JPH0313368Y2 - - Google Patents

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JPH0313368Y2
JPH0313368Y2 JP1984167598U JP16759884U JPH0313368Y2 JP H0313368 Y2 JPH0313368 Y2 JP H0313368Y2 JP 1984167598 U JP1984167598 U JP 1984167598U JP 16759884 U JP16759884 U JP 16759884U JP H0313368 Y2 JPH0313368 Y2 JP H0313368Y2
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JP
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sun visor
wall surface
protrusions
hollow part
light
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JP1984167598U
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JPS6181416U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乗用車用2段式サンバイザーに関す
る。
〔従来の技術及び問題点〕
第7図において、乗用車1内で運転席2の前方
にはフロントガラス3があり、この上方部分に対
向してサンバイザー4が設けられている。サンバ
イザー4は公知のように回転軸8のまわりに回動
可能となつており、芯板7に化粧カバー5が被覆
されている。通常は一点鎖線で示す位置におかれ
ているが、朝、夕の太陽光線の入射角度が低いと
きには、必要に応じて下方へと回動させる。第7
図及び第8図ではこの下方回動位置が実線で示さ
れている。
然るに、車種や運転者の体格により違いがある
が、一般に次のような欠点がある。
すなわち遮ぎる太陽の入射角に限度があり、約
10度以下の水平に近い光線の時は全く機能を果し
得ない。第7図はこのような場合を示しており、
太陽光線Lの入射角が小さく、運転者6の目に投
射している。サンバイザー4は最下方に回動させ
ているが、用を果していない。このような場合、
視線をそらせたり、サングラスを使用して対処し
なければならない。サングラスを持ち合わせない
ときには視線をそらせて運転しなければならない
が非常に危険であり、また神経を必要以上に使う
ことになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題に鑑みてなされ、太陽光線の
入射角度が低い場合でも安全な視界を確保するこ
とができる乗用車用サンバイザーを提供すること
を目的とする。
〔手段〕
以上の目的は、弾性変形可能な材質から成るサ
ンバイザー本体の中空部の下端の一内壁面に少な
くとも2個の突起を形成し、前記中空部に該中空
部の幅より小さくかつ前記突起と、前記中空部の
前記一内壁面と対向する他内壁面との間の間隙よ
り少し大きい厚さの減光透明板を収納し、前記減
光透明板の下端面のほゞ中央に、把手が前記突起
間に位置するように取り付けられ、前記把手を前
記他内壁面方向へ引き、かつ下方へ引くことによ
つて、前記減光透明板を前記中空部から引き出し
可能とし、かつ引き出した時に前記突起と前記他
内壁面との間で弾性力及び摩擦力により保持可能
としたことを特徴とする乗用車用2段式サンバイ
ザー、によつて達成される。
〔作用〕
太陽光線の入射角が低いときには、サンバイザ
ーを下方回動位置へと回動させた後、減光透明板
を下方に引き出す。これにより、運転者に太陽光
線がそのまゝ直接、投射することが防止される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例による乗用車用2段式サ
ンバイザーについて第1図〜第6図を参照して説
明する。
図において、サンバイザーは全体として10で
示され、長方形状で中空のサンバイザー本体11
は回転軸12のまわりに回動自在に支持されてい
る。従来と同様に所望の回動位置までは回転軸1
2との摩擦力により保持される。
第4図〜第6図に示すようにサンバイザー本体
11にはスリツト状の孔11aが形成されてお
り、こゝに長方形状の偏光板もしくは偏光ガラス
14が収納されている。サンバイザー本体11の
一方の内壁面11bには一対の突起15a,15
bが形成され、偏光ガラス14はこれにより支持
されている。また、偏光ガラス14の下縁部には
突起15a,15b間に位置して把手13が設け
られている。
太陽光線の入射角が低くてサンバイザー本体1
1を第1図に示すように下方回動位置に回動させ
ても運転者6の目に太陽光線Lが投射される場合
には、第2図及び第3図に示されるように偏光ガ
ラス14が下方へと引き出される。すなわち、運
転者6は把手13をもつて第5図に示すように矢
印a方向に引き、次いで矢印b方向に引き出せば
よい。第6図に示すように偏光ガラス14は本体
11の一方の内壁面11bと対向する他内壁面1
1cと突起15a,15bとの間に弾性力及び摩
擦力により支持される。
偏光ガラス14を引き出せば、第3図に示すよ
うに運転者6の目には太陽光線Lが直接投射され
ることなく偏光ガラス14によつて遮られる。太
陽光線Lは偏光ガラス14によつて強度を低下さ
れた光線L′となつて運転者6の目に投射される。
結局、運転者6はサングラスをかけたと同様な効
果を得ることができる。
以上、本考案の実施例について説明したが、勿
論、本考案はこれに限定されることなく本考案の
技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例では偏光ガラス14が用
いられたが、これに代えて色ガラスや色付強化ガ
ラスあるいは減光効果のあるガラス、またはプラ
スチツクが用いられてもよい。要するに太陽光線
のまぶしさを減少させる透明材が使用可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の乗用車用2段式サン
バイザーによれば、簡潔な構成で操作性よく、太
陽光線の入射角が低くて、従来のサンバイザーで
は遮光できないような場合でも、サングラスをか
けることなく、これに対処することができる。実
用上、極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の乗用車用2段式サン
バイザーの斜視図、第2図は使用中の同サンバイ
ザーの斜視図、第3図は使用中の同サンバイザー
を運転手との関係で示す側面図、第4図は偏光ガ
ラスを収納した状態での第3図における−線
方向断面図、第5図は第4図における−線方
向断面図、第6図は偏光ガラスを引き出した状態
での第5図と同様な断面図、第7図は乗用車にお
ける従来のサンバイザーを他部材との関連で示す
側面図及び第8図は同拡大斜視図である。 なお図において、10……乗用車用2段式サン
バイザー、14……偏光ガラス、11……サンバ
イザー本体、11a……孔、11b……一内壁
面、11c……他内壁面、13……把手、15
a,15b……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性変形可能な材質から成るサンバイザー本体
    の中空部の下端の一内壁面に少なくとも2個の突
    起を形成し、前記中空部に該中空部の幅より小さ
    くかつ前記突起と、前記中空部の前記一内壁面と
    対向する他内壁面との間の間隙より少し大きい厚
    さの減光透明板を収納し、前記減光透明板の下端
    面のほゞ中央に、把手が前記突起間に位置するよ
    うに取り付けられ、前記把手を前記他内壁面方向
    へ引き、かつ下方へ引くことによつて、前記減光
    透明板を前記中空部から引き出し可能とし、かつ
    引き出した時に前記突起と前記他内壁面との間で
    弾性力及び摩擦力により保持可能としたことを特
    徴とする乗用車用2段式サンバイザー。
JP1984167598U 1984-11-05 1984-11-05 Expired JPH0313368Y2 (ja)

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JPS6181416U JPS6181416U (ja) 1986-05-30
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ID=30725387

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152621A (en) * 1979-05-15 1980-11-28 Hidetoshi Tamura Extensible antiglare device for car

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558417U (ja) * 1978-10-16 1980-04-21
JPS5975315U (ja) * 1982-11-12 1984-05-22 田中 勝美 自動車のサンバイザ−

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152621A (en) * 1979-05-15 1980-11-28 Hidetoshi Tamura Extensible antiglare device for car

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JPS6181416U (ja) 1986-05-30

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