JPH0314186Y2 - - Google Patents

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JPH0314186Y2
JPH0314186Y2 JP1987033191U JP3319187U JPH0314186Y2 JP H0314186 Y2 JPH0314186 Y2 JP H0314186Y2 JP 1987033191 U JP1987033191 U JP 1987033191U JP 3319187 U JP3319187 U JP 3319187U JP H0314186 Y2 JPH0314186 Y2 JP H0314186Y2
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JP
Japan
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slit line
protector
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lower slit
line
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JP1987033191U
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JPS63140945U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、輸血、輸液等を行なう時に使用する
医療用バツグの輸血(液)口のプロテクターの改
良に関する。
〔従来の技術〕
第2図は血液を採血して保存又は輸血を行なう
際に使用される医療用バツグ10の概略図を示
す。
図中11は、可とう性の合成樹脂からなる二枚
のシートを重ね合せて、溶着して形成された本体
で、その上端部には、輸血(液)口12を収納し
たプロテクター13、採血チユーブ14、採血針
15が取付られている。
第3図は、該プロテクター13の拡大図を示す
(第4図は第3図の開封状態を示す)。スリツトラ
イン17を一本形成した2枚の合成樹脂製シート
を重ね合せて熱溶着することにより袋状のプロテ
クター本体16が形成される。熱溶着と同時にプ
ロテクター本体16の中腹部にスリツトライン1
7の延長線上に切欠部18が形成されると共に把
持部19が一体に形成される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらのプロテクター13で
は、 切欠部の形成面積が少ない場合。
切欠部の近傍にシートの構成材料の肉がたま
つた場合。
切欠部の位置がスリツトラインの延長線上に
なく上下にずれている場合。
等のように製造時において熱溶着の強弱の程度
により微妙に切欠部の形成具合が変化することが
ある。このように〜の場合、プロテクター1
3の開封時に、切欠部18からスリツトライン1
7のクラツクの移行がスムーズにいかず、開封し
にくいという問題が生じていた。
そこで本考案者は鋭意検討を重ねた結果次の考
案に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、医療用バツグの輸血(液)口をプロ
テクトするプロテクターであつて、2枚の合成樹
脂製シートを溶着して形成したプロテクター本体
2の右側部に把持部6が一体に接続され、該プロ
テクター本体2に上スリツトライン4と下スリツ
トライン3が形成され、下スリツトライン3と該
下スリツトライン3の破断開始点Pの延長線上に
切欠部5が形成され、該切欠部5は前記把持部6
とプロテクター本体2との接続部の最下端部Aよ
り下位置に形成され、前記上スリツトライン4と
下スリツトライン3は前記最下端部Aを基準とし
て左上斜遮方向に形成されてなる医療用バツグの
プロテクター1を提供するものである。
〔作用〕
下スリツトライン3にクラツクが移行しない場
合でもそのまま開封力を加えるのみで、クラツク
は上スリツトライン4上に移行するのでプロテク
ターを容易に確実に開封することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の医療用バツグのプロテクター
1の概略図を示す。
図中、2はプロテクター本体で、あらかじめ上
スリツトライン4と下スリツトライン3を形成し
た合成樹脂性シートを2枚重ね合せて熱溶着によ
り袋状に形成したものである。
熱溶着と同時に、下スリツトライン3と下スリ
ツトライン3の破断開始点Pの延長線上に切欠部
5が形成され、右側部に把持部6が一体に接続さ
れている。
前記切欠部5は前記把持部6とプロテクター本
体2との接続部の最下端部Aより下位置に形成さ
れ、前記上スリツトライン4と下スリツトライン
3は前記最下端部Aを基準として左上斜遮方向に
形成されている。
プロテクター1は、医療用バツグの本体の上端
部に設けられた輸血(液)口7を被冠するように
装着される。
開封に際しては、把持部6を矢印方向(本体の
長さ方向)に引き上げると切欠部5に入つたクラ
ツクが下スリツトライン3に移行するかあるい
は、仮に移行しなかつたときでも若干の開封力を
追加することにより上スリツトライン4に移行す
るので、確実にかつ容易に開封することができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案では、プロテクター
本体2の形成時に切欠部5の位置、面積、形状等
に多少ばらつきがあり、開封時にクラツクが下ス
リツトライン3へ移行しなくとも上スリツトライ
ン4へ容易に移行することができるので、確実に
かつ容易に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の医療用バツグのプロテクタ
ーの概略図、第2図は医療用バツグの概略図、第
3図は従来の医療用バツグのプロテクターの概略
図、第4図は第3図の開封状態の概略図を示す。 図中、1は医療用バツグのプロテクター、2は
本体、3は下スリツトライン、4は上スリツトラ
イン、5は切欠部、6は把持部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 医療用バツグの輸血(液)口をプロテクトする
    プロテクターであつて、 2枚の合成樹脂製シートを溶着して形成したプ
    ロテクター本体2の右側部に把持部6が一体に接
    続され、該プロテクター本体2に上スリツトライ
    ン4と下スリツトライン3が形成され、下スリツ
    トライン3と該下スリツトライン3の破断開始点
    Pの延長線上に切欠部5が形成され、該切欠部5
    は前記把持部6とプロテクター本体2との接続部
    の最下端部Aより下位置に形成され、前記上スリ
    ツトライン4と下スリツトライン3は前記最下端
    部Aを基準として左上斜遮方向に形成されたこと
    を特徴とする医療用バツグのプロテクター1。
JP1987033191U 1987-03-09 1987-03-09 Expired JPH0314186Y2 (ja)

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JP1987033191U JPH0314186Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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JPS63140945U JPS63140945U (ja) 1988-09-16
JPH0314186Y2 true JPH0314186Y2 (ja) 1991-03-29

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ID=30840570

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4118395Y1 (ja) * 1964-05-14 1966-08-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125575U (ja) * 1976-03-22 1977-09-24
JPS61203043U (ja) * 1985-06-12 1986-12-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4118395Y1 (ja) * 1964-05-14 1966-08-26

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JPS63140945U (ja) 1988-09-16

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