JPH0313911A - 多色眼鏡フレームの製造方法 - Google Patents

多色眼鏡フレームの製造方法

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JPH0313911A
JPH0313911A JP14843289A JP14843289A JPH0313911A JP H0313911 A JPH0313911 A JP H0313911A JP 14843289 A JP14843289 A JP 14843289A JP 14843289 A JP14843289 A JP 14843289A JP H0313911 A JPH0313911 A JP H0313911A
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JP
Japan
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film
masking
plating
vapor deposited
deposited film
Prior art date
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Pending
Application number
JP14843289A
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English (en)
Inventor
Toshio Makino
牧野 登志雄
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OPUTO MEIKU FUKUI KK
Original Assignee
OPUTO MEIKU FUKUI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は蒸着膜と湿式メッキ膜を用いた多色眼鏡のフレ
ームの製造方法に関する。
(従来の技術) 金属製眼鏡フレームを着色する方法としては真空蒸着法
、スパッタリング法、イオンブレーティング法などの物
理蒸着による方法があり、さらに多色フレームにするた
めにマスキング法が行なわれている。
第2図はチタンなどの素材からなる眼鏡フレーム上にス
パッタリング法によりブラウン色と金色の組合せの眼鏡
フレームを形成する従来の方法の一例を示す。
(a):Ti等の眼鏡フレーム素材11表面にNiT1
Cr等のブラウン色金属蒸着膜12を形成する。
その上に金の蒸着膜ISを重ねて形成する。
(b)・2層の膜を形成した眼鏡フレームの上に金層を
残したい部分にマスキング層14を形成する。
(。)ニジアン浴により金層を溶かし、マスキングされ
た部分以外の金層を除去し、ついでマスキング層14を
溶剤等で溶かし、除去する。
この方法により金属眼鏡フレームを多色化できるが、金
層の厚さを厚くすると作業時間が長くなり、コストが高
くなるなどの難点があるほか、金層の膜厚をQ、5〜1
.0μmにするとシアン浴で金層を溶かす際の工程管理
が困難となり、ブラウン色層にまで影響を与えることが
ある。結局、この方法では金層の厚さは0.1μm程度
であることから耐久性に問題がある。
第3図は多色の金属眼鏡フレームを作る従来の他の製造
方法の説明図である。
(a)Ti等の眼鏡フレーム素材21表面にブラウン色
蒸着膜22を形成する。
(b)蒸着膜22上にマスキング層24を設ける。
(c)イオンブレーティングにより全面に金色蒸着膜2
3を形成する。
(d);マスキング層24を溶剤等で除去し、2色の金
属蒸着パターンを有するの眼鏡フレームを得る。
この方法によれば金層を厚くできるが、マスキング剤は
金層の蒸着に耐える必要があり、高耐熱性(400°C
)、かつ活性ガスに対する耐性が要求される。このため
、マスキング剤の種類も限定され、高度のマスキング技
術が要求される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来の多色金属眼鏡フレームの製造は、高
いマスキング技能、およびマスキング剤として耐熱性、
耐薬品性があるものが要求されるばかりでなく、マスキ
ング可能な形状も限定されている。
本発明は種々のマスキング剤が使用可能であり、比較的
安易なマスキング技術で多色化が可能であり、またマス
キング形状も自由に設定できる蒸着膜と湿式メッキ膜と
を組み合わせた多色眼鏡フレームを製造することを目的
とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 本発明の多色眼鏡フレームの製造方法は、化学蒸着法に
より表面に蒸着膜を形成し、さらにその上にマスキング
手段により任意のパターンに湿式メッキによりメッキ膜
を形成し、前記蒸着膜と前記湿式メッキ膜の色調の違い
により多色パターンを形成する方法である。化学蒸着/
、&(CVD)としては常圧化学蒸着法(APCVD)
 、減圧化学蒸着法(減圧CvD)、プラズマ化学蒸着
法(プラズマCVD)などの各種の化学蒸着法を用いる
ことが可能である。
(作用) 化学蒸着膜と湿式メッキ膜を組み合わせた本発明のフレ
ーム製造方法によれば、マスキング法として格別高度な
技術を使用する必要はなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。第1図は本発
明の製造方法の一例を示す説明図である。
(a)、チタンなどの素材からなる眼鏡フレーム基材1
にスパンタリング法あるいはイオンブレーティング法な
どの物理蒸着法により表面に蒸着膜2を形成する。
(b)、蒸着膜2の表面の任意の箇所にマスキング膜S
を形成する。
(。)・全体に樹脂コーティング4を施す。
(d)・マスキング膜Sをカッター等によりコーティン
グ膜とともに除去する。
(。):マスキング膜Sの除去により蒸着膜2が露出さ
れた面に湿式メッキによりメッキ膜5を形成する。
(f):樹脂コーティング層を剥離剤等により除去する
。上記の製造方法により蒸着膜上に湿式メ、ツキ加工さ
れた眼鏡フレームが形成される。
実施例1゜ 第4図は本発明の製造方法により作られた眼鏡フレーム
である。素材としては全チタン製のものを用い、化学蒸
着法により表面にブラウン色層を形成する。渡り31の
部分、およびヨロイ32の箇所に水溶性アクリル系エマ
ルジョン型のマスキング剤を注射器等で施し、室温で約
1時間セツティングさせた後、温風乾燥機中で100°
Cで30分間乾燥した。さらに、アクリルエポキシ変性
型塗料にてフレーム全体をコーティングし、室温にて3
0分間セツティングし、乾燥機にて65°Cで30分間
予備乾燥し、120°Cで30分間、焼付は乾燥した。
室温に冷却後、マスキングを施した箇所をカッター等で
切除する。湿式メッキ法で金メッキをすることにより、
マスキングを切除した部分だけが金メッキされた。アル
カリ型剥離剤に常温で約2時間浸漬し、コーティング膜
を取り除いた。このような方法により、化学的蒸着法に
よるブラウン色の蒸着膜と、湿式メッキ法による渡り3
1、ヨロイ部S2のみが金メッキされた眼鏡フレームを
得た。
実施例2゜ フレームの素材は全チタン製で化学的蒸着法によりグレ
ー色の蒸着膜を形成する。眼鏡フレームの山とヨロイの
部分にテフロンテープによりマスキングを施す。その後
、アクリルウレタン型の2液硬化型塗料を用いて眼鏡フ
レーム全体をコーティングし、室温にて約30分間セツ
ティングさせ、温風乾燥機中で80’Cで2時間加温乾
燥する。室温に冷却後、マスキングを施された山とヨロ
イ部のテフロンテープを取り除く。その後、湿式メッキ
法によりパラジウムメッキ加工を行なった。次に、酸性
の剥離剤中に2時間浸漬し、コーティング膜を剥離させ
た。この方法により、山とヨロイ部が湿式パラジウムメ
ッキされ、他の部分がグレーに着色された眼鏡フレーム
を得た。
実施例3゜ 第5図は本発明の製造方法によって作られた他の眼鏡フ
レームの例を示す図である。フレームの素材は全チタン
製で化学蒸着法によりブラウン色の蒸着膜を形成する。
眼鏡フレームの山41とヨロイ42の部分に水溶性アク
リルエマルジョン型のマスキング剤を用いてマスキング
加工を施す。
120°Cで20分間乾燥機にて加熱乾燥し、室温に冷
却する。次に、エポキシ樹脂塗料にバルブ粉を混入し、
塗装ガンにてスポット状に眼鏡フレームにコーティング
し、室温にてセツティングさせ、温風乾燥機中で150
℃で30分焼付は硬化させる。室温に冷却後、湿式メッ
キ法により金メッキ加工を施した。次に、アルカリ型剥
離剤を用いてマスキング加工部やスポット状に塗装され
た塗料を剥離した。この方法により、山とヨロイ部がブ
ラウン色に、他の面はブラウン色と金色がデミ調に入り
込んだ優美な眼鏡フレームを得た。
[発明の効果コ 湿式メッキによる層の膜厚は0.1〜1.0μmにする
ことができ、耐摩耗性が向上する。高温、活性ガスの発
生などの問題がないため、マスキング剤の種類が限定さ
れず、液状、テープ状などマスキング加工する箇所によ
り自由に選択できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の説明図、第2図、第3図は
従来の製造方法の説明図、第4図、第5図は本発明の製
造方法による眼鏡の実施例を示す図である。 1・・・フレーム基材、2・・・蒸着膜、3・・・マス
キング膜、4・・・樹脂コーティング、5・・・メッキ
膜。 弔 1 図 (b) (d) 第3図 ( ) 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)眼鏡フレームの製造方法において、化学蒸着法に
    より表面に蒸着膜を形成し、さらにその上にマスキング
    手段により任意のパターンに湿式メッキによりメッキ膜
    を形成し、前記蒸着膜と前記湿式メッキ膜の色調の違い
    により多色パターンを形成することを特徴とする多色眼
    鏡フレームの製造方法。
  2. (2)前記マスキング手段が前記蒸着膜の表面の任意の
    箇所にマスキング膜を形成し、その上に湿式メッキによ
    りメッキ膜を形成したのち、前記マスキング膜をその上
    のメッキ膜とともに除去する手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の多色眼鏡フレームの製造方法。
  3. (3)前記マスキング手段が前記蒸着膜の表面の任意の
    箇所にマスキング膜を形成し、全面に樹脂コーティング
    を施したのち、前記マスキング膜を前記樹脂コーティン
    グ膜とともに除去し、前記蒸着膜が露出された面に湿式
    メッキによりメッキ膜を形成し、前記樹脂コーティング
    膜を剥離剤等により除去する手段からなることを特徴と
    する請求項1記載の多色眼鏡フレームの製造方法。
JP14843289A 1989-06-13 1989-06-13 多色眼鏡フレームの製造方法 Pending JPH0313911A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736129U (ja) * 1993-12-20 1995-07-04 株式会社ニコーテクニカル 眼鏡枠における表面装飾構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629690A (en) * 1979-08-12 1981-03-25 Sasaki Celluloid Kogyosho:Kk Preparation of blank material of glass frame having plated pattern
JPS5713195A (en) * 1980-03-22 1982-01-23 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Spectacle frame

Patent Citations (2)

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