JPH03137482A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （り産業上の利用分野 本発明は庫内に回転自在の棚を配置した冷蔵庫に関する
。

（ロ）従来の技術 従来この種冷蔵庫では、庫内に物品を載置する棚を複数
段設けているが、奥方の物品の拍出が面倒である欠点が
あるため、例えば実開昭５７−２１９９１号公報やＵＳ
Ｐ２，６３８，４００号明細書に示される如く庫内に回
転自在の棚を設け、この棚を回転させることにより奥方
の物品を手前に移動できるようにして物品の拍出を容易
としている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 この様に回転棚によれば物品の拍出に非常に便利である
が、棚を不要とする場合にはそれを取り外し、上下にわ
たる広い収納空間を作ることができない、また、棚を着
脱自在とするために従来では矩形状の網棚に回転棚を取
り付けていた為、二重構造となり、取り外す部品点数の
増加を引き起こし操作の煩わしいものとなっていた。

本発明は係る課題を解決するために成されたものである
。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、庫内に回転自在の円盤状の棚を配置した冷蔵
庫において、冷蔵庫の内箱背面中央部に背部支持ローラ
ーを形成し、内箱両側壁前部に一対の左右支持ローラー
を形成し、これら背部支持ローラー及び左右支持ローラ
ーに棚縁部を着脱自在に支持したものである。

更にまたこれに加えて背部支持ローラーの上方に間隔を
存して突出する突部を形成し、棚縁部を背部支持ローラ
ーと突部間に挿入したものである。

（＊）作用 請求項１の発明によれば回転棚により物品の柄出が容易
に行えると共に、最少個所で支持でき、取り外せば庫内
の略全容積を使用できる。

請求項２の発明によれば載置物品により棚の前端に荷重
が加わっても、棚が手前に転倒することはない。

（へ）実施例 次に本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は冷蔵室１０部分の冷蔵庫１の平断面図、第２図
は扉１５，１６．１７及び１８を開いた状態の冷蔵庫１
の斜視図、第３図は冷蔵庫１の正面図、第４図は冷蔵庫
１の縦断面図、第５図は冷凍室７部分の冷蔵庫１の平断
面図、第６図は棚２４部分の側面図、第７図は支持ロー
ラー２５部分の縦断面図、第８図は支持ローラー２６の
平断面図、第９図は同じく平面図をそれぞれ示す。２は
金属製の外箱３と合成樹脂製の内箱４間にポリウレタン
等の発泡性断熱材５を充填して構成きれ、前方に開口す
る断熱箱体である。断熱箱体２内部は区画壁６によって
上下に区画されており区画壁６上方を凍結温度に冷却さ
れる冷凍室７とされる。区画壁６下方の空間は仕切板８
及び９によって上下３室に仕切られ、最上部を冷蔵温度
に維持きれる冷蔵室１０とされ中間の室は氷温帯に冷却
される氷温室１１、最下部の室を野菜室１２とされ氷温
室１１及び野菜室１２には上方開口の容器１３及び１４
が給出自在に配置される。１５，１６．１７及び１８は
各室７，１０．１１及び１２を開閉自在に閉室する断熱
性の扉である。

２０は冷凍室７の背面板７Ａ後方の冷却室２１内に縦設
きれた冷却器であり、冷却器２０の上方には送風機２２
が設けられ、冷却器２０と熱交換した冷気を吸い上げ、
前方の吹出ロアＢより冷凍室７に吹き出し、冷凍室７内
を一２０°Ｃ程の凍結温度に冷却する。

冷蔵室１０内には回転式の棚２４・・・が複数段配設さ
れる。棚２４は周縁部が立ち上がり、更に下方に折曲さ
れた円盤状を成し、実施例では上下に四段の棚が着脱自
在に設けられる。２５は冷蔵室１Ｇ背部に位置せられ、
棚２４の後部を支持するための支持ローラーである。支
持ローラー２５は内箱４の断熱材側に配置した補強板４
５に内箱４を介して固定されるベース部材４７にネジ４
６によって共線めされ取り付けられている。ベース部材
４７は支持ローラー２５の上方に所定間隔を有して前方
に突出している突部４８を有しており、との突部４Ｂ内
部においてもネジ４９が補強板４５に螺合している。棚
２４はこの支持ローラー２５と突部４Ｂ間にその後縁部
を挿入し、折曲した下縁を支持ローラー２５に載置して
回転及び着脱自在に支持される。

支持ローラー２５より前方の内１箱４左右両側壁には、
支持ローラー２５と略三角形を作る位置に２ケ所支持ロ
ーラー２６及び２７が配置される。

支持ローラー２６．２７は取付板５０にネジ５２及び５
３によって内箱４に共線めされるカバ一部材５１の切欠
５４に対応するように取付板５０に螺合して取り付けら
れる。カバ一部材５１の切欠５４からは支持ローラー２
６．２７の上面が露出するように取り付ける。棚２４の
前左右部はこの支持ローラー２６．２７上に載置され、
回転及び着脱自在に支持きれる。これによって各棚２４
は水平面上で回転自在に支持され、棚２４上の載置物品
は奥方の物も棚２４を回転させることによって手前に移
動せしめられ、その柄出が容易となる。

また、冷蔵室１０内を上下に大きく使用する場合等、棚
２４が不要な場合は棚２４を冷蔵室１０内から取り外せ
ばよく、庫内容積の有効利用が容易にできる。更に、棚
２４上に載置した物品が棚２４の前部に集中して前部の
荷重が増大しても、突部４８が棚２４後部の浮き上がり
を阻止するので、棚２４が転倒することはない。

尚、最下段の棚２４は仕切板８に取り付けた図示しない
ローラーによって回転自在に支持されている。

棚２４が内箱４から離間する冷蔵室１０両側奥隅部には
冷気吹出ダクト２９と冷気吸込ダクト３０がそれぞれ外
面を棚２４の回転軌跡に略沿った形とされて上下に形成
されている。冷気吹出ダクト２９の上端は冷却室２１の
冷気吹き出し側に連通ずると共に、前面には各棚２４・
・・に対応して冷気を吐出する吐出口３１・・・が穿設
きれ、下端は氷温室１１に開放して冷気が吐出されるよ
うになっている。冷気吸込ダクト３０の上端は冷却室２
１の冷気吸い込み側に連通すると共に、下部は冷蔵室１
０及び氷温室１１に連通して循環冷気の帰還通路となる
。

冷気吹出ダクト２９内は冷蔵室用通路２９Ａと氷温室用
通路２９Ｂとに区画されており、各通路内には図示しな
いダンパー装置がそれぞれ組み込まれ、各室１０及び１
１の温度に応じて冷気の吐出量を調整する。これによっ
て冷蔵室１０は＋３℃程の冷蔵温度に、氷温室１１は一
２℃程の氷温貯蔵温度に維持される。

３３は冷蔵室１０の扉１６内面に形成された扉ポケット
であり、両側が棚２４側へ張り出しており、それによっ
て棚２４に対向する面が棚２４の回転軌跡に略沿った円
弧形状ときれている。又、扉１６の内面は中央部が前方
に円弧状に張り出した形状とされており、これによって
扉ポケット３３の容積が確保されると共に、デッドスペ
ースとなる棚２４前両側部空間の有効利用が図られる。

更に、扉１６前面の中央部も前方に円弧状に張り出して
おり、これによって扉１６の断熱厚みを確保している。

従って扉１６は全体が円弧状の湾曲形状となっている。

上部の冷凍室７内下部には水平の仕切板３５及び垂直の
仕切板３６によって専用室３７と製氷室３８とが構成さ
れている。仕切板３６の前端は円弧状呈し、それによっ
て専用室３７等の容積が拡大せしめている。冷凍室７の
ｓ１５１５内は扉ポケット３９が同様に形成され、扉ポ
ケット３９の仕切板３５に対向する面もその前端に沿っ
た円弧状とされ、扉１５も扉１６に合わせて円弧状の湾
曲形状とされて扉ポケット３９の容積確保と扉１５の断
熱厚みの確保を行っている。４０は専用室３７の前方を
閉室する内扉であり、仕切板３５前端同様の円弧状を成
し、仕切板３５前端に形成したレール４１に左右方向で
移動自在に支持されて専用室３７を開閉自在に閉本して
いる。

尚、４２は製氷室３Ｂ内に配置した製氷皿である。又、
氷温室１１の扉１７及び野菜室１２の扉１８も扉１５及
び１６と同様に湾曲形状とされ、面一とされている。

〈ト）発明の効果 請求項１の発明によれば、棚上に載置した物品は棚を回
転きせることによって、その載置位置に係わらず容易に
拍出することができる。更に、最少個所で支持できるの
で部品点数も削減され、取り外せば庫内の略全容積を使
用できるので、庫内容積の有効利用も図れる等優れた効
果を奏す名。

請求項２の発明によれば、更に背部の突部が棚後部の浮
き上がりを阻止するので、載置物品により棚の前端に荷
重が加わっても、棚が手前に転倒することがない。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示し、第１図は冷蔵室部分の冷
蔵庫の平断面図、第２図は扉を開いた状態の冷蔵庫の斜
視図、第３図は冷蔵庫の正面図、第４図は冷蔵庫の縦断
面図、第５図は冷凍室部分の冷蔵庫の平断面図、第６図
は棚部分の側面図、第７図は背部の支持ローラ一部分の
縦断面図、第８図は左右の支持ローラーの平断面図、第
９図は同じく平面図をそれぞれ示す。 ４・・・内箱、　　１０・・・冷蔵室、　２４・・・棚
、　２５．２６，２７・・・支持ローラー　　４８・・
・突部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）内箱背面中央部に形成した背部支持ローラーと、内
   箱両側壁前部に形成した一対の左右支持ローラーと、前
   記背部支持ローラー及び左右支持ローラーに縁部を着脱
   自在に支持されて回転自在の円盤状の棚とから成る冷蔵
   庫。 ２）背部支持ローラーの上方に間隔を存して突出する突
   部を形成し、棚縁部を前記ローラーと突部間に挿入した
   請求項１記載の冷蔵庫。