JPH03134082A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

Info

Publication number
JPH03134082A
JPH03134082A JP1271750A JP27175089A JPH03134082A JP H03134082 A JPH03134082 A JP H03134082A JP 1271750 A JP1271750 A JP 1271750A JP 27175089 A JP27175089 A JP 27175089A JP H03134082 A JPH03134082 A JP H03134082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
meth
acrylic
liq
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1271750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2757218B2 (ja
Inventor
Koichi Taguchi
広一 田口
Hiroshi Sudo
洋 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP27175089A priority Critical patent/JP2757218B2/ja
Priority to KR1019900702000A priority patent/KR0133554B1/ko
Priority to EP90905656A priority patent/EP0450081B1/en
Priority to PCT/JP1990/000451 priority patent/WO1991005828A1/en
Priority to US07/576,438 priority patent/US5318998A/en
Priority to DE69016406T priority patent/DE69016406T2/de
Publication of JPH03134082A publication Critical patent/JPH03134082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2757218B2 publication Critical patent/JP2757218B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は接着剤組成物に関し、特に金属部品、セラミッ
ク部品などの接着に使用される二液型の接着剤組成物に
関するものである。
[従来の技術] 近年、常温で短時間で硬化する速硬化型の接着剤の要求
が、省力化、省資源、省エネルギー等の観点より、年々
増大する傾向にある。従来、常温速硬化型接着剤として
良く知られているものとしては、例えば、二液速硬化型
エポキシ接着剤、瞬間接着剤、嫌気性接着剤、非嫌気性
アクリル系接着剤等がある。
それ等の接着剤の中で、二液速硬化型エポキシ接着剤は
、主剤と硬化剤の二液を計量、混合して使用するもので
あるが、二液の計量、混合か十分に行われないと著しい
接着強度の低下を生じる恐れかある。また、二液の計量
、混合か十分に行われても剥離強度、衝撃強度が低く満
足すべきものではないという欠点がある。
また、瞬間接着剤は優れた作業性を41しているが、一
般に剥離強度、衝撃強度が低く、また耐熱性、耐湿性に
劣るため、使用範囲が著しく限定されている。
嫌気性接着剤は、接着する材料である被着体間で接着剤
を圧着して空気を遮断することにより硬化する接着剤で
あるため、接着する際に被着体から接着剤かハミ出し、
そのハミ出した部分などの空気に接触する部分の接着剤
は当然、硬化しない。したかって、多孔質な被着体や被
着体間のクリアランスか大きい場合には、嫌気性接着剤
は十分に硬化せず、接着不良を生しる。
また、非嫌気性アクリル系接着剤は一般に第二凹代のア
クリル接着剤(SGA)と呼ばれ、二液性であるか二液
の正確な計量を必要とせず、極めてラフな計量、混合(
時には二液の接触のみ)で、常温で数分から数十分で硬
化するという優れた作業性を有し、しかも高い剥離強度
、衝撃強度を有すると共に、被着体間からハミ出した部
分の接着剤の硬化も良好であるために広く用いられるよ
うになってきた。しかしながら、省力化、省資源、省エ
ネルギーの観点より、このような非嫌気性アクリル系接
着剤の、常温て数分から数十分かかって硬化する硬化時
間を、更に短時間にする要求が増えてきている。
上記の様な非嫌気性アクリル系接着剤の硬化時間を短縮
する目的で、種々の提案がなされている。たとえば、米
国特許第4348503号明細書には、ウレタンアクリ
レート、アクリル酸エステルモノマー、芳香族パーエス
テル、有機酸、遷移金属からなる接着剤は、45秒のセ
ットタイムて硬化することか開示されている。また、特
開昭60−1’19Q85号公報には、特定のウレタン
アクリレート、(メタ)アクリル酸エステルモノマー(
アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルを総称
する)、パーオキシエステル、パーオキシエステルとレ
ドックス系を形成する化合物よりなる促進剤からなる接
着組成物は、やはり1分以内の速いセットタイムて硬化
することが開示されている。また、特開昭55−652
77号公報には、クロロスルホン化ポリエチレンと特定
のアクリル系モノマーを特定比率て配合し、クメンハイ
ドロバーオキシト、アルデヒド−アミン縮合物、遷移金
属の酸化性有機化合物からなる接着剤組成物は、5〜l
O秒の硬化時間で硬化することが開示されている。この
クメンハイドロパーオキシド、アルデヒド−アミン縮合
物、遷移金属の酸化性有機化合物の触媒系を使用した速
硬化接着剤は、特開昭57−87484号公報、特開昭
57−90073号公報、米国特許第41184:16
号明細書等にも記載されているが、いずれも特定の千ツ
マ−を使用して速硬化の接着剤を得ている。
一方、従来から、アクリル系接着剤に酸性リン化合物を
配合する例か知られている。例えば、アクリル系接着剤
のアルミニウム、ステンレス、クロメートメツキ等への
密着性を上げるために酸性リン化合物を使用することか
開示されているか、いずれも硬化時間は長いものであっ
た。(特開昭51−1:1223/1号公報、特開昭5
8−147477号公報、米国特許第4731146号
明細書) また、特開昭62−177006号公報には、速硬化の
光硬化性二液型組成物が開示されており、使用てきるア
クリル系化合物として酸性リン酸エステル中量体が用い
られることか明示されている。しかしながら、先の公知
文献の米国特許第4731146号明細書細書には、酸
性リン化合物はアクリル系接着剤の安定剤として用いら
れ、硬化速度を遅延させることか記述されている。
[発明か解決しようとする課題] 本発明者等は、この様な従来技術に鑑みて鋭意検討した
結果、(メタ)アクリル系モノマーにハイトロバ−オキ
シド、アミンとアルデヒドの反応縮合物5銅の塩、酸性
リン化合物を使用することにより、接着性に優れ、かつ
速硬性のアクリル系接着剤か得られることを見出し本発
明の完成に至った。
本発明は、接着性に優れ、かつ速硬化の二液型のアクリ
ル系接着剤組成物を提供することを[1的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、 八)(メタ)アクリル酸およびそのエステルから選ばれ
るアクリル系化合物 B)ハイドロバーオキシトから選ばれる重合開始剤 を含有する第一液と、 C)アミンとアルデヒドの反応縮合物 D)銅の塩 を含有する第二液とからなり、第一液または第一液と第
二液の両方に下記一般式 (式中、Rはアルキル基、アルコキシアルキル基または
C112−CIll−CO−(OR2)、−(但し、R
1はHまたはCH3,R2は−C2H4−1−C,H,
−1−CI 2− CH−1−C4Ha−1113 −CeH+2−または−C2H4−OC(:5H,0−
を表し、mは1〜箇 10である。)を表し、nは1または2である。)で示
される酸性リン酸化合物を含有することを特徴とする接
着剤組成物である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の接着剤組成物は、第一液と第二液からなる二液
型の接着剤組成物である。
本発明の接着剤組成物の第一液を構成するA成分の(メ
タ)アクリル酸(アクリル酸およびメタクリル酸を総称
する)およびそのエステルから選ばれるアクリル系化合
物はラジカル屯合可濠であればいかなるものても良く、
その例を示すと、下記に示す化合物が挙げられる。
(、〇 一般式 %式% で表わされる単量体。
式中、Aは(メタ)アクリロイル3.C)I□−CH(
:00C11□−CH(011)C11□−またはCI
4□−(:(C11,)COOCI+2−CIl(OH
) C112−を示し、R3はHまたは炭素数1〜20
のアルキル基、シクロアルキル基、ベンジル基、フェニ
ル基、テトラヒドロフルフリル基、グリシジル基、ジシ
クロペンタニル基、ジシクロペンテニル基、(メタ)ア
クリロイル基を表わす。
このような巾着体としては、具体的には、(メタ)アク
リル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メ
タ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル、(メタ)アク
リル酸ジシクロペンタニル、(メタ)アクリル酸ジシク
ロペンテニル、グリセロール(メタ)アクリレート、グ
リシジル基(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
■ −・般式 %式% て表わされる巾着体。
式中、AおよびR1は前述のとおりである。R1113 あり、pは1〜25を表す。
このような単量体としては、具体的には、Z−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート、ジシクロペンテニルオキシ(メタ)アクリレート
、トリフロピレンゲリコール(メタ)アクリレート、1
,6−ヘキサンシオールジ(メタ)アクリレートなどが
挙げられる。
■ 一般式 で表わされる単量体。
式中、AおよびR4は前述のとおりである。R5はHま
たは炭素数1〜4のアルキル基を示し、9はO〜8の整
数を表す。
このような単量体としては、具体的には、2.2−ビス
(4−メタクリロキシフェニル)プロパン、2.2−ビ
ス(4−メタクリロキシエトキシフェニル)プロパン、
2.2−ビス(4−メタクリロキシジェトキシフェニル
)プロパン、2.2−ビス(4−メタクリロキシプロポ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタクリ
ロキシテトラエトキシフェニル)プロパン等が挙げられ
る。
■ ■、■および■の単量体に含まれない多価アルコー
ルの(メタ)アクリル酸エステル。
このような単量体としては、具体的には、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ネオベンチルグ
リコールジ(メタ)アクリレート、ペンターリスリトー
ルテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
■ (メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレタンプ
レポリマー。
このような単量体は、具体的には、水酸基を有する(メ
タ)アクリル酸エステルと有機ポリイソシアネートおよ
び多価アルコールを反応することにより得られる。ここ
で水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルの具体例
としては、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル
酸ヒドロキシブチル等が挙げられる。また、有機ポリイ
ソシアネートの具体例としては、トルエンジイソシアネ
ート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート等が挙げられる。多価アルコールの具体例として
は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ポリエステルポリ
オール、ポリカーボネートポリオールなどが挙げられる
上記の単量体は1種または2種以上を使用することかで
きるが、好ましいものとしてA成分を構成する単量体の
1種が■の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレ
タンプレポリマーであることが望ましい。
B成分のハイドロパーオキシドから選ばれる重合開始剤
は、その具体例としては、クメンパイトロパーオキシド
、ターシャリ−ブチルハイドロパーオキシド、ジイソプ
ロピルベンゼンハイドロバーオキシト、バラメタンハイ
ドロパーオキシド等が挙げられるか、それ等の中でクメ
ンハイドロパーオキシドが最も好ましい。
以上、第一液に含有されるA、B成分について説明した
が、これらの好ましい配合割合はA成分100重量部を
基準にして、B成分は0.1〜IO重量部、特に好まし
くは1〜7重量部である。
更に、第一液には光重合開始剤を添加することかてきる
。光重合開始剤としては、特に制限することなく通常使
用されているものを用いることかできるが、例えば、ベ
ンジル、ベンゾフェノン、ベンゾインエチルエーテル、
ペンシルジメチルケタールなどが挙げられる。光重合開
始剤の添加量は、第一液100重量部に対して0,05
〜7重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。
次に、第二液を構成するC成分およびD成分について説
明する。
C成分のアミンとアルデヒドの反応縮合物は。
例えば、酢酸、プロピオン酸のようなカルボン酸あるい
はリン酸、!酸のような無機酸の共存下に、アミン1モ
ルに対して、少なくとも1モル、好ましくは1.5〜3
モルのアルデヒドを40〜70°Cて反応させることに
より得られるものが挙げられる。
アミンとアルデヒドの反応縮合物としては、具体的には
ブチルアミンまたはアニリンとブチルアルデヒドの反応
縮合物等が挙げられる。
C成分は通常液状乃至固体状のものがあるか、いずれの
ものも用いることができる。C成分か液状の場合には、
そのまま使用するか、或いは溶剤て6釈して使用するこ
とができる。また、CK&分が固体状の場合には、溶剤
に溶解(希釈も兼ねる)して使用するか、或いは溶剤に
分散(希釈も兼ねる)して使用することができる。
第二液は液状て、前記C成分を含有するが、C成分は液
状であればそのまま第二液に使用することができるが、
上記の様に、C成分を揮発性溶剤に溶解または分散させ
て第二液に使用するほうが、第二液に含有されるC成分
、D成分を均一に混合することができ、また第二液を促
進剤として使用する場合において取扱いおよび作業性が
優れている。これに適している溶剤としては1例え(f
塩化メチレン、トリクロロエタン、アセトン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル、トルエン、メタノール、エタ
ノールなどが挙げられる。
C成分の第二液における濃度は1重量%以上、好ましく
は10重量%以上であることが望ましし1゜D成分の銅
の塩は有機または無機の塩であり、たとえば酢酸銅、ナ
フテン酸銅、オクテン鍛鋼、アセチルアセトン銅錯体な
どが挙げられる。
p成分の配合量は、第二液における銅自体の濃度て10
〜110000pp+、好ましくは50〜100Gpp
寵か望ましい。
本発明の接着剤組成物は、基本的には前記の第一液と第
二液からなる二液型の接着剤組成物からなるが、さらに
第一液または第一液と第二液の両方に下記の一般式(1
) %式%(1) で示される酸性リン酸化合物を含有することを特徴とす
る。
一般式(I)において、Rはアルキル基、アルコキシア
ルキル基またはCIl□−(:R1−GO−(OR2)
−(但し、R1はHまたはCH3、Rtは−c 、 H
、−1−C、H8−1−Czl14−OCCsH+o−
を表し、mは1〜10である。)を鳳 表し、nは1または2である。
前記一般式(I)で示される酸性リン酸化合物としては
、具体的には、ブチルアシッドフォスフェート、2−エ
チルヘキシルアシッドフォスフェート、ットキシエチル
アシットフオスフエート、アシッドホスホオキシエチル
(メタ)アクリレート、アシッドホスホオキシプロピル
(メタ)アクリレート、ビス(2−ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレート)アシッドフォスフェートなどが挙
げられる。これらの酸性リン酸化合物は単一でもまたは
2種以上を併用して使用することもてきる。
酸性リン酸化合物の配合量は、第一液に配合する場合に
は、第一液100重量部に対して0.05〜10利績部
、好ましくは0.5〜7重量部であり、第一液および第
二液の両方に配合する場合には、第一液および第二液そ
れぞれ100重量部に対して0.05〜10重咄部、好
ましくは0.5〜7重量部が望ましい。酸性リン酸化合
物を上記の配合量の範囲内で用いると、速硬化および接
着性に優れた効果が得られる。なお、酸性リン酸化合物
を上記の配合量の範囲よりも多く、すなわち10重問部
をこえる量を用いることもてきるが、この場合には速硬
化および接着性の効果は変らないが、経済的に不利であ
る。
以上1本発明の接着剤組成物の第一液および第二液に含
有される必須成分について説明したが、そのほかに粘度
調整のために、増粘剤やチキン性付与剤を添加すること
ができる。増粘剤としては、ニトリルブタジェンゴムな
どの各種合成ゴム、メタクリル酸メチル−ブタジェン−
スチレン共重合体、線状ポリウレタンなどの各種熱可塑
性高分子が挙げられる。
また、チキン性付午剤としては、微粉末シリカ、微粉末
疎水性シリカなどが挙げられる。
また、本発明の接着剤組成物は、先に述べたように第一
液に光重合開始剤を添加して被着体を接着する場合に、
被着体の接着部からはみたした部分に紫外線を当てて光
硬化させることが可使であるが、紫外線を当てられない
はみ出し部分を硬化させるためにパラフィンなども添加
することかできる。
更に、本発明の接着剤組成物には、貯蔵安定性を改良す
る目的で各種重合禁止剤、酸化防止剤などの既に知られ
ている添加剤を添加することも可能である。また、目的
によっては可塑剤、充填剤1着色剤等も添加することが
可能である。
本発明の接着剤組成物は第一液と第二液を接触させるこ
とにより、速やかに短時間で硬化する。
第一液と第二液の使用比率は特に制限はないが、第一液
の被着体への塗布量100重量部に対し、第二液の塗布
量は5〜lO重量部程度が望ましい。
本発明の接着剤組成物を使用して被着体を接着する方法
は、硬化速度が速いため、第一液を一方の被着体に塗布
し、第二液を他方の被着体に塗布し、第二液が揮発性溶
剤を含有する場合にはこれを揮散させた後、各被着体の
塗布面を合わせて接着する方法か望ましい。この方法で
第一液と第二液の接触が行われなかったはみだし部など
が生じる場合、必要に応じ°C第一液に光重合開始剤を
添加してはみだし部に紫外線照射して硬化させることか
できる。
本発明の接着剤組成物は、被着体の種類を問わず広範囲
のものに適用することかできるか、特に金属部品、セラ
ミック部品などの接着に好適である。金属部品としては
、特に鉄、ステンレス、クロメートメツキ部品等の接着
に好適である。
[実施例] 以下、本発明の接着剤!l成物を実施例により更に説明
する。
実施例1〜3および比較例1〜2 A成分としてm1表に示したウレタンプレポリマーおよ
びアクリル系化合物、B成分として重合開始剤、各種酸
性リン酸化合物を第1表の割合で混合し、更に増粘のた
めにMBS (メタクリル酸メチル−ブタジェン−スチ
レン共重合体)を加え。
第一液とした。
C成分としてツクセラー8(商品名二大内新興化学工業
■製;n−ブチルアルデヒドアニリン)、D成分として
ナフテン醜銅(銅濃度5%)、酸性リン酸化合物を第1
表の割合で混合し、第二液とした。
各実施例および比較例の接着剤組成物の固着時間を下記
の方法で測定し、第1表に示した。
O固着時間 引張り剪断強度測定用試験片(長さ 100mmX巾2
5■×厚さ1.6am 、5S−41、サンドブラスト
処理)の一方に第一液を塗布し、第二液を他方の試験片
に塗布し、第二液の揮発性溶剤を揮散させた後、23°
Cで、各被着体の塗布面同志を重ね合わされる部分か長
さ12.5mm、巾25mmとなるように合せて接着し
、4kgの荷重をかけても取れなくなるまでの時間を固
着時間とした。
実施例4および比較例3 A成分、B成分1m性リン化合物、MBSを第2表の割
合で混合し、第1液とした。C成分、D成分、酸性リン
化合物を第2表の割合で混合し、第2液とした。実施例
および比較例の接着剤組成物の特性を下記の方法で測定
し、第2表に示した。
○引張り剪断強度 ASTM D−1002に準じて、被着体として1.6
mm厚の鉄試験片(SS−41、サンドブラスト処理)
を接着し、インストロン1123型引張り試験機(引張
り速度10ts/分)で測定した。
OT型剥離強度 ASTM D−1876に準じて、被着体として0.:
1mm厚の鉄試験片(5pcc、サンドブラスト処理)
を接着し、インストロン1123型引張り試験機(引張
り速度50■/分)で測定した。
○衝撃強度 八STM D−950に準じて、被着体に鉄(サンドブ
ラスト処理品: 44X 25x 19mmおよび25
x zsx 9 mm)を接着し、アイゾツト衝撃試験
機を用いて測定した。
実施例5および比較例4 実施例1の接着剤組成物の第一液に光重合開始剤として
ベンジルジメチルケタールを1重量部添加し、溶解して
第一液の組成物を調整した。引張り剪断強度測定用の一
方の鉄試験片の接着面に、実施例1の第二液をはみださ
ないように塗布し、もう一方の試験片に上記第一液の組
成物を塗布し、第一液の組成物がはみだすように接着し
た。
このはみだし部に紫外&a($1東芝製上製トスキュア
ー4DO,ランプ出力80W/c照射比11115c麿
)を10秒間照射するとはみだし部は硬化し、硬化物の
表面は指で触れてみてもタックは完全になくなっていた
同様の試験片で紫外線を照射しなかった場合、はみだし
部は1日後も表面にタックが残るか、未硬化の状態であ
りた。
[発明の効果] 以上説明した様に1本発明の接着剤組成物は、常温での
硬化反応が極めて速く、また接着性に優れている。その
ため、本発明の接着剤組成物を使用すれば、vc着工程
を含む生産ラインの短縮、生産の合理化が可能となり、
本発明の産業上の利用性は極めて大きいものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) A)(メタ)アクリル酸およびそのエステルから選ばれ
    るアクリル系化合物 B)ハイドロパーオキシドから選ばれる重合開始剤 を含有する第一液と、 C)アミンとアルデヒドの反応縮合物 D)銅の塩 を含有する第二液とからなり、第一液または第一液と第
    二液の両方に下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアルキル基、アルコキシアルキル基または
    CH_2=CR_1−CO−(OR_2)_m−(但し
    、R_1はHまたはCH_3、R_2は−C_2H_4
    −、−C_3H_6−、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、−C_4H_8−、−C_6H_1_2−または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表し、mは1〜1
    0である。)を表し、nは1または2である。)で示さ
    れる酸性リン酸化合物を含有することを特徴とする接着
    剤組成物。
  2. (2)第一液に光重合開始剤を含有することを特徴とす
    る請求項1記載の接着剤組成物。
JP27175089A 1989-10-20 1989-10-20 接着剤組成物 Expired - Fee Related JP2757218B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27175089A JP2757218B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 接着剤組成物
KR1019900702000A KR0133554B1 (ko) 1989-10-20 1990-04-04 접착제 조성물
EP90905656A EP0450081B1 (en) 1989-10-20 1990-04-04 Adhesive composition
PCT/JP1990/000451 WO1991005828A1 (en) 1989-10-20 1990-04-04 Adhesive composition
US07/576,438 US5318998A (en) 1989-10-20 1990-04-04 Acryl-type two-part liquid adhesive composition
DE69016406T DE69016406T2 (de) 1989-10-20 1990-04-04 Klebstoffzusammensetzung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27175089A JP2757218B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 接着剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03134082A true JPH03134082A (ja) 1991-06-07
JP2757218B2 JP2757218B2 (ja) 1998-05-25

Family

ID=17504314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27175089A Expired - Fee Related JP2757218B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 接着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2757218B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019123885A1 (ja) 2017-12-18 2019-06-27 株式会社スリーボンド 接着積層鋼板用ラジカル重合性接着剤組成物、接着積層体、モータおよび接着積層体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019123885A1 (ja) 2017-12-18 2019-06-27 株式会社スリーボンド 接着積層鋼板用ラジカル重合性接着剤組成物、接着積層体、モータおよび接着積層体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2757218B2 (ja) 1998-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2110705A (en) Polymerizable epoxy/acrylic adhesive compositions
JP4212761B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、接着剤組成物、接合体及び接着方法
EP0450081B1 (en) Adhesive composition
JPS5925855A (ja) 接着剤組成物
JP3305613B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JP2757217B2 (ja) 接着剤組成物
JP6941019B2 (ja) 組成物
JP6941020B2 (ja) 組成物
JP2757216B2 (ja) 接着剤組成物
JP4578625B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、接着剤組成物、接合体及び接着方法
JPH03134082A (ja) 接着剤組成物
JP2769232B2 (ja) アクリル系接着剤組成物
JP6955411B2 (ja) 組成物
JP2839348B2 (ja) アクリル系接着剤組成物
JP4578626B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、接着剤組成物、接合体及び接着方法
JP6955412B2 (ja) 組成物
JPS6134083A (ja) 接着剤
JP7097305B2 (ja) 組成物
US4496694A (en) Process for producing a storage-stable, miscible curing agent for acrylate resin adhesives
JPS6134082A (ja) 接着性に優れた低臭気性の二液型アクリル系接着剤
JP2726446B2 (ja) 接着剤組成物
JP4578627B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、接着剤組成物、接合体及び接着方法
JP6842936B2 (ja) 組成物
JP2018119120A (ja) 組成物
JP6970509B2 (ja) 組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080313

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees