JPH0313446A - プリンタの用紙送り機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタに使用する用紙送り機構に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の用紙送りモータは、ステップモータサー
ボモータ等を使用し、タイミングベルトや歯車等を用い
てプラテンあるいはトラクタを回転し、用紙を送ってい
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の用紙送りモータは、小型化が困難であった。

本発明の目的はプリンタに用いらｈる用紙送り機構とし
て小型な用紙送り機構を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による用紙送り機構は、１対のプーリと、このプ
ーリに巻回し、表面に高摩擦係数をもつベルトと、ベル
トと接触するレールと、レールに一端を固定し屈曲振動
による表面波ヤレール上に発生させる振動子と、表面波
を吸収する振動子と、用紙をベルトにベルトをレールに
圧接する。圧接機構と、プーリ回転量、用紙送り量を検
出する手段とを有している。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図を参照すると、２３はプリントヘッド、２１はカ
セットに内蔵されたトルクリボン、２４はプラテン２０
．２０’はトラクタ、４は印字用紙でプリントヘッド２
３は左右方向に移動しながら用紙４上にプラテン２４、
インクリボン２１を介して印字し、トラクタ２０．２０
’によって用紙を送られることは、従来のプリンタと同
じ動作であり、周知のことであるので詳細は省略する。

トラクタ２０は、第２図を参照すると、１対のピエゾ振
動子１，１′の先端部分と固着されている。角型シャフ
ト１０を中心に回転可能なプーリ８は円筒表面に、等ピ
ッチの小さなミゾ８′を有している。シャフト１１を中
心に回転可能なプーリ９も有し表面に摩擦係数の高い材
料をコーティングしたベルト３は、プーリ８，９に巻回
しである。ヒンジ１２，１２’を中心に回転可能なトラ
クタカバー５はスプリング６によってベルト３をレール
２に用紙４をベルト３に押しつげる構造となって・いる
。さらにプーリ８の表面の等ピッチミゾ８′と磁気セン
サ１３によってプーリ８の回転量を検出可能となってい
る。

第３図を参照すると、振動子１によって励起した表面波
は矢印Ｃ方向に進行するとレール２０表面は横掘幅ω、
縦振幅Ｕの楕円運動をしこの楕円運動は時計方向に回転
し、この表面波は一波長ごとの頂点Ａ、Ａ’・・・・・
・は頂点速度ｖ　＝　２πｆｕ（ｆは駆動周波数）で表
わされる。この表面にベルト３が頂点Ａ、Ａ’・・・・
・・に圧接し、レール２との摩擦力により矢印方向Ｂ方
向にベルト３は走行する。用紙４はベルト３とも圧接し
ており、ベルト３と同じに用紙４は走行する。プーリ８
はその表面のミゾ８′のためベルト３と確動し、同時に
ミゾ８′の移動により磁気センサー１３にその回転量を
検出される。プーリ８は磁性材料又は通常の鉄鋼でもよ
い。

第４図は磁気センサ１３による回転量検出信号を制御部
２６へ制御部２６から次の所要の回転量用紙送り量を振
動子１の駆動部２５へ信号を送り用紙と駆動を説明する
概略説明図である。さて振動子１′は振動子１と同様の
固有振動数をもつもので振動子１から励振された表面波
は振動子１′に吸収されるようになっている。したがっ
て、１′は逆に電圧を発生し、駆動部２５（電源を含む
）へ電力を供給するものである。これによって非常に効
率の良い用紙送り駆動モータができるのである。周知の
ととくピエゾは小型で軽量で非常に効率の良いものであ
る。

一方、トラクタ２０′はトラクタ２０とほぼ同様の形状
を有しているが、シャフト１０が角状のため動力をトラ
クタ２０より伝達できるのでレール２に用紙４をトラク
タカバー５とスプリング６によって圧力をかけるように
しておけば良い。この場合レール２はトラクタフレーム
７に固定されている必要がある。

このように高効率を利用し小型軽量化であるピエゾモー
タをトラクタ内部に内蔵し、従来のようにモータから発
生する駆動力を伝えるギヤやタイミングベルトを不要と
し直接用紙を駆動し装量全体の小型化、省部品化を計る
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、用紙送り機構を小型化できるので、プ
リンタも小型化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はプリンタ装置に本発明の一実施例のトラクタを
実装した概略図、第２図は本実施例のトラクタを示す図
、第３図は表面波による駆動力発生を示す図、第４図は
用紙送り機構制御部のブロック図である。 １．１′・・・・・・ピエゾ振動子、２・・・・・・レ
ール、３・・・・・・ベルト、４・・・・・・用紙、５
・・・・・・トラクタカバー６・・・・・・スプリング
、７・・・・・・トラクタフレーム、８・・・・・・プ
ーリ（溝付）、８′・・・・・・溝、９・・・・・・プ
ーリ、１０・・・・・・角形シャフト、１１・・・・・
・シャフト、１２・・・・・・ヒンジ、２０・・・・・
・トラクタ、２０′・・・・・・従動トラクタ、２１・
・・・・・インクリボン、２２・・・・・・フレ−ム、
２３・・・・・・印字ヘッド、２４・・・・・・プラテ
ン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリンタに使用される用紙送り機構において、一対のプ
   ーリと、前記プーリに巻回し、表面に高摩擦係数を表面
   に有するベルトと、前記ベルトの一部に接触するレール
   と、前記レールに一端を固定し、屈曲振動による表面波
   を前記レール上に発生させる振動子と、前記表面波を吸
   収する振動子と、用紙を前記ベルトに又ベルトを前記レ
   ールに圧接する圧接機構と、前記プーリの回転量を検出
   する手段とを有することを特徴とするプリンタの用紙送
   り機構。