JPH0313704A - 低NOxバーナ - Google Patents

低NOxバーナ

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Publication number
JPH0313704A
JPH0313704A JP14895289A JP14895289A JPH0313704A JP H0313704 A JPH0313704 A JP H0313704A JP 14895289 A JP14895289 A JP 14895289A JP 14895289 A JP14895289 A JP 14895289A JP H0313704 A JPH0313704 A JP H0313704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
auxiliary
flame hole
main body
auxiliary flame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14895289A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ueda
植田 順一
Fumitaka Kikutani
文孝 菊谷
Toshiya Watanabe
俊哉 渡邊
Shiro Takeshita
竹下 志郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14895289A priority Critical patent/JPH0313704A/ja
Publication of JPH0313704A publication Critical patent/JPH0313704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプンセゼ式の低NOxバーナに関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種のバーナは、第3図に示すように、多数の
炎口21よりなる炎口部22の外側に補助炎口23を設
け、補助炎により主炎の一部を加熱促進して主炎のリフ
トを防止するとともに、補助炎口23を形成する保炎板
24の上端を外側あるいは、内側に折返して二次空気の
流れが補助炎に直接炎たって補助炎が吹き飛ばされるこ
とを防止することをねらいとしていた。また、この種の
バーナは、主炎及び、補助炎の1次空気比を30から5
0%の間に設定し、他の必要空気はバーナ外周を流れる
平行空気を二次空気として供給していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、保炎能力を強化す
る効果のみにとどまり、主炎から発生するNOxを低減
させることは、考慮されていなかった。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、燃焼を緩
慢化させ、火炎温度を低温化させることで、サーマルN
Oxの発生を低減するものである。
また、補助炎の燃焼速度を増加し、補助炎のリフトを防
止するとともに補助炎口を形成する保炎板の上端を内側
に折返して二次空気の流れが補助炎に直接あたって補助
炎が吹き飛ばされることを防止することで安定した補助
炎により主炎の一部を加熱し、主炎を低PAで燃焼させ
ることで生じる主炎のリフトを防止するものである。よ
って燃焼量の大部分をしめる主炎の低NOx化により火
炎全体の低NOx化を実現するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の低NOxバーナ装置
は混合気室と、前記混合気室の両側に設けた補助炎口減
圧室と、前記混合気室の下流に設けた多数の炎口よりな
る炎口部と、前記炎口部の両側で前記補助炎口減圧室の
下流に設けた補助炎口を有し、前記補助炎口減圧室の一
部を形成する保炎板の下流部を前記炎口側に折返すとと
もに前記補助炎口減圧室の上流部に空気取入れ口を設け
たという構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、主炎の1次空気比を2
0%以下・補助炎の1次空気比を60%程度に設定し燃
焼させることにより、主炎の低PA燃焼により、燃焼を
緩慢化させ、火炎温度を低温化させることでサーマルN
Oxの発生を低減する。
また、補助炎の1次空気比を60%程度に設定して、補
助炎の燃焼速度を増加し、補助炎のリフトを防止すると
ともに補助炎口を形成する保炎板の上端を内側に折返し
て二次空気の流れが補助炎に直接あたって補助炎が吹き
飛ばされることを防止することで安定した補助炎により
主炎の一部を加熱し、主炎を低PAで燃焼させることで
生じる主炎のリフトを防止するものである。よって燃焼
量の大部分をしめる主炎の低NOx化により火炎全体を
低NOxにできるのである。
実施例 以下、本発明の実施例を添え付は図面にもとづいて説明
する。
第1図、第2図において、1はバーナ本体であり、バー
ナ本体1の上面には多数の炎口2を開口した炎口部3が
ある。炎口部3は中央を頂点とする山型あるいは半円筒
型に形成され炎口2は頂点を挟んで両方の傾斜面に設け
られている。バーナ本体1の両側面には補助混合気口4
が長手方向に適当な間隔で設けられ、バーナ本体lの両
側面に対向して補助炎口減圧室5を形成する保炎板6が
取り付けられている。保炎板6の上端は内側に折り曲げ
られて水平部7を形成し、水平部7とバーナ本体1の間
に補助炎口8を形成している。保炎板6の下部には、空
気取入れ口9がバーナ本体1の長手方向に適当な間隔で
設けられている。10は混合気室である。
上記構成において、混合気室10内部の混合気は1次空
気比(PA)20%以下に設定している。この混合気の
大部分は炎口2より噴出し、残りの混合気は補助混合気
口4を通り補助炎口減圧室5に導かれた後、空気取入れ
口9よりの空気と混合し、1次空気比60%程度の混合
気となって補助炎口8より噴出する。二次空気は、バー
ナ本体1と並設する他のバーナ本体との間を下部より上
部へと流れ、一部は空気取入れ口9より補助炎口減圧室
5に流入し、他部は保炎板6の外周にそって流れ、水平
部7の間隔を於て補助炎口8の二次空気として供給され
た後、炎口2の二次空気としても使用される。
よって、上記構成により炎口部3に形成される火炎は、
炎口2に形成される主炎(PA=20%位)とその両端
の補助炎口8に形成される補助炎(PA−60%位)と
からなる、ここで火炎より発生するNOXの発生原理に
ついて説明する。火炎より発生するNOXは一般にブロ
ンズ)NOxとサーマルNOxがあり、プロンプトNO
xは燃料によってその発生量がきまる。サーマルNOx
は火炎反応帯を通過する時に空気中のN2が反応してで
きたNOxであり、その発生量は火炎反応帯の温度によ
って決まる。尚、サーマルNOxは火炎を低PAで燃焼
させると反応が緩慢になり火炎反応帯が大きくなり火炎
反応帯温度は低温化し、低NOx化が諮れるのである。
よって上記構成のバーナに形成される火炎は燃焼量の大
部分を占める主炎が1次空気比−20%程度と低PAに
設定できるので大幅にNOx発生量を減少できる効果が
あるとともに主炎を低PAにしたことによって生じる主
炎の吹き飛びやリフトを主炎の両側に設けた補助炎によ
り主炎の基部を加熱して防止できるのである、尚、補助
炎は1次空気比を60%程度に設定し、燃焼速度を上昇
させることで化学反応的に安定させ、また物理的にも保
炎板6の上端を内側に折り返して水平部7を設けること
で二次空気の流れが補助炎に直接当り補助炎が吹き飛ば
されることを防止している。
発明の効果 以上のように本発明のNOxバーナ装置によれば次の効
果が得られる。
(1)  多数の炎口よりなる炎口部の外側に補助炎口
を設けたバーナで、補助炎口を形成する保炎板の内側に
形成された補助炎口減圧室の下部に空気取入れ口を設け
たことによって、主炎の1次空気比を20%以下・補助
炎の1次空気比を60%程度に設定し燃焼させることで
出来るので、主炎を低PA燃焼させて燃焼を緩慢化し、
火炎温度を低温化させることでNOxの発生を低減でき
る。よって燃焼量の大部分をしめる主炎の低NOx化に
より火炎全体を低NOxにできる効果がある。
(2)補助炎の1次空気比を60%程度に設定して、補
助炎の燃焼速度を増加し、補助炎のリフトを防止すると
ともに補助炎口を形成する保炎板の上端を内側に折返し
て二次空気の流れが補助炎に直接あたって補助炎が吹き
飛ばされることを防止するので安定した補助炎を得るこ
とが出来る。
(3)補助炎により主炎の基部を加熱し、主炎を低PA
で燃焼させることで生じる主炎のリフトを防止すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における低NOxバーナの要部
欠截の拡大斜視図、第2図は同断面図、第3図は従来の
バーナの要部欠截の斜視図である。 10・・・・・・混合気室、5・・・・・・補助炎口減
圧室、2・・・・・・炎口、3・・・・・・炎口部、8
・・・・・・補助炎口、6・・・・・・保炎板、9・・
・・・・空気取入れ口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 混合気室と、前記混合気室の両側に設けた補助炎口減圧
    室と、前記混合気室の下流に設けた多数の炎口よりなる
    炎口部と、前記炎口部の両側で前記補助炎口減圧室の下
    流に設けた補助炎口を有し、前記補助炎口減圧室の一部
    を形成する保炎板の下流部を前記炎口側に折返すととも
    に前記補助炎口減圧室の上流部に空気取入れ口を設けた
    低NOxバーナ。
JP14895289A 1989-06-12 1989-06-12 低NOxバーナ Pending JPH0313704A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14895289A JPH0313704A (ja) 1989-06-12 1989-06-12 低NOxバーナ

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JP14895289A JPH0313704A (ja) 1989-06-12 1989-06-12 低NOxバーナ

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JPH0313704A true JPH0313704A (ja) 1991-01-22

Family

ID=15464326

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JP14895289A Pending JPH0313704A (ja) 1989-06-12 1989-06-12 低NOxバーナ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138310A (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 Babcock Hitachi Kk ガスバ−ナおよびその燃焼制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138310A (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 Babcock Hitachi Kk ガスバ−ナおよびその燃焼制御方法

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