JPH033095A - 紙幣カセツト用データ転送システム - Google Patents

紙幣カセツト用データ転送システム

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JPH033095A
JPH033095A JP2095231A JP9523190A JPH033095A JP H033095 A JPH033095 A JP H033095A JP 2095231 A JP2095231 A JP 2095231A JP 9523190 A JP9523190 A JP 9523190A JP H033095 A JPH033095 A JP H033095A
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JP
Japan
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cassette
data
circuit
data processing
storage means
Prior art date
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Application number
JP2095231A
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English (en)
Inventor
Brian G Hutchison
ブライアン ジヨージ ハチスン
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NCR Voyix Corp
Original Assignee
NCR Corp
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Publication date
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Application filed by NCR Corp filed Critical NCR Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は現金排出機に使用される紙幣コンテナ又はカ
セットに関するデータを転送するデータ転送システムに
関する。そのコンテナを以下紙幣カセット又は単にカセ
ットという。
〔従来の技術〕
この発明は、例えば、使用者がICカードを機械に挿入
してキーボードから必要なデータを挿入する(コード、
支払紙幣数、取引の種類など)ようにした自動出納機(
ATM)にその応用がある。
この機械はその取引を処理し、その取引に応じてその口
座をアップデートし、必要な場合1又は1以上の紙幣カ
セットから現金を取出して支払い、最後にカードを返却
して取引を終了する。ATMは2種類以上の紙幣を排出
するため、夫々別々のカセットを含むということは普通
に行われている。
ATMのフレキシビリティ及び多能性を強化するため、
カセットにはカセットを識別するための機械読取識別手
段が取付けられることが望ましい。
その情報としては収納されている紙幣の種類及び量など
カセットの内容に関するものでよい。又、メンテナンス
のため、その情報には動作ヒストリを含ませると有益で
ある。
例えば、磁石アレイのような所定のスイッチ作動手段の
アレイの形の機械読取識別手段を外部に取付けたカセッ
トに対して、カセットを挿入する現金排出機のカセット
収納室に共同するスイッチ手段を配置したものがある。
このカセット識別システムはスイッチ作動手段のアレイ
が限定した情報量のみを記憶するという欠点を有する。
又、英国特許第2165383号はその外側に磁気帯を
有するカードの形の機械読取データ記憶手段を取付けた
カセットを開示している。その磁気帯に記録されたデー
タはカセットを挿入するカセット収納室の一部を形成す
る支持手段に摺動自在に取付けられたキャリヤに取付け
られた読取ヘッドで読取られる。前記収納室に対するカ
セットの挿入完了時に、制御された方法でキャリヤが支
持手段に沿ってばねにより移動され、読取ヘッドが磁気
帯に記録されているデータを読取りうるようにする。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のシステムが経験した1つの問題は読取動作の信頼
性を確保するために、読取ヘッドはカセットに対し極度
に正確に取付けられなければならないということである
。又読取ヘッドにはよごれが付着するという問題もある
従って、この発明の目的は上記の従来技術の欠点を除去
したデータ記憶手段を有する紙幣カセットを含むデータ
転送システムを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題を解決するためにこの発明は下記のように構
成した。この発明によると、それは紙幣を排出する紙幣
排出手段と、排出する紙幣を貯蔵するカセットと、前記
紙幣排出手段に置かれ前記カセットを収納するカセット
収納手段とを含み、前記カセットは第1のデータ処理手
段を持ち排出紙幣に関するデータを処理し、前記カセッ
ト収納手段は第1のデータ処理手段を持ち、排出紙幣に
関するデータを処理し、前記カセットは第1の回路手段
を持ち前記第1のデータ処理手段において使用する電力
を処理し、前記カセット収納手段は第2の回路手段を持
ち、前記第1のデータ処理手段において使用される電力
を処理し、前記第1及び第2の回路手段は夫々第1及び
第2のコイルを含み、前記第1及び第2のコイルは前記
カセットが前記カセット収納手段の動作位置に取付けら
れたときに変圧器として作用し、前記第2の回路手段か
ら前記第1の回路手段に電力を転送するようにした自動
出納機システムを提供する。
この発明の他の面として、データ記憶手段を有する紙幣
カセットと、紙幣を排出する紙幣排出手段とを含み、前
記紙幣排出手段は前記カセットを収納しうるカセット収
納手段を持ち、前記カセットは前記データ記憶手段を形
成するランダム・アクセス・メモリー手段と、第1のデ
ータ受信送信手段と、前記ランダム・アクセス・メモリ
ー手段及び前記第1のデータ受信送信手段に接続された
第1のデータ処理手段と、第1のコイル手段を含む第1
の回路手段とを持ち、前記カセット収納手段は第2のデ
ータ受信送信手段と第2のコイル手段を含む第2の回路
手段とを含み、前記第2のデータ受信送信手段及び前記
第2のコイル手段は前記カセット収納手段に取付けられ
前記カセットが前記カセット収納手段の動作位置に取付
けられたときに夫々前記第1のデータ受信送信手段及び
前記第1のコイル手段近くに配置され、前記第1のデー
タ処理手段及び前記第1及び第2のデータ受信送信手段
を介して前記カセット外部の前記ランダム・アクセス・
メモリー手段及び前記第2のデータ処理手段間でデータ
を非接触方式で転送することができ、前記第1及び第2
のコイル手段が変圧器として作用し、前記第1及び第2
の回路手段が前記カセット収納手段から電力を前記カセ
ットに転送させうるよにし、前記第1の回路手段は前記
カセットに対するDC電源として作用するデータ転送シ
ステムを提供する。
又、更にこの発明の他の面として、データ記憶手段を形
成するランダム・アクセス・メモリー手段と、前記ラン
ダム・アクセス・メモリー手段に接続されたデータ処理
手段と、前記第1のデータ処理手段に接続され非接触方
式で前記カセット外部の第1のデータ処理手段からデー
タを受信する第1のデータ受信手段とを含むカセットと
を含み、前記データ処理手段は、更に、受信したデータ
を前記ランダム・アクセス・メモリー手段に書込む手段
と、前記データ処理手段を介し前記ランダム・アクセス
・メモリー手段からデータを受信して該データを前記カ
セット外部の第2のデータ受信手段に非接触方式で送信
する第2のデータ送信手段と、前記カセット外部の第2
のコイル手段を含む第2の回路手段から電力を受電する
第1のコイル手段を含む第1の回路手段とを含み、前記
第1及び第2のコイル手段は変圧器として作用し、前記
第1の回路手段は前記カセットに対しDC電源を供給す
るように作用するデータ記憶手段を有する紙幣カセット
を提供する。
〔実施例〕
゛第1図の紙幣カセット10はATM (図に示してい
ない)の現金排出機の後部に形成された収納室12に挿
入される(矢印!lの方向)。カセッ)10は紙幣収納
部14と蓋16とを含み、蓋16はその一端が収納部1
4に回転しうるように取付けられロック手段17でロッ
クすることができる。
収納部14及び蓋16共プラスチックで作られる。
カセットIOの右端(第1図で)には、従来のドア(図
に示していない)が取付けられ、それはカセットlOを
排出機に積載する前に閉じられ、収納室に挿入されたと
きに自動的に開放される。カセットlOが収納室12に
完全に挿入された状態では、排出機のビック機構により
開いたカセット・ドアを通して紙幣を紙幣収納部14か
ら引出して客に供給することができる。
カセットlOの側壁の外面には、2つの水平に延びるレ
ール18が設けられる(第1図には1本のレール18の
みを示す)。レール18は紙幣収納室12の2枚の側壁
22.23の内面に設けられたU形断面の2つの水平に
延びるガイド手段20と摺動係合する。第1図は1つの
ガイド手段20のみを示す。収納室12にカセットlO
を挿入中、レール18の先端(第1図の右端)はガイド
手段20に向けられ、その後カセットlOはカセットI
Oの完全収納位置までガイド手段20に沿い摺動じてレ
ール18により収納室12に案内される。
カセットlOの収納室12に対する挿入は各ガイド手段
20の端部24(第2図)の傾斜により容易となる。
第2図で、収納室12の側壁22の内面にはラッチ及び
停止部材26が取付けられ、部材26は側壁22に固定
されたスタッド28に回動自在に取付けられる。部材2
6の下端は縦に延びる停止面30と、半円凹部32と、
側壁22の前端38(第1図)付近に設けられた端部3
6と凹部32との間に延びるカム部34とを有する。部
材26の回動は部材26に形成された弓状溝42に係合
する壁22に固定されているスタッド40により制限さ
れる。部材26は通常第2の停止位置に弾力的に保持さ
れ、スタッド40はスタッド28に取付けられているね
じりばね44により溝42の上端に係合し、ばね44の
両端は夫々スタッド40と部材26に固定されているス
タッド46とに掛けられる。部材26は端部36に固定
され、側壁22の前端38に形成されている凹部50に
配置されているラグ48(第1図)によりその停止位置
から反時計方向(第2図で)に手動回動することができ
る。
カセットlOは第1図の矢印11方向に収納室12に挿
入されるとき、カセット10の側壁53の外面に設けら
れているラッチ・スタッド52(第1図)はカセッ)1
0が完全挿入位置に達するわずか前にラッチ及び停止部
材26のカム面34(第2図)に係合する。カセット1
0が矢印方向11に移動し続けると、ラッチ・スタッド
52が停止面30に係合して、ねじりばね44がその停
止位置の方へ部材26の帰還移動を行い、凹部32がラ
ッチ争スタッド52と係合するまでその停止位置から部
材26を回動する。カセット10は今固定され、収納室
12の正しい動作位置に正しくラッチされた。部材26
はラグ48を上方(第1図)に手動移動することにより
ラッチ・スタッド52から容易に取外すことができ、そ
こでカセットlOを収納室12から引出すことができる
第3図で、印刷回路ボード54は側壁22の外面に取付
けられる。印刷回路ボード54は側壁22と一体に形成
された1対のリップ56の後に保持されているボードの
下端と、固着部材58により壁22に固定されているボ
ード54の上部とによってその位置に保持される。ホト
ダイオード6゜及び発光ダイオード(LED)62はボ
ード54の内面に取付けられ、夫々カセット1oが収納
室12に挿入されてカセット10に対面するように壁2
2に設けられている2つの穴64.66に配置される。
U形磁気コア70の両端68(第2図、第3図)は夫々
穴64.66に配置される。コア70の側部72はボー
ド54に形成されている対応する大きさの穴74(第3
図)を通り、コイル76は300巻線であり、コア70
の中央部78に巻かれる。コイル76はホトダイオード
6o及びLED62が取付けられている側とボード54
の反対側に配置され、コイル76の両端は電気的にボー
ド54に接続される。第6図で説明するが第2図及び第
3図に示していない他の電気成分はボード54の外側面
に取付けられる。ボード54に接続されている電気ケー
ブル(図に示していない)はボード54に電力を供給し
、現金排出機の動作を制御するよう作用するマイクロプ
ロセッサ79(第6図)及びボード54間に行われるデ
ータ転送を可能にする。
特に、第4図及び第5図において、印刷回路ボード80
はカセットlOの側壁53の外面に取付けられる。平U
形磁気コア82はその端部84が外部に向けられるよう
にボード80の外面に取付けられる。200巻を有する
コイル86はコア82の中央部88に巻付けられ、コイ
ル86の両端は印刷回路ボード80に電気的に接続され
ている。
第5図に示すように、ボード80の外周はカセット10
の側壁53の外面の凹部92の周囲に形成されたショル
ダ 90と係合する。ボード80はコア82の両端84
に係合し、壁53に固定されているカバー94(第4図
で一部切欠図示されている)によって側壁53の位置に
保持される。カバー94は赤外線透過のプラスチックで
作られる。
カバー94はその下端の2つのラグ96(第4図)によ
り壁53に固定され、そのラグは壁53と一体形成の第
1のリップ98(第5図)に係合し、壁53と一体形成
の第2のリップ102とスナップ係合されているカバー
94の上端の2つのラッチ部材100によって壁53に
固定される。
ホトダイオード104及びLEDI06(第4図)は、
カセットlOが室12内の正しい動作位置にあるとき、
ホトダイオード104がボード54に取付けられている
LED62 (第6図)と共同関係にあるというような
位置に印刷回路ボード80の外面に取付けられる。又、
カセットlOが室12の正しい動作位置にあるときに、
コイル86はボード54に取付けられているコイル76
と共同関係にあり、コア82の端部84はコア70の両
端68から約10ミリメートル離して設置される。
第4図及び第5図にはなく、第7図で説明する他の電気
成分はボード80に取付けられ、そのいくつかは凹部9
2に置かれる。LED62,106は赤外線を発射し、
ホトダイオード60,104は赤外線に応答する。
第6図で、印刷回路ボード54は1500〜2000H
z間の周波数を持ち、現金排出機の動作中継続動作する
発振器+08を含む。発振器108は方形波発生器11
0と、24V方形波でコイル76をドライブするコイル
・ドライバ112とを介してコイル76に接続される。
コイル・ドライバ112は現金排出機の動作を制御する
マイクロプロセッサ79から線114を介してコイル・
ドライバ112に送られる信号ENABLE (エネー
ブル)に応答してコイル76をドライブするため動作す
るよう構成される。ボード54のLED62はトランジ
スタits及び抵抗120.122.124を含む回路
に第6図に示すように接続される。“ハイ°レベル信号
が“loであり、“ロールベル信号が“0”である2値
デ一タ信号がマイクロプロセッサ79から線126を介
してトランジスタ11Bのベースに供給される。 ハイ
”レベル信号はトランジスタttaをターンオフしてL
ED62を不動作にし、“ロールベル信号はトランジス
タ118をターンオンしてLED62を動作可能にする
。ホトダイオード60は第6図に示すように、抵抗12
8と、線130を介してマイクロプロセッサ79に接続
されている抵抗128とホトダイオード60間のジャン
クションとを含む回路に接続される。“ハイ”レベル信
号は“1″  “ロー”レベル信号は“0”の2値デ一
タ信号は線130を介してマイクロプロセッサ79に供
給される。マイクロプロセッサ79と印刷回路ボード5
4間のデータ転送は1ワード当り8ビツトの300又は
600ポーの速度を使用する。
印刷回路ボード80はマイクロプロセッサ1322と、
マイクロプロセッサ132のプログラムが記憶されてい
る読出専用メモリー(ROM) 134と、マイクロプ
ロセッサ132に接続されカセット10及びその内容に
関する情報を記憶したランダム・アクセス・メモリー(
RAM)136とを含む。その情報はカセット10の認
識番号と、カセット10に収納されている紙幣の量と種
類とを含む。RAM 136は、希望により、カセット
lOが最後に紙幣を補充した時及び場所及びカセットl
Oの動作ヒストリに関する情報などについて記憶するこ
ともできる。カセットlOが収納室12の正しい動作位
置にあるとき、マイクロプロセッサ132.ROM13
4及びRAM l 36に対する電力はコイル86に接
続されている制御及び電力転送回路138によって供給
される。コイル76゜86はともに変圧器として作用し
、動作において電力が印刷回路ボード54から80に転
送される。
後述するように、回路138はマイクロプロセッサ13
2を作動させるため線140を介してマイクロプロセッ
サ132にパルスRESET (リセット)を供給する
ボード80のホトダイオード104は第6図に示すよう
に抵抗142と、線144を介してマイクロプロセッサ
132に接続されている抵抗142とホトダイオード1
04との間のジャンクションとを含む回路に接続される
。又、LED106はトランジスタ146と抵抗148
.150.152とを含む回路に接続され、トランジス
タ146のベースは線154を介してマイクロプロセッ
サ132に接続される。マイクロプロセッサ79とホト
ダイオード60及びLED62との間のデータ転送に類
似する方法で、データ信号は線144を介してホトダイ
オード104からマイクロプロセッサ132に供給され
、データ信号は線154を介してマイクロプロセッサ1
32からLED106に供給され、ボード80内のデー
タ転送は300又は600ボーの速度で行われる。動作
において、印刷回路ボード80から印刷回路ボード54
に対するデータ転送はLEI) 106からの赤外線が
作動したときホトダイオード60にに投射されるように
行われ、ボード54からボード80へのデータ転送はL
ED62からの赤外線が作動したときホトダイオード1
04に投射されるようにして行われる。
第7図の制御及び電力転送回路138はコイル&6の両
端に接続されている整流回路156を含む。動作の際、
ピーク間約7VのAC電圧はコイル76に流れる交流に
応答してコイル86に発生する。このAC電圧はキャパ
シタ158で平滑され、マイクロパワー、レギュレータ
160の入力端子に供給される。レギュレータ160は
出力線162に調整された+3V出力電圧を供給し、こ
の出力電圧は第7図に示すように、線162と接地間に
接続された抵抗164,166.168によってレギュ
レータ160に設定される。線162の電圧はマイクロ
プロセッサl 32. ROM134゜RAM136.
ホトダイオード104.)ランジスタ146.LED1
06及び回路138に含まれている他の成分に対し電源
として供給される。
マイクロパワー レギュレータ160は、X線162の
調整出力電圧が所定の仕様以下に落ちたときを表示する
比較器として作用する。比較器の作用は線169を介し
てレギュレータ160の端子に信号を供給することによ
って、レギュレータにより行われ、調整出力電圧が所定
の仕様以下に落ちたときに信号エラー(ERROR)出
力線170に現われる。
制御及び電力転送回路138(第7図)は、又供給電圧
スーパーバイザ172を含む。動作において、カセット
lOが収納室12に取付けられたとき、スーパーバイザ
172に対する電力は前方向バイアス・ダイオード17
6を介して調整出力電圧供給線162から線174を介
して供給される。カセットIOの正規の動作中に逆バイ
アスされているダイオード180を介してリチューム電
池178が接続される。カセットlOが収納室12から
取出された場合、ダイオード180は前方向バイアスと
なり、電池178から線174を介して電圧スーパーバ
イザ172にバックアップ電源が供給される。このバッ
クアップ電源は、X線182を介してRAM136にも
供給されるが、このときダイオード176は逆バイアス
であるため、カセットlOの他の成分に電池からの電流
は供給されない、整流回路156の出力と接地との間に
2つの抵抗184,186が直列に接続され、抵抗18
4,186間のジャンクションが線187を介してスー
パーバイザ172の入力端子に接続される。線187は
、又抵抗188を介してスー/(−バイザ172の第1
の出力端子に接続され、スーパーバイザ172の第2の
出力端子は線189を介してマイクロパワー レギュレ
ータ160の端子に接続され、線189は抵抗190を
介して線174に接続される。電圧スーパーバイザ17
2は整流回路156の出力に現われた未調整出力電圧を
監視して、その電圧がピーク間で3.6v以下に落ちた
場合にスーパーバイザ172は線189を介してレギュ
レータ160に適当な信号を供給することによってマイ
クロパワー・レギュレータ160を遮断する。
ダイオード192とキャパシタ194と抵抗196.1
98とトランジスタ200とを含む回路は第7図に示す
ようにコイル86の端子と単安定回路202の入力端子
Aとの間に接続される。
線170は単安定回路202の他の入力端子Bとゲート
204の第1の入力端子とに接続され、単安定回路20
2の出力端子Q’  (Qバーと呼ぶ)はゲート204
の第2の入力に接続される。抵抗206及びキャパシタ
208を含む他の接続は第7図に示すように単安定回路
202に行われる。
コイル76.86を含む誘導性電源がアクティブのとき
、成分192,194,196,198゜200を含む
回路はこの単安定回路202を可能化するため、回路2
02の入力端子Aに信号を供給する。単安定回路202
が可能化され、線162の調整電源が要求する仕様以内
になったとき、単安定回路202は線170の信号ER
RORがインアクティブになったことに応答してトリガ
される。単安定回路202がトリガされると、出力端子
Q′に“ハイ”パルスRESETが発生し、ゲー)20
4及び線140(第6図)を介してマイクロプロセッサ
132に供給され、ROM 134に記憶されているプ
ログラムを使用してマイクロプロセッサ132が動作を
開始する。パルスRESETが終了後マイクロプロセッ
サ132の動作を止め、線140の信号は“ロー”とな
る。線162の調整電源が仕様から外れたために線17
0に信号ERRORが発生すると、線140の信号は永
久に“ハイ”になり、マイクロプロセッサ132(第6
図)をインオペラティブにする。
次に、データ転送システムについてその動作を説明する
。紙幣を収納したカセットlOを収納室12に挿入する
前に、カセット10の内容に関する情報をカセットIO
が積載された場所でRAM136に書込まれる。カセッ
トIOは前述のようにして収納室12に挿入され、ラッ
チ・スタッド52(第4図)がラッチ及び停止部材26
の凹部32(第2図)に係合され、カセットlOを正し
い動作位置にラッチし、コイル86(第5図)をコイル
76(第3図)に対する協同位置に置き、ホトダイオー
ド104及びLED106を夫々LED62及びホトダ
イオード60に対する正しい協同位置に置(。カセット
lOの作動は線114を介して信号ENABLEをコイ
ル・ドライバ112に供給するマイクロプロセッサ79
(第6図)によって始動され、コイル76を作動して、
電力をボード54からコイル76.86で形成された変
圧器を介してボード80に転送し始める。
線162の調整電圧が要求した仕様に達すると、線14
0を介して信号RESETがマイクロプロセッサ132
に供給され、マイクロプロセッサ132をオペラブルに
する。今、カセットlOがそこから紙幣を取出す用意が
できた条件下にあり、RAM 136とマイクロプロセ
ッサ79間でデータを転送する準備ができたものとする
。まず、マイクロプロセッサ132はRAM l 36
からカセット内容及びその識別番号を含む情報を読出し
、線154を介してその情報を表わすデータをLεD1
06を含む回路に送信する。このデータはLED106
から前述の方法でホトダイオード60に送信され、その
データはホトダイオード60から線130を介してマイ
クロプロセッサ79に送信される。l又はそれ以上の紙
幣をカセットlOから引出す各取出動作の後、マイクロ
プロセッサ79はその動作で引出された紙幣数を表わす
データを線126を介してLED62に送信する。この
データはLED62からホトダイオード104に送信さ
れ、そこから線144を介してマイクロプロセッサ13
2に送信され、カセットlOに残されている紙幣数を表
わすデータをRAM 136に書込ませる。カセットI
Oが収納室12から取出されているときには、リチュー
ム電池178がRAM136にバックアップ電力を供給
して記憶データの喪失を防止する。
この発明のデータ転送システムは、カセット10マイク
ロプロセッサ79間のデータ転送は非接触方式で行われ
るから、その動作に硬度の信頼性があり、収納室12に
対するカセットIOの極度な位置決めの正しさは要求さ
れないという利点を有する。又、カセットのデータ記憶
手段としてランダム・アクセス・メモリーが使用される
から、カセットlOに非常に大容量の情報を記憶するこ
とができる。又、動作において、コイル76.86を介
してカセット】Oに電力を供給することができるから、
カセットIOの電池178は非常にその寿命を長(する
ことができ、カセットloが非動作状態のときに記憶デ
ータの喪失を防ぐために電力を供給する必要があるだけ
であるから更に長期間使用できる。
この発明のデータ転送システムの他の実施例として、カ
セット10及びマイクロプロセッサ79間のデータ転送
は2つの第2の共同コイルを介して行うようにすること
ができる。そのコイルの1つはホトダイオード60及び
LED62の代りにボード54に取付けられ、他のコイ
ルはホトダイオード104及びLED106の代りにボ
ード80に取付けられる。この代替実施例では、第2の
コイルの各々に対するデータ転送は夫々のモデムを介し
て行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、現金排出機のカセット収納室に一部挿入した
紙幣カセットを含むこの発明のデータ転送システムの一
部切欠斜視図、 第2図は、第1図のカセット収納室の内側壁の一部の側
面図、 第3図は、第2図の3−3線から見た断面図、第4図は
、前記カセットの側壁に取付けられた印刷回路ボードを
示す前記側壁の部分側面図、第5図は、第4図の5−5
線から見た断面図、第6図は、第1図のデータ転送シス
テムの一部ブロック形式の回路図、 第7図は、カセットの印刷回路ボードに含まれている制
御及び送電回路の配線図である。 図中、IO・・・紙幣カセット、12・・・収納室、1
4・・・紙幣収納部、16・・・蓋、17・・・ロック
手段、18・・・レール、2o・・・ガイド手段、26
・・・ラッチ及び停止部材、34・・・カム部、44・
・・ねじりばね、48・・・ラグ、54・・・印刷回路
ボード、6o・・・ホトダイオード・、62・・・LE
D、70・・・コア、76・・・コイル、79・・・マ
イクロプロセッサ、80・・・印刷回路ボード、82・
・・平U形磁気コア、l 00 用ラッチ部材。 FIG、 3 出願代理人 斉 藤   勲

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)紙幣を排出する紙幣排出手段と、 排出する紙幣を貯蔵するカセットと、 前記紙幣排出手段に置かれ前記カセットを収納するカセ
    ット収納手段とを含み、 前記カセットは第1のデータ処理手段を持ち、排出紙幣
    に関するデータを処理し、 前記カセット収納手段は第2のデータ処理手段を持ち、
    排出紙幣に関するデータを処理し、前記カセットは第1
    の回路手段を持ち、前記第1のデータ処理手段において
    使用する電力を処理し、 前記カセット収納手段は第2の回路手段を持ち、前記第
    1のデータ処理手段において使用される電力を処理し、 前記第1及び第2の回路手段は夫々第1及び第2のコイ
    ルを含み、前記第1及び第2のコイルは前記カセットが
    前記カセット収納手段の動作位置に取付けられたときに
    変圧器として作用し、前記第2の回路手段から前記第1
    の回路手段に電力を転送するようにした自動出納機シス
    テム。 (2)前記第1のデータ処理手段は前記カセットに取付
    けられた第1のデータ受信送信手段を含み、前記第2の
    データ処理手段は前記カセット収納手段に取付けられた
    第2のデータ受信送信手段を含み、前記第1及び第2の
    データ受信送信手段は互いに動作関係にあり、前記カセ
    ットが前記カッセット収納手段の動作位置に取付けられ
    たときに前記第1及び第2のデータ処理手段間でデータ
    を送信及び受信するようにした特許請求の範囲第1項記
    載のシステム。 (3)前記第1のデータ処理手段はマイクロプロセッサ
    と、前記カセット及び排出紙幣に関するデータを記憶す
    るデータ記憶手段とを含む特許請求の範囲第2項記載の
    システム。(4)前記データ記憶手段はROM及びRA
    Mを含む特許請求の範囲第3項記載のシステム。 (5)前記第1及び第2のデータ受信送信手段は光学動
    作する特許請求の範囲第2項記載のシステム。 (6)前記第1の回路手段は前記カセットが前記カセッ
    ト収納手段の動作位置から取出されたときに前記RAM
    にデータを保持させる電池を含む特許請求の範囲第5項
    記載のシステム。 (7)データ記憶手段を有する紙幣カセットと、紙幣を
    排出する紙幣排出手段とを含み、前記紙幣排出手段は前
    記カセットを収納しうるカセット収納手段を持ち、 前記カセットは前記データ記憶手段を形成するランダム
    ・アクセス・メモリー手段と、第1のデータ受信送信手
    段と、前記ランダム・アクセス・メモリー手段及び前記
    第1のデータ受信送信手段に接続された第1のデータ処
    理手段と、第1のコイル手段を含む第1の回路手段とを
    持ち、前記カセット収納手段は第2のデータ受信送信手
    段と第2のコイル手段を含む第2の回路手段とを含み、
    前記第2のデータ受信送信手段及び前記第2のコイル手
    段は前記カセット収納手段に取付けられ前記カセットが
    前記カセット収納手段の動作位置に取付けられたときに
    夫々前記第1のデータ受信送信手段及び前記第1のコイ
    ル手段近くに配置され、前記第1のデータ処理手段及び
    前記第1及び第2のデータ受信送信手段を介して前記カ
    セット外部の前記ランダム・アクセス・メモリー手段及
    び前記第2のデータ処理手段間でデータを非接触方式で
    転送することができ、前記第1及び第2のコイル手段が
    変圧器として働き前記第1及び第2の回路手段が前記カ
    セット収納手段から電力を前記カセットに転送させうる
    ようにし、前記第1の回路手段は前記カセットに対する
    DC電源として作用するデータ転送システム。 (8)前記第1のデータ受信送信手段は第1の受光装置
    と第1の発光装置とを含み、前記第2のデータ受信送信
    手段は前記第2の受光装置と第2の発光装置とを含み、
    前記第1の受光装置及び前記第1の発光装置は夫々前記
    カセットが前記動作位置に取付けられたときに前記第2
    の発光装置及び前記第2の受光装置と共同関係にある特
    許請求の範囲第7項記載のシステム。 (9)前記第1及び第2のデータ受信送信手段は赤外線
    を受光して送信し、前記ランダム・アクセス・メモリー
    手段と、前記第1のデータ受信送信手段と、前記第1の
    データ処理手段と、前記第1の回路手段とは赤外線伝導
    材料のカバーで保護される特許請求の範囲第8項記載の
    システム。 (10)前記第1の回路手段は前記ランダム・アクセス
    ・メモリー手段と、前記第1のデータ処理手段と、前記
    第1のデータ受信送信手段とに対しDC電源を供給する
    特許請求の範囲第9項記載のシステム。 (11)前記カセットにはそれが前記カセット収納手段
    の前記動作位置にないときに前記カセットに対するバッ
    クアップ電力を供給するよう構成した電池が取付けられ
    、前記電池は前記カセットが前記第1の回路手段からの
    電力要求を受けたときに前記電源から前記カセットに対
    する前記電池をデイセーブルする手段と関連する特許請
    求の範囲第10項記載のシステム。 (12)前記ランダム・アクセス・メモリー手段と、前
    記第1のデータ受信送信手段と、前記第1のデータ処理
    手段と、前記第1の回路手段とは前記カセットの外側に
    取付けられた第1の印刷回路ボードに取付けられ、前記
    第2のデータ受信送信手段と前記第2の回路手段とは前
    記カセット収納手段に取付けられた第2の印刷回路ボー
    ドに取付けられた特許請求の範囲第11項記載のシステ
    ム。 (13)前記カセットはスタッドを持ち、前記カセット
    収納手段は前記カセットを前記カセット収納手段の動作
    位置にラッチするため前記スタッドをラッチするラッチ
    手段を持つ特許請求の範囲第12項記載のシステム。 (14)前記第1及び第2のコイル手段は夫々第1及び
    第2のU形磁気コアに巻付けられ、前記第1のコアの両
    端は前記カセットが前記カセット収納手段の動作位置に
    あるときに前記第2のコアの両端と相対する特許請求の
    範囲第13項記載のシステム。 (15)前記第1の回路手段は前記DC電源が所定の仕
    様に合致したとき前記第1のデータ処理手段を作動可能
    にし、前記DC電源が前記仕様と合致しないときには前
    記第1のデータ処理手段を非動作にする特許請求の範囲
    第7項記載のシステム。 (16)データ記憶手段を形成するランダム・アクセス
    ・メモリー手段と、 前記ランダム・アクセス・メモリー手段に接続されたデ
    ータ処理手段と、 前記第1のデータ処理手段に接続され、非接触方式で前
    記カセット外部の第1のデータ処理手段からデータを受
    信する第1のデータ受信手段とを含むカセットとを含み
    、 前記データ処理手段は更に、 受信したデータを前記ランダム・アクセス・メモリー手
    段に書込む手段と、 前記データ処理手段を介し前記ランダム・アクセス・メ
    モリー手段からデータを受信して該データを前記カセッ
    ト外部の第2のデータ受信手段に非接触方式で送信する
    第2のデータ送信手段と、 前記カセット外部の第2のコイル手段を含む第2の回路
    手段から電力を受電する第1のコイル手段を含む第1の
    回路手段とを含み、 前記第1及び第2のコイル手段は変圧器として作用し、
    前記第1の回路手段は前記カセットに対しDC電源を供
    給するように作用するデータ記憶手段を有する紙幣カセ
    ット。
JP2095231A 1989-04-14 1990-04-12 紙幣カセツト用データ転送システム Pending JPH033095A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB898908528A GB8908528D0 (en) 1989-04-14 1989-04-14 Data transfer system for currency cassettes
GB8908528.6 1989-04-14
US433,816 1989-11-09
US07/433,816 US4992648A (en) 1989-04-14 1989-11-09 Data transfer system for currency cassettes

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JP2095231A Pending JPH033095A (ja) 1989-04-14 1990-04-12 紙幣カセツト用データ転送システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5417480A (en) * 1992-03-12 1995-05-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Brake system for a motor vehicle
JP2006171955A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Laurel Kikai Kk 紙幣取込装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5417480A (en) * 1992-03-12 1995-05-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Brake system for a motor vehicle
JP2006171955A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Laurel Kikai Kk 紙幣取込装置

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