JPH03141032A - 光記録媒体の情報記録方式 - Google Patents

光記録媒体の情報記録方式

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JPH03141032A
JPH03141032A JP27938489A JP27938489A JPH03141032A JP H03141032 A JPH03141032 A JP H03141032A JP 27938489 A JP27938489 A JP 27938489A JP 27938489 A JP27938489 A JP 27938489A JP H03141032 A JPH03141032 A JP H03141032A
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pit
optical
pits
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JP27938489A
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Yoshinori Bessho
別所 芳則
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光記録媒体に係り、特に、単位面積当たりの情
報記録容量が大きく且つその情報を高速度で読み出すこ
とが可能な光記録媒体の情報記録方式に関するものであ
る。
従来の技術 予め定められたトラック上に多数のピットが設けられる
ことによって所定の情報が記録されるとともに、そのト
ラックに沿って照射される光の反射光が前記ピットによ
って変化することに基づいて前記情報が読み取られる光
記録媒体が近年多用されている0例えば、光ビデオディ
スクやディジタルオーディオディスク、光カード等がそ
れである。そして、このような光記録媒体は、従来、ピ
ットの有無やピットの長さによって情報が記録されるよ
うになっており、例えば1バイトの情報を記録するため
に8ビツトを用いたり、8ビツト分の情報を記録できる
ようにピットの長さ寸法を256段階に設定したりして
いた。また、かかる光記録媒体に記録された情報を読み
取る読取り装置は、トラックに沿って光を照射するとと
もにその反射光を受光し、ピットによって変化するその
反射光の光強度変化等に基づいて、ピットの有無や長さ
を検出するようになっていた。
発明が解決しようとする課題 ところで、このような記録媒体においては、小さなスペ
ースにより多くの情報を記録できるようにすることが強
く望まれており、上記光記録媒体についてもその例外で
はなかった。また、その情報の読取り速度についても、
その高速化が強く望まれているところである。
本発明はこのような事情を背景として、単位面積当たり
の記録容量を増大するとともに高速度でその記録を読み
取ることができるようにすることを目的として為された
ものである。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために、本発明は、予め定められ
たトラック上に多数のピットが設けられることによって
所定の情報が記録されるとともに、そのトラックに沿っ
て照射される光の反射光が前記ピットによって変化する
ことに基づいて前記情報が読み取られる光記録媒体にお
いて、前記ピットの深さを多段階に変化させ、その深さ
寸法に応じてそれぞれ異なる情報を記録させるとともに
、そのピットが予め定められた数だけ設けられることに
より1バイトの情報が記録されるようにしたごとを特徴
とする。
作用および発明の効果 このような光記録媒体の情報記録方式によれば、ピット
の深さ寸法に応じてそれぞれ異なる情報が記録され、且
つそのピットが予め定められた数だけ設けられることに
より1バイトの情報が記録さレルタめ、1バイトの情報
を記録するために必要なピット数が少なくなり、同じ記
録容量であれば光記録媒体を小型化できる一方、同じ大
きさの光記録媒体であればその記録容量を増大させるこ
とができる。また、このように1バイトの情報を記録す
るためのピット数が少なくなると、多段階に変化するピ
ントの深さ寸法の相違を検出するのに必要な時間がピッ
トの有無を検出する時間と略同程度であれば、そのピッ
ト数が少なくなった分だけ読取り時間(アクセス時間)
が短縮され、単位時間当たりの読取り情報量が増大する
因に、ピットの深さ寸法を例えば15段階に分けると、
1ピツトで4ビツト分(lニブル)の情報が記録される
ため、通常は2つのピットでlバイトの情報を記録でき
るようになり、ピットの有無で1ビツトの情報を記録し
ていた従来の光記録媒体に比較して、ピットの密度が同
じであればその記録容量は4倍となるのであり、また、
ピット深さ寸法の相違検出時間がピットの有無検出時間
と略同程度であれば、そのアクセス時間が1/4になる
のである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、10aおよび10bはそれぞれ電流コ
ントロールされた半導体レーザであり、周波数f、、f
、が互いに僅かに異なる直線偏光のレーザ光り、、L、
を出射する。半導体レーザ10a、10bは、第1図の
紙面と平行で且つ互いに直角なX軸、z軸と平行に設け
られているとともに、レーザ光り、、L、の偏波面(電
界ペルトルの振動面)がそれぞれ紙面と平行になる姿勢
で配置されている。
一方のレーザ光り、は、X軸上に設けられたコリメート
レンズ12によって平行光とされた後、X軸と2軸との
交差位置に設けられた無偏光ビームスプリッタ(以下、
NPBSという)14に入射させられ、参照ビームL1
mと計測ビームLに、に分割される。NPBS14を透
過した参照ビームL、、は、X軸上に設けられたフォト
ダイオード等の光センサ16に入射させられる一方、N
PBS14で反射された計測ビームLNmは、2軸上に
配置された入射面が紙面と平行な偏光ビームスプリッタ
(以下、PBSという)18.1/4波長板20、およ
び集光レンズ22を経て、光記録媒体としての円盤形状
の光ディスク24に照射されるとともに、その光ディス
ク24で反射され、集光レンズ22および1ノ4波長板
20を経てPBS 1 Bに入射させられる。この時、
往復2回174波長板20を通過させられた計測ビーム
L。は、往路に比較してその偏波面が90°回転した直
線偏光とされ、PBS 18により反射されてフォトダ
イオ−ド等の光センサ26に入射させられる。
また、他方のレーザ光L1は、2軸上に設けられたコリ
メートレンズ28によって平行光とされた後、前記NP
BS14に入射させられ、参照ビームL。と計測ビーム
Lllbに分割される。NPBSl4で反射された参照
ビームL。は前記光センサ16に入射させられる一方、
NPBSl 4を透過した計測ビームL。は、PBS1
8. 1/4波長板20.および集光レンズ22を経て
光ディスク24に照射されるとともに、その光ディスク
24で反射され、集光レンズ22および1/4波長板2
0を経てPB318に入射させられる。この計測ビーム
LIIII+も、前記計測ビームトイ、と同様に1/4
波長板20を2回通過させられることによってその偏波
面が90°回転させられるため、PB318により反射
されて光センサ26に入射させられる。
前記光ディスク24は、図示しない回転駆動装置によっ
て前記z軸と平行でX軸に直交する回転軸心Sまわりに
回転駆動されるようになっているとともに、その上面に
は回転軸心Sを中心とする同心円状に多数のトラック3
0が設定され、そのトラック30に沿って多数のピット
32が形成されている。このピット32は、その深さ寸
法d7が等段差で15段階に変化させられ、その深さ寸
法d、、に応じて異なる情報nがそれぞれ記録されてい
る。第2図は、このピット32を拡大して示したもので
、中央のピット32は最も深い深さ寸法dSSの場合で
あり、右端のピット32は3番目の深さ寸法d、の場合
である。したがって、ピット32が形成されていない深
さ寸法d0がら深さ寸法dlSまでの計16の情報n(
=O〜15)が1つのピット32によって記録されるこ
ととなり、本実施例ではトラック30に沿って連続する
2つのピット32によって1バイトの情報、この場合に
は8ビット分の情報量を1単位とする情報が記録される
ようになっている。
ここで、前記各光学素子は図示しない機枠に固定され、
上記光ディスク24が回転軸心Sまわりに回転駆動され
ることにより、計測ビームL Ha +LNbがトラッ
ク30に沿って照射されるようになっている。また、各
光学素子が機枠と共に前記X軸方向へ移動させられるこ
とにより、計測ビームLliar  L14bが別のト
ラック30上に照射されるようになっている。
上記計測ビームLx□ Lxbのトラッキングは、前記
z軸がX軸方向すなわち光ディスク24の径方向におい
て前記ピット32が存在する部位とピット32が存在し
ない部位との境界に位置するように制御され、計測ビー
ムL。はピット32が存在する部位に集光され、計測ビ
ームL。はピット32が存在しない部位に集光されるよ
うになっている。すなわち、前記半導体レーザ10aは
X軸上から2軸方向へΔ2だけ変位させられ、半導体レ
ーザ10bは2軸上からX軸方向へΔXだけ変位させら
れているのである。計測ビームL。(レーザ光り、)に
ついて具体的に説明すると、第3図に示されているよう
に、コリメートレンズ28の焦点距離をf3.集光レン
ズ22の焦点距離を12、計測ビームL。の照射位置と
2軸とのずれ寸法をX、とした場合、前記変位量ΔXは
次式(1)によって求められる。したがって、例えばf
+=20閣、f、=2閣、xb=0.4趨とすると、Δ
Xは4μlとなる。なお、コリメートレンズ12の焦点
距離が20mmであれば、前記半導体レーザ10aの変
位量Δ2についても41mに設定することにより、計測
ビームL。の照射位置が2軸から0゜4p■ずらされる
こととなる。
Δx=xb x (f+ /ft )     ・−・
(+)そして、例えば光ディスク24の各ピット32の
直径が0.8nで、光ディスク24の径方向におけるピ
ット32の間隔が0.8Rであれば、上記計測ビームL
14.は光ディスク24の径方向においてピット32が
存在する部位の中央に照射され、計測ビームLll1m
はピット32が存在しない部位の中央に照射される。こ
れにより、計測ビームLI4.は、光ディスク24の回
転に伴ってトラック30上におけるピット32の間隔に
応じてそのピット32の底面34およびトラック30の
上面、この実施例では光ディスク24の上面36に交互
に照射され、計測ビームL。は光ディスク24の回転に
拘らず常時上面36に照射されることとなる。前記半導
体レーザ10a、10b、コリメートレンズ12.28
、NPBS14、PBS 18.1/4波長板20、集
光レンズ22、およびそれ等が固定された機枠やその機
枠をX軸方向へ移動させる駆動装置等を含んで、2種類
の光をビット形成部位とその近傍に照射する照射手段3
8が構成されている。
一方、半導体レーザ10a、10bがX軸、z軸からそ
れぞれΔ2.ΔXだけ変位させられると、コリメートレ
ンズ12.28によって平行光とされたレーザ光L−,
Lbの光軸は、それぞれX軸。
Z軸に対して傾斜する。この傾斜角度θは、前記のよう
にコリメートレンズ12.28の焦点距離が20mmで
変位量Δ2.ΔXが4−の場合には、次式(2)で表さ
れる。そして、レーザ光L−,Lbがこのように傾斜さ
せられると、前記光センサ16.26に入射する参照ビ
ームLlaおよびり5.。
計測ビームL。およびり。も、それぞれその光−軸が互
いに交差する状態で合波されるが、その交差角度は2θ
= 0.45radであり、それ等の参照ビームL□お
よびL*b+計測ビ計測ビーム上びり。はそれぞれ互い
に干渉させられる。
θ=4n/20s (rad)=0.2(srad) 
・・・(2)上記計測ビームLMaの光センサ26上に
おける複素振幅U。は、半導体レーザ10aから光セン
サ26までの光路長をfHa+2d、、電界ペルトルの
振幅をEa+初期位相をφ1.レーザ光L3(計測ビー
ムL。)の波長をλ1として2π/λ。
=に、とすると次式(3)で表される。また、計測ビー
ムLNbの光センサ26上における複素振幅u、4゜は
、半導体レーザ10bから光センサ26までの距離をl
N111+電界ペルトルの振幅をEb、初期位相をφ5
.レーザ光Lb(計測ビームL。)の波長をλ、として
2π/λb””kbとすると次式(4)で表される。そ
して、光センサ26上における光強度の変化成分I。は
、計測ビームL。、とLM&との干渉による光強度がl
 u、、+ u、、 l ”で、k。
1−Hat  kb  ’ ff1M&+  φ、、φ
、がそれぞれ一定であるところから次式(5)で表され
る。したがって、光センサ26からは、その変化成分■
。に従って信号強度が変化する計測信号SMが出力され
ることとなる。
ux、=E、 exp t (km ・fxa + 2
 km ・61%−2πf、t+φ、〕   ・・・(
3)u、b=Eb exp  t  Ckh−1mb−
Zx fht+φ−〕・・・(4) 1140ccos (2km ・do  2 g(fm
  fb) t+φ。。7.t〕       ・・・
(5)また、参照ビームLI1.の光センサ16上にお
ける複素振幅ullaは、半導体レーザ10aから光セ
ンサ16までの光路長をil、とすると次式(6)で表
され、参照ビームLlkの光センサ16上における複素
振幅ullbは、半導体レーザ10bから光センサ16
までの距離を1.bとすると次式(7)で表され、光セ
ンサ16上における光強度の変化成分■、は次式(8)
で表される。したがって、光センサ16からは、その変
化成分!、に従って信号強度が変化する参照信号SRが
出力されることとなる。
uIIm=Ea exp  t  (km ’ I!、
1m  2 ’K fat+φ、〕・ ・ ・(6) umb=Eb exp  t  (kb・l*b  2
 K fat+φb〕・ ・ ・(7) 1、 oe cos (−2π(fm  fb)t+φ
co■t  )・ ・ ・(8) ここで、変化成分INすなわち計測信号SMは、ビット
32の底面34およびトラック30の上面36に交互に
計測ビームLMsが照射され、そのビット32の深さ寸
法d7に応じて2d、だけ計測ビームLHbとの光路差
が変化させられることにより、変化成分IIlすなわち
参照信号SRに対して位相が変化させられるが、この位
相変化量ΔΦは、上記(5)式および(8)式から明ら
かなように次式(9)によって表される。したがって、
両信号SMとSRとの位相変化量ΔΦを検出することに
より、ビット32の深さ寸法d7に対応する情報nが検
知される。
ΔΦ−2に、・d、=4πd、/λ、・・・(9)第4
図の位相検出手段40は、かかる位相変化量ΔΦを検出
するためのもので、上記計測信号SM、参照信号SRは
それぞれコンパレータ回路42.44に供給されて矩形
波に整形された後、カウンタ回路46.48に供給され
る。カウンタ回路46.48は上記矩形波に整形された
計測信号SM、参照信号SRの波数を予め定められた一
定時間、例えば1m秒毎に計数してラッチ回路50゜5
2に出力するもので、その計数値はラッチ回路50.5
2に一時記憶された後減算器54によって減算される。
そして、その減算値Nはラッチ回路56に一時記憶され
る。減算値Nは、位相変化量ΔΦのうち1位相2πを1
単位とするものである。
また、上記コンパレータ回路42.44から出力された
矩形の計測信号SM、参照信号SRは、水晶発振子58
から出力される周波数fcのパルス信号SPと共にAN
D回路60に供給される。
計測信号SMはNOT回路62を経てAND回路60に
供給されるようになっており、AND回路60を通過し
たパルス信号SP”のパルス数Pがカウンタ回路64に
より予め定められたタイミングで計数され、ラッチ回路
66に一時記憶される。
第5図は、上記NOT回路62によって反転された計測
信号SM’、参照信号SR,およびAND回路60を通
過したパルス信号SP’の一例を示すタイムチャートで
ある。
上記パルス数Pは、前記位相変化量ΔΦのうち1位相2
πよりも小さい部分に対応するもので、計測信号SMの
周波数をf、(=f、−f、)とすると、位相変化量Δ
Φの1位相2πより小さい少数部Mは次式G@で表され
る。また、そのMおよび前記減算値Nを用いて前記位相
変化量ΔΦは次式(10によって表される。なお、周波
数f、は周波数r+4よりも充分に大きい値に設定され
る。
M=px (rx /f−)      ・・・0ΦΔ
Φ=2π(N+M)       ・・・01)上記減
算値Nおよびパルス数Pは、それぞれデータバスライン
68を介して取出手段70に読み込まれる。取出手段7
0は、CPU72.RAM74、ROM76を備えてお
り、RAM74の一時記憶機能を利用しつつROM76
に予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、
減算値Nおよびパルス数Pからビット32の深さ寸法d
イに対応する情報nを取り出す、具体的には、例えばピ
ット32の深さ寸法d1の段差(d、−d、。
)がレーザ光り、の波長λ、の1/8に設定されると、
深さ寸法d、は情報nを用いて次式面で表される一方、
前記(9)式および(10式より次式側が導かれるため
、結局情報nは次式〇4)に従って求められる。すなわ
ち、上記パルス数Pから上記aω式に従って少数部Mを
求め、その少数部Mと減算値Nとを加算して4倍すれば
良いのである。
dn=n・λ、/8       −−−Q7Jd、=
λ、(N+M)/2      ・・・0″!Jn=4
(N+M)         ・・・04そして、光デ
ィスク24が回転軸心Sまわりに回転駆動されて計測ビ
ームL。、Loの照射位置が1つのトラック30に沿っ
て移動させられ、次のビット32の深さ寸法d1に対応
する情報nが読み出されることにより、先に読み出され
た情報nとの組み合わせによって1バイトの情報が得ら
れる。このように、光ディスク24の回転に伴って1つ
のトラック30に記録された1バイト情報が順次読み出
されるとともに、照射手段38が前記X軸方向、すなわ
ち光ディスク24の径方向へ移動させられ、計測ビーム
LMa+  LHbの照射位置カ別のトラック30上に
順次変更されることにより、光ディスク24の全面に記
録された情報が読み出される。
ここで、本実施例の光ディスク24は、ピット32の深
さ寸法dW1が15段階に分けられ、1つのビット32
に1ニブル分(4ビット分)の情報が記録されることに
より、2つのピット32によって1バイトの情報が記録
されるようになっているため、従来のようにピットの有
無や長さによって情報を記録する場合に比較して、同じ
記録容量であれば光ディスク24の大きさ(面積)をl
/4にできる一方、同じ大きさの光ディスク24であれ
ばその記録容量が4倍になるのである。また、2つのビ
ット32によって1バイトの情報が読み出されるところ
から、深さ寸法d、に対応する情報nの読取り時間がビ
ットの有無を検出する時間と略同程度であれば、単位時
間当たりの読取り情報量が4倍となり、高速処理が可能
となるのである。
また、上記光ディスク24に記録された情報を読み取る
本実施例の読取り装置は、周波数が異なる計測ビームL
。とり。との干渉によって信号強度が変化する計測信号
SMの位相が、光ディスク24の回転に伴ってビット3
2の底面34とトラック30の上面36とに交互に照射
される計測ビームL。、の光路長変化に応じて変化させ
られるところから、その計測信号SMの位相変化量ΔΦ
に基づいてビット32の深さ寸法d7に対応する情報n
を読み取るようになっているため、上記光ディスク24
に記録された情報を高精度、高速度で読み出すことがで
きる。これにより、2つのビット32によって1バイト
情報が記録されている光ディスク24が、その機能を有
効に発揮するとともに、情報読出しの高速処理化が実現
されるのである。
特に、上記計測と−ムL。は光ディスク24の回転に拘
らずトラック3oの上面36に常時照射され、その上面
36を基準としてビット32の深さ寸法dnに応じて変
化する計測信号SMの位相変化量ΔΦを検出し、深さ寸
法d7に対応する情報nを取り出すようになっているた
め、光ディスク24と照射手段38とのビット深さ方向
、すなわちX軸方向における相対的な振動等に起因する
ノイズが相殺され、深さ寸法d7に対応する位相変化量
ΔΦが高い精度で検出されるとともに、それに伴って情
報nの読出し精度が向上するのである。
また、本実施例ではレーザ光り、、t、bがら分離され
た参照ビームL。+LIlbを干渉させて参照信号SR
を取り出し、その参照信号SRと計測信号SMとを比較
して計測信号SMの位相変化量ΔΦを検出するようにな
っているため、その信号処理が容易であるとともに、位
相変化量ΔΦの検出精度、更には情報nの読出し精度が
一層向上する。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実
施例において前記実施例と実質的に共通する部分には同
一の符号を付して詳しい説明を省略する。
第6図は、前記半導体レーザlQa、10bの替わりに
二周波直交レーザ80を用いたもので、この二周波直交
レーザ80は前記z軸上に配置されて、互いに周波数が
僅かに異なり且つ偏波面が直交する2種類の直線偏光L
Pおよびり、を含むレーザ光(LP +L、)を出射す
る。レーザ光(LP +Ls )は、前記NPBS 1
4によって一部が反射され、偏光子82を通過して前記
光センサ16に入射させられることにより、直線偏光り
およびり、の干渉によって信号強度が変化する参照信号
SRが出力される。また、NPBS 14を通過したレ
ーザ光(LP +Ls )は、ウォラストンプリズム8
4によりその偏波面に応じて直線偏光り、およびり、に
分離されるとともに、その進行方向が2軸を中心として
X軸方向の互いに反対方向へ傾斜させられ、集光レンズ
22によってそれぞれ前記光ディスク24に照射される
直線偏光り、およびり、の光ディスク24に対する照射
位置は、X軸方向すなわち光ディスク24の径方向にお
いて互いに約0.8 n程度離間させられ、直線偏光L
Pは前記ビット32が存在しない部位に照射される一方
、直線偏光り、はビット32が形成されている部位に照
射される。そして、光ディスク24で反射された直線偏
光LPおよびL3は、集光レンズ22.ウォラストンプ
リズム82を通過してその先軸が一層させられ、NPB
S14により反射された後、偏光子86を通過して前記
光センサ26に入射させられる。これにより、光センサ
26からは、光ディスク24によって反射された直線偏
光Lrおよびり、の干渉によって信号強度が変化する計
測信号SMが出力される。前記二周波直交レーザ80.
NPBS14゜ウォラストンプリズム84.集光レンズ
22.およびそれ等が固定された機枠やその機枠をX軸
方向へ移動させる駆動装置等を含んで、2種類の光をビ
ット形成部位とその近傍に照射する照射手段88が構成
されている。
上記計測信号SMは、光ディスク24の回転に伴って直
線偏光り、の光ディスク24に対する照射位置がビット
32の底面34とトラック30の上面36とに交互に変
化させられて、その光路長がビット32の深さ寸法d、
、に応じて変化させられ、その光路長変化に応じて前記
直線偏光り、との光路差が変化させられることにより、
その光路差変化に対応して位相が変化させられる。した
がって、この計測信号SMの位相変化量ΔΦを、例えば
前記位相検出手段40等によって検出することにより、
ビット32の深さ寸法d7に対応する情報nが取り出さ
れる。
この実施例においても前記第1実施例と同様な作用効果
が得られる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明した
が、本発明は更に別の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例ではビット32の深さ寸法d7が1
5段階に分けられ、1つのビット32でlニブル分の情
報が記録されるとともに2つのビット32で1バイトの
情報が記録されるようになっているが、深さ寸法d7の
段数や1バイトの情報を記録するためのビット数は適宜
変更できる。
なお、1バイトの情報を表すための情報量は必ずしも8
ビット分である必要はない。
また、前記実施例では光ディスク24の上面36とトラ
ック30の上面とが一致させられているが、光ディスク
24の上面に凹溝等を形成してトラックを設けても差支
えない。
また、前記実施例では多数のトラック30が同心円状に
設けられた光ディスク24について説明したが、多数の
トラックが互いに平行に設けられる矩形の光カード等に
も本発明は同様に適用され得る。
また、前記実施例の読取り装置はレーザ光り、。
L、や(LP +Ls )をNPBS 14によって分
割し、参照信号SRを取り出すようになっているが、こ
の参照信号SRをレーザの発振周波数信号等から電気的
に取り出すことも可能である。
また、前記実施例では情報nを取り出す際にビット32
の深さ寸法d7の段差がλ、/8に設定された場合につ
いて説明したが、この段差を適宜変更できることは勿論
である。
また、前記実施例の読取り装置はあくまでも一例であり
、ビット32の深さ寸法d、に対応する情報nを読み出
すことができる他の構成の読取り装置を用いることも可
能である。
その他−々例示はしないが、本発明は当業者の知識に基
づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方式に従ってビットが形成された光ディ
スクの要部断面とその読取り装置の光学的構成を示す図
である。第2図は第1図の光ディスクの拡大断面図であ
る。第3図は第1図におけるレーザおよびその照射位置
の光軸からのずれを説明する図である。第4図は第1図
の実施例における読取り装置の信号処理部を説明するブ
ロック線図である。第5図は第4図における信号SM’
SR,およびSP”の−例を示すタイムチャートである
。第6図は本発明の他の実施例の要部を説明する図で、
第1図に相当する図である。 24:光ディスク(光記録媒体) 30ニドラツク    32二ビット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 予め定められたトラック上に多数のピットが設けられる
    ことによって所定の情報が記録されるとともに、該トラ
    ックに沿って照射される光の反射光が前記ピットによっ
    て変化することに基づいて前記情報が読み取られる光記
    録媒体において、前記ピットの深さを多段階に変化させ
    、その深さ寸法に応じてそれぞれ異なる情報を記録させ
    るとともに、該ピットが予め定められた数だけ設けられ
    ることにより1バイトの情報が記録されるようにしたこ
    とを特徴とする光記録媒体の情報記録方式。
JP27938489A 1989-10-26 1989-10-26 光記録媒体の情報記録方式 Pending JPH03141032A (ja)

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