JPH0313435B2 - - Google Patents
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- JPH0313435B2 JPH0313435B2 JP59003304A JP330484A JPH0313435B2 JP H0313435 B2 JPH0313435 B2 JP H0313435B2 JP 59003304 A JP59003304 A JP 59003304A JP 330484 A JP330484 A JP 330484A JP H0313435 B2 JPH0313435 B2 JP H0313435B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- vane
- slider
- vanes
- shaft
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/30—Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F01C1/34—Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F01C1/08 or F01C1/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F01C1/344—Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F01C1/08 or F01C1/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
- F01C1/3441—Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F01C1/08 or F01C1/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surface substantially parallel to the axis of rotation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、ベーン形の流体機械に関するもので
ある。
ある。
ベーン形の圧縮機としては、実用新案出願公開
として、昭55−119390、昭55−15479、昭58−
92493など数多く知られている。そして、車輛用
空調用圧縮機として使用されている可動翼型圧縮
機においては、ロータスリツト内部を滑動するベ
ーンの先端が、運転中に圧縮ガス圧力によつてロ
ータの中心側に押されてシリンダ内壁面より離
れ、再び衝撃を伴つてシリンダ内壁面に衝突する
チヤタリング現象が生じ、騒音、振動、耐久性の
面で問題となる場合があつた。
として、昭55−119390、昭55−15479、昭58−
92493など数多く知られている。そして、車輛用
空調用圧縮機として使用されている可動翼型圧縮
機においては、ロータスリツト内部を滑動するベ
ーンの先端が、運転中に圧縮ガス圧力によつてロ
ータの中心側に押されてシリンダ内壁面より離
れ、再び衝撃を伴つてシリンダ内壁面に衝突する
チヤタリング現象が生じ、騒音、振動、耐久性の
面で問題となる場合があつた。
また、上記ベーンをシリンダ内壁面に沿つて運
動させるために、ロータ中心部側よりベーンの背
部に背圧をかけてやる必要があり、この背圧を加
えるための油を高圧で分離する必要があり、この
油分離のための空間（油分離器を収容するスペー
ス及びある程度の広い空間）を高圧室内に確保す
るため、圧縮機全体の大きさがある程度大きくな
つてしまう欠点がある。更に、正常運転時も、ベ
ーンはシリンダ内壁面に油圧で押し付けられて回
転しており、この部分の摺動速度がかなり大きい
ため、機械的損失も大きくなる欠点があつた。
動させるために、ロータ中心部側よりベーンの背
部に背圧をかけてやる必要があり、この背圧を加
えるための油を高圧で分離する必要があり、この
油分離のための空間（油分離器を収容するスペー
ス及びある程度の広い空間）を高圧室内に確保す
るため、圧縮機全体の大きさがある程度大きくな
つてしまう欠点がある。更に、正常運転時も、ベ
ーンはシリンダ内壁面に油圧で押し付けられて回
転しており、この部分の摺動速度がかなり大きい
ため、機械的損失も大きくなる欠点があつた。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであ
り、チヤタリング現象を解消し小形軽量で効率及
び耐久性が向上できる流体機械を提供することを
目的としたものである。
り、チヤタリング現象を解消し小形軽量で効率及
び耐久性が向上できる流体機械を提供することを
目的としたものである。
本発明の流体機械は、円筒形状を有し円周部の
180度位相のずれた対向位置に１対のスリツトが
少なくとも１組形成され上記円筒状の内部の一部
に形成された円板状部のボス部にシヤフトが固着
されたロータと、該ロータが内装され内壁面の１
個所で近接される円形状に形成され吸入ポート、
吐出ポートを有するケーシングと、該ケーシング
の両端面にそれぞれ取り付けられ上記シヤフトを
軸支する軸受を有し該シヤフト中心より上記ロー
タが上記内壁面に接する位置に対し180度隔たる
方向に偏心されたスライダ嵌合ボス部が内側に突
設されたサイドプレートと、該サイドプレートの
上記スライダ嵌合ボス部を嵌入し回動可能に支持
され外側部の対向位置にそれぞれベーン構造体の
被摺動案内部を摺動可能に案内する平面を有する
少なくとも１個取り付けられたスライダと、上記
ロータのそれぞれの上記スリツトに挿入案内され
るベーンを備え、上記スライダの上記平面に案内
される上記被摺動案内部を有し、かつ、１対の上
記ベーンを上記シヤフトに接触しないように固定
する連結片を有する上記ベーン構造体とを設けて
あり、上記ロータの上記円板状部には上記スリツ
トに続いてベーン移動用の空間が設けられ、上記
１対のベーンはその板厚方向中心線に対して平行
な方向に長軸を有する長円形穴を有する上記連結
片により連結され、上記被摺動案内部の幅は軸方
向で異なり、上記長円形穴部の周囲の連結部には
段差が設けられているものである。
180度位相のずれた対向位置に１対のスリツトが
少なくとも１組形成され上記円筒状の内部の一部
に形成された円板状部のボス部にシヤフトが固着
されたロータと、該ロータが内装され内壁面の１
個所で近接される円形状に形成され吸入ポート、
吐出ポートを有するケーシングと、該ケーシング
の両端面にそれぞれ取り付けられ上記シヤフトを
軸支する軸受を有し該シヤフト中心より上記ロー
タが上記内壁面に接する位置に対し180度隔たる
方向に偏心されたスライダ嵌合ボス部が内側に突
設されたサイドプレートと、該サイドプレートの
上記スライダ嵌合ボス部を嵌入し回動可能に支持
され外側部の対向位置にそれぞれベーン構造体の
被摺動案内部を摺動可能に案内する平面を有する
少なくとも１個取り付けられたスライダと、上記
ロータのそれぞれの上記スリツトに挿入案内され
るベーンを備え、上記スライダの上記平面に案内
される上記被摺動案内部を有し、かつ、１対の上
記ベーンを上記シヤフトに接触しないように固定
する連結片を有する上記ベーン構造体とを設けて
あり、上記ロータの上記円板状部には上記スリツ
トに続いてベーン移動用の空間が設けられ、上記
１対のベーンはその板厚方向中心線に対して平行
な方向に長軸を有する長円形穴を有する上記連結
片により連結され、上記被摺動案内部の幅は軸方
向で異なり、上記長円形穴部の周囲の連結部には
段差が設けられているものである。
即ち、従来の可動翼型圧縮機は、ベーンをシリ
ンダ内壁面に接触させるために背圧力を用いたの
に対し、本発明の流体機械は背圧力を用いないで
機構的作用によつてベーンを出入りさせることに
より、チヤタリング現象を防止し、油分離器を不
要としこのため小形軽量化が可能となり、ベーン
先端をシリンダ内壁面に強く接触させないので摩
擦損失を減少し高能率の運転ができるものであ
る。
ンダ内壁面に接触させるために背圧力を用いたの
に対し、本発明の流体機械は背圧力を用いないで
機構的作用によつてベーンを出入りさせることに
より、チヤタリング現象を防止し、油分離器を不
要としこのため小形軽量化が可能となり、ベーン
先端をシリンダ内壁面に強く接触させないので摩
擦損失を減少し高能率の運転ができるものであ
る。
以下本発明の流体機械を実施例を用い第１図、
第２図により説明する。第１図は正面断面図、第
２図は側面断面図である。図において、１はロー
タ、２はケーシング、３，４はサイドプレート、
５はスライダ、６はシヤフト、７はチツプシー
ル、８はベーン、９はサイドプレートカバー、１
０はシヤフトシールである。ロータ１は詳細を第
３図に示すように円筒形状に形成され、外周部90
度間隔にロータ１の中心から放射方向にスリツト
１６が形成され、軸方向の中央部には円板状部１
ａが形成され、円板状部１ａの中心にはボス部１
ｂが形成され、１ｃはベーン８移動用の空間であ
る。ケーシング２には、吸入ポート２ａ、吐出ポ
ート２ｂが開口され、吐出ポート２ｂには吐出弁
１１、吐出弁押え１２が取り付けられ、これらは
吐出室カバー１３によつて覆われている。また、
ケーシング２内にはロータ１が外周を内壁面に１
個所で近接されるようにサイドプレート３，４の
軸受１４，１５によつて取り付けられている。サ
イドプレート３，４には第２図、第３図に示すよ
うに軸受１４，１５の中心に対し第１図に示す如
くδだけ偏心しロータ１がシリンダ２の内壁に接
する位置と180度隔たる方向にスライダ嵌合ボス
部３ａ，４ａがそれぞれ形成されている。
第２図により説明する。第１図は正面断面図、第
２図は側面断面図である。図において、１はロー
タ、２はケーシング、３，４はサイドプレート、
５はスライダ、６はシヤフト、７はチツプシー
ル、８はベーン、９はサイドプレートカバー、１
０はシヤフトシールである。ロータ１は詳細を第
３図に示すように円筒形状に形成され、外周部90
度間隔にロータ１の中心から放射方向にスリツト
１６が形成され、軸方向の中央部には円板状部１
ａが形成され、円板状部１ａの中心にはボス部１
ｂが形成され、１ｃはベーン８移動用の空間であ
る。ケーシング２には、吸入ポート２ａ、吐出ポ
ート２ｂが開口され、吐出ポート２ｂには吐出弁
１１、吐出弁押え１２が取り付けられ、これらは
吐出室カバー１３によつて覆われている。また、
ケーシング２内にはロータ１が外周を内壁面に１
個所で近接されるようにサイドプレート３，４の
軸受１４，１５によつて取り付けられている。サ
イドプレート３，４には第２図、第３図に示すよ
うに軸受１４，１５の中心に対し第１図に示す如
くδだけ偏心しロータ１がシリンダ２の内壁に接
する位置と180度隔たる方向にスライダ嵌合ボス
部３ａ，４ａがそれぞれ形成されている。
スライダ５は第５図に示すようにスライダ嵌合
ボス部３ａ又は４ａに嵌合し回動自在に案内され
る嵌合穴５ａと、詳細を第６図に示すベーン構造
体１７の被摺動案内部１８がロータ１の回転に伴
い案内される平面１９，１９を対向位置外側に設
けている。平面１９は本実施例の場合、２対の計
４個のベーン８が案内されるように正方形の４辺
に形成されている。ベーン構造体１７は、180度
隔てた対向位置に第６図に示すように配置された
１対のベーン８，８と、ベーン８，８を連結する
連結片２０，２０とスライダ５の平面に摺動接触
する被摺動案内部１８，１８とを設けている。連
結片２０はベーン８，８を同一平面状に保持する
ためのもので、本実施例ではほぼ対向状に配置さ
れシヤフト６が嵌入されて接触しないように楕円
穴２１が形成されている。そして、ベーン構造体
１７はその概略の形成がほぼＵ字形に形成され、
Ｕ字形の対向部分にベーン８，８が形成され、ベ
ーン８，８を連結片２０を介して連結する根元部
分にそれぞれスライダ５の平面１９に案内される
被摺動案内部１８，１８が形成されている。そし
て、ロータ１及びスライダ嵌合ボス部３ａ，４ａ
に取り付けるスライダ５，５に組み立てる時は、
Ｕ字形部を90度ずらせた位置で向い合せて組み込
むようになつている。なお、被摺動案内部１８は
第６図に示すように、その幅が軸方向によつて異
なつており、第６図イ，ハの被摺動案内部１８の
幅をそれぞれm1、m2とすればm1＞m2となつて
いる。
ボス部３ａ又は４ａに嵌合し回動自在に案内され
る嵌合穴５ａと、詳細を第６図に示すベーン構造
体１７の被摺動案内部１８がロータ１の回転に伴
い案内される平面１９，１９を対向位置外側に設
けている。平面１９は本実施例の場合、２対の計
４個のベーン８が案内されるように正方形の４辺
に形成されている。ベーン構造体１７は、180度
隔てた対向位置に第６図に示すように配置された
１対のベーン８，８と、ベーン８，８を連結する
連結片２０，２０とスライダ５の平面に摺動接触
する被摺動案内部１８，１８とを設けている。連
結片２０はベーン８，８を同一平面状に保持する
ためのもので、本実施例ではほぼ対向状に配置さ
れシヤフト６が嵌入されて接触しないように楕円
穴２１が形成されている。そして、ベーン構造体
１７はその概略の形成がほぼＵ字形に形成され、
Ｕ字形の対向部分にベーン８，８が形成され、ベ
ーン８，８を連結片２０を介して連結する根元部
分にそれぞれスライダ５の平面１９に案内される
被摺動案内部１８，１８が形成されている。そし
て、ロータ１及びスライダ嵌合ボス部３ａ，４ａ
に取り付けるスライダ５，５に組み立てる時は、
Ｕ字形部を90度ずらせた位置で向い合せて組み込
むようになつている。なお、被摺動案内部１８は
第６図に示すように、その幅が軸方向によつて異
なつており、第６図イ，ハの被摺動案内部１８の
幅をそれぞれm1、m2とすればm1＞m2となつて
いる。
この圧縮機の組立は、例えば、サイドプレート
４を下端としケーシング２をサイドプレート４に
固定しサイドプレート４のボス部４ａにスライダ
５を嵌入しておく。次に、第３図ハのようにシヤ
フト６が固着されたロータ１をシヤフト１が直立
する位置に保持し、ベーン構造体１７を第６図ロ
のａ側を下面としシヤフト６を楕円穴２１に嵌入
しスリツト１６，１６にベーン８，８を嵌入し被
摺動案内部１８，１８にスライダ５の平面１９，
１９を嵌入する。次に、ベーン８を90度ずらせる
と共にａ側を上面とし同様に楕円穴２１にシヤフ
ト６を嵌入しスリツト１６にベーン８を嵌入し上
面の被摺動案内部１８にスライダ５を嵌入する。
そして、スライダ６の嵌合穴５ａにサイドプレー
ト３のスライダ嵌合ボス部３ａを嵌入し固定す
る。上記のように構成することによりシヤフト６
が回転駆動されると同時にロータ１が回転し、こ
の結果それぞれのベーン８も回転回転駆動され、
その際にスライダ嵌合ボス部３ａ，４ａを回転中
心とするスライダ５の平面１９上をベーン構造体
１７の被摺動案内部１８が第１図の矢印方向に摺
動し圧縮作用が行われる。
４を下端としケーシング２をサイドプレート４に
固定しサイドプレート４のボス部４ａにスライダ
５を嵌入しておく。次に、第３図ハのようにシヤ
フト６が固着されたロータ１をシヤフト１が直立
する位置に保持し、ベーン構造体１７を第６図ロ
のａ側を下面としシヤフト６を楕円穴２１に嵌入
しスリツト１６，１６にベーン８，８を嵌入し被
摺動案内部１８，１８にスライダ５の平面１９，
１９を嵌入する。次に、ベーン８を90度ずらせる
と共にａ側を上面とし同様に楕円穴２１にシヤフ
ト６を嵌入しスリツト１６にベーン８を嵌入し上
面の被摺動案内部１８にスライダ５を嵌入する。
そして、スライダ６の嵌合穴５ａにサイドプレー
ト３のスライダ嵌合ボス部３ａを嵌入し固定す
る。上記のように構成することによりシヤフト６
が回転駆動されると同時にロータ１が回転し、こ
の結果それぞれのベーン８も回転回転駆動され、
その際にスライダ嵌合ボス部３ａ，４ａを回転中
心とするスライダ５の平面１９上をベーン構造体
１７の被摺動案内部１８が第１図の矢印方向に摺
動し圧縮作用が行われる。
次に、圧縮機としての作動原理を第７図により
説明する。第７図において、説明の便宜上、２枚
のベーン８のうちの１枚について説明する。点０
はロータ１の中心、即ちシヤフト６の軸心であ
る。従つて、ロータ１の180度ずれた２個のスリ
ツト１６に嵌入されたベーン８の中心線l1はロー
タ１の回転角θがどのような位置であつても必ず
点Ｏを通る。点Ａはサイドプレート３，４のスラ
イダ嵌合ボス部３ａ，４ａの中心である。また、
上記した如くスライダ５の外周には点Ａを中心と
する平行な２平面１９，１９が形成されており、
ベーン８は、端面部においてベーン中心線l1に直
角方向に形成された被摺動案内部１８，１８によ
り、スライダ５の２平面１９，１９に摺動自在に
嵌入されている。従つて、ベーン８の２平面の被
摺動案内部１８，１８の中心線、即ち、ベーン構
造体１７の垂直２等分線l2はロータ１の回転角θ
にかかわらず必ずスライダ５の回転中心を通る。
即ち、距離δだけ離れた２定点Ｏ点及びＡ点と、
ベーン８の中心線l1と垂直２等分線l2との交点Ｂ
とを結んでできる角∠OBAは直角である。
説明する。第７図において、説明の便宜上、２枚
のベーン８のうちの１枚について説明する。点０
はロータ１の中心、即ちシヤフト６の軸心であ
る。従つて、ロータ１の180度ずれた２個のスリ
ツト１６に嵌入されたベーン８の中心線l1はロー
タ１の回転角θがどのような位置であつても必ず
点Ｏを通る。点Ａはサイドプレート３，４のスラ
イダ嵌合ボス部３ａ，４ａの中心である。また、
上記した如くスライダ５の外周には点Ａを中心と
する平行な２平面１９，１９が形成されており、
ベーン８は、端面部においてベーン中心線l1に直
角方向に形成された被摺動案内部１８，１８によ
り、スライダ５の２平面１９，１９に摺動自在に
嵌入されている。従つて、ベーン８の２平面の被
摺動案内部１８，１８の中心線、即ち、ベーン構
造体１７の垂直２等分線l2はロータ１の回転角θ
にかかわらず必ずスライダ５の回転中心を通る。
即ち、距離δだけ離れた２定点Ｏ点及びＡ点と、
ベーン８の中心線l1と垂直２等分線l2との交点Ｂ
とを結んでできる角∠OBAは直角である。
このことは、点Ｂ（ベーン構造体１７の重心）
がロータ１の回転角θにかかわらず必ず点Ｏと点
Ａの中点である定点Ｃを中心として半径δ／２の
円周上にあることを示している。また、点Ｃと点
Ｂ、点Ａを結んで出来る角∠BCAと、点Ｏと点
Ｂ、点Ａとを結んで出来る角∠BOAとは、共通
の円弧AB⌒に対する中心角と円周角との関係にな
るので、 BCA＝２×∠BOA＝2θ ………(1) の関係がある。以上よりロータ１が回転すること
によりベーン８，８の重心Ｂは、ロータ回転中心
Ｏとスライダ回転中心点Ａの中心Ｃを中心とし、
点Ｏと点Ａの偏心量δの半分のδ／２を半径とし
て、ロータ１の角速度の２倍の角速度で回転運動
を行なうことが証明される。
がロータ１の回転角θにかかわらず必ず点Ｏと点
Ａの中点である定点Ｃを中心として半径δ／２の
円周上にあることを示している。また、点Ｃと点
Ｂ、点Ａを結んで出来る角∠BCAと、点Ｏと点
Ｂ、点Ａとを結んで出来る角∠BOAとは、共通
の円弧AB⌒に対する中心角と円周角との関係にな
るので、 BCA＝２×∠BOA＝2θ ………(1) の関係がある。以上よりロータ１が回転すること
によりベーン８，８の重心Ｂは、ロータ回転中心
Ｏとスライダ回転中心点Ａの中心Ｃを中心とし、
点Ｏと点Ａの偏心量δの半分のδ／２を半径とし
て、ロータ１の角速度の２倍の角速度で回転運動
を行なうことが証明される。
ここで、ベーン８がロータ１のスリツト１６内
をどのように運動するかと云うことに注目してみ
る。第７図より、ロータ中心Ｏと２個のベーン８
の重心Ｂとの距離OBは、 ＝×cos（∠BOA）＝δ×cosθ………(2) 即ち、ベーン８はロータ１のスリツト１６内を
ストローク2δ、ロータ１の１回転を１周期とした
往復運動を行なうことになる。
をどのように運動するかと云うことに注目してみ
る。第７図より、ロータ中心Ｏと２個のベーン８
の重心Ｂとの距離OBは、 ＝×cos（∠BOA）＝δ×cosθ………(2) 即ち、ベーン８はロータ１のスリツト１６内を
ストローク2δ、ロータ１の１回転を１周期とした
往復運動を行なうことになる。
本実施例においては、ベーン８，８の両端部を
半径ｒの円弧とし、その円弧の中心、点Ｄ及び点
Ｅと重心Ｂとの距離が、 ＝＝ｌ≒（DR／２＋δ−ｒ）となるよ
うにしてある。このとき、ベーン８の先端の曲面
Ｒの中心点Ｄ及び点Ｅが描く軌跡は極座標表示
で、 rDE＝ｌ＋δcosθ（Ｏ≦θ≦360゜） ………(3) (3)式の曲線を第１図に閉曲線C1で示す。この
時ベーン８の先端の曲面Ｒ部の描く軌跡は閉曲線
C1に半径ｒの円群を並べた時の包絡線C2となる。
本実施例ではケーシング２の内壁面のプロフイル
として上記閉曲線C2より一定量Δrだけ外側の閉
曲線C3を用いている。この時、ベーン８の先端
とケーシング２の内壁面の間に出来るΔrの隙間
をチツプシール７によつてシールする構造となつ
ている。
半径ｒの円弧とし、その円弧の中心、点Ｄ及び点
Ｅと重心Ｂとの距離が、 ＝＝ｌ≒（DR／２＋δ−ｒ）となるよ
うにしてある。このとき、ベーン８の先端の曲面
Ｒの中心点Ｄ及び点Ｅが描く軌跡は極座標表示
で、 rDE＝ｌ＋δcosθ（Ｏ≦θ≦360゜） ………(3) (3)式の曲線を第１図に閉曲線C1で示す。この
時ベーン８の先端の曲面Ｒ部の描く軌跡は閉曲線
C1に半径ｒの円群を並べた時の包絡線C2となる。
本実施例ではケーシング２の内壁面のプロフイル
として上記閉曲線C2より一定量Δrだけ外側の閉
曲線C3を用いている。この時、ベーン８の先端
とケーシング２の内壁面の間に出来るΔrの隙間
をチツプシール７によつてシールする構造となつ
ている。
尚、ケーシング２の内壁面プロフイルとしては
上記閉曲線C3以外の曲線（例えば閉曲線C3に近
い真円）を用いてもよく、その場合、ベーン８の
先端とシリンダ２の内壁面との隙間は、ロータ１
の回転に伴つて微少量周期的に変化するが、この
変化に伴なつてチツプシール７をベーン８の先端
溝部８ａ内で微小量出入りさせることにより常に
完全なシールを行わせることができる。
上記閉曲線C3以外の曲線（例えば閉曲線C3に近
い真円）を用いてもよく、その場合、ベーン８の
先端とシリンダ２の内壁面との隙間は、ロータ１
の回転に伴つて微少量周期的に変化するが、この
変化に伴なつてチツプシール７をベーン８の先端
溝部８ａ内で微小量出入りさせることにより常に
完全なシールを行わせることができる。
上記は１枚のベーンについて説明したが、ロー
タ１に設けられた他の１対のスリツト１６内に摺
動自在に嵌入されたベーン８もロータの回転角90
度分だけ位相がずれて上記説明と全く同様にロー
タ１に対し半径方向の運動を行なう。
タ１に設けられた他の１対のスリツト１６内に摺
動自在に嵌入されたベーン８もロータの回転角90
度分だけ位相がずれて上記説明と全く同様にロー
タ１に対し半径方向の運動を行なう。
そして、ロータ１の外周面と、ベーン８と、シ
リンダ２の内壁面とサイドプレート３，４に囲ま
れた空間は第８図のイ……チ，イのように圧縮作
用を行なう。イ，ロで吐出ポート２ｂから吐出
し、ハ，ニで吸入ポート２ａから吸入しホ，ヘを
経てト，チで圧縮しイで吐出を開始するようにし
て容積の増減及び吸入、吐出を繰り返えし圧縮機
としての作用を行なう。本実施例においては、ベ
ーン８がロータ１の表面から４個所で飛び出すよ
うに構成されているのでロータ１の１回転に付き
４回の吸入、吐出を行なうようになつている。
リンダ２の内壁面とサイドプレート３，４に囲ま
れた空間は第８図のイ……チ，イのように圧縮作
用を行なう。イ，ロで吐出ポート２ｂから吐出
し、ハ，ニで吸入ポート２ａから吸入しホ，ヘを
経てト，チで圧縮しイで吐出を開始するようにし
て容積の増減及び吸入、吐出を繰り返えし圧縮機
としての作用を行なう。本実施例においては、ベ
ーン８がロータ１の表面から４個所で飛び出すよ
うに構成されているのでロータ１の１回転に付き
４回の吸入、吐出を行なうようになつている。
このように本実施例の流体機械はベーンをケー
シング内壁面に対し摺動接触させるのに、従来の
ように背圧を用いて行なう構造とは全く異なり機
械的に行なうようにしたので、ベーンが圧縮室の
圧力によつて後退することがなく、チヤタリング
現象は全く起こることがない。更に、背圧を加え
ることがないので、背圧を加えるための油を高圧
室で分離する必要がなく、従つて、油分離及びそ
れを収めるためのスペースが不要となり、小形、
軽量化が可能となり、背圧を用いてベーンをケー
シング内壁面に押し付けることによる機械的摩耗
やその状態で駆動するための動力を不要とし耐久
性が高く効率を向上できる。
シング内壁面に対し摺動接触させるのに、従来の
ように背圧を用いて行なう構造とは全く異なり機
械的に行なうようにしたので、ベーンが圧縮室の
圧力によつて後退することがなく、チヤタリング
現象は全く起こることがない。更に、背圧を加え
ることがないので、背圧を加えるための油を高圧
室で分離する必要がなく、従つて、油分離及びそ
れを収めるためのスペースが不要となり、小形、
軽量化が可能となり、背圧を用いてベーンをケー
シング内壁面に押し付けることによる機械的摩耗
やその状態で駆動するための動力を不要とし耐久
性が高く効率を向上できる。
尚、上記実施例においては、連結片を２個で楕
円穴を形成し１対のベーン８を連結しているが１
個の連結片で連結してもよく、スライダも２個で
なく１個でもよく、ボス部を有する円板状部もロ
ータの中央でなく端部側に形成してもよい。
円穴を形成し１対のベーン８を連結しているが１
個の連結片で連結してもよく、スライダも２個で
なく１個でもよく、ボス部を有する円板状部もロ
ータの中央でなく端部側に形成してもよい。
以上記述した如く本発明の流体機械は、チヤタ
リング現象を解消し小形軽量で効率及び耐久性を
向上できる効果を有するものである。
リング現象を解消し小形軽量で効率及び耐久性を
向上できる効果を有するものである。
第１図は本発明の流体機械の実施例の正面断面
図、第２図は第１図の側面断面図、第３図は第１
図のロータを示しイは正面図、ロはイの−Ｏ−
矢視断面図、ハはイにシヤフトが固定された状
態の断面図、第４図イは第２図のサイトプレート
の軸受収納部を省略した断面図、ロはイの右側面
図、第５図イは第１図のスライダの正面図、ロは
イの−Ｏ−矢視断面図、第６図イは第１図の
ベーン構造体の被摺動体案内部側から見た正面
図、ロはイの一部を断面で示した側面図、ハはロ
の右側面図、第７図は第１図の流体機械の原理説
明図、第８図イないしチはそれぞれ第１図のベー
ン作用説明図である。 １……ロータ、１ａ……円板状部、１ｂ……ボ
ス部、２……ケーシング、２ａ……吸入ポート、
２ｂ……吐出ポート、３，４……サイドプレー
ト、３ａ，４ａ……スライダ嵌合ボス部、５……
スライダ、６……シヤフト、７……チツプシー
ル、８……ベーン、１４，１５……軸受、１６…
…スリツト、１７……ベーン構造体、１８……被
摺動案内部、１９……平面、２０……連結片、２
１……楕円穴。
図、第２図は第１図の側面断面図、第３図は第１
図のロータを示しイは正面図、ロはイの−Ｏ−
矢視断面図、ハはイにシヤフトが固定された状
態の断面図、第４図イは第２図のサイトプレート
の軸受収納部を省略した断面図、ロはイの右側面
図、第５図イは第１図のスライダの正面図、ロは
イの−Ｏ−矢視断面図、第６図イは第１図の
ベーン構造体の被摺動体案内部側から見た正面
図、ロはイの一部を断面で示した側面図、ハはロ
の右側面図、第７図は第１図の流体機械の原理説
明図、第８図イないしチはそれぞれ第１図のベー
ン作用説明図である。 １……ロータ、１ａ……円板状部、１ｂ……ボ
ス部、２……ケーシング、２ａ……吸入ポート、
２ｂ……吐出ポート、３，４……サイドプレー
ト、３ａ，４ａ……スライダ嵌合ボス部、５……
スライダ、６……シヤフト、７……チツプシー
ル、８……ベーン、１４，１５……軸受、１６…
…スリツト、１７……ベーン構造体、１８……被
摺動案内部、１９……平面、２０……連結片、２
１……楕円穴。
Claims (1)
- １ 円筒形状を有し円周部の180度位相のずれた
対向位置に１対のスリツトが少なくとも１組形成
され上記円筒状の内部の一部に形成された円板状
部のボス部にシヤフトが固着されたロータと、該
ロータが内装され内壁面の１個所で近接される円
形状に形成され吸入ポート、吐出ポートを有する
ケーシングと、該ケーシングの両端面にそれぞれ
取り付けられ上記シヤフトを軸支する軸受を有し
該シヤフト中心より上記ロータが上記内壁面に接
する位置に対し180度隔たる方向に偏心されたス
ライダ嵌合ボス部が内側に突設されたサイドプレ
ートと、該サイドプレートの上記スライダ嵌合ボ
ス部を嵌入し回動可能に支持され外側部の対向位
置にそれぞれベーン構造体の被摺動案内部を摺動
可能に案内する平面を有する少なくとも１個取り
付けられたスライダと、上記ロータの対向位置の
上記スリツトに挿入案内されるベーンを備え、上
記スライダの上記平面に案内される上記被摺動案
内部を有し、かつ、１対の上記ベーンを上記シヤ
フトに接触しないように固定する連結片を有する
上記ベーン構造体とを設けてあり、上記ロータの
上記円板状部には上記スリツトに続いてベーン移
動用の空間が設けられ、上記１対のベーンはその
板厚方向中心線に対して平行な方向に長軸を有す
る長円形穴を有する上記連結片により連結され、
上記被摺動案内部の幅は軸方向で異なり、上記長
円形穴部の周囲の連結部には段差が設けられてい
ることを特徴とする流体機械。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59003304A JPS60147591A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 流体機械 |
| EP85100187A EP0149471A3 (en) | 1984-01-11 | 1985-01-10 | Rotary-vane type fluid machine |
| KR1019850000135A KR850005577A (ko) | 1984-01-11 | 1985-01-11 | 로우터리벤형 유체기계 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59003304A JPS60147591A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 流体機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60147591A JPS60147591A (ja) | 1985-08-03 |
| JPH0313435B2 true JPH0313435B2 (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=11553615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59003304A Granted JPS60147591A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 流体機械 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0149471A3 (ja) |
| JP (1) | JPS60147591A (ja) |
| KR (1) | KR850005577A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6036462A (en) * | 1997-07-02 | 2000-03-14 | Mallen Research Ltd. Partnership | Rotary-linear vane guidance in a rotary vane machine |
| SE509659C2 (sv) * | 1997-10-06 | 1999-02-22 | Goesta Svensson | Skivkolvkompressor |
| DE102005056270B3 (de) * | 2005-11-14 | 2007-03-01 | Joma-Hydromechanic Gmbh | Rotorpumpe |
| KR102581585B1 (ko) * | 2019-04-09 | 2023-10-05 | 허일행 | 편심축을 이용한 유체 펌프 및 모터 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122201A (ja) * | 1974-08-17 | 1976-02-21 | Takeshi Nakagawa | Kuroorashikifuookukenyoshoberu |
| JPS5768577A (en) * | 1980-10-16 | 1982-04-26 | Nippon Soken Inc | Rotary pump |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE72347C (de) * | E. B. DONKIN in Southwark Park Road, Bermondsey, County of Surrey, England | Kapselwerk mit die Wirkung ausgleichendem Regelungskolben | ||
| FR597560A (ja) * | 1925-11-24 | |||
| DE401297C (de) * | 1921-12-07 | 1924-09-01 | Joseph Baudot | Maschine mit umlaufenden Kolben, die durch eine besondere Gleitfuehrung von der Welle aus gefuehrt werden |
| US1940384A (en) * | 1927-05-07 | 1933-12-19 | Zoller Arnold | Rotary compressor |
| BE785646A (fr) * | 1972-06-29 | 1972-10-16 | Chevalier Victor | Pompe rotative a debit variable, |
-
1984
- 1984-01-11 JP JP59003304A patent/JPS60147591A/ja active Granted
-
1985
- 1985-01-10 EP EP85100187A patent/EP0149471A3/en not_active Withdrawn
- 1985-01-11 KR KR1019850000135A patent/KR850005577A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122201A (ja) * | 1974-08-17 | 1976-02-21 | Takeshi Nakagawa | Kuroorashikifuookukenyoshoberu |
| JPS5768577A (en) * | 1980-10-16 | 1982-04-26 | Nippon Soken Inc | Rotary pump |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR850005577A (ko) | 1985-08-28 |
| EP0149471A3 (en) | 1987-04-08 |
| JPS60147591A (ja) | 1985-08-03 |
| EP0149471A2 (en) | 1985-07-24 |
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