JPH03141517A - 高圧用エポキシ樹脂套管 - Google Patents

高圧用エポキシ樹脂套管

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JPH03141517A
JPH03141517A JP25275390A JP25275390A JPH03141517A JP H03141517 A JPH03141517 A JP H03141517A JP 25275390 A JP25275390 A JP 25275390A JP 25275390 A JP25275390 A JP 25275390A JP H03141517 A JPH03141517 A JP H03141517A
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JP
Japan
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epoxy resin
small diameter
resin bushing
bushing
plate
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JP25275390A
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Ichiro Kimura
木村 一朗
Ryoichi Kojima
小島 諒一
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SWCC Corp
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は高圧用エポキシ樹脂套管に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近時、至近距離のキユービクル間を架橋ポリエチレンケ
ーブル等の絶縁導体で電気的に接続する場合においては
、いわゆるT型のブッシングが使用されている。かかる
T型ブッシングは、第3図に示すように、筒状の導体1
の外周に導電性の丸棒2を筒状の導体1の軸線と略直交
するように植設した略T字状の導体引出$113と、こ
の導体引出棒3をその先端部のみ露出させて覆うエポキ
シ樹脂より成る絶縁体4とで主に構成されている。とこ
ろで、このようなT型ブッシング5の基部6の外周近傍
には、T型ブッシング5を取付けるアース電位たる外部
構造物7への電界の集中を緩和すべく筒状のベルマウス
金具8が埋設されており、このベルマウス金具8の下部
に形成されたフランジ8aはT型ブッシング5の基部6
外に突出されて、その上面が外部構造物7の下面に当接
されている。なおベルマウス金具8の筒状部8bは、そ
の上端部が外部構造物7の位置より若干高くなるように
して導体引出棒3と同心的にエポキシ樹脂絶縁体4中に
埋設されている。
従来、かかるT型ブッシング5を構成する導体引出棒3
及びベルマウス金具8は、第3図に示すように配置され
エポキシ樹脂の同時注型によって一体にモールドされて
いる。
ところで、このようなT型ブッシング5は、これが比較
的小型の場合には、ベルマウス金具8、導体引出棒3お
よびエポキシ樹脂絶縁体4との間の熱膨張係数の差によ
る不都合は殆ど生じないが、導体引出棒3に直交部分2
aが存在する場合やT型ブッシング5が大型化した場合
には、上記の三者間の熱膨張係数の差が詔著に現われ、
エポキシ樹脂絶縁体4内に空隙(不図示)が発生する難
点がある0例えばベルマウス金具8の筒状部8aの内径
が110閣、導体引出棒3の外径が25−の場合には、
ベルマウス金具8の筒状部8aの内面や導体引出棒3の
直交部分2aに0.4〜0.5−程度の空隙が生ずる難
点がある。そしてエポキシ樹脂絶縁体4内に空隙が存在
すると、10〜15kv程度の訓電によってこの部分に
部分放電が発生し、ひいては22kv以上の高電圧用の
付属品としてこの種のT型ブッシング5が使用できない
という問題があった。
このような問題は、T型ブッシングを構成するエポキシ
樹脂絶縁体4中にベルマウス金具8を埋設しないように
すれば容易に解決しうるが、この場合には外部構造物7
に対する電界緩和を行なうことができないという問題が
あった。
なお図中、9はケーブル端末10を受容する受容口、1
1はケーブル導体12に接続され、導体引出棒3の筒状
の導体1にプラグイン接続されるプラグ、13はケーブ
ル絶縁体14の外周に挿着されたストレスコーン15を
押圧する圧縮装置、16は他方の受容口に挿着される盲
キャップをそれぞれ示している。
[発明の目的コ 本考案はこのような従来の欠点を解消すべくなされたも
ので、エポキシ樹脂より成る絶縁体中にベルマウス金具
を埋設せずに、しかも支持構造物に対しても良好にかつ
安定して取り付けることができるエポキシ樹脂套管を提
供することを目的とする。
[発明の概要] すなわち本発明のエポキシ樹脂套管は、それ自身の基部
外周にそれ自身の中央部の外径よりも小径の小径部が形
成され、この小径部の上方にはこの小径部の上部に連な
り上方へ向けて逆J字状に湾曲する環状凹部が形成され
、小径部の下方には、この小径部の下部に連なりそれ自
身を支持する板状の支持構造物の下面に当接される平面
部が設けられており、この平面部から前記環状凹部の湾
曲面にかけて導電層が形成されていることを特徴として
いる。
[発明の実施例] 次に本発明を図面に示す一実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は他方
の受容口に盲キャップを挿着した状態のT型ブッシング
の支持構造物への取付状況を示す要部説明図である。
第3図と同一部分に同一番号を付した第1図及び第2図
において、エポキシ樹脂套管5′を、筒状の導体1の外
周に導電性の丸棒2を筒状の導体1の軸線と略直交する
ように植設した略T字状の導体引出棒3と、この導体引
出棒3をその先端部のみ露出させて覆うエポキシ樹脂よ
り成る絶縁体4とで構成する点は従来のT型ブッシング
5と同一である0本発明においては、エポキシ樹脂套管
5′の基部、すなわち外部構造物7の取付は位置近傍部
分に小径部17aが形成されている。しがしてこの小径
部17aの上方には、この小径部17aの上方に連なっ
て上方に向けて逆J字状に湾曲する環状凹部17bが形
成されており、また小径部17a下方には、この小径部
17aの下方に連なって外部構造物7の下面に当接され
る平面部17cが設けられている。そして小径部17a
の外周には、環状凹部17bから平面部17cに跨がっ
て導電性塗料の塗布層から成る導電Wj18が形成され
ている。なお、導電層18は導電性塗料の塗布層に限定
されず、例えば金属蒸着もしくは金属スパッタリング等
の任意の手段によって形成してもよい。
次に、エポキシ樹脂套管5′の外部構造物7への取付状
態について説明する。第2図において、先ず、エポキシ
樹脂套管5′の先端部をキユービクル(不図示)のケー
スから成る平板状の外部構造物7の貫通孔7aを貫通さ
せ、先端部がキユービクル内に位置するように収納し、
エポキシ樹脂套管5′の平面部17cを外部構造物7の
下面にガスケット19を介して当接させる。しかしてエ
ポキシ樹脂套管5′の上方部外周すなわちケーブル端末
の受容口9の開口部側を包囲するエポキシ樹脂絶縁体4
の外周に略逆Ω字状とされたステンレス鋼板から成る支
持バンド20を添わせ、支持バンド20の両端縁のフラ
ンジ20aを外部構造物7の下面に当接し図示しないボ
ルト等で締付・固定する。
図中21は筒状の導体1の内周に形成された環状凹溝(
不図示)に嵌められたバンド状の接続子を示している。
かおかる構成のエポキシ樹脂套管5′においては、エポ
キシ樹脂套管5′に平面部17cが形成されているので
、エポキシ樹脂套管5′を平板状の外部構造物7に安定
した状態でかつ容易に固定することができる。また、外
部構造物7に対する電界緩和を、エポキシ樹脂絶縁体4
中にベルマウス金具を埋設することなく、小径#17a
の外周に環状凹部17bから平面部17cに跨がって形
成した導電層18によっておこなうことができるので、
従来のエポキシ樹脂套管にみられたようなエポキシ樹脂
絶縁体内の空隙の発生が防止される。
因みに、本発明を66〜77kv級のキユービクル間を
電気的に接続するT型ブッシングとして使用したところ
、従来のようにエポキシ樹脂套管内に空隙が発生せず、
このため160kvでも部分放電の発生が認められず、
またAC耐圧値も従来の160kvから300kv以上
に向上した。
なお、前述の実施例においては、T型ブッシングについ
て述べているが、本発明はこれに限定されず、ガス・油
中終端のブッシングに適用しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のエポキシ樹脂套管によれば
、エポキシ樹脂絶縁体中にベルマウス金具を埋設するこ
となく、しがちエポキシ樹脂絶縁体中にベルマウス金具
を埋設したものと同等の電界緩和特性を得ることができ
ると共に、エポキシ樹脂套管の支持構造物への取付けも
良好に安定よく行なうことができる。またエポキシ樹脂
絶縁体中の空隙の発生が防止される結果、エポキシ樹脂
套管の部分放電特性が向上すると共に、AC耐圧特性も
大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実ItA例を示す断面図、第2図は
エポキシ樹脂套管の支持構造物への取り付は状態を示す
要部説明図、第3図は従来のエポキシ樹脂套管を示す縦
断面図である。 5′・・・・・・・・・エポキシ樹脂套管7・・・・・
・・・・・・・外部構造物8・・・・・・・・・・・・
ベルマウス金具17a・・・・・・小径部 17b・・・・・・環状凹部 17c・・・・・・平面部 18・・・・・・・・・導電層 20・・・・・・・・・支持バンド 3・・・・・・・・・・・・導体引出棒4・・・・・・
・・・・・・エポキシ樹脂絶縁体5・・・・・・・・・
・・・T型ブッシング93

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 それ自身の基部外周にそれ自身の中央部の外径よりも小
    径の小径部が形成され、この小径部の上方にはこの小径
    部の上部に連なり上方へ向けて逆U字状に湾曲する環状
    凹部が形成され、小径部の下方には、この小径部の下部
    に連なりそれ自身を支持する板状の支持構造物の下面に
    当接される平面部が設けられており、この平面部から前
    記環状凹部の湾曲面にかけて導電層が形成されているこ
    とを特徴とする高圧用エポキシ樹脂套管。 (2)導電層は導電塗料の塗布により形成される特許請
    求の範囲第1項記載の高圧用エポキシ樹脂套管。
JP2252753A 1990-09-20 1990-09-20 高圧用エポキシ樹脂套管 Expired - Fee Related JPH0658770B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0624924A2 (en) * 1993-05-12 1994-11-17 Showa Electric Wire & Cable Co.,Ltd. Conductive connector for switchgear

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JPS4122533Y1 (ja) * 1962-09-12 1966-11-10

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EP0624924A2 (en) * 1993-05-12 1994-11-17 Showa Electric Wire & Cable Co.,Ltd. Conductive connector for switchgear
EP0624924A3 (en) * 1993-05-12 1996-05-15 Showa Electric Wire & Cable Co Conductive connector for switching device.

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JPH0658770B2 (ja) 1994-08-03

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