JPH03139436A - 後輪駆動系の配設構造 - Google Patents

後輪駆動系の配設構造

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JPH03139436A
JPH03139436A JP27760489A JP27760489A JPH03139436A JP H03139436 A JPH03139436 A JP H03139436A JP 27760489 A JP27760489 A JP 27760489A JP 27760489 A JP27760489 A JP 27760489A JP H03139436 A JPH03139436 A JP H03139436A
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JP
Japan
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shaft
input shaft
propeller shaft
rear wheel
differential
Prior art date
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Pending
Application number
JP27760489A
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English (en)
Inventor
Takashi Hirochika
広近 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH03139436A publication Critical patent/JPH03139436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)型
の車両における後輪駆動系の配設構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、FR型の車両における後輪駆動系の配設構造
として、例えば実開昭62−197434号公報に開示
されるように、車体前部に搭載された変速機の出力軸か
らの駆動力を、3ジヨイントプロペラシヤフトの第1プ
ロペラシヤフトおよび第2プロペラシヤフトを順次経て
後輪用差動装置に伝達するようにし、上記第1および第
2プロペラシヤフトの一方をセンタベアリングを介して
車体に回転自在に支持するようにしたものは知られてい
る。
この場合、上記差動装置は、通常、その前・後部で各々
ラバーマウントを介して車体に取付けられており、また
、その取付は状態は、車体側方から見て変速機の出力軸
とプロペラシャフトと差動装置の入力軸とが一直線にな
るように設定されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、後輪駆動時には、上記差動装置のケ−シング
に対して車軸廻りの駆動反力が作用するため、差動装置
の入力軸側が上向きに回動し、該入力軸とプロペラシャ
フトとの間に折れ角が生ずる。そして、この折れ角に起
因して入力軸とプロペラシャフトとの間でいわゆるカッ
プリング振動が発生し、その振動がセンタベアリングを
介して車体に伝達されるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、車両の常用駆動領域で上記入力軸と
プロペラシャフトとの折れ角が略零となるようになし、
もってカップリング振動の低減化を図り得る後輪駆動系
の配設構造を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、後輪駆
動系の配設構造として、車体前部に搭載された変速機の
出力軸からの駆動力をプロペラシャフトを介して後輪用
差動装置に伝達するようになっており、上記プロペラシ
ャフトはセンタベアリングを介して車体に回転自在に支
持されている一方、上記差動装置は、その前・後部で各
々ラバーマウントを介して車体に取付けられることを前
提とする。そして、駆動力が作用していないとき、上記
差動装置を、上記変速機の出力軸とプロペラシャフトと
差動装置の入力軸とが一直線になる状態よりも入力軸が
下向きに傾斜した状態に取付ける構成とするものである
(作用) 上記の構成により、本発明では、車両の常用される駆動
領域での駆動時には、差動装置のケーシングに対して作
用する駆動反力により該差動装置の入力軸側が上向きに
回動し、駆動力が作用していないときでの差動装置の入
力軸側の下向き傾斜を解消して入力軸とプロペラシャフ
トと変速機の出力軸とが略−直線となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例に係わるFR型
の車両における後輪駆動系の配設構造の全体構成を示し
、1は車体2の前部に搭載されたエンジン、3は該エン
ジン1の後部に連接された変速機であり、該変速機3の
出力軸3aからの駆動力は、車体前後方向に延びるプロ
ペラシャフト4を介して後輪用差動装置5に伝達され、
該差動装置5により左右の後輪6の差動を許容しつつ該
左右の後輪6を駆動するように構成されている。
上記プロペラシャフト4は、前端が上記変速機3の出力
軸3にユニバーサルジヨイント10を介して連結された
第1プロペラシヤフト11と、前端が該第1プロペラシ
ヤフト11の後端に、後端が上記差動装置5の入力軸5
aに各々ユニバーサルジヨイント12.13を介して連
結された第2プロペラシヤフト14とを備えたいわゆる
3ジヨイントプロペラシヤフトからなる。上記第2プロ
ペラシヤフト14の前端部は、センタベアリング15を
介して車体2(詳しくはフロアパネルのトンネル部)に
回転自在に支持されている。
一方、上記差動装置5は、第3図ないし第5図に示すよ
うに、リヤアッセンブリ20を介して車体の強度部材た
るフレーム21に取付けられている。上J己すヤアッセ
ンブリ20は、フレーム21の下方をそれにほぼ沿って
車体前後方向に延びる左右一対の縦部材22L、22R
と、該前縦部材22L、22R間に架設された前後一対
のクロスメンバ23.24とからなる。上記縦部材22
L。
22Rは閉断面構造のものであって、その前後両端はそ
れぞれラバーマウント25.26を介してフレーム21
に取付けられている。上記前側のクロスメンバ23は閉
断面構造でかつ長手方向中央部が上方に湾曲したもので
あり、その中央部にはデフ取付K 23 aが形成され
、該デフ取付部23aには差動装置5のケーシング5b
の前部がラバーマウント27を介して吊下げ状態に取付
けられている。また、後側のクロスメンバ24は閉断面
構造でかつ長手方向中央部が下方に湾曲したものであり
、その中央部には左右2箇所の位置で差動装置5のケー
シング5bの後面下部が各々ラバマウント28を介して
取付けられている。
そして、本発明の特徴として、上記差動装置5は、駆動
力が作用していない停車状態のとき1こ(よ第2図に示
すように、上記変速機3の出力軸3aとプロペラシャフ
ト4(第1および第2プロペラシャフト11.14)と
差動装置5の入力軸5aとが一直線になる状態(第1図
に示す状態)よりも入力軸5aが下向きに傾斜した状態
に取付けられており、該差動装置5の入力軸5aの軸線
月と第2プロペラシヤフト14の軸線Q2とは所定の折
れ角θを形成している。尚、上記差動装置50人入力軸
aと第2プロペラシヤフト14との折れ角θによって第
1プロペラシヤフト11と第2プロペラシヤフト14と
連結点(ユニノく−サルジョイント12)の位置が上下
に変位することはほとんどなく、第1プロペラシヤフト
11と変速機3の出力軸3aとは常に一直線に連なって
−4゜次に、上記実施例の作用・効果について説明する
に、後輪6の駆動時には、差動装置5のケーシング5a
に対して駆動反力が作用するため、該差動装置5は、差
動装置5とリャア・ンセンブリ20(クロスメンバ23
,24)との連結部に介在された前後のラバーマウント
27.28およびリヤアッセンブリ20(縦部材22L
、22R)と車体(フレーム21)との連結部に介在さ
れたラバーマウント25.26の弾性変形により入力軸
5a側が上方に変位するよう回動する。
この際、上記差動装置5は、駆動力が作用していないと
きに予め、入力軸5aがプロペラシャフト4ないし変速
機3の出力軸3aと一直線になる状態よりも下向きに傾
斜した状態に設けられており、駆動時での差動装置5の
回動は、この差動装置5の入力軸5aの軸線91と第2
プロペラシヤフト14の軸線92との間の折れ角θを解
消する方向に作用することになる。ここで、上記折れ角
θは、車両の常用される駆動領域での駆動時に上記差動
装置5の回動により折れ角θが略零に、つまり変速機3
の出力軸3aとプロペラシャフト4と差動装置5の入力
軸5aとが略−直線になるように設定されており、この
折れ角θは、具体的には理論計算又は実験により算出さ
れる。理論計算の結果の一例を挙げると、1速全開時で
のエンジントルクが40kgfΦmの車両の場合、折れ
角θは1°45′である。尚、上記1速全開時プロペラ
シャフト4と差動装置5の入力軸5aとが一直線となる
ように設定するには、計算上折れ角θは更に大きな値(
3,4°)になるのであるが、折れ角θが大き過ぎると
1速全開時以外のときに車室内での騒音(低周波のいわ
ゆるこもり音)が大きくなるので、1速全開時で略−直
線となる上記中間値(1°45′)に設定されている。
したがって、常用駆動領域での駆動時には、変速機3の
出力軸3aとプロペラシャフト4と差動装置5の入力軸
5aとが略−直線になるので、これら三者の連結部(ユ
ニバーサルジヨイント10゜12.13)でカップリン
グ振動が発生するのをに防止することができ、車体振動
の低減化を図ることができる。
尚、上記実施例では、変速機3の出力軸3aからの駆動
力を後輪用差動装置5に伝達するプロペラシャフト4と
して、2つのシャフト11.14を有する3ジヨイント
プロペラシヤフトを用いた場合について説明したが、本
発明は、このプロペラシャフト4が1つのシャフトある
いは3つ以上のシャフトにより構成される場合にも同様
に適用することができる。
また、上記実施例では、後輪用差動装置5を車体(フレ
ーム21)に取付けるに当たり、リヤアッセンブリ20
を用い、該リヤアッセンブリ20と差動装置5との間お
よびリヤアッセンブリ20と車体との間に各々ラバーマ
ウント25〜28を介設したが、本発明は、リヤアッセ
ンブリを用いることなく、差動装置5を前後2つのクロ
メンバを介して車体に取付け、かつ差動装置5と各クロ
スメンバとの間にのみラバーマウントを介設する場合に
も適用することができる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明における後輪駆動系の配設構造によ
れば、車両の常用駆動領域での駆動時に変速機の出力軸
とプロペラシャフトと後輪用差動装置の入力軸とが略−
直線になるので、カップリング振動の発生を効果的に抑
制することができ、車体振動の低減化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は駆動力が
作用している状態における後輪駆動系の配置構造を示す
全体概略構成図、第2図は駆動力が作用していない状態
における後輪駆動系の配置構造の一部を示す概略構成図
、第3図は後輪用差動装置の取付は構造を示す一部を切
開した側面図、第4図はリヤアッセンブリの平面図、第
5図は同背面図である。 3・・・変速機、 3a・・・出力軸、 4・・・プロペラシャフト、 5・・・後輪用差動装置、 5a・・・入力軸、 15・・・センタベアリング、 25.26,27.28・・・ラバーマウント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体前部に搭載された変速機の出力軸からの駆動
    力をプロペラシャフトを介して後輪用差動装置に伝達す
    るようになっており、上記プロペラシャフトはセンタベ
    アリングを介して車体に回転自在に支持されている一方
    、上記差動装置は、その前・後部で各々ラバーマウント
    を介して車体に取付けられた車両において、上記差動装
    置は、駆動力が作用していないとき、上記変速機の出力
    軸とプロペラシャフトと差動装置の入力軸とが一直線に
    なる状態よりも入力軸が下向きに傾斜した状態に取付け
    られていることを特徴とする後輪駆動系の配設構造。
JP27760489A 1989-10-24 1989-10-24 後輪駆動系の配設構造 Pending JPH03139436A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6758302B2 (en) * 2001-01-23 2004-07-06 Paccar Inc Low vibration driveline
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