JPH0313970A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機等の画像形成装置に関し、詳しくは、
画像形成仕様（例えば画像形成領域の指定等）に対応さ
せて画像処理時の動作タイミングを適宜簡便に変更して
画像処理を行い得る機能を備えた画像形成装置に関する
ものである。

〔発明の背景〕

例えば従来の一般的な複写機では、装置自体の仕様に伴
う動作タイミングが予め決定されて固定され、それぞれ
に専用機化されているため、汎用性に欠ける。

即ち、例えば特殊なサイズ（但し画像処理面に関しては
光学系による露光走査可能範囲内であることが前提）の
転写紙に複写処理を行いたい場合や、この転写紙の一部
に対してのみ複写処理を行いたい場合には、その転写紙
に対しては複写処理が不可能であったり、また、複写処
理が可能であっても操作が繁雑になる等の問題点があっ
た。

特に近年、例えば各家庭での要望の高まってきているハ
ガキ専用の複写機に関しては、ハガキを挨拶状として一
度に多数枚使用する場合等に適宜ハガキの全面や一部の
みに絵や文章を複写できるように、簡便に画像処理の動
作タイミングを変更し得ることが望ましい。

そこで、本発明の目的とするところは、画像形成仕様に
対応させて適宜動作タイミングを簡便に変更でき、常に
最適の画像処理を行い得るｖ！Ａｍを備えた画像形成装
置を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、摺動自在に支持された
原稿台若しくは光学系に該原稿台若しくは光学系の摺動
方向と直角に摺動自在に保合部材を係合させると共に導
体からなるチェーン及びスプロケット等により構成され
る周回機構により上記係合部材を周回移動させて上記原
稿台若しくは光学系を往復摺動させ、上記原稿台上に載
置された原稿の原稿像を転写紙に転写させるようにした
画像形成装置において、上記係合部材若しくは上記周回
機構を構成する周回部材に上記周回機構を介して筺体に
導通される接点部材を設けると共に上記係合部材及び周
回部材の周回領域に対応させて基板を並設し、該基板上
に上記接点部材と摺接再沸で且つ電気的にハイレベルに
維持される接点を所定のパターン形状に形成し、上記係
合部材及び周回部材の周回動作に伴って変化する上記接
点部材と上記基板上の接点との摺接状態に基づいて当該
画像形成装置の動作タイミングを検出するようにした点
に係る画像形成装置である。

〔作用〕

本発明に係る画像形成装置においては、係合部材及び周
回部材の周回動作に伴って変化する接点部材と基板上の
接点との摺接状態に基づいて、当該画像形成装置の動作
タイミングが検出され、この動作タイミングに従って、
当該画像形成装置はｗｔｍされる。

従って、上記接点を画像形成仕様に対応させて予め複数
種類のパターン形状にて各々基板上に形成しておき、こ
の基板を適宜変更することにより、当該画像形成装置の
動作タイミングを簡便に変更することができる。

〔実施例〕

以下添付図面を参照して本発明を具体化した実施例につ
き説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施例は
本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲
を限定する性格のものではない。

ここに、第１図は本発明の一実施例に係る画像形成装置
の外観を示すものであって、同図（ａｌは正面図、同図
（ｂｌは側面図、第２１！ｌ（ａｌは上記画像形成装置
の駆動系の構成図１間図（ｂｌは同図ＴａｌにおけるＡ
矢視部斜視図、第３図は上記画像形成装置の給紙部に通
用可能な他例の構成図、第４図（ａｌは上記画像形成装
置の原稿台の駆動部の構成図、同図伽）は同図（ａｌに
おける部分側断面図、同図（ｃｌは上記原稿台の駆動部
に設けられる接点部材の斜視図、第５図は上記原稿台の
駆動部に対向して配備される基板の構成図、第６図は上
記基板から得られる信号のタイムチャート、第７図は上
記画像形成装置の動作手順を示すタイムチャート、第８
図［ａｌは上記画像形成装置の給紙部の駆動機構として
通用可能な他例の構成図、同図（ｂｌは同図（Ｍｌにお
けるＢ矢視部平面図である。

この実施例に係る画像形成装置では、第１図（ａ）。

（ｂｌ及び第２図＋ａ１．　（ｂｌに示す如く、原稿像
に対応した画像を例えばハガキｌ　（転写紙）に形成す
る画像形成部が上部筺体２内に、上記画像形成部を駆動
するモータ３　（主たる駆動部１り及び上記モータ３．
上記画像形成部を制御する制御部が下部筺体４内にそれ
ぞれ分離されて収容されている。そして、上記上部筺体
２と下部筺体４とはコネクタ５により電気的に接続され
ると共に、上記上部筺体２と下部筺体４との間には、上
記モータ３の駆動力を上記画像形成部に伝達するクラッ
チ機構６が設けられている。

上記画像形成部は、給紙ローラ対７．感光体ドラム８．
メインチャージャ９．転写チャージャ１０、定着ローラ
対１１．光学系５０、その他、現像ユニット、クリーニ
ングユニント等により構成されている。

上記制御部は、電源出力基板、主回路基板、ＡＶＲ基板
、高圧トランス及びバイアス電源基板等により構成され
ている。上記のように下部筺体４内に収容されるモータ
３及び制御部は、それぞれ耐久性に優れた部品により構
成されている。地方、上部筺体・２内に収容される画像
形成部は、複写処理動作に伴って上記モータ３やｍ篩部
と比較して比較的早期に寿命の尽きる部品等を主として
構成されている。

上記クラッチ機構６では、上部筺体２の下部にブラケッ
ト１２が配備されており、該ブラケット１２は、ピン１
３により揺動自在に軸支されてスプリング１４により常
時下方に向かって弾性付勢されている。上記ビン１３に
は歯車１５が回転自在に嵌挿されており、該歯車１５と
噛合する歯車１６が上記ブラケット１２の先端部に回転
自在に設けられている。上記歯車１６の側部には、該歯
車１６のピッチ円直径に等しい外形寸法に形成されたコ
ロ１６．が同軸に設けられている。そして、上記歯車１
６は、上記下部筺体４内に設けられたモータ３の歯車１
７と歯車１８を介して噛合可能である。この場合、下部
筺体４側に設けられた上記歯車１８の側部にも上記歯車
１６と同様、該歯車１８のピンチ円直径に等しい外形寸
法に形成されたコロ１Ｂ□が同軸に設けられているため
、上記歯車１６と１８とが噛合する際、上記コロ１６゜
と１８．とが当接することにより該歯車１６と１８とは
基準ピッチ円上で正確に噛合される。

上記下部筺体４の上面には嵌合部４．が凹没されており
、該嵌合部４．に嵌合される脚部２□が上記上部筺体２
の下面に突設されている。そして、上記上部筺体２と下
部筺体４とを組み立てる場合、上記脚部２１を嵌合部４
１に嵌合させると、上記歯車１６と１８とは自動的に噛
合される。また、上記のように嵌合部４．に脚部２．を
嵌合させることにより、当該装置の動作中に上部筺体２
と下部筺体４とが相対的にずれることはない。

そして、上記上部筺体２が下部筺体４から分離されて床
面上に載置された場合、上記歯車１６が該床面に当接し
ないように、上記ブラケット１２の後端部が係止部材１
９に当接するように構成されている。

上記のように寿命の比較的短い部品を上部筺体２に、ま
た、寿命の比較的長い部品を下部筺体４にそれぞれ分離
して収容することにより、従来装置の場合のような寿命
の短い部品と共に寿命の比較的長い部品までも同時に廃
棄してしまわなければならない無駄を無くすことができ
る。

また、上記のような下部筺体４を共通部品とし、上部筺
体２を種々の仕様に合わせて予め取り揃えておくことに
より、異なる仕様の複数種類の画像形成装置を比較的安
価に構成することができる。

また、画像形成部のみが制御部に対して分離育種である
ことから、軽量化することができ、取扱性も向上される
。

上記上部筺体２の上部には原稿台２０（第２図及び第４
図参照）が配備されており、該原稿台２０はスライド軸
受２１により矢印２２方向へ摺動自在に支持されている
。上記原稿台２０の側部にブラケット２３が取り付けら
れており、該ブラケット２３には、上記原稿台２０の摺
動方向と直角に長孔２３．が穿設されている。上記長孔
２３゜には該長孔２３．に沿って摺動可能に係合部材２
４が嵌挿されており、該保合部材２４は、スプロケット
２５．２６に無端状に掛は渡されたチェーン２７　（周
回部材）に取り付けられている。この場合、上記係合部
材２４．スプロケッ）２５．２６、チェーン２７等は、
電気を上部筺体２へ導通させ得るように鉄材により形成
されている。

そして、上記スプロケット２５は、歯車２８゜２９、ス
プロケット３０．チェーン３１．スプロケット３２．歯
車３３及び前記クラッチ機構６を介して前記モータ３に
より回転駆動される。上記スプロケット２５が回転駆動
されることにより、上記係合部材２４が周回移動されて
上記原稿台２０が矢印２２方向へ往復摺動される。

この場合、スプロケット２５．２６．チェーン２７及び
係合部材２４等により周回機構３４が構成されている。

上記係合部材２４には板状の接点部材３５が取り付けら
れており、該接点部材３５は、後述する基板３６に対し
て弾性的に接触し得るように、−部分を上記基板３６側
へ屈曲させて形成されている。

上記係合部材２４及びチェーン２７の周回領域に対応さ
せて、上記基板３Ｇ（第５図参照）が前説゛可能に並設
されており、該基板３６上には、上記接点部材３５と摺
接可能な接点３７＆、３７．。

３７ａ、３７ｃが所定のパターン形状に形成されている
。

上記接点部材３５は、上記係合部材２４．スプロケット
２５．２６及びチェーン２７等を介して前記上部筺体２
に導通され、上記接点３１ｂ、３７ｃ　、３７ａ　、３
７ｅはそれぞれ抵抗を介して＋５ｖ電淵に接続されてい
る。そして、上記各接点３７＋、　、　　３７ｃ　、　
　３１ａ　、　　３７ｅからの信号３１゜Ｓ２，３３．
３４は、通常は電気的にハイｌＫルの状態に維持されて
おり、これら各接点が上記接点部材３５を介して上記上
部筺体２と導通された時、上記各接点３７ｂ　、　　３
７．　、　３１ａ　、　　３７゜からの上記信号３１．
３２．３３．３４はそれぞれローレベルの状態となって
検出される。

そして、本実施例装置では、上記接点３７Ｉ、により複
写動作終了のタイミングが検出され、接点３７ｅにより
メインチャージャ９をオンさせるタイミングが検出され
る。また、接点３７ａにより給紙ローラ対７を回転させ
るためのクラッチのソレノイドをオンさせるタイミング
が検出され、接点３７１！により上記メインチャージャ
９をオフさせるタイミングが検出される。

即ち、上記係合部材２４及びチェーン２７の周回動作に
伴って変化する上記接点部材３５と上記接点３７Ｉ、乃
至３７ｅとの摺接状態に基づいて当該画像形成装置の動
作タイミングが検出される。

第６図に上記接点３１ｂ乃至３７．から得られる信号Ｓ
１乃至Ｓ４のタイムチャートを示す。

尚、上記接点３７ト乃至３７．は上記接点部材３５が摺
接されることにより摩耗するが、長期間の使用に際して
もタイミング信号が常に安定した状態で出力され得るよ
うに比較的厚肉に形成されている。

更に本実施例装置では、上記基板３６上に、上記各接点
に用いられる銅板と上記接点部材３５との摺接による摩
耗を利用した上記感光体ドラム８等の寿命検知機能が備
えられている。

即ち、上記接点部材３５の通過経路と対応する位置に銅
板からなる接点３８が取り付けられている。上記接点３
８の肉厚寸法は、例えば感光体ドラム８における転写紙
の複写耐用枚数と上記転写紙の耐用枚数に対応した接点
としての摩耗量とを考慮して設定されている。上記接点
３８の一端は上記上部筺体２に導通されており、上記接
点３８の他端は抵抗を介して＋５ｖ電源に接続されてい
従うて、複写動作に伴って上記接点３８が摩耗し、上部
筺体２への導通状態が遮断された時、出力信号がハイレ
ベルの状態となって上記感光体ドラム８の寿命が検知さ
れる。

前記のような接点３７ｂ乃至３７ｅを画像形成仕様に対
応させて予めパターン化し、異なる基板上にそれぞれ形
成しておくことにより、この各基板を差し換えるだけで
当該画像形成装置の動作タイミングを適宜簡便に変更す
ることができ、常に最適の画像処理を行うことができる
。尚、動作タイミングの変更対象となる要“素は、本実
施例装置の場合のようにメインチャージャ９や給紙ロー
ラ対７等にのみ限定されるものではないことは言うまで
もない。

尚、上記構成中、接点部材３５を係合部材２４に代えて
チェーン２７の側部に設けてもよく、また、原稿台２０
に代えて光学系５０を矢印２２方向へ該原稿台２０に対
して相対的に摺動移動させるようにしてもよい。

前記感光体ドラム８の前記ハガキ１の給送方向（矢印３
９方向）上流側直前には給紙ローラ対７が配備されてお
り、上記感光体ドラム８の上記ハガキ１の給送方向下流
側直後には定着ローラ対１１が配備されている（第２図
Ｔａ＋参照）、そして、上記給紙ローラ対７と上記感光
体ドラム８との間の距離Ｌ１及び上記感光体ドラム８と
上記定着ローラ対１１との間の寸法Ｌ２の与信はそれぞ
れ上記ハガキ１の全長寸法りよりも短く設定されており
、上記給紙ローラ対７と上記定着ローラ対１１との間の
寸法Ｌ３は上記ハガキ１の全長寸法りよりも長く設定さ
れている。

即ち、上記各寸法は、Ｌ、＞Ｌ＞Ｌｌ　　（Ｌ、）の関
係となる。

そして、上記感光体ドラム８の下面に対向して配備され
た転写チャージャｌＯの上記ハガキｌの給送方向上流側
には、樹脂フィルム等からなるバネ性を有する弾性片４
０が取り付けられている。

上記弾性片４０はハガキ１を感光体ドラム８の表面へ押
し当てる作用を成す。

この場合、上記ハガキ１は、上記感光体ドラム８の静電
吸着力により吸着可能で且つ該感光体ドラム８の表面に
沿って湾曲されないような肉厚寸法を有することから、
給紙ローラ対７がハガキ１の給送方向へ回転駆動されて
該ハガキ１の先端部が上記感光体ドラム８の表面と接触
する位置に達すると、上記ハガキ１は上記感光体ドラム
８の静電吸着力により吸着されて更に矢印３９方向へ搬
送される。゛この時、上記ハガキ１が厚肉であることか
ら該感光体ドラ五８の表面に沿って湾曲されることなく
略直線的に搬送され、その先端部が上記定着ローラ対１
１の位置まで確実に搬送される。

即ち、上記ハガキ１は、感光体ドラム８までは給紙ロー
ラ対７により搬送され、定着ローラ対１１までは感光体
ドラム８により搬送され、上記定着ローラ対１１にて排
出される。

従って、使用する転写紙をハガキ１のような厚肉のもの
（この他名刺、ケント紙１画用紙等でも可）に限定し且
つ上記構成とすることにより、上記感光体ドラム８の直
前直後の位置には従来装置の場合のような搬送機構を設
ける必要はなく、部品省略によるコスト低減を図り得る
と共に、装置全体のコンパクト化も達成される。

更に上記構成とすることにより、従来装置の様に給紙ロ
ーラ対７と定着ローラ対１１との間の距・、離が転写紙
の全長寸法より短い場合に発生するニップ挿入時及び排
出時におけるシラツクや紙送り速度差を原因とした画像
プレが生じ難いという効果も奏する。

上記給紙ローラ対７は、所定寸法以下の薄肉の転写紙（
例えばｐｐｃ用転再転写紙該給紙ローラ対７のどちらか
一方の給紙ローラとが接触しないような寸法ｔｍ間され
ている０本実施例装置ではハガキ専用とされていること
から、上記寸法ｔの値を約１５０〜２００μ−の値に設
定すると効果的である（尚、通常の官製ハガキの肉厚寸
法は２３０μｍ　）　・ 上記構成とすることにより、ハガキ１のみが給紙されて
薄肉の転写紙の給紙が防止されると共に、当該装置内に
おける上記薄肉の転写紙のジャムの発生が防止される。

更に上記のように給紙ローラ対７を離間させることによ
り、従来装置の場合のようなニップ圧設定のための機構
が不要となり、部品の削減によるコスト低減を図り得る
と共に、駆動トルクが軽減され、消費電力や騒音の低下
にも寄与することができる。

上記給紙ローラ対７のハガキ１の給送方向上流側には、
該ハガキｌの有無を検出するリミットスイッチ４１（検
出手段）が設けられている。そして、上記リミットスイ
ッチ４１により、オペレータによるハガキ１の手差し給
紙が検出された際、所定のタイミングにて上記給紙ロー
ラ対７が駆動されて上記ハガキ１が上記感光体ドラ五８
の表面に対して直接給送される。

従って、本実施例装置では、従来装置の場合のように手
差し給紙の際、その都度複写開始ボタンを操作すること
なく簡便に複写処理することができる。更に、上記給紙
ローラ対７が駆動することによりハガキ１が感光体ドラ
ム８に直接給送されることから、従来装置に設けられて
いたような所謂レジストローラ対を省略することができ
、部品−の削減に伴うコスト低減及びコンパクト化を図
ることが可能となる。

尚、本実施例装置では、上記リミットスイッチ４１に代
えて、第３１！Ｉに示すようなスイッチ機構を設けるこ
とも可能である。

同図に示すスイッチ機構では、給紙ローラ対７の上記ハ
ガキ１の給送方向上流側に、側面視で略り字形状の先端
規制部材４２が揺動自在に軸支されており、バネ４３に
より常時時針方向へ弾性付勢されている。そして、上記
先端規制部材４２がハガキ１に矢印３９方向へ押されて
反時計方向へ揺動された時、その先端部の傾斜状態がフ
ォトセンサ４４により検出される。上記フォトセンサ４
４がオンすることにより、当該画像形成装置による複写
動作が開始される。

上記構成とすることにより、オペレータにより手差し給
紙されたハガキ１の先端部が上記先端規制部材４２に当
接することにより准えられ、当該画像形成装置への上記
ハガキ１の斜め給紙が防止される。

本実施例に係る画像形成装置は上記したように構成され
ている。

引き続き、第２図（ａ）、第４図（ａ）、第５図及び第
７図に基づいて、当該画像形成装置によりハガキ１に対
して複写処理する場合の動作手順について説明する。

まず、オペレータによる手差しによりハガキ１が直接給
紙され、該ハガキ１の先端部がリミットスイッチ４１に
より検出されるとモータ３が回転し始める。

尚、この場合、当該画像形成装置のメインスイッチがオ
ンされると同時に定着ヒータや冷却ファン等もオンされ
るが、定着温度が設定値以下の場合には上記ハガキ１が
手差し給紙されても上記モータ３はオンされず、待機状
態となる。そして、定着温度が設定値に達した後、上記
モータ３の回転と共に複写動作が可能な状態となる。

尚、基板３６上の接点３７トからの信号Ｓ１と上記リミ
ットスイッチ４１からのプリント信号とはオアゲートに
入力きれており、どちらかの信号がハイレベルとなった
時にハイレベルの動作指令信号が出力される。従って、
ハガキ１が手差し給紙されてリミットスイッチ４１がオ
ンし、このリミットスイッチ４１からハイレベルのプリ
ント信号が出力された場合に、動作指令信号がハイレベ
ルとなって上記モータ３．ハロゲンランプ及び転写チャ
ージャ１０等がオンされる。

上記のようにしてモータ３の回転が開始されると、ホー
ムポジシランにて停止している原稿台２０が摺動移動さ
れる。同時に、接点部材３５も周回移動を開始し、上記
接点部材３５がＰ２の位置に達した時、信号Ｓ２がロー
レベルとなる。これをトリガとしてメインチャージャ９
がオンされ、感光体ドラム８に対する帯電が開始される
。その後、原稿台２０は逆方向に摺動移動されることと
なり、原稿画像に対する露光が行われる。

上記接点部材３５がＰ３の位置に達した時、信号Ｓ３が
ローレベルとなる。そして、これをトリガとして給紙ロ
ーラ対７を回転させるクラッチの給紙ソレノイドがオン
され、ハガキ１の上記感光体ドラム８への給紙が開始さ
れる。

上記ハガキ１が給紙されてその後端部が上記リミットス
イッチ４１を通過し、このリミットスイッチ４１からの
プリント信号がハイレベルからローレベルに変化すると
同時に、上記給紙ソレノイドがオフされる。

尚この時、上記ハガキ１は感光体ドラム８の静電吸着力
により吸着され、且つ該感光体ドラム８の表面に巻き付
けられることなく、定着ローラ対１１に向かって直線的
に搬送される。

引き続き、上記接点部材３５がＰ４の位置に達した時、
信号Ｓ４がローレベルとなってメインチャージャ９がオ
フされ、上記感光体ドラム８への帯電が終了する。

その後、上記原稿台２０はその摺動方向が反転され、ホ
ームポジシランの位置に戻るまでの間に上記ハガキ１が
定着ローラ対１１により原稿画像が定着されて当該画像
形成装置から排出される。

そして、上記接点部材３５がＰｌの元の位置に達した時
、信号Ｓ１がローレベルとなる。この場合、前記したプ
リント信号はすでにローレベルとなっているため、前記
した動作指令信号もローレベルとなり、モータ３．ハロ
ゲンランプ、転写チャージャ１０等もオフされ、一連の
複写動作が終了する。

尚この場合、前記基板３６を変更することにより、最適
の画像形成仕様に対応させてモータ３や転写チャージャ
１０等の動作タイミングを適宜簡便に変更することがで
き、常に最適の画像処理を行うことができる。

尚、本′実施例装置では、上記給紙ローラ対７を第８図
［ａ）、　（ｂｌに示すような構造にて回転駆動するよ
うに構成することにより、給紙ソレノイドを省略するこ
とができる。

即ち、前記スプロケット２５．２６に無端状に巻き掛け
られたチェーン２７の一部に他のチェーン４５が一体的
に並設されて部分的に複数列に構成されている。更に、
上記チェーン４５と噛合可能な所定位置に従動スプロケ
ット４６が配備されている。そして、上記スプロケット
２５が回転されることにより、上記従動スプロケット４
６が所定のタイミングにて上記チェーン４５により従動
回転され、この回転は複数の歯車４７．４８．４９を介
して前記給紙ローラ対７に伝達される。その結果、上記
給紙ローラ対７は、所定の給紙タイミングにて給紙ソレ
ノイドにより駆動される従来のクラッチ機構を介さずに
回転駆動される。

〔発明の効果〕

本発明は、上記したように、摺動自在に支持された原稿
台若しくは光学系に該原稿台若しくは光学系の摺動方向
と直角に摺動自在に係合部材を係合させると共に導体か
らなるチェーン及びスプロケット等により構成される周
回機構により上記係合部材を周回移動させて上記原稿台
若しくは光学系を往復摺動させ、上記原稿台上に載置さ
れた原稿の原稿像を転写紙に転写させるようにした画像
形成装置において、上記係合部析着しくは上記周回機構
を構成する周回部材に上記周回機構を介して筺体に導通
される接点部材を設けると共に上記係合部材及び周回部
材の周回領域に対応させて基板を並設し、該基板上に上
記接点部材と摺接可能で且つ電気的にハイレベルに維持
される接点を所定のパターン形状に形成し、上記係合部
材及び周回部材の周回動作に伴って変化する上記接点部
材と上記基板上の接点との摺接状態に基づいて当該画像
形成装置の動作タイミングを検出するようにしたことを
特徴とする画像形成装置ごとを特徴とする画像形成装置
であるから、画像形成仕様に対応させて適宜動作タイミ
ングを簡便に変更でき、常に最適の画像処理を行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る画像形成装置の外観を
示すものであって、同図ｉｍｌは正面図２間図（ｂｌは
側面図、第２図（ａｌは上記画像形成装置の駆動系の構
成図、同図中）は同図＋ａ＋におけるＡ矢視部斜視図、
第３ｖｌＪは上記画像形成装置の給紙部に通用可能な他
例の構成図、第４図＋８）は上記画像形成装置の原稿台
の駆動部の構成図、同図（ｂｌは同図（ａｌにおける部
分側断面図、同図（Ｃ１は上記原稿台の駆動部に設けら
れる接点部材の斜視図、第５図は上記原稿台の駆動部に
対向して配備される基板の構成図、第６図は上記基板か
ら得られる信号のタイムチャート、第７図は上記画像形
成装置の動作手順を示すタイムチャート、第８図＋ａｌ
は上記画像形成装置の給紙部の駆動機構として通用可能
な他例の構成図、同図（ｂｌは同図ｔａ＋におけるＢ矢
視部平面図である。 〔符号の説明〕 １・・・ハガキ（転写紙）　　　　２・・・上部筺体２
０・・・原稿台 ２１・・・スライド軸受　　　　２３・・・ブラケット
２３、・・・長孔　　　　　　　２４・・・係合部材２
５．２６・・・スプロケット ２７・・・チェーン（周回部材）３４・・・周回機構３
５・・・接点部材　　　　　　３６・・・基板３７ｂ、
３７ｃ、３７ａ、３７−・・・接点５０・・・光学系

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、摺動自在に支持された原稿台若しくは光学系に該原
   稿台若しくは光学系の摺動方向と直角に摺動自在に係合
   部材を係合させると共に導体からなるチェーン及びスプ
   ロケット等により構成される周回機構により上記係合部
   材を周回移動させて上記原稿台若しくは光学系を往復摺
   動させ、上記原稿台上に載置された原稿の原稿像を転写
   紙に転写させるようにした画像形成装置において、 上記係合部材若しくは上記周回機構を構成する周回部材
   に上記周回機構を介して筺体に導通される接点部材を設
   けると共に上記係合部材及び周回部材の周回領域に対応
   させて基板を並設し、該基板上に上記接点部材と摺接可
   能で且つ電気的にハイレベルに維持される接点を所定の
   パターン形状に形成し、上記係合部材及び周回部材の周
   回動作に伴って変化する上記接点部材と上記基板上の接
   点との摺接状態に基づいて当該画像形成装置の動作タイ
   ミングを検出するようにしたことを特徴とする画像形成
   装置。