JPH0314099Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0314099Y2
JPH0314099Y2 JP1985075800U JP7580085U JPH0314099Y2 JP H0314099 Y2 JPH0314099 Y2 JP H0314099Y2 JP 1985075800 U JP1985075800 U JP 1985075800U JP 7580085 U JP7580085 U JP 7580085U JP H0314099 Y2 JPH0314099 Y2 JP H0314099Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
filter
aluminum foil
outer frame
filter paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985075800U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61190927U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985075800U priority Critical patent/JPH0314099Y2/ja
Publication of JPS61190927U publication Critical patent/JPS61190927U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0314099Y2 publication Critical patent/JPH0314099Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は1回で使用する分量の挽きコーヒー、
紅茶、日本茶等を収納することが出来、かつ開封
後はこれをそのまま濾し器として使用することが
出来る包装容器に関するものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種の技術としては、例えば実公昭57
−10270号公報に示す如く、コーヒーカツプの縁
に嵌合し得る凹所を下縁に穿設した容器や、或い
は特開昭55−99227号公報等に示す如く、コーヒ
ー等を濾すことが出来る濾紙を内部に有する筒状
の濾器と、この濾器を支持し得る穴を持つた支持
板とを組み合わせてなるコーヒーの簡易透過式コ
ーヒーパツクが公知である。
〈考案が解決しようとする課題〉 然しながら、上記従来の技術はいずれも容器開
口部から湯を注ぐと、注がれた湯は濾紙を通つて
直ぐにコーヒーカツプに流出してしまい、従つて
コーヒーや紅茶等の味が充分に溶出せずに、味が
薄くなつてしまう欠点があつた。
本考案は従来のこれ等の問題点に鑑み開発され
た全く新規な技術に関するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は従来の前述の問題点を根本的に改善し
た技術であつて、その要旨は濾紙8の裏面にアル
ミ箔を積層したシートを用いて形成した袋を折り
畳み可能な厚紙製外枠1内に収納してなる濾過器
Aと、該濾過器Aの下部が嵌入し得る空所11を
内部に有する平板プレート10とよりなる容器に
於いて、前記濾過器Aの袋は底部中央に湯を流出
し得る小さな穴dを有するアルミ箔9が外表面に
設けられ、かつ該袋の底部は3本の折曲線を介し
て側断面がW状になるように内部に折り込まれ、
更に袋の両側部は前記厚紙製外枠1で挟持固定さ
れて構成されたものである。
〈作用〉 本考案に係る容器に於いては上述の如く、外枠
1内に収納された濾紙8とアルミ箔9とよりなる
袋の底部を袋の内方にW状に折り込んだので、外
枠1よりなる濾過器Aを筒状に開いた際にこの袋
の底部中央を下方に凹状にへこませて形成するこ
とが出来る。
また前記濾紙8とアルミ箔9とよりなる袋の底
部中央に位置するアルミ箔9に湯を流出し得る小
さな穴dを穿設したので、濾過器A内に注入され
た湯は全てこの穴dを通つて流出させることが出
来、これによつて湯を一時的に袋の底部に貯溜せ
しめ、コーヒー等の成分を充分に溶出せしめるこ
とが出来る。
〈実施例〉 図により本考案に係る容器の一実施例を具体的
に説明すると、第1図及び第2図に於いて、1は
筒状の外枠であつて、縦折曲線を介して順に第1
貼着片2、前板3、側板4、2枚の第2、第3貼
着片2、後板5、側板6及び第4貼着片2を順に
連設することによつて構成されている。この外枠
1の上縁全体にはミシン線bを介して切取片7が
形成され、かつ外枠1の前板3、側板4,6及び
後板5の中央下端部には突起aが突設されてい
る。
次に第3図に於いて、8は濾紙であり、9はア
ルミ箔である。この濾紙8とアルミ箔9とはいず
れも前記外枠1内で袋を構成することが出来る寸
法を有している。またこれ等の濾紙8とアルミ箔
9とにはその上下中央に折曲線cが設けられると
共に、その上下にも夫々所定の間隔を保つて平行
な横折曲線が設けられている。更に前記アルミ箔
9の中央部には折曲線cを挟んで小さな穴dが2
個穿設されている。この穴dは湯を流出させるも
のであり、その寸法及び個数は必要に応じて変化
させることが出来る。
これ等の濾紙8とアルミ箔9とで袋を形成する
に当たつては、第4図に示す如く、アルミ箔9の
上に濾紙8を積層貼着した後、第2図に示す如
く、折曲線c及びその上下の横折曲線を用いて袋
の底部となる中央部をW状に折り込み、かつ第5
図に示す如く、濾紙8が内側となつて折り畳まれ
たアルミ箔9を前記外枠1の第1貼着片2、前板
3、側板4及び第2貼着片2上に積層し、更に第
6図に示す如く、残りの外枠1をアルミ箔上に積
層し、ヒートシール等の手段で4個の貼着片2で
濾紙8及びアルミ箔9の両側縁を、また切取片7
でその上部を夫々挟持固着することによつて外枠
1内に袋を形成することが出来る。このように外
枠1内に形成される袋にはその開口部を切取片7
で挟持固着する前に、コーヒー等を予め充填する
ことが出来る。
図中Aは濾過器であつて、上述の如く構成され
た外枠1とその内部の袋とを総称するものであ
り、この濾過器Aは第8図に示す如く、ミシン線
bを引き裂くことによつて切取片7を切除し、こ
れによつて第1図及び第7図に示す如き開口部を
開いて使用することが出来る。
更に第9図に於いて、10は平板状のプレート
であつて、その内部中央には前記濾過器Aの下部
を嵌入することが出来る所定の形状の空所11が
穿設されている。このプレート10には空所11
に連設した窓eが左右に2個所穿設されている。
この濾過器Aとプレート10とは夫々第7図に
示す如く、別に用意した外包装袋12に収納する
ことが可能である。
本考案に係る容器をコーヒー等の濾し器として
使用する場合には、濾過器Aの開口部を開いた後
で、第1図及び第9図に示す如く、プレート10
の空所11内に濾過器Aの突起aを嵌入すること
によつて濾過器Aをプレート10に安定した状態
で取り付け、更にプレート10をカツプ上に載置
することによつて使用することが出来る。
上記実施例に於いて、濾紙8及びアルミ箔9よ
りなる袋の底部は内方上部にW状に折り込まれ、
かつこの袋の両側縁は4枚の貼着片2によつて
夫々挟持貼着されているので、濾過器Aと共に袋
を筒状に開いた場合には、第1図及び第9図に示
す如く、袋の底部の両側は上方の位置に固定さ
れ、かつ袋の中央底部は下方向にたるむので、全
体として中央部が凹状となつた底部を自動的に形
成することが出来る。
〈考案の効果〉 本考案に係る容器は上述の如き構造と作用とを
有するので、濾過器の内部を密封して衛生的に保
持することが出来、かつ開口部を簡単に引き裂い
て開口部を形成することが出来る。従つて、濾過
器内にコーヒー等を予め封入することも出来る。
また濾過器内の濾紙袋の底部を濾過時に自動的に
凹状に形成することが出来る。
更に本考案に於いては外枠内に形成される袋を
濾紙とアルミ箔とを積層することによつて構成し
たので、袋内に湯を溜めることが出来、かつ袋の
底部のアルミ箔のみに小さな穴を穿設したので、
湯をこの穴を通して徐々に流出せしめ、これによ
つてコーヒー等の成分を充分に溶出して濃い溶液
を得ることが出来る等の特徴を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願容器の使用説明図、第2図及び第
3図は構成部品の説明図、第4図乃至第6図は
夫々本願容器の組立途中の説明図、第7図は本願
容器を外包装袋に収納する状態の説明図、第8図
及び第9図は夫々使用説明図である。 1は外枠、2は貼着片、3は前板、4,6は側
板、5は後板、7は切取片、8は濾紙、9はアル
ミ箔、10はプレート、11は空所、12は外包
装袋、Aは濾過器、aは突起、bはミシン線、c
は折曲線、dは穴、eは窓である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 濾紙8の裏面にアルミ箔を積層したシートを用
    いて形成した袋を折り畳み可能な厚紙製外枠1内
    に収納してなる濾過器Aと、該濾過器Aの下部が
    嵌入し得る空所11を内部に有する平板プレート
    10とよりなる容器に於いて、前記濾過器Aの袋
    は底部中央に湯を流出し得る小さな穴dを有する
    アルミ箔9が外表面に設けられ、かつ該袋の底部
    は3本の折曲線を介して側断面がW状になるよう
    に内部に折り込まれ、更に袋の両側部は前記厚紙
    製外枠1で挟持固定されて構成されていることを
    特徴とした包装容器。
JP1985075800U 1985-05-23 1985-05-23 Expired JPH0314099Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985075800U JPH0314099Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985075800U JPH0314099Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61190927U JPS61190927U (ja) 1986-11-28
JPH0314099Y2 true JPH0314099Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30617353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985075800U Expired JPH0314099Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0314099Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5599227A (en) * 1979-01-24 1980-07-29 Jiyuuzou Fukushima Simple percolation type coffee pack
JPS5841377B2 (ja) * 1978-02-06 1983-09-12 中部電力株式会社 基礎坑の掘削工法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841377U (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 三和実業株式会社 包装容器
JPS58188728U (ja) * 1982-06-08 1983-12-15 日本キム株式会社 コ−ヒ−用フイルタ−セツト
JPS58194739U (ja) * 1982-06-21 1983-12-24 藤原 利治 紙製ドリツパ−
JPS5970628U (ja) * 1982-10-30 1984-05-14 大日本印刷株式会社 コ−ヒ−ドリツパ−用ブランク板

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841377B2 (ja) * 1978-02-06 1983-09-12 中部電力株式会社 基礎坑の掘削工法
JPS5599227A (en) * 1979-01-24 1980-07-29 Jiyuuzou Fukushima Simple percolation type coffee pack

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61190927U (ja) 1986-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0314099Y2 (ja)
JP7355177B2 (ja) ドリッパーの製造方法
JPH0310904Y2 (ja)
JP2004195198A (ja) ドリッパー
JP3998852B2 (ja) ドリッパー
JP7354700B2 (ja) ドリッパーとその製造方法
JPS636016Y2 (ja)
JP2552365Y2 (ja) 抽出具
JP7476699B2 (ja) ドリッパーとその製造方法
JPH0322107Y2 (ja)
JP4108855B2 (ja) ドリッパー
JP2002360432A (ja) コーヒーの濾過器
JPS5841171Y2 (ja) 包装容器
JP6904469B1 (ja) ドリッパーとその製造方法
JP4170595B2 (ja) ドリッパー
JP4061176B2 (ja) ドリッパー
JP7338291B2 (ja) ドリッパーとその製造方法
JPS6137922B2 (ja)
JP3841159B2 (ja) ドリップ式簡易濾過器
JPH053171Y2 (ja)
JP3435811B2 (ja) 抽出容器
JPS6129619Y2 (ja)
JP4061177B2 (ja) ドリッパー
JPS5919017Y2 (ja) フィルムパッケ−ジ収納容器
JPS6119088Y2 (ja)