JPH03136815A - 樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法 - Google Patents

樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法

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JPH03136815A
JPH03136815A JP27537689A JP27537689A JPH03136815A JP H03136815 A JPH03136815 A JP H03136815A JP 27537689 A JP27537689 A JP 27537689A JP 27537689 A JP27537689 A JP 27537689A JP H03136815 A JPH03136815 A JP H03136815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
cavity
injection port
mold
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP27537689A
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English (en)
Inventor
Masayasu Ito
正康 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、型のキャビティ内に被モールド物を配置し、
キャビティ内にその樹脂注入口から樹脂を注入し、この
樹脂を加熱手段により加熱して硬化させて被モールド物
を樹脂モールドする樹脂モールド装置及び樹脂モールド
方法に関する。
(従来の技術) 樹脂モールド成形物である例えば乾式変圧器に用いられ
るモールドコイルを第2図に示す。このようなモールド
コイル1を製造するための樹脂モールド装置の一例を、
第4図及び第5図に示す。
この第4図及び第5図において、2は被モールド物であ
る例えばコイルで、これは巻心3の外周に巻回されてい
る。このコイル2は、金型4のキャビティ内に配置され
ている。この金型4は、コイル2の内側に配置される内
側胴板5、コイル2の外側に配置される外側胴板6、並
びにコイル2の両端側に配置される鏡板7及び8から構
成されている。上記内側胴板5及び外側胴板6の各両端
部と鏡板7.8との各間には、バッキング9が介装され
ている。また、内側胴板5と巻心3との間にスペーサ1
0を介装させることにより、コイル2の位置決めを行な
うようにしている。そして、このような金型4のキャビ
ティ内に樹脂を注入すると共に、金型4を図示しない加
熱手段である例えば加熱炉内に収容し、金型4を外側か
ら加熱して樹脂を加熱硬化するようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来構成では、金型4を外側から加熱しているので
、樹脂は熱の伝導を受けやすい外側や樹脂層の薄い部分
から硬化し始める。また、樹脂は硬化したとき収縮する
。このため、硬化の遅れる中心部分は外側が硬化した密
閉状態で硬化収縮するので、硬化が完了した該中心部分
に応力が残留したり、その樹脂密度が小さくなったりす
ることがあった。この結果、硬化完了後のモールドコイ
ルの機械的強度に悪影響を与えたり、或いは、該モール
ドコイルに空洞やクラックが生じて使用時にコロナが発
生したりするおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、樹脂モールド成形物の機械的
強度を十分なものとし得ると共に、樹脂モールド成形物
に空洞やクラックが生じることを防止できる樹脂モール
ド装置及び樹脂モールド方法を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の樹脂モールド装置は、型のキャビティ内に被モ
ールド物を配置し、前記キャビティ内にその樹脂注入口
から樹脂を注入し、この樹脂を加熱手段により加熱して
硬化させて前記被モールド物を樹脂モールドするものに
おいて、前記加熱手段を、キャビティ内の加熱温度が前
記キャビティのうち前記樹脂注入口から遠く離れた部分
で高く且つこの部分から前記樹脂注入口へ順次低くなる
ように構成したところに特徴を有する。
また、本発明の樹脂モールド方法は、型のキャビティ内
に被モールド物を配置し、前記キャビティ内にその樹脂
注入口から樹脂を注入し、この樹脂を加熱手段により加
熱して硬化させて前記被モールド物を樹脂モールドする
方法において、前記キャビティ内の加熱温度を、前記キ
ャビティのうち前記樹脂注入口から遠く離れた部分で高
くすると共に、この部分から前記樹脂注入口へ順次低く
するように構成したところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、加熱手段により、キャビティの樹脂
注入口から遠く離れた部分の温度が最も高く、且つこの
部分から樹脂注入口へ順次温度が低くなるように加熱さ
れる。従って、樹脂はキャビティの樹脂注入口から遠く
離れた部分から硬化し始め、樹脂注入口部分が最後に硬
化する。この結果、従来とは異なり、密閉状態で樹脂が
硬化することがなくなると共に、応力が樹脂注入口部分
から逃がされるから、樹脂が均一に硬化し、樹脂内部に
応力が残留したり或いは樹脂内部に密度が小さい部分が
生じたりすることがなくなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき第1図及び第2図を参照
しながら説明する。
この第1図において、金型11のキャビティ11a内に
被モールド物である例えばコイル12が配置されている
。上記金IJ:!11は、コイル12の内側に配置され
ほぼ円筒状をなす内側胴板13、コイル12の外側に配
置されほぼ円筒状をなす外側胴板14、並びにコイル1
2の両端側に配置され内側胴板13及び外側胴板14の
両端開口部を閉塞する図示しない2枚の鏡板から構成さ
れている。上記内側胴板13、外側胴板14及び鏡板は
、金属製であり、熱を伝導し易くなっている。また、外
側胴板14の外周部上部には、軸方向に沿って開口する
樹脂注入口15が設けられている。外側胴板14の外周
部のほぼ下半部には、加熱手段であるヒータ16が取付
けられている。そして、内側胴板13の内周部のほぼ下
半部に、加熱手段であるヒータ17が取付けられている
。更に、上記各鏡板の外面部の下半部に、加熱手段であ
る図示しないヒータが取付けられている。
次に、上記構成の作用を説明する。まず、金型11のキ
ャビティlla内にその樹脂注入口15から樹脂18を
注入する。注入完了後、ヒータ16.17等を通電駆動
してこれらによって金型11を加熱し始める。この場合
、第1図に示すように、ヒータ16が外側胴板14の外
周部の下半部に取付けられていると共に、ヒータ17が
内側胴板13の内周部の下半部に取付けられており、更
に、ヒータが各鏡板の外面部の下半部に取付けられてい
るので、上記ヒータ16,17等によってキャビティl
la内のうち樹脂注入口15から最も遠く離れた部分が
最も早く加熱されてその温度が最も高くなる。以下、上
記部分から樹脂注入口15へ熱が時間的に遅れて伝導す
る。このため、キャビティllaの樹脂注入口15から
最も遠く離れた部分の温度が最も高くなり、且つこの部
分から樹脂注入口15へ順次温度が低くなるように加熱
される(第1図中右側のグラフ参照)。従って、樹脂1
8はキャビティllaの樹脂注入口15から最も遠く離
れた部分から先に硬化し始め、樹脂注入口部分が最後に
硬化する。この結果、従来とは異なり、密閉状態で樹脂
が硬化することがなくなると共に、応力が樹脂注入口1
5部分から逃がされるから、樹脂18が均一に硬化し、
樹脂18内部に応力が残留したり或いは樹脂18内部に
密度が小さい部分が生じたりすることを防止できる。こ
のため、製造された樹脂モールド成形物であるモールド
コイルの機械的強度を十分なものとし得ると共に、該モ
ールドコイルに空洞やクラックが生じることを防止でき
る。尚、金型11を型開きした後、樹脂注入口15部分
に生じる余分な樹脂を切断してなるモールドコイル1を
、第2図に示す。
第3図は本発明の第2の実施例を示すものであり、tB
lの実施例と同一構成には同一符号を付して説明を省略
し、異なるところを説明する。この第3図において、1
9は内部に金型11を収容する加熱炉で、これは内側壁
部に金型11を外側から均一に加熱するヒータ20が取
付けられている。
従って、この第2の実施例においても、第1の実施例と
ほぼ同様な作用効果を得ることができるが、特に、第3
図中右側のグラフに示すように、キャビティ11a内の
各部の加熱温度が加熱炉19のヒータ20によってΔT
だけ高くなるので、大きな形状のモールドコイルを製造
する場合、即ち注入する樹脂の量が多い場合に、加熱硬
化に要する時間を短縮できる。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、キャビティ内
の加熱温度を、キャビティのうち樹脂注入口から遠く離
れた部分で高くすると共に、この部分から樹脂注入口へ
順次低くするように構成したので、樹脂モールド成形物
の機械的強度を十分なものとし得ると共に、樹脂モール
ド成形物に空洞やクラックが生じることを防止できると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示すもので
、第1図は縦断面図、第2図はモールドコイルの斜視図
である。また、第3図は本発明の第2の実施例を示す縦
断面図である。そして、第4図及び第5図は従来構成を
示すもので、第4図は破断側面図、第5図は第4図中v
−v線に沿う断面図である。 図面中、1はモールドコイル、11は金型(型)11a
はキャビティ、12はコイル(被モールド物)、15は
樹脂注入口、16.17はヒータ(加熱手段)、18は
樹脂を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、型のキャビティ内に被モールド物を配置し、前記キ
    ャビティ内にその樹脂注入口から樹脂を注入し、この樹
    脂を加熱手段により加熱して硬化させて前記被モールド
    物を樹脂モールドするものにおいて、前記加熱手段を、
    キャビティ内の加熱温度が前記キャビティのうち前記樹
    脂注入口から遠く離れた部分で高く且つこの部分から前
    記樹脂注入口へ順次低くなるように構成したことを特徴
    とする樹脂モールド装置。 2、型のキャビティ内に被モールド物を配置し、前記キ
    ャビティ内にその樹脂注入口から樹脂を注入し、この樹
    脂を加熱手段により加熱して硬化させて前記被モールド
    物を樹脂モールドする方法において、前記キャビティ内
    の加熱温度を、前記キャビティのうち前記樹脂注入口か
    ら遠く離れた部分で高くすると共に、この部分から前記
    樹脂注入口へ順次低くするようにしたことを特徴とする
    樹脂モールド方法。
JP27537689A 1989-10-23 1989-10-23 樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法 Pending JPH03136815A (ja)

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