JPH03135860A - シートベルトの有効拘束限界警報装置 - Google Patents
シートベルトの有効拘束限界警報装置Info
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- JPH03135860A JPH03135860A JP1273233A JP27323389A JPH03135860A JP H03135860 A JPH03135860 A JP H03135860A JP 1273233 A JP1273233 A JP 1273233A JP 27323389 A JP27323389 A JP 27323389A JP H03135860 A JPH03135860 A JP H03135860A
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 210000001981 hip bone Anatomy 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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- H01H17/02—Details
- H01H17/06—Movable parts
- H01H17/08—Operating part, e.g. cord
- H01H17/12—Operating part, e.g. cord adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/48—Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/48—Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
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- B60R2022/485—Sensing means arrangements therefor for sensing belt anchor position, belt orientation, or the like
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用シートベルト装置に関し、より詳しく
は、シートベルトの有効拘束限界を検出し、その限界を
こえたとき乗員に警報を与えるシートベルトの有効拘束
限界警報装置に関する。
は、シートベルトの有効拘束限界を検出し、その限界を
こえたとき乗員に警報を与えるシートベルトの有効拘束
限界警報装置に関する。
(従来の技術)
一般の自動車等には、衝突等の緊急時に乗員をシートに
拘束することで、車内における二次衝突を防止しその乗
員の保護を図るシートベルト装置が設けられている。
拘束することで、車内における二次衝突を防止しその乗
員の保護を図るシートベルト装置が設けられている。
第5図(a)乃至(C)はシート16の調整状態と、こ
れに着座する乗員を拘束するシートベルト15の装着状
態を示す説明図である。
れに着座する乗員を拘束するシートベルト15の装着状
態を示す説明図である。
このようなシートベルト15によって乗員の身体を拘束
する場合には、衝突等の際瞬間的に乗員に加わる体重の
数十倍の荷重に耐えるために、拘束部位は強度的に高い
部分である必要がある。このため、通常ラップベルト1
5bは第5図(a)に示すように確実に腰骨にかかり、
ショルダーベルト15aは肩の関節と首の中間(以下「
肩部」ということがある)に触れる状態となっているこ
とが好ましい。
する場合には、衝突等の際瞬間的に乗員に加わる体重の
数十倍の荷重に耐えるために、拘束部位は強度的に高い
部分である必要がある。このため、通常ラップベルト1
5bは第5図(a)に示すように確実に腰骨にかかり、
ショルダーベルト15aは肩の関節と首の中間(以下「
肩部」ということがある)に触れる状態となっているこ
とが好ましい。
ところで、このような自動車等のシ=ト16は、乗員の
体格等に応じて前後のスライド調整が可能であると共に
シートバック16bもその傾斜角度を任意に設定できる
リクライニング角度調整可能となっている。
体格等に応じて前後のスライド調整が可能であると共に
シートバック16bもその傾斜角度を任意に設定できる
リクライニング角度調整可能となっている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、第5図(b)に示すように一定範囲を超えて
シート16のスライド調整(16′で示す)をした場合
には、ショルダーベルト15aが乗員の肩部から離脱し
てしまう。
シート16のスライド調整(16′で示す)をした場合
には、ショルダーベルト15aが乗員の肩部から離脱し
てしまう。
また、同図(C)に示すようにシートバック16bを所
定角度θ(図示せず)を超えて大きくリクライニングし
た場合には、ショルダーベルト15aが乗員の肩部から
離れ、上述した最適な拘束状態が得られないばかりか、
ついには拘束すること自体が不可能になる。
定角度θ(図示せず)を超えて大きくリクライニングし
た場合には、ショルダーベルト15aが乗員の肩部から
離れ、上述した最適な拘束状態が得られないばかりか、
ついには拘束すること自体が不可能になる。
ところで、前述の角度θは常に一定なわけではなく、シ
ート16のスライド位置によって異なる。
ート16のスライド位置によって異なる。
すなわち、シート16が前方位置にスライド調整されて
いるときは、シートバック16bをかなり深くリクライ
ニングさせてもシートベルトの有効拘束限界を超えるこ
とがないが、一方シート16を後方位置にスライド調整
した場合にはシートバック16bをわずかにリクライニ
ングさせただけでもシートベルトの有効拘束限界を超え
てしまう。
いるときは、シートバック16bをかなり深くリクライ
ニングさせてもシートベルトの有効拘束限界を超えるこ
とがないが、一方シート16を後方位置にスライド調整
した場合にはシートバック16bをわずかにリクライニ
ングさせただけでもシートベルトの有効拘束限界を超え
てしまう。
これはショルダーベルト15aの上部係止位置15cが
シート16のスライドと連動せず、常にほぼ一定の位置
(一般にはBピラ近傍)にあることによるものである。
シート16のスライドと連動せず、常にほぼ一定の位置
(一般にはBピラ近傍)にあることによるものである。
従って、上述した第5図(b)、(c)に各々示すよう
に乗員の非拘束状態が乗員に認識されないまま当該車体
が衝突等の緊急事態に遭遇した場合には、シートベルト
15による乗員の拘束効果は発揮されず、この結果、乗
員の保護を十分に図ることができないという問題がある
。
に乗員の非拘束状態が乗員に認識されないまま当該車体
が衝突等の緊急事態に遭遇した場合には、シートベルト
15による乗員の拘束効果は発揮されず、この結果、乗
員の保護を十分に図ることができないという問題がある
。
そこで本発明は、シートの調整を行う際、シートベルト
の有効拘束限界を乗員が認識でき、これにより安全性の
向上に寄与し得るシートベルトの有効拘束限界警報装置
を提供することを目的とするものである。
の有効拘束限界を乗員が認識でき、これにより安全性の
向上に寄与し得るシートベルトの有効拘束限界警報装置
を提供することを目的とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するため本発明のシートベルトの有効
拘束限界警報装置は、前後スライド調整及びリクライニ
ング角度調整可能なシートと、このシートに着座する乗
員を拘束するシートベルトと、このシートベルトの有効
拘束限界を検出する検出手段と、この検出手段の検出結
果を乗員に通知する通知手段とを備えたシートベルトの
有効拘束限界警報装置において、前記検出手段が検出す
るシートベルトの有効拘束限界は、前記シートのスライ
ド調整位置に対応したリクライニング角度であることを
特徴としている。
拘束限界警報装置は、前後スライド調整及びリクライニ
ング角度調整可能なシートと、このシートに着座する乗
員を拘束するシートベルトと、このシートベルトの有効
拘束限界を検出する検出手段と、この検出手段の検出結
果を乗員に通知する通知手段とを備えたシートベルトの
有効拘束限界警報装置において、前記検出手段が検出す
るシートベルトの有効拘束限界は、前記シートのスライ
ド調整位置に対応したリクライニング角度であることを
特徴としている。
(作 用)
以下に上記構成の本発明の詳細な説明する。
本発明の検出手段が、前記シートのスライド調整位置に
対応したリクライニング角度であるところの有効拘束限
界を検出し、次いで通知手段が、これらの調整位置がシ
ートベルトによる有効拘束限界を超えたことを乗員に通
知し、警報を発する。
対応したリクライニング角度であるところの有効拘束限
界を検出し、次いで通知手段が、これらの調整位置がシ
ートベルトによる有効拘束限界を超えたことを乗員に通
知し、警報を発する。
(実施例)
以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図(a)、(b)に示すシートベルトの有効拘束限
界警報装置は、車体内に前後スライド調整及びリクライ
ニング角度調整可能なシート1を備えたもので、このシ
ート1の側面には当該シート1の調整が拘束°手段とし
てのシートベルト15による有効拘束限界を越えたこと
を検出する検出手段2と、この検出結果により乗員にそ
の旨を通知して警告する通知手段3とを備えたものであ
る。
界警報装置は、車体内に前後スライド調整及びリクライ
ニング角度調整可能なシート1を備えたもので、このシ
ート1の側面には当該シート1の調整が拘束°手段とし
てのシートベルト15による有効拘束限界を越えたこと
を検出する検出手段2と、この検出結果により乗員にそ
の旨を通知して警告する通知手段3とを備えたものであ
る。
同図(b)に示す回路は、詳細を後述する検出手段2を
構成するスイッチ10及びこのスイッチ10が導通状態
となった際には接点6aを動作させるリレー6と、この
リレー6の作動によって点灯される通知手段としてのラ
ンプ3と、シート1に設けられたバックルにシートベル
ト15の中間に遊挿されているトング(いづれも図示し
ない)が装着された際に導通状態となるスイッチ4と、
当該車両に搭載されているバッテリ等の電源5とを有す
るものである。
構成するスイッチ10及びこのスイッチ10が導通状態
となった際には接点6aを動作させるリレー6と、この
リレー6の作動によって点灯される通知手段としてのラ
ンプ3と、シート1に設けられたバックルにシートベル
ト15の中間に遊挿されているトング(いづれも図示し
ない)が装着された際に導通状態となるスイッチ4と、
当該車両に搭載されているバッテリ等の電源5とを有す
るものである。
前記通知手段3は乗員にシートベルト15による適正な
拘束範囲外となったことを通知する機能を備えたもので
あればよく、例えば前記ランプ3に限らず、ブザ、音声
合成ICとスピーカの組み合わせであってもよい。
拘束範囲外となったことを通知する機能を備えたもので
あればよく、例えば前記ランプ3に限らず、ブザ、音声
合成ICとスピーカの組み合わせであってもよい。
前記シート1は、乗員が着座するシートクツション1a
と、このシートクツション1aの一端部la’ を回動
中心として矢印B1.C□力方向リクライニング角度調
整可能なシートバック1bとを有して構成されたもので
ある。また、前記シート1は、車両の床面13上に載置
されたレール8上で矢印A□、A2方向にスライド調整
可能となっている。
と、このシートクツション1aの一端部la’ を回動
中心として矢印B1.C□力方向リクライニング角度調
整可能なシートバック1bとを有して構成されたもので
ある。また、前記シート1は、車両の床面13上に載置
されたレール8上で矢印A□、A2方向にスライド調整
可能となっている。
前記検出手段2は、シート1のシートバック1bの回動
中心と同軸とし、かつ、シートバック1bの回動とは別
個に矢印B2.C2方向で回動動作を行えるように取り
付けられた回動部材2bと、この回動部材2bから互い
に平行に突出して固定された導電性からなる2つの弾性
部材10a。
中心と同軸とし、かつ、シートバック1bの回動とは別
個に矢印B2.C2方向で回動動作を行えるように取り
付けられた回動部材2bと、この回動部材2bから互い
に平行に突出して固定された導電性からなる2つの弾性
部材10a。
10bからなるスイッチ10と、前記レール8の一端部
に設けられた係止点11と、シート1が矢印A1.A2
方向にスライド調整された際には、このシート1のスラ
イド距離及び方向に比例して前記回動部材2bをB2又
はC2方向にそれぞれ所定角度回転させるように、一端
が回動部材2bの外周面に、巻付けて取り付けられ、他
端が係止点11に固定されたワイヤ9と、このワイヤ9
が常時引張状態となる方向(C2方向)に回動部材2b
を付勢する付勢部材12(第1図(c)参照)と、回動
部材2bに設けられた弾性部材10a。
に設けられた係止点11と、シート1が矢印A1.A2
方向にスライド調整された際には、このシート1のスラ
イド距離及び方向に比例して前記回動部材2bをB2又
はC2方向にそれぞれ所定角度回転させるように、一端
が回動部材2bの外周面に、巻付けて取り付けられ、他
端が係止点11に固定されたワイヤ9と、このワイヤ9
が常時引張状態となる方向(C2方向)に回動部材2b
を付勢する付勢部材12(第1図(c)参照)と、回動
部材2bに設けられた弾性部材10a。
10bの近傍においてシートバック1bの側面に突出し
て設けられた突出ピン7とを備えて構成されている。
て設けられた突出ピン7とを備えて構成されている。
また、回動部材2bは、2つの弾性部材10a。
10bからなるスイッチ10が取り付けられた本体部2
b 1と、ワイヤ9が巻付けられたリール部2b2と
から構成されている。本体部2bよとリール部2b2と
は、所定の減速比1 / nを有する公知の減速機構(
図示せず)を介して連絡されている。従って、リール部
2b2が1回転すると、本体部2btは1 / n回転
することになる。
b 1と、ワイヤ9が巻付けられたリール部2b2と
から構成されている。本体部2bよとリール部2b2と
は、所定の減速比1 / nを有する公知の減速機構(
図示せず)を介して連絡されている。従って、リール部
2b2が1回転すると、本体部2btは1 / n回転
することになる。
ところで、シートベルト15による乗員の有効拘束限界
は、ショルダーベルト15aの上部係止位置15cに対
するシート1のスライド許容距離及びシートバック1b
のリクライニング許容角度等を予め勘案し、ワイヤ9の
長さ、回動部材2bの減速比1 / n等を設定してお
く。
は、ショルダーベルト15aの上部係止位置15cに対
するシート1のスライド許容距離及びシートバック1b
のリクライニング許容角度等を予め勘案し、ワイヤ9の
長さ、回動部材2bの減速比1 / n等を設定してお
く。
以上の構成を備えたシートベルトの有効拘束限界警報装
置の作用について、第2図乃至第4図をも参照して説明
する。
置の作用について、第2図乃至第4図をも参照して説明
する。
第2図(a)、(b)は、シートバック1bを矢印C1
方向にリクライニングさせた状態を示す説明図、同図(
b)はその部分拡大詳細図である。
方向にリクライニングさせた状態を示す説明図、同図(
b)はその部分拡大詳細図である。
まず、乗員がバックルにトング(図示しない)を挿入す
ると前述した第1図(b)に示すスイッチ4が導通状態
となる。
ると前述した第1図(b)に示すスイッチ4が導通状態
となる。
そして、シートバック1bだけを初期位置Pで示す状態
(シートバック1bをできるだけ立てた状態)から矢印
C1方向に徐々にリクライニングさせ、このリクライニ
ング角度が所定の角度61以上となると、当該シートバ
ック1bの側面に設けられた突出ピン7が回動部材2b
に突出形成された弾性部材10aに当接する。
(シートバック1bをできるだけ立てた状態)から矢印
C1方向に徐々にリクライニングさせ、このリクライニ
ング角度が所定の角度61以上となると、当該シートバ
ック1bの側面に設けられた突出ピン7が回動部材2b
に突出形成された弾性部材10aに当接する。
前記角度θ□までが、シートバック1bだけをリクライ
ニングさせた際のシートベルト15による有効拘束限界
であり、角度θ1を超えると、これ以降は両弾性部材1
0a、10bが接触状態を継続し、スイッチ10はオン
状態を維持する。この結果、リレー6は通電状態となり
、接点6aが閉じて、ランプ3が点灯し続ける。これに
より、乗員は自ら調整したシートバック1bのリクライ
ニング角度がシートベルト15の有効拘束限界を超えた
ことを認識でき、直ちにシートバック1bを角度θ、よ
り少ない角度まで戻し、シートベルト15の有効拘束範
囲内の姿勢を取ることが可能となる。
ニングさせた際のシートベルト15による有効拘束限界
であり、角度θ1を超えると、これ以降は両弾性部材1
0a、10bが接触状態を継続し、スイッチ10はオン
状態を維持する。この結果、リレー6は通電状態となり
、接点6aが閉じて、ランプ3が点灯し続ける。これに
より、乗員は自ら調整したシートバック1bのリクライ
ニング角度がシートベルト15の有効拘束限界を超えた
ことを認識でき、直ちにシートバック1bを角度θ、よ
り少ない角度まで戻し、シートベルト15の有効拘束範
囲内の姿勢を取ることが可能となる。
尚、シートバラ゛り1bの戻し動作により、ランプ3が
消灯することはいうまでもない。
消灯することはいうまでもない。
次に、シート1のスライド調整の場合の動作を説明する
。
。
第3図に示すようにシート1をレール8上でA1方向に
スライドさせると、回動部材2bはワイヤ9により矢印
B2方向にそのスライド距離及び減速比1 / nに対
応して所定角度回動される。
スライドさせると、回動部材2bはワイヤ9により矢印
B2方向にそのスライド距離及び減速比1 / nに対
応して所定角度回動される。
そして、スライド距離L1がシートベルト15による拘
束限界以上になると、即ち、シート1が位置P2に至る
と、前述と同様にシートバック1bの側面に設けられた
突出ピン7が回動部材2bに突出形成された弾性部材1
0aに当接し、この結果、弾性部材10aと弾性部材1
0bとは接触して導通状態となる。これによりリレー6
は通電状態となって接点6aを作動させ、ランプ3を点
灯させることになる。
束限界以上になると、即ち、シート1が位置P2に至る
と、前述と同様にシートバック1bの側面に設けられた
突出ピン7が回動部材2bに突出形成された弾性部材1
0aに当接し、この結果、弾性部材10aと弾性部材1
0bとは接触して導通状態となる。これによりリレー6
は通電状態となって接点6aを作動させ、ランプ3を点
灯させることになる。
これにより、乗員は自らのシート1のスライド調整量が
シートベルト15の有効拘束限界を超えたことを認識で
き、直ちにシート1を第3図において位置P2より左方
へ戻し、シートベルト15の拘束範囲内の姿勢を取るこ
とが可能となる。
シートベルト15の有効拘束限界を超えたことを認識で
き、直ちにシート1を第3図において位置P2より左方
へ戻し、シートベルト15の拘束範囲内の姿勢を取るこ
とが可能となる。
次に、シート1のスライド調整及びシートバック1bの
リクライニング角度双方の調整を行う場合について説明
する。
リクライニング角度双方の調整を行う場合について説明
する。
第4図(a)に示すように、シート1を初期位置pt
(シート1を最前方にスライドした位置)からA4方
向に前記スライド距離L1よりも少ないスライド距離L
2だけ移動させ、シート1を位置P3にする。
(シート1を最前方にスライドした位置)からA4方
向に前記スライド距離L1よりも少ないスライド距離L
2だけ移動させ、シート1を位置P3にする。
このとき、前述した場合と同様、回動部材2bはB2方
向に回動し、両弾性部材10a、10bのうち一方の弾
性部材10aが突出ピン7に近接するが、この状態では
両弾性部材10a、10bは接触しない。
向に回動し、両弾性部材10a、10bのうち一方の弾
性部材10aが突出ピン7に近接するが、この状態では
両弾性部材10a、10bは接触しない。
従って、この状態では、ランプ3は点灯せず、シートベ
ルト15は乗員の有効拘束範囲となっている。
ルト15は乗員の有効拘束範囲となっている。
次に、乗員が第4図(b)に示すようにシートバック1
bを01を方向にリクライニング角度θ2以上リクライ
ニングさせると、当接ピン7が弾性部材10aを押して
弾性部材10bに接触させる。
bを01を方向にリクライニング角度θ2以上リクライ
ニングさせると、当接ピン7が弾性部材10aを押して
弾性部材10bに接触させる。
尚、このときのリクライニング角度θ2は弾性部材10
aが突出ピン7に近接していることがら第2図に示すリ
クライニング角度θ、よりも小さな値となる。
aが突出ピン7に近接していることがら第2図に示すリ
クライニング角度θ、よりも小さな値となる。
すると、スイッチ10がオンとなり、リレー6が作動し
て接点6aを閉じランプ3を点灯させる。
て接点6aを閉じランプ3を点灯させる。
これにより、乗員は自らのリクライニング調整において
シートバック1bのリクライニング角度θ2が既述した
シートベルト15の有効拘束限界を超えたことを認識で
き、直ちにジートノ<ツク1bを戻してシートベルト1
5の拘束範囲内の姿勢を取ることが可能となる。
シートバック1bのリクライニング角度θ2が既述した
シートベルト15の有効拘束限界を超えたことを認識で
き、直ちにジートノ<ツク1bを戻してシートベルト1
5の拘束範囲内の姿勢を取ることが可能となる。
従って、初期位置PからのA工方向へのスライド距離り
が小さいときは、リクライニング角度θを大きくとるこ
とができ、スライド距離りが太き(なるにしたがって、
許容されるリクライニング角度θは小さくなる。
が小さいときは、リクライニング角度θを大きくとるこ
とができ、スライド距離りが太き(なるにしたがって、
許容されるリクライニング角度θは小さくなる。
また、前記シート1がいわゆるパワーシートの場合、座
席駆動部に前記検出手段を連動させることで自動的にシ
ートベルトの有効拘束限界内でのみ調整を行う装置を実
現可能である。
席駆動部に前記検出手段を連動させることで自動的にシ
ートベルトの有効拘束限界内でのみ調整を行う装置を実
現可能である。
[発明の効果]
以上詳述した本発明によれば、下記の効果を奏する。
本発明によれば、任意に調整されたシートのスライド位
置においても、常に適正なシートベルトの有効拘束限界
を乗員に認識させることができ、これにより安全な状態
への対処が可能なシートベルトの有効拘束限界警報装置
を提供することができる。
置においても、常に適正なシートベルトの有効拘束限界
を乗員に認識させることができ、これにより安全な状態
への対処が可能なシートベルトの有効拘束限界警報装置
を提供することができる。
第1図(a)は本発明の実施例装置のシートへの取付状
態の側面図、第1図(b)は同装置の検出手段及び通知
手段の回路図、第1図(C)は回動部材の概略図、第2
図(a)はシートバックのリクライニングを示す概略側
面図、第2図(b)は同上の部分拡大図、第3図はシー
トのスライド調整を示す側面図、第4図(a)はシート
のスライド調整を示す側面図、第4図(b)は第4図(
a)の状態から更にシートバックをリクライニングさせ
た状態の側面図、第5図(a)乃至(c)はシートの調
整状態とその状態におけるシ一トベルトの装着状態を示
す説明図である。 1・・・シート、1a・・・シートクツション、1b・
・・シートバック、2・・・検出手段、3・・・通知手
段としてのランプ、 15・・・シートベルト。
態の側面図、第1図(b)は同装置の検出手段及び通知
手段の回路図、第1図(C)は回動部材の概略図、第2
図(a)はシートバックのリクライニングを示す概略側
面図、第2図(b)は同上の部分拡大図、第3図はシー
トのスライド調整を示す側面図、第4図(a)はシート
のスライド調整を示す側面図、第4図(b)は第4図(
a)の状態から更にシートバックをリクライニングさせ
た状態の側面図、第5図(a)乃至(c)はシートの調
整状態とその状態におけるシ一トベルトの装着状態を示
す説明図である。 1・・・シート、1a・・・シートクツション、1b・
・・シートバック、2・・・検出手段、3・・・通知手
段としてのランプ、 15・・・シートベルト。
Claims (1)
- 前後スライド調整及びリクライニング角度調整可能なシ
ートと、このシートに着座する乗員を拘束するシートベ
ルトと、このシートベルトの有効拘束限界を検出する検
出手段と、この検出手段の検出結果を乗員に通知する通
知手段とを備えたシートベルトの有効拘束限界警報装置
において、前記検出手段が検出するシートベルトの有効
拘束限界は、前記シートのスライド調整位置に対応した
リクライニング角度であることを特徴とするシートベル
トの有効拘束限界警報装置。
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