水平転送モードにおけるクロツクパルス
φ1,φ2,φ3の波形を若干工夫することにより、
斯かるアイソートのための手段を附加することな
しに、水平レジスタ31,32,33間での電荷
の混合を防止しつつ、電荷の水平転送を行う様に
することも出来る。例えば、時刻t4において、ク
ロツクパルスφ2,φ1に先行して先ずクロツクパ
ルスφ3をハイにすることにより水平レジスタ3
3の104で示す部分に取り込まれている電荷を
その左側の電極33E下のCに相当する部分に移
し、次いで、クロツクパルスφ3をハイにしたま
まクロツクパルスφ2をハイにすることにより同
様に水平レジスタ32の102で示す部分に取り
込まれている電荷をその左側の電極32E下のC
に相当する部分に移し、次いで、クロツクパルス
φ3,φ2を共にハイにしたままクロツクパルスφ1
をハイにする事により同様に水平レジスタ31の
100で示す部分に取り込まれている電荷をその
左側の電極31E下のCに相当する部分に移し、
そして、今度は逆に、クロツクパルスφ2,φ3に
先行して先ずクロツクパルスφ1をロウにするこ
とにより水平レジスタ31の電極31E下のC相
当部分にあつた電荷をその左側のA相当の部分に
移し、次いでクロツクパルスφ2をロウにするこ
とにより同様に水平レジスタ32の電極32E下
のC相当の部分にあつた電荷をその左側の部分に
移し、次いで、クロツクパルスφ3をロウにする
ことにより同様に水平レジスタ33の電極33E
下のC相当の部分にあつた電荷をその左側のA相
当の部分に移すと言う様に、A相当の部分からC
相当の部分への電荷移動については水平レジスタ
33→水平レジスタ32→水平レジスタ31と言
う時間的順序で行い、C相当の部分からA相当の
部分への電荷移動については逆に水平レジスタ3
1→水平レジスタ32→水平レジスタ33の時間
的順序で行う様にすることにより上述のアイソレ
ート用の手段を附加することなしに水平レジスタ
31,32,33間での電荷の混合を防止しつ
つ、電荷の水平転送を良好に行い得る。
の水平転送に際し、各レジスタ31,32,33
間での電荷の混合を防止するために電荷の水平転
送モードにおいて各レジスタ31,32,33を
夫々他に対してアイソレートする様な制御ゲート
等の手段を附加するを可とするものであるが、或
いは、水平転送モードにおけるクロツクパルス
φ1,φ2,φ3の波形を若干工夫することにより、
斯かるアイソートのための手段を附加することな
しに、水平レジスタ31,32,33間での電荷
の混合を防止しつつ、電荷の水平転送を行う様に
することも出来る。例えば、時刻t4において、ク
ロツクパルスφ2,φ1に先行して先ずクロツクパ
ルスφ3をハイにすることにより水平レジスタ3
3の104で示す部分に取り込まれている電荷を
その左側の電極33E下のCに相当する部分に移
し、次いで、クロツクパルスφ3をハイにしたま
まクロツクパルスφ2をハイにすることにより同
様に水平レジスタ32の102で示す部分に取り
込まれている電荷をその左側の電極32E下のC
に相当する部分に移し、次いで、クロツクパルス
φ3,φ2を共にハイにしたままクロツクパルスφ1
をハイにする事により同様に水平レジスタ31の
100で示す部分に取り込まれている電荷をその
左側の電極31E下のCに相当する部分に移し、
そして、今度は逆に、クロツクパルスφ2,φ3に
先行して先ずクロツクパルスφ1をロウにするこ
とにより水平レジスタ31の電極31E下のC相
当部分にあつた電荷をその左側のA相当の部分に
移し、次いでクロツクパルスφ2をロウにするこ
とにより同様に水平レジスタ32の電極32E下
のC相当の部分にあつた電荷をその左側の部分に
移し、次いで、クロツクパルスφ3をロウにする
ことにより同様に水平レジスタ33の電極33E
下のC相当の部分にあつた電荷をその左側のA相
当の部分に移すと言う様に、A相当の部分からC
相当の部分への電荷移動については水平レジスタ
33→水平レジスタ32→水平レジスタ31と言
う時間的順序で行い、C相当の部分からA相当の
部分への電荷移動については逆に水平レジスタ3
1→水平レジスタ32→水平レジスタ33の時間
的順序で行う様にすることにより上述のアイソレ
ート用の手段を附加することなしに水平レジスタ
31,32,33間での電荷の混合を防止しつ
つ、電荷の水平転送を良好に行い得る。
この場合のクロツクパルスφ1,φ2,φ3及びそ
れらによつて得られる3つの出力を図に示すと第
6図Cの如くになる。
れらによつて得られる3つの出力を図に示すと第
6図Cの如くになる。
次に上述した特願昭57−216391号においてその
実施例として開示されている固体撮像素子につい
て説明するに、ここに示される固体撮像素子は、
先に触れた様に、電荷の水平転送モードにおいて
各水平レジスタ31,32,33を夫々他に対し
てアイソレートするための制御可能なアイソレー
ト部を更に設ける様にしたものである。
実施例として開示されている固体撮像素子につい
て説明するに、ここに示される固体撮像素子は、
先に触れた様に、電荷の水平転送モードにおいて
各水平レジスタ31,32,33を夫々他に対し
てアイソレートするための制御可能なアイソレー
ト部を更に設ける様にしたものである。
先ず、第8図を参照するに、同図中、既述と同
一符号にて示される要素は既に説明したものと全
く同じである。
一符号にて示される要素は既に説明したものと全
く同じである。
即ち、第8図において、51,52,53は水
平シフトレジスタ31,32,33での電荷の水
平転送時に各水平レジスタ31,32,33を
夫々他のものに対してアイソレートする為に各水
平レジスタ31,32,33に対して附設された
制御可能なアイソレート部であり、具体的には第
9図に示す如き構成を有する。尚、第9図中、5
1E,52E及び53Eは夫々アイソレート部5
1,52及び53の制御電極であり、これにはク
ロツクパルスφTが附与される。図中、Fで示す
如くこれら電極51E,52E,53Eは電極1
7E,CEと共に共通接続されている。又、ここ
では各水平シフトレジスタ31,32,33の転
送電極31E′,32E′,33E′は図示の如く各水
平レジスタ31,32,33中で分離して形成さ
れているが、勿論、これらはAl配線等、周知の
手段により図中、31E″,32E″,33E″で示
す如く各水平レジスタ31,32,33毎に共通
接続されているものである。
平シフトレジスタ31,32,33での電荷の水
平転送時に各水平レジスタ31,32,33を
夫々他のものに対してアイソレートする為に各水
平レジスタ31,32,33に対して附設された
制御可能なアイソレート部であり、具体的には第
9図に示す如き構成を有する。尚、第9図中、5
1E,52E及び53Eは夫々アイソレート部5
1,52及び53の制御電極であり、これにはク
ロツクパルスφTが附与される。図中、Fで示す
如くこれら電極51E,52E,53Eは電極1
7E,CEと共に共通接続されている。又、ここ
では各水平シフトレジスタ31,32,33の転
送電極31E′,32E′,33E′は図示の如く各水
平レジスタ31,32,33中で分離して形成さ
れているが、勿論、これらはAl配線等、周知の
手段により図中、31E″,32E″,33E″で示
す如く各水平レジスタ31,32,33毎に共通
接続されているものである。
又、1相駆動で転送するように構成されている
が勿論これは2相でも3相でも更には4相でも差
し支えない。
が勿論これは2相でも3相でも更には4相でも差
し支えない。
以上の外は前述の第5図に示される構成と同様
の構成である。又撮像素子を用いる場合でもカラ
ー撮像システムとしては第7図に示したと同様の
構成を採ることが出来る。
の構成である。又撮像素子を用いる場合でもカラ
ー撮像システムとしては第7図に示したと同様の
構成を採ることが出来る。
次に上記構成の固体撮像素子の動作について説
明すると、第10図aに示す如く、電化の、撮像
部1から記憶部2への垂直転送の際は垂直同期信
号V.SYNCにほぼ同期して、期間t1〜t2の間にク
ロツクパルスφI,φS,φTとして、互いに同期し
たほぼ同位相のクロツクパルス(但し、図示の如
く、クロツクパルスφSだけは他のクロツクパル
スに対して若干先行している。)を少なくとも撮
像部1の垂直画素数と同じ数だけ供給することに
より、記憶部2に残つていた電荷をアイソレート
部51,52,53、水平レジスタ31,32,
33、クリアゲートCLを通じてクリアドレイン
CDに捨てると共に、撮像部1の電荷を記憶部2
に移送し、記憶する。その後、第10図bに示す
如く、時刻t3以降においてクロツクパルスφTを
図示の如く供給することにより記憶部2の最終行
の1行分の情報を分離入力部17及びアイソレー
タ51,52,53を通じて3本の水平シフトレ
ジスタ31,32,33の夫々に3画素毎に振り
分けて入力し、更に、時刻t4以降に各水平レジス
タ31,32,33にクロツクパルスφ1,φ2,
φ3を図示の如く附与することによりその情報を
順次読み出す。
明すると、第10図aに示す如く、電化の、撮像
部1から記憶部2への垂直転送の際は垂直同期信
号V.SYNCにほぼ同期して、期間t1〜t2の間にク
ロツクパルスφI,φS,φTとして、互いに同期し
たほぼ同位相のクロツクパルス(但し、図示の如
く、クロツクパルスφSだけは他のクロツクパル
スに対して若干先行している。)を少なくとも撮
像部1の垂直画素数と同じ数だけ供給することに
より、記憶部2に残つていた電荷をアイソレート
部51,52,53、水平レジスタ31,32,
33、クリアゲートCLを通じてクリアドレイン
CDに捨てると共に、撮像部1の電荷を記憶部2
に移送し、記憶する。その後、第10図bに示す
如く、時刻t3以降においてクロツクパルスφTを
図示の如く供給することにより記憶部2の最終行
の1行分の情報を分離入力部17及びアイソレー
タ51,52,53を通じて3本の水平シフトレ
ジスタ31,32,33の夫々に3画素毎に振り
分けて入力し、更に、時刻t4以降に各水平レジス
タ31,32,33にクロツクパルスφ1,φ2,
φ3を図示の如く附与することによりその情報を
順次読み出す。
尚、記憶部2の次の行以降の情報に関しては時
刻t3の直前にクロツクパルスφSを附与して読み
出すべき1行分の情報を記憶部2の最終行に移し
た後、上述と同様の動作を行わせる様にすれば良
い(第10図b)。
刻t3の直前にクロツクパルスφSを附与して読み
出すべき1行分の情報を記憶部2の最終行に移し
た後、上述と同様の動作を行わせる様にすれば良
い(第10図b)。
ここで、特に時刻t3〜t4間の動作、即ち、記憶
部2の最終の1ラインの情報を分離入力部17及
びアイソレート部51,52,53を通じて3本
の水平シフトレジスタ31,32,33の夫々に
適宜振り分けて入力する際の動作について第9図
及び第10図bを参照し乍ら詳しく説明する。
尚、簡単の為、第9図中、,及びで示す記
憶部2の3つの列における電荷情報の移動につい
てのみ説明するが、もとより、同様の動作が他の
各組(3列1組)の各列においても同時に惹起さ
れているものであることは言う迄もない。
部2の最終の1ラインの情報を分離入力部17及
びアイソレート部51,52,53を通じて3本
の水平シフトレジスタ31,32,33の夫々に
適宜振り分けて入力する際の動作について第9図
及び第10図bを参照し乍ら詳しく説明する。
尚、簡単の為、第9図中、,及びで示す記
憶部2の3つの列における電荷情報の移動につい
てのみ説明するが、もとより、同様の動作が他の
各組(3列1組)の各列においても同時に惹起さ
れているものであることは言う迄もない。
先ず、水平同期信号H.SYNCにほぼ同期して
時刻t3においてクロツクパルスφTがハイになる
と、記憶部2の最終の1ライン中の116,11
7,118で示す部分に蓄積されていた電荷が
夫々分離入力部17中の111,114,115
で示す部分に移動し、その後、このクロツクパル
スφTがロウになると、これら111,114,
115で示す部分に移つた電荷は更に夫々11
0,113,106で示す部分に移動する。次い
で、2つ目のクロツクパルスφTが附与されると、
先に、分離入力部17の106で示す部分に移つ
た電荷、即ち、当初、記憶部2の1で示す列の1
18で示す部分に蓄積されていた電荷がアイソレ
ート部53の105で示す部分を通じて水平レジ
スタ33の104で示す部分に移動し、また、こ
の時、先に、分離入力部17の110,113で
示す部分に移つた電荷が夫々109,112で示
す部分を通じて108,106で示す部分に移動
する。次いで、3つ目のクロツクパルスφTが附
与されると、先に、水平レジスタ33の104で
示す部分に移つた電荷がアイソレート部52の1
03で示す部分を通じて水平レジスタ32の10
2で示す部分に移動すると共に、先に、分離入力
部17の106で示す部分に移つた電荷、即ち、
当初、記憶部2ので示す列の117で示す部分
に蓄積されていた電荷がアイソレート部分53の
105で示す部分を通じて水平レジスタ33の1
04で示す部分に移動し、また、この時、先に分
離入力部17の108で示す部分に移つた電荷が
107で示す部分を通じて106で示す部分に移
動する。次いで4つ目のクロツクパルスφTが附
与されると、先に水平レジスタ32の102で示
す部分に移つた電荷がアイソレート部51の10
1で示す部分を通じて水平レジスタ31の100
で示す部分に移動し、ここで蓄積されると共に、
先に水平レジスタ33の104で示す部分に移つ
た電荷がアイソレート部52の103で示す部分
を通じて水平レジスタ32の102で示す部分に
移動し、ここで蓄積され、そして、この時、先に
分離入力部17の106で示す部分に移つた電
荷、即ち、当初、記憶部2ので示す列の116
で示す部分に蓄積されていた電荷がアイソレート
部53の105で示す部分を通じて水平レジスタ
33の104で示す部分に移動し、ここで蓄積さ
れる。
時刻t3においてクロツクパルスφTがハイになる
と、記憶部2の最終の1ライン中の116,11
7,118で示す部分に蓄積されていた電荷が
夫々分離入力部17中の111,114,115
で示す部分に移動し、その後、このクロツクパル
スφTがロウになると、これら111,114,
115で示す部分に移つた電荷は更に夫々11
0,113,106で示す部分に移動する。次い
で、2つ目のクロツクパルスφTが附与されると、
先に、分離入力部17の106で示す部分に移つ
た電荷、即ち、当初、記憶部2の1で示す列の1
18で示す部分に蓄積されていた電荷がアイソレ
ート部53の105で示す部分を通じて水平レジ
スタ33の104で示す部分に移動し、また、こ
の時、先に、分離入力部17の110,113で
示す部分に移つた電荷が夫々109,112で示
す部分を通じて108,106で示す部分に移動
する。次いで、3つ目のクロツクパルスφTが附
与されると、先に、水平レジスタ33の104で
示す部分に移つた電荷がアイソレート部52の1
03で示す部分を通じて水平レジスタ32の10
2で示す部分に移動すると共に、先に、分離入力
部17の106で示す部分に移つた電荷、即ち、
当初、記憶部2ので示す列の117で示す部分
に蓄積されていた電荷がアイソレート部分53の
105で示す部分を通じて水平レジスタ33の1
04で示す部分に移動し、また、この時、先に分
離入力部17の108で示す部分に移つた電荷が
107で示す部分を通じて106で示す部分に移
動する。次いで4つ目のクロツクパルスφTが附
与されると、先に水平レジスタ32の102で示
す部分に移つた電荷がアイソレート部51の10
1で示す部分を通じて水平レジスタ31の100
で示す部分に移動し、ここで蓄積されると共に、
先に水平レジスタ33の104で示す部分に移つ
た電荷がアイソレート部52の103で示す部分
を通じて水平レジスタ32の102で示す部分に
移動し、ここで蓄積され、そして、この時、先に
分離入力部17の106で示す部分に移つた電
荷、即ち、当初、記憶部2ので示す列の116
で示す部分に蓄積されていた電荷がアイソレート
部53の105で示す部分を通じて水平レジスタ
33の104で示す部分に移動し、ここで蓄積さ
れる。
以上の様にして、記憶部2の最終の1ラインに
蓄積されていた電荷は分離入力部17を通じて列
,,の各グループ毎に専用の水平シフトレ
ジスタ31,32,33に夫々分配入力される。
従つて例えばR、G、Bのストライプフイルター
を、列のグループがR、列のグループがG、
列のグループがBに対応するよう貼付けると、
水平レジスタ31にはR、水平レジスタ32には
G、水平レジスタ33にはBに対応した電荷が蓄
積される。
蓄積されていた電荷は分離入力部17を通じて列
,,の各グループ毎に専用の水平シフトレ
ジスタ31,32,33に夫々分配入力される。
従つて例えばR、G、Bのストライプフイルター
を、列のグループがR、列のグループがG、
列のグループがBに対応するよう貼付けると、
水平レジスタ31にはR、水平レジスタ32には
G、水平レジスタ33にはBに対応した電荷が蓄
積される。
その後、時刻t4以降に各水平レジスタ31,3
2,33に入力された電荷が夫々その電極31
E′,32E′,33E′にクロツクパルスφ1,φ2,
φ3を附与されることにより読み出されていくが、
この時、クロツクパルスφTがロウに維持される
ためにアイソレート部51,52,53は何れも
バリアとして機能し、従つて、各水平レジスタ3
1,32,33での電荷の水平転送に際し、各水
平レジスタ31,32,33間での電荷の混入が
良好に防止される様になる。
2,33に入力された電荷が夫々その電極31
E′,32E′,33E′にクロツクパルスφ1,φ2,
φ3を附与されることにより読み出されていくが、
この時、クロツクパルスφTがロウに維持される
ためにアイソレート部51,52,53は何れも
バリアとして機能し、従つて、各水平レジスタ3
1,32,33での電荷の水平転送に際し、各水
平レジスタ31,32,33間での電荷の混入が
良好に防止される様になる。
そして、水平レジスタ31〜33を通じて記憶
部2の1水平ライン分の電荷の読み出しが終了す
ると、第10図bに示す様に、記憶部2に対して
クロツクパルスφSが附与されて、各水平ライン
の蓄積電荷が1水平ライン分、垂直方向に移動す
ることにより最終の1ラインに新たな電荷が取り
込まれ、しかる後、上述の時刻t3〜t4間の動作が
行われることによりこの新たな1ライン分の蓄積
電荷が水平レジスタ31,32,33に分配入力
される。
部2の1水平ライン分の電荷の読み出しが終了す
ると、第10図bに示す様に、記憶部2に対して
クロツクパルスφSが附与されて、各水平ライン
の蓄積電荷が1水平ライン分、垂直方向に移動す
ることにより最終の1ラインに新たな電荷が取り
込まれ、しかる後、上述の時刻t3〜t4間の動作が
行われることによりこの新たな1ライン分の蓄積
電荷が水平レジスタ31,32,33に分配入力
される。
以上の様な動作を繰り返し行うことにより記憶
部2の全てのラインの蓄積電荷が各色毎に分離さ
れて読み出される様になる(第10図bのOUT
1,OUT2,OUT3)。
部2の全てのラインの蓄積電荷が各色毎に分離さ
れて読み出される様になる(第10図bのOUT
1,OUT2,OUT3)。
尚、上記の例では水平レジスタ31〜33にお
ける入力電荷の水平転送に際し、第10図bに示
す如く、各レジスタ31,32,33に対するク
ロツクパルスφ1,φ2,φ3の位相を異ならしめて
3色の信号が異なつた位相で得られる様にしてい
るが、もとより、この時のクロツクパルスφ1〜
φ3の位相をそろえて(第10図b中の一点鎖
線)、3色の信号が同相で得られる様にしても良
いものであり、後の信号処理との関係で3色の信
号の読み出し方は任意に選択出来るものである。
ける入力電荷の水平転送に際し、第10図bに示
す如く、各レジスタ31,32,33に対するク
ロツクパルスφ1,φ2,φ3の位相を異ならしめて
3色の信号が異なつた位相で得られる様にしてい
るが、もとより、この時のクロツクパルスφ1〜
φ3の位相をそろえて(第10図b中の一点鎖
線)、3色の信号が同相で得られる様にしても良
いものであり、後の信号処理との関係で3色の信
号の読み出し方は任意に選択出来るものである。
本件出願人に係る先の特願昭57−214411号及び
同57−216391号においてその実施例として開示さ
れている固体撮像素子及びこれを用いた撮像シス
テムは以上の通りであるが、次に以上に説明した
固体撮像素子の構成において記憶部2から水平レ
ジスタへの電荷情報の分配入力に要する時間を大
幅に軽減出来る様にした本発明の一実施例につい
て説明する。
同57−216391号においてその実施例として開示さ
れている固体撮像素子及びこれを用いた撮像シス
テムは以上の通りであるが、次に以上に説明した
固体撮像素子の構成において記憶部2から水平レ
ジスタへの電荷情報の分配入力に要する時間を大
幅に軽減出来る様にした本発明の一実施例につい
て説明する。
尚、この実施例は先の第8〜10図で説明した
特願昭57−216391号の実施例に対する一改良例と
して、分離入力部を記憶部の最終の1ラインの一
部を利用して形成すると共に該分離入力部の一部
に第8,9図に示されるアイソレート部の一部の
機能を持たせる様にすることにより構成の簡略化
を図つたものである。
特願昭57−216391号の実施例に対する一改良例と
して、分離入力部を記憶部の最終の1ラインの一
部を利用して形成すると共に該分離入力部の一部
に第8,9図に示されるアイソレート部の一部の
機能を持たせる様にすることにより構成の簡略化
を図つたものである。
第11図を参照するに、同図中、第9図におけ
ると同一の符号を以つて示される要素乃至部分は
既述と全く同じものであり、又、同一の符号にダ
ツシユを付して示される要素乃至部分は機能的に
既述のものに対応するものである。図中、Fで示
す如く電極17′Eは電極52E,53E,CEと
共に共通接続されている。
ると同一の符号を以つて示される要素乃至部分は
既述と全く同じものであり、又、同一の符号にダ
ツシユを付して示される要素乃至部分は機能的に
既述のものに対応するものである。図中、Fで示
す如く電極17′Eは電極52E,53E,CEと
共に共通接続されている。
第11図において、17′は分離入力部を、ま
た、17′Eは該分離入力部17′の電極を示し、
電極17′EにはクロツクパルスφTが附与され
る。図示の如く、分離入力部17′はここでは記
憶部2の最終の1ライン中のBの領域を利用して
形成されており、且つ、その一部が、水平レジス
タ33の、記憶部2に対するアイソレート部の機
能を果す様に構成されている。即ち、3つのグル
ープにグループ分けされた記憶部2の最終行の記
憶セルのうち、第1のグループ、即ち、列に属
する記憶セルは、それに記憶された電荷を直ちに
水平レジスタ33に取り込み得る様に該水平レジ
スタ33に近接して設けられており、他方、分離
入力部17′は、第2及び第3のグループ、即ち、
列及び列に属する記憶セルに対して各グルー
プ毎に異なつた転送遅延量を与える様に、即ち、
第2のグループ(列のグループ)についてはそ
の列に対応したチヤネルにより1セル分の遅延
を、又、第3のグループ(列のグループ)につ
いてはその列に対応したチヤネルにより2セル
分の遅延を与える様に構成されている。
た、17′Eは該分離入力部17′の電極を示し、
電極17′EにはクロツクパルスφTが附与され
る。図示の如く、分離入力部17′はここでは記
憶部2の最終の1ライン中のBの領域を利用して
形成されており、且つ、その一部が、水平レジス
タ33の、記憶部2に対するアイソレート部の機
能を果す様に構成されている。即ち、3つのグル
ープにグループ分けされた記憶部2の最終行の記
憶セルのうち、第1のグループ、即ち、列に属
する記憶セルは、それに記憶された電荷を直ちに
水平レジスタ33に取り込み得る様に該水平レジ
スタ33に近接して設けられており、他方、分離
入力部17′は、第2及び第3のグループ、即ち、
列及び列に属する記憶セルに対して各グルー
プ毎に異なつた転送遅延量を与える様に、即ち、
第2のグループ(列のグループ)についてはそ
の列に対応したチヤネルにより1セル分の遅延
を、又、第3のグループ(列のグループ)につ
いてはその列に対応したチヤネルにより2セル
分の遅延を与える様に構成されている。
以上の外は第9図に示したものと全く同様の構
成である。
成である。
さて斯かる構成にあつては、撮像部1から記憶
部2への電荷の垂直転送を終了した時点(第10
図aの時刻t2の時点に相当)では、記憶部2の最
終の1ラインの電荷の記憶状態、即ち、分布は次
の通りである。即ち、列の電荷は118′で示
す部分に、列の電荷は117′で示す部分に、
そして、列の電荷は116′で示す部分に夫々
蓄積されている。
部2への電荷の垂直転送を終了した時点(第10
図aの時刻t2の時点に相当)では、記憶部2の最
終の1ラインの電荷の記憶状態、即ち、分布は次
の通りである。即ち、列の電荷は118′で示
す部分に、列の電荷は117′で示す部分に、
そして、列の電荷は116′で示す部分に夫々
蓄積されている。
この状態から読み出しモード(第12図の時刻
t′3以降のモード)に入り、先ず、1つ目のクロ
ツクパルスφTが附与されると、記憶部2の11
8′で示す部分にあつた列の電荷が分離入力部
17′の105で示す部分を通じて水平レジスタ
33の104で示す部分に移動し、又、記憶部2
の117′で示す部分にあつた列の電荷が分離
入力部17′の112′で示す部分を通じて記憶部
2の118′で示す部分に移動し、更に記憶部2
の116′で示す部分にあつた列の電荷が分離
入力部17′の109′で示す部分を通じて同じく
分離入力部17′の108′で示す部分に移動す
る。次いで2つ目のクロツクパルスφTが附与さ
れると、先に水平レジスタ33の104で示す部
分に移つた列の電荷がアイソレート部52の1
03で示す部分を通じて水平レジスタ32の10
2で示す部分に移動し、又、先に記憶部2の11
8′で示す部分に移つた列の電荷が分離入力部
17′の105で示す部分を通じて水平レジスタ
33の104で示す部分に移動し、更に、先に分
離入力部17′の108′で示す部分に移つた列
の電荷が分離入力部17′の107′で示す部分を
通じて記憶部2の118′で示す部分に移動する。
更に3つ目のクロツクパルスφTが附与されると、
先に水平レジスタ32の102で示す部分に移つ
た列の電荷がアイソレート部51の101で示
す部分を通じて水平レジスタ31の100で示す
部分に移動し、又、先に水平レジスタ33の10
4で示す部分に移つた列の電荷がアイソレート
部52の103で示す部分を通じて水平レジスタ
32の102で示す部分に移動し、更に、先に記
憶部2の118′で示す部分に移つた列の電荷
が分離入力部17′の105で示す部分を通じて
水平レジスタ33の104で示す部分に移動す
る。
t′3以降のモード)に入り、先ず、1つ目のクロ
ツクパルスφTが附与されると、記憶部2の11
8′で示す部分にあつた列の電荷が分離入力部
17′の105で示す部分を通じて水平レジスタ
33の104で示す部分に移動し、又、記憶部2
の117′で示す部分にあつた列の電荷が分離
入力部17′の112′で示す部分を通じて記憶部
2の118′で示す部分に移動し、更に記憶部2
の116′で示す部分にあつた列の電荷が分離
入力部17′の109′で示す部分を通じて同じく
分離入力部17′の108′で示す部分に移動す
る。次いで2つ目のクロツクパルスφTが附与さ
れると、先に水平レジスタ33の104で示す部
分に移つた列の電荷がアイソレート部52の1
03で示す部分を通じて水平レジスタ32の10
2で示す部分に移動し、又、先に記憶部2の11
8′で示す部分に移つた列の電荷が分離入力部
17′の105で示す部分を通じて水平レジスタ
33の104で示す部分に移動し、更に、先に分
離入力部17′の108′で示す部分に移つた列
の電荷が分離入力部17′の107′で示す部分を
通じて記憶部2の118′で示す部分に移動する。
更に3つ目のクロツクパルスφTが附与されると、
先に水平レジスタ32の102で示す部分に移つ
た列の電荷がアイソレート部51の101で示
す部分を通じて水平レジスタ31の100で示す
部分に移動し、又、先に水平レジスタ33の10
4で示す部分に移つた列の電荷がアイソレート
部52の103で示す部分を通じて水平レジスタ
32の102で示す部分に移動し、更に、先に記
憶部2の118′で示す部分に移つた列の電荷
が分離入力部17′の105で示す部分を通じて
水平レジスタ33の104で示す部分に移動す
る。
以上で記憶部2の最終の1ラインの情報の、水
平レジスタ31,32,33への振り分け入力が
終了した訳であるが、以上から理解される様に、
本実施例にあつては、第9図に示した構成に比べ
て、1つ少ない、即ち、3つのクロツクパルス
φTで1ライン分の情報の、水平レジスタ31,
32,33への振り分け入力が完了するものであ
る。従つて、本実施例においては、第9図に示さ
れる構成に比べて記憶部2から水平レジスタ31
〜33への1ライン分の電荷の分配入力に要する
時間が単純計算で3/4に減少させられることにな
り、その分、その後の水平レジスタ31〜33に
よる電荷の読み出しに割り当てられる1水平期間
内での時間が増大するために水平転送クロツク
φ1〜φ3の周波数を下げることが出来るため電荷
の転送効率が更に向上して電荷の損失を生ずるこ
となく良好に電荷の転送を行うことが可能とな
り、或いは、撮像部1の水平方向の画素数を更に
増大させて水平解像度を更に向上させることが可
能になる。
平レジスタ31,32,33への振り分け入力が
終了した訳であるが、以上から理解される様に、
本実施例にあつては、第9図に示した構成に比べ
て、1つ少ない、即ち、3つのクロツクパルス
φTで1ライン分の情報の、水平レジスタ31,
32,33への振り分け入力が完了するものであ
る。従つて、本実施例においては、第9図に示さ
れる構成に比べて記憶部2から水平レジスタ31
〜33への1ライン分の電荷の分配入力に要する
時間が単純計算で3/4に減少させられることにな
り、その分、その後の水平レジスタ31〜33に
よる電荷の読み出しに割り当てられる1水平期間
内での時間が増大するために水平転送クロツク
φ1〜φ3の周波数を下げることが出来るため電荷
の転送効率が更に向上して電荷の損失を生ずるこ
となく良好に電荷の転送を行うことが可能とな
り、或いは、撮像部1の水平方向の画素数を更に
増大させて水平解像度を更に向上させることが可
能になる。
以上、実施例としてはフレームトランスフアー
型2次元CCDについてのみ述べたが、インター
ライン型の2次元CCDやCPD(Charge Priming
Device)にも、更には1次元CCDにも全く同じ
ように適用しうることは言う迄もない。
型2次元CCDについてのみ述べたが、インター
ライン型の2次元CCDやCPD(Charge Priming
Device)にも、更には1次元CCDにも全く同じ
ように適用しうることは言う迄もない。
又、水平シフトレジスタは色分離フイルター等
の色分離の為の光学部材により分離された各色に
ついての電荷を夫々別々に取り込んで読み出すた
めのものであつて、色分離フイルターとしては補
色フイルタ等の組み合わせを用いても良いことは
言う迄もない。又、ストライプ状のカラーフイル
ターでなくてモザイク状のカラーフイルターであ
つても良い。勿論色分離光学部材による分離色が
3色以上あればそれに応じて水平レジスタを3本
以上にしても良い。
の色分離の為の光学部材により分離された各色に
ついての電荷を夫々別々に取り込んで読み出すた
めのものであつて、色分離フイルターとしては補
色フイルタ等の組み合わせを用いても良いことは
言う迄もない。又、ストライプ状のカラーフイル
ターでなくてモザイク状のカラーフイルターであ
つても良い。勿論色分離光学部材による分離色が
3色以上あればそれに応じて水平レジスタを3本
以上にしても良い。
(効果)
以上詳述した様に本発明の固体撮像素子及び該
素子を用いたカメラによれば、固体撮像素子から
出力される信号を分離する為のサンプルホールド
回路が不要若しくは極めて簡素化されるので信号
処理系の構成が簡略化され、しかも、読み出し部
の読み出しクロツク周波数を大幅に低減すること
が出来るので撮像部での水平方向の画素数を増大
(即ち、水平方向の高解度化)しても転送効率を
良好に保持出来、又、ノイズを低減化出来ると共
に、省電力化も図れる等、先の特願昭57−214411
号乃至同57−216391号における効果に加えて更
に、記憶部から読み出し部への情報の取り込みに
要する時間を短縮出来るため、その分、予め定め
られた時間内で上記読み出し部による情報の読み
出しに割り当てられる時間が増大し、従つて、情
報を、損失を生ずることなく良好に読み出すこと
が可能となり、或いは撮像部の水平方向の画素数
を更に増大させて水平解像度を更に向上させるこ
とが可能となる等の効果が得られる様になる。
素子を用いたカメラによれば、固体撮像素子から
出力される信号を分離する為のサンプルホールド
回路が不要若しくは極めて簡素化されるので信号
処理系の構成が簡略化され、しかも、読み出し部
の読み出しクロツク周波数を大幅に低減すること
が出来るので撮像部での水平方向の画素数を増大
(即ち、水平方向の高解度化)しても転送効率を
良好に保持出来、又、ノイズを低減化出来ると共
に、省電力化も図れる等、先の特願昭57−214411
号乃至同57−216391号における効果に加えて更
に、記憶部から読み出し部への情報の取り込みに
要する時間を短縮出来るため、その分、予め定め
られた時間内で上記読み出し部による情報の読み
出しに割り当てられる時間が増大し、従つて、情
報を、損失を生ずることなく良好に読み出すこと
が可能となり、或いは撮像部の水平方向の画素数
を更に増大させて水平解像度を更に向上させるこ
とが可能となる等の効果が得られる様になる。
第1図は従来のフレームトランスフアー型
CCDの構成図、第2図はストライプ状カラーフ
イルターの例を示す図、第3図は従来のカラー撮
像信号の処理系の構成例を示す図、第4図は特願
昭57−214411号に係る固体撮像素子の一実施例を
示す図、第5図は第4図示素子の要部の構成図、
第6図a,b及びcは夫々該素子内での電荷の垂
直転送タイミング及び水平転送タイミングの2つ
の例を示す図、第7図は前記素子を用いたカラー
撮像システムの構成の一例を示す図、第8図は特
願昭57−216391号に係る固体撮像素子の一実施例
を示す図、第9図は第8図示素子の要部の構成
図、第10図a及びbは夫々該素子内での電荷の
垂直転送タイミング及び水平転送タイミングを示
す図、第11図は本発明に係る固体撮像素子の一
実施例の要部の構成を第5,9図と同様の態様で
示す図、第12図は該素子内での電荷の垂直及び
水平転送タイミングを示す図である。 1……撮像部、2……記憶部、31〜33……
m個の読み出しチヤネルを有する読み出し部、5
2,53……アイソレート部、17′……遅延チ
ヤネルを有する分配入力部。
CCDの構成図、第2図はストライプ状カラーフ
イルターの例を示す図、第3図は従来のカラー撮
像信号の処理系の構成例を示す図、第4図は特願
昭57−214411号に係る固体撮像素子の一実施例を
示す図、第5図は第4図示素子の要部の構成図、
第6図a,b及びcは夫々該素子内での電荷の垂
直転送タイミング及び水平転送タイミングの2つ
の例を示す図、第7図は前記素子を用いたカラー
撮像システムの構成の一例を示す図、第8図は特
願昭57−216391号に係る固体撮像素子の一実施例
を示す図、第9図は第8図示素子の要部の構成
図、第10図a及びbは夫々該素子内での電荷の
垂直転送タイミング及び水平転送タイミングを示
す図、第11図は本発明に係る固体撮像素子の一
実施例の要部の構成を第5,9図と同様の態様で
示す図、第12図は該素子内での電荷の垂直及び
水平転送タイミングを示す図である。 1……撮像部、2……記憶部、31〜33……
m個の読み出しチヤネルを有する読み出し部、5
2,53……アイソレート部、17′……遅延チ
ヤネルを有する分配入力部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入射光を受光することにより形成された電気
的情報を蓄積する行及び列状の蓄積セルを有する
蓄積部2と、 該蓄積部2に蓄積された電気的情報を読み出す
ための、列方向に並列に配置され列及び行方向に
電荷転送可能なN行(Nは2以上の整数)の読み
出し部31,32,33と、 前記蓄積部2の端の所定の行の各列の蓄積セル
に夫々の入力端が接続され、出力端がN個ずつ前
記所定の読み出し部33の各電荷転送段に共通接
続された複数の電荷転送列,,,,…
から成る分離部17と、 を有し、 前記分離部17の複数の電荷転送列は互いに電
荷転送段数の異なるN種類の電荷転送列をN個ず
つ繰り返し配置させたものであつて、前記複数の
電荷転送列,,,,…は共通の電荷転
送電極17′Eにより同時に駆動されるよう構成
されていると共に、前記N種類の電荷転送列の内
の一種類の電荷転送列には前記電荷転送電極1
7′Eを配置しないことを特徴とする固体撮像素
子。 2 入射光を受光することにより形成された電気
的情報を蓄積する行及び列状の蓄積セルを有する
蓄積部2と、 該蓄積部2に蓄積された電気的情報を読み出す
ための、列方向に並列に配置され列及び行方向に
電荷転送可能なN行(Nは2以上の整数)の読み
出し部31,32,33と、 前記蓄積部2の端の所定の行の各列の蓄積セル
に夫々の入力端が接続され、出力端がN個ずつ前
記所定の読み出し部33の各電荷転送段に共通接
続された複数の電荷転送列,,,,…
から成る分離部17と、 を有し、 前記分離部17の複数の電荷転送列は互いに電
荷転送段数の異なるN種類の電荷転送列をN個ず
つ繰り返し配置させたものであつて、前記複数の
電荷転送列,,,,…は共通の電荷転
送電極17′Eにより同時に駆動されるよう構成
されていると共に、前記N種類の電荷転送列の内
の一種類の電荷転送列には前記電荷転送電極1
7′Eを配置しないよう構成された固体撮像素子
と、 前記蓄積部2に蓄積された電気的情報を列方向
に転送するのに同期して前記分離部の前記電荷転
送電極17′E及び前記読み出し部31,32,
33に駆動信号を供給することにより前記蓄積部
に蓄積された所定の一行分の電気的情報を前記複
数行の読み出し部31,32,33に順次夫々振
り分け、その後前記複数行の読み出し部31,3
2,33の電気的情報を行方向に転送することに
より読み出す制御手段18,19と、 前記制御手段18,19により複数行の読み出
し部31,32,33を介して読み出された信号
を用いてテレビジヨン映像信号を形成する信号処
理手段41〜43,9〜16と、 を有するカメラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/474,048 US4513313A (en) | 1982-12-07 | 1983-03-10 | Solid state imaging device |
US474048 | 1983-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175762A JPS59175762A (ja) | 1984-10-04 |
JPH0314275B2 true JPH0314275B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=23881983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59035699A Granted JPS59175762A (ja) | 1983-03-10 | 1984-02-27 | 固体撮像素子及びカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175762A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62190754A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | 固体撮像装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5515144A (en) * | 1978-07-17 | 1980-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | Photo circuit element |
JPS56109076A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-29 | Fujitsu Ltd | Solid-state image sensor |
JPS56146377A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-13 | Fujitsu Ltd | Solid-state pickup device |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP59035699A patent/JPS59175762A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5515144A (en) * | 1978-07-17 | 1980-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | Photo circuit element |
JPS56109076A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-29 | Fujitsu Ltd | Solid-state image sensor |
JPS56146377A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-13 | Fujitsu Ltd | Solid-state pickup device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59175762A (ja) | 1984-10-04 |
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