JPH0314230B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0314230B2
JPH0314230B2 JP282985A JP282985A JPH0314230B2 JP H0314230 B2 JPH0314230 B2 JP H0314230B2 JP 282985 A JP282985 A JP 282985A JP 282985 A JP282985 A JP 282985A JP H0314230 B2 JPH0314230 B2 JP H0314230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trimming
chip
circuit
wafer
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP282985A
Other languages
English (en)
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JPS61161749A (ja
Inventor
Minoru Odajima
Michiaki Yamagata
Yukikyo Ando
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP282985A priority Critical patent/JPS61161749A/ja
Publication of JPS61161749A publication Critical patent/JPS61161749A/ja
Publication of JPH0314230B2 publication Critical patent/JPH0314230B2/ja
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置に関するものであり、ト
リミングによる歩止まりの高い半導体装置を提供
するものである。
(従来の技術) 半導体集積回路(以下、ICという)の一種に、
第5図に示すようなオンチツプ恒温器付き基準電
圧回路がある。このICは、基準電圧回路の温度
を一定に維持し、基準電圧回路をその温度係数が
最も小さくなる範囲で使用することを目的とした
ものであり、その温度は、基準電圧回路の温度特
性に応じて例えば温度係数の極大点または極小点
に選ばれている。第5図において、SVは基準電
圧回路、CTは恒温器であり、これらの回路は同
一チツプ上に形成されている。恒温器CTにおい
て、Hは発熱抵抗などよりなる発熱部、Q1,Q
2はトランジスタ、Ra,Rsは抵抗、C1,C2
は定電流源である。トランジスタQ1は発熱部H
を駆動するためのトランジスタであり、トランジ
スタQ2は基準電圧回路SVの温度を検出するた
めのトランジスタである。抵抗Ra,Rsは発熱温
度の設定部を構成するもので、抵抗Rsの値を変
化させることによりトランジスタQ2のベース電
位を変え、トランジスタタ2が導通となる温度を
変えて、恒温器CTの発熱温度を設定することが
できる。ここで、この設定温度は基準電圧回路
SVの設計値を基にして設定されるものであり、
例えば90℃程度に選ばれている。そこで、恒温器
CTは設定温度を一定(90℃)として設計され、
基準電圧回路SVと同じプロセスにより同時に形
成されることになる。
ところで、このようにして形成されるウエハ状
態での各チツプの抵抗Ra,Rsの抵抗値に着目す
ると必ずしも均一ではなく、ICとしての特性も
ばらついていることが多い。
そこで、ウエハ状態でこれら抵抗Ra,Rsに対
してトリミングを行い、抵抗値を調整してICと
しての特性を揃えることが行われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このようにしてウエハ状態でトリミン
グを行つた場合にも、その後のチツプの切り出し
やパツケージなどの後工程において特性が変化し
て許容範囲を超えてしまうことがある。このよう
な後工程における特性変化を考慮してウエハ状態
でのトリミング値を補正することも行われてはい
るが、補正の過大、過小が発生することは避けら
れず、ICの製造歩止まりを低下させる一因にな
つている。
本発明は、このような点に着目したものであつ
て、その目的は、半導体ウエハに形成されている
半導体装置チツプおよびパツケージされた半導体
チツプに対するトリミングを精度良く行うことが
でき、高い歩止まりが得られる半導体装置を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) このような目的を達成する本発明は、チツプの
一部に、ウエハの状態で第1のトリミングを行う
ための第1のトリミング領域と、チツプをウエハ
から切り出してパツケージした状態で第2のトリ
ミングを行うための第2のトリミング領域とが設
けられたことを特徴とする。
(実施例) 以下、図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例の要部を示す構成
説明図であり、チツプの抵抗パターン例を示して
いる。第1図において、抵抗パターンとしては、
固定パターン領域RFと、ウエハの状態で第1の
トリミングが行われる第1のトリミング領域RT1
と、チツプをウエハから取り出してパツケージし
た状態で外部から第2のトリミングが行われる第
2のトリミング領域RT21〜RT23とが直列に接続
されるようにして形成されている。そして、第2
のトリミング領域RT21〜RT23の各両端にはパツ
ケージした状態で外部端子に接続するためのパツ
ドP1〜P4が接続されるとともにこれら各パツド
P1〜P4間にはザツプ(zap)用のツエナーダイオ
ードZD1〜ZD3が対応する第2のトリミング領域
RT21〜RT23と並列に接続されている。
このような構成において、トリミングは次のよ
うにして行われる。
まず、ウエハの状態において、固定パターン領
域RFと第1のトリミング領域RT1と第2のトリ
ミング領域RT21〜RT23とが直列接続された抵抗
回路の抵抗値を測定する。そして、この直列抵抗
回路の抵抗値が許容範囲内の値になるように第1
のトリミング領域RT1に対してトリミングを行
う。なお、第1のトリミング領域RT1に対するト
リミングは、本実施例ではサンドブラストやレー
ザビームによる切り込みなどで行うようにする。
このようにして直列抵抗回路の抵抗値を許容範囲
内の値に調整した後、チツプをウエハから切り出
して第2図に示すようにパツケージする。次に、
このようにパツケージした状態でICとしての特
性を測定して許容範囲に対する誤差を求め、この
誤差を補正するのに必要な直列抵抗回路のトリミ
ング値を決定する。そして、第2のトリミング領
域RT21〜RT23からトリミング値に対応した1個
あるいは複数個のトリミング領域を選択し、選択
されたトリミング領域の両端間に外部端子から数
10Vの逆方向電圧を加えてツエナーダイオード
ZD1〜ZD3を選択的に短絡させる。これにより、
短絡されたツエナーダイオードZD1〜ZD3に対応
した第2のトリミング領域RT21〜RT23の抵抗値
だけ直列抵抗回路の抵抗値は小さくなり、直列抵
抗回路は所望の抵抗値に調整され、ICの特性も
許容範囲内に調整されることになる。なお、これ
らパツケージされたICの特性測定用端子やザツ
プ用端子を入出力用端子として共用することもで
きる。このような一連のトリミング手順の流れを
フローチヤートに示すと第3図のようになる。
第4図は、第5図における抵抗Rsの抵抗値を
調整するための第1図における第2のトリミング
領域に対応した部分の具体例を示す回路図であ
り、第5図と同一部分には同一符号を付けてい
る。第4図において、ZD4は定電圧を発生するツ
エナーダイオード、R1〜R5は抵抗Rsを構成する
抵抗回路、Tr1〜Tr3はトランジスタのPN接合を
利用するとともに抵抗R1〜R3にそれぞれ並列に
接続されたツエナーダイオード、T1〜T4はこれ
らツエナーダイオードTr1〜Tr3の両端を外部に
接続するための端子である。
このような構成において、端子T1〜T4を介し
て外部信号を加えてツエナーダイオードTr1
Tr3を選択的に短絡させることにより、抵抗回路
全体の抵抗値または分圧比を調整することができ
る。すなわち、基準電圧回路SVの設計値に基づ
く設定温度の標準的な値を90℃とすると、抵抗
RaおよびR1〜R5の抵抗値は、図示しない第1の
トリミング領域に対するトリミングを行つた後チ
ツプをウエハから切り出す状態において、ツエナ
ーダイオードTr1〜Tr3を全て短絡しない場合の
設定温度が90℃になるように設定されている。こ
こで、ツエナーダイオードTr1〜Tr3により短絡
される抵抗R1〜R3の値を適当に決めておくと、
ツエナーダイオードTr1〜Tr3を選択的に短絡さ
せることによつて前述の設定温度を90℃から任意
の幅で上下に変化させることができる。例えば、
抵抗R1のみを短絡した場合には設定温度は最大
限上昇し、抵抗R2およびR3を短絡した場合には
設定温度は最大限下降する。また、これらの組み
合わせにより、設定温度が上下する幅を調節する
ことができる。
このように、チツプに、ウエハ状態で第1のト
リミングを行うための第1トリミング領域と、チ
ツプをウエハから切り出してパツケージした状態
で第2のトリミングを行うための第2のトリミン
グ領域を設けることにより、チツプをウエハから
切り出した後の工程に起因する特性の変化を精度
良く補正することができ、ICの製造歩止まりを
高めることができる。
なお、上記実施例では、第1のトリミング領域
に対してサンドブラストやレーザビームによるト
リミングを行う例を示したが、第2のトリミング
領域と同様なザツプトリミングを行うようにして
もよい。
また、第2のトリミング領域は少なくとも1個
所設ければよい。
また、ザツプトリミングの代わりにヒユーズの
溶断によるヒユーズトリミングを用いてもよい
し、これらを併用してもよい。
また、上記実施例では、オンチツプ恒温器付き
基準電圧回路の例について説明したが、温度セン
サICなど各種のICの製造に有効である。
また、パツケージの形状はデイツプ形に限るも
のではなく、TO−5のようなものであつてもよ
い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、半導体
ウエハに形成されている半導体装置チツプおよび
パツケージされている半導体装置チツプのトリミ
ングを精度良く行うことができ、高い歩止まりが
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す構成説
明図、第2図はパツケージの具体例図、第3図は
本発明の半導体装置のトリミングの手順の一例を
示すフローチヤート、第4図は第5図の回路にお
ける第2トリミングの具体例を示す回路例図、第
5図は半導体集積回路の具体例を示す回路図であ
る。 RF……固定パターン領域、RT1……第1トリ
ミング領域、RT2〜RT23……第2トリミング領
域、P1〜P3……パツド、ZD1〜ZD3……ツエナー
ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 チツプの一部に、ウエハの状態で第1のトリ
    ミングを行うための第1のトリミング領域と、チ
    ツプをウエハから切り出してパツケージした状態
    で第2のトリミングを行うための第2のトリミン
    グ領域とが設けられたことを特徴とする半導体装
    置。
JP282985A 1985-01-11 1985-01-11 半導体装置 Granted JPS61161749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP282985A JPS61161749A (ja) 1985-01-11 1985-01-11 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP282985A JPS61161749A (ja) 1985-01-11 1985-01-11 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161749A JPS61161749A (ja) 1986-07-22
JPH0314230B2 true JPH0314230B2 (ja) 1991-02-26

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ID=11540303

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JP282985A Granted JPS61161749A (ja) 1985-01-11 1985-01-11 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009283506A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体装置、半導体集積回路装置及び半導体装置の電気的特性の調整方法
JP6205238B2 (ja) * 2013-10-25 2017-09-27 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 基準電圧発生装置

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Publication number Publication date
JPS61161749A (ja) 1986-07-22

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