JPH03136190A - 貴重品用ポータブル・コンテナ - Google Patents

貴重品用ポータブル・コンテナ

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JPH03136190A
JPH03136190A JP2240216A JP24021690A JPH03136190A JP H03136190 A JPH03136190 A JP H03136190A JP 2240216 A JP2240216 A JP 2240216A JP 24021690 A JP24021690 A JP 24021690A JP H03136190 A JPH03136190 A JP H03136190A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は貴重品用コンテナに関し、このコンテナは、
例えば、金銭支払機に使用する紙幣コンテナ(以下紙幣
カセットと呼ぶ)でも、金銭の封入された封筒を預入す
ることができる預入コンテナでもよい。
〔従来の技術〕
従来、自動出納機(ATM)を動作する際、客はATM
に顧客識別カートを挿入し、ATMのコンソールにある
キーボードから一定のデータ(例えば、識別番号、取引
の種類又は支払金額等)を打鍵する。そこでATMはそ
の取引を処理して要求金額を支払うか、預金を受入れて
後識別カードを客に返す。支払の場合には、ATM内の
紙幣カセットから紙幣を引出しATMのコンソールにあ
る排出口から支払われる。預金する場合、客はコンソー
ルにある預金口から金銭(小切手でもよい)の入った封
筒を投入し、封筒は預入コンテナに転送される。
ポータプル貴重品用コンテナは権限なくコンテナを開扉
したかどうかを示す不正開扉表示手段を装備するのが望
ましい。特に、このようなポータプル紙幣カセットの場
合、カセットに紙幣を積載する安全場所からそのカセッ
トをATMに挿入するまでの間に開扉されたかどうかを
検知することができるということは、安全性の意味から
重要である。又、紙幣の残ったコンテナ又は預入コンテ
ナの場合、ATMから取出して銀行などコンテナ内の紙
幣を取出す場所まで運搬中にそのコンテナが開扉された
かどうかを知ることが安全の点から重要である。
英国特許第2134973号はアンロック状態において
コンテナに貴重品を入れることができるロッキング手段
を含み、該ロッキング手段はコンテナがATMに挿入さ
れているときにアンロックされるようにしたポータプル
預金コンテナを開示している。そのコンテナは表示手段
をリセットした後ロッキング手段ガアンロツクされた回
数を表示するリセッタブル表示手段を持つ機械式不正開
扉表示手段を含む。
英国特許第2135659 Aは電子不正開扉表示手段
と、カセット内のすべての紙幣の個々の特性(例えば、
透明度)を表わすデータが記憶されているEPROMと
を含む紙幣カセットを開示している。
カセットから取出されるときに紙幣の特性がその紙幣か
ら読取られ、対応する記憶データと比較される。ATM
に挿入される前にカセットが不正にアンロックされて紙
幣が抜取られていると、紙幣がカセットから引出される
ときに読取られた特性とそれに対応する記憶特性とが“
ずれ”で不正開扉が行われたことを表示する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のカセットでは、紙幣をカセットに入れる前にその
特性を表わすデータを発生して記憶しなければならない
という欠点を有する。
この発明の目的は、上記のような電子式不正開扉表示手
段の欠点を除去した構造簡単な機械式不正開扉表示手段
を有するポータプル貴重品コンテナを提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点をこの発明は下記のようにして解決した。
この発明によると、開位置及び閉位置を有するドア手段
と、データ記憶手段とを含み、ATMのコンテナ収納手
段に挿入可能なコンテナであり、前記ドア手段は前記コ
ンテナが前記コンテナ収納手段の動作位置にあるときに
前記開位置にあって、貴重品を前記コンテナから及び該
コンテナに転送しうるようにした貴重品用コンテナであ
って、前記データ記憶手段に接続されたデータ処理手段
と、前記ドア手段に接続され前記ドア手段が開扉したと
きに作動するスイッチ手段と、前記データ処理手段に接
続された実時間クロック手段と、前記データ記憶手段に
電力を供給する電池手段とを含み、前記デー°夕処理手
段は前記コンテナが前記コンテナ収納手段に挿入されて
いない期間中前記クロック手段を作動し、前記データ処
理手段は前記期間中前記スイッチ手段の作動に応答して
前記ドアが開扉した日付及び時間を表わすデータを前記
記憶手段に記憶するように構成した貴重品用コンテナを
提供する。
〔実施例〕
第1図及び第2図の紙幣用カセット10はATM(他に
特に示していない)の現金支払機に形成されているカセ
ット収納部12に、矢印11の方向に挿入される。カセ
ット10は紙幣収納容器I3と、一端が容器13に回転
しうるように接続されている蓋14とを含み、ロッキン
グ手段15で閉口ツク位置に保持することができる。
容器13の端壁16(第2図)はロッキング手段15の
反対側にあり、カセットlOは収納部12に挿入される
前に閉位置でロックされるようにしたシャッタ17の形
の従来方式のドアが設けられ、シャッタ17はその閉位
置で壁16の開口18を閉じる。カセットIOが収納部
12に挿入されると、シャッタ17は自動的にアンロッ
クされ、開位置に移動する。カセットIOが収納部12
から取出されると、シャッタ17はばねによりその閉位
置に戻り、ラッチ手段で自動的にその閉位置にロックさ
れる。カセットIOが正しく十分収納部12に挿入され
ると、紙幣は支払機のピック機構224(第7図)を用
いて容器13の開口18から抜出されて客に供給され、
容器13内の紙幣束19(第1図)は押板20によって
開口18の方に押付けられる。
カセットIOの側壁の外側は夫々2本の水平に延びるレ
ール21が設けられる。レール21は収納部12の2枚
の側壁24.25の内面にあるU形断面の2本の水平に
延びるガイド部材22に摺動自在に係合する。収納部1
2に対するカセットIOの挿入中、レール21の先端(
第1図の右端)が案内部材22に案内され、向けられ、
その後その完全挿入位置まで、カセットIOはレール2
1を案内部材22に沿って摺動することにより収納部1
2に案内される。収納部12に対するカセットIOの挿
入は各案内部材22(第3図)の端部26が開いている
ことにより容易となる。
第3図における収納部12の側壁24の内面はそこに固
定されているスタッド28に回転自在に取付けられてい
るラッチ及び停止部材27を有する。部材27の下端は
縦に延びる停止面30と、半円凹部32と、側壁24の
前端38(第1図)近(にある端部36と凹部32との
間に延びるカム部34とを含む。側壁24に対する部材
27の回動は壁24に固定されているスタッド40が部
材27に形成されている弓状溝42と接触して制限され
る。部材27は通常第3図の休止位置に弾力的に保持さ
れ、スタッド40はスタッド28に取付けられているね
じりはね44によって溝42の上端と接触し、ばね44
の端部はスタッド40及び部材27に固定されている第
2のスタッド46に夫々接触する。部材27は端部36
に固定され、側壁24の端部38に形成されている凹5
0に配置されているラグ48 (第1図)によってその
休止位置から離れて反時計方向(第3図で)に手動回転
することができる。
カセット10は第1図の矢印11の方向に収納部12に
挿入されると、カセットIOの側壁53の外面にあるラ
ッチ・スタッド52はカセットlOが完全挿入位置に入
る直前に、ラッチ及び停止部材27のカム面34と係合
する。更に、カセットlOを矢印11の方向に進めると
、カセットlOのラッチ・スタッド52が停止面30と
接触し、ねじりばね44が部材27をその休止位置の方
に回転して凹32をラッチ・スタッド52と係合させる
点にくるまで、部材27をその休止位置から回転する。
カセットIOはそのようにして収納部12の正しい動作
位置に確実にラッチされたことになる。部材27はラグ
48を手動で上に移動することによってラッチ・スタッ
ド52から容易に外すことができる。
第4図の印刷回路ボード54は側壁24の外面に取付け
られる。印刷回路ボード54はその下端が壁24に一体
に形成された1対のリップ56の下に取付けられ、ボー
ド54の上部が固定部材58で壁24に固定されるよう
にしてその位置に保持される。ホトダイオード60及び
発光ダイオード(LED)62 (第3図)はボード5
4の内面に取付けられ、それらは夫々壁24のに形成さ
れている2つの穴64.66に配置されており、カセッ
トlOが収納部12に挿入されたときに、カセットIO
に対面する。U形磁気コア70の端部68は、又夫々穴
64.66に配置される。コア70の側部72はボード
54に形成されている対応する大きさの穴74を通り、
300回巻きのコイル76はコア70の中央部78に巻
かれ、コイル76はホトダイオード60及びLED62
が取付けられている側と反対側のボード54に配置され
、コイル76の端部はボード54に電気持続される。
第7図にあり、第3図及び第4図にない他の電気成分は
ボード54の外表面に取付けられる。電気ケーブル(図
に示していない)がボード54に接続されて電力を供給
し、又ボード54と現金支払機の動作の制御も行うマイ
クロプロセッサ79(第7図)との間におけるデータ転
送を可能にする。
第5図、第6図において、印刷回路ボード80はカセッ
ト10の側壁53の外面に取付けられる。
平坦なU形磁気コア82はその端部84が外に面するよ
うにボート80の外表面に取付けられる。
コア80の中央部88のまわりにコイル86が200回
巻かれ、コイル86の端部は印刷回路ボード80に電気
接続される。第6図に見られるように、ボード80の周
囲はカセット10の側壁53の外面の凹部92の外周に
形成されているショールダ90と係合する。ホード80
はコア82の端部84に係合し、壁53に固定されてい
るカバー94(第5図に一部切欠いて示す)により側壁
53のその場所に保持され、カバー94は赤外線を通す
プラスチックである。カバー94は壁53と一体に形成
された第1のリップ98と係合するカバー94の下端の
2つのラグ96によって壁53に固定され、同じく第2
のリップ102とスナップ係合するカバー94の上端の
2つのラッチ部材100によって壁53に固定される。
ホトダイオード104及びLED106はカセット10
が収納部12の正しい動作位置に挿入されているときに
ホトダイオード104はボード54に取付けられている
LED62と共同関係となり、LED106はボード5
4に取付けられているホトダイオード60と共同関係と
なる、というように、印刷回路ボード80の外表面に取
付けられる。
カセット10がその正しい動作位置にあるとき、コイル
86はボード54に取付けられているコイル76と共同
関係にあり、コア82の端部84はコア70の端部68
から約10ミリメートル離れて対面している。第5図及
び第6図になく第8図I にあるその他の電気成分はボード80に取付けられ、そ
れらのいくつかは凹部92にある。LED62.106
は赤外線を発射し、ホトダイオード60.104は赤外
線に応答する。
第7図において、印刷回路ボード54は周波数1500
〜2000Hzの発振器108を含み、発振器108は
現金支払機の動作中作動している。発振器108は方形
波発生器110及び24V方形波でコイル76をドライ
ブするコイル・ドライバ112を介してコイル76に接
続される。コイル・ドライバ112は現金支払機の動作
を制御するよう動作するマイクロプロセッサ79から線
114を介してコイル・ドライバ112に供給された信
号ENABLEに応答してコイル76をドライブする目
的で作動可能になるよう構成される。印刷回路ボード5
4のLED62は第7図のようにトランジスタ118及
び抵抗120,122,124を含む回路に接続される
。 ハイレベル信号が1であり、“ロー レベル信号が
0である2値デ一タ信号はマイクロプロセッサ79から
線1262 を介してトランジスタ118のベースに供給され、ハイ
レベル信号はトランジスタ118をオフにし、LED6
2を作動不能にし、ローレベル信号がトランジスタ11
8をオンにしてLED62をオペラテイブにする。ホト
ダイオード60は第7図に示すように抵抗128を含む
回路に接続され、ホトダイオード60と抵抗128との
間のジャンクションは線130を介してマイクロプロセ
ッサ79に接続される。上記のように、ハイレベルが1
であり、ローレベルが0である2値デ一タ信号は線13
0を介してマイクロプロセッサ79に供給される。
マイクロプロセッサ79と印刷回路ボード54との間の
データ転送はワード当り8ビツト、300又は600ボ
ーの伝送速度で行われる。
印刷回路ボード80はマイクロプロセッサ132と、実
時間クロック・チップ133と、マイクロプロセッサ1
32用のプログラムが記憶されている続出専用メモリー
(ROM)134と、マイクロプロセッサ132に接続
され紙幣カセットI0及びその内容に関する情報が記憶
されているランダム・アクセス・メモリー(RAM)l
 36とが含まれている。その情報はカセット10の識
別番号と、カセット10の紙幣の金種及び数量とを含む
。希望により、RAM136はカセット10に最後に補
給した場所及び時間に関する情報及びカセットlOの作
用歴史に関する情報などを記憶することができる。カセ
ット10が収納部12の正しい動作位置にあるとき、マ
イクロプロセッサ132、クロック・チップ133、R
OM134及びRAM136に対する電力はコイル86
に接続されている制御及び電力転送回路138によって
供給される。コイル76.86は共に変圧器として作用
し、印刷回路ボード54からボード80に動作において
電力が転送される。回路138はマイクロプロセッサ1
32を動作可能にするため線140を介してマイクロプ
ロセッサ132にパルス“リセット”を供給し、線21
8.220を介してマイクロプロセッサ132に不正開
扉表示システムの一部を形成する制御信号を供給するよ
う作用する。
ボード80のホトダイオード104は第7図に示すよう
に、抵抗142.ホトダイオード104と線144を介
してマイクロプロセッサ132に接続される抵抗142
との間のジャンクションとを含む回路に接続される。又
、LED 106は第7図に示すように、トランジスタ
146と抵抗148.150,152と線154を介し
てマイクロプロセッサ132に接続されているトランジ
スタ146のベースを含む回路に接続される。マイクロ
プロセッサ79とホトダイオード60及びLED62と
の間のデータの転送と同様に、ホトダイオード104か
ら線144を介してマイクロプロセッサ132にデータ
信号が供給され、マイクロプロセッサ132から線15
4を介してLED106にデータ信号が供給され、ボー
ド80内のデータ転送は300又は600ボーの速度で
行われる。印刷回路ボード80からボード54へのデー
タ転送はLED 106からの赤外線が作動のときには
ホトダイオード60を落とすようにして5 行なわれ、ボード54からボード80へのデータ転送は
LED62からの赤外線が作動のときはホトダイオード
104を落とすようにして行われる。
第8図の制御及び電力転送回路138はコイル86を横
切って接続されている整流回路155を含む。ピーク間
約7vがコイル76に流れる交流に応答してコイル86
間に発生する。このAC電圧はキャパシタ156で平滑
され、線161を介してマイクロパワー・レギュレータ
160の入力端子に供給される。マイクロパワー・レギ
ュレータ160は出力線162に+3v出力の調整電源
を供給し、この出力電圧は線162と接地との間に接続
されている抵抗164,166.168を介してレギュ
レータ160にセットされる。線162の電圧はマイク
ロプロセッサ132と、クロック轡チップ133と、R
OM134と、RAM136と、ホトダイオード104
と、抵抗146と、LED I O6と、回路138に
含まれているその他の成分とに電源として供給される。
マイクロパワm−しキュレータ160は、X線162の
6 調整出力電圧が所定の値以下になったときを表示する比
較器として作用する。比較器への入力は線169を介し
てレギュレータ160の端子に供給され、調整出力電圧
が所定の値以下になった場合に“ロー レベル信号“エ
ラー”が出力線170に現われる。
充電用ニッケル・ガドミューム電池171は抵抗172
を介し、及びカセットIOが挿入され、カセットlOの
正規の動作中では逆バイアスされているダイオード17
3を介して線161に接続され、そのときの線161の
正規の動作電圧は電池+71の電圧より高い。カセット
10か収納部12から取出されている場合には、ダイオ
ード173はマイクロパワー・レギュレータ160を介
して電池171が線162に電圧を供給するように前方
向バイアスとなる。この電源は必要に応じマイクロプロ
セッサ132及び関係成分に使用される。カセット10
が収納部12に再び挿入されるか、又は他の同様な収納
部12に挿入されると、抵抗172は線161から電池
+71に対する充電路を供給して電池171に再び充電
を行う。
制御及び電力転送回路138は電池電圧スーパーバイザ
175を含む。普通、電圧スーパーバイザ175に対す
る電力は調整出力電源線162から前方向バイアス・ダ
イオード177を介し、線176を通して供給される。
リチューム電池178がカセットlOの正規の動作中逆
バイアスのダイオード180を介して線176に接続可
能である。
2つの抵抗184及び186は電池171の正端子と接
地との間に直列に接続され、抵抗184゜186間のジ
ャンクションは線187を介して電圧スーパーバイザ1
75の入力端子に接続される。
線187は電圧スーパーバイザ175の第1の出力端子
に抵抗188を介して接続され、スーパーバイザ175
の第2の出力端子は線189を介してマイクロパワー・
レギュレータ160の端子に接続され、線189は抵抗
190を介して線176に接続される。電圧スーパーバ
イザ175は電池171から供給される電圧を監視し、
電圧が所定のレベル以下に落ちた場合、カセットIOが
収納部12に挿入されず、スーパーバイザ175は線1
89を介して適当な信号をレギュレータ160に供給す
ることによりマイクロパワー・レギュレータ160を遮
断する。マイクロパワー・レギュレータ160を遮断す
ると、線170にエラー信号が現われ、マイクロプロセ
ッサ132を作動不能にする。同時に、ダイオード18
0は前方向バイアスとなって、リチューム電池178か
ら線191を介してクロック・チップ183及びRAM
136にバックアップ電源を供給して、クロック・チッ
プ133の動作を維持し、RAM136のデータの欠損
を防止し、同時にダイオード177が逆バイアスとなっ
て、電池178から他の成分に電流が流れるのを防止す
る。
第8図に示すように、ダイオード192、キャパシタ1
94、抵抗196.198及びトランジスタ200を含
む回路はコイル86の端子と単安定回路202の入力端
子Aとの間に接続される。
線170は単安定回路202の他の入力端子Bとナンド
・ゲート204の第1の入力端子とに接続9 され、単安定回路202の出力端子互はゲート204の
第2の入力端子に接続される。第8図に示すように、単
安定回路202には他の接続も行われる。コイル76.
86から成る誘導電源がアクティブのとき、回路192
,194,196゜198.200は回路202を可能
化する単安定回路202の入力端子Aに信号を供給する
。単安定回路202が可能化され、線162の調整電源
が所定の値以内であると、単安定回路202は線170
の信号“エラー”に応答してインアクティブにトリガさ
れる。単安定回路202がトリガされると、その出力端
子回に“ロー”レベル・パルスが発生して、線170を
介し、ゲート204の出力から“ハイ”信号パルス“リ
セット”をマイクロプロセッサ132に供給させてマイ
クロプロセッサ132はROMl34に記憶されている
プログラムを使用し、内部クロックの動作の開始により
動作を始める。線162の調整電源が所定の値から外れ
ると、再び線170に“ロー”信号“エラー”が現われ
、線140の信号は永久に0 “ハイ”となってマイクロプロセッサ+32を作動不能
にする。
第2図及び第5図において、カセット10はリード(図
に示していない)を介して印刷回路ボード80に接続さ
れている2つのマイクロスイッチ206(第2図)及び
208(第5図)に供給される。スイッチ206・は壁
16の内面に固定され、シャッタ17の上部の内面に固
定されている突起210によって係合しうるように配置
される。シャッタI7がその閉位置にあるとき、突起2
10はスイッチ206と接触しており、スイッチ206
を閉状態に保持する。シャッタ17がその開位置に移動
したとき、突起210はスイッチ206との接触から外
され、スイッチ206か開状態に変化しうるようにする
スイッチ208はカセットlOの壁53の上部の内面に
固定され、スイッチ208はカセット10の前端(第1
図で)近(に配置される。蓋14がその閉位置にあると
き、スイッチ208と接触してスイッチ208を閉状態
に維持する。蓋14が開放の場合、それはスイッチ20
8との接触から外れており、マイクロスイッチ20gを
開状態に変化可能になる。
第8図のスイッチ206は接地とゲート212の第1の
入力端子との間に接続され、スイッチ208は接地とゲ
ート2】2の第2の入力端子との間に接続される。ゲー
ト212の入力端子は夫々抵抗214,216を介して
線162にも供給されている電源に接続され、又夫々出
力線218゜220(第7図にもある)にも接続される
。ゲート212の出力端子は単安定回路222の入力端
子Aに接続され、出力端子互はゲート204の第3の入
力端子に接続される。その他の接続は単安定回路222
に対して行われる。スイッチ206か208のどちらか
が開いたとき、単安定回路222の出力端干すに“ロー
 パルスが発生し、線140を介してマイクロプロセッ
サ132に“ハイ”パルス“リセット”が供給される。
それによってマイクロプロセッサ132が動作し始める
。同時に、スイッチ206か208かのどちらかが開い
たことによって、線218か220を介して“ハイ”信
号がマイクロプロセッサ132に供給される。線218
を介して“ハイ”信号をマイクロプロセッサ132に供
給する場合、マイクロプロセッサ132はROM134
に記憶されている適当なプログラムを使用して、スイッ
チ206が作動した(すなわち、シャッタI7が開いた
)ということを表わすデータ、及びスイッチ206が作
動した日時を表わすデータ(クロック・チップ133か
ら供給される)をRAM13Bに記憶させる。同様にし
て、線220を介して“ハイ”信号をマイクロプロセッ
サ132に供給すると、マイクロプロセッサ132はR
OM134に記憶されている適当なプログラムを使用し
て、スイッチ208が作動した(すなわち、蓋14が開
いた)ということを表わすデータ、及びスイッチ208
が作動した日時を表わすデータをKAM136に記憶さ
せる。そのようなデータ記憶を行わせるマイクロプロセ
ッサ132が使用するプログラムはデータ記憶動作の完
了後マイクロプロセッサ1323 を不作動状態に戻す。
次に、カセット10とそれを使用するATMの現金支払
機の関連部分とを説明する。最初、カセット10は銀行
又は他の金融機関のような安全な場所で紙幣を積載する
。そしてそのカセットlOの内容に関するデータがRA
MI 36に書込まれる。紙幣積載の後、蓋14が閉位
置でロックされ、シャッタ17も閉位置でロックされて
いることをチエツクする。次に、カセットlOは、例え
ば安全保証社によって安全場所からATMに搬送される
。通常、安全場所からATMに行くまでの間、蓋14又
はシャッタ17をアンロックし、開放する理由はない。
しかし、その間でシャッタ17が蓋14が開いてスイッ
チ206か208を作動すると、スイッチ206,20
8が作動したこと及びその日時を表わすデータがRAM
136に記憶される。ニッケル・カドミューム電池17
1はこれらデータをRAM136に記憶させるように作
用するマイクロプロセッサ132で使用する電力を供給
する。
4 カセットIOをATMに搬送した後、カセット10は収
納部12に挿入され、ラッチ・スタッド52がラッチ及
び停止部材27の凹部52に係合して、カセットIOを
その正しい動作位置にラッチし、コイル86はコイル7
6に対して共同関係に配置され、ホトダイオード104
及びLED106は夫々L E D 52及びホトダイ
オード60と共同関係に位置決めされる。カセットlO
の収納部12に対する挿入中、シャッタ17はその開位
置に自動的にアンロック及び移動する。それによって、
スイッチ206が作動し、その日時を表わすデータが電
池171から電力の供給を受けたマイクロプロセッサ1
32によってRAM136に記憶される。カセット10
の作動は線114を介してコイル・ドライバ112に信
号“エネーブル”を供給するマイクロプロセッサ79(
第7図)によって始められる。それによって、コイル7
6を作動することにより、コイル76.86によって構
成された変圧器を介してボード54からボード80に電
力を転送し始める。線162の調整電圧が所定の値に達
すると、線140を介して信号“リセット”をマイクロ
プロセッサ132に送り、それを作動する。次に、カセ
ット10はそこから紙幣を抜き出すことができるように
なり、RAM136及びマイクロプロセッサ79間でデ
ータ転送可能になる。まず、マイクロプロセッサ132
はRAM136からカセット10の内容及びカセットの
識別番号に関する情報を読出し、その情報を表わすデー
タをライン154を介してLED106を含む回路に送
信する。そこで、そのデータはLED l 06からホ
トダイオード60に送られ、ホトダイオード60から線
130を介してマイクロプロセッサ79に送信される。
次に、ピック又は抜取り動作を開始して、カセット10
からピック機構224 (第7図)を使用し、開口18
(第2図)を通して要求する枚数の紙幣を抜取る。
この抜取り動作はマイクロプロセッサ79からピック機
構224に適当な信号を供給することによって行われる
。各ピック又は抜取り動作の完了後、マイクロプロセッ
サ79は線126を介して抜出される紙幣の数を表わす
データをLED62に送信する。このデータはLED6
2からホトダイオード104に送信され、そこから線1
44を介してマイクロプロセッサ132に送られ、紙幣
の残数を表わすデータをRAM136に書込む。
カセットの残紙常数が低い所定の値に達すると、それを
示す信号がマイクロプロセッサ132からマイクロプロ
セッサ79に送られ、マイクロプロセッサ79はカセッ
トIOを十分紙幣を積載したカセットと交換すべきであ
ることを示す信号を発生する。前述のように、カセット
lOを収納部12から取出すと、シャッタ17は自動的
に閉位置となり、ロックされる。そこでカセット10は
上記の安全場所に戻され、蓋14まがアンロックされ、
開かれて残りの紙幣が取出される。カセット10をAT
Mから安全場所に戻す運送中、蓋14又はシャッタ17
を開けることによりスイッチ206か208が作動した
とすると、それを表わすデータがRAM 136に記憶
される。カセットIOから残紙幣を除去後、RAM13
6に記憶されてい7 る関係データ部が読出されて、カセットIOを安全場所
に戻す途中で蓋14が開けられたかどうか確かめ、カセ
ット10を収納部12に入れたとき以外のときにシャッ
タ17を開いたかどうかについて確かめる。RAM13
6からの関連データの読出しは、RAM136からマイ
クロプロセッサ79にデータを転送する上記の説明のデ
ータ転送システムに類似するデータ転送システムで行う
ことができる。そこで、上記の期間中に蓋14が1回以
上開かれたか、又はシャッタ17が2回以上開かれたか
についての説明が必要である。上記の代替動作モードに
おいて、カセットlOが収納部12に挿入されるときに
シャッタ17の開放を示すデータの記録を読出すことが
できる。
安全の観点から、シャッタ17及び蓋14が開かれた日
時を表わすデータを知ることが有益である。すなわち、
カセット10を安全場所から離したときに、単に開いた
回数を知るだけでなく、その期間中のいつ開かれたかの
データが必要である。
例えば、カセット10の無権限開扉が行われたと8 き、その開扉は安全場所からATMに行く途中で行われ
たのか、その逆で行われたのかについて知るのが重要で
ある。又、カセットlOは短時間に数回開かれたのか、
例えばATMに対する出入を数回行ったのかを知る必要
がある。
マイクロスイッチ206.208と印刷回路ボート54
及びそれに関連する成分はカセットlOのための有効な
不正開扉表示装置を構成する。この不正開扉表示装置は
動作簡単且つ信頼性が高い。
又、このカセットIOは構造が簡単であるという利点を
有する。その上、電力はカセット10が収納部12の正
しい動作位置にあるときに、コイル76.86を通して
カセットに転送されるので、ニッケル・カドミューム電
池171はカセット10がその位置にあるときに自動的
に再充電され、又充電を心配せずにカセットlOを何回
でも使用することができるという利点を有する。又、リ
チューム電池171は、その電圧が所定のレベル以下に
落ちたときにのみクロック−チップ133及びRAM 
136に電力を供給するため、寿命が長い。
以上の説明かられかるように、この不正開扉表示装置は
紙幣(貴重品)支払のためのコンテナ(カセット)のみ
でな(、貴重品預入のためのコンテナにも使用すること
ができ、その使用状態は上記の説明と大体同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、現金支払機のカセット収納部に一部挿入され
、蓋を切欠いて内部を見せるようにしたこの発明の紙幣
カセットの斜視図、 第2図は、第1図のカセットの裏側上部の略図、 第3図は、第1図のカセット収納部の内側壁の一部の立
面図、 第4図は、第3図の4−4線から見た断面図、第5図は
、蓋及び右側壁の一部を切欠いた第1図の右側両立面図
、 第6図は、第5図の6−6線から見た断面図、第7図は
、カセットに一部形成するデータ及び電力転送システム
及びカセットに含まれている不正開扉表示システムの回
路図、 第8図は、不正開扉表示システムの一部を含む制御及び
電力転送回路の回路図である。 図中、IO・・・紙幣用カセット、12・・・カセット
収納部、13・・・紙幣収納容器、14・・・蓋、15
・・口・〉キング手段、■7・・・シャッタ、I8・・
・開目、21・・・レール、22・・・案内部材、27
・・・停止部材。 西山善章 出願代理人       ・・・・ 1 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、開位置及び閉位置を有するドア手段(17)と、デ
    ータ記憶手段(136)とを含み、ATMのコンテナ収
    納手段(12)に挿入可能なコンテナ(10)であり、
    前記ドア手段(17)は前記コンテナ(10)が前記コ
    ンテナ収納手段の動作位置にあるときに前記開位置にあ
    って、貴重品を前記コンテナから及び該コンテナに転送
    しうるようにした貴重品用コンテナであって、前記デー
    タ記憶手段(136)に接続されたデータ処理手段と、
    前記ドア手段(17)に接続され前記ドア手段(17)
    が開扉したときに作動するスイッチ手段(206)と、
    前記データ処理手段に接続された実時間クロック手段(
    133)と、前記データ記憶手段に電力を供給する電池
    手段(171、178)とを含み、前記データ処理手段
    は前記コンテナ(10)が前記コンテナ収納手段(12
    )に挿入されていない期間中前記クロック手段を作動し
    、前記データ処理手段(132)は前記期間中前記スイ
    ッチ手段(206)の作動に応答して前記ドア手段(1
    7)が開扉した日付及び時間を表わすデータを前記記憶
    手段(136)に記憶するように構成した貴重品(20
    )用コンテナ。
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