JPH081436Y2 - 扉体の物品収納装置 - Google Patents

扉体の物品収納装置

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JPH081436Y2
JPH081436Y2 JP9688690U JP9688690U JPH081436Y2 JP H081436 Y2 JPH081436 Y2 JP H081436Y2 JP 9688690 U JP9688690 U JP 9688690U JP 9688690 U JP9688690 U JP 9688690U JP H081436 Y2 JPH081436 Y2 JP H081436Y2
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和彦 近藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は庫内に回転自在の棚を配置した冷蔵庫等の扉
体の物品収納装置に関する。
従来の技術 従来冷蔵庫等扉体の庫内側の面(以下内面という)に
は、物品収納装置が設けてあり、収納する物品を整理し
たり横倒れを防止したりする目的で、仕切板を配置して
いた。実公昭59−33986号公報には、物品載置部にU字
状のワイヤーからなる物品脱落防止用のガードを起立・
伏勢状態に回動自在に配置し、このガードに着脱自在か
つ、摺動・回動自在に係止部を嵌合した仕切板を備えた
扉体が開示されている。
考案が解決しようとする課題 前記技術にあっては、仕切板を摺動自在に保持するた
めに、物品収納用の容器に対してワイヤーで形成した物
品脱落防止用のガードを配設し、このガードに仕切板の
係止部をその弾性を利用して嵌着させている。このた
め、仕切板の保持にあたっては、ガードが必要となり、
ガードによって物品載置部の有効容積が減少する。しか
も、この扉体を回転自在の棚を配置する冷蔵庫に適用し
たとき、棚と容器との間にはデッドスペースが形成され
てしまう不具合があった。
そこで本考案では、物品収納部に対して仕切板を直接
取り付けるとともに、棚と物品収納部との間にデッドス
ペースを形成しないようにした扉体の物品収納装置を提
供するものである。
〔考案の構成〕
課題を解決するための手段 本考案は、庫内に回転自在の棚を配置した冷蔵庫にお
いて、庫内を閉塞する扉内面に配設され、棚に対向する
一面を棚縁部の回転軌跡に略沿った形状の物品収納部
と、物品収納部の一面に軌跡に沿って形成された溝に摺
動自在に保持され、物品収納部を左右に仕切る仕切部材
とを備えてなる扉体の物品収納装置を提供するものであ
る。
作用 棚縁部の回転軌跡に沿った形状に物品収納部の一面が
形成されることから、平面状のものに比して強度アップ
するとともに、棚縁部と物品収納部とが略平行に維持さ
れデッドスペースが減少する。また、この強度アップさ
れた一面を利用して溝が形成されており、溝が仕切部材
の保持部となるだけでなく、仕切部材を左右に摺動させ
る案内溝として作用する。
実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は冷蔵庫、2は金属製の外箱3と合成樹脂製の内箱
4間にポリウレタン等の発泡性断熱材5を充填して構成
され、前方に開口した庫内を形成する断熱箱体である。
断熱箱体2の内部は、区画壁6によって上下に区画さ
れており、区画壁6上方を凍結温度に冷却される冷凍室
7としている。また区画壁6下方の空間は、仕切板8に
よって上下3室に仕切られ、最上部を冷蔵温度に冷却さ
れる冷蔵室10、中間部を氷温帯に冷却される氷温室11、
最下部を野菜室12としており、氷温室11及び野菜室12に
は上方開口の容器(図示せず)が納出自在に配置され
る。13,14,15及び16は、前述の各室7,10,11及び12をそ
れぞれ開閉自在に閉塞する断熱性の扉体である。
冷凍室7及び冷蔵室10内には、それぞれ回転式の棚2
1,22が複数段配設される。棚21,22は円板状をなし、保
持板に回動自在に支持された複数のローラーにて回動自
在に保持される。尚、両室7及び10の最下段の棚21,22
は、それぞれ、区画壁6及び仕切板8の直上に配置され
ている。このため、各棚21及び22上に載置された物品
は、奥方に位置するものでも棚を回転させることによっ
て手前側に移動せしめられ、その納出作業が容易とな
る。
棚22が内箱から離間する冷蔵室10の両側奥隅部には、
冷気吹出ダクトと冷気吸込ダクト(共に図示せず)がそ
れぞれ外面を棚22の回転軌跡に略沿った形状となされて
配置されている。
31,32及び33は、冷蔵室10の扉体14の内面に順に上下
に配設された物品収納部としての扉ポケットであり、そ
れぞれの両側が棚22側へ張り出しており、棚22に対向す
る一面が棚22の回転軌跡に略沿った円弧形状とされてい
る。また扉体14の内面は、中央部が前方に前記一面より
も曲率の小さい円弧状に張り出した形状とされており、
デッドスペースとなる棚22の両側前部空間の有効利用が
図れるととともに、扉ポケットの左右部分の奥行を中央
部分の奥行きよりも大きくして扉ポケット31,32及び33
の容積を確保している。さらに、扉体14の前面も中央部
が前方に円弧状に張り出しており、扉体14の断熱厚みを
確保している。従って扉体16は全体が円弧を成す湾曲形
状となっている。
尚、本実施例では、扉ポケット31及び32を透明樹脂に
て成形し、扉ポケット33を乳白色樹脂にて成形してお
り、扉ポケット31には卵等小物を収納させ、扉ポケット
32には小びんを、扉ポケット33には大びん、ペットボト
ルと称される合成樹脂製容器をそれぞれ収納させるよう
にしている。
扉ポケット32の棚22と対向する壁の内外両面には、棚
22の回転軌跡に沿って第1溝34及び第2溝35が形成され
ている。
37は扉ポケット32を左右に仕切る仕切部材で、扉ポケ
ット32の一壁上部に弾性を利用して嵌脱自在に保持され
る係合部38を有する。この係合部38は、扉ポケット32の
一面を構成する一壁の内外両面一部を被覆する第1片39
及び第2片40を備え、第1、第2両片39,40は、扉ポケ
ット32への嵌合時、第1及び第2両溝34及び35に臨む突
起39A,40Aをそれぞれ有する。このため、係合部38は、
扉ポケット32への嵌合時に両溝34,35に跨るように保持
されるとともに、第1、第2両溝34,35に沿って摺動自
在に保持される。尚、扉ポケット32と仕切部材37とで物
品収納装置Aを構成している。また、係止部38は溝に保
持されることから、その嵌脱作業が行いやすく、特にリ
ブを設けるものに対して嵌合作業が容易である。
冷凍室7の扉体13の内面には、同様に扉ポケット41が
配設され、棚21に対向する面が棚縁部に沿った円弧状と
されている。扉体13も扉体14に合わせて円弧となる湾曲
形状とされており、扉ポケット41の容積確保と扉体13の
断熱厚みの確保を行っている。
また、氷温室11の扉体15及び野菜室12の扉体16も扉体
13及び14と同様に湾曲形状とされ、冷蔵庫1の扉体13〜
16がすべて面一となるようにしている。
以上の構成により、各扉体は前方に張り出す湾曲形状
となるが、扉体前方の空間は扉体の開閉操作のために必
要な空間であるから、この湾曲形状により冷蔵庫1の設
置面積を増大させても、設置面積の増大分による悪影響
は極めて小さいものである。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、物品収納部の一
面を棚縁部の回転軌跡に略沿った形状としていることか
ら、この一面が平面状のものに比べて強度が向上し、庫
内の無効容積の有効利用が図れる。またこの一面に形成
した溝に対して、仕切部材を摺動自在に保持したため、
この溝が、仕切部材の保持部となるだけでなく仕切部材
の摺動時の案内部となる一方、物品収納部の模様として
も利用できる。
【図面の簡単な説明】 各図は本考案の一実施例を示し、第1図は扉体を開いた
状態における冷蔵庫の斜視図、第2図は物品収納部の左
半分の正面図、第3図は物品収納装置の要部縦断面図、
第4図は第3図のB部拡大図である。 1…冷蔵庫、13〜16…扉体、21,22…棚、31,32,33,41…
扉ポケット、34,35…溝、37…仕切部材、38…係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内に回転自在の棚を配置したものにおい
    て、前記庫内を閉塞する扉内面に配設され前記棚に対向
    する一面を棚縁部の回転軌跡に略沿った形状の物品収納
    部と、該物品収納部の前記一面に前記軌跡に沿って形成
    された溝に摺動自在に保持され、前記物品収納部を左右
    に仕切る仕切部材とを備えてなる扉体の物品収納装置。
JP9688690U 1990-09-14 1990-09-14 扉体の物品収納装置 Expired - Fee Related JPH081436Y2 (ja)

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JPH0457196U JPH0457196U (ja) 1992-05-15
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