JPH03139175A - Pwm制御電力変換装置 - Google Patents

Pwm制御電力変換装置

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JPH03139175A
JPH03139175A JP1274809A JP27480989A JPH03139175A JP H03139175 A JPH03139175 A JP H03139175A JP 1274809 A JP1274809 A JP 1274809A JP 27480989 A JP27480989 A JP 27480989A JP H03139175 A JPH03139175 A JP H03139175A
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JP1274809A
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Shigeru Tanaka
茂 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は出力トランスを介して交流負荷あるいは交流電
源に接続される電圧形PWM制御電力変換装置に関する
(従来の技術) 近年、大容量の自己消弧素子(例えばゲートターンオフ
サイリスタ等)の開発が盛んに行なわれ、インバータ等
の電力変換装置に用いられるようになってきた。特に、
パルス幅変調制御(PWM制御)電力変換装置は、直流
を可変電圧可変周波数の交流に変換し交流電動機を駆動
するPWMインバータ、逆に、交流を直流に変換し入力
力率=1の運転を実現するPWMインバータ、あるいは
、交流電源の高調波等を補償制御するアクティブフィル
タなどに盛んに用いられるようになってきた。
PWMインバータは、交流電動機等の負荷側の大容量化
に伴い、高電圧、大電流のものが必要となり、出力トラ
ンスによって変換器の交流側を絶縁し、複数台の変換器
を多重運転することが行なわれている。
また、交流電源に接続されるPWMコンバータやアクテ
ィブフィルタでは、絶縁のため、或は多重接続による大
容量化のために交流側端子にトランスを設けている。
第5図は、従来のPWM制御電流変換装置の構成を示す
もので、出力トランスを介して交流負荷に電力を供給し
ている。
図中、Vdは直流圧電源、INVはPWM制御インバー
タ、PLはパイロットリアクトル、TRは出力トランス
、LOADは交流負荷である。インバータINVは自己
消弧素子S1〜S4およびフリーホイーリングダイオー
ドD□〜D4で構成されている。
また、制御回路として、電流検出器CTpt−t CT
L。
比較器C,,C,、加算器A、、A、、制御補償回路G
L(S)、 Gpt、(S)、整流器DOxtDOz、
サンプルホールド回路SH,、SH□およびパルス幅変
調制御回路PWMが用意されている。
インバータINVは直流電圧VdをPWM制御によって
可変電圧可変周波数の交流電力に変換するもので、出力
トランスTRを介して交流負荷LOADに電力を供給し
ている。
負荷電流1.は次のようにして制御される。
すなわち、 電流検出器CTLにより負荷電流1.を検
出し、比較器C1に入力する。比較器C工では電流指令
値■L*と上記電流検出値ILを比較し、 その偏差ε
L=IL”  ILを求める。当該偏差ε、は次の電流
制御補償回路により増幅され、加算器A工、A2を介し
て、PWM制御回路PVMに入力される。PWM制御回
路PWMは当該入力信号Jに比例した電圧v4を発生さ
せるようにインバータIN!/をパルス幅変調制御する
工L*〉工りとなった場合、偏差εLは正の値となり。
インバータINVの出力電圧■□を増加させ、負荷電流
■Lを増やし、Hシ4 IL*となるように制御される
逆に、IL末(ILとなった場合、偏差εLは負の値と
なり、インバータINVの出力電圧V□を減少させ、負
荷電流工りを減らす。故に、やはりIL4 IL*どな
って落ちつく、電流指令値IL東を正弦波状に変化させ
れば、実電流ILもそれに追従して正弦波に制御される
加算器へ〇に入力されるもう一つの信号vL町よ負荷L
OADの逆起電力等を前向きに補償するもので、上記負
荷電流制御の応答を改善するために加えられる。
出力トランスTRは、直流電流Vdと交流負荷LOAD
を絶縁する目的で、あるいは、複数台のインバータを多
重運転するときに設置される。通常。
このトランスの励磁電流はインバータINVの出力電圧
に比例した電圧を2次側に発生するように流れる。出力
周波数と電圧が比例するような負荷、あるいは、定電圧
定周波数の負荷ではこのトランスの励磁電流はほぼ一定
値となる。
しかし、実際には、制御回路のドリフトや素子のスイッ
チング特性のアンバランス等により、インバータ側から
若干の直流バイアスが出力トランスに印加されることが
ある。直流電圧のバイアスがトランスに印加された場合
、徐々にトランスTRが偏磁し、最終的に鉄心が飽和し
た過大な励磁電流がトランスTRに流れるようになり、
トランスTRを焼損するだけでなく、 インバータIN
Vを構成する素子を過電流によって、破壊するおそれさ
えある。
そこで、出力トランスと並列にパイロットリアクトルP
Lを接続し、このパイロットリアクトルPLの偏磁を監
視し、その偏磁量に応じてインバータINVの出力電圧
を補正してトランスTRの偏磁を防止している。
すなわち、まず、パイロットリアクトルPLに流れ込む
電流IPLを電流検出器CTPLによぜて検出する。こ
の電流検出値IPLを整流回路Do1およびDogに入
力し、正側電流1.しく+)と負側電流IpL(−1に
分離する6次のサンプルホールド回路SH1およびSH
,により上記正側電流工PL(+)のピーク値rpL’
◆’PI!AKと負側電流rpc、’″″>のピーク値
IPJ−)PEAにを出力周波数の半サイクル毎にホー
ルドしておく。さらに、比較器C2により上記正側電流
ピー−り値IPL (” ’ PEAKと負側電流ピー
ク値TPL (−’ PEAにを比較し、その偏差EP
B八に=IPL(+)PI!^に−IPL(−)PEA
Kを求める。当該偏差jPE!八Kを次の制御補償回路
GPL(S)で反転積分し、前記トランスの偏磁を補正
するための直流バイアス電圧Δvocを加算器A2を介
してPWM制御回路PIdMに入力する。
例えば、インバータINVを構成する素子のバラツキに
より、出力電圧に正側の直流バイアスΔVB工ASが印
加された場合、トランスTRおよびパイロットリアクト
ルPLは共に徐々に正側に偏磁して行く。 その結果、
サンプルホールド回路SH,の出力IPL”PI!^に
がSH,の出力IPL ’ −’ PEAにがより大き
くなって偏差f PEAには正の値となり、制御補償回
路Gpt、(S)で反転積分され、補償電圧ΔVOCを
負の値にする。故に、この補償電圧ΔVDCが前記直流
バイアス電圧ΔVszAsを打ち消すように働き、トラ
ンスTRおよびパイロットリアクトルPLの偏磁を防止
することができる。
上記従来の電力変換装置は、出力トランス付インバータ
の台数を増やすことにより、容量の増大を図ることがで
き、かつ、インバータを多重化パル幅変調制御すること
により高調波の少ない正弦波出力が得られるという特徴
がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この従来の電力変換装置は次のような問題点が
ある。
すなりち、出力トランスTRの偏磁を検出するだめにパ
イロットリアクトルPLを用いているが、偏磁が発生し
たとき、このパイロットリアクトルPLに流れ込む電流
IPLと出力トランスTRの励磁電流工0とが完全に比
例せず、どちらかが先に偏磁してしまうことがある。こ
のため、まだトランスTRが偏磁していないのに補償電
圧ΔVOCを加えてしまったり、逆に、トランスTRの
偏磁が発生しているのにまだ補償電圧ΔVDCを与える
ことができないという矛盾が発生する。このように、パ
イロットリアクトルPLの鉄心の飽和特性と出力トラン
スTRの鉄心の飽和特性を合わせることが難しく、適正
な偏磁防止制御ができない欠点があった。また、このパ
イロットリアクトルPLの容量は出力トランスTRの1
割程度の容量となり、装置全体に占める割合も大きく、
コストを上げる原因にもなっていた。
さらに、上記従来の偏磁防止制御は出力周波数の半サイ
クル毎に電流のピーク値をサンプルホールドしているた
め、当該8力周波数が低くなると、検出のための時間遅
れが長くなり、その間に偏磁が拡大し、トランスを焼損
したり、過電流により電力変換器の素子を破壊させてし
まうことがある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、従来
装置で用いていたパイロットリアクトルを省略し、かつ
、電力変換器の出力周波数の高低にもかかわらず、瞬時
瞬時出力トランスの偏磁を補正できるようにしたPWM
制御電力変換装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために1本発明装置は、直流電圧
源と、当該直流電力を交流電力に変換するパルス幅変調
制御(PWM制御)電力変換器と、当該電力変換器の交
流側端子に出力トランスを介して接続された交流負荷あ
るいは交流電源と、当該交流負荷あるいは交流電源に流
れ込む電流(出力電流と呼ぶ)を制御する手段と、前記
出力トランスの励磁電流を制御する手段と、当該励磁電
流制御手段および前記出力電流制御手段からの各出力信
号の和に基づいて前記電力変換器のゲート信号を与える
パルス幅変調制御回路とを具備している。
(作用) PWM制御電力変換器は、直流電力を可変電圧変周波数
(VVVF)あるいは、定電圧定周波数(CVCF)の
変流電力に変換する。PWMインバータで交流電動機を
駆動する場合は前者に相当し、PWMインバータで交流
電源から直流電源を作る場合あるいはアクティブフィル
タは後者に属する。電力変換器と交流負荷あるいは交流
電源の間には出力トランスが設置される。
まず、前記交流負荷あるいは交流電源に流れ込む電流(
出力電流)を検出し、当該出力電流を指定値に従って制
御する。これは本来のPWM制御電力変換器の役目であ
る。一方、出力トランスの励磁電流を検出し、当該トラ
ンスから必要な電圧を発生するように励磁電流の指令値
を与え、当該指令値と検出値を瞬時瞬時比較しながら適
正な値に制御する。このトランスの励磁電流は1次電流
と2次電流の差を求めることにより検出できるが5検出
誤差を小さくするため、1つの検出器でトランスの1次
巻線電流と2次巻線電流の差を一緒の検出する。このよ
うに1本発明装置では、出力トランスの励磁電流を常に
適正な値に制御しているため、例え、素子のアンバラン
ス等により出力トランスに直流バイアス電圧が印加され
ても、直ちに補正制御され、トランスの偏磁を防止でき
る。
なお、出力電流制御の信号と励磁電流制御の信号が並列
に電力変換器に与えられるため、両制御系が干渉し合う
ことが懸念されるが、2つの制御系のうち、どちらか一
方の制御ゲインを小さくすることにより干渉をなくすこ
とができる。特に、出力トランスの偏磁は急激には進行
しないので、励磁電流制御系のゲインを下げる方が現実
的である。
このようにして、本発明装置は、パイロットリアクトル
を用いることなく出力トランスの偏磁を防止することが
でき、電力変換器の出力周波数の高低にかかわらず、ト
ランスの励磁電流を適正な値に制御することが可能とな
り、信頼性の高いPWM制御電力変換装置を提供できる
(実施例) 第1図は、本発明の電力変換装置の一実施例を示す構成
図である。
図中、Vdは直流電圧源、工NVはPWM制御インバー
タ、TRは呂カドランス、LOADは交流負荷である。
インバータINVは自己消弧素子(例えば、ゲートター
ンオフサイリスタ:GTO)51〜S4とフリーホイー
リングダイオードD1〜D4で構成されている。
また、 制御回路として、電流検出器CTL、 CTO
1比較器C,、C,、電流制御補償回路G。(S)、 
GL(S)、加算器A、、A、、  およびパルス幅変
調制御回路PυHが用意されている。
以下説明を簡単にするため、出力トランスTRの1次/
2次巻数比を1として説明する。
まず、 この多重インバータINVのPWM制御動作を
説明する。
第2図は、第1図のインバータINVのPWM制御動作
を説明するためのタイムチャート図を示す。
PWM制御の搬送波信号(三角波) x、 y (xの
反転値)と制御入力信号alを比較し、ゲート信号g>
tgxを作る。すなわち、 el≧Xのとき、g8=1で、素子Sにオン。
S2:オフ el<Xのとき−gx=oで、素子S1:オフ、S、:
オン となる、また。
al≧Yのとき、fh=1で、素子S、:オフ、S、:
オン eiくYのとき、gz=Oで、素子S3:オン。
S4=オフ となる。
インバータINVの出力電圧v1は、 素子S工〜S、
のオン、オフによって次のように決定される。
Slと84がオンノとき、V、 = + Vd52とS
、がオンのとき、V□=−Vdその他のモードのとき、
v1=0 となり、第2図の最下段の波形が得られる。その平均値
v2(破線で示す)は前述のM御入力信号eiに比例し
た値となる。
このように、 インバータINVの出力電圧v4は、P
WM制御の搬送波周波数の2倍の周波数で制御されるこ
とになる。
トランスTRが飽和しない限り、負荷LOADに印加さ
れる電圧v2は上記電圧V□に等しくなる。
次に、負荷電流(出力電流)制御の動作説明を行なう。
電流検出器CTLにより、負荷L口ADに流れ込む電流
(負荷電流)工りを検出し、比較器C8に入力する。
比較器C1は上記電流検出値ILと負荷電流指令値LL
*を比較し、 その偏差εL = IL*ILを求める
当該偏差ELを次の電流制御補償回路Gt、 (S)で
増幅し、加算器へ〇、A2を介してPWM制御の入力信
号eiとしている。
IL”>It、どなった場合、偏差εLは正の値となり
、インバータINVの出力電圧■、を増加させ、負荷電
流ILを増やし、IL4 IL*となるように制御され
る。
逆に、IL*<ILとなった場合、偏差εLは負の値と
なり、 インバータINVの出力電圧VLを減少させ、
負荷電流■、を減らす、故に、やはりIt、句k”とな
って落ちつく、電流指令値IL*を正弦波状に変化させ
れば、実電流丁りもそれに追従して正弦波に制御される
加算器A工に入力されるもう一つの信号VL京は負荷L
OADの逆起電力等を前向きに補償するもので。
上記負荷電流制御の応答を改善するために加えられる。
次に、トランスTRの励磁電流制御の動作説明を行なう
電流検出器CTOはトランスTRの励磁電流IOを検出
するもので、1次電流■□と2次電流I2の差を1つの
ホールCTで検出することにより検出誤差が小さくなる
ようにしている。すなわち、トランスTRの巻数比が1
=1の場合、励磁電流工oは、■。=IL−I2となる
このようにして検出した励磁電流Toを比較器C2に入
力し、励磁電流指令値10京と比較する。その偏差εO
=IO”  IOを次の電流制御補償回路Go (S)
で増幅し、加算器A2をかいして、パルス幅変調制御回
路P1mMに入力する。
Io’>I。どなった場合、偏差ε0は正の値となり、
PWM制御回路P!t1Mの入力信号Jを増加させる。
故に、インバータINVの出力電圧V工が増えて、 ト
ランスTRの励磁電流工。を増加させる。
逆に、Io”<Ioとなった場合、偏差ioは負の値と
なり、 PWM制御回路PWにの入力信号elを減少さ
せる。故に、インバータINVの出力電圧V□が減って
、トランスTRの励磁電流工0を減少する。従って、1
. = ■o*となるように制御される。
ここで、上記励磁電流指令値1.*lよ、負荷側に必要
な電圧vLをトランスTRから発生するように、次式の
如く与えられる。ただし、MはトランスTRの相互イン
ダクタンスである。
IO””VL/ j ωM このように、本発明装置では、出力トランスの励磁電流
工0を常に適正な値に制御しているため、例え、素子の
アンバランス等により出力トランスに直流バイアス電圧
が印加されても、直ちに補正制御され、トランスの偏磁
を防止できる。
なお、出力電流制御の信号と励磁電流制御の信号が並列
に電力変換器に与えられるため、両制御系が干渉し合う
ことが懸念されるが、2つの制御系のうち、どちらか一
方の制御ゲインを小さくすることにより干渉をなくすこ
とができる。特に、出力トランスの偏磁は急激には進行
しないので、励磁電流制御系のゲインを下げる方が現実
的である。
第3図は、本発明のPWM制御電力変換装置の別の実施
例を示す構成図である。
図中、Vdは直流電圧源、 INV−1,INV−2は
第1および第2のPWM制御インバータ、TR工、 T
R,は出力トランス、LOADは負荷である。インバー
タINV−1、INV−2は第1図と同様に構成されて
いる。また、負荷LOADは抵抗RL、インダクタンス
LLおよび逆起電力V。からなっている、また、制御回
路として。
電流検出器CTL、 CT、、比較器C1〜C1、電流
制御補償回路GOI (S) e Got (S) t
 GOL(S)、加算器A、 〜A、およびパルス幅変
調制御回路PWM1. PVM、が用意されている。
この装置では、2台のインバータINV−1,INV−
2をトランスTR工、 TR,を介して多重運転してい
る。
すなわち、第1のPWM制御回路PVH□に与える搬送
波信号X、、 Yl(X、)反転値)と第2のPWM制
御回路PWM、に与える搬送波信号X、、 Y、 (X
、の反転値)との位相を90’ずつずらしてPWM制御
を行っている。ここで、 トランスTR□の1次/2次
巻数比1:1とすれば、当該トランスTR1の2次電圧
Vxx はインバータINV−1の出力電圧Va1に一
致する。同様に、 トランスTR,の高力電圧v2□も
■2□に一致する。負荷LOADには当該トランスTR
,、TR2の2次電圧V工2とV。の和が印加される。
該負荷電圧V、=V工2+Vt2の等価キャリア周波数
は上記多重運転の効果により、PWM制御搬送波周波数
の4倍の値が得られる。故に、負荷LOADに供給され
る電流の脈動はきわめて小さな値となる。
負荷電流1.は2台のインバータINV−1,INV−
2ノ出力電圧を同時に調整することにより制御している
すなわち、電流検出器CTして負荷電流■しを検出し、
比較器C3により負荷電流指令値工L*との偏差εL 
” IL”  ILを求める。 その偏差ε5を電流制
御補償回路GL(S)で増幅し、加算器A1を介してP
WM、の入力信号e1□とし、加算器A2を介してPW
M、の入力信号eLzとしている。  IL*> IL
となった場合、偏差εLは正の値となり、入力信号ei
tyeisを増やし、負荷電圧VL=Vt、+V、□を
増加させる。故に、負荷電流1.が増加し、IL与Iし
’に制御される。逆に、 Iし*<ILどなった場合、
偏差ELは負の値となり、入力信号efLI Sixを
減らし、負荷電圧VL=v1□+v2□を減少させる。
故に、負荷電流1.が減少し、やはリエL″:工L*に
制御される。ここで、加算器A、に加えられる信号vL
京は上記負荷電流制御の応答を改善するためのもので、
負荷側の電圧を前向きに補償している。 このvL”+
を次式のように与えられる。
VL東=(vc京+jωLL/IL*+RL・工L*)
/2さて、第3図の装置において、インバータINV−
1、INV−2を構成する素子のスイッチング特性のバ
ラツキ等により若干の直流バイアスがトランスTRx、
TR2に印加され、直流偏磁を発生させる可能性がある
。そこで、この第3図の装置では、2台のトランス励磁
電流を検出し、各インバータによって励磁電流制御を行
なっている。まず、電流検出器CTo1によってトラン
スTR工の励磁電流l0x=Iz−ILを検出し、比較
器C1に入力する。比較器C1では励磁電流指令値IO
L”と上記検出値IOx とを比較し、偏差ε0工=工
01*−■o工を求める。 この偏差ε。1は次の電流
制御補償回路Got (S)で増幅し、加算器A□を介
してPVMlに入力する。
■o工’)IO□となった場合、 偏差ε0工は正の値
となり、 PWM制御回路PWM、の入力信号eitを
増加させる。故に、インバータINV−1の出力電圧V
、□が増えて、トランスTR,の励磁電流I01を増加
させる。
逆に、Iox”<Io工となった場合、偏差εo1は負
の値となり、PWM制御回路PImP−1の入力信号8
1+を減少させる。故に、インバータINV−1の出力
電圧Vixが減って、 トランスTR工の励磁電流No
tを減少する。従って、IO1’FIO−となるように
制御される。トランスTR,の励磁電流IOaも同様に
制御される。
同様に、2台以上のインバータの多重運転でも各出力ト
ランスの励磁電流を制御しながら負荷電流を制御するこ
とができる。
第4図は、本発明のPWM制御電流変換装置のさらに別
の実施例を示す構成図である。
図中、SUPは交流電源、Lsは交流リアクトル、TR
8は電源トランス、CNVはPVM制御コンバータ、C
dは直流平滑コンデンサ、LOADは負荷装置である。
コンバータCNVは自己消弧素子S1〜S、およびフリ
ーホイーリングダイオードD□〜D4で構成されている
また、制御回路として、電流検出器CTs、CT0、電
圧検出器ISO,比較器C□〜C3、加算器A1.A2
゜電圧制御補償回路Gv(S)、電流制御補償回路Gs
(S)、Go(S)、乗算器ML、  パルス幅変調制
御回路PWMsが用意されている。
平滑コンデンサCdに印加される直流電圧Vdは絶縁増
幅器ISOで検出され、比較器C工によって電圧指令値
Vd東と比較し、偏差石v:Vd本−Vdを求める。
当該偏差εVを電圧制御補償回路Gv(S)で増幅し、
入力電流の波高値指令ISM’を作る。次の乗算器肛に
より該波高値指令ISM*に電源電圧Vsに同期した単
位正弦波sinωstを乗じて、入力電流の指令値I3
*= ISM*・sinωstが与えられる。一方、電
流検出器CTsにより入力電流Is(電源電流)を検出
し。
比較器C2により前記電流指令値工、*との偏差t3=
Is*−Isを求める。この偏差Esを電流制御補償回
路Gs(S)で増幅し、加算器A、、A、を介してPW
M制御回路PvMsに入力する。当該PWM制御回路P
WMsは前記入力信号e(Hに比例した電圧V。をコン
バータCVNの交流側端子に発生させるように素子84
〜84点弧パルスを与える。
このようにしてPWMコンバータCNVは平滑コンデン
サCdに印加される直流電圧Vdがほぼ一定になるよう
に電源SUPから供給される電流■sを制御する。この
とき、当該入力電流Isを電源電圧vsと同相の正弦波
に制御することにより、入力力率=1で、高調波の少な
い運転が可能となる。
なお、加算器AIに入力されるもう−の信号vs*は電
源電圧vsを補償するもので、入力電流制御の応答を改
善するために与えている。
交流電源SUPとPWMコンバータの間には絶縁の目的
で、あるいは昇降圧の目的でトランスTR3が設置され
ている。当該トランスの直流偏磁を防止するために、ト
ランスTRの励磁電流工0を検出し、 その励磁電流■
oが指令値Io東に一致するように制御している。
すなわち、電流検出器CToによりトランスTRの励磁
電流1.=Is”−Ic(1次側換算値)を検出し、比
較器C3により励磁電流指令値To*どの偏差ε0を求
めている。当該偏差ξ0を電流制御補償回路G。
(S)で増幅し、加算器A2を介してPWM制御回路P
WM3に入力する。I。”>1.どなった場合、偏差ε
0は正の値となり、  PWM制御入力信号ecを増加
させる。故に、コンバータCNVの電圧Vcが増加し、
電流Icを減少させる。その結果、トランスの励磁電流
1.=IS−I、が増加し、  x、Hx、”+コ制御
される。逆に、Io*<Ioとなった場合には、偏差g
□が負の値となり、やけりI。Hx。束に制御される。
このように、PWMコンバータの場合も電源電流制御回
路の出力信号にトランスの励磁電流制御回路の8力信号
を加え合わせることにより、トランスTRの直流偏磁を
防止できる。
以上は単相出力のインバータあるいはコンバータについ
て説明したが、2相以上の電力変換装置でも同様に実施
できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の電力変換装置によれば、パイロ
ットリアクトルを用いることなく出力トランスの偏磁を
防止することができ、装置の小型軽量化およびコストの
低減が図れる。また、電力変換器の出力周波数の高低に
かかわらず、トランスの励磁電流を適正な値に制御する
ことが可能となり、信頼性の高いPWM制御電力変換装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のPWM制御電力変換装置の一実施例を
示す構成図、第2図は第1図の装置のPWM制御動作を
説明するためのタイムチャート図、第3図は本発明装置
の別の実施例を示す構成図、第4図は本発明装置のさら
に別の実施例を示す構成図、第5図は従来のPWM制御
電力変換装置の構成図である。 Vd・・・直流電圧源 INV・・・PWM制御インバータ TR・・・出力トランス   LOAD・・・交流負荷
S0〜S4・・・自己消弧素子 D1〜D、・・・フリーホイーリングダイオードCTL
、 CTo・・・電流検出器 C1,C,・・・比較器    A1.A、・・・加算
器Go(S)・・・励磁電流制御補償回路GL(S)・
・−負荷電流制御補償回路PVN・・・パルス幅変調制
御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直流電力を交流電力に変換するパルス幅変調制御(PW
    M制御)電力変換器と、当該電力変換器の交流側端子に
    出力トランスを介して接続された交流負荷あるいは交流
    電源と、当該交流負荷あるいは交流電源に流れ込む出力
    電流を制御する手段と、前記出力トランスの励磁電流を
    制御する手段と、当該励磁電流制御手段および前記出力
    電流制御手段からの各出力信号の和に基づいて前記電力
    変換器のゲート信号を与えるパルス幅変調制御回路とを
    具備してなるPWM制御電力変換装置。
JP1274809A 1989-10-24 1989-10-24 Pwm制御電力変換装置 Pending JPH03139175A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5450310A (en) * 1993-07-13 1995-09-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Control system for power converter with prevention of DC magnetization in the transformer
US5867376A (en) * 1996-08-08 1999-02-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha DC magnetization suppression in power converter transformers
JP2010093937A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 絶縁型コンバータ
JP2013027262A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Toyo Electric Mfg Co Ltd インバータ電源装置

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