JP7355177B2 - ドリッパーの製造方法 - Google Patents
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Description
両端が重なるように折り曲げられたブランク板で前記支持体が形成されており、その折り曲げにより形成された重なり部分には接着剤が塗布されており、その接着により前記支持体が筒状化されており、
前記内容物が封入される前の前記フィルターが前記支持体の内部に設けられた状態にあるとき、前記フィルターを開口させて、その開口から前記フィルター内に前記内容物を入れる充填工程と、
前記接着剤による接着の範囲外で前記支持体を介した超音波シールを行うことにより、前記支持体において、前記超音波シールによるシール範囲と、前記接着剤による接着範囲と、が重ならず、かつ、前記シール範囲内に前記重なり部分が存在するように、前記内容物の入ったフィルターの開口を剥離可能に閉じるシール工程と、
を有することを特徴とする。
前記背面板と前記糊代片とで前記重なり部分を形成し、
前記重なり部分に対応するように形成された、前記ブランク板の1枚分の逃げ加工により、前記超音波シールを行うことを特徴とする。
第4の発明のドリッパーの製造方法は、上記第1~第3のいずれか1つの発明において、前記接着剤による接着範囲が、2箇所又は3箇所配置されていることを特徴とする。
(A1):被抽出成分を有する内容物が封入された袋状のフィルターと、そのフィルターが内部に位置する状態で折り畳み可能に形成された筒状の支持体と、を有するドリッパーであって、
前記支持体が折り曲げられたブランク板からなっており、
前記ブランク板の両端が重なるように接着剤で接着されることにより、前記支持体が筒状化されており、
前記支持体を介した超音波シールにより、前記フィルターの開口が剥離可能に閉じられており、
前記支持体において、前記超音波シールによるシール範囲と、前記接着剤による接着範囲と、が重ならないように配置されていることを特徴とするドリッパー。
(A2):前記接着剤がホットメルト接着剤であることを特徴とする(A1)記載のドリッパー。
(A3):前記接着剤による接着範囲が、2箇所又は3箇所配置されていることを特徴とする(A1)又は(A2)記載のドリッパー。
(A4):前記筒状の支持体が、一方の開口を構成する第1開口部と、他方の開口を構成する第2開口部と、を有し、前記支持体を折り畳み状態から筒状の開状態にすると前記フィルターが開口するように、前記第1開口部に前記フィルターの開口部が取り付けられていることを特徴とする(A1)~(A3)のいずれか1項に記載のドリッパー。
(A5):(A1)~(A4)のいずれか1項に記載のドリッパーの製造方法であって、
前記ブランク板の両端を重ねることにより形成した重なり部分に接着剤を塗布し、その接着により筒状の支持体を形成し、
前記支持体内に前記フィルターを設け、
前記フィルター内に前記内容物を入れ、
前記接着剤による接着の範囲外で前記支持体を介した超音波シールを行うことにより、前記フィルターの開口を剥離可能に閉じることを特徴とする製造方法。
2 フィルター
3 支持体
3A ブランク板
4 前面板
5 背面板
6 糊代片
7 第1開口部
8 第2開口部
9 フィルター開口部
7a,8a,9a 開口
11 突出部
13 脚部
14 切り込み
15 切欠き
16 孔
17 カップ
18 内容物
20 重なり部分
22 接着範囲
24 シール範囲
31 超音波ホーン(超音波シール装置)
32 アンビル(受け治具,超音波シール装置)
32a ザグリ
L 折り曲げ線
M 折り目
N 凹部
Claims (4)
- 被抽出成分を有する内容物が封入された袋状のフィルターと、そのフィルターが内部に位置する状態で折り畳み可能に形成された筒状の支持体と、を有するドリッパーの製造方法であって、
両端が重なるように折り曲げられたブランク板で前記支持体が形成されており、その折り曲げにより形成された重なり部分には接着剤が塗布されており、その接着により前記支持体が筒状化されており、
前記筒状の支持体が、一方の開口を構成する第1開口部と、他方の開口を構成する第2開口部と、を有し、前記支持体を折り畳み状態から筒状の開状態にすると前記フィルターが開口するように、前記第1開口部に前記フィルターの開口部が取り付けられており、
前記フィルターの取り付けが、前記支持体内に前記フィルターを挿入し、前記第1開口部の縁で前記フィルターの開口部の一部を外側へ折り返し、その折り返し部分を前記支持体の外面に貼り着けることにより行われ、
前記内容物が封入される前の前記フィルターが前記支持体の内部に設けられた状態にあるとき、前記フィルターを開口させて、その開口から前記フィルター内に前記内容物を入れる充填工程と、
前記接着剤による接着の範囲外で前記支持体を介した超音波シールを行うことにより、前記支持体において、前記超音波シールによるシール範囲と、前記接着剤による接着範囲と、が重ならず、かつ、前記シール範囲内に前記重なり部分が存在するように、前記内容物の入ったフィルターの開口を剥離可能に閉じるシール工程と、
を有することを特徴とするドリッパーの製造方法。 - 前記ブランク板が、前面板と、前記前面板の一端に設けられた背面板と、前記前面板の他端に設けられた糊代片と、で構成されており、
前記背面板と前記糊代片とで前記重なり部分を形成し、
前記重なり部分に対応するように形成された、前記ブランク板の1枚分の逃げ加工により、前記超音波シールを行うことを特徴とする請求項1記載のドリッパーの製造方法。 - 前記接着剤がホットメルト接着剤であることを特徴とする請求項1又は2記載のドリッパーの製造方法。
- 前記接着剤による接着範囲が、2箇所又は3箇所配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のドリッパーの製造方法。
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