JP2535990Y2 - ケーブル接続部 - Google Patents

ケーブル接続部

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JP2535990Y2
JP2535990Y2 JP10179390U JP10179390U JP2535990Y2 JP 2535990 Y2 JP2535990 Y2 JP 2535990Y2 JP 10179390 U JP10179390 U JP 10179390U JP 10179390 U JP10179390 U JP 10179390U JP 2535990 Y2 JP2535990 Y2 JP 2535990Y2
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stress cone
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stopper
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JP10179390U
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Inventor
敏男 関根
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の効果] (産業上の利用分野) 本考案は、ケーブル接続部の改良に係り、特にケーブ
ル端末をエポキシ套管内に挿入するに際し、エポキシ套
管の受容口の内壁に損傷を与える恐れのないケーブル接
続部に関する。
(従来の技術) 一般に、高電圧の架橋ポリエチレン絶縁ケーブル(CV
ケーブル)のスリップオン式ガス中終端箱としては、第
2図に示すようにエポキシ套管1の受容口2に、ケーブ
ルコア3の外周にストレスコーン4を挿着したケーブル
端末5を挿入し、このストレスコーン4を押圧部材6で
エポキシ套管1の先端部側に向けて押圧して成るものが
知られている。しかして、かかる構成のスリップオン式
ガス中終端箱においては、ストレスコーン4の先端部の
流出による変形を防止するために、ストレスコーン4の
先端部とエポキシ套管1の受容口2の奥部に存在する内
部遮蔽金具7の段差壁8間にガラス繊維強化プラスチッ
ク樹脂(FRP)から成るリング状のストッパ9が介挿さ
れている。
従来、このようなストレスコーン4の先端部と内部遮
蔽金具7の段差壁8間に介挿されるストッパ9として
は、長さの短いのものが使用されていた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このようなスリップオン式ガス中終端箱に
おいては、ケーブル端末5をエポキシ套管1内に傾けて
挿入すると、ストッパがエポキシ套管内壁の絶縁体部分
と接する位置に配置されていることもあってケーブル導
体10の端末に取着した弾丸状の接続端子11の頭部がエポ
キシ套管1の受容口2の内壁に突き当たり、これによっ
てエポキシ套管1の受容口2の内壁に筋状の損傷を与え
たり、あるいは接続端子11の外表面にコーテングした銀
メッキ等のメッキ材が付着する恐れがあった。そしてエ
ポキシ套管1の受容口2の内壁に筋状の損傷部分が存在
したり、あるいはメッキ材の付着部分が存在すると当該
部分が電気的弱点部となる難点があった。
本考案は上記の事情に基づきなされたもので、エポキ
シ套管1の受容口2の内壁に傷やメッキ材を付着させな
いケーブル接続部を提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のケーブル接続部は、被接続体の受容口に、ケ
ーブルコアの外周にストレスコーンを挿着したケーブル
端末を挿入し、このストレスコーンを押圧部材で前記被
接続体の先端部側に向けて押圧して成るケーブル接続部
において、前記ストレスコーンの先端部には、前記ケー
ブルコアの導体端末に取着された接続端子の、前記被接
続の雌接続子にプラグインされる部分を除いた外周を覆
う環状のストッパが同心的に装着されていることを特徴
としている。
(作用) 本考案のケーブル接続部においては、ストレスコーン
の先端部にケーブル導体の端末に取着された被接続体の
受容口内の絶縁体部分と接する位置にあったストッパに
代えて、接続端子の、被接続体の雌接続子にプラグイン
される部分を除いた外周を覆うようにケーブル端末側に
ストッパを装着したので、該部の外径が大きくなってケ
ーブルの中心線を一致させることが容易となる上に、ケ
ーブル端末が中心線からずれた状態で被接続体の受容口
に挿入されても筒状のストッパがテーパー状の受容口内
壁に接触してガイドとなって接続端子を受容口中心に導
くので接続端子が被接続体の受容口内壁に直接接触する
恐れがなくなり、ひいては、エポキシ套管のの受容口の
内壁に傷が発生する恐れがなくなり、また接続端子にコ
ーテングしたメッキ材が付着する恐れがなくなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例におけるスリップオン式ガス
中終端箱の半截縦断面図である。なお。第1図におい
て、第2図と同一部分には同一の符号が付されている。
第1図において、本考案の被接続体を構成するエポキ
シ套管1の受容口2に、ケーブルコア3の外周にストレ
スコーン4を挿着したケーブル端末5を挿入し、このス
トレスコーン4を押圧部材6でエポキシ套管1の先端部
側に向けて押圧する点は従来のスリップオン式ガス中終
端箱と同一である。
本考案においては、ストレスコーン4の先端部に、長
さの長いの環状のストッパ9′がケーブルコア3の導体
10の端末に取着された接続端子11の外周を覆うようにし
てストレスコーン4と同心状に装着されている。
ストッパ9′は、ガラス繊維強化プラスチック(FR
P)から成り、ストレスコーン4の先端部にモールドに
よってストレスコーン4と一体化されている。なお、ス
トッパ9′はガラス繊維強化プラスチック(FRP)で形
成したものに限定されず、例えば硬質のビニル樹脂やポ
リエチレン樹脂等のプラスチック材料で形成してもよ
い。
一方、エポキシ套管1の内周には、その略中央部内周
に段差壁8′を有する段付きの内部遮蔽金具7′が形成
されており、この段差壁8′には後述するようにストッ
パ9′の先端面が衝当する如くされている。
ストッパ9′の外径は内部遮蔽金具7′の大径部7aの
内径より小径とされ、その内径は内部遮蔽金具の小径部
7bの内径よりも大径とされている。また、その軸方向の
長さは、接続端子11の先端部すなわち接続端子11が雌接
続子12にプラグインされる部分を除いて覆う長さとされ
ている。
次に、第2図に基づいてエポキシ套管1に対するケー
ブル端末5の挿入について述べる。第1図に示すよう
に、先ず、ストッパ9′をその先端部に装着させたスト
レスコーン4をケーブルコア3の外周に装着したケーブ
ル端末5をエポキシ套管1の受容口2に挿入する。次い
でストレスコーン4を押圧部材6でエポキシ套管1の先
端部側に向けて押圧し、ストッパ9′の先端面を内部遮
蔽金具7′の段差壁8′に衝当させる。
図中、符号13はエポキシ套管1の上部中心に配設され
た導体引出棒、14は上部金具、15は支持金具、16は押え
金具、17は埋込金具、18はボルト、19はケーブル絶縁
体、20はケーブル外部半導電層、21はケース底板を示し
ている。
なお、前述の実施例においては、被接続体としてエポ
キシ套管を使用した場合について述べているが、本考案
はこれに限定されず、磁器製やガラス製の碍管でもよ
い。また、被接続体は、スリップオン式ガス中終端箱に
限定されず、一対のケーブルを直線接続する筒状の接続
体であってもよい。
上記構成の本考案のケーブル接続部においては、スト
レスコーンの先端部に、導体端末に取着された接続端子
の、前記被接続の雌接続子にプラグインされる部分を除
いた外周を覆うようにしてストッパが装着されているの
で、ケーブル端末を斜めにして被接続体内に挿入しても
接続端子の頭部が被接続体の受容口の内壁に直接接触す
る恐れがなくなる。
[考案の効果] 上記から明らかなように、本考案のケーブル接続部に
よれば、エポキシ套管の受容口の内壁に傷が発生する恐
れがなくなり、また接続端子にコーテングしたメッキ材
が付着する恐れもなくなるので、エポキシ套管の受容口
部分で電気的破壊事故が発生する恐れのないケーブル接
続部を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるCVケーブルのスリップ
オン式ガス中終端箱の半截縦断面図、第2図は従来のケ
ーブル接続部の縦断面図である。 1……エポキシ套管 2……受容口 3……ケーブルコア 4……ストレスコーン 5……ケーブル端末 6……押圧部材 7、7′……内部遮蔽金具 8′……段差壁 9′……ストッパ 11……接続端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被接続体の受容口に、ケーブルコアの外周
    にストレスコーンを挿着したケーブル端末を挿入し、こ
    のストレスコーンを押圧部材で前記被接続体の先端部側
    に向けて押圧して成るケーブル接続部において、前記ス
    トレスコーンの先端部には、前記ケーブルコアの導体端
    末に取着された接続端子の、前記被接続体の雌接続子に
    プラグインされる部分を除いた外周を覆う環状のストッ
    パが同心的に装着されていることを特徴とするケーブル
    接続部。
JP10179390U 1990-09-28 1990-09-28 ケーブル接続部 Expired - Lifetime JP2535990Y2 (ja)

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JPH0461429U JPH0461429U (ja) 1992-05-26
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