JPH0313750Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313750Y2
JPH0313750Y2 JP8434980U JP8434980U JPH0313750Y2 JP H0313750 Y2 JPH0313750 Y2 JP H0313750Y2 JP 8434980 U JP8434980 U JP 8434980U JP 8434980 U JP8434980 U JP 8434980U JP H0313750 Y2 JPH0313750 Y2 JP H0313750Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
time
bell
striking
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8434980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5648081U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8434980U priority Critical patent/JPH0313750Y2/ja
Publication of JPS5648081U publication Critical patent/JPS5648081U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0313750Y2 publication Critical patent/JPH0313750Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は報時機能を有する掛時計の構造に関す
る。
〔従来の技術〕
時計に時報音を奏させる場合にブザー、ベル、
鐘等種々の発音体が用いられるが、中でも時打の
音色の点で棒鈴がよく好まれている。しかるに、
従来の時打ち機構は、時刻によつて時打の数を変
える目的で、指針軸に設けたカムに打数や時打ち
のタイミングを制御するレバーや、棒鈴を叩く撞
木の動作の数取り用の歯車等を係合させる関係
上、時計機構と時打機構は不可分一体的であつ
た。従つて、時打ちの際の撞木の動作など面白さ
があるものだが、従来の鳴り機構は時計ケースに
内蔵されてしまい外部から見ることができないか
あるいは窓越しに覗くこととなり、視覚的な面白
さを十分発揮できなかつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案においては棒鈴を用いた時打ち機構を時
計機構と機械的に分離し、ケース外に最も効果的
な形で露出させることによつて、棒鈴のすぐれた
音響効果を生かすと共に時打ち動作の視覚的効果
をも十分に発揮しうるようにした時計を提供する
ことをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
時打装置として時計装置の作り出す電気的信号
のみによつて制御される型のものを用い、時計装
置を掛時計型とし、時打装置のうち棒鈴と撞木と
を時計装置の下方に懸垂して露出せしめるように
した。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例の外観を示す。91は
時計機構を内蔵する時計ユニツトであり、指針6
及び7による時刻表示を行うことと、時打制御用
の電気的信号を内部で作成することが主務であ
る。92は時打ユニツトであり、時計ユニツト9
1とは機械的信号の授受はなく、前記電気的信号
のみにより制御された時打動作を行う。そのう
ち、42は撞木、43は棒鈴であり、これらは時
計ユニツトの下方に懸垂しかつ露出するように取
付けられている。両ユニツトを合せた全体は掛時
計を構成している。
第2図は本考案の機械−電気系の構成を示すブ
ロツク図である。本構成の基本にあるものは、時
報及び数取りの機能を時計機能と一体にIC化し
たことである。53は本考案によるICで時計機
能の他にプリセツトカウンター54と、カウンタ
ー55(実施例は30分の容量)を有しているのが
特徴である。使用者がケース1の外のつまみ4を
矢印56の方向に引くとレバー57が作動し、ハ
ートカム21を作動させ、秒針5が零マーク3に
合つて、指針は停止している。尚15はステツピ
ングモータの駆動コイル、16はそのロータ、1
7,18,19,23,25,29は輪列(減速
歯車列)である。標準時報を聞くと同時につまみ
4を放すと、戻しバネ58の力でレバー57が戻
つて、指針は同時にスタートする。59はレバー
57に連動するリード、60は規正端子であり、
59と60で規正スイツチを構成している。61
は導電ゴムである。62はインバーター、63は
微分回路でその出力は、つまみ4を放した瞬間に
送られるワンシヨツトパルスであり、カウンター
55をリセツトする。カウンター55は時計回路
14に連結し、時計と共通の水晶11及び発振回
路13で作動し、所定(事例では30分)の時間間
隔で繰り返し出力するカウンターである。よつて
つまみ4を放して、秒針5が零秒の零マーク3に
よりスタートすると同時に、カウンター55も零
よりスタートするので、次のカウンター55の出
力は秒針5の零通過と全く同期し、以降これを繰
り返す。この同期信号で報時装置をトリガーすれ
ば誤差零の報時時計が出来ることになる。64は
時計輪列と連動して開閉する時打数指定スイツチ
で、図の実施例では時車30と共に回転する4ビ
ツト2進コード板65と4個の接触片66よりな
り、時針7の示す時刻帯に対応する時打数を2進
コード信号に変換し、プリセツトカウンター54
をセツトすべく待機している。前記カウンター5
5の出力はオアゲート67を通り、FF68をセ
ツトすると共にライン69を通つてプリセツトカ
ウンター54に上記2進コードをプリセツトす
る。クロツク信号(時打装置が棒鈴の時には2秒
間隔が適当)は時計回路14よりライン70を通
つて、FF68の出力でアンドゲート71で処理
されてプリセツトカウンター54を減算する。そ
してカウントが零になると時打止め信号がライン
72を通りFF68をリセツトし、アンドゲート
71を閉じる。したがつてライン73には所定の
数と間隔の時打信号が発生し、報音回路74を作
動させる。報音回路74は時打装置の種類によつ
て構成が変るが、棒鈴の場合は、75に示すごと
き2秒周期の波形が出力されてモーター34を2
秒毎にスタートさせる。図示していないが一般的
にはトランジスター等で波形75は増巾されてモ
ーター34が駆動される。
次に時打装置の説明に入る。
モーター34は小型直流モーターであり、この
速度制限が下記の構成で行われている。モーター
34は波形75の駆動パルス80により所定の時
打数だけ始動される。81はウオームであり打車
82を矢印83の方向に減速回転させる。84は
打車82と共動する接点カムで固定接点85と接
している間はライン85−1を通じて、モーター
34は駆動されるが、回転部材の惰性で第2図に
示すごとく84は85に対する非導通域86に入
り込みモーター34は停止する。この停止中に駆
動パルス80が印加されるとモーター34と打車
82は始動して接点カム84は上記非導通域86
より離脱して、固定接点85と接し回転を続ける
が再び上非導通域86を迎えて停止する。駆動パ
ルス80の印加期間は上記の離脱が完全に行われ
る短い限度から決められる。よつて打車82は駆
動パルス80の印加ごとに始動とインデツクス停
止を行い、毎回ピンを撞木41に対して適する定
まつた位置で待機し、駆動パルス80の印加毎に
ピン40がバネ42で引かれた撞木41を起こ
し、落下させ棒鈴43を時打ち再び待機すること
になる。波形75は水晶11を基準振動子として
いるので、時打間隔の時間精度は極めて高い。
更に実施例は時打遅れに対する配慮も施されて
いる。ピン40の位置は停止位置であり、ここよ
り始動してから撞木41を起し棒鈴43へ落下し
最初の打音を発するまでにはほぼ1秒かかるので
秒針5の零マーク3よりも遅れて最初の打音が発
生しない様な処理も求められる。このためにはカ
ウンター55のトリガーがリセツト解除後30分00
秒で発するのではなく29分59秒で発するようにす
ればよい。ライン87はこの目的から選択し得る
時報出力ラインである。
次に時計機構と時打装置の関り合いについて述
べる。第2図で時計機構89と時打装置90とは
ユニツト分離線88により左右に区分(矢印8
9,90で表わす)して表わされる。89と90
は機械的伝達が全くないので、双方をユニツトと
して独立させることができる。94はソケツト等
の着脱可能な電気接続器である。
〔考案の効果〕
以上説明により明らかなように、本考案によれ
ば次の効果がある。
(1) 掛時計において最も注目しやすい下部に棒鈴
と撞木を露出させたので、時報奏鳴時に撞木の
動きや棒鈴の振動が鮮明にかつどの方向からで
もよくわかり、棒鈴の持つすぐれた音響効果に
加えて、顕著な動的視覚効果を表現することが
できる。
(2) 棒鈴、撞木の上部を時計ユニツトが覆つてい
るので、これらが露出しているにもかかわら
ず、ホコリで汚されることが少なく手入れが容
易である。
(3) 外観や音色を種々変えた時計ユニツトと時打
ユニツトの組合せを変え、デザインバラエテイ
に富んだ商品群を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の外観斜視図、第2図
は本考案の機械−電気系の構成のブロツクダイヤ
グラムである。 41……撞木、43……棒鈴、88……ユニツ
ト分割線、89……時計機構、90……時打装
置、91……時計ユニツト、92……時打ユニツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒鈴43とそれを叩く撞木41とで時打する指
    針式掛時計において、時計機構89とは電気的に
    のみ接続された時打装置90を設け、前記棒鈴と
    撞木とは前記時計機構を内蔵する時計装置の下方
    にともに懸垂させかつ露出させたことを特徴とす
    る指針式時打時計。
JP8434980U 1980-06-17 1980-06-17 Expired JPH0313750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8434980U JPH0313750Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8434980U JPH0313750Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5648081U JPS5648081U (ja) 1981-04-28
JPH0313750Y2 true JPH0313750Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=29317553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8434980U Expired JPH0313750Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0313750Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947420U (ja) * 1982-09-21 1984-03-29 井関農機株式会社 自走刈取機に於ける支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5648081U (ja) 1981-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5095468A (en) Alarm clock
JPH0313750Y2 (ja)
EP0347251A3 (en) A multi-functional analog electronic watch
US3555809A (en) Long ringing kitchen timer
JPH0416953Y2 (ja)
JPH058552Y2 (ja)
JPH044234Y2 (ja)
JPH0413679Y2 (ja)
JPH0355116Y2 (ja)
JPS6329278Y2 (ja)
JPS6020067Y2 (ja) 時計の告時機構
JPS6229988Y2 (ja)
JPH059675Y2 (ja)
JPS6219984Y2 (ja)
JPS6267291U (ja)
JPS6210707Y2 (ja)
US3076879A (en) Intentional actuation assuring device
JPH0119116Y2 (ja)
JPH03194490A (ja) からくり時計
JPH0123757B2 (ja)
JPS6135991Y2 (ja)
JPH059674Y2 (ja)
JPS641674Y2 (ja)
JPS54147072A (en) Alarm electronic watch
JPS6236698A (ja) アラ−ム時計