JPH03152377A

JPH03152377A - 冷蔵庫

Info

Publication number: JPH03152377A
Application number: JP29023589A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Tajima; 博志田島; Akira Tokui; 明徳井; Hidefumi Mogi; 秀文茂木; Motoyuki Murakoso; 基幸村社; Yoshitaka Ishizaki; 石崎　吉高
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1989-11-08
Filing date: 1989-11-08
Publication date: 1991-06-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は庫内を閉塞する扉を円弧形状と成した冷蔵庫に
関する。

（ロ）従来の技術従来この種冷蔵庫では、庫内に物品を載置する棚を複数
段設けているが、奥方の物品の給出が面倒である欠点が
あるため、例えば実開昭５７−２１９９１号公報やＵＳ
Ｐ２，６３８，４００号明細書に示される如く庫内に回
転自在の棚を設け、この棚を回転させることにより奥方
の物品を手前に移動できるようにして物品の給出を容易
としている。

また、庫内には急速冷凍等を行わせるために内扉によっ
て所謂専用室が構成される。

（ハ）発明が解決しようとする課題この様に回転棚によれば物品の給出に非常に便利である
が、無効容積が増えるため、これを少なくするためには
扉を棚間様円弧状にして棚が開口部より前方に張り出せ
る様にすることが考えられる。しかしながら、扉が円弧
状となるのに対して内扉が平板状であると扉と内扉間に
も無効容積が生じてしまう欠点があった。

本発明は係る課題を解決するために成されたものである
。

〈幻課題を解決するための手段本発明は、前方開口を開閉自在に閉塞する扉を円弧形状
と成した冷蔵庫の庫内に内扉によって専用室を形成し、
前記内扉は前記扉の内面形状に略沿った形状と成すと共
に、レールにて左右に移動自在としたものである。

（＊）作用本発明によれば庫内に回転棚を配置して屏を円弧状に成
しても内扉の開閉を円滑に行えると共に、専用室の容積
を拡大し且つ庫内無効容積の縮小が図れる。

（へ）実施例次に本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は冷凍室７部分の冷蔵庫１の平断面図、第２図は
扉１５，１６．１７及び１８を開いた状態の冷蔵庫１の
斜視図、第３図は冷蔵庫１の正面図、第４図は冷蔵庫ｌ
の縦断面図、第５図は冷蔵室１０部分の冷蔵庫１の平断
面図、第６図は仕切板３５部分の平面図をそれぞれ示す
。２は金属製の外箱３と合成樹脂製の内箱４間にポリウ
レタン等の発泡性断熱材５を充填して構成され、前方に
開口する断熱箱体である。断熱箱体２内部は区画壁６に
よって上下に区画されており区画壁６上方を凍結温度に
冷却される冷凍室７とされる。区画壁６下方の空間は仕
切板８及び９によって上下３室に仕切られ、最上部を冷
蔵温度に維持される冷蔵室１０とされ中間の室は氷温帯
に冷却される氷温室１１、最下部の室を野菜室１２とさ
れ氷温室１１及び野菜室１２には上方開口の容器１３及
び１４が給出自在に配置される。１５，１６．１７及び
１８は各室７．１０．１１及び１２を開閉自在に閉室す
る断熱性の扉である。

２０は冷凍室７の背面板７Ａ後方の冷却室２１内に縦設
された冷却器であり、冷却器２０の上方には送風機２２
が設けられ、冷却器２ｏと熱交換した冷気を吸い上げ、
前方の吹出ロアＢより冷凍室７に吹き出し、冷凍室７内
を一２０°Ｃ程の凍結温度に冷却する。

冷蔵室１０内には回転式の棚２４・・・が複数段配設さ
れる。棚２４は円板状を成し、実施例では上下に４段設
けられ、冷蔵室１０背面のローラー２５・・・と、それ
よりも前方の両側壁のローラー２５と略三角形を作る位
置に２ケ所取り付けられたローラー２６・・・及び２７
・・・によってそれぞれ水平面上で回転自在に支持され
ている。最下段の棚２４は仕切板８の直上に配置され、
これによって各棚２４上の載置物品は奥方の物も棚２４
を回転させることによって手前に移動せしめられ、その
給出が容易となる。

棚２４が内箱４から離間する冷蔵室１０両側奥隅部には
冷気吹出ダクト２９と冷気吸込ダクト３０がそれぞれ外
面を棚２４の回転軌跡に略沿った形とされて上下に形成
されている。冷気吹出ダクト２９の上端は冷却室２１の
冷気吹き出し側に連通ずると共に、前面には各欄２４・
・・に対応して冷気を吐出する吐出口３１・・・が穿設
され、下端は氷温室１１に開放して冷気が吐出されるよ
うになっている。冷気吸込ダクト３０の上端は冷却室２
１の冷気吸い込み側に連通し、下部は冷蔵室１０及び氷
温室１１に連通して循環冷気の帰還通路となる。

冷気吹出ダクト２９内は冷蔵室用通路２９Ａと氷温室用
通路２９Ｂとに区画されており、各通路内には図示しな
いダンパー装置がそれぞれ組み込まれ、各室１０及び１
１の温度に応じて冷気の吐出量を調整する。これによっ
て冷蔵室１０は＋３℃程の冷蔵温度に、氷温室１１は一
２°Ｃ程の氷温貯蔵温度に維持される。

３３は冷蔵室１０の扉１６内面に形成された扉ポケット
であり、両側が棚２４側へ張り出しており、それによっ
て棚２４に対向する面が棚２４の回転軌跡に略沿った円
弧形状とされている。又、扉１６の内面は中央部が前方
に円弧状に張り出した形状とされており、これによって
扉ポケット３３の容積が確保きれると共に、デッドスペ
ースとなる棚２４前両側部空間の有効利用が図られる。

更に、扉１６前面の中央部も前方に円弧状に張り出して
おり、これによって扉１６の断熱厚みを確保している。

従って扉１６は全体が円弧状の湾曲形状となっている。

上部の冷凍室７のｓ１５も扉１６に合わせて円弧状の湾
曲形状とされており、扉ポケット３９の冷凍室７側の面
も円弧状の湾曲形状とされ、扉ポケット３９の客積確保
とｓ１５の断熱厚みの確保を行っている。この冷凍室７
内下部には水平の仕切板３５及び垂直の仕切板３６によ
って製氷室３８と、前方を内扉４０によって閉室された
専用室３７とが左右に並設されており、仕切板３６の前
端縁は扉ポケット３９に沿って円弧状を呈し、そのため
内扉４０も仕切板３６の前端形状番こ沿った断面円弧状
の板とされている。それ番こよって専用室３７の容積は
拡大され、また、扉ボケ・メト３９間の無効容積も少な
くなる。仕切板３５前端番こ番よレール４１が製氷室３
８部分の前端まで渡って左右方向に形成されており、内
扉４０はこのレール４１に左右方向移動自在に係合支持
されてｌ、）る。

これによって専用室３７は内扉４０４こよって開閉自在
とされる。即ち内扉４０を閉め′″Ｃν箋る時Ｃ土筆６
図中破線の如き位置にあり、左方（こ移動して同図中二
点鎖線で示す製氷室３８前方の位置とすることにより、
専用室３７は開放されるので、専Ｉ口室３７の開閉は円
滑に行われる。

尚、４２は製氷室３８内に配置した製氷皿である。又、
氷温室１１のｓ１７及び野菜室１２の扉１８も扉１５及
び１６と同様に湾曲形状とされ、面一とされている。

（ト）発明の効果本発明によれば庫内に回転棚を配置して扉を円弧状に成
しても専用室の内扉の開閉を円滑に行うことができる。

また、専用室の容積も拡大することができると共に、庫
内無効容積の縮小も図ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示し、第１図は冷凍室部分の冷
蔵庫の平断面図、第２図は扉を開いた状態の冷蔵矧の斜
視図、第３図は冷蔵庫の正面図、第４図は冷蔵庫の縦断
面図、第５図は冷蔵室部分の冷蔵庫の平断面図、第６図
は仕切板部分の平面図をそれぞれ示す。７・・・冷凍室、　　１０・・・冷蔵室、　２４・・・
棚、３５．３６・・・仕切板、　　３７・・・専用室、
　　４０・・・内扉、　　４１・・・レール。

Claims

【特許請求の範囲】

１）前方開口を開閉自在に閉塞する扉を円弧形状と成し
たものに於て、庫内に内扉によって専用室を形成し、前
記内扉は前記扉の内面形状に略沿った形状と成すと共に
、レールにて左右に移動自在とした事を特徴とする冷蔵
庫。